前回のあらすじ
ハルトは変身薬を見て発狂するが周りから接種を止められてしまう 自棄酒するハルトに模擬戦を挑んだリアス達であった ハウンド率いるクローントルーパー達の本職軍人からくる連携と戦術の前に返り討ちとなったのである
「な、何で…」
「レーティングゲームとはチェスと違い自分と相手の駒数も違う上にそれぞれの駒の戦闘能力や特技も違うからな個人に合わせた戦術や連携を取らないからこうなる」
「けど…まさか初手で拠点を攻撃するなんて」
そう模擬戦開始して作戦会議中だったグレモリー眷属の拠点をハウンドは奇襲とばかりに爆破して困惑した中 スタンモードのブラスターで蜂の巣である
「数で劣る以上、使える戦術は限られるのに悠長に作戦会議をするのは愚策だな」
「貴方ならどうするのよ」
「基本的には陛下筆頭にアウトサイダーズやロイヤルガードが突撃して敵を混乱させているのでその間に作戦会議実行しています」
「滅茶苦茶じゃない!」
「その滅茶苦茶が逢魔では成立するんですよねぇ」
「または数的劣勢の場合は只管攻撃に周り、相手を受け見にして対策をさせない事だ受け身に回れば負ける」
それは仮想敵が無尽蔵に生み出されるドロイドという特性を考慮したハウンドの戦術である
「だから逢魔は…」
「その通り」
まぁ実際は ハルトが我慢できなくて飛び出すのと先手必勝とばかりに広範囲技を放ち敵を怯ませた後に手勢が襲い掛かるのが常套手段になっただけだが…
ハウンドの分析にハルトは納得した
「成る程なチェスじゃなくてストラテジーゲームかって話か」
『相棒にしては難しい言葉を知っていたな』
「ネオ黎斗さんに教えて貰った!あの人の技術や知識は勉強になるよ…」
「まぁ陛下の場合は先陣切らせて暴れさせてる中、混乱した後に我々がついて浸透攻撃するののが一番効果的なので今回のような戦術は不要ですが」
「おいおい褒め殺しかよぉ!!」
「作戦を考えても貴方が何も聞かない理解しないで突撃するので作っても意味がないだけです」
「あれハウンドさん?言い方がキツいよぉ?」
「……けどまさか人間に」
「確かに我々は陛下や他の方々と違い超常的な異能を持ちませんし神器もない普通の人間です…それ故に勝つ為に頭を使います、人間が狩られる側と思っているようでしたら…いつか貴方達は狩られる側になる気をつけるべきかと」
「『
「えぇ何せ一番非常識で怪物な王の側にいますから常識の尺度は壊れてるかも知れませんが…」
「言うねぇ、まぁそれに悲嘆するなよお嬢ちゃん、ハウンドは戦略家で本職の軍人だからな単純な軍略だのは専門家な訳だし最高の現場指揮官だもんな」
「お褒め頂きありがとうございます陛下」
「それと他の連中と違って俺に忠実だからな」
「我々も忠実ですよ我が魔王」
「俺への接し方に敬意を感じる部分が良いだろう?」
「「「「「………」」」」」
「そんな事ないって反論しろよアホども」
「それは陛下の日頃の行いが原因かと」
「辛辣ぅ!!けど何であんなに的確な対処出来たのさ?木場君とか目で追って発砲したよね?彼一応スピード特化だよ?」
「全力で逃げる陛下と比べれば可愛いものですよ光学迷彩で消えない、クロックアップや重加速もしない ただ足が早いだけなんて的でしかありません、それに剣だって黒鍵やロードオブワイズに比べれば軽いものです」
「小猫ちゃんの防御は?」
「あんなの壁にもなりません、陛下が以前変身したキャッスルハードスマッシュやフォートレスマルガムの方が堅牢でしたよ」
「ドライグの器は?」
「論外です…まぁ倍加の回数や強化幅は増えてますので今後も基礎を伸ばす予定ではありますが僧侶は回復役…衛生兵なので例外としますがマトモだったのは女王ですね…クヴァールは何を教えたのやら」
「防御貫通する雷撃何て、どう避けろって話だもんなぁ滅茶苦茶だよ」
「その通りです陛下…それは我々が普段から感じている事です」
「え?……まぁ後は任せたハウンド、俺は一夏の様子を見てくるわ」
ハルトは一夏の様子を見てくると
「…………」
「まぁそうなるよな」
頭にタンコブ作ってノビている一夏と何かポーズを決めてるロードオブワイズの4人がいた
「くそっ!まだまだ!」
「おぉ!良い心がけだ頑張れ一夏」
「因みにこの人達どれくらい強いの?」
「ん?前にも話したけど聖剣ライダーの大半が相手の知らない技や不意打ちとか差し違えたりとかしないと倒せない位強い」
「……へ?」
「最強フォームのクロスセイバーもボコボコにしてたからな…アレはやばかったな」
「それって士道が変身した「んやオリジナルのセイバーが」……マジかよ…」
「そもそも全員が生前より強化されてるから強いのは当然なんだけど」
「それ狂化の間違いじゃない?」
と話していると
「何だい彼等は?何か強そうだね!」
「楽しめそうだ」
「ほぉハルトの複製…いやコレはブラッド族の擬態か?興味深いな」
ダグバ、北崎、エボルトのラインナップを見て
「は、ハル兄…まさか俺1人でこの3人相手にしろと?」
「そんな真似するかぁ!俺もそこまで鬼じゃないぞ!!」
「けどハル兄、鬼じゃん」
「ん?……あぁ確かに『
『否定しろ』
「「「「ヒャッハー!!」」」」
「嘘だろ!!おい待て!喧嘩するなよ!!」
しかし怯まず戦いを挑むバーサーカーと激突した結果 闘技場が再び破壊されたのであったが
結果
「あの3人相手に引き分けへ持ち込めたのはスゲェよ!」
とはハルトの言葉であった
そして結界内での年月が進んでいき全員がある程度のレベルアップを果たしていく面々を見守っていた
「取り敢えずは形にはなるかな〜」
取り敢えずは責任は果たすとばかりに見に来たが
「はい、タオルどうぞ」
「あ、ありがとうございます!あかねさん!!」
「ふふふ…どういたしまして」
「俺、頑張りますから見ててください!!」
「あ、えーと…うん頑張ってね」
「うおおおお!!」
善意で渡しているのだろうが何故か鼻の下を伸ばす一誠を見てハルトは
「……………」
『不味い嫉妬に狂ってる』
歯を食いしばりながら殺意を滲ませていたという
「奴の脊髄ぶっこ抜きして残ったボディに雷落としてやる」
「我が魔王は落ち着いてください!体から黒い衝動が溢れていますよ!!」
「違います覇王色の覇気が漏れてるんですよ、ウォズ先輩」
「冷静になって分析するな!!」
「それも一緒だ!それよりもハルト様は落ち着いて」
「そーそー、あかね様の愛は魔王ちゃんに向いてるの知ってるでしょ?」
「そうじゃな…アレだけ健気にハルト坊を想って待っていたのじゃ…アレが他の男に靡くとは思えんさ」
ジョウゲンとヤクヅキの言葉に冷静になったハルトは
「それもそうだな…ごめん…どうも最近沸点が低くてなイライラして目の前のものや立ち塞がる奴等は全て破壊したくなるんだ」
「魔王ちゃん…オルフェノクの破壊衝動に飲まれてない?」
「いや割とハルト様は普段からこうでは?」
「そうですよ魔王様は以前からイライラしたらナツキに八つ当たりしてますからね…今日はサンドバッグ殴ってないからイライラしてるのでは?」
「「確かに!!」」
ちょっとナツキとの接し方を考えようと想ったそんな日のことでした
「何、最近牛乳を飲んでなかったからカルシウムが足りてないだけだ」
『そこまで牛乳とカルシウムは万能ではないと思うぞ相棒』
「それだけではないかと思いますが」
「あ!アイツ……あかね嬢の手をあの変態が握ろうとしてますよ!」
「…………」
「魔王様?」
『ガイ……FINAL VENT』
「いっぺん死ねええ!」
「あ、ちょ!」
メタルホーンを装備したアナザーガイに変身したハルトはメタルゲラスの肩に体を預けた体当たり ヘビープレッシャーをあかねに手を出そうとする変態へ叩き込むと変態は綺麗な放物線を描いて顔面着陸を決めたのである、勿論若干の加減はしたが
「うわぁ魔王ちゃんの技喰らって生きてるよ…」
「ドライグがいるからタフだな」
「それ以上にギャグ時空だから死んでないのでは?」
「メタは止せアイザック」
「失礼……しかし本当に若様は嫉妬深い人ですな」
「見てる場合かアレを見ろ」
ヤクヅキが指差した先には技を受けてボロボロの一誠が尋ねた
「ふぅ……大丈夫か?あかね!!」
「だ、大丈夫だけど…いやその前に何で必殺技!?」
「あかねの危険を察知したら体が勝手に動いて……殺っちゃった!」
「そ、それなら仕方ないね」
『仕方なくないぞ!』
と話していたが
「……………な、何で…」
「悪いな技の誤爆だ許せ……いや…この場合は…うん!…近くにいたぁお前が悪い」
『いや死ねえ!と言ってから攻撃してたぞ?』
「記憶にないな」
『政治家か!』
「安心しろ相棒、俺は偶々アナザーライダーに変身して偶々、技を発動して偶々 その先にアレがいたんだ…わざとじゃないんだよ……殺意はあったけど」
『殺意はあったんたかい』
「「「「(絶対わざとだ)」」」」
とオカ研メンバーは心を一つにしたのとアーシアはアタフタしながら一誠にかけより回復を施すが
「すまんな…次からはコレにするよ」
『インペラー……spin vent』
「殺意が上がってる!いや俺何かしましたか!?」
「あかねに下卑た目で見て言い寄った」
「それだけの事で!!」
「は?」
「あ…」
失言だったが手遅れだ
「お客さん…虫歯がありますねぇ……丁度良いドリルがあるから口に突っ込んでガリガリ削ってやりましょうねぇ!!いや歯じゃなくて目でも良いかなぁ!!その目を潰してやろう」
アナザーインペラーに変身し、実はドリル回転している設定の打突武器 ガゼルスタッブを召喚して笑顔で構え一誠の口へと押し付けようとするのは流石にウォズ達がストップをかけていた、それを見ていたアイザックは呆れた顔で
「はぁ…グロは見たくありませんので対処は付き合いの長いロード達に任せます」
「断る」
「いや見てないで止めましょうよ、ほら」
変身解除したが血走る目でハルトはポツリと呟く
「待ってよ魔王ちゃん!それはやりすぎだって!」
「ボソグ!」
「ここではリントの言葉で話してください!グロンギ語が分からない子もいるんですから」
「殺す」
「リント語に翻訳しただけじゃないですか!…そ、そうだ魔王様!聖なる泉を枯らしたらダメですよ!そうでしょ!」
「凄まじき戦士雷の如く出で 太陽は闇に葬られん!」
「ダメだぁ!このままだと闇落ちのブラックアイになりますぅ!…いやそれはそれで有りですね…」
「おいフィーニス、止めろ」
「なったんだねハルト、究極の闇……は僕だったね…何て呼ぼうか…うーん」
「ダグバも遠くで笑って見守ってないで止めろよ後方彼氏面で見守るな!」
「これでハルトともっと戦えるね…うんうん実ってるよ」
「違った!ライバルのパワーアップに興奮してるだけだった!」
「ダグバが逢魔にいる理由って全力で喧嘩出来るのと暇潰しに人を沢山殺せるだからなぁ」
「あ、そうだったよ…普段の態度からアレだけど中身はちゃんとラスボスだったな」
「エボルトやアークオルフェノクみたいなやばい奴等を制御してる魔王様の力って…」
「一応、王としての求心力はあるんだよなぁ」
「ね…ねぇそれよりアレ、止めなくて良いの?このままだと魔王ちゃんディスパイダーや怪人軍団をけしかけるよ?」
「ありえるが大丈夫だろう、ハルト様とて折檻するにも戦力は考えているさ」
「ロードオブワイズかアウトサイダーズを呼ぶか」
予想以上の殺意に思わずウォズ達が動いた
「い「お待ちを我が魔王!あの二大狂戦士軍団を差し向けたら死んでしまいますよ!」知った事か!あかねに手を出すなら誰だろうと敵だ!こうなったら下劣な魂とついでにドライグ諸共消しとばしてやる!」
「ついでで魂飛ばさないでよ!そしたら僕達の美味しいドライグ料理フルコース計画がぁ!」
「お前達そんな事計画してたの!?」
「落ち着いてください我が魔王!!それは不味いです!!せめてドライグは殺さないで頂けると……あの肉は美味しかったので」
「虜になっとる…」
『おい見ろ、ウォズ達見てハルトがドン引きしてるぞ』
『珍しい光景だナ』
「ちょっと、ヤクヅキ先輩も見てないで魔王様止めるの手伝ってください!」
「はぁ……仕方ない、あかね嬢よ済まん此方に来てくれないか?…ハルト坊が嫉妬と怒りに狂って其奴を殺しかねんぞ」
「はーい、もうダメだよハルトそんな簡単に怒って手を出したら……ね?」
「………………ん」
『おぉ、相棒の瞳の色が戻ってきたな』
「大丈夫だよ。ハルトが私を大事だって思う気持ち私はちゃんと伝わってるから」
「………本当か?」
「うん、それにね私もいざって時は戦えるんだよ?だから心配しないで」
「その通りだ魔王、コイツには俺様やヴィジョンドライバーがあるからな」
久しぶりのキバット2世を見ていたハルトは
「あかねには戦って欲しくない…あとコウモリお前は…ネガ音也の方じゃないよな?」
「安心しろ俺様は、あかねといる方だ」
「それなら良い…けどやっぱり不安なのは不安なんだよ…何せ、この世界の悪魔はあかねを傷つけ手籠にしようとした連中だ、どんな卑劣で卑怯で狡猾な手段を使うか分かったものじゃないから俺個人としては信用ならない」
「あ、あの…一応、私の前でそう言った話はしないで貰えると」
「何だ…何か問題があるか小娘?」
「い、いいえそのような事は」
「なら良いだろう」
『時折、お前に老ハルトの片鱗を見るよ』
「気のせいじゃね?」
「えー…サーゼクスさん達は違うと思うよ」
「だとしてもリゼヴィムの件があるから心の底から信頼出来ん!俺も大人で王だから政治的に色々あるから黙ってるだけだ」
「大人…いやいや我が魔王は昔から聞き分けのない子供ー」
軽口を叩こうとしたウォズ目掛けてロールケーキが口へと投擲されたのでした
「ウォズ!?」
「おい、誰が子供だと?ん?」
「夫婦揃って子供扱いは地雷だよね」
「いや、キャロル様のは別の理由では?」
「ハルト坊のアレは昔からじゃよ…おい小僧とグレモリー」
「は、はい!」
「悪い事は言わん早く失せよ、でなければレーティングゲームとやらを始める前にお主達の生首が学校の机の上に置かれるぞ」
「いや何だよそれ具体的過ぎるだろ!!ホラー映画か!」
「ほぉハルト坊に飽き足らず妾にもそのような軽口を叩くとは…丁度良い、最近腑弦楽器の素材が一つ切れていたところじゃお主で代用するかのぉ」
「な、何だよそれ…」
「我等レジェンドルガ族のロードであるヤクヅキの趣味は人間の悲鳴を聞く事と……人間を楽器に物理的な意味で加工して奏でる悲鳴で演奏する事なので、まぁそう言う事です」
「嘘だろ!」
「本当ですよ、その証拠映像…これは作品の対象年齢が上がるから辞めますか」
「最近の自信作は串刺しにした人間を使ったパイプオルガン、空気の振動で激痛が走るから良い悲鳴をあげるのじゃよ」
「本当にロードは夢の国にあるモンスター世界に行けばMVPですよ、その世界には悲鳴を集めてエネルギーに変換する会社がありますから働けばエース級ですね」
「なんじゃと!悲鳴を上げさせるだけで称賛されるなど…そんな素晴らしい世界が!こうしてはいられん!アイザック!そこに案内しろ!」
「ダメですヤクヅキ、その世界での悲鳴のテイストと貴女の悲鳴はベクトルが違う!!主に対象年齢が!」
「子供の悲鳴と大人の苦悶に満ちた絶叫は恐怖の鮮度が違うから!」
「ウォズちゃん…時折メタな事言うよね」
「想像したくない…ハルトさんは知ってるのかよ?」
「知っておる訳なかろう!妾の趣味じゃからな」
「と言ってますが?」
「信賞必罰!」クワッ!
「若様は最近知って見て見ぬふりしてます」
「まぁハルト坊じゃからのぉ…そもそも自分が暴走して周りに迷惑かけて好き勝手しておるから部下の暴走を止めるのは筋違いも思っておる……というより」
「ウルティマもグルだったとか…司法とは…正義とは………うん考えるのやーめた!ウォズ〜ひとやすミルクある?」
「此方に」
「よし!コレで一息入れるか!…うん。美味しい〜やっぱりひとやすミルクは最高だ…」
「何だ…あのパチモン菓子」
「この、おバカ!!」
「何故ハルト様の地雷を踏みに行くアレはバカなのか」
「バカなんですよね!ほら魔王様が…」
「………………」
同時にハルトは口に含んだひとやすミルクをガリっ!と噛み砕く
『貴重なひとやすミルクがぁああああ!!』
『クソッ!これではハルトがひと休めてないぞ!』
ゆらりと一誠を見た その瞳は怒りに染まったか赤い色をしていた
「は?貴様は俺が憧れるレジェンドライダーの1人 仮面ライダードライブこと泊進ノ介さんの好物である、ひとやすミルクをパチモン菓子と呼んだな、その命が惜しくないと見える」
『おい小僧今すぐ謝罪しろ、出ないと本当に死ぬぞ!!』
「え…そんなこ《斬撃音》……え?」
『ほらぁ…』
冗談と思った一誠が恐る恐る後ろを見ると先程まで無かった壁に走る巨大な斬撃の跡であった
「『
その笑顔を見て想起した
【領域展開】
『いぎゃああああああ!!』
放たれた斬撃から過去のトラウマを再発させたドライグの悲鳴と
「このままチタタプにしてやる…」
「え、なにそれ…」
「えーと、なめろうにしてやるって意味だよ」
「な、なめろうって…あの魚を滅茶苦茶包丁で叩いて作る奴ですか?」
「そうそう、それを簡単に言うと……今からお前を生きたままミンチにしてやるって事」
「ひぃ!!」
だからドライグが怯えたのかと理解したが
「まぁ我が魔王最大の地雷を踏んだから当然ですね」
「短い付き合いだった大した思い出もないがの」
「ハルト様を怒らせると後が面倒、余計な事をしてくれたな、このままくたばれ」
「カゲンは辛辣じゃのぉ…妾も同じじゃがな」
「けど一番冷静になって考えないとダメな魔王様が激怒するって…まぁ魔王様の前で愚弄する命知らずはいませんから」
「まぁ暴走云々は魔王ちゃんならやりかねないって話だから何言ってもお前が言うなってなるよね部下の制御とかさ」
「取り敢えず…もしもしキャロル妃ですか?えぇ我が魔王が激怒しまして、はいお願いします」
そして転移したキャロルは
「おいハルト、今度は何があった」
「ひとやすミルクをパチモン菓子と呼んだ」
「ほぉ…それは死にたいようだな、ドライブか…オレもある世界での事件でハルトを助けてもらった借りがあるからな」
「しまった火に油だった…」
「ウォズちゃんダメでしょ!」
「そもそも貴様が陛下の奥方様達に手を出そうとするのは問題だろう」
「は、ハウンド教官!?」
一誠は長い時間訓練してたので何故かハウンドを教官と呼んでいた
「それにあかね様は我等逢魔にとって無くてはならない方だからな」
「そ、そんな事ないですよ…」
「彼女のお陰で我々は美味しい食事にありつけ!陛下は制御されて大人しくなり、陛下の暴走回数が減って真面目に仕事をする結果、我等の仕事が減る、そして何より…陛下が人間としていられるのは彼女のお陰だ!」
「あ、あれ?殆どハルト関連のような…あと全部同じ意味じゃ…」
「そんな我等にとって無くてはならない大事な方にちょっかいをかけるなど万死に値する!蜂の巣だ」
「ハウンド!!常識人寄りのあなたが暴走してどうするんですか!暴走するのは我が魔王だけで充分ですよ!」
「いいぞハウンド、やっちまえー!」
『お黙り!!』
アナザーライダー達に止められたのは不満だったが取り敢えず怒りを鎮まるが
「ふん!!」
「もう落ち着いてハルト」
頭を撫でられたので少し冷静になったのか
「……んれ
「もう子供なんだから…ほら仲良くしないと…ね?」
「それは……やだ」
『本当にうちのハルトが申し訳ない』
「もう」
「まぁ見てろ、あかね…おいハルト」
「何?」
「機嫌を直せ…そうしたら」
「そしたら?」
「アレを殺しても構わん、オレが許す」
「良いの!!」
「ダメだよ!」
『じゃない!!何を教唆しているキャロル!』
「本来ならやり過ぎだと怒る場面だが、アレは別だオレを始めここに来たハルトの嫁をあの下劣な目で見ていたからな殺れ…オレが許す」
「うん!じゃあ……コレにするか」
『バッファ』
「よし」
『poison charge』
「は……はははは!!これで切り刻んでやるぜぇ!!ハッピーで埋め尽くされてるぅ!」
『ちょっと誰か道永呼んでこい』
「少し待とうかハルト」
「はい」
あかねの仲裁で何とかその場を収めたのであった
しかし時間は進むもの そして時は近づく中 ハルトは結界の外で今回のレーティングゲームに置いて一夏参戦の条件を改めてグレモリー眷属に説明した
「と言う訳で、一夏がライザーを倒す事は出来ないからそのつもりで」
「まぁそうよね」
「え、何でですか?織斑がいるなら…」
「彼は今回助っ人よ、その彼がライザーを倒したら私たちの実力で倒してない事で今後の私や眷属達の評価に関わってくるの…だからライザーだけは私達で倒さないと」
サーゼクスが身内の贔屓目を抜きにしても任せただけはある聡明ではあるが世間知らず、いや経験不足って感じかなと分析したハルトは
「ま、頑張れよ」
内心では一夏の為に手札を吐き出させろと言う感じでの激励である
そこからは一誠へ悪魔としての常識や勉強も並行しているが訓練事態は進行している
時間は経つのは早く そして 戦いの幕が上がる
「んじゃ行って来るよ、ハル兄」
「無理するなよ、お前の本番はこの次なんだからな」
「分かってるって」
「安心しろ、俺もグレモリー眷属で不参加の僧侶代理として参加するからな」
「頼んだぞ秋羅、気をつけてな〜」
ハルトは2人を送り出すと
「さーて…行くかな2人ともお願いね」
ベルファストとカレンを連れて行くのであった
そこはレーティングゲームの観覧席 要するに今回の関係者が集まる場所だ
取り敢えず
「やぁハルト、久しぶりだね」
サーゼクスと握手するハルトは
「あぁそうだな」
内心では余計な事に巻き込みやがってと力を込める今回の件と旧魔王派閥の攻撃への怒りも込めるサーゼクスも理解したのか苦笑するが
「ハールートー!」
「いっ!」
ハルトに飛びこむ黒い影に気づいて顔を青くすると反応したカレンは流れるような動きで割って入り関節技で下手人を拘束した
「いたたたたた!ちょっ!痛いから離してよカレンちゃん!」
そのツインテールはハルトの昔馴染みの悪魔でセラフォルー…現在はレヴィアタンを襲名して魔王になっていたなぁ…
「何でこの魔法少女オタクが魔王なれてるの?」
『何でライダーオタクが魔王なれてるの?』
「今の誰だ?」
『アナザーW』
「そうか」
『じゃねえよ!』
「失礼、主に不埒な輩が近づいたので体が勝手に動きました」
「いたた…もう酷いよ!」
「だが私は謝りません」
「カレン?それは俺のセリフだよ」
『違うぞ烏丸社長のセリフだ』
「そもそも主は優しすぎるのです…誰彼構わずにその優しさを振り撒いて…それに女性が当てられてしまったら……いっそこのまま「カレン!ストップ!!」はっ!私は何を…」
「疲れてるんだな!分かったからゆっくり休んでくれ!!今度の護衛はベアトリスかアンティリーネに頼むから!」
「あ、主…何とお詫びしたら良いか」
「いやカレンは護衛の仕事をしたまでだからな、いきなり体当たりするセラフォルーが悪い」
カレンさん、君はヤンデレにならんで良いよ…ヤンデレに囲まれるのはナツキだけで良い
『そんなアギトは俺だけで良い風に纏めるな』
「そういやぁサーゼクス、この間の話だが」
「あぁ先ずは義弟君の条件は受理させたよ、向こうも納得していた…まぁ当の本人は不服だったけど後日、一対一の決闘という形で納得はさせたよ…」
「まぁそうだよな」
そもそもの話で行けば ライザーのやった事って…客観的に見たら
「過程は別として縁談には無関係な勢力の幹部を無理矢理、自分の所の御家騒動に巻き込んでるからなぁ…その辺は折れてもらわないと」
「リアスが君達を巻き込んだとグレイフィアから聞いた時は心臓が止まるかと思ったよ…それとライザーが君達に喧嘩を売るような発言をしたと聞いて……気づくと僕の手には胃薬の瓶が握られていたんだ」
「そうか、養生しろよ」
『ストレスの大半はお前キッカケだぞ』
「知らね」
『因みにアザゼルは胃薬を瓶で飲んでた』
「それなら俺もあの薬飲んで大丈夫じゃね?」
「薬?」
「こっちの話だ飲むと幸せになれるんだよ」
「それは確認だけど……合法なものだよね?」
「そだけど…何で?」
「いや気にしないでくれ…あ、それとその件に合わせた」
「私との婚約「辞退します」即答!?」
「いや、そもそも何で俺なんだよ…俺が悪魔側からどう思われてるか知ってるよな?向こうが言ってたけど虐殺魔王だろ?」
一番の謎を聞くのであった
「確かにお前達が言うように親善や友好の意味合いなら縁談してってのが一番良いのは分かるが俺じゃダメだろ」
「い、いやぁ…それはぁ……そのぉ…」
「お前が自分の犠牲にする必要はないと思うぞ自分の幸せを考えてくれ」
「……………」
セラフォルーから凄いジト目で睨まれているが
「あ、あれ?なんか言葉間違えた?」
『相棒、一夏の鈍感が伝染したか?』
「なぁそれ、どう言う意味?」
自分がどれだけ恐怖を齎すか分かっていたし、何よりリゼヴィムの件があるから悪魔を疑っていると伝えると
「うん、それならお友達からだね!」
「うーむ…このポジティブは何でそうなるの?」
「ご主人様もそんな感じでは?」
「えぇ、似たもの同士……何故か彼女からはニアと似た雰囲気を…お、おかしいですね悪寒が」
「え…俺ってこんな感じなの…ベルファスト?カレン?…あと二亜がマジでごめん…」
「「そうですよ」」
「それどっちの意味で?」
「「ご主人様/主」」
「………」
「そんなに凹まないでよ!!」
と怒るセラフォルーであるが試合時間が近いので案内された椅子に座るとベルファストが紅茶を出してくれたので一服入れると
「ご主人様は今回の結果をどう予測しますか?」
「そうだなぁ…フェニックスのタフさが何処まであるかによって変わるかも」
グレモリー眷属に協力はしたが俺としては別に
「グレモリーの婚約云々は興味ないからなぁ、ぶっちゃけ一夏の戦いの前菜でしかない」
それ以外の感情が湧かないのであった
勿論 建前としてはアカツキ達が言ったように町の警備や日本神話勢力との関係や依頼などあるが…何と言うか一夏の婚約騒動で全部が吹き飛んだ
「ははは、それ以上に君はリアス達に肩入れしていると思うが」
「そうでもないよ俺としては…こっちを巻き込んで無様に負けたなら……分かってるよね?って話」
と明るい笑顔で答えるのであったが物騒な胸中を知るのはアナザーライダー達だけである
その頃 オカ研メンバーは全員が思い思いの方法で緊張をほぐしていた ついに実戦だと訓練の成果を見せ、主人の願いを叶えると
「皆…まずは私の我儘に手を貸してくれてありがとう…そして一夏に秋羅」
「はい?」「ん?」
「先ずは貴方達を巻き込んでしまって悪かったと思っているわ…ごめんなさい」
「い、いや別に…」
「俺は一夏だけだと不安だから手を貸しているに過ぎないさ」
「貴方達の協力もお願いするけど、基本的には貴方と秋羅は自由に動いて貰って構わない…ライザーは私達で倒すから取り巻きの相手をお願い」
「そうか、なら俺達は適当に雑兵を狩らせて貰う…それで一夏、どうする?」
「え…うーん……あ!テン・フォートレスでの籠城戦とか?」
「おい真面目に考えろ…と思ったが以外と悪くはないな」
数的劣勢の場合 籠城戦というのは都合の良い
城攻めには通常より三倍の戦力が必要だと言うが
「けどダメだな…これがハル兄達が相手だと仮定したら……城壁毎破壊して殴り込んでくる」
【オラァ!!聳える壁はぶち壊す!!俺に壊せないものなんて……あんまりねぇ!!】
「いやハルト王なら壁擦り抜けしたりワープしたりバグスターになって通信網から侵入したりするが…」
「今更だけど。俺の義兄がやば過ぎる…」
「今更な話だ」
「それにハウンドさんなら…」
【籠城戦か…よし野郎共!爆弾か火炎放射器か好きな方を選ばせてやる】
「ってなる」
「逢魔で数少ない常識人をヤバい奴と数えるな、その前にあの人を引き合いに出すな」
「なら…ワープテラとレッキングロボの組み合わせで敵拠点に攻撃をかける…いやハル兄なら…そうだ!ワープテラの力で爆弾を転移させて拠点を爆破するんだ!」
「何故今の思考でお前がマルガムにならないのか不思議だ…取り敢えずディープマリナー、ゲキオコプター、エクシードファイターの力を借りるか」
「それ過剰じゃない?」
と話していたが
「そう言えばライザーを狙うなとは言われたけど…それ以外の眷属を狙うなとは言われてないのよね」
「まぁな」
「だったら一つお願い出来ないかしら?」
「あ?」
同時に
『試合のお時間になりましたので両陣営転送致します』
グレイフィアの声と共に全員謎の浮遊感に飛ばされたのである
目が覚めるとそこは集合場所の部室である
『フィールドは学園になります旧校舎側はリアス様陣地 新校舎側にはライザー様の陣地となりますルールに基づき眷属メンバーの敵本陣への空間転移は禁止と致します』
「地の利はこっちか…てか」
「ワープしての昇格はダメなのだな」
「それしたら本陣奇襲が成立するから当然か」
「ハル兄なら躊躇わないけど…」
「あの人の場合はダメと言われたら三人娘やアリエルさん、アイリーンさんの広範囲魔法で殲滅するからな」
「つくづくウチの人達は……」
『尚、特別ルールとしまして騎士と僧侶代理としてリアス様側には助っ人2名が入りますが助っ人がライザー様を倒した場合は無効試合となりますので注意を』
「この間の話だな」
『加えてライザー様は助っ人への攻撃について、この試合では禁止とさせて頂きます攻撃は眷属の方のみでお願いします』
「つまり俺達は正当防衛の大義名分でライザーを攻撃できないのか」
「みたいだな…となると流れ弾が当たって倒したぁ!も無理だな」
「それしたら無効試合だから気をつけろ」
『では試合開始です』
「よし、それじゃあ早速行くか」
「逢魔式だな派手にやろう」
と2人は外に出ると
「「さぁ!かかってこい!!」」
戦場の真ん中に当たる グラウンドで名乗るのであった
「いや何してんだよ!!」
と一誠のツッコミが正論だったのは言うまでもないが
「じゃあ作戦会議を始めるわ」
「良いんですか部長!?」
「ハウンドさんが言ってたでしょ?あの2人が囮になっているうちに作戦会議と」
「は…はぁ……ん?」
コレ大丈夫かな?と思っていたら
「何じゃ、ありゃああああ!!」
一誠の視界の先にはグラウンドに巨大な樹木と巨大な要塞が鎮座していたのであった
予告
遂に始まったレーティングゲーム!しかし一夏と秋羅は最初からクライマックスとばかりにレベルナンバー10のケミーの力を借りて大変な事に!
襲い掛かるライザー眷属との戦闘 そして
「し、失礼しますわ」
「よく来たなレイヴェル」
何故かお茶会をする一夏とレイヴェルを見てアップを始めるラヴァーズ達 そんな一夏の未来とは!
次回 レーティングゲーム!! お楽しみに!