無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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メリークリスマス?

クリスマスネタを考えたんですが…うんダメでした まおりゅうでウルティマがサンタ衣装実装されたり キャロルもXDで衣装あるのに…本当に俺って奴ぁ…取り敢えず……シャケを食べよう!!……あれ?何か疲れてるのかな

失礼しました!では本編をどうぞ!


旧校舎に行く前に

 

 

 

前回のあらすじ

 

様々な騒動が起こったハルト達だったが新たに兄弟の被験者H9こと羽黒絡繰と竜になっていた女性アイリーンという仲間を迎えたのであった…

 

 

そして逢魔本国では破壊された闘技場の修復作業が行われていた頃

 

 

「しっかしテスタロッサ達と互角に渡り合うとかアイリーンってどんだけなのさ」

 

 

執務室にいたハルトはテスタロッサにそう尋ねると

 

 

「驚きでしたわ、まさか単純な付与魔法のみでアレだけの戦いが可能だったなんて」

 

 

アイリーンの得意魔法は付与魔法、一見して援護職な印象を受けるが彼女が使えばそれは理不尽な程の実戦仕様となったのだ

 

大気に付与して空気の砲弾を作るなど滅茶苦茶であった

 

 

 

「うちの劇団にとんでもない新人が来たもんだ」

 

 

『劇団じゃねぇよ』

 

 

三人娘と模擬戦をした時に実力を判明したのは幸いだろうな

 

 

 

「彼女も逢魔王国の特記戦力に数えないとね」

 

 

「えぇその方がよろしいかと」

 

 

特記戦力

 

年々規模が拡大する逢魔王国において高位の実力者達の事だ

 

 

三人娘やアリエル、アンティリーネ、クヴァール達、そしてアウトサイダーズ達もカウントされている

 

 

三人娘と互角に渡り合えたのだから実力は言うまでもない

 

 

「次は勝つよ」「必ずな」

 

 

負けず嫌いなウルティマ達にやれやれと溜息を吐きながらも、怪我が治った安堵もあり甘やかすように頭を撫でてしまう

 

 

「まったく…ハルト、身内を甘やかすのも程々にしろ」

 

 

と起こるのは…織斑、いや常葉千冬である…名実ともに俺の伴侶となったのである…まぁ態度は今まで通りであるが、それでも飾らない彼女は本当に心の支えである

 

 

「まぁまぁ、ちーちゃん怒らない〜」

 

 

宥める束も今では俺と同じ常葉と名乗ってくれている何と言うか行く所まで行ってしまった感じだが、正式に俺はクロエを養子に迎えて本当の家族になった

 

 

一夏と箒ちゃんも祝福してくれたし、そしてブーケトスを巡って箒、鈴、イータ、リリム、クトリの凄惨なバトルが幕開けた…いやお前等もかとツッコミしたのは忘れない

 

 

結果はシェフィールドだったので次の式に関しては盛大にやると言っておく

 

 

「2人ともありがとう〜、んじゃ俺はご飯の仕込みを「その前に正座しろ」はい」

 

 

その後 俺は管理不行届で積極される事となった

 

 

まぁ変わらない日常とは大事なものだと思う

 

 

活気のある市場、賑やかな声、そして

 

 

「いぎゃあああああ!!」

 

 

監獄から響く断末魔…うん!

 

 

「今日も平和な1日の始まりだ」

 

 

「お待ちを若様!悲鳴をカウントしたらダメな気がします!」

 

 

「おはようアイザック……あれ?ヤクヅキは?」

 

 

「はい監獄にて囚人を玩具に加工して遊んでます」

 

 

「あの悲鳴の原因はそれか……朝からは止めるように言ってくれ…それと監獄の防音力上げろともな……おい待て加工?」

 

 

「はっ!では早速」

 

 

「おい待てえええ!」

 

 

ロイヤルガードのヤクヅキは趣味と実益を兼ねて監獄長に就任しウルティマと行動を共にする事が多く

 

 

日夜 囚人でなんか遊んでいるらしい…うん聞かない事にしよう何故か監獄にいる囚人の数が書類と現場では合わない件とか俺しーらない!そのお陰で犯罪が取締られているから信賞必罰!!

 

 

と溜息を吐くハルトに

 

 

「どうされましたかハルト様」

 

 

そこには件の彼女がいたハルトはやれやれと肩を竦めて

 

 

「ん?アイリーンの強さは凄いなって話だ、まさか逢魔でも最強格の三人娘相手に怯まず戦えるなんて驚きだよ」

 

 

「そんなお褒め頂くような事はございませんわ、付与魔法使いの私では彼処まで精密な魔力操作や大規模破壊は行えません、次戦った時には勝てるかどうか」

 

 

「それを言える奴が逢魔では少ないんだよ…基本的に喧嘩を売った奴等は」

 

 

同時に誰かに喧嘩を売ったのだろうな車田飛びをするゴオマが見えたので

 

 

 

「理解する前にバカはあぁなる」

 

 

「………」

 

 

実際 単純な攻撃力なら三人娘、深淵魔法なんて魂を攻撃できるアリエルもいるが、それでも彼女の戦闘力は軽視できない というより魔力操作の精密さなど目を見張る

 

 

「しっかし滅竜魔法ねぇ」

 

 

「えぇ、あと」

 

 

ドラゴンを殺す魔法とは笑えない…その証拠に柱の影からティオが怯えながら此方を見ていた

 

 

「私は彼女に何かしましたでしょうか?」

 

 

「彼女は竜人族と言って人であり竜だからなドラゴンスレイヤー系列は苦手なんだよ」

 

 

「あぁ成る程、しかしハルト様の飼っているドラゴンは勇ましいですが」

 

 

そこにはデロウスが勇ましい咆哮を挙げていたが

 

 

「まぁ親が一大陸の王とされる竜だからな」

 

『或いは元から恐れるという部分がないのだ』

 

 

 

「ふふふ、そうですか」

 

 

因みにだが彼女は良く笑うのと何故かプレーンシュガーのドーナツを好んで食べる…やはり

 

 

「魔法使いはプレーンシュガードーナツが好きな説は有力じゃないか?」

 

『なんか違うぞ」

 

 

「ふふふ、そうですわね」

 

 

と笑うアイリーンとハルトだったが

 

 

「おいハルト、こんな所にいたか探したぞ」

 

 

「え?どうしたのさキャロル?」

 

 

「どうしたもこうしたもない!この後の予定を忘れたか?」

 

 

「ん?あぁ日本神話勢力の会談か分かった準備するよ、ありがとうキャロル!」

 

 

とハルトは準備の為に移動すると

 

 

「はぁ…あのバカは身を固めても根は変わらんな」

 

 

「あら、どうしましたのキャロルさん」

 

 

アイリーンを見て一言

 

 

「はぁ…お前……アレに惚れてるだろ」

 

 

「な、何を冗談を…」

 

頬を赤らめている‥確定だな

 

 

「顔を見ればわかる…本当に何故あのバカはいつもいつも……」

 

 

「貴女も貴女で寛容ですわよね、ハルト様の関係を認めているのですから」

 

 

「仕方ないと諦めた、アレは昔からそうだ打算とか関係なく人助けをする時がある理由は様々だが基本的にあのバカは助けると決めたら必ず実行する迷わずに最短でだ、そんな真似されてみろ惚れるしかないだろうが」

 

 

「説得力しかありませんわ、あの方見返りはいらないと言ってましたし居場所がないなら此処にいろと…」

 

 

「オレも同じだからな」

 

 

「お噂で少し聞いてますわ、ハルト様は貴女と世界を天秤にかけ迷わず貴女を選んだと」

 

 

「そのお陰でオレのいた世界では特A級のお尋ね者だ…まぁあのバカは能力の実験やガス抜きと称して色々やらかしてるから当然だがな」

 

 

「そうですの」

 

 

「だから警告しておく、あのバカを振り向かせたいなら全力でやれ」

 

 

「ご忠告感謝しますわ、キャロルさん」

 

 

「キャロルで構わん、さてあのバカの様子でも見に行くか」

 

 

と離れた彼女を見送るアイリーンはポツリと

 

 

「本当に変わった人達ですわね」

 

 

 

ーーーー

 

 

そんな事知らないハルトはメイドのベルファストと護衛にカレンとベアトリスと共に日本神話勢力との会談を行っていた

 

 

「しかし逢魔の旗を見たと同時に連中の問題行動はピタリと止みましたよ流石は逢魔王国…三大勢力が恐れを覚えるだけの事はあります」

 

 

「お褒め頂いて恐縮ですね天照大神殿、ですがその看板に胡座をかいて非礼を働けばその武力の向かう先はどうなる事やら…」

 

 

と朗らかに笑うハルトであるが目の前にいるのは日本神話勢力の長 天照大神とあっては普段よりも柔らかな物腰で行かねばならないが対等以上の関係と認知せねば リゼヴィムの二の舞はゴメンである

 

 

『喧嘩腰だがな』

 

 

「言うなよ、俺達の看板使って悪さした奴がいるんだ相応の対応は必要だろ?虎の威を借る狐なんて言葉もありますからね」

 

 

「勿論です配下や末端にも徹底させておりますとも」

 

 

「それは良かった…それで単刀直入に聞きますが本題は?」

 

 

 

「えぇ、実はとある租借地にいる悪魔の監査役を逢魔に依頼したいのです」

 

 

「俺達が?」

 

 

「はい本来なら我々が行うべき業務であり貴方達に依頼するのは筋違いですが…問題はその土地の管理人なのです」

 

 

「あぁ、VIPか訳アリですかね」

 

 

「えぇ現魔王 サーゼクス・ルシファーの妹とその眷属が管理する街、しかも同じ街にはセラフォルー・レヴィアタンの妹と眷属も住んでます」

 

 

「うへぇ、あのシスコン達のか……」

 

 

「はい悪魔に租借してる場所ですが、我等の領地で不幸や何かがあれば悪魔がどんな要求をしてくるか分かったものではない」

 

 

「まぁな、だがそんな事すれば逢魔が黙っちゃいないがな」

 

 

ハルトの脳裏にはリゼヴィムがとある事件において焚き付けた反乱終息後 

 

 

『あの野郎…俺達の名前でコウモリを誘導して好き勝手やりやがったな…許せねぇ!野郎ども行くぞ!!焼き尽くせ!何もかも!!』

 

 

とまぁ普段通りに怒りに身を任せ、手勢を率い手打ちの為に首都へ殴り込みをかけた。和平の時に俺を見る怯えた女の子達…それが彼等の妹だったと…んでサーゼクス達はそれを溺愛してるのは有名だからなぁ…

 

 

「それで護衛と監視役って事ね」

 

 

「はい、ただ正確に言えば妹達の護衛も兼ねてます」

 

 

要するに眷属は知ったこっちゃないって話か

 

 

「期間と報酬は?」

 

 

「期間は彼女達が卒業までの一年、報酬は通常の傭兵業務に加えての上乗せ分とその土地に関して日本神話勢力の代官としての権限を授けます これで名代として色々と言える筈です」

 

 

「ふむ……」

 

 

サーゼクスの性格からしても個別で依頼が来そうではあるが、俺としては日本神話勢力との関係を選ぶのが筋と思う そして何より外部勢力なら悪魔側の制約関係なしに動けるからな

 

 

「拠点については貴方達のパドロンを名乗る企業が施設を貸し出すと言ってましたので紹介状をお渡しします」

 

 

恐らくH4こと篠崎瀬奈が言ってた情報だろうトータスの最終決戦で現れたソロモンに変身したラクシーの本体 その彼が言ってた支援企業だろうな

 

 

「あぁ…」

 

 

「人選は任せますし基本的に貴方方の判断で行動してくれて構いません」

 

 

「そうですか」

 

 

即決せずに一旦持ち帰りたいと思ったがハルトは魂の回廊を介してテスタロッサ達に相談してみる事にしながら帰還するのであった

 

 

帰り道で

 

「どうされましたか?ご主人様?」

 

「いや何、少し楽しそうだなぁって」

 

 

「ですが主、我等の中でその任務をやり遂げる者を見つけるのは苦労するかと」

 

 

「ですよね〜実際ハルトさん含めて過激な暴走列車ですもん特にアウトサイダーズなんてねぇ」

 

 

「ベアトリス?」

 

 

「ってナツキさんが言ってました」

 

 

「あのバカには今度徹底したお仕置きが必要だな具体的には電気椅子に座らせる」

 

 

「それは処刑ではないのでしょうか?」

 

 

「カレンさんツッコミ待ちですけども考えましょうよ」

 

 

 

逢魔王国本国にある会議室 

 

そこには幹部全員が勢揃いしていたのである

 

 

「と言う訳で派遣するか否か皆の意見を聞きたい」

 

 

その議題に関心を持つもの持たない者がいるのは当然である

 

 

と言うよりアウトサイダーズ筆頭に武闘派連中は【ガキのお守りなんざゴメンだね】とばかりに無関心、他の連中もやれやれと言う顔だ…これ多分 相当な褒美がないと動かないなと思っているが冷静に考えられるものもいる

 

 

 

「アンタが命令してくれるなら俺達が担当しても良いが?」

 

 

そこには新参者ながら先日の黄金妖精救助戦からのリゼヴィムの反乱鎮圧において大きな武功を上げ一傭兵でありながら最高幹部の一角に名を連ねている neverの長 大道克己であった

 

 

「どうやら堕天使周りが不穏だから克己さんにはそっちを任せたい」

 

 

「分かった待機しておく報酬は期待しているぞ」

 

 

「あぁ期待してくれ」

 

 

「貴様!ボス対してなんて舐めた口を!「良いんだネガタロス」しかし!」

 

 

「落ち着け、俺は気にしてないし敬語を使われる方が嫌だから…それにお前達も割と俺の扱い雑だよな?」

 

 

「……」

 

 

「そんなに目鯨を立てるなよ」

 

 

「かしこまりました」

 

 

「はっ!後輩が出世したから、やっかみとは暇そうで良いなぁ…先輩?」

 

 

「!!」

 

 

その時 ウォズがデジャブだなぁと言う目をしていた…歴史は繰り返すか

 

 

「もう我慢の限界だ貴様を此処でた…っ!」

 

 

ベルトを出そうとしたので強制ストップを入れようとしたが

 

 

「あのさぁ喧嘩とか辞めて会議しようよ…でないとこの場で切り刻むよ?」

 

 

そう言ってアリエルが糸で拘束してくれた、ありがとうと目線で送ると どう致しましてと返してくれた

 

 

「し、失礼しました」

 

 

「いやネガタロスの忠誠心は俺が一番理解しているし皆の気持ちも汲み取りたいから遠慮なく発言してよ」

 

 

 

「成る程、その悪魔達を捕らえて愉快な実験するのか!」

 

 

「それは違うぞゴルドドライブ!?」

 

 

「しかしハルト様、派遣するとしたら誰を?」

 

 

「まぁ受けるとしてもコレは人選だな現地勢力との交渉や実力などを鑑みて大使には……アカツキが適任だと思う」

 

 

 

その言葉にアカツキへと目線が集まるが当人も

 

 

「わ、私ですか!」

 

 

「お前以外にいないと思うよ駐在大使なんて長期間平和的な役目が出来る奴はな」

 

 

政治や軍事面でテスタロッサ達 三人娘、ハウンド、ウォズ達は国内にいないと困る

 

 

曲者揃いのアウトサイダーズは論外、傘下の怪人達、ロイヤルガードのジョウゲン、カゲン、フィーニス、ヤクヅキ達は俺以外の指示を聞きたがらないし下手したら、この間の件を理由に悪魔へ喧嘩売りかねない

 

 

「こう考えるとウチの連中は過激だな血の気が多くて困る」

 

 

『まぁ一番過激なのはお前だがな』

 

 

「そうかぁ?俺ほど真人間はいないだろう?」

 

 

『……ひょっとしてそれはギャグのつもりか?』

 

 

「え?」『え?』

 

 

平和的な交渉をするならば冷静かつ組織の長として元ファンガイアのキングなら問題ないだろうし

 

 

「こほん…アカツキをリーダーに補佐役にアイザック、宗一、政人…それとトルーパー達を連れて行け」

 

 

「我が魔王、ライダー4人にクローントルーパーの部隊を一つの町に派遣するのは些か過剰ではありませんか?」

 

 

「そうか?寧ろ下手な戦力を送って失敗する方が怖い警戒するに越したことはない」

 

 

「本音は」

 

 

「宗一と政人の精神衛生的に休みがいるかなと」

 

 

「成る程」

 

 

ウォズの心配にハルトは肩を竦めて答える

 

 

「それに悪魔との関係を考えれば当然だ、奴等も俺達には警戒してるだろうし、はぁ…リゼヴィムが余計な事をやらかさなければな」

 

 

そう現在の悪魔勢力との関係はあまり良くないのである

 

 

理由はリゼヴィムが誘発させた逢魔の反乱後

 

 

ハルトは悪魔が共謀した証拠片手に報復として手勢を率い首都や重要都市や施設を同時多発的に奇襲し悪魔側を手酷く叩いた

 

 

此方としては其方のお偉方が逢魔の名前や旗を勝手に使い あまつさえ悪魔達が珍しい眷属のコレクションと称して逢魔本国を襲ったのだから、それだけで宣戦布告となるし悪魔を皆殺しにしようと怒りに任せて進軍した 目につく都市という都市は破壊し焼き尽くし捕虜は…うんアレだね いつも通りさ

 

 

ーーーー

 

 

「これで捕虜は全員か?」

 

 

「はい、その通りですわ陛下」

 

 

「そうか、いやそのあの空の眼から逃れる奴はいないか…凄いなアイリーン 付与魔法とはこうも素晴らしい魔法なのだな」

 

 

上空には巨大な目がある アレはアイリーンの付与魔法で作ったのだという監視魔法とは恐れ入ったと感心している

 

 

「お褒めに預かる光栄ですわ」

 

 

「後はモグラ叩きの要領で地下に隠れたりした奴等を炙り出すだけだな」

 

「追撃ならneverに、お・ま・か・せ・よ!」

 

 

「お願いします京水さん……地下に逃げた奴には火炎放射器の炎をたっぷり浴びせて下さい!」

 

『物理的に地下に逃げた敵を炙り出すとは思わなかった…』

 

 

「はーい!」

 

 

「さてアウトサイダーズ、コイツ等の処遇だが…」

 

 

「これだけのサンプルがあれば…ふふ楽しい実験が出来る…」

 

 

「おいハルト、コイツらにネビュラガスを注入して良いか?」

 

 

「ゲゲルの的だね」

 

 

「ふふふ…さぁ楽器に加工しようではないか!」

 

 

と騒いでいる幹部達…いやヤクヅキさん馴染んでますねぇ〜と朗らかだったがその後ろで

 

 

「悪魔の捕虜なんているかよ!」

 

 

 

と叫びながら暴れる奴もいるなぁ…うん

 

 

「一部はミラーモンスターの餌で残りはSMILEを食べさせて感情を奪ってからストマック家行きだからな他は好きしろ」

 

 

「あれ?我が魔王、ヤクヅキが…」

 

「すまないなウォズ、今は爆音でヤクヅキの言葉だけ聞こえなかった」

 

「は?」

 

 

「何だウォズ?」

 

 

「失礼しました我が魔王…」

 

 

「そうか…んじゃ連行しろ俺達に逆らったらどうなるかの見せしめだ」

 

 

「ほほぉ…ハルト坊任せておれ、妾の芸術を見せてしんぜよう」

 

 

「マイロード、程々にして下さいね」

 

 

数時間後 都市郊外に様々な現代アートに加工された悪魔達が飾られ都市にいた悪魔を恐怖のドン底に突き落としたのは言うまでもない

 

 

 

ーーーー

 

 

あれ?悪魔の捕虜なんていましたか?え、知らない子ですね…取り敢えず首都には俺の星砕銃と星穿剣の全力を放ち 防衛システムを破壊し未曾有の大混乱を招いた後はいつも通り 奇襲からのジェノサイドを実行しようとしたが サーゼクス達との交渉により手打ちにした

 

 

珍しいと思うだろうが、此方もリゼヴィムの管理不行届で暴走があったのも事実であり流石に皆殺しは三竦みの崩壊となるのはアザゼル達も好まないと、まぁそれを喜ぶ輩もいるだろうが此方としても武力や威を見せる事が出来たので良しとした

 

 

どんな馬鹿でも分かりやすい暴力による恐怖は学習するのであるから

 

 

この結果がサーゼクス達に実績を与え当時の魔王政権を打倒したクーデターを早期解決させた理由となったのは言うまでもないが…

 

 

なんかアイツ等がこの状況を利用したのは強かというか何というか…まぁ2人のように個人単位での付き合いをしてる奴はいるが種族としては割と冷え切った関係である…その後に懲りずに交易品を詰んだ輸送船まで襲ったからな 報復で奴等の領土の3分1を削り取ってやったがな!

 

 

お陰で都市開発の人員が沢山必要になったから自分のスキル 怪人創造で戦闘員を量産して働かせている…それでも足りないので魔人族や一部領民がノリノリで開拓している

 

 

 

 

「もう一件、別に話しておきたい事があるナツキ」

 

 

「何だよハルト?」

 

 

「何でお前が幹部面して座ってんの?」

 

 

「そこ!?」

 

 

「いや俺、任命してないしお前の地位ってドリンクバーとサラダバーとお冷の往復係だ」

 

 

「増えてるけど地味!!いや待て待て!俺はだなー

 

 

「処刑しろ」

 

 

「まさかの!!」

 

 

「我が魔王…問題ある部下を処断するボスムーブやりたいだけですよね?」

 

 

「あ、バレたか大丈夫だよナツキ、処断しないけど……お前は正座だ幹部会に顔を出せるだけ感謝しろ」

 

 

「うぅ…待遇改善を要求する」

 

 

「そもそも俺にとって忌々しい連中共のスパイみたいなお前を招いてる段階で異例の待遇という事を自覚しろ」

 

 

「俺はそこまで信頼されてないのか!」

 

 

「当たり前だバカめ」

 

 

ハルトは一瞥すると

 

 

「もう一つの議題、それは……」

 

 

と前置きしたハルトは

 

 

「スマートブレイン社とオルフェノクの王であるアークオルフェノクが我等にコンタクトを取ってきた内容は我等、逢魔陣営に加わりたいとさ」

 

 

ーーーー

 

 

時は遡り

 

 

「失礼します、ハルト様に面会を求める者が」

 

 

「俺に?何だろう…晩御飯のリクエストかなぁ」

 

 

『何故そうなる』

 

 

「お待ち下さいハルト様……まさか食事のリクエストを受け付けているのですか」

 

 

『テスタロッサもツッコミのポイントが違う』

 

 

「え?勿論…いやぁ昔は皆言ってくれたんだけど最近言ってくれなくて寂しいと思ってたんだよ〜」

 

 

「失礼しました、ではリクエストは後程」

 

 

「うん、それで誰が来たの?」

 

 

「はい、それが…」

 

 

テスタロッサから言われた名前を聞いてハルトは笑顔で部屋に入るのであった

 

 

 

「初めまして私が常葉ハルトです…お会いできて光栄ですオルフェノクの王よ!!」

 

 

そこにいたのは紛れもなく王の風格を纏う怪人

 

 

「此方こそ光栄だ怪人王よ……しかし私と王と呼ぶか」

 

 

アークオルフェノク オルフェノク族の王だ

 

 

「それは勿論!貴方はオルフェノクという種族の未来を照らす王なのですから」

 

 

「そうか……」

 

 

「それに申し訳ない、お呼びなら私から出向きますのに」

 

 

「それは良くない、呼び出したとあれば君の立場が下になってしまうからな」

 

 

「本当その辺面倒で嫌になりますよ、それで今日は何しに?」

 

 

「実は私から君に提案があるのだ」

 

 

「何でしょうか?」

 

 

「我等オルフェノクとスマートブレイン社を貴方の傘下に加えて頂きたい」

 

 

「勿論ですよ!!宜しくお願いします!!あ、オルフェノクの自治も推進しますし領地も用意しないとなぁ〜」

 

 

「即決とは恐れ入った」

 

 

「え?当たり前ですよ!!」

 

 

「いや君に逆らえばオルフェノクの未来はないと思ってな…私もこの場で殺される覚悟で来たのだが…」

 

 

「しませんよ!?何で大事な同胞達を殺すとかするんです!?」

 

 

「同胞…そうか君は私の力や遺伝子も持っているのだったな……では改めて怪人王よオルフェノクの未来を頼む」

 

 

そのアークオルフェノクの手をハルトは握り答えた

 

 

「ご期待には全力で」

 

 

ーーーー

 

 

 

「って訳」

 

 

おぉ と驚く幹部達は着々と戦力が揃いつつある事に驚いている

 

 

「オルフェノクの戦力とスマートブレイン社の技術力は我々の大きな力というよりスマートブレインの著作物勝手に使ってるから申し訳ない…後で謝ろう それと合わせて試験していたライオトルーパー隊を逢魔王国に正式採用!その隊長には彼、清水幸利を任命する!」

 

 

そこに現れたのはトータス世界でライオトルーパー隊の隊長を任されていた彼であった

 

 

「あ、あの…ハルトさん?これ何ですか?(なんかとんでもない事になってるぅ!!)」

 

 

 

「話の通りだ君を隊長に任命、ライオトルーパー隊を任せ王国の幹部の地位を預ける」

 

 

「!!!!」

 

 

「我が魔王、一学生に過剰な待遇では?」

 

 

「何を言う、俺は出来ると信じた奴にしか任せないのは知っているだろう?」

 

 

「ですがライオトルーパー隊古参なら兎も角、新参者は彼を認めないでしょう」

 

 

「それなら大丈夫だ」

 

 

「え?」

 

ーーーー

 

回想

 

 

「ふざけるな!誰が人間なんかの部下なんかになるか!」

 

 

「あ?俺に楯突くつもりかオルフェノク?」ニッコリ

 

 

「いえ皆、従います」

 

 

「清水隊長万歳」

 

 

「よろしい」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

「話せば分かってくれたよ」

 

 

「何が起きたか察するにあまり有ります…」

 

 

「言うなよ、後は彼次第だがな…あぁ後な束、銀狼、唯一達は新技術が来るがその辺を自重するように!」

 

 

「えぇ!!酷いよハルくん!!」

 

「不本意」

 

「そもそも自重しない人に言われても」

 

 

「確かに!!そうだよね!」

 

 

「ひ、酷い!」

 

 

『無理もない』

 

 

 

「オルフェノクが傘下…って事はラッキークローバーや村上社長もハルトの傘下に入るってことじゃないか?」

 

 

政人の一言でハルトは目を輝かせて

 

 

「そうじゃん!!それってつまりあの北崎さんも仲間になるんじゃん!!うおおお!」

 

 

『何故、そっち…』

 

『あぁ、此処に新たな問題児がやってくる…』

 

 

「……………」

 

 

幻想郷で因縁のある政人はこの世のものとは思えない程の苦痛を覚えたような顔をしていた

 

 

「政人、それは俺がエボルトといる時に感じるストレスだ」

 

 

「ごめん結構ヤバいわ胃薬用意してくる…北崎とかふざけるなよ…いやだからハルトの奴俺達を」

 

 

 

「それなら!デルタギアを用意しないと…あ!琢磨君や海老姉さんはファイズやカイザにも変身していた……っ!うおおおおおおおお!昂ってきたぁ!!」

 

 

「そして村上社長もデルタに変身していたなぁ」

 

 

『おいこのバカに燃料を焚べるな!』

 

 

「やったぜフォーーーーウ!!!よしナツキのデルタギアを没収してラッキークローバーには再生産分のベルトを渡す用意しなきゃ!!」

 

 

「アレ見て俺達のこと考えてるかな?」

 

「さぁな」

 

 

「え!マジで!!」

 

 

『世も末だ』

 

 

「まさか3本のベルトがマジでオルフェノクの王を守る日が来るとは…これで木場さんや海堂さんが来たら俺……発狂しちゃうよ!!」

 

 

『既にしてるだろ』

 

 

 

「まぁハルトはイカれてるからな」

 

 

「おい待て誰がイカれてるってナツキ?どうやら死にたいようだな!!罰としてデルタギアは没収だ!!」

 

 

「へ?ちょっ!」

 

 

テーブル踏み越えてハルトがマウントポジションから拳でナツキを殴り始めたのであった

 

 

『まぁコイツは元からイカれてるがな』

 

 

「辞めてください!暴力は!暴力は辞めてください!!」

 

 

「いやそれ殴られてる俺のセリフうううう!!!誰か助けてええええ!」

 

 

 

と断末魔を上げるナツキであった

 

 

 

会議後

 

 

「オルフェノクやスマートブレインまで傘下に入るなんてな〜」

 

 

ハルトは笑顔で口角が上がるのを抑えられないでいる中 

 

 

テスタロッサが幹部陣を集めていた

 

 

 

「何ですと!それは本当なのですかテスタロッサ嬢!」

 

 

「えぇ本人の口から間違いなく聞きましたわ」

 

 

「まさかご飯のリクエストを受け付けていたなんて…」

 

 

「あれ?魔王ちゃん割と朝はご飯かパンかって聞くような…」

 

 

「そうではないれ

 

 

「はい今も変わらず個人の単品注文もOKという事なんですよカゲン先輩!」

 

 

「そうなのか!………以前は良く聞いてくれていたな」

 

 

え?と驚く面々だがウォズとジョウゲン、フィーニス達は

 

 

「昔は俺達だけの時は普通だったよねぇ」

 

 

「えぇ懐かしい思い出です」

 

 

思い返すのは建国以前の…そう賃貸マンションを根城にしていた頃

 

 

【皆ー!今日のご飯は何が食べたい?何でも作るよ〜】

 

 

朗らかに料理をするハルトだった

 

 

「それが今では」

 

 

【OK!じゃあ……ちょっと宝石の肉食べたいならその辺のリーガルマンモスを倒してくるわ!!】

 

 

二代鬼徹とメルク包丁でドラゴンを解体していたのだから

 

 

「何故こうなったのでしょう」

 

「時の流れは残酷だよね…」

 

「あの頃のハルト様は初々しかった」

 

「今の魔王様も僕は大好きですがね」

 

 

 

と思い返す最古参組に

 

 

「そんな事よりハルに今日のご飯リクエストしよっと」

 

 

「待てウルティマ」

 

 

「何さカレラ」

 

 

「アレを見ろ」

 

 

「アレ?」

 

 

とカレラの指差す先にはアリエルが凄い笑顔で大量のリクエストをしていたのである

 

 

「アレだけのリクエストだ、私達が頼めば我が君の迷惑になる」

 

 

「そんなの知らないし、それにハルなら言うよ」

 

 

「遠慮せずに頼めですわね」

 

 

「そうそう分かってるじゃん、それに遠慮なんてカレラらしくもない」

 

 

「それもそうだな!我が君よ!私もリクエストがあるのだが!」

 

 

「あ!ズルっ!ハル!ボクもボクも!!」

 

 

「では先ほどの件でお願いが」

 

 

 

「しまった!抜け駆けされた!」

 

 

「もうウォズちゃんが回想に耽るから!」

 

 

「私のせいではありませんよ!」

 

 

「それよりも行くぞ!」

 

 

と幹部全員がリクエストしたので

 

 

 

「ふふふ久しぶりに腕が鳴るぜ」

 

 

厨房でハルトが包丁を構えると笑顔で料理を楽しむのであった

 

 

 

そして先発組としてアカツキ達を派遣、協力企業 サウザンインテリオン社の支援の元 新たな任務についているのだが…何故あの会社の奴らはグルメ界の食材を納品してた…いやまぁ人の飯は久しぶりに食べたけど…まぁ美味しかったな

 

 

だがそれ以上に

 

 

 

「へ?この世界にガイアメモリがある?え、財団X!?何で!ねぇ何で!!」

 

 

「財団Xだと?」

 

 

「あ!克己さんが反応しちゃったよ!!ちょっとそれは調べてて!」

 

 

何かこの世界 予想以上に火種があるようで…黄金妖精の一件なんて氷山の一角でしかなかった

 

 

 

 

アカツキ達を派遣して暫く経った頃…報告書に目を通していたハルトは来訪した一夏の意見に目を丸くした

 

 

「へ?お前も参加したい?」

 

 

「うん、ほら護衛も兼ねてる任務っていうなら学園にも忍び込む必要があるんじゃないかなって」

 

 

一夏の提案に驚くも確かに一理あると頷く

 

 

実際 護衛対象が学生ならば学園の中にも目を置いておくべきというのは分かる 実際潜入捜査の案は出てるが誰にするかは保留になっていたが

 

 

珍しいな逢魔の仕事に興味を持つなんて

 

 

一夏は学生の為、四天王としての仕事は余り任せていない どちらかと言うとネガタロスや牙王が担当することが多いのだ

 

 

「確かに……だが」

 

 

心配だな敵陣の真ん中に送るというのは

 

 

「お前に何かあっては千冬に会わせる顔がないぞ義弟よ」

 

 

「いやいやトータスや未来での荒事に巻き込んでおいて何を今更」

 

 

「未来のは兎も角トータスのは、お前がアストルフォの宝具で飛んで来たのが原因だがな」

 

 

「けど俺だってハル兄達の役に立ちたいんだよ」

 

 

「本音は?」

 

 

「俺も普通の高校生活を満喫したい」

 

 

「素直だな…ま、まぁIS学園は変則的だからなぁ女子校に男1人だし」

 

 

渋るハルトだが一夏の成長を思えば有りとは思う護衛に百貌さんを頼もうかな…と考えていると

 

 

「悪魔のいる学園の調査と護衛か、いつ出発する?私も同行しよう」

 

 

そこにポーズを決めた現れたのは最悪の未来からやってきた戦士

 

 

「秋羅!?」

 

「久しぶりだな一夏、あの時の借りを返しにきたぞ」

 

 

鉄秋羅との再会に喜ぶ一夏だが

 

 

「お久しぶりです、ハルト王よ御壮健なようで何より」

 

 

「あぁ久しぶりだな秋羅…未来からの応援とは嬉しい誤算だがもう復興したのか?」

 

 

「はい王様となった一夏が国を建て直し今では平和な国になっていますよ」

 

 

「そうかそれは良かった」

 

 

「それで暇になったので過去に来ましたあの時言ってた幹部待遇で俺を雇って下さい」

 

 

「素直すぎるのも問題だな」

 

 

「それと簡単に時間遡行しないでくれると助かる…」

 

 

 

「どうですかハルト様、俺と一夏なら転入や入学すれば問題ないですし2人いれば問題ないでしょう?」

 

 

「一応聞くが戦闘能力は?」

 

 

「はい、あの戦いの後に俺のドライバーは修理出来ましたので問題なく」

 

 

と見せたのは

 

 

「ヴァルバラドライバー?」

 

 

「マッハウィールも錬成済みです」

 

 

「凄いじゃないか秋羅!」

 

 

「お前もな…まさかニジゴンを目覚めさせるとは驚いたよ」

 

 

『アキラ!久しぶりだゴン!』

 

「あ、ちょっ!」

 

「はは、久しぶり」

 

 

 

やれやれと被りをふるが戦力としては申し分ない

 

 

「んじゃ秋羅を四天王である一夏の補佐役に任命し両名には一年間の対象の見張りと護衛を任ずる…危険と判断したら迷わず逃げろ」

 

 

「「はい!!」」

 

 

「それとだ一夏」

 

 

「な、何だよハル兄」

 

 

「無事に帰ってこい、それとライダーの力は自衛のみに限るぞ」

 

 

「あぁ!任せてくれ!!」

 

 

と送り出すのだが

 

 

「千冬の説得は任せた」

 

 

「それハル兄の仕事じゃない?」

 

 

「良いだろう…魔王渾身の土下座を見せてやる!」

 

 

「それで良いの!?」

 

 

数分後 ハルトは交渉で一夏達の転入を勝ち取るのであった

 

 

 

そしてその夜

 

 

「って事があったんだよキャロル…何か疲れた…」

 

 

「怒涛の展開でオレの頭も痛くなってきたんだが…」

 

 

「まぁコレからも頑張らないと…」

 

 

「程々にしろ、お前に何かあったら……その…不安だ」

 

 

「キャロル、まさか俺を心配して「お前を放置すると何しでかすか分からん」そっち!?」

 

 

「今までの積み重ねを否定できるか?」

 

 

「否定出来ましぇん!!」

 

 

「はぁ…まぁ寂しくもある……だからそんな危ない真似はしないで欲しい」

 

 

「キャロル…」

 

 

「ま、まぁアレだ…その……貴様の伴侶が寂しいと思っているのだ…その」

 

 

「うん良いよキャロル、ほら」

 

 

「ん」

 

 

なんか良い感じになっている時に

 

 

「ちょっーーと待ったぁ!!束さん参上!」

 

 

「まったく油断も隙もないなキャロル」

 

 

「束、千冬もどうしたの?」

 

 

「束さん達も今ではハルくんのお嫁さん!つまり!束さん達ともイチャイチャするべきだぁ!!」

 

 

「ま、まぁ私としても時間を貰いたいがな」

 

 

「……」

 

「キャロル、落ち着いて……良いよ、んじゃ皆でお話ししよ」

 

 

 

と新たな日常を楽しんでいた

 

 

 

そしてアークオルフェノクとラッキークローバー達が参上した日

 

 

 

 

北崎さんがダグバに喧嘩を売り戦い何故か意気投合

 

 

海老姉さんは冷静に村上社長の隣に立ち

 

 

琢磨君はナツキとゴオマを見て何かを感じ取ったのか無言で3人と硬い握手を交わしていた

 

 

 

俺はと言うと

 

 

「うわぁ〜チャコちゃん可愛いですね!」

 

 

「アリガトウ」

 

 

メンバーの1人であるクロコダイル・オルフェノクことJさんの愛犬 チャコちゃんを愛でていた

 

 

「可愛いなぁ〜」

 

「「………」」

 

 

「はぁ、お前たち…犬に嫉妬するな」

 

キャロルと束を止める千冬であったがそこに現れた新たな人物

 

 

 

「初めまして魔王」

 

 

「あ、初めまして!村上社長!」

 

 

「お噂はかねがね、その武は上の上とも」

 

 

「いやぁ〜それ程でも〜」

 

 

「武力以外はからっきしとも」

 

 

 

その一言に幹部陣が怒りの感情をぶつけてくる

 

 

「おやおや人望は上の下ですかね」

 

 

「ま、暴れたくて俺の仲間になってる奴もいますからね…それで貴方は俺の傘下に入るのは不満かな?」

 

 

「いいえ我等が王 アークが決めた事ならば従います」

 

 

「頼りにしてますよ村上社長……あ、北崎さーーん!!」

 

 

「なぁに?」

 

 

ハルトが北崎に話しかける姿に【正気なのですか!?】と琢磨くんは目を疑っている光景にナツキは

 

 

「慣れて下さい…あの子 倫理観やら恐怖心やら正気やら無くしてるんです」

 

 

と同情していた

 

 

「その…俺、実は北崎さんをリスペクトしてる所があって…特に初登場での絡んだチンピラを返り討ちにする所とか!!敵への容赦のなさとか!浅倉さんと同じ位のリスペクトをしてるんです!」

 

 

その言葉に琢磨くんは【リスペクトしてはダメな人をリスペクトしてますよ!】と心の中でツッコミをしていた

 

 

『あぁ隠れたチンピラ見て こんなのして何が楽しいの?答えろって奴な』

 

 

「尊敬?へぇ〜嬉しいなぁ〜」

 

 

と握手を求め北崎が応じる しかしハルトは灰にならなかったのを見て

 

 

「すごーい本当に灰にならないんだね」

 

 

「えぇ…気に入ってくれました?」

 

 

「勿論だよ、他にも遊び相手が沢山いるんだから…ここで君を倒して一番になれば僕が世界で一番強い怪人なんだよね?」

 

 

「うん、それなら遊ぶ為の玩具が必要かな?」

 

取り出したのはベルファストと同じミューズギアを複製機で再生産した勿論 北崎専用に調整してある

 

 

 

「え?何コレ新しいベルトだぁ」

 

 

「これで遊んでみませんか?」

 

 

「うん、じゃあコレで遊ぼうか」

 

 

そして2人の目は共通の人物に

 

 

「「琢磨くんで」」

 

 

 

「辞めてください!!」

 

 

 

流石に可哀想だったので琢磨くんは辞めてあげたのは言うまでもないので

 

 

「んじゃナツキで」

 

 

「あぁ彼かぁ…ふふふ」

 

 

「待てよ何で俺をロックオンしてんだよぉ!!」

 

 

「まーてーー」

 

 

「いぃぃぃやいああああああ!!」

 

 

 

ナツキはホラー映画の人並みに決死の形相で逃げたのであった

 

 

そしてハルトも魔王の人類のいる場所 駒王町にて スマートブレイン社(仮)を作り監視網を増やすのであった

 

 

 





さぁ!お待たせしました!次回は記念すべき300回記念短編!エボルハルト√!是非お楽しみに!!


では301回の予告は此方!

舞台は遂にハイスクールに!潜入した一夏と秋羅の2人は平穏な学園生活を満喫する中 突如届いた情報 そして起こる事件と邂逅


「貴方達を歓迎するわ…悪魔としてね」


次回 旧校舎のディアボロス お楽しみに!


あと 宜しければ オマケ短編をどうぞ


逢魔での花見で あかねと一緒にカラオケで歌っていたら


「愛は計算じゃ解けない」


「まず普通の計算も解けない…」

凹むように歌うハルトと担当した歌詞に笑った幹部陣には口へとノーカットロールケーキを捩じ込んだりしたり


逢魔王国の駅伝大会にて


「ナツキー!ファイトーー!頑張れー!」


「いや待て!止まれ!!止まらんかハルトおおお!!」


アンカーのハルトはナツキからのタスキを受け取らずに受け取るフリをして逃げていた…ハルトの足が早くて捕まらないとかではない


「まさかこんな所で疲れたとか言わねぇよなぁ!」

煽り倒す為にだ

「ふざけんなーー!止まれーーー!!!こちとら何キロも走って疲れてんダァ!!」


「ファイトー!」


「もう一発もでないんだよぉ!!いいから早く受け取れぇ!!」



またある時は


「このツイストドーナツは…俺の」


「うん」


「これはウォズの」


「はい」


「これは俺の」


「うん」


「これは……俺の」


「…うん?」


「これは俺の」


「あ、あの我が魔王?」


「そしてこれも俺の」


「え、ちょっ、わ、我が魔王!?」


「これも俺の」


そしてある時 運動会にて


「皆さん!相手はあの我が魔王です腹に力入れて綱引きますよぉ!!」


「行くゾォ!!駅伝の復讐だぁ!!」


「色々やらかしてるのは自覚あるけど、この戦力差は酷くないか!!」


ハルトvsナツキand逢魔幹部全員である



「行くゾォ!オーエス!オーエス!」


「アレおかしいなぁ…全然引っ張れない!」


「やはり我が魔王……なんて怪力!」


「いやタネも仕掛けもあるよね」


その目線の先には


「パラド〜」

「OK」


『マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化マッスル化!!』



ハルトがエナジーアイテムでドーピングしていた



「は、反則だぁ!!」


「1人vs沢山してるんだからこれくらいは許されるよなぁ!!…あと皆」


ハルトは笑顔で幹部達に問いかける



「良いのかな?このままだと皆のご飯はガリだけだけど大丈夫かな?」


「「「「「「「オーエス!オーエス!!」」」」」」」



「おい待て買収されてそっちに動くなぁ!お前等ぁ!!」


結果瞬殺であった…



そしてある時



「野球か」


「はい、我々もスポーツに力を入れてみるのは如何かと」


「そうだな…よし!行くぞ!」


「お待ちください我が魔王」


「何?」


「何故バットに釘を打つのですか?」


「へ?野球は釘バットでするんでしょ!」


「しませんよ!?」


「そうなの!!いやだってさ!野球って乱闘とか刺すとか言うからそんな感じかと!」


「スポーツへの偏見が凄まじいですよ我が魔王!」


と言われたので俺がピッチャーをする事になったのだが


「なぁ何で俺バッターなの」


「さぁ?まぁ我が魔王のことですから何か考えがあるのでしょう」


「なんか嫌な予感」


「よし行くぞ俺の必殺魔球!!その名もデッドボール!!」


「ちょっと待てええええ!!」


「へ?」


「俺を殺す気か!!あとデットボールを必殺魔球呼ぶなよ!!」


「え?なんか違うのか?…俺の決め球はビーンボールで、その上を行くのが必殺のデットボールなんだか…」


「よーし!取り敢えずハルト、今のお前に必要なのは野球の知識だ!!」


「分かった、んじゃ乱闘になったら呼んでくれ」


「誰が呼ぶか!!」


「乱闘の戦力としてはこの上ない逸材ですよね…」



そして試合当日はハルト率いるチーム アウトサイダーズとナツキ率いる チーム マジェスティとの試合となったが


当然アウトサイダーズ達がマトモな試合をする訳なく


「危ないじゃねぇか!頭に当たったらどうしてくれるんだゴラァ!!あとその金ピカで目が痛いんだよ!!」


「うるさい!そんな丸太をバットにして振り回す奴に言われたくないな!!」


「重加速やエナジーアイテムやメモリでドーピングまでしやがって、もう我慢ならねぇ!表出ろヤァ!!」


「この上なく表だろうがァ!」


「ナツキとゴルドドライブがキレたぞ…乱闘だぁ!!」


「行くぞ浅倉さん!北崎さん!俺達の出番だ!」

「あぁ……」

「いいねぇ」


「結局!暴力が全てを解決するって訳よ!」


『お前はスポーツマンシップという意味を調べてこい!!』


そこには野球のユニフォームを着て金属バットを持ったハルトと浅倉と北崎がいた…その光景を見て周りは野球よりも安全に動いたのである


「取り敢えず乱闘は辞めましょう!!」


「ハルト落ち着け!多分お前の思ってる乱闘と野球の乱闘は別物だから!!」


「バットをそんな風に使わないで!!」


「何でだ?」「これってそう使うんじゃないの?」


「え?ほら昔から言うじゃないか!バットは友達!これで殴れば怖くないって!」


「それ言うならボールは友達だよ!何友達振り回してるの!!」


「………ドッガハンマー」


「そうでしたゴメンなさいね!!」


結論 アウトサイダーズに野球は無理である
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