前回のあらすじ
ハルトが死んだ未来から来たという青年 鉄秋羅の話を聞いた直後 ドレッドルーパーによる奇襲を受けたハルト達
NEW電王の助力で退けたが、何故か現れたガッチャード組を拘束してしまって、もう大変!!だけど誤解が解けて一安心したよ!
「明日はもーーっと良い日になるよね!ね、ラットファンガイア?」
「「「「「ヘケ!!」」」」」
「真面目にやれ!!あと数多くて怖えんだけど!!」
「だーーいすきなのは!ひーまわりのたねー!」
「「「「「俺も!!」」」」」
「何でそのコールアンドレスポンス知ってるの!!」
応接室
「ほんっとうにウチの者達が申し訳ございません
でした!!」
ハルトが頭を下げる姿に宝太郎は明るい口調で
「いやいや誤解も解けたんだから気にしないで」
「うぅ……何とお優しい……」
「ねぇ本当にあの人がこの国の王様なの?」
りんねに尋ねられたゴーストイマジンは笑いながら答える
「あぁ以外だろ、それと悪かったなろくに確認もせずに捕まえて」
「全くだ」
「ま、王様の形も色々って事だ大将!そろそろ時間だぜ」
「おう!あ、そう言えば俺の嫁が地球を錬成した大物錬金術師とお話ししたいとのことでしたのでお願いします」
「へ?」
「んじゃキャロル」
「あぁ任せろ」
大人モードのキャロルが部屋に入ると
「お前が一ノ瀬宝太郎…仮面ライダーガッチャードか、オレはキャロル あのバカの嫁だ…まぁそれは置いといて あの地球を作った錬金術をどうやったのか教えてほしい!」
「え、えぇ!」
「あそこ迄の錬金術をオレは見たことないのでな!惑星を錬金するなど初めてみたのだ!」
「あ、はぁ…」
熱心に話すキャロルと応対する宝太郎達であったが キャロルの後ろにいた一夏を見て宝太郎は
「あ!君がこの世界のガッチャードなんだよね!俺は一ノ瀬宝太郎 宜しく!」
「織斑一夏です宜しく」
握手する2人のガッチャードであった
そして会議室 重苦しい空気の中 テスタロッサがまず被害の報告に入る
重軽傷者多数、建物の損壊多く、現在も捜索中との事で
「現在は超警戒体制を敷いていてサンジェルマン達が錬金術で建物を修復している」
「そういやぁ宝太郎さん達だけなのか錆丸先輩やミナト先生にもお会いしたかった…」
「はい感動してるハルトは放置して話進めるよ!まずはドレッドルーパーから!」
「ん…私と束、唯一、キャロルが調べた結果 アレはエルフナイン製のドレッドルーパーじゃないのが判明した」
銀狼の報告で一先ず安堵する面々だったが
「同時に我々に共通する技術も確認したけど」
「あの自立システムは前にいっくん達が戦った銀の福音に連なる暴走と同じだねぇ〜」
「つまり逢魔のドレッドルーパーが外部のハッキングを受けて暴走した?」
「そうなるけど私達側はエルフナイン製のドレッドルーパーは一台も盗まれずに保管されてるしドライバーも全部あるよ?」
「なら誰かが自作したドレッドルーパー?」
「結果で言えばそうだね、けど私の見方は違うかな」
全員が新メンバーにして幹部の座を得た技術者 木原唯一に動く
「アレが彼の言う通り未来の支配された逢魔から送られた代物って可能性が高い、でないとドレッドルーパーに施されてる今の技術では再現出来ない部分の説明がつかないよ」
だよなぁと沈黙する面々だが唯一は
「しっかし作った奴は秘密保持も考えてないですねぇ私の先生なら自爆装置とか入れるのに!あぁダメだ私の中の木原が今直ぐに鹵獲したドレッドルーパーを魔改造しろと囁く!…と言う訳で改造してきまーす!」
「え、それ大丈夫なの?」
「ドレッドルーパーが変形合体するから宜しくぅ!!」
「行ってよし!」
「じゃない!全力で止めろ!!」
「ははは!今の私を止めれると思うなぁ!!」
逃げ出す唯一を見てトルーパーが何人か慌てて追いかけるが…捕まらないのであるハウンドは溜息を吐きながら
「何故、逃げる女性1人捕まえられない!と本来は叱責する場面ですが陛下の奥方候補ですからなぁ」
「ボスの伴侶や関係者が常識なんてつまらない枠組みで判断する方がおかしい災害の嫁もまた等しく災害のようなものだろう」
「ネガタロス?」
「それだと束さん達も災害認定だねぇ〜」
「と、ゴーストイマジンが言っていたぞ」
「んな事言ってねぇよ!!」
「へぇ」「ふーん」「ほぉ」
「悪魔3人が俺をロックオンしたぁ!助けてくれ大将!」
「がんばれ」
「大将!?」
とまぁ場が和んだがカレラは思い出したように
「依頼の通り裁判の準備はしているぞ我が君」
「あぁ頼んだ」
ーーーー
そして開かれた公開裁判 まだ事件から日も浅いが多くの人が駆けつけてくれた見れない者達も映像で見てくれている
その被告人席には何か もう訳の分からないって顔をした秋羅がいた…てか
「なーんでお前が弁護人してんだよ一夏」
「いやだっておかしいだろ状況証拠だけで秋羅が犯人扱いなんて!そんなのハル兄がするなんて信じられないから俺が弁護する!!」
「そうか?」
『まぁお前、俺達がアナザーWを避雷針にしてもそれを間に受ける位だしな』
「アレは良い文明だな」
『そんな文明滅んでしまエ!!』
「まぁアレだ今回、俺はこいつの真意を探りたいだけだよまぁ犯人に加担しているならば問答無用で処刑だがな」
「ハル兄!」
「一夏、今この場では俺は王としている言葉は選べ四天王」
「っ!」
一夏、後でちゃんと謝るから けど一夏も学校とは言え千冬を授業中にプライベートな呼び方してるよね?流石にアレは公私を分けなさいと言いたい
「静粛にしてくれ我が君、これは裁判だ…ならば此処は司法を司る私の顔を立てて貰おう」
普段の暴走ぶりは何処行ったか その顔は真面目に職務に当たる逢魔の最高裁判長としてのカレラがいた
「分かったよカレラ裁判長」
「うむ、では初めるぞ!」
そしてカレラは淡々と現状からの容疑の一覧を読み上げる姿に
「カレラの仕事ぶり初めて見たけど逢魔の法律をあそこまで的確に把握して判例も直ぐに引き出せるのは凄いな…」
三人娘は逢魔の法律を一度見ただけで暗記した上にその問題点を指摘するくらいに凄い
まぁ契約の穴を突くのが悪魔のセオリーならばその辺は適材適所だし有能過ぎるのだ
実際 テスタロッサは宰相なのもその辺が理由だったりする
だが
「むー」
ウルティマは露骨に不機嫌になった相変わらずの仲の悪さだなと困った顔をするが
「はいはいウルティマは妬かないの」
ちゃっかりハルトの膝上に腰掛ける辺りしっかりしている
「カレラが活躍してるとか見てるのムカつく…」
「はいはい」
「あのね!ハルからしたらナツキが大活躍して仮面ライダーに褒められる位の嫉妬が今のボクにあると言えば分かる!」
「!!!」
その時 ハルトに雷が落ちたような衝撃に襲われた
脳裏に流れた存在しない記憶
ナツキの活躍にサムズアップで答えるクウガの姿
その光景にハルトは顔面蒼白となり震えながら
「そ…それは大変だ…ナツキが仮面ライダーに褒められるなんて……ごめんこの後にナツキを公開処刑して良い?トルーパー派遣して捕縛させるよ」
流石にやり過ぎだと思ったのかウルティマも
「いや流石に裁判はしてあげようよ」
「我が君!ウルティマ!静粛に!!」
カレラに怒られたのであったとさ
そして一夏はアリバイ等で弁護すると
「ならば真実を確かめるとしよう、我が君!メモリーメモリで記憶を抜き取ってくれないか」
「勿論だとも」
そして彼に近寄ると
「いやぁごめんね、こうでもしないと周りが君に強く当たるだろうから白黒つけたいんだよ」
「構わない確かに今の俺は疑われて当然だからな」
「という訳で失礼!」
『memory!』
そこに現れた映像には荒廃した逢魔の姿と逃げ惑う民草 んで何故か踏みつけられている俺の肖像画とそして 1人
「変身!!」
仮面をつけた敵と戦う ガッチャードデイブレイクの姿があった
「こりゃあ‥マジか」
ハルトの言葉が代表されていただろう、その想いは裁判を傍聴していた市民達にも広まっていたのだ
更に現れた ソロモンに変身していたプレミアムオーディエンスの説得により事を得たのである
「という訳だ、判決は無罪 此奴には罪はない!改めて真犯人を探して捕らえるぞ!!」
おおお!と周りは拳を突き上げたのである
ーーーー
「しかし我が君、何故公開裁判にしたんだ?」
「うーん、アイツとエルフナインが犯人じゃないよって知らしめる為かな」
ドレッドルーパーはエルフナインの研究で誕生しているので彼女が犯人ではと疑惑もある…それを晴らすのも大事な事だ
「最悪のスケープゴートにアレをか」
「違うから、彼の疑惑も解消するのが前提だから」
黒い事考えてる面々にハルトは答えるも
「実際、その未来に殴り込むのはどうしたものか」
「我が君にはアナザータイムマジーンやアナザーデンライナーがあるだろう、それを使えば良いのではないか?」
カレラの言葉にそうだけどもと言葉を濁し
「けど今回は分岐した未来の世界に行く事になるけどデンライナーやタイムマジーンは縦の時間軸にしか動けないからなぁ」
アナザーシノビを倒す為に仮面ライダーシノビのいた世界に行こうとしたがタイムマジーンでは到着できなかった事から考えると その世界に行く条件のようなものがあると踏んでいるが
「それが分からないんだよなぁ」
「オーロラカーテンは?」
「アレはどっちかと言うと世界から世界の移動じゃ……ん?」
いや待て 確かジオウでツクヨミがバスジャック事件を調べた時に 士さんがオーロラカーテンで世界を転移してソウゴさん覚醒の瞬間を見せていたな!
「オーロラカーテンは時間移動も可能?それを使えば行けるの?……いやだけども」
『本当、お前はこの手の知識量は豊富だよなぁ』
「まぁな!仮面ライダーと料理の知識量だけは誰にも負けないという自負がある!」
「なら俺の力を頼って貰おうか魔王」
と骨付き肉を食べる牙王を見てハルトは理解した
「牙王?……あぁ!ガオウライナーか!!」
「そうだ」
電王にも登場した人の記憶が介在しない時間すらも走れる神の路線 それを走ることを許された唯一の列車が ガオウライナー を有している事を
「そうか…神の路線なら行けるかも!!だけどマスターパスがないと「あるぞ」流石牙王!だけどいつの間に!」
「ま、色々とな」
「そっか!深くは聞かないけどコレで未来に殴り込めるな!」
「決まりだな」
「よし念の為攻め込むメンバーを選抜するか牙王を連れて行くから四天王は決定として…後は…」
「ハルト」
「何だ銀狼?」
「私はここに残って敵がゲートを開いたらそれを利用しようと思う」
「というと?」
「アレだけのゲートを展開し続けるのは大量のエネルギーが必要、それならこっちからハッキングしてエネルギーを逆流させて送り返して未来でドカン」
「それ面白そうだね束さんも手伝うよ」
と作戦も練りながらの中
「んじゃメンバーだが浅倉さん!」
その言葉に席の端に座ってた浅倉はゆっくりと目線を向ける
「俺か?」
「一部を除いて敵だらけだから好きに暴れてください!」
「そりゃ良いな」
上機嫌な浅倉さんを見てハルトはウキウキであるが
「未来の逢魔に血の雨が降るな」
「んでネガ音也」
「良い人選だ任せろ魔王」
やはり此処は頼れる仲間が必要であるし
「それともう1人、神の才能を持つものへの助力を願いたい」
というとハルトのスマホからバグスターウィルスが現れると立ち上がったのは
「私の才能が必要になったか魔王?」
「えぇ力を貸してくださいネオ黎斗さん」
「良いだろう見せてやろうではないか、この神の才能を!!」
「このメンバーで未来に行こうと思います!!」
ネオ檀黎斗参戦だが、
ハルト、ネガタロス、牙王、ゴーストイマジン
浅倉さん、ネガ音也、ネオ黎斗
そのラインナップに待ったがかかる
「お待ちを陛下!!そんな血の気の多い面々では余計な軋轢を産むだけでは!」
「ハウンドの言う通りだぜハルト!そのメンバーは国を守りいく奴等の面構えじゃねぇ!そんなスーサイドスクワットみたいな悪党オンリーなチームで大丈夫か!」
「大丈夫だ問題ない」
「それはダメなフラグだろうが!!」
「『
「うおおおい!」
「ネガ音也は一応は冷静な判断が可能でネオ黎斗さんはバグスターの力を使っての電子戦が可能だし浅倉さんは言うまでもなく戦闘力だな四天王は言わずもがなだし今回は過剰な戦力投入は出来ないから少数精鋭でいく」
以外と考えているハルトに驚く面々だが
これは国を守る戦い 勿論 未来も大事だが俺の帰る場所を守るのが一番 となると
「この最大戦力が好ましい」
「でしたら…」
「テスタロッサ達には俺の留守を任せたい…ただ俺不在の舵取りは別に任せるから3人には補佐を頼みたい」
3人の誰かを任せると大変なのは理解している
今までの経験からして、この3人の誰かを1人を頭一つ抜けた地位につけると必ず仲違いする ならば三竦みの維持が絶対である
忌々しい幼少期 その頃の些細な楽しみは仮面ライダーの他に祖父の家に会った古代中国の歴史書 史記や三国志である
武力だけで国を起こしたとんでもバトルマシーンな項羽を倒した
劉邦は彼と正反対の人たらし、人事の天才 将を率いる将と呼ばれていた
実際 彼は国を作った後 配下を三竦みにして見張らせてあっていたとされる部下達も警戒し合っていたが三竦みが崩れると同時に部下が「三竦みが崩れた今、恐れるものはない!」と謀叛した なんて例もある
それが項羽の元部下で彼の戦術を使うというのだから因果は巡るものだ
「まぁ俺のやってることは項羽なんだけどな!」
『敵対する奴は皆殺し、捕らえた奴等も悲惨な末路で腕っぷしだけで王様になった辺りか?』
「だねだね……ん?アレ?客観的に見ると俺ってヤベェ奴?」
『え?今更?』
『ガーランドの首都攻撃の時も立て籠りしてる奴等の根城を笑いながら焼き討ちしたよな』
それを例にするとテスタロッサに任せたいが危険だな ウルティマやカレラがどう動くか分からない となると3人が納得する実力を持つ者となれば
「よしアリエル」
「はいはーい!」
「俺の代理を任せる政治はテスタロッサ、軍事はハウンドの意見を良く聞くように」
「分かったよ!まぁハルトは直ぐに帰ってくるだろうけどね」
「おうとも!」
そう答えると
「よっしゃ!牙王、お世話になります!」
「おう早く乗れ魔王」
「はい!石室コマンダー!」
「それは違う奴だ」
中の人ネタ炸裂しているが冷静なツッコミ、出来るなと感心しているとガオウライナーが停車する そこに浅倉、ネガ音也、ネオ黎斗、四天王と確かに平和よりも混沌と破壊を生み出すようなチームが乗り込もうとするが
「我が魔王!何故我々ではなく其奴等なのですか!」
ウォズと旧四天王がそう言うとネガタロスは悪い顔で
「悪いな先輩達、この電車は四天王と魔王専用車両なんだ」
「え!マジで!!」
「騙されないてください我が魔王!!」
「まぁ適材適所だな」
「そんな「あのな!ファイズフォンXとかで通話できるのお前達だけなの!」あ」
そうマトモな通信手段を持つのは彼等だけなのである
「と言う訳だから留守は任せた!」
それだけ言ってガオウライナーに乗り込もうとした時
「俺達も付いてくよ」
「ガオウライナーと連結してくれ」
幸太郎さんとテディも同行してくれるとの事だ
「お願いします!!」
そして
「ねぇ俺達も良いかな!なんか凄いガッチャがありそうな気がするんだ!」
「どうぞどうぞ!!」
ガッチャード組も参戦と決めたのであるがNEWデンライナーに乗る事になったのは悲しい…と涙を拭きながらも
「ふぅ……」
一夏と秋羅が目の前に座る
「悪かったな言いがかりのような裁判なんざ吹っかけて」
「いや貴方には貴方の考えがあると分かったから気にしてはない」
「そうか」
「それにこの礼はあの未来を何とかしてくれたらで許す事にする」
「わーったよ任せな」
「なぁハル兄」
「ん?」
「彼処の人は何してるの?」
一夏の指差す先には檀黎斗「ネオ檀黎斗だ!」ネオ黎斗がノートパソコンを開いて遮二無二にキーボードを叩いていた
「あぁ今のあの神を邪魔しない方が良い」
「え?なん「私のクリエイティブな時間の邪魔をするなぁ!!」はい!」
「こうなるから」
ハルトは分かってましたよという顔で頷きながら ゲーム機を起動しマイティアクションXで遊ぶのであった
数十分後
「んじゃ、食堂車でご飯作るかなぁ〜」
と言うなり秋羅以外の目の色が変わる
「何が食べたい?」
というと 肉!魚!野菜!とオーダーする面々に ハルトは笑顔で了承するのであった
そして目的地に到着したハルト達が見たものは
荒廃した逢魔 瓦礫と化した街並、燃え盛る建物
正にこの世の終わりとも言えるような光景であった
取り敢えずガオウライナーを隠蔽しているがこの光景に
「っ!!」
ハルトは忌々しいと言う表情を浮かべるが、この怒りは敵にぶつけようと深呼吸する
「落ち着いてねハルトさん」
「宝太郎さん…ありがとうございます」
「よし秋羅、まずは君の仲間と合流を図ろう」
「はい、では此方に……っ!伏せて!」
そう言われて慌てて伏せると ドレッドルーパーと手錠に繋がれた大量の逢魔の民達であった
「さっさと歩け」
とドレッドルーパーが動きの遅い民を蹴飛ばす
「浅倉さん」
「やっとか」
2人はこっそり離れるが自分の顔馴染みだった一夏は怒りのまま立ち上がろうとする
「アイツ!」
「落ち着け一夏!」
慌てて友人を制する秋羅はアレが今の逢魔だと説明するのだが
「あれ?ハルト王は?」
一番把握してないとダメな人がいないではないかと首を傾げているが四天王達は頭を抱えていた そうこの場合 真っ先に止めないとダメなのがハルトであるのだと
「彼処」
ネガタロスが指差した先には
「俺の国の仲間達に何してくれてんだぁ!このブリキ野郎!!!」
目にも止まらぬ速さで走り出すと同時に放ったドロップキックでドレッドルーパーを瓦礫の壁まで吹き飛ばしていたハルトと
「イライラするなガラクタぁ…」
鉄パイプ片手にドレッドルーパーを背後から、めった撃ちにする浅倉がいた
「何してるんですかあの人達!!」
秋羅のツッコミが空にこだました…未来の逢魔であったが
「まぁ無理もないボスは待てが出来ないからな」
「止まったら死ぬマグロ並に止まらないからなぁウチの大将」
「それ以前にあんな光景を見て魔王が我慢出来る訳がない」
「「違いないな」」
と笑い合う四天王とネガ音也達、因みにネオ黎斗はガオウライナーの中で何かを制作していたが
「え?王様ってそんな感じなの?」
「爺ちゃんから聞いてた通りじゃん」
そう溜息を吐いた幸太郎と宝太郎であった
だが彼は敵には情け容赦ない苛烈さを持ちながら仲間を傷つけられたら 誰よりも激昂する
それは逢魔の民なら誰もが知っている
故にだろう
「は、ハルト……様?」
捕らわれた民達がありえないという表情から涙を浮かべながら尋ねたのは
「おう!もう大丈夫だ安心しろ……俺が来たぁ!!」
サムズアップして笑顔を見せる、その姿に歓喜の声を上げるのは言うまでもないが
敵に向けるは憤怒の顔である
「おいブリキ野郎ども俺の仲間に手ェ出したんだ…タダで済む訳ねぇよなぁ!!行くぞ浅倉さん!!」
『グランドジオウ』
「あぁ」
「「変身!」」
『アナザーライダー!グランドジオウ!!』
ハルトらアナザーグランドジオウに浅倉は王蛇に変身する
そのままアナザーグランドジオウはドレッドルーパーの両肩を掴むと同時にヘッドバットをお見舞いして怯ませながら
『ジオウ』
ライダーレリーフに触れ過去の時間軸のハルトが現れたのだ
「ヒャッハー!!皆殺しの時間だぜぇ!!」
アナザージオウのハルトが笑いながらアナザーツインソードを持ってドレッドルーパーを切り刻んでいくのだが
「あんなテンションの俺っていたか?」
『お前、普段はあんな感じだぞ』
「え?嘘でしょ?」
だが
『おい相棒、俺達にもやらせろ…覚悟して来たが実際にあんな光景見せられて我慢出来ん!』
「だよな、暴れろ!!」
『鎧武、ゴースト、ドライブ、W、ディケイド』
「「「「「はああああああ!!!」」」」」
全身にあるレリーフを触りながらアナザーライダー達を召喚すると彼等もドレッドルーパーに襲い掛かる無論 アナザーグランドジオウは
『カブト、ビルド、ファイズ』
スピード特化組に捕まっていた民達を安全な場所へと避難させていたのである
その流れるようか動きに
「これがハルト王…」
「まぁそうなるよね普段のポンコツ具合見てたら」
一夏が肩を叩いて頷くと
「頭は空っぽの鳥頭でもハル兄は絶対に仲間を見捨てない、必ず助ける…だから安心してくれ秋羅のいた未来も必ず何とかしてくれるから」
「あ……あぁ……ありがとう」
「喜ぶのは早いぞ新人」
だが全員は笑いながら、答えるのであるが
その数分後
『アナザー!オールトゥエンティ!タイムブレイク!!』
『FINAL VENT!』
アナザーグランドジオウと王蛇のWライダーキックでドレッドルーパーは木っ端微塵になったのである
「ふぅ……これで良し!」
「じゃないだろう!!」
一夏がハリセンで変身解除したハルトの頭を叩いたのである
「何で?」
「いやいや!こう言う時こそ冷静に状況見て動くのがハル兄でしょ!」
「仲間が目の前で傷ついてるのを黙って見ていろと言うのか!!」
「ハル兄が主人公みたいな事言ってる!…じゃない俺達が未来に来たのが敵にバレたじゃん!」
「大丈夫だ目撃者の口と目は封じたから問題ない」
「だからってちょっとは考えろよ!」
再びハリセンで叩く一夏だったがハルトは
「よし、お前達!これから安全な場所に移動しよう」
「「「「はい!ハルト様!!」」」」
元気を取り戻した民達を見て安堵するハルトだが
「お前達…」
一拍置いて目を見開きながら尋ねる
「今何処が安全な場所なんだ!!」
「考えて喋れ!!」
一夏がツッコミする光景に四天王達はぼんやりと
「「「(あぁナツキやウォズって苦労してんだなぁ)」」」
と朧気に理解したのであった
そして民達の案内に従い 彼等の拠点とされる場所に向かうハルト達であったが
「ハルト様、其方の方々は初見ですが…何方様で?」
「へ?浅倉さん達知らないの?」
「え、えぇ…」
「そうか」
少し真面目な顔で何か考えこむハルトであったが 近くで大きな爆発音がしたので
「っ待ってろ!今助けるゾォ!!行くぞ浅倉さん!!」
「彼処が次の祭りの場所かぁ…」
と2人が全速力で駆け抜けるのであった
「音に反応して走るとかダチョウじゃないんだから…てか猪かよ」
「…ボスの脳みそってダチョウ並か?」
「それ大将に言ったら締め上げられるぞネガタロス」
「あの音が用意ドンに聞こえたんじゃないか?」
「「「あぁ、あるある」」」
と頷く面々だがネガ音也がポツリと
「あんな性格だったから敵の罠にハマって死んだとか有り得ないか?」
「「「「!!!」」」」
四天王達は ハッとした顔でハルトの走った先を見て
「いやいや追いかけないと!」
「そうだな!くそっ!何であんなに自由奔放なんだよ!」
「千冬姉達いないとハル兄はあんな感じなんだ!」
「誰か大将のブレーキになってくれ!」
「仕方ないな今からでも戻って連れてくか?」
「そうした方が良いかも」
そう言いながら追いかけるのであった
そして爆発音がした場所では
「はぁ………はぁ……」
息も絶え絶えになっているガッチャード・デイブレイクと相対する 謎の仮面をつけた3人組がいたのである
「これで貴様も終わりだ、過去を変えたみたいだが結果ほ変わらない ここで貴様は死ぬ「のはお前ダァ!!」ガバァ!」
仮面の下でキメ顔してだろうリーダー格を全力疾走からのドロップキックで蹴飛ばしたのは
「俺、参上!!」
常葉ハルトであった
しかしデイブレイクは彼を見るなり動揺した声音で尋ねる
「は……はる……」
それは敵にも言える事で
「と、常葉ハルトだと、バカな!貴様は既に死んだ筈だ!」
だが
「愚か者めが!この俺が普通に殺したくらいで死ぬものかぁ!!」
ドヤ顔で言うハルトにデイブレイクの後ろにいた民達は困惑するが
「この微妙に抜けてる感じ、間違いない!本物のハルト様だぁ!!」
おおおおおおお!!!と歓喜に沸き士気が高まっていった
「ならばもう一度殺してやろう!やれ!!」
「「っ!」」
「甘いな…出番です!!」
「はは…らぁ!!」
と側にいた仮面達は懐なら変身アイテムを取り出そうとしたが背後から現れた浅倉さんの奇襲に気付かなかった!突如殴られ昏倒させられると
「此処かぁ…祭りの場所は…」
浅倉さんは楽しそうに笑うが
「はーーはっはっ!これぞ逢魔よ!!」
「後ろから変身前に攻撃など…なんて卑怯な!」
敵にそう言われるが
「お前達に言われたくはないな!」
「くそ……おのれ……一旦退却です!あの魔王が現れたなら作戦を変更せねばなりません!」
「逃す訳ないだろう!」
すぐに追撃に移ろうとするハルトだが
「ぐ…」
倒れたデイブレイクを見て足を止めたのである
その隙に逃げられるが今は追撃よりも
「ちっ、おいお前大丈夫か!待ってろ傷を治すから」
『ジオウⅡ』
慌ててデイブレイクに駆け寄りアナザージオウⅡの力で巻き戻しによる治療をしていると遅れてきた一夏達は
「ハル兄!……とデイブレイク!!」
「お前……何でハル兄をこの時代に連れて来た!!」
「は?ハル兄って……まさかお前…」
ハルトはまさかと思うと秋羅が
「一夏を責めないでくれ、責めるなら俺にしてくれよ」
「っ!秋羅!!お前無事だったのか!!」
「まぁ色々あってな、それよりも変身解いて挨拶したらどうだ」
「そうだな…」
デイブレイクが変身解除すると、そこには
「一夏…?」
ラウラと同じ眼帯をつけていたり年相応の姿になっているが見間違える筈がない
「そう俺は10年後の織斑一夏、またの名を仮面ライダーガッチャード・デイブレイクだ」
「嘘、これが未来の俺なのか…」
「そうだ過去の織斑一夏」
「な、何か変な感じだな未来の自分と話すとか」
「え?慣れると大した事ないぞ?」
「分かる最初はビックリするよね一夏」
「宝太郎さんも未来の自分に会った事が?」
「まさかハルトさんも!」
「えぇ!会った事あります!いきなり現れて何者!ってなりますよね!」
「あぁ分かる分かる、俺なんかいきなり赤いゴルドダッシュやガッチャード見たからビックリしてさぁ」
「そうでしたね!!」あ、もうちょいその辺の話聞いても良いですか!」
ハルトと宝太郎、未来の自分に会ってる組はわかるわかると頷いていたが
「取り敢えず此処は危険だ安全な場所に移動しよう」
「よっしゃあ!」
「頼むから静かにしてくれ」
「はーいれ
そう言うとボロボロになってロクに整備されていないガンシップに乗って全員離脱したのであった
「さーて!次回の無冠の王は!」
未来の一夏から聞かされる最悪の未来
それを知ったハルトは失った物を取り戻す為に共に戦おうと言うが
「ハル兄が出る幕はないか、今のハル兄なんて俺の足手纏いでしかない」
突き離すように言うデイブレイク一夏に
「あぁ!!?舐めた口聞いてんじゃねぇぞ一夏ァ!」
「ごふぅ!」
その頃 現在の逢魔でも大変な事が起こっていた!
「大変だ!今日のご飯、誰が作ろう!!」
「「「「!!!!!!」」」」」
次回 悲しき未来の逢魔、ハルト怒りのバックドロップ!、魔王不在の逢魔! お楽しみに?