前回のあらすじ
トータスから帰還したハルト達は平和な日常を謳歌している!
「おーいナツキぃ!パンドラボックス貰ったからシンフォギア世界でスカイウォールの惨劇を引き起こそうゼェ!もしかしたらスカイウォールの光浴びて あの世界の政治家連中も正気に成るかもしれないぞぉ!マイナスとマイナスでプラスになるんだぁ!」
「そんな野球やろうみたいなノリで誘うなよ!」
『いや待てよハルトにスカイウォールの光を浴びせれば元に戻る…無理だなこのバカに精神汚染は効かないんだった』
「実は…俺の心の中のエボルトがパンドラボックスを使えって言ってくるんだ!」
「そうなの!!」
「あぁ……エボルトやケケラは皆の心の中にいるよ!」
「んな訳あるかぁ!!アレが大量発生したら俺と景和さんが倒れるわぁ!!」
「ん?景和さん?」
「あぁあの事件の後、実は景和さんと『ケケラ被害者の会』ってSNSのグループ作って近況とか話してるんだよ」
「何だと貴様ァ……仮面ライダーの皆さんとSNSで会話ぁ……許せん…俺なんかショッカーや悪の組織ボス同士でのSNSグループしかないのに!!」
「いや悪の組織がSNSグループ作って作戦会議とかして良いのかよ情報統制なんだと思ってるの?」
「安心しろ銀狼に教えて貰って鍵アカ?ってのにしたから!!……そういやぁ創世王って心臓なのにどうやってスマホいじってんだろ?」
ハルトが下唇から血を流す程強く噛み締めながら嫉妬に狂っていたが
『フハハハ!これだから人間は面白い…』
「おい何かエボルトの気配がしたけど!!」
「まぁ並行世界では俺にエボルトが取り憑いた世界もあるだろうからな」
「うわぁ……何か嫌な組み合わせだな…」
「さっき魔人族を実験材料にしてロストボトル全部作ったしパネルもある……これで不思議な力が湧いたらどーーしよ♪どーする?何だかとても素敵ね、いーでしょ?いーよね?」
「良くねぇよ!それが許されるのRXだけだから!あと、何処かのおジャ魔女な感じがするんだけど!!」
「きっと毎日が仮面ライダーの放送日♪学校の中でスカイウォールの惨劇♪」
「母校がパニック!!」
「うるさいナツキはゲゲルのターゲットになっちゃえ〜」
「粛正!?」
「大きな声で『仮面ライダー最高!』サイリウム片手に、はしゃいで騒いで主題歌歌っちゃえ!」
『お前のそれはただの日常だよな』
「テストは0点、クウガは満点!ドキドキワクワクは年中無休!!ずっとずっとね!!年中無休!!」
『見ろよ…目が血走ってやがる…』
『会えたからテンションが天元突破してやがる』
『嫌だなぁ…その世界線』
「ふぅ………まぁ……エボルトの計画性と俺のノリと勢い…合わされば無敵だな」
『ターゲットにされた世界の人間は可哀想だな』
「いやエボルトが問題児に振り回されてると思うと不憫にならないよ、お前キルバスみたいだもの」
「そうそう……って誰がキルバスだゴルァ!!」
『周知の事実だろ?後先考えない部分とか』
とパンドラボックス片手に物騒な事へと誘うハルトであった
「あ、そういやぁ咲那ちゃんがお前探してたな」
思い出したように言うとナツキの顔が青ざめながら走り出そうとする
「ご、ごめんハルト用事を思い出したから俺帰るわ!」
「この世界に来た影響で何か『
「い、いやああああ!なんかストーカーみたいなスキルを手に入れてるうう!あの頃の無垢な咲那は何処に行ってしまったんだぁ!!」
orzの姿勢で慟哭するナツキの姿を流石のハルトも爆笑することは出来なかったが
「ヤンデレ化したのは、お前のせいなんだよなぁ…てか」
ースキルだけじゃなくて実はナツキの私物や私服にナノマシンサイズの発信機をつけてるのとか言えない…しあの部屋とかなぁ…ー
あの子、元からその素質あるんだよなぁ……だって前に
「ハルトさん…リモートのラウズカードを使えばどんな者でも操れるんですか?」
「いやいやリモートは封印を解いたり、解いた相手を洗脳したりする能力だから誰でもって訳じゃない」
「ならナツキ義兄さんをラウズカードに封印してリモートを使えば……義兄さんはずっと私のもの…私だけ見てくれる最高の義兄さんに…」
「やばい嶋さーーん!虎の姉さん、お願い!!この子の中に巣食う病みを何とかしてええええ!」
咲那が持っているラウズカードにいる屈指の良識人にして あの睦月さんの闇を浄化した2人ならと願うが
『それは無理だ』『諦めなさい』
「匙投げられてるぅ!?」
ーーーー
「陛下、お耳に入れたい事が」
「ん?何?……あ!シェフィールドとの結婚式のメニューとか?」
そうハウンドはあの戦いの後 シェフィールドにプロポーズをしたと…まぁ結果はOK 現在は共に式の相談をしていると幸せ絶頂期とはこの事だろう…トルーパー達もシェフィールドを姐さんと呼び慕っている
「お暑いねぇ!ハウンドさん!ヒュー!ヒュー!」
茶化すナツキを見てハウンドが
「奴を撃て」
「何で俺だけぇ!!」
ハウンドの指示でクローントルーパーが一糸乱れぬ連携でナツキを追い詰めていた
「それでどうしたんだよハウンド?」
「はっ!実は警邏のトルーパーが巡回中に傷だらけの青年を保護して病院に送ったと報告が」
「む?それは気になる話だな……この国に密入国する奴はいないだろうしカレラやウルティマが見逃すとも思えないな…取り敢えず会いに行くか」
「そう言うと思ってガンシップを手配してあります」
「流石だなハウンド」
そしてガンシップで飛び病院付近着地すると担当医と通信機越しに情報交換をする
「で、そいつの身分とか分かる者無いの?」
「探しましたが無いですな」
「そうか」
「ただ魘されてますね」
「来る前に何かしらがあったみたいだな……ハウンド、念の為に動ける部隊に待機命令を用心に越したことはない」
「はい直ちに」
「仮面ライダーでは大体、この手のパターンは見舞いした後に敵が襲撃してくる前振りだ」
「何て的確な教訓なんでしょう」
と話してると目的の部屋近くで
うわあああああああ!!
何か悲鳴が聞こえた!
「くそっ!何で俺が見舞いに行くと病院で悲鳴が聞こえるかな!!」
二亜の時もそうだったな!と思い出すと
「待てよ?二亜と同じなら大した事ない理由で叫んでるな…ふぅ焦って損したぁ」
『相棒、割とそうでは無いぞ』
「へ?」
『アレを見ろ』
促され目線を向けるとウルティマとカレラが町で喧嘩していた
「コイツは現行犯だよ!まだ調査が必要なんだ!」
「何を言うか!それならさっさと身柄を引き渡せ!!」
なんか犯罪を犯しただろう気絶している奴を無視して、だ
「なーんで、うちの司法最高責任者達が町の往来で喧嘩してんだ?」
「あの2人は普段から喧嘩してますよ?町では何方が勝つか賭けまで行われています」
「本当に最高幹部達が何してんだよ!!」
その声に2人も気づいたようで
「我が君!」
「ハル聞いてよ、カレラがボクのおも…こほん仕事の邪魔をするんだ」
「違う!邪魔しているのはどっちだ!!」
取り敢えずウルティマが犯罪者をおもちゃ呼びしたのは咎めないでおこう、俺も敵は人じゃないとか色々言ってるし
「成る程な、2人の言い分は分かるけど…その前に」
『バインド』
アナザーウィザードの魔法で犯罪者を拘束すると
「まずは犯人を拘束して皆の安全確認、そこから身柄とかの司法的な話でしょ…喧嘩してて犯罪者を逃げられる可能性があるのは感心しないなぁ」
「っ!すまなかった我が君」
「ごめんなさい」
「良いって事よ間違いは誰にでもある」
『あ、悪い…相棒が楽しみにしてたガヴの2〜3話の録画……間違えて消しちまったぜ!』
「問答無用で犯人はぶっ殺せぇ!!」
『間違い云々はぁ!!』
「あとニチアサ時間にゴルフ、マラソン、テニス中継は逢魔では極刑だぁ!!」
『それお前の不満だろう!!』
「ふぅ……失礼、んでこの愚かな罪人は何して2人に捕まったの?」
「仮面ライダーのグッズ転売」
「よし無間地獄(全身の神経細胞に死ぬ程の激痛を与え続けるが体は回復魔法で治され続け死ぬ事を許されない逢魔王国最悪の処刑方法)の刑だな」
「いいや無間地獄はやりすぎだぞ、この場合…逢魔の法律では最大で懲役半年だ我が君」
「そ、そんな!」
カレラの言葉を聞いて凹むハルトはそのまま独白する
「ごめんなさい師匠…俺は師匠達のグッズ転売した奴を半年しか牢屋にぶち込めない情け無い王様でごめんなさい…」
『死罪で良いのにな』
「はぁ……そう言えば何故我が君が此処に?」
「ん?あぁ警邏中のトルーパーが怪我した男を見つかった件でな」
「あぁその件か正直ボクも困ってるんだよ密入国したなら出所を掴まないといけないからね」
「まぁ確かに密輸とかそんなのあったら嫌だな、非合法の薬とか出回るのは困る」
「まぁ薬などは回させないがな」
「そんなのボクが許す訳ないじゃん」
「だよな…カレラはどう思う?」
「うむ…取り敢えず事情聴取すべきだと思う身元がハッキリすれば問題なかろう?」
カレラの意見に頷くハルトはため息を吐きながら病院の方向を見ると
「んじゃ会いに行きますかね」
と歩こうとしたら
「それなら私も同行しよう我が君、事情聴取が必要だからな」
「ダメだよそれはカレラよりボクだよねハル?」
両腕が万力の如き力で掴まれている…うむ、俺が普通の人間だったら即死だった
「じゃ、じゃあ2人と「「それはダメ」」おぉう」
「そう言う事だからカレラは離れなよ、ハルトが痛そうにしてるじゃん」
「離すのは貴様だウルティマ……我が君と行くのは私1人で十分だ」
まずい冗談じゃない気配…あ、皆逃げてる…流石は逢魔の国民だな この手の危機管理能力は優れている
と現実逃避してるが止めないとまずいので
「何?ボクとやる気?」
「あぁ良いだろう!相手してやる!」
「あ、あのぉ‥2人とも……」
ハルトが二の句を継ぐ前に手を離した2人による魔法の激突でハルトを華麗な車田飛びで宙を舞うのであった
因みにそれを見ていた病室の患者を見舞っていた一夏は
「あ、ハル兄が飛んでるなぁ」
「ハル兄…え!常葉ハルト王が!!」
「ほらあそこ」
「え……えぇ……」
困惑だったのは言うまでもない
そして
「あ、危なかった……超速再生や不死能力が無かったら即死だった!」
『本当タフだよなぁ』
「これくらいタフでなければ逢魔ではやっていけないさ」
そして目当ての部屋につくと
「どうもー「俺の時間軸では常葉ハルト様は敵の手にかかって…死んでるんだ!!」はい?」
何かとんでもないカミングアウトしてる所に来てしまった!!
「あ、ハル兄」
何故かいた一夏に思わず
「な、何で俺死人扱いされてるの?も、もしかしてそう言うイジメなの……登校したら…机の上に花瓶みたいな……確かにウォズや皆は最近俺を軽んじてるなぁとか思ってるけど…俺だって色々頑張ってるじゃん……うぅ…まさか、そこまで嫌われてたなんて……」
『軽んじられてる自覚あったんだ』
「あ、ちょっ!ハル兄落ち着いて!!」
「分かった……今日からご飯作らないよ…!こうなったら自棄だあああ!」
『逢魔最大の危機!』
「それは辞めてくれよ!!あぁ!もう助けて千冬姉!!」
閑話休題
「と言う訳なんです」
ハルトの色々誤解の解けると謎の青年 『
曰く 自分は一夏の前に現れるガッチャードデイブレイクの仲間として未来で戦う戦士という事
曰く その未来で死んだ筈なのに何故か過去に来た事
曰く
「未来のハルト様は敵の手にかかって殺されるんです!」
との事だがハルトは
「へぇ〜………え?」
驚いた顔で一言
「え?俺死ぬ事が出来るの!?」
「そっち!?」
『バカな…相棒が殺されるだと!そんな未来ありえない!』
『あの魔剣ダーインスレイブを心臓に刺されても回復薬風呂で1日つけたら治るような奴だぞ!』
『この男のタフさを超える男はカイドウ以外にいない!!』
「だよな…ちょっとウォズに聞いてみる!ウォズ!」
慌てて通信端末でウォズを呼び出すと
『何でしょう我が魔王?』
「俺って死ぬの?」
『まぁ生きとし生けるもの、いつかは死ぬでしょうね』
『いずれ死するのが人間じゃ!」
「いや俺は怪人だし、そんな歌的な感じじゃなくて何か俺、未来で殺されるんだって」
『何ですと!!誰ですかそんな未来を語る愚か者は!』
『ありえないでしょ!魔王ちゃんが死ぬ訳ないじゃん!』
『そうだ!ハルト様はあのダグバと殴り合って瀕死になる所か笑顔でわかり合ったのだぞ!』
『その通りじゃともハルト坊は八王とグルメ界で戦って生存している惑星規模の厄災じゃぞ!』
『存在そのものが生きる災害みたいな感じの魔王様が死ぬとかありえないです!』
「お前ら人の事をそんな怪物に思ってたの?」
「ハル兄のそれは常識的に考えてありえない事ばかりだから」
「そうなの!!まぁ良いや俺ってどんな風に死ぬの?やっぱりレジェンドライダーの皆様からの連続ライダーキック!それともオーマジオウ相手に劇的に爆砕とか!それとも……はっ!クウガのマイティキック!」
「死因が全部仮面ライダーな件」
「いやぁ推しの手にかかるなら本望でしょう!!で、どうなの!!」
「あ、いえ実は…仮面ライダーにやられてないんです」
「んじゃゴオマに下剋上された?」
「天地がひっくり返ってもないよ、それ」
「逆にハル兄がゴオマを締め上げてる図が思い浮かぶ…」
「だよなぁダグバ、エボルト、ユートピア、ゲムデウス、サジタリウスゾディアーツとオーマジオウのワンパン壊滅同盟にやられたか?」
『何だその不名誉チーム名!!』
「違います怪人でもないんです」
すると途端冷めた表情になり
「つまらんな未来の俺、仮面ライダーや怪人以外に負けたのか恥晒しだな…」
「あ、貴方に何が分かるんですか!!俺の時間軸の貴方は仲間を守る為に常に最前線で戦ったというのに!」
秋羅は怒りの表情を見せるがハルトはヘラヘラと
「そんなの当たり前じゃん、逢魔王国の国王としてそこに暮らす皆の生活や命は俺が守り背負うべきものだろ?なら俺は常に最前線で戦うべきだ…」
『それで死んだなら訳ないがな』
「だが分かったぞ俺を殺した奴が…今この時其奴を殺せば最悪の未来は回避できるし俺には犯人がわかった」
「ハル兄本当なのかい!」
「あぁ……犯人は…」
「いやぁ!針治療舐めてわ…肩こりがこんなに解れて…「お前ダァ!!」うわああああ!!」
通りすがったナツキにサマーソルトキックを狙ったが回避されたのであった
「何すんだよ!顎が砕けるだろうが!」
「うるせぇ!遂に本性を見せやがったなドリンクバー往復係!!」
「何で俺いきなりそんな殺意向けられてんの!!」
「生きたお前をそのまま溶鉱炉に投げ込んでアイルビーバックさせてやろうか!!」
「え?何!錯乱…はいつもしてるけど何でいきなり殺されかけてんのさ!!」
「ナツキ…デストロイ」
「おい待てえええ!」
「いやその人でもないんですよ」
「あ、そうか悪りいナツキ」
「誤解解けたなら関節技を解けええええ!!」
「え?このパロ・スペシャルで肩凝りを解消させてるだけだよ大丈夫大丈夫、もうちょい力入れてみるね!」
「じゃねえよおおおお!」
「地獄のシンフォニーじゃないだけマシと思え」
「それ未来のお前がエヒトにダメージ与えた技じゃん!」
そして話は続きそうなので
「ナツキ、自販機にコーラあるから買ってこい」
「え?何で俺が」
「うるせぇ今こそお前の真価を発揮する時だろうがドリンクバー往復係」
「いやそれただのパシリ!!」
「行け」
「ひぃ!行ってきまーす!!」
「よし話を続けろ」
「あ、あははは…(おいおい一夏から聴いてる話と全然人物像が合致してねぇんだけど!アイツどんだけ思い出を美化して伝えてんだ!!)」
そして話を最後まで聞いたハルトは
「成る程なぁ俺が死んで逢魔が崩壊、そんで空いた土地に黒幕が居座ってディストピアになってると…へぇ……中々に腹立つ情報な事で」
舌打ちして圧を放つと秋羅は震え上がる
これが逢魔王国 初代国王にして怪人達の王だと知る
「俺達の国に手ェ出すとは良い度胸だ…おいお前の未来への行き方教えろ俺が直接殴り込んで黒幕ぶちのめす」
「ちょっと待ってよ話聞いてた!ゴリラを殺すようなギガントピテクスがいるんだよ!行ったらダメだって!!」
「おい義弟よお前の中で俺はゴリラか」
「え?ハル兄ってゴリラじゃん……頭が」
「ほほぉ、生意気言うようになった一夏〜そんな悪い子にはお仕置きの時間だ」
「ちょっと待ってハル兄!この体勢は!レスラーGに教わった奴ぅ!!」
「くらえ!本場フランケンシュタイン博士直伝のフランケンシュタイナー!!」
『あの技の本場って何処だよ!』
「ごふぅ!」
「成敗!」
『いやフランケンシュタイナーにあの博士は関係ないぞ?』
「え?そうなの!!」
「何か俺の聞いてたイメージと全然違う……」
「ん?ほぉほぉ因みに未来では俺はどんな感じで伝わっているのかい?」
「えーと判断力に富んで予想だにしてない事も起点をきかせて対処、いつも冷静で賢く強くて逢魔に住む仲間や民を一番大事にしてくれる優しい王様と」
「ほほぉ!どうやら未来では俺の事が正しく伝わっているな!!いやぁ良きかな良きかな!!」
『だいぶ脚色されてるな』
『まぁノリと勢いで即断即決、そもそも考えなしだから予想だにしてない事だらけ…んでそれをその場で何とか解決、冷静で賢くはない…まぁ強くて仲間思いの部分しか合ってないな』
「お、おぉありがとな……ん?あれ?俺貶されてる?」
『それと誰だその理想的な王様?』
『そんなのハルトじゃねぇ!!』
『酷いプロパガンダを見た…』
「ほほぉ…おいちょっとカメラ止めろ、教育的指導だ」
閑話休題
「さーて皆、俺はどんな王かなぁ!」
『『『ハルトは最高の王様デス!』』』
「よろしい!!」
「げ、言論統制……」
「あ、今のハル兄情報を聞いた千冬姉から伝言だよ…えーと[嘘は辞めろ]だって」
「俺は妻にさえ信じられていないのか!!」
流石のハルトも反省したという
『あれ?俺達殴られ損?』
「んで。お前……本当に未来人なのか?」
「え、えぇ…」
「そうか…んじゃあ養生しろよ」
ハルトは部屋を出ると秋羅は首を傾げる
「アレが本物のハルト王か?」
「まぁ無理もないよなぁ」
「アレが…逆らう奴等を皆殺しにして笑顔以外の感情を奪い倒した敵の頭蓋骨で酒を飲むで有名な」
「ちょっと待ってハル兄ってどんな風に伝わってるの!?」
慌てる一夏を尻目にハルトは病院を出て少し思案を巡らせているが
「俺って死ぬんだぁ…」
そっちの方向に驚いていた
『いや気持ちは分かる』
「だけど、並行世界…それも未来だろう?どーやって行くかな?」
行き方が分からないと、うんうん唸っているが
ーそういやぁアイツが過去に来たのが未来の逢魔に残ってるポータルを介してならー
「嫌な予感」
立ちました!
「あ?」
同時に市街地から爆破が起こったのである
「まさかのテロ!?」
と慌てふためくハルトだが慌てず冷静に……クロックアップして現場へと駆けつけるのであった
そして駆けつけたハルトが見たものは突如暴れ出してるドレッドルーパーに襲われる市民と迎撃に来た クローントルーパー達
これは間違いない
「未来から来やがった…」
その頃
「まさかこの時代にいたか…まぁ良い、この時代の逢魔も我が手に治めてやろう行け!」
そこからドレッドルーパーか新たに投下されるのであった
ーーーー
そして
「トルーパー達は市民の避難誘導を!アイツらは俺が倒す!」
『ジオウ』
「ですが陛下、アレはエルフナイン様が研究されているドレッドルーパーではありませんか!まさか彼女が叛逆を!」
「それは無いな」
「何故?」
「だって今のエルフナインのドレッドにはこんな真似なんて出来ないから」
バトルレイダーの機能を応用してやっと連携が出来るレベルなら、ここまで自立判断出来る奴なんて未来技術としか呼べないだろうし
「あらあら楽しそうじゃない」
「アンティリーネ!?」
「旦那様、先に行くわよ?変身」
『rising』
最初からライジングイクサのアンティリーネに驚くも
「ったく!先走るなよ!!」
すれ違い様に斬りつけながら迎撃していくアナザージオウだが、自分の町故に今まで以上に大技が使えないときた
「あぁもう!敵の街なら遠慮なく吹き飛ばせるのぃ!!」
『落ち着けハルト!』
「分かってるよ……ん?」
ハルトが首を傾げると其処に現れた男は背後からドレッドルーパーを鉄パイプで殴打して倒した…彼は逢魔に最近加入したハルトの推しの1人
「ここかぁ…祭りの場所わぁ…」
浅倉威 参戦!!
「浅倉さん!!」
「おい魔王…暴れて良いんだよな?」
「はい!遠慮なくそのベルトのライダーは全員倒してください!!」
「あぁ……変身!!」
王蛇に変身した浅倉はベノサーベルを召喚してドレッドルーパーを切り裂くと
『strike vent!』
メタルホーンを紹介してドレッドルーパーの顔面をメタルゲラスの頭部を模した角で貫くと
『swing vent!』
エビルウィップで首を拘束そのまま締め上げて絞殺した
その光景に
「これが浅倉さんの戦い…間近で見られて感動だな!勉強になるぜぇ…」
『しまった!ハルトのバーサーカーぶりが加速しちまう!!』
「私は旦那様がバーサーカーでも構わないわ」
『いや止めろよ』
しかし
「陛下!各地でドレッドルーパーが暴れていると報告が!」
「クソ!手が足りないぞ!」
「……しかしながら幹部陣の皆様のおかげで被害は最小限であります!!」
「アイツら頼りになるな!」
「本当に今更ね、旦那様の下で戦って遂には神殺しすら成したのよ弱い訳ないじゃない」
「確かに!!」
「そして更に空から青い電車が現れたとの報告が!」
「は?」
首を傾げると同時に時空を超えて現れた青い…デンライナー その戦闘車両から降りてきたのは まるで最新車両 未来を思わせる青い装甲の戦士 そして身の丈に迫るだろう鬼のような顔をつけた大剣を持つ戦士だった
「ま、まさか……」
そして
「よっと、じゃあ行くかテディ」
『あぁ久しぶりに行くか幸太郎、カウントは?』
「10で」
『10、9…8』
刻まれるカウントに従い、青い戦士はドレッドルーパー三体は
『FULL CHARGE』
「たぁ!!」
『0』
大剣に宣言した通りの時間内に倒されたのである
「へぇ、ねぇ旦那様…アレは味方かしらそれとも敵?」
「どーだろ」
と冷や汗を掻きながら武器を構えると
「あ、お前が爺ちゃんが言ってた魔王か」
「へ?」
ドライバーを外して変身解除して現れたのは若い青年と礼儀正しい青鬼……間違いない!!
「ま、まさか野上幸太郎さんにテディ!ほ、本物だぁ!!!」
ハルトは変身解除して、わーーい!と喜ぶとライジングイクサも変身解除してアンティリーネもやれやれと溜息を吐く
「はぁ…旦那様の態度を見るに敵じゃないみたいね」
と呟くと
「待たせたな大将!加勢に来たぜ…って!何でお前が!!」
「ゴーストイマジンにNEW電王……っ!そうか!お前たちは劇場版で絡みがあったな!」
『なんてメタな解説!』
「お前は死郎の手下!!」
「今は違うぞ俺はこの常葉ハルト王の側に仕える逢魔四天王の1人だ」
「へぇ、爺ちゃん達に卑怯な手使って追い詰めた奴が幹部か…以外と大した事無さそうだな」
そういやぁゴーストイマジンの奴、モモタロスを瀕死に追い込んだよなぁ…とぼんやり思い出していると
「何っ!!丁度良い機会だあの時の決着を「待て」ちっ!運の良い奴だな」
「そっちがな…となるとやっぱりアンタが爺ちゃんの言ってた魔王か」
「あの実力者が素直に従う奴だ油断するな幸た「すみません!ファンです!サインください!!!」ろ?」
警戒する前にハルトがサイン色紙片手にお願いする姿に思わず閉口するテディであった
「やっぱり爺ちゃんの言った通りだよ」
「り、良太郎さんが俺について何て言ってたんですか!!」
「会ったらいきなりサイン頼んでくる変な奴って」
「お、推しに認知されてるううううう!!!」
「いや褒められてねぇぞ大将!!それで良いのか!!ったくそれよりもだ大将、俺達が今回の犯人みたいな奴を捕まえたぜ!」
「何!」
連続びっくり情報に困惑するハルトだが
「すごーーい!これが異世界なんだ!」
『ホッパー!』
「ち、違うんです!私達は敵じゃなくて!!」
「何でこうなる」
トルーパー達に連行されたのは青い制服に身を包み矢印の刻まれた指輪を持つ3人の男女……っ!!
「どうよ見るからに怪しい奴等だろ!」
「何してんだ大バカ者!!!!すぐに拘束を解け!」
「は?」
ハルトは慌てて駆け寄り自らで拘束を解くと
「大変申し訳ございませんでしたぁ!!一ノ瀬宝太郎さん!!」
「え?何で俺の事を「ガッチャードのファンです!サインください!!」へ!本当に!やったあ!」
「一ノ瀬のファン……?」
「笑えないジョークだ」
「あ、貴方達は!九堂りんねさんに黒鉄スパナさん!?本物おお!!お願いしますサインください!!!」
やったー!わーーーい!と飛び跳ねて喜ぶハルトであった
『いや浮かれるなよ!!』
『しかしコレに怪人の運命賭けたオーマジオウって今更ながらにバカじゃねぇのって思うわ』
『まぁ今はそうでも未来は…な』
『不穏なフリを残すな、取り敢えず相棒を止めるぞ!おい!そんな事より各地で暴れてるドレッドルーパーを止めないと!』
「そ、そうだな…うむ!皆聞こえるか!」
『あぁ結婚前のアホ旦那が発狂してる声がな』
『ドレッドルーパーなら鎮圧しました』
「よーし!ドライバーを剥ぎ取れキャロル、銀狼と束、唯一でデータ解析を頼む」
『良いだろう』
『了解』『あいあいさー!』
『分かりましたよ』
「アンティリーネは錫音と一緒に病院まで行ってくれ怪我人の治療を」
「分かったわ旦那様」
『はいはーい』
「千冬とベアトリスは病院の護衛だエヒトに操られた寝たきりが2人いるからそっちを頼む」
『分かった』『お任せあれぇ!』
「翔鶴、瑞鶴は艦載機を飛ばして周囲の警戒、ベルファストとオイゲンはトータスに行ってガーランド領にも報告を頼む」
『かしこまりました』『了解よ指揮官』
『ハルト、私は?』
「あかねはカレンと一緒に議事堂にお願い、モスとシエンもいるから合流して状況の整理をお願い」
『うん分かった!』『お任せを』
「ハウンドはトルーパー隊の指揮だ、戦闘跡地での民間人の捜索や手当てを頼んだ」
「イエッサー」
「ウォズは旧四天王を率いて、テンペストに報告を頼む」
『かしこまりましたが、それでは我が魔王を守る者がいませんが』
「それはネガタロス達、四天王に一任する」
その言葉にゴーストイマジンは喜色に満ちた顔をしウォズは逆に悔しそうに顔を歪めた
「やっと俺達の出番か長かったねぇ〜」
『納得行きません!今回は「命令だ」くっ…かしこまりました直ぐに完了して戻ります!』
「お前たちはゆっくりテンペストで観光でも楽しんでな」
「ゴーストイマジン」
「あぁネガタロスや牙王は既に傘下連中に話をつけてるし一夏は病院で患者といるぜ」
「怪我してようが関係ねぇ、そいつを直ぐに議事堂に引き摺り出せ敵のスパイの可能性がある」
最悪は公開処刑だと それに少なくとも此方としても信頼が置けるかはそこで判断する
「OKだ」
『ハルト!それはあんまりだろ!』
「奴が来てから敵の攻撃が始まった、偶然の一致で片付けるには不自然な部分もあるし奴からの話もあるから白黒ハッキリさせたい、メモリーメモリで奴の記憶を抜き取って俺自らが見極めてやる…カレラ!」
「呼んだか我が君」
「大至急裁判を開く用意をしろ、市民の目の前で事実確認だ ウルティマよ弁護人は立ててやれそれぞれ対処が終わった幹部達は会議室に来るように」
「はいはーい」
「誰か知らないがウチに手を出した報いをたっぷり味わってもらうぞ」
『その手に持ってるサイン色紙が無ければ決まってたんだがなぁ…』
予告
襲撃により混乱する逢魔、幹部達の会議の末 秋羅は裁判にかけられる事に!
「判決…
カレラからの判決は!
次回 疑わしきは罰せよ! お楽しみに!