無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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アンケートから大変永らくお待たせしました!!今回からDxD編開始となります!最初は原作前の話を挟んでからの本編となりますのでお付き合いよろしくお願いします!!


八つ当たられる 二天龍

 

 

 

前回のあらすじ

 

未来の襲撃から復興したハルトは仲間を率いてあかねを傷つけた愚か者がいる世界へと殴り込みをかけたのである!

 

 

レストインピース艦内にて

 

 

「ここが新世界か」

 

 

「あぁ、また侵略的外来種の被害者がここに…」

 

 

「ナツキには皆の戦意高揚の為に紐なしバンジーを命じる」

 

 

「俺に死ねと言うか!!」

 

 

ははは!と笑いが溢れるが

 

 

「正気かお前等!?止めてよ!!」

 

 

とまぁ皆の緊張が解れた所で、船を降ろせるポイントを見つけたので着陸すると

 

 

「よーし……さてさて…行くぜ!未知との遭遇!!」

 

 

クラウチングスタートの構えを取るハルトを見るや

 

 

「お前たち!!」

 

 

最近 幹部取締役に就任したばかりのウォズがジョウゲン達 ロイヤルガードに号令すると全員が手慣れた動きで ハルトに関節技をかけて行動不能にした

 

 

「ちょい待てえええ!何で関節技決めてるんだよ…まさか謀反か!」

 

 

「違います」

 

 

「そうだよ魔王ちゃん、今まで新しい世界に来たら勝手に飛び出してきたでしょ!!今まで全部そうだし!それで魔王ちゃんが問題呼び寄せるじゃん!!」

 

 

「大将がこれではダメだ!!今までと違ってハルト様は今では悪の組織連合の大親分なのだ!!」

 

 

「そうですね少なくとも野営地が出来るまでは待機してくださいよ」

 

 

「ええええええ!!外出たい!!未知との遭遇したい!!!あかねを傷つけた奴を皆殺しにしたいよぉ!」

 

 

「後半が本音じゃろうよ…まったく……済まぬが奥方様よハルト坊の説得を頼むぞ」

 

 

「うん」

 

 

 

駄々こねるハルトに対して同行した、あかねは笑顔のまま…だが消えない圧を帯びたまま

 

 

「ハルト」

 

 

ただ一言だけで彼は理解した…あ、やべぇマジギレしてる それだけで動きを止めた

 

 

「あ、はい」

 

 

『なぁ相棒、人生で大事な二つの事って分かる?』

 

 

「ん?」

 

 

『それは日々積み重ねてきた努力、信頼できる仲間』

 

 

「ほぉほぉ」

 

 

『それと危機感だよ』

 

 

「三つじゃん」

 

 

「ハルト?」

 

 

「あ、はい」

 

 

その為。大人しく拘束を振り解いて正座したのである

 

 

 

「皆はハルトを心配してるんのに我儘言ったらダメ」

 

 

「はい」

 

 

その光景に おぉ…と驚くメンバーだがハルトは

 

 

「分かったよ、あかね」

 

 

「うん良かった」

 

 

 

「んじゃ偵察任務行くから誰かついてきて」

 

 

「いや何も分かってないねハルト、正座延長だよ」

 

 

あかねの圧に震えるハルトは

 

 

「そんなぁ!!…この度はぁ!!迷惑かけてすみませんでしたぁ!!!」

 

 

全力で土下座していた

 

 

「アレがうちの国王かぁ…」

 

 

「普段とのギャップが酷いよな」

 

 

やれやれと見慣れた光景のクローントルーパー達と

 

 

「見てくださいよ先輩、あの魔王様が涙を流しながら素直に謝ってます」

 

 

「それをさせられるのがハルト坊の伴侶でも少ないからのぉ」

 

 

フィーニスとヤクヅキがやれやれとしているとハルトは頭をあげると、あかねにクワッ!と目を見開きながら

 

 

 

「わざとじゃないんです!悪気はなかったんです!周りの迷惑にならないように考えてたし、大体俺だって予想外なんでよ!まさかそこまで周りが心配するとか普段の扱いから考えつかなかったし!」

 

 

日頃の行いとは口が裂けても言えないウォズ達であった

 

 

 

「この世界にどんな強者がいるかわからないだったら色々出来る俺が行くのが一番でしょうがぁ!」

 

 

「ハルト…勢いで押し切ろうとしてない?」

 

 

「いーじゃん!1人で偵察行こうとしただけじゃん!まだ大量虐殺なんてしてないじゃん!現地民の脊髄をぶっこ抜きしたり、倒した首を並べてコレクションしたり現地民でゲゲルしたり逆らう奴を笑顔でプレス機で潰してないじゃん!まだこの世界の『人間(玩具)』を一つも壊してないじゃん!今の所まだ普通だよ!それっていーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん!!」

 

 

『おい人間を玩具って言ったぞ』

 

『おーい誰かハルトの倫理観ブレーキを治しといてくれ』

 

『あいよー!……あ、また折れてるわ』

 

『大至急修理しろぉ!!』

 

 

「えーと…それって電王?」

 

 

「それに大丈夫!皆とは付き合い長いから俺がどんなに暴れても【あぁ、またアイツがやらかしたか】くらいで許してくれるよぉ!!あと!どうでも良いけどマカロン食べたい!!だからちょっと作ってくる!!」

 

 

『いや今まではそれで良かったがなぁ…』

 

 

勢いで押し切ろうとしたハルトはマカロンを作るべく立ち上がるが

 

 

「ハルト?真面目に話しをしようか?」

 

 

「ひゃい」

 

 

『誰も逃れられない…』

 

 

あかねの圧力に屈して膝をついたのであった

 

 

そして暫くハルトはあかねに説教されて

 

 

「うぅ……ごめんなさい…」

 

『良い歳して説教で泣くな』

 

『ったく妻帯者だろうが』

 

 

「だっでぇ…俺が何かやらかしたらあのクソ連中は言葉よりも暴力で躾けてくるから何で怒られたか分からないし……だから言葉で諭される方が効くんだよぉ…本当に自分を心配してくれるって安心する所もあるからぁ…」

 

『……何かごめん』

 

 

「ほら泣き止んで、王様がそれだと周りも心配しちゃうよ」

 

 

「うん………ごめんなさい…」

 

 

「分かったから、ごめんね私も怒りすぎたよね?ハルトも皆が心配だったから自分から行こうとしただけだよね」

 

 

「うん…」

 

 

泣いてるハルトの頭を撫でるあかねだったとさ

 

 

 

とまぁハルトが落ち着いた後

 

 

 

「はぁ……仕方ありませんね」

 

 

涙目のハルトにウォズが指を鳴らすと同時に百貌のハサンが黒いモヤと共に現れた

 

 

「何その登場の仕方…カッケェ!!」

 

 

「ハルト殿、偵察とならば我らアサシンの出番でございます我らにお任せを」

 

 

その言葉に続くように

 

 

「私も行きます!私も偵察で異教徒を二、三人血祭りに上げてきます!」

 

 

「ねぇ偵察の意味知ってる?そんな過激な性格だから山の翁になれなかったんだよ」

 

 

「は?私と歴代翁の皆様を同列にしないでもらえますか?」

 

 

「あ?んだとぉ本当の事だろうがヨォ」

 

 

「は?」「あ?」

 

 

「あぁもう落ち着きなさいなマスター風に言えば、そんな性格だから仮面ライダーになれないって言われたようなものなのよ!」

 

 

ジャンヌ・オルタが止めに入るが

 

 

「は?俺とレジェンドライダーの皆様を同列にしないでくれるかいジャンヌ?」

 

 

「同じ事言ってるわよ!とんだ似た者主従じゃない!!」

 

 

 

久しぶりの狂信者ちゃんの志願にドン引きするのであった

 

 

そして偵察任務出てる面々を見送ると全員で陣地作成に入る 警備システムを立ち上げる組とポータルを組み上げている面々だが

 

 

「そだ…あかね…君を傷つけたのはどんな種族?」

 

 

「えーと…背中に羽が生えてたよ」

 

 

「ほほぉ…背中に羽根……っ分かったぞ犯人はお前だなドルド!!」

 

 

「!!!」

 

 

何故そうなる!と目を見開くドルドに全員が悪ノリが始まったと呆れていた

 

 

「なんてな…お前がそんな事する奴じゃないって知ってるから安心しろ、ダグバやガドルやゴオマ達の面倒任せて苦労をかける…分かるよラ集団はゲゲルの管理人であってアイツ等のお守り役じゃないって」

 

 

「………」

 

 

ーそう思うなら。もう少しアイツ等の制御をしろと鋭い眼光で告げるのをハルトはー

 

 

「お前が反乱したら隊列組んだゼクトルーパーに神経断裂弾を撃ってもらうから、それはもう!劇場版カブトのドレイク並みに蜂の巣だよ!トンボなのに蜂の巣とはコレいかに!!あはは!」

 

 

俺に逆らう気か?あぁ!という威圧で返したのであった

 

 

「……………!!」

 

 

まさに鬼畜の所業である

 

 

そして暇を持て余したハルトが大人しくする筈もなく

 

 

 

「暇だぁ……」

 

『珍しいなお前が暇を持て余してるなんて』

 

 

「あぁ…暇すぎて、この世界の全てを黄金にしてやりたいヨォ!!」

 

『あれ?この間の冥黒王と一緒にグリオンも捕食した?』

 

 

「あ、そうだ!捕食した冥黒王の死体をコネコネしてジェルマンやギギストを作ろう!!」

 

 

『そうだ何考えてやがる!!』

 

『おい誰だ!相棒の倫理観ブレーキを壊した奴は!!』

 

 

 

「いや大人しくしてろよ!…もう分かったから!ケケラからガヴの最新話を貰ってるから大人しくコレ見てろ!」

 

 

ナツキがタブレット端末からガヴの映像が映ると

 

 

「ナツキ……お前………」

 

 

「ん?」

 

 

ハルトは感動した瞳で見るが

 

 

「テメェ、何でこんな素晴らしいものを隠し持ってんだゴラァ!!」

 

 

「ぎゃあああああ!!や、やめろハルト!人の関節はそっちには曲がらな……いやあああ!!!」

 

 

「ふぅ…俺に黙って仮面ライダー最新話を見ているとは極刑ものだ!!…よし観るか」

 

 

 

仮面ライダーガヴ視聴して結論

 

 

 

「え?ストマック家の人達って、ヤベー奴等じゃん!!てかストマック家ってグラニュート界では反社側なの!?」

 

『今更気づいたのか…』

 

 

「工場見学の時はあんなに親切だったのに!!」

 

 

『そりゃお前の機嫌一つでグラニュート界が滅びるとかなれば親切にもなるさ』

 

『寧ろあの工場が非合法のものって直ぐに気付け』

 

 

「いやいやぁ!グラニュート界って闇菓子が標準にある世界じゃないの!!グラニュートから見たら人間なんて闇菓子の素材、家畜認識な連中じゃないの!!俺知ってんだ!あの手の怪人達は人間なんて餌感覚なんだって!!」

 

 

『しまった!悪い意味で仮面ライダーに染められていた!!』

 

『グラニュートの大多数はそうじゃないのは安心するよなぁ…そもそも怪人枠の奴らも向こうでは罪人って珍しいよな』

 

 

「だねぇ…しかしグラニュートの器官を人間の体に埋め込めば変身出来るのかぁ……ほぉ」

 

『変な事考えるなよ』

 

 

「分かってるよ!!そんな事よりも俺の体の一部を埋め込んでも同じこと起こるのかな!!」

 

『キャロルーー!ちょっとお前の旦那の暴走を止めてくれぇ!!』

 

 

「仕方ない奴だ、ちょっとこいハルト!」

 

 

「え?ちょっ!何でええええ!」

 

 

先日工場見学させてくれた新規傘下のヤバさに震えていたのである

 

 

そして

 

 

「あれが仮面ライダーヴァレン…まさか変身に改造手術を受けるとは昭和ライダー味が増している上に家族の復讐の為に変身するとはアクセル…いや同じ令和ならバルカン……違う!バルカンなら変身アイテムをこじ開けないと駄目だ!!」

 

『お前のバルカンの拘りは何処からくる…』

 

『聞いた話だがアナザーヴァレンに初変身した時、ナツキも【だろうな生まれたてだ】というセリフで敵を倒したらしいぞ』

 

 

「ほぉ…あのバーニングディバイドで愛する者の名前を叫ばなかったアイツが…そうか成長したな」

 

 

『何処で成長を実感している』

 

 

 

「そんな事よりもショウマさん……貴方…いやそもそも紅渡さんもだけどハーフって何で迫害されるかね?」

 

 

ハーフエルフのアンティリーネが伴侶にいるのでその辺よく分からないと首を傾げていると

 

 

『何処でも純血思想はあるだろうさ』

 

 

「そう言うものか、よーわからん!」

 

『お前はそれで良い』

 

 

「おう………折角暇だから…ちょっと手の込んだ料理作るかな骨から出汁をとり俺手製麺を使ったラーメンと餃子…炒飯と唐揚げでも付けるか」

 

 

「「「「「うおおおおおおお!!」」」」」

 

 

歓喜に沸く部下達だが

 

 

「陛下!この付近で我々を覗き見していた者達を捕縛しました!」

 

 

「そうか、良し会おう食事の準備は後だな」

 

 

「「「「「おぉ……」」」」」

 

 

その一言で全員が膝をついて凹んだのは言うまでもない

 

 

そしてハルトが見た先にはロープて拘束された貴族的な奴が数人いたのである

 

 

「おいふざけるな!我々を誰だと思っている!拘束を解け!この蛮族共が!」

 

 

なんか偉そうに喚いている…はぁ先祖の手柄に縋ってるだけの偉い人ってのは何処の世界でも同じかぁ 自分じゃなくて祖先の手柄が凄いというのを勘違いしている痛い奴…というより後ろに控えてるウォズ達が

 

 

「(こんな奴のせいで我々はラーメンを食べ損ねたのか!)」

 

 

という表情と圧力を出してるではないか…いやどんだけよ……てか

 

 

「新世界、どんなドキドキワクワクが待ってると思ったが……何だこの腰抜けは」

 

 

残念だよオーフィス級の怪物がグルメ界の猛獣並みに沢山いると思ったのにいたのは無駄に偉そうなバカ貴族、ちょっと俺が圧を出すだけで涙目になり震えてこの世の終わりだと言う顔をしているコレを腰抜けと呼ばずに何というか

 

 

『いや今のお前の圧とか本気で出したら死人が出るぞ』

 

 

「んな訳ねぇだろ俺の仲間達なら笑って流してエボルトやダグバなら小指のデコピンで弾ける程度でしかない」

 

 

『比較対象にラスボスが出る段階で異常なのに気付け!!』

 

 

「お前が此処の代表か!我々を解放しろ!!誰もお前たちに危害は加えてないだろう!!」

 

 

確かにそうだなぁ…別に解放してやるか……けどなぁ

 

 

「そうだな…だが何故チラチラと俺達を見てた?」

 

 

 

「それは見慣れないものがあったからで…見られたのが不快だったのなら謝る!だから勘弁してくれ我々は戦争から逃げてる所なんだ!」

 

 

珍しいのは分かるが偵察や斥候なら此処で殺す情報とはそれだけで武器になる、それとやはり報告されると面倒だな

 

 

「戦争だと?」

 

 

 

「あぁそうだ…」

 

 

聞けば この世界では天使、悪魔、堕天使が三つ巴の戦争を長い間してるとか…んで最近、神すらビビり倒す二頭の竜が戦場近くに現れた為

怖くて逃げてきた悪魔の貴族様だと 

 

 

「神ねぇ」

 

 

エヒトよりまともな神様と願いたいと思っていると

 

 

「あぁそれも聖書の神だ、他の神とは格が違う!」

 

 

「あ?」

 

 

それはテメェ、俺の師匠や英寿さんの事を格下と呼んだか?許さんぞ?と怒りに震えていると隣で

 

 

「我が魔王、落ち着いてください覇気が漏れてます」

 

 

ウォズが慌てて止めハルトは我に帰るにも理由があった

 

 

 

「この私の前で神を名乗るとは烏滸がましい、やはりこの世界にも知らしめる必要があるな…この神の才能おおお!!」

 

 

「ほぉ…そりゃ面白い、キルバスじゃないが良いエネルギーになりそうだ」

 

 

なんか張り切ってるネオ黎斗とエボルトがいたので冷静になったと言わざるをえない

 

 

「っと、悪いな…しかし聖書の神ねぇ」

 

 

自分の知ってる神様ならとんでもない大物が

それはウチの山の翁達が知ってるなら異教の神とかで襲いかねないのでは?と思うが最低でもエヒトよりはまともな神である事を願いたい

 

 

 

「それと悪魔、天使、堕天使ねぇ」

 

 

その目線の先にはテスタロッサ、カレラ、ウルティマとその傘下にいる悪魔達だ

 

 

「おいカレラ、お前から見てこいつ等はどう見える?同じ悪魔か?」

 

 

「ん?あぁ…同胞が戦う中逃げ出した腑抜けの腰抜けが同じ悪魔と語るだけ不愉快だよ」

 

 

カレラの侮蔑するような瞳…何と言うか無機質な印象を受け、いつもの感情豊かな彼女からはとても想像できなかったが恐らくコレが彼女の素の部分に近いのだろうか…いや考えすぎだなまぁ武人気質な彼女や眷属の黄の悪魔達は性格が強く出ているからなぁ…

 

 

その横にいたウルティマやテスタロッサも

 

 

「ボクもだよ…こんなのが悪魔?笑えない冗談だよね立派なのは身なりと言い訳かな」

 

 

「まったくですわ戦いの中で己の強さと力を示してこその悪魔…それを放棄して逃げるなどとは嘆かわしい」

 

 

異世界 その世界開闢から存在している世界最強の七柱 原初の悪魔  自分のいる世界でも己の種族こそが最強の存在と誇る三人だからこそ来るだろう感情は良いものではない寧ろ眷属にいたならば粛清するとも言う顔だ

 

 

それとグロンギ達も腰抜けとケタケタ笑う、戦いこそが人生の面々からしたら彼等の言葉など聞くに耐えない弱者の戯言だろう 浅倉さんに関してはイライラするんだよとばかりに鉄パイプで素振りを始めている……

 

 

 

「だよなぁ俺も同じ気持ちだよ…我が身可愛さで仲間を見捨てて逃げ出しただと?俺の知ってる悪魔達はどんな時でも闘争と種族としての誇りを持ち交わした約束は決して違えない気高く強い種族だとも」

 

 

建国以来 ハルトがピンチの時には必ず助けてくれた悪魔達 いついかなる時もハルトを支えてくれた大事な仲間達 その評価は高いのは言うまでもなく彼女達に相応しい王足らんとする

 

 

「どうやらこの世界では、この程度のが悪魔を名乗れるらしいな残念であり俺は幸運だ、あの世界でお前達みたいな誇り高い最高の悪魔に出会えた…彼女達となら地獄でも相乗りするともさ」

 

 

ハルトがそう言うとテスタロッサ3人は頬を赤らめながら目線を逸らしていた

 

 

 

「しっかし強い敵だから臆病風に吹かれて逃げるとわぁ…情けないねぇ〜本当貴族様はプライドだけはあるようだけど腰抜け時ときた」

 

 

そう言うと爆笑するグロンギ達にハルトは

 

 

「おい!お前達の中で強敵との戦いを恐れる奴がいるか!!」

 

 

否!

 

 

「ではお前達の中にリントに怯える者はいるか!」

 

 

否!

 

 

「お前達の中にクウガに恐怖するものはいるか!」

 

 

否!

 

 

「そこは是の奴もいろやぁ!!ぶっ殺すぞテメェ等!!クウガの何処が怖くねぇんだよ!全員一回負けて封印されてんだろうがぁー!!」

 

『落ち着け過激派』

 

 

 

「まぁ僕達は3度の飯より強い奴と遊びたいね」

 

 

「そうとも…強敵との戦いなど心が躍る」

 

 

ダグバとガドルの言葉にハルトは更に上機嫌になると

 

 

「それでこそだな!」

 

 

「何だ…お前達は……何なんだよ!!」

 

 

貴族悪魔が震えているので

 

 

「貴様木っ端程度が知る必要はない」

 

 

「な、何だと」

 

 

「ウルティマ、ヤクヅキ…コレを拷問にかけて情報を全部引き出せ、自分の種族の命運をかけた戦いから逃げる敗北主義者だ捕虜にする価値もない」

 

 

「はーい!じゃあボクが悪魔とは何たるかを教えてあげるね♪」

 

「任せておれハルト坊、さぁ自称悪魔よ貴様は妾にどんな『悲鳴(音楽)』を聞かせてくれるのかのぉ」

 

 

「ふ、ふざけるなぁ!一体何の権利があって!」

 

 

「権利?うーん…取り敢えず俺達に向かって蛮族って言ったからかな!あの言葉のナイフには傷ついたよ……だから精神的苦痛の慰謝料を貰う権利があるよね♪じゃあ連れてって、それと別に壊して良いよ」

 

 

「はーい!」「流石じゃハルト坊」

 

 

 

新しい玩具を貰い笑う彼女達に うんうんと頷くハルトは ふと思う

 

 

「敵を生きたまま輪切りして、その死体をホルマリン漬けにして奴等の拠点に送ってやろうか」

 

 

「お前それだけは絶対に辞めろよ!!」

 

 

「うん!」

 

 

まぁ良いや、欲しいのは情報だけで奴じゃないし

 

 

「さてと…奴さんの話が本当ならドラゴンが暴れてるんだよな…どうするか」

 

 

「えぇ厄介ですね」

 

 

「つか、またドラゴンかよ」

 

 

デロウス、ティオ、それに竜になれるカイドウとくれば竜と不思議な縁を感じてもおかしくはない

 

 

「ジャンヌもファフニール操ってたし竜の魔女なんて呼ばれてたしなぁ」

 

 

「ふふん」

 

 

ドヤァとするジャンヌは可愛いが

 

 

「ドラゴンなぁ…よしハウンド、念の為防御シールドを展開してくれ」

 

 

「イエッサー」

 

 

そして陣地形成もひと段落した所で

 

 

「皆〜差し入れだよ〜午後の作業もよろしくね〜」

 

 

とハルトが仲間達の前に用意したのはBLTサンドと紅茶のセットであった

 

 

 

うおおおお!と喜ぶ一堂 伊達に遠征のモチベーションがハルトの食事というだけはない

 

 

「そう言えば陛下は食べないのですか?」

 

 

「あぁ俺はコレがあるから」

 

 

と束作の戦極ドライバーにヒマワリロックシードを装填してエネルギー補給をする

 

 

「ふぅ…ははは!科学の力ってスゲェ!!!!」

 

「いや食べろよ……ってまさか」

 

満足していると遠くから地鳴りが響き空には鳴き声やら火やら魔法が飛び交っていた…それをしているのは

 

 

「あ、アレが話に聞いたドラゴン?」

 

 

「そうみたいだね」

 

 

赤と白の龍が暴れているが

 

 

「……何か新鮮さの欠片もないですね」

 

 

「いやそれだよ慣れって怖いよなぁ……」

 

 

遠い目でいるハルトとナツキだが

 

 

「あぁ竜だ!懐かしいなぁ…」

 

 

「アリエルもこっち側か」

 

 

「うん、まぁ私やアンティリーネにカレンとティオは元々そっち側だからね珍しいものではあるけど私は前によく会ってたから」

 

 

「だよな…つか実際、ティオは竜だしな」

 

 

とティオを見ると

 

 

「何じゃ、ご主人様?」

 

 

うん

 

 

「俺のドラゴンのイメージが崩れる音がした」

 

 

「何故妾を見ながら言うのか教えてもらいたいのじゃが?」

 

 

「胸に手を当てて考えろ駄龍」

 

 

「何故、いきなりのご褒美を!!」

 

 

「まぁまぁ落ち着きなよティオちゃん」

 

 

アリエルが話してる中 ハルトは2匹のドラゴンを見ているとハウンドに問いかける

 

 

 

「なぁハウンド」

 

 

「えぇ陛下の推察通り此方まで来たら巻き込まれる可能性が高いですね」

 

 

「んじゃ倒しに行くか」

 

 

「それが出来ればですが無闇に仕掛けて被害を広げるのも如何なものかと?」

 

 

「まぁあのドラゴンが体当たりしない限り防御シールドは破られないからな」

 

 

そうレストインピースに展開している防御シールドは飛び道具は防げるが質量攻撃は防げない欠陥のある旧型シールドである!!

 

 

 

「まぁ大丈……じゃない!!」

 

 

アナザージオウの未来視により見えたのはドラゴンが激突してレストインピースが爆破炎上する未来に従ったハルトはアナザーウォッチを構えた

 

 

「被害がデカすぎるんだが!!」

 

 

「我が魔王?」

 

疑問に思うウォズとそれを理解したハウンドは

 

 

「全員戦闘態勢!!!」

 

 

警報を出すと同時に飛んできたのは赤い龍であった

 

 

そう質量攻撃はすり抜ける旧型シールドの弊害でレストインピースに激突仕掛けるが

 

 

「らぁ!」

 

 

『ウィザード…ビック、エキサイト!』

 

 

アナザーウィザードに変身して右腕を巨大にかつマッシブにして此方に向かうドラゴン目掛けて

 

 

「ラァ!!」

 

 

勢い任せに拳を振り抜くと赤いドラゴンは くの字に曲がりそのまま地面に落ちる

 

 

 

「よーし……決定だ」

 

 

「我が魔王?」

 

 

 

「ぶち殺す……ははは!オラァ!!」

 

『ガッチャード』

 

 

 

ウォズのツッコミも程々に聞き流したハルトはアナザーウィザードからアナザーガッチャードに変身すると アナザーバットキングロボ・ワイルドに錬成 物理的に巨大化して赤いドラゴンを白いドラゴン目掛けて投げ飛ばしたが回避されるのと同時に赤いドラゴンも姿勢制御で改めて此方を見る

 

 

「っ!」

 

 

「おい赤いの何だアレは?」

 

 

「知らん!それよりもデカ物よ我等の戦いを邪魔するとは死ぬ覚悟はあるようだな」

 

 

「っせぇなぁ!!赤いのはガイアメモリと同じ声しやがって紛らわしいんだよ!!てか俺の船に当たったらどうしてくれんだ!!」

 

 

「関係ないな我々の戦いの決着に比べれば些事よ」

 

 

「ほぉ…」

 

 

あることを決めたハルトは アナザーバットキングロボ・ワイルドを解除するとハルトは上空から落下する中 

 

 

「ティオ」

 

「分かったのじゃ、ご主人様!」

 

龍モードになったティオの背に乗ると

 

 

「お、おぉ!ご主人様が背中を…あ、足で踏まれておるのじゃあ…」

 

 

「恍惚な顔するな真面目にやれ駄龍……ったく、やっぱりデロウスを呼べば良かった」

 

 

ボヤくが2頭のドラゴンは感嘆の声を出す

 

 

「ほぉまさか人間だったとはな」

 

 

白い奴は冷静に見ているが

 

 

「ははは、そうかいそうかい俺が人間にしか見えないならお前たちの底なんて知れてるなオーフィス以下のお前達にビビる理由はない」

 

 

オーフィスの名前を出した時 2頭の龍は驚愕する

 

 

「オーフィスだと!まさか貴様、彼奴の関係者か!」

 

 

 

「ん?まぁ面識はあるけど…へぇアイツも結構強い方なんだ……けど今は考えないでおこう…さぁ俺の仲間を攻撃したドラゴンズよ詫びとしてお前達は今日 俺達の晩飯だな」

 

 

「ご主人様よ、あれが夕餉だと妾の場合は共喰いになるのじゃが…」

 

 

「あ、そうだな…確かに!けど竜人と完全ドラゴンは別じゃないの?」

 

 

「いやご主人様風に言えば人間が猿の料理を食べるような感覚なのじゃよ」

 

 

「じゃあティオは別のにするか」

 

 

「うむ!期待しておるぞ!」

 

 

しかし何故か知らんが2頭のドラゴンはティオをチラチラと見ている、へぇ

 

 

「おいティオ、お前ドラゴンから見ても美女らしいな」

 

 

「おぉご主人様から褒められておるのか?」

 

 

「まぁお前は見た目は美女だからな」

 

『一言多いぞ』

 

 

「何を言う!だが中々に良い雌だ…」

 

「野卑だな赤いのは…そこの黒龍よ良ければ私とこの後夜の空を飛ばないか?」

 

 

とナンパを始める始末…赤いのは後の世での担い手と中の人が同じ竜人に好意を抱く辺り アレと似た者なんだろう

 

 

「ならば白いのよ、そこの人間を倒した方が口説くでどうだ?」

 

 

「良いだろう」

 

 

「本人の了承も得てないのに燃え上がってるよ」

 

 

「何じゃ?」

 

 

「はぁ…まぁアレだ一応は俺の仲間に手を出すって事ならお前達は俺の敵って事で良いよな」

 

 

神すら怯える竜がナンパの為に俺に喧嘩を売るか

 

 

 

「それと舐めてやがるな。余程愉快な死体になりてぇと見える」

 

 

流石に見下されるのは我慢ならんとばかりに挑発に乗る事にした

 

 

 

「ティオ、下がってろ」

 

「うむ」

 

 

ティオの背から降りて魔法陣を足場にして向かい合うと同時にハルトは

 

 

 

「んで一応聞いとくがお前達の名前は?」

 

 

「何だ貴様?俺達を知らんのか?」

 

 

「あぁそうとも他所から来たものでね…それにだ料理にした時 ただのドラゴンステーキではカッコがつかないからな」

 

 

「はははは!俺達を喰らうとは大きく出たな人間よ冥土の土産に覚えておけ我はドライグ!赤き龍の皇帝 赤龍帝よ!」

 

 

と赤い龍 ドライグは口から火球を出す、それは大した事ない規模のものだったか突如風船のように膨張、内部に込められた魔力も倍に膨れ上がっている

 

 

「へぇ……俺相手にパワー勝負を挑んでくれるとは嬉しいねぇ!!こいリアクターアックス!」

 

 

『reactor maximum drive!!』

 

 

ハルトは大型片手斧 リアクターアックスを呼び出すと内部に溜め込んでいた魔力や熱を解放するとドライグの火球に匹敵する火球を作り出した

 

 

「ぬん!」

 

 

「リアクター!チャージ&ファイヤー!」

 

両者の火球が激突すると同時に大爆発な発生し周囲に大きなクレーターが生まれる

 

 

「へぇ」

 

『あのドラゴン、強いぞ相棒』

 

『まさか能力有りとは言え、ハルト並みの出力と来たか』

 

 

「だけどカレラと比べれば可愛いものさ」

 

『まぁブラックホール使うからな』

 

 

と相対する中でドライグは笑い出す

 

 

「ははは!まさか人間がこの威力を相殺するとはな!」

 

 

「俺人間じゃねぇんだけど…まぁ良いや、その油断を抱えたまま死んでいけ」

 

 

ハルトはアナザーウォッチを取り出しスイッチを押して姿を変える

 

 

 

 

『ウィザード……フレイム…ドラゴン』

 

 

アナザーウィザードに変身すると同時に周囲に炎を纏ったウィザードラゴンが飛び回りアナザーウィザードと合体

 

 

アナザーウィザード・フレイムドラゴンへと変身したのである

 

 

「さぁ、ショータイムだ」

 





予告

ドライグとハルトの戦いが始まる中 暇を持て余した白い竜はティオに目を向けるがハルトに邪魔をされて その力を発揮した しかし

「ぐあああああ!!」


突如 白い竜を覆い尽くし始めた植物にハルトは困惑する


「ヘルヘイムの蔦!?何でさ!」


そして始まるvs二天 その結末とは

次回 体には毒ですよ お楽しみに!
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