向かうぞ冥界!お礼参りは鮮烈に!
前回のあらすじ
ハルトとキャロル 結婚!その式の最中 ウォズ達がハルトの祖父母が逢魔王国へ連れてきたのであった!
式後の宴会は建国以来最大の盛り上がりを見せる中 ハルトは祖父母に今までの経緯を説明していた
「と言う訳で俺はこの国の王様になったとさ」
「ほぉ…それは大変だったな!」
『流石ハルトの祖父だな、あの二百話近くの冒険を一言で片付けたぞ』
「まぁウォズさんからある程度の話は聞いたけど」
「そっか……その…色々迷惑かけたからさ、これからはちゃんと孝行させてよ家や色々作るし何か必要なものがあったら何でも言ってね」
「ありがとうねぇ王様かぁ……本当にハルトは立派になったなぁ」
「まぁね!!」
「そこで調子に乗らない」
「はい……ごめんなさい」
『スゲェ、ハルトがおとなしくなるとは…』
「しかし本当に色んな種族がいるなぁ…」
「そうだよ色んな種族が共存共栄してるんだよ!」
「ほぉ!」
「あ、そうだ相棒、お前たちも挨拶しろよ…爺ちゃん、婆ちゃん紹介するよ俺を助けてくれた愉快な仲間達だ」
『誰が愉快な仲間達だ!!』
「イかれたメンバーを紹介するぜぇ!」
というと立体映像だが代表としてアナザーディケイドが現れると
「お前ほどイカれてないぞ!失礼、初めましてだなハルトの祖父母殿よ俺はアナザーディケイド…アナザーライダーと言ってコイツと契約しているものの代表だ彼にはお世話になっています」
「コレはご丁寧に…ハルトの祖父です孫がお世話になってます」
「あ、いえいえお世話になってるのは此方で…彼がいなかったら我々は今こうしてませんから…」
「おいおい相棒!もっとその気持ちを俺への言葉や態度で示してくれてもバチは当たらないと思うけどなぁ!!」
「おい調子に乗るなよ脳筋魔王が!貴様の暴走の尻拭いに俺達がどれだけ苦労していると思う!!寧ろ今までの態度でいる事に感謝しろぉ!!」
「っせぇ!!喧嘩なら買うぞゴラァ!!」
「事実だろうが!!」
「んぁ!その、こめかみから伸びてるアンテナみたいなの引きちぎってやろうか!!」
「あぁ!」「やんのかゴラァ!!」
「ハルト、喧嘩は辞めろ」
「はい!」
「流石だなキャロル」
「あぁ」
「キャロルさん、アナザーライダーさんや…見ての通り考えなしに暴れる孫ですが、これからも末長くよろしくお願いします」
「相棒」「ハルト」
「ん?」
「「ちゃんと孝行しろよ」」
「っせぇ!ちゃんとするわ阿保が!!」
「こほん!そ、それよりもだハルト…」
潤んだ瞳のキャロルを見て全てを理解した
「そうだな、悪い爺ちゃん婆ちゃん」
「おう」
「ひ孫は女の子で」
「あぁ、かなり酔ってるな…悪いキャロル行こうベルファストごめん2人の相手任せて良い?」
「お任せください」
「ありがとう、行こう」
「まぁ気にするな…実際女の子だがな」
「あぁそうだったなぁ」
未来から来た娘を思い出しているがら
「少しずつだが、あの未来に向かっているのだな」
「それって俺がオーマジオウと戦うって意味だけどね」
「何だビビってるのか?」
「んや全然 皆がいれば大丈夫さ」
そしてハルトとキャロルは同じ部屋に入るのであった そこで何があったかは語るのは野暮かな…
閑話休題
朝
「…………ん」
キャロルがボーッとした顔で起き上がると、自分が一糸纏わぬ姿と理解して慌てて目覚めるとシーツを代わりに使うのであった
「そ、そうだったな…」
自分の薬指につけた指輪を見てクスリと笑う、昨日のは夢ではない…それに
「まさかあの樹海迷宮で見た夢を正夢にしてくれるとは思わなかった…」
迷宮が試練で与えた幸せの夢 その偽りの結婚式 見抜いた時に感じたのは自分の夢だったという虚無感と寂しさ だが目を覚ました時 ハルトは式を挙げると約束しプロポーズしてくれた…そして死に別れた父親とバージンロードを歩き 生涯をハルトと共にと誓ったあの一日が夢ではない現実だったのだと
「だがアイツは何処に…」
「あ、おはようキャロル」
そこには朝食のプレートを持ったハルトがいた
「大丈夫?」
「まぁな…うっ…腰が痛い……」
「ははは…取り敢えず食欲はある?」
「ま、まぁ……」
「はい」
「ん」
あーん とされたのであった
少し回復すると食堂にて
「そんな感じだったな」
惚気る姿に思わず束が
「朝からハルくんのあーん…って羨ましいよキャロりん!!」
「これが夫婦というものか」
「羨ま…けしか…羨ましいわ!!」
「揺れた挙句の本音が漏れ出てますよアンティリーネ」
「新婚夫婦が!と思ったけど今までと同じだよね」
「まぁいつも通りと言えばそれまでだがな」
「まぁ名実共にオレが正妻になった訳だが頑張れよ側室ども」
「ほぉ、喧嘩なら買うぞキャロル」
「そうだぁ!順番なら次は束さんだぞぉ!」
「違うな私だ」
「束さんだよぉ!」
「はぁ…そう言えばお前達はハルトの祖父母に挨拶はしたのか?その辺はちゃんとしておけよ」
「あぁ」
「当然!クーちゃん紹介したよ〜」
「っ!束は既にひ孫を…」
「よーしこうなったら鞠亜!鞠奈!」
「何でしょう二亜?」「何?」
「ハルきちのお爺ちゃん達に挨拶行こう!」
「1人でどうぞ」「私達は済ませたから」
「この薄情者ぉ!!」
「さて…普段通りなのは置いといてだが…」
その頃 玉座の間にてハルトは主だったものを集めていた
「皆、昨日の宴から時間を置かずの会議となり申し訳ない…故に楽な姿勢をしてくれると俺も助かる」
そう言うと姿勢を崩した面々を見て
「まずは知っての通り俺も伴侶を得て王としても一個人としても成長せねばならない、故に皆にも新たな報告がある まずは…」
一呼吸からの
「ウォズ!そしてジョウゲン、カゲン、フィーニス、ヤクヅキ!此度の活躍、見事である!よくぞ俺の祖父母を門出の日に会わせてくれた大義である!!」
「はっ!勿体無いお言葉!!」
「今回、お前達の手柄に対して何か報いたいと思ってな」
そうハルトが言うと
「ウォズ!新たに幹部取締役に任じる後任はマーリンだ頼んだぞ」
「もう仕方ないマスターだね良いよ」
「ウォズには今後新たに入る新参者や新たな幹部達の教育も任せたぞ」
「はっ!身命を賭して!!」
「ジョウゲン、カゲン、ヤクヅキ、フィーニス
ー順当に呼ばれる者に加えー
そしてアイザック、アカツキ」
新たに呼ばれた2人も前に出る
「お前達はハウンドとは別の親衛隊…俺の新たに直属のロイヤルガードに任命する筆頭はヤクヅキ、補佐はアイザック、名代はアカツキとする あ、それと私事の時は今まで通りに接してくれ」
はっ!と全員が新たに気持ちを締める中
「そしてネガタロス!」
「はっ!」
「お前は新でも旧ではない名実ともに四天王の筆頭に再任命とする!今後も逢魔の直参怪人軍団の統率も任せたぞ!」
「はっ!」
「だが直参ではないショッカー筆頭の傘下組織の監督は別に任せる……シャドームーン!!」
「御身の前に」
「お前を傘下怪人軍団の総軍団長に任命する!首領達とは別系統の指揮権とし現場での判断はお前に一任するぞ!」
「はっ!魔王のご期待に全力で応え…今度こそBLACK、BLACK RXを倒して見せます!」
「志が高いのは良い事だな!!流石はシャドームーン…いや本当なんでアンタみたいな凄い奴が俺の傘下に?」
『いや本当』
「魔王の悪名は我々の間では有名だからな」
「悪名?はてどんな事したっけ」
「逆らう者は基本皆殺し、仲間に手を出しただけでどんな奴でも問答無用で攻撃する狂犬と噂され老若男女問わず捕虜20万人を平野で生き埋めにし、別の捕虜20万を前線で酷使した挙句、崖へと追い詰め落として殺し埋めたと!」
「何処の白起や項羽だよ!!俺さショッカーが傘下に入ってからしめて40万人を虐殺したとか思われてたの!!」
「事実ガーランドでの手腕や虐殺までの流れは見事としか」
「ハウンドの戦術と俺の攻撃性でとんでもない誤解が生まれてる!」
『いや被害規模で言えば噂は事実なような…』
「そんな事は「いやいやアレが悪業な訳ないじゃん!」何?」
「だってアレは虐殺じゃないよ」
「違うと?」
「そうだよシャドームーン、アレは…整理だよ」
「整理?」
「そっ、新しい俺の領地の民だがその土地で俺に従わない奴はいらないからね整理して片付けてだよ……な、ダグバ!」
「そうだよ本当は僕も他の奴にやろうとしたけどハルトに止められちゃってさぁ〜」
「まぁ逢魔に与する者にあの力は向かわない…だが仇なす者がどうなるか…それの見せしめも兼ねているがな本当なら何処ぞの伯爵宜しく道端に串刺し死体でも並べて威圧するんだけどね」
「成る程…失礼しました」
「いやいや遠慮なく思った事は発言してくれると助かる、あ、エボルトとネオ黎斗さんは遊撃隊とする基本的に好きにしてくれて構わない」
「ほほぉ、高待遇だねぇ」
「まぁな、それにエボルトはゲームメーカーとしての活躍も期待している」
ハルトは暗にエボルトにトラブルの火種となる事、まぁ平たく言えば 言いがかりつけて此方に大義名分がある戦争しやすくする為に色々暗躍しろという訳だ
「成る程ね任せな」
「良いだろう、私の神の才能が必要になったら声をかけると良い」
とまぁそんな感じで国の新体制を決めた
先ずは幹部間での立ち位置として
最高幹部
幹部
準幹部
と位を分けた
最高幹部は国の運営に欠かせない人材や俺に比類する存在など今後設立予定の軍団長に任せる予定だ
まずはウォズ、テスタロッサ、ハウンド、ウルティマ、カレラを任命し新参者のダグバ、エボルト、ネオ黎斗、アリエルなどを最高幹部とした
そして現在、魔人族領と怪人直轄領を統治するハートを最高幹部へと昇進させたが内密にチェイスにも出世の話を振ったが断られたよ……いや流石です…
いずれは逢魔16神将とか作りたいと思いましたよ
そして会議を終えたハルトは執務室に向かおうとするが
「陛下、病院で寝たきりに2人が目を覚まされたと報告が」
「分かったハウンド、直ぐに行こう」
逢魔王国唯一の病院 ここは以前仮面ライダーガヴが戦い守った場所である
ここには逢魔王国最新の医療は勿論 様々な治療法や新薬の研究が進められている国の重要施設であり警備も精鋭が担当しているには言うまでもない
そこの一室にて治療を受けているには神域での戦いにおいてエヒトに洗脳されていた2名の女性である
「失礼、目が覚めたと聞いてお見舞いに来たが入っても良いかな?」
ノックすると了承を貰い入る
「初めまして、俺は常葉ハルト この国の代表だよ宜しく」
それを受けて肩まで伸ばした黒髪と病的なまでに白い肌 だがその瞳は気高く強い志を秘めていた
「それはご丁寧にありがとう、私はアレクサンドラ・アルシャーヴィン、そしてこっちは」
「錆黒鍵だにゃん!」
強烈な語尾だが驚く事はない、逢魔にも革命やらナ訳など強烈なキャラがいるのだから
「よろしく、先ずは君たちが此処にいる理由なのだが…」
「それは医師から聞いたよ、洗脳されて君達に襲いかかったと…それなのに治療までしてくれて…何と言って良いのか」
「まぁ気にしないで欲しい、洗脳した奴は倒したからな…それと少なからず君たちへ迷惑をかけたからね…あと君の病気の事も」
「っ!まぁ調べられるよね…」
聞けば彼女、遺伝的に血液の病に侵されているとの事だったが
「この国で治療出来る病だとしたら?」
「え…」
「君の世界では不治の病だとしても別世界では治療法が確立されている事もある、幸いな事に俺が遠征した世界では君の病の治療法は確立されていたよ」
「じゃ、じゃあ僕は治るの?」
「治る…これは君たちを巻き込んだお詫びに治療させてくれると助かるよ」
「あ、ありがとうございます……」
「礼は良い…ゆっくり療養してくれ…あ、時間だから、また」
とハルトは部屋を出て数歩進むと
『それでどうだった相棒?』
「いやまぁ未来の俺が口説きにかかる理由が分かる気がした…結婚してなかったら多分あの場でプロポーズしてた」
自らの境遇を悲観せずに前を向いて進む…そんな異性に惹かれない筈がないと
『口説くか?』
「新婚を惑わすなキャロル…妻が悲しむ」
『ほほぉ一人前に旦那みたいな事を言うか』
「実際に旦那なんだよ!ったく……コイツ等は俺が身を固めて言ってる事が同じと来た」
『そう思うなら成長しろ愚か者』
「へいへい」
やれやれと肩を竦めながら歩くのであった
あの未来からの襲撃によって逢魔は大小被害も受けたが新たな戦力を得たのも事実である
それはドレッドルーパーの残骸と大量のレプリケミーカードの山である
「これクローントルーパーに割り振るのもありだな」
「陛下、それは反対です」
「わかってるよ、誰も侵略者の装備なんて好ましく思わないわな」
ほれにクローントルーパーは逢魔の顔であり治安の象徴だ 俺が率いる怪人軍団が愚連隊ならトルーパーは職業軍人 故に治安維持や戦争には欠かせないのである
「それとだハウンド、お前とシェフィールドの式だが楽しみにしててくれよ」
「はっ!」
「あ…爺ちゃん達の護衛は?」
「抜かりなく精鋭をつけております!」
「そりゃ良かった、んで例の準備は?」
「はっ!兵器の修理や兵士の補充や物資の確保にもう数日は掛かるかと」
「分かった、そのまま進めてくれ」
「イエッサー」
そして執務室
「すまないなテスタロッサ、急に呼び出して」
「気にしないでください、ハルト様のお呼びとあらば即座に」
「ありがとう…それで相談があってだな」
とハルトが取り出した箱に入っていたのは一枚の札である
「これは?」
「あるオーディエンスからの贈り物で魔宝石の鉱床を生み出す札だ、これを置いた場所に大量の魔力を流せば魔宝石が採掘出来る鉱脈が生まれるらしい…」
さてと…希望の魔法使い用の石を確保せねばならない(使命感)
「魔宝石…確かウィザードが使う魔法の指輪の材料でしたか?」
「その通りだ、このアイテムが有れば魔宝石を加工し様々な魔法の指輪を作り出す事が出来る俺はアナザーウィザードが持ってる指輪だけで事足りるが戦闘スタイルの関係上 錫音には必須だよ」
「成る程…」
「んで問題はコレを何処に作るかだよ、一枚だけでリセット不可ときたもんだ」
資源が争いのタネになる事は枚挙暇がない
金山や銀山、鉄鉱石の鉱山なんて資源の戦略性は敵へのターゲットにされがちなのだ
だが魔宝石は違う ウィザードのような指輪の魔法使いと加工する職人がいて初めて成立する
まぁ魔力を帯びた不思議な宝石として価値を見出す者もいるかも知れないが…指輪の魔法使いの特異性を考えてもだ
「これはウチで独占しておきたい…だがファントムが傘下にいない以上、彼等がソレを目当てに襲いかかってくるとも限らない」
昭和ライダーと敵対する悪の組織は仲間にしたが平成、令和怪人では一部 服属してない勢力もある その数少ない勢力がファントムである
ファントムは指導者層足り得る人物がいないからというのもあるので現在は個人単位の徒党でしかないので以前の傘下獲得のようにトップと戦って認めさせるが出来ないのだ、メドゥーサやグレムリンは死亡しているので心当たりといえばそうだが…
今も太陽で焼かれ続けてる奴を呼ぶのも手だが、アレを御し切れるかは不明だし何かやったらダメな気がした…それは俺を絶望から助けてくれた希望の魔法使いへの敬意と感謝からである
「指導者としてならメドゥーサやグレムリンを怪人創造で…うーむ」
強い幹部ではあるが種族を束ねると言う点においては不安が残る…だが
「グレムリンの野心は好ましいんだがな、アレは組織を率いるよりもエボルトと同じで好きにさせたら結果を出すタイプだからなぁ」
グレムリン…もといソラの抱える闇にはハルトは好感を抱いていた スキルの怪人創造で作り出したい怪人ではあるが 彼の願いは人間に戻りたいなので…呼び出すか悩ましくもある まぁ浅倉さん以上にシリアルキラーかも知れないので要検討ではあるが
「ゴオマもだけど野心や向上心がある怪人は好ましいがな」
なのでグロンギの評価は高いのだゲゲルは別だが明確にダグバを越えようとする目的意識と向上心は良い特にゴオマは普段の扱いからは分からないだろうがハルトはかなり気に入っているのだお気に入りに入るくらいには
「っと話が逸れてしまった…テスタロッサの意見を聞きたい」
「そうですわね…私としては魔人族領に作るべきかと思いますわ?」
「え?逢魔内じゃなくて?」
まさかの提案に驚くハルトであったが
「はい重要施設を逢魔に集中させるのも手ですがそうなった場合 前回の襲撃から見ても防衛の際に守る範囲がかなり広くなります…そうなると戦力の分散からの各個撃破という最悪の状況もありえますわ」
「確かに」
「また魔人族領はショッカーのマッチポンプにより現地の反抗勢力は壊滅しましたが反抗した魔人族の直轄領は改易となった結果、今では多くの魔人族が露頭に溢れスラムを形成しかけているとハートからの報告が上がっております」
要するに今 魔人族の多くが露頭に迷っていると言う事だろう確かに変に集まって反抗勢力になられるの面倒だし確かに敗戦国のガーランドにいた連中には、これでもかと惨めな思いをさせた 飴と鞭ならばそろそろ飴を与えるべきだろうか
「成る程なそんな魔人族を鉱夫にして採掘させる、それに合わせて鉱夫達の街や都市も出来る…経済も回るか」
「手厚い補償や支援を約束すれば土地や仕事のない彼等なら喜んで採掘すると思いますわ」
「だが再び反乱されては厄介だな…」
「大丈夫ですわ、モスを監視につけますし…最悪」
「あぁ、成る程」
落盤事故に見せかけて殺すとかテスタロッサも考えてるなぁ、事故と偽装するならパワーと重力操作を使うガメルが適任だろうが
「折角だからグロンギに任せるか」
「ですがハルト様、現在ゴ集団は「誰がゴ集団を使うといった?」どういう事ですか?」
「ゴ以外のズやメのグロンギも侮れないぞ…ん?そうだ!いるじゃん適任」
ハルトが好きなグロンギは4人いる
1人は言わずもがな喧嘩友達のダグバ
1人は話しての通りニューリーダー病のゴオマ
もう1人は破壊のカリスマ ガドル閣下
そしてもう1人 クウガの作中唯一ゲゲル成功から昇格を果たしたグロンギ
「メ・ガルメ・レ……よーしドルド!」
「呼んだか?」
「ガルメの奴にこれから作る鉱山の見張りを任せる、反乱分子や採石物を盗む奴は問答無用で殺せ…功績次第ではゴの昇格ゲゲルを考える…ってそんなの俺が決めて良いのか?」
「構わない」
「へ?」
「今のハルトはダグバと同じだ、その方針に逆らう者はいない」
「そっか!んじゃガルメに任せるぞ!!」
「伝えておく」
そしてドルドからの伝言を聞いたガルメは喜びのあまりノリノリで
「俺はハルトから直接の仕事を貰ったぞ?お前等はどうだぁ?何か任されたか?任されてないよなぁ!メで俺だけ選ばれたぞ!」
と同僚を煽り倒していたという
因みにゴオマは
「気に入らないぞハルト、暗闇での不意打ちなら俺のゲゲルなのにガルメに任せるなど許さん!今度という今度は俺がハルトを倒して玉座を貰ってやる!」
と憤慨して殴り込むが秒で返り討ちにされる
「うぅ…」
そんなボロボロのゴオマの前でハルトは腰を下ろして
「ったく、お前って奴は本当に懲りないよな〜」
だがその姿勢をハルトは決して笑う事も貶す事もない。それは自分に噛み付く仲間は貴重だからに他ならない本来ならばハルトに逆らった時点で即粛正だ
「まだだ…まだ……負けん」
それでも立ちあがろうとする姿にハルトは賞賛を惜しまない
「うんうん良いねぇ良いヨォ…それでこそゴオマだ、てか俺よりも現実的な相手に喧嘩売れよダグバとか」
『ダグバに任せるとか鬼かお前』
すると天啓を得たように
「そうだ…そうじゃないか丁度良いのがいるじゃないか……待ってろダグバ…アイツの…破片所がベルト全部奪って俺が新たな ン になってやるぜぇ!!」
突然立ち上がるとヒャッハー!なテンションでガドルとダグバが組手してる闘技場に殴り込みに行き数秒後 華麗な車田飛びをするゴオマを市民が目撃したが
【何だゴオマか】
最早 日常になり過ぎていた
「煽ったのは俺とは言え、あいつ……本物のバカだ」
『無謀ここに極まれりだな』
『まぁオーマジオウに喧嘩売ル段階でお前も似たレベルのバカだがな』
「アレと同じかぁ…」
そんな感じで暫くは平穏だった
同じバッタ系怪人仲間のゴ・バター・バとバギブソンで、そしてその弟 ズ・バヅー・バとツーリングに行ったのだが
「なぁ2人とも犬追物って知ってる?」
「何だソレは?」
「爺ちゃんが見てた時代劇の言葉で気になって調べたんだけどさ、何か逃げる犬を至近距離で矢で射抜くスポーツらしいのよ」
「ほぉリントも他の生物でゲゲルをしていたのか」
「鎌倉武士の訓練だって爺ちゃん言ってた」
「ほぉ流石はハルトの祖父と言った所だなリントの歴史に詳しいとは…そんな訓練方法があるとはな」
「それよりもカマクラブシとは何だ?お前の料理で使うカツオブシの親戚か?」
「違うぞバヅー、えーと…そだなぁ只管…出世する為に敵の首を求めて集め戦う日本在来の戦闘民族?」
「何だ俺達じゃないか」
「……はっ!」
確かに首の数 殺した数で上へ出世するのは似てる!
つまり鎌倉武士はグロンギだった!!
『落ち着け相棒』
『そうなると、その先駆けの牛若丸もグロンギになるぞ』
「確かに!」
「だが何故今そんな話を?」
「だから犬追物をリントでしようかなって!それぞれのバイクでリントを沢山跳ねるゲゲルをしよう!!」
*彼が本当に主人公です
「よし」「負けるか!」
と2人と一緒にバイクで逃げる人間を追いかけて壁まで追い込んで跳ね飛ばして回りました楽しかったです
「作文!?いや待て…おいまさかハルト…」
「安心して、お前の知ってるシンフォギア世界だから」
「お前本当にあの世界の人間が嫌いなんだな!」
「当たり前だよ!こっちが下手に出るとつけ上がって、いない間に俺の名前で好き勝手してたような奴等だよ?そんな奴等は死んだ方が良い…寧ろパンドラタワーやダグバを投入して滅ぼさないだけ慈悲だよ!」
「だからってやり過ぎだろ!」
「向こうだって俺の名前で好き勝手したんだから別に良いよね!」
「お爺さーん!お婆さーん!ハルトの奴が!」
「あの野郎…ディスパイダー!!」
「へ?ちょっ、ぎゃああああああ!」
ナツキが告げ口しようとした先にあった鏡から伸びた蜘蛛の糸に首を縛られナツキはミラーワールドへと連行されたのであった
ータイムベントー
死に戻りしたナツキは
「取り敢えず程々にしてくれよ…いや本当」
「善処しない」
「しろよ!!」
とまぁ色々とありそれぞれが準備に励み、そしてその日がやってきた
前回のトータス事件の影響でボロボロのピースメーカーに変わりレストインピースでの航海だ
「さーて…んじゃ行きますか」
ハルトは見慣れた仲間達と一緒にいつものように自信に満ちた表情と共にポータルを開く
行く先は
「んじゃ皆!行くぞ新世界!あかねを傷つけた種族は絶滅じゃオラァ!!」
「「「「「おおおおお!!!」」」」」
予告
新世界についたハルト達が目撃した赤と白の2匹のドラゴン それと多様な羽根を持つ種族が飛び交う混沌とした世界だった
遠巻きから眺めていたハルトであったが レストインピースに流れ弾が当たると
「ふざけんなクソトカゲ!丸焼きにしてやらぁ!!」
今ここに三大勢力がビビり倒す事になる異世界の魔王が暴れ出す
次回 八つ当たられる二天 お楽しみに!