無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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大変お待たせしました……最新話です……本当にリアルが忙しくなりまして遅れて申し訳ない…



レーティングゲーム

 

 

前回のあらすじ

 

グレモリー眷属に拷問とも呼べる訓練を施したハルト達 その結果を問うべきゲーム当日、一夏達を自由にした結果

 

 

 

観戦室にて

 

 

「あのバカ…開幕からゼグドラシルとテン・フォートレス出しやがったよ」

 

 

「ですがコレで敵の注目は一夏様達に集まったのでは?」

 

 

「そうだけど…しかしまぁ派手にしたなぁ」

 

 

「これは主の影響かと」

 

 

「え、俺あんな感じなの?」

 

 

「はい、ご主人様はいつも前線に一撃入れてから進軍してますので…」

 

 

「完全に主の影響かと」

 

 

「……………」

 

『まぁ最初にハッタリや一撃かまして混乱させるのは良いが』

 

 

「それでレベルナンバー10を切る必要はあったか?」

 

『最初にマキシマムハイパーサイクロンを撃とうする必要はあるか?』

 

 

「…………ごめん」

 

 

「あの様子だと一夏と秋羅は籠城戦では?」

 

 

「そりゃないな」

 

 

「何故?」

 

 

「一夏の性格はよく分かってるアレは守りより攻めを好む…それが籠ってるってのは」

 

 

「何か仕掛ける用意があると?」

 

 

「それとさレーティングゲームには連れて行って良いんだよね…使い魔」

 

 

「「あ」」

 

 

「ライダーの能力制限かけたのに…そこに頭回るのかよ誰が知らないが一夏に悪知恵つけさせやがって」

 

 

ボヤくハルトの噂を感じたからかオリガがくしゃみをしていたというがそんな事を知らないハルトは手で顔を隠すのであった

 

 

その頃

 

 

「よし!後は錬金術で建物周りの土を壁にして完成だな」

 

 

「……何故、ゼグドラシルを?」

 

 

「空間操作能力でテン・フォートレスを守って貰おうって思ってない対策して近づいた奴は」

 

 

「テン・フォートレスが砲撃するか」

 

 

「そう言う事」

 

 

「だが、これでは俺達が変身して動けないぞ」

 

 

「その辺は大丈夫だと思う少なくともゲームは序盤だから王が動く場面じゃない」

 

 

「だからこそ俺達が動く必要があるのでは?」

 

 

「大丈夫だよ任せてって」

 

 

「何?」

 

 

「だろ、2人とも」

 

 

「うん!久しぶりの出番でボクはワクワクしてるよ!!」

 

 

「そうだな…しかし影が表に出るのは」

 

 

「そうだなアサシンは隠れて諜報をライダーはピポグリフで空の偵察を」

 

 

「分かった!任せて!!」

 

 

「御意」

 

 

2人は離れると一夏は

 

 

「後は戦況を見て動くかな」

 

 

「しかし驚いたな、お前の事だから此処をグレモリー達のセーフハウスにして自分は敵を倒す為に動くかと思ったな」

 

 

「俺も最初はそう思ったけど流石に助力は最低限にしないと角立つだろうし…あ、実はオリガに色々教わってさ指揮官なら戦況を見ろって…仲間に頼って任せろって」

 

 

「一夏…成長したな」

 

 

「ん?お…おう……さてとこの地図を見ての通りグラウンドを制圧(物理)した俺達はライザー眷属の侵攻ルートを限定させる事にも成功してるんだ」

 

 

「成る程な、そうしたらグレモリー眷属も敵の侵攻ルートを予測しやすい」

 

少なくともレベルナンバーXのケミーの鉄壁と英霊が守る要塞を突破は難しいとなれば

 

 

「初戦は体育館だろうね両方の校舎へ向かうルートを確保するのは定石だと思う」

 

 

「そうだな…しかしライザー眷属はどう動くと思う?俺達を無視して敵本陣に向かうって戦術も向こうは選べるぞ」

 

 

「あ、そっか…向こうからしたら俺達を今倒す事にメリットはないのか」

 

 

そう、この後のタイマンを除けばライザー側が一夏達を攻撃する理由は余り無かったりするので居場所を宣言する事で確かに攻撃ルートは絞られたが

 

 

「逆に向こうはその分の戦力を先輩達に向けられるんだ」

 

 

「監視として此方にも人数は向けるだろうが…それも数人だろうな……ん?」

 

 

外の映像を見ると一誠が体育館内部で…ライザー眷属の子の服をひん剥かれていた

 

 

「何しているんだ?」

 

 

「あ、ちょっ!見たらダメだって!!」

 

 

一夏に目を塞がれる秋羅だが

 

「すまない……だが未来の一夏から聞いたが…一夏でシャルロットと入浴したとか聞いたが?」

 

 

「い、いやちょっと待て!!何でそれをって…未来の俺何カミングアウトしてんの!」

 

 

その言葉を聞いていたハルトは

 

 

「この映像は本国で流したら血の雨が降るな…」

 

 

具体的に言えば箒ちゃん達が武器を持ってアップをするだろう…と冷や汗をかくのに合わせて

 

 

「千冬には見せられないな」

 

 

「しかしご主人様…恐らくですが……」

 

 

「まぁ束達が何かやってるよなぁ」

 

 

束の性格を考えると一夏にナノマシンを取り付けて映像録画しようとしているとかはありそうだと呟く 実際 束は監視用のナノマシンをつけており最近ではアイリーンに頼んで魔法方面での監視も始めていた それは「箒ちゃんの彼氏だから!」との事…流石は束だなと感心しているとスマホに電話が入る

 

 

「もしもし〜」

 

『ハルくん大変だよ!箒ちゃん達が武器持って準備運動始めてる!!ちーちゃん!ストップ!!DJ銃と無双セイバーを合体した奴を生身の人間に振り下ろすのは流石にダメだよ!!』

 

 

「やっぱりか……束、千冬に変わってくれ」

 

 

『はいはーい!ちーちゃん!ハルくんだよ!!……/何だハルト?』

 

 

「そんなに怒らないの…いやまぁ学生としてはアカンとは思うけど青春の一幕としてなら…ってシャルロットとして編入した時にそこは叱る場面では?」

 

 

『あの後ラウラがやらかした後だからスルーしたのを思い出してな…丁度良い機会だからと』

 

 

「辞めなよ千冬まで来たら流石にオーバーキルだから」

 

 

『しかしな』

 

 

「まぁ一夏には俺も説教する予定だからその時に言うから俺に任せて……ね?」

 

 

『…………』

 

 

「分かった、今日と明日のご飯は千冬のリクエストで行く」

 

 

『もう一声』

 

 

「一緒に寝る?」

 

 

『良いだろう任せたぞ』

 

と通話が切れたが

 

 

「一夏よ貴様は前に言っていたな俺みたいな修羅場なんて起こらないと…だがあのクソジジィはこう言っていた変えられない事もあると」

 

 

「あの…主?」

 

 

 

「一夏…まさかお前にこのセリフを送る日が来るなんて……コレも成長だな……さぁ修羅場を楽しみな!」

 

と再び束から通話が入った

 

 

『いっくんのAtoZを探す前に止めないと!ちーちゃんも止めるの手伝ってええ!』

 

『やはりあのバカには良い薬だな…アレはハルトと同じで一度押し倒されるべきだな』

 

『ちーちゃんは弟の貞操の心配してあげなよ!』

 

 

 

それを最後に通話は切れたが

 

 

「取り敢えず一夏…強く生きろ」

 

 

 

そんな事など知らないで困惑する秋羅だが映像の一誠は

 

 

【はは!前にハルトさんから聞いたが魔法はイメージなんだろ!それなら俺のイメージから生まれた魔法、名付けて『洋服破壊(ドレス・ブレイク)』!多分ハルトさんだってあの切り裂く魔法で女の子の服を切り裂いてるんだ!!】

 

 

飛んだ風評被害をかましたのを確認した一夏達の目がチベスナ瞳に変わると

 

 

「テン・フォートレス目標、体育館…具体的にはあの変態だ念入りに絨毯爆撃して」

 

 

「あのバカは七年の訓練で何を学んだんだ……取り敢えずアレには攻撃しておかないとハルト王に殺される…すまない子猫…試合が終わったら食べ放題に連れて行くから」

 

 

取り敢えずツッコミとばかりにテン・フォートレスから砲弾を撃ち込むのであった

 

 

「うおおおおい!!殺す気かぁ!!」

 

 

「殺す気だが?」

 

 

「何でだよ!」

 

 

「義兄で大事な姉の旦那をそう言われたらイラっと来るんだけどな」

 

 

「あ…」

 

 

「それにお前…非公式の場だが国家元首をそう侮辱するのは罪だからな殺されても文句は言えんぞ例え普段がポンコツに見えてもな!!」

 

 

「いっ!」

 

 

何か叫んでいる一誠がいたので安全だろうな…何人かの眷属は体育館の下敷きか爆破に巻き込まれたのだろうと思っていたが

 

 

実際 アナウンスで何人か脱落したと流れたと同時に一誠達目掛けての爆破が起こった

 

 

 

「兵藤、大丈夫か?」

 

 

【あ、あぁ大丈夫だ…って今完全殺す気だっただろう!!】

 

 

「ちっ、生きてたか…じゃない今のは俺たちじゃないぞ?」

 

 

 

【何か聞こえたぞ鉄!!そんな事より小猫ちゃん!】

 

 

【大丈夫です…この程度の痛みなど…後、私には近づかないでください、この変態】

 

 

【いやいや仲間にはしないから】

 

 

【取り敢えず半径5メートル以内に近づかないでください】

 

 

【具体的な接近禁止命令を出された!】

 

 

と耐えているのを見て逢魔の訓練って効果あるんだなぁと思ったのと小猫を爆撃した奴を見ると

 

 

「アレは……」

 

 

「分かるか一夏、アレは「何か強いってのは分かる」…はぁ……まぁそれで良い」

 

 

「取り敢えずアレは落とした方が良いな…よし…ライダー!」

 

 

『はいはーい!呼んだ?』

 

 

「あの2人の援護を…ちょい待て」

 

 

その目線の先には姫嶋先輩が何か雷をバチバチさせながら構えてるな

 

 

「行かない方が良い巻き込まれる」

 

 

『だねぇ!んじゃボクは一旦下がるからよろしくぅ!』

 

 

「OK…さてと」

 

 

一夏が向けた映像には果敢にもテン・フォートレスに攻撃を仕掛けようとしている眷属がいたので

 

 

「取り敢えず迎え撃つかな」

 

 

「行くか」

 

 

でないとハル兄から怒られそうだしという本音は隠しているのは内緒である

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

その頃 ハルトは

 

 

「ほぉ」

 

椅子の装飾を全力で握り潰すほどの怒りに燃えていた

 

 

「あのクソガキ、何て風評被害を」

 

 

「処刑しますか」

 

 

「ですね…お仕置きと行きましょう命令を」

 

 

「いや女性陣は近づくな、アレの技を喰らってしまう…だから駆除は俺がやる」

 

 

「取り敢えず一回落ち着いてくれるかな…リアスには眷属教育を徹底するように頼んでおくから」

 

 

「これが公式戦だったら直ぐに殴り込んでゲームを壊してたとだけ言っておくぞ」

 

 

大体何でも切り裂く魔法はそんな使い方しないって

 

 

「あの魔法で攻撃したら布ごと肉体を両断するんだよ…てかそんな真似誰がするか」

 

 

「私にしても構いませんが、ご主人様?」

 

 

「揶揄うなよベルファスト」

 

 

「本気なのですが…」

 

 

「辞めようなぁ、取り敢えずアレには説教が必要だ」

 

 

哀れと思う面々であったのは言うまでもない

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

その頃 ライザー眷属の一部は一夏のいるテン・フォートレスへの攻撃をしているが

 

 

「何なのよ!あの要塞!!」

 

 

「クソっ…まさか城攻めとは…」

 

 

困惑する眷属達であったが

 

 

「あの城の中に一夏様が……つまりコレは愛の試練なのですね!」

 

 

「大変だ弾幕の激しさでお嬢様が壊れたぞ!!」

 

 

「放っておけ……そうだ!お嬢様、私に一つ妙案が…」

 

 

「何ですの?」

 

 

と耳打ちされた作戦にレイヴェルは難しい顔をするが

 

 

「ま、まぁ試してみましょうか」

 

 

と両手を挙げながらテン・フォートレスに近づくが砲撃はされなかった

 

 

「あら?」

 

 

眷属の考え通りなのか?首を傾げながらテン・フォートレスに一言

 

 

「一夏様!一緒にお茶しません事?」

 

 

 

「いやレイヴェル、何しにきたのさ?」

 

 

一夏はガッチャード・ニードルホークに変身してレイヴェルの元へと近寄ると解除し

 

 

「一夏様!先程の通りですわ、お茶をしません事?」

 

 

「は?いやいや俺と君…今は敵だよOK?」

 

 

「そうですが正直に言えば一夏様としては本命は二戦目ですので此処で全力出されるのは徒労では?」

 

 

「そんな事はないだろう一応は先輩への義理もあるし…というより…」

 

 

今更でもあるがリアス達が負けたら街の管理者が変わるので日本神話の護衛やら云々で此方としても都合の悪い事になりかねないのだが…

 

 

実を言えば コカビエルの件をハルトは把握していたので護衛の戦力集中や対策等を考えると一定期間 リアス達には冥界にいてくれた方が都合良かったりするのだが…

 

 

「それに私としても一夏様について知りたいのですわ…少しで良いのでお時間を」

 

 

【戦場で何を悠長な事を!!】

 

 

とテン・フォートレス内部から秋羅が叫ぶが

 

 

「うーん……」

 

 

【一夏?】

 

 

「そうだなレイヴェルの言い分にも一里あるし…それに」

 

 

「それに?」

 

 

「俺もレイヴェルについて知りたいし…色々話をしたいと思ってな」

 

 

「一夏様…」

 

 

余談だが、この映像を視聴した一夏ラヴァーズは武器を用意して笑顔でアップを始めたのと ヤクヅキは今後出るだろう悲鳴に備えて とあるオーディエンスから貰った 

 

悲鳴をエネルギーにして溜め込める夢の国にある黄色のエネルギー貯蔵タンクを笑顔で悲鳴吸引機を取り付けるのであった

 

 

 

「何というか婚約云々が拗れると悪魔では、こうなるんだって体験中だし」

 

 

「あ…あぁ……一応説明しておきますが此処までのケースは中々ありませんわよ」

 

 

「そうなのか…結構悪魔って血の気が多くていつもゲームしてるものだと」

 

 

「何故、そのようなイメージが?」

 

 

「うちにいる悪魔がそんな感じだから」

 

 

「悪魔?…ま、まさかあの逢魔王国特記戦力であり王の妃とされるお三方ですの!!」

 

 

「へ?あぁそうそうあの人達ならって思って」

 

 

「あの方達と比較されても…」

 

 

流石のレイヴェルも現状については苦笑するしかなかったが一夏は

 

 

「という訳で秋羅!一時砲撃中止!!」

 

 

【一夏!?何考えているんだ?いやお前の気持ちも分かるし対応に悩んだのは分かるが休戦するとか何を考えている!】

 

 

「取り敢えずグラウンドで良いだろ?」

 

 

【罠の可能性も考えろよ!】

 

 

「………あ」

 

 

【今気づいたのか!!】

 

 

「いやごめん…何か罠とか策謀って縁遠いものだから…レイヴェル、今のって嘘で罠だったりする?」

 

 

「違いますわ」

 

 

 

「だってさ」

 

 

【少しは疑うことを覚えろよ!!】

 

 

「取り敢えず秋羅は此処で待機しててくれ!」

 

 

【はぁ……危ないと思ったら加勢するぞ】

 

 

「おう!」

 

 

「そうと決まればイザベラ!準備なさい!」

 

 

「は……はぁ?」

 

 

 

そして戦場のど真ん中で

 

 

「では……その……趣味は!!」

 

 

「えーと写真撮影かな…レイヴェルさんは?」

 

 

「はい!私はー

 

 

何故か見合いが始まっていた

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

その映像を見たハルトは

 

 

「あははは!一夏の奴見合いを始めたよ!スゲェ度胸があるなぁ」

 

 

爆笑して先程までの怒りはすっかり消え上機嫌となっていた

 

 

「まさか一夏様が…」

 

 

「まぁ年頃の男女なら、そもそもデートする云々は年相応でしょ」

 

 

「IS学園が異常な環境というのもあります。それを加味すれば主人の言葉は当然なものですが」

 

 

「ご主人様みたいに複数人と関係を持つのは」

 

 

「……なんかごめん」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

レイヴェルと話している中

 

 

「失礼、貴方も剣を?」

 

 

ライザーの騎士がそう尋ねたのは一夏の腰に収まる雪走を見ての事だろう

 

 

「あぁ俺は剣道をしてるからな…この雪走貰ってからは真剣の使い方を千冬姉に教えて貰ってるけど」

 

 

「千冬……あ、もしかして王の伴侶の」

 

 

「そう俺の自慢の姉…元いた世界だと世界最強なんて呼ばれてたんだぜ」

 

 

「そ、そうなのですか…それなら…お義姉様と呼んだ方が…」

 

 

「あぁ千冬姉を尊敬してる人達がそう呼んでたなぁ…あ…」

 

 

熱を上げてたクラスメイト達の姿とレジェンドライダーみて発狂してるハルトは同じだったなぁ遠い目をしていたという

 

 

「それで…」

 

 

「私と戦って欲しい」

 

 

「ちょっと!「良いぜ」一夏様!」

 

 

「秋羅の言うことにも一里あるし俺も助っ人らしい所を見せないといけないからな」

 

 

 

「えぇ、その実力測らせてもらいます」

 

 

一夏はガッチャードライバーを装着して

 

 

「一応 名乗ってた方が良いかな?逢魔王国四天王 織斑一夏」

 

 

「存じております」

 

 

「ならもう一つの字も名乗って置こうか…」

 

 

『スケボーズ!アッパレブシドー!!』

 

 

「変身!!」

 

 

『ガッチャーーンコ!!アッパレスケボー!』

 

 

アッパレスケボーに変身してガッチャートルネードを構えると

 

 

「またの名を仮面ライダーガッチャード 推して参る」

 

 

「ライザー様の騎士 カーラマイン 参る!」

 

 

両者の武器が戦場で交差するのであった、カーラマインの剣は騎士というだけ鋭く

 

 

「っと!」

 

 

「何の!」

 

 

鍔迫り合いの中 不意打ち気味に放ったガッチャートルネードの弾丸も回避される

 

 

 

「へぇ」

 

 

「その武器は弓だったのか…偉く頑丈だな」

 

 

「まぁねハル兄が言ってたよ弓は近接武器にも使える……いや違う…寧ろ近接武器なんだと!!」

 

 

『ホッパー!(いや違うだろ、ハルトの奴は何を教えてんだ)』

 

 

「いや未来の俺も近接武器として使ってたろ?」

 

 

『スチーム!(おのれ未来一夏!)』

 

 

ホッパー1とスチームライナーのツッコミに対して

 

 

「弓矢は…逢魔では飛び道具ではないのか!」

 

 

驚愕していたのは言うまでもないがハルトは観戦しながら敵のリアクションに首を傾げるのであった

 

 

その現場に

 

 

「織斑!!」

 

 

一誠達も駆けつけるが

 

 

「邪魔しないでくれ、これは俺の戦いだ!」

 

 

「いや部長の戦いなんだけど…」

 

 

「邪魔だから、さっさと行け!」

 

 

「いやいや!俺達もそうしたいんだけどあの木の所為で同じ所をグルグル回ってるんだよ!!」

 

 

 

「ゼグドラシル戻って!」

 

 

「!!!」

 

 

ゼグドラシルをケミーカードに戻すと

 

 

 

「これで行けるだろ?早く行け!」

 

 

「サンキュー!」

 

 

 

「させるか!!」

 

 

と遮ろうとしたが

 

 

『ガッチャーーンコ!ヴァルバラド!!』

 

 

「それは此方のセリフだ」

 

 

「鉄!」

 

 

「行け、此処は俺たちが請け負う」

 

 

「邪魔をするな!」

 

 

「くっ!」

 

 

ライザーの戦車の拳打をヴァルバラッシャーで受け止めると一夏はカーラマインの斬撃で軽く吹き飛ばされ秋羅と背中合わせになる

 

 

「どうする?」

 

 

「このままやろうか」

 

 

「いいだろう!」

 

 

と2人は再度、突撃しようとするが

 

 

ドーーーーン!!と大きな爆破が起こるのであった

 

 

【ライザー様の戦車、騎士 リタイア】

 

 

 

「ふふふ、撃破」

 

 

とライザー眷属の女王は朱乃との戦闘の隙を縫って爆破魔法を仲間ごと叩き込んだのである

 

 

 

「あらあら隙だらけですわよ!」

 

 

朱乃が展開した魔法は雷とクヴァールから教わった『人を殺す魔法(ゾルトラーク)』の魔法にある防御貫通を付与した雷撃を放つのであった

 

「っ!!」

 

 

慌てて回避行動に移ると

 

 

「しかしコレであの2人は退場ですわね」

 

 

「それはどうでしょうか?」

 

 

「何?」

 

 

そう答えた時には

 

 

『ガッチャーーンコ!/バースト!!』

 

 

『ゴルドメカニッカー!』

 

『カスタムアップ!オロチショベル!』

 

 

2人は新たな姿となり防御していた

 

 

「助かったよ、ありがとう!」

 

とケミーに礼を言う一夏は

 

 

「さっきのはアレだな…よし行くぞUFO X!!」

 

「!!」

 

『クロス・オン!』

 

 

「対空なら!」

 

 

と一夏はエクスガッチャリバーを変形させてドライバーに装填する

 

 

『marvelous occult』

 

 

「纏めて片付けるぞ」

 

『ゲキオコプター!エンジェリード!』

 

 

 

『ガッチャーーンコX!/バースト!!』

 

 

『UFO-X!スーパー!!』

 

『カスタムアップ!エンジェコプター!!』

 

 

 

2人は新たな姿に変身すると

 

 

「行くぜ!!」

 

 

飛翔して女王 現状 ハルト達が出来る最大の援護とばかりに2人で襲い掛かるのであった

 

 

「な、何だ!その円盤は!!」

 

 

「さぁ行くよ!!」

 

 

スーパーガッチャードはドライバーを操作して待機状態になると両手のUFOが分離 離れた場所にいた女王を 自分の間合いへと転送させたのである

 

 

 

「何だと!」

 

 

「これで決めるぜ!」

 

『UFO X!シャイニング フィーバー!!』

 

 

拘束したまま回転蹴りを連打で浴びせ続け 円盤のように回転した蹴りを女王へと叩き込むのであった

 

 

 

「たああああああ!!」

 

 

「ぐあああ…」

 

 

爆破を背にして着地するとガッチャードであるが

 

 

「危なかったですわ」

 

 

「ん?」

 

 

何故か無傷の女王に一夏は首を傾げる

 

 

 

「不発か?」

 

 

「いいえ命中してましたわ…ですがコレを使って対処したのです」

 

 

「何それ?」

 

 

「不死鳥の涙か」

 

 

「御名答ですわ」

 

 

「不死鳥の涙………何だそれ?」

 

 

「フェニックスの家系に伝わる回復アイテムと思えば良い、ウチのバクタや療水みたいなものだ」

 

 

「あぁそう言うことか」

 

 

「あらショックかしら?それとも回復するなんて卑怯だと言う?」

 

 

「いや別に逢魔にはとんでも能力持ちばかり出し寧ろ……それだけの対策や回復アイテムでドヤ顔されてもなぁ」

 

 

『ガッチャーイグナイター』

 

 

装着して腕のカードホルダーを展開した時 

 

 

『レスラーG《イグナイト》!アントルーパー《イグナイト》!』

 

 

 

「さぁ行くぜ」

 

 

 

『ガッチャーーンコ!!ファイヤー!!アントレスラー!アチーー!!』

 

 

アントレスラーに変身し背中のブースターを蒸し加速 この辺りはISでの戦闘経験が生きたのか瞬間加速と同じ要領で女王の背後を取るとそのまま背中に蹴りを叩き込んで地面に叩きつけると

 

 

「せやぁ!!」

 

 

高速縦回転で勢いを加えた踵落としを背骨に打ち込んで追い討つのであった

 

 

「がっ!」

 

 

 

「トドメだ!」

 

 

トドメとばかりにバックドロップの体勢に入るガッチャードを見て 辞めたげてぇ!と周りが内心で思うほどの攻撃に思わず秋羅もストップをかける

 

 

 

「やり過ぎだ」

 

 

それを見て慌てて審判が女王を回収した

 

 

「え?けど敵は思い切りやらないとダメだってハル兄が言ってたし」

 

 

「それはハルト王だけで良い、普通はしなくて良いから落ち着け」

 

 

「分かったけど…どうするよ?」

 

 

実際 ライザーの眷属は一通り倒しているのは本当で レイヴェルはそもそもライザー眷属側としては戦力に見てないような感じだと頷いていると

 

 

近くで大きな爆破が起こる

 

 

「っ!部長!!」

 

 

そこにはリアスとアーシアが連携したライザーを攻めていたのである、そこに兵藤達が加わっての戦闘となっているが

 

 

「やっぱり不死鳥の力は侮れないんだな」

 

 

と一夏は冷静に分析していたのである

 

 

「どうした一夏、珍しいな」

 

 

「あぁハル兄もフェニックスは強い怪人だから気をつけろって言ってたんだ…あのハル兄が強いと認知してる怪人のモデルなんだ…警戒するに決まってるよ!」

 

 

「あの人のイメージするフェニックスと目の前にいるフェニックスを比較するな」

 

 

「それにきっとアレだろう…再生する度に強くなって同じ攻撃では倒せないとか耐性獲得するとかそんな感じの能力があると思う!」

 

 

「一夏様?流石にそこまでの回復力を私達は持ち合わせていないのですが…それと逢魔国王はフェニックスにどんなイメージがあるか教えて頂けませんか?」

 

 

「気にするなレイヴェルさん……一夏、アレは簡単に言えば常時回復魔法がかかってる状態なんだ、ハルト王がイメージしてるような原理で再生はしてない」

 

 

「成る程、そうなると回復を超えるダメージを叩き込まないと倒せないのか…」

 

 

「そうだ…まぁ…ファイヤーガッチャードなら遅れを取らないだろうが…今回の戦う相手はアレじゃない」

 

 

秋羅の脳裏には、ハルトが資料映像として用意してくれた ファイヤーガッチャードの初陣シーンがあった…あのムーンマルガムの体を抉り本体まで貫通させた能力を加味すると…恐らくファイヤーガッチャードの必殺技は一撃もだが継続してダメージを与えられるのでフェニックスへの有効打となるのだろう

 

 

「まぁ女王倒しちゃったしなぁ」

 

 

此方として可能な最大の援護は果たしている訳で

 

 

その証拠にグレモリー眷属6vsフェニックス1という理不尽な構図が展開されていたのであるが…

 

 

 

「しっかしタフだなぁ」

 

 

「ナンパ男と侮っていたが…存外油断ならない奴かもな」

 

 

と秋羅はライザーの評価を一段上げていた

 

 

ーーーーーーーー

 

 

それを見ていたハルトは頬杖ついて膠着していた戦局を眺めていた

 

 

 

「いやまぁ、そうなるよなぁ」

 

 

単純に向こうの回復力が高いのと、グレモリー側との火力不足で千日手って感じだ…倍加の回数は増やせても

 

 

「そもそも魔力の塊を放つしかないし、あの手の技も野郎に使わないだろうしな」

 

 

「えぇ予想通りというか何というか本当に女の敵ですね」

 

 

「だよなぁ…」

 

 

見ていたハルトからしたら興味を無くしたのか

 

 

「やっぱりフェニックスは太陽まで蹴飛ばせば良いんだよ」

 

『それ使えるの一部だけだぞ相棒』

 

 

「知ってるよ」

 

『それと…アナザービーストで魔力を捕食すれば再生はしない筈だぞ』

 

 

「………あ」

 

『今更か』

 

 

「それなら怪人創造でキマイラを作る…いやアレを生み出した後のコスパが心配だ」

 

『キマイラは単純に大喰らいだからなぁ』

 

 

「あぁ仕事の度にリーガルマンモス一頭を要求されるかも知れない」

 

『そこまで大食いではないだろ』

 

 

伊達にサバトの邪魔をしてはいないと呟くと

 

 

 

「そう言えば君に聞きたいことがあったんだよ」

 

 

サーゼクスの問いかけにハルトは首を傾げる

 

 

 

「何?」

 

 

「最近リュートの警備を厚くしてるみたいだけど何かあったのかな?」

 

 

 

この辺は突かれるのは承知してたし…しゃあないな

 

 

「あぁ…派手な祭りをするかもだから準備してるだけ警備員が少ないと大変だからな」

 

 

「成る程ね…その祭りは派手にやる予定かな?」

 

その顔は分かってる口だと理解して

 

 

 

「そうだな下手したら三大勢力の皆で楽しめるかも知れないな」

 

 

「企画は誰がしてるんだい?」

 

 

「コカビエルと愉快な仲間達に喧嘩祭り」

 

 

「そうかそうか…ありがとう、そういえば僕も祭りには参加して良いかな?」

 

 

「構わないが別場所で開催かも知れないから分かったら連絡するわ」

 

 

わざとらしく情報をサーゼクスに伝えるハルトだがちゃんと伝わっていたのかサーゼクスとセラフォルーも真面目な顔で何か考え込んでいたが

 

 

 

「帰るぞカレン、ベルファスト」

 

 

「はい」「え、最後まで観戦しないのですか?」

 

 

「一夏達は女王を倒したんだ、これ以上の見せ場はないしそれに……アレだけ協力したのに不死鳥を単騎で殺せない辺り残念でしかない」

 

 

「磨けば光る原石だと思いますが」

 

 

「まぁな…けど時間切れだ」

 

 

と閉幕を告げるサイレンが響くのであった

 

 

「引き分けだね」

 

 

 

「とか言ってるけどグレモリーの判定負けだろ?」

 

 

「どうしてそう思うんだい?」

 

 

「助っ人2人借りて女王や他の眷属をある程度倒したが肝心のフェニックス本人をグレモリー眷属は仕留められなかった…それ以上に理由はいるか?」

 

 

「いいや…だが可能なら彼女の式には参列してくれると嬉しいかな」

 

 

「断る、どーせ面倒くさい事に巻き込む気だろ」

 

 

「それは酷い話だけど義弟を代理で出すつもりかな」

 

 

「はぁ…へぇへぇ招待状でも送ったら考えるわ」

 

 

とだけハルトは言うとベルファストとカレンを連れて帰るのであった

 

 

結果はハルトの予想通りの判定負け まぁ審判が向こう側だから勝つしか選択肢のない状態だったのだから仕方ない

 

 

それと…

 

 

「一夏」

 

「ごめん、ハル兄…」

 

 

「いや別に負けに関して咎めるつもりはない、アレはグレモリーの喧嘩だからな」

 

 

「へ?」

 

咎められると思ったのに肩透かしな一夏だが…残念だな

 

 

「素人がプロと張り合えるだけの訓練を施せた、それは誇る事だけどな…何レベルナンバーXを呼び出してんだぁ!!」

 

 

「いたたたたた!ハル兄!!辞めて!!」

 

 

「っせぇ!!いや確かにファイヤーまでの制限かけた中で頭使ったのは凄いよ!…けど誰がそんな悪知恵つけさせたぁ!!」

 

 

「痛いってハル兄!ちょっ!人間の関節はそっちに曲がらないから!!」

 

 

「うるせええええ!」

 

 

「お前がうるさいぞバカ夫」

 

 

「あべし!」

 

 

「少しは頭を冷やせ」

 

 

「へい」

 

 

千冬の武装色ツッコミを後頭部に受けて悶絶するハルトに

 

 

「千冬姉、ありがとう」

 

 

「気にするなと言いたいが……貴様、何真剣勝負の最中にお見合いをしている!!」

 

 

「怒る所はそこなのかよ千冬姉!!」

 

 

「当たり前だ!そこに直れ…と言いたいが今回は譲ってやるか」

 

 

「あ、そだねぇ〜…んじゃあ一夏、修羅場を楽しみな!」

 

 

首根っこ掴まれ引き摺れながらだがサムズダウンするハルトを見て

 

 

「へ?修羅場……ま、まさか…」

 

 

一夏の顔面が蒼白になると同時に肩をがっしり掴まれる 振り向きたくないが…恐る恐ると振り向くと

 

 

「一夏……話がある」

 

 

「………はい」

 

 

箒達の圧力に押されて正座をする一夏であった

 

 






予告

レーティングゲームの結果を受けたハルト達であったが、どちらかと言うと此方が本命な一夏の見合い話へと向かう中 サーゼクスから結婚式の招待状が届くが


「行きたく無いでござる!」


全力で拒否していた。その裏で進行していたコカビエルの事件 その対策で魔王の幹部達が動いていた


「コカビエルを倒すか…」

「もう面倒くさいから堕天使皆殺しにした方が早くない?」

「ダグバ…お前、天才か!!」

「ハルト、お前気は確かか!!」


次回 偉い人は最後に行かないとダメ お楽しみに!
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