前回のあらすじ
遂にコカビエルが動き出す、街でエクスカリバーを統合させ 戦争への狼煙を上げようとする暴挙を止めるべく 悪魔、悪魔祓い、そして逢魔王国も本腰を入れて行動を開始
そしてコカビエルの背後にあるネオタイムジャッカーが動き出す中 魔王ハルトは事態の決着の為に結界に潜り込もうとしたのだが
「らぁ!!」
普通のパンチを結果に叩き込むが割れないのである
「……ソーナちゃん!俺敵じゃないよぉ!ねぇ!『
『なぁハルト』
「何だよアナザーウィザード?」
『この結界だが…シトリーがかけた上から別の結界を被せているぞ』
「マジか!…ちょい待て!俺のマジパンチが防がれたんだけど!?」
『そんな…ハルトのパンチに耐えられる結界なんてあるのか!』
『嘘だ!普通の結界で、この脳筋ゴリラパンチを耐えられる訳がねぇ!今の一撃をナツキが受けていたら間違いなく赤い花火になっていたぞ!』
『ふざけんなよ……後でこの結界の展開方法教えてください!俺の安全のタメにぃ!』
「何か一言余計なんだよテメェ等……取り敢えず壊れるまで殴るか取り敢えずアナザーパンチホッパー、ナックルと…パラドも来い!殴って壊す!!」
とヒートアップするハルトであるが
『おい、ちょっと待て…ハルトに破れない結界を何故アンティリーネ達は通れた?』
「………確かに」
よし、こんな時は
「よしウヴァ……行け!」
ウヴァを呼び出し彼を結界に叩きつけて効果の程を検証してみよう!
「久しぶりに呼び出されたと思えば、おい待て魔王!貴様…まさか…あのバリアに俺をぶつけさせる気か!」
「そんな事ないよーウヴァなら大丈夫かなと思っただけだよー」棒読み
「絶対に思っているだろう!ふざけるな!」
「ごちゃごちゃ言うな!トライアンドエラー!!」
「おいまてえええぇぇぇぇぇぇ……」
取り敢えずハルトはウヴァの背中を蹴り飛ばして結界にぶつけるつもりだったが何故か結界はウヴァを素通りした
「あ…あれ?」
想像だとウヴァが結界に当たると思ったのだが…
『どういう事だ?』
「ん〜ウヴァや皆は通れて俺はダメ?」
ハルトが結界に触るとやはり弾かれた
「あぁ、そういう事か」
『何が分かったのか?』
「これ…俺だけを絶対に通さない代わりに他の奴等は自由に入れる結界なんじゃね?」
その証拠にアンティリーネやネガ音也達が入れた となれば完璧な結界に機能しているのだ
『成る程な縛りを設けて強化した結界か…』
『んじゃ、お前は外で待ちぼうけか?』
「んな訳ないだろ、アイリーン」
『見えてますわ』
「これ破れる?」
『時間を貰えれば』
「OK、コカビエルめ散々此処まで俺を煽ってくれた上に望まない残業をプレゼントしてくれたんだ……それ相応の礼はしないとな」
『相棒?』
「という訳で……お前達、やってしまいなさい!!」
ーーーーーーーー
その頃 校舎内部では吹き飛ばされたウヴァが近くの柱に激突して止まると気づいて慌てた一夏達と合流していた
「………あぁぁぁぁぁあ!!」
「あれ…ウヴァさん、なんでこんな所に!」
「何でだと?あの魔王に呼び出されたからだ!」
「ハル兄…間違いなく展開されてる結界の性能を試す為に呼んだな」
「ハルト王は未来でも結界を見たら取り敢えずウヴァや琢磨さんやゴオマを蹴って結界にぶつけて性能を見るからな」
「琢磨さんまで!?」
「その通りだクソッ!……おい待て未来でも俺はこうなのか?」
「可哀想な奴め……だが…」
ネガ音也はコカビエルをあしらいながらウヴァが通れたのにハルトが来ない理由に辺りがついた
「成る程な魔王は絶対に通さない代わりにそれ以外は入れる結界だったのか」
コカビエルを見るとその通りとニタリと笑う
「そうだあの男さえいなければ計画の達成など容易、逆を言えばあの魔王さえ何とかすれば良い、貴様等のようにあの男の傘にいなければ何も出来ない輩に俺が負ける訳がないからな」
「そうかそうか…魔王が居なければ勝てると思うなら他所でやれば良いのに変なプライドで俺達を巻き込むのに魔王とやりたくないとか負け犬根性極まれりだな」
コカビエルの誤算があるとすれば 此処にある
それは逢魔王国がハルトのワンマンチームであると想定した事とアウトサイダーズ達の無軌道さを
「何だと!」
「魔王はダメだが俺達は勝てる…ここまで舐められるとは不愉快だな」
ダークキバが感じたの不快 それは侮られたと言う事実
「だとしたらどうだ?貴様等は所詮、魔王の取り巻きに過ぎんのだからな!」
「そうかい…それならその取り巻きに潰されると良いさ ほら聞こえてくるだろう?アウトサイダーズの足音が」
「何?……っ!」
すると響くは金切音 それは鏡の世界からやってきた
『FINAL VENT』
「何?っ!!」
コカビエルは済んでで回避出来たが、そこに飛んできたのは紫のライダーを乗せたエビルダイバーの体当たり 必殺技 ハイドべノンである
それを放った張本人は着地をするとベノサーベルを構えて現れた
「此処かぁ……祭りの場所は?」
仮面ライダー王蛇 参戦!
「狡いよ浅倉くん…僕も仲間に入れてよ」
「好きにしろ」
「じゃあ折角だし魔王から貰った新しい玩具で遊ぼうか」
『6・6・6…STANDING BY「変身」complete』
フォトンブラッドがラインとして流れ装甲を形成 現れたのは新時代の戦士 仮面ライダーミューズ、アウトサイダーズ 北崎 参戦!
「ふふふ…じゃあ遊ぼうか」
両手を合わせながら喜ぶ姿に
「おいおい随分とはしゃいでるじゃないか浅倉も北崎も…だが俺達を仲間外れにするとは寂しいねぇ」
「そう言う割に面倒事に巻き込まれたと嫌がっていた気がするがエボルト?」
「何、気が向いたから来たまでだ」
『Dragon!rider system!evolution!!』
「それもそうだな…では聖書に記された堕天使に見せてやろう、この神の才能をおおお!!」
『ゴッドマキシマム…X!!』
「フェーズ2…変身」
「グレードビリオン…変身!」
『エボルドラゴン!!ハハハハ!』
『ゴッドマキシマム!X!!』
アウトサイダーズ 仮面ライダーエボル、仮面ライダーゲンム 現る!
このオーバーキルとも言える光景にコカビエルは涙を流す、いや無理もないと思うが何故か
「もうダメだぁ……おしまいだぁ…」
「一夏、一応だけどあの人達は援軍な」
「いやラインナップ的に間違いなくハル兄が来てる…こうなったらコカビエルの命よりも自分の命が危ない」
「そうだな…間違いない」
「というより先輩達下がってるください流れ弾が当たる前に」
「え?」
「あの人達は基本的にハル兄の頼みしか聞かない狂犬達なので」
味方である筈の一夏も絶望していた…それは簡単 彼等がアウトサイダーズだからである
「取り敢えずは…アレか?」
「そうだな」
アウトサイダーズは新たな獲物として大量にいるタブードーパントに狙いを定めたのであった
その頃 異変はビターガヴの方でも起こる
「まぁ頑張った方ですが、所詮はクローン…魔王なり得ない出来損ないですよ」
「くっ……」
ビターガヴを足蹴にするジュウガはトドメとばかりに動き始める
「しかし魔王直下のアウトサイダーズまで投入してくるとは…そろそろ潮時…では」
『アブソーブ…ドライブ』
「これでさようならだ」
その光景を見ていた唯一は
「想定通りでしたね…まぁクローン一体くらいは大丈夫でしょう他にも同じ機能を持った奴が沢山いるみたいですし助ける必要もないですが…まぁコレの性能テストする相手なら不足もないですね」
影で唯一が開発した新型の銃アイテムを構えるがジュウガは そのままスピードロップで屠ろうとした矢先の事 読み込ませたスタンプがデータとなりとある方向へ流されていったのだ
「おや?」
その方向を見ると誰かが歩いてくる
「あのクリムの発明すら利用するとは…流石はネオタイムジャッカーと言うべきかな?」
手に入れたデータを分析し終え、拍手しながら現れたのは金色のドライブ
「まさか…」
「そうとも私こそが逢魔国王直属特殊部隊 アウトサイダーズが一人、蛮野天十郎……否、ゴルドドライブと呼べええええ!!」
ゴルドドライブ 参戦!
「まさか本当に生きてたとは…しかし貴方だけで何が出来るというのです貴方だけならば対処は容易ですよ…このマッハとチェイスのスタンプがあればね」
と見せつけるようにスタンプを出すと
「貴様、私の忌まわしき記憶をほじくり返すとは余程死にたいようだな…しかし私は科学者だ荒事は他のものに任せるとしよう」
と指を鳴らすと現れたのは
「わーい君が僕と遊んでくれるの?」
「我を顎で使うのは気に入らんが魔王には借りがあるのでな」
究極の闇 ン・ダグバ・ゼバ
オルフェノクの王 アークオルフェノク参戦!
そして側近であるゴ最強の三人衆と北崎を除くラッキークローバー参戦!
「流石にこれは予想外ですね…まさか逢魔の戦力がこれ程の規模とは…」
「君との戦いのデータ、取らせて貰おう」
流石のクジョーも此処までのオーバーキルは想定していなかった…これはおかしいと
「これだけの戦力を投下するなど下手をすれば他の勢力を挑発して戦争になりかねないのに迷わず投入するとは魔王は何を考えているんですか!!」
「あ、それ面白そう!ハルトの事だからきっと戦うんじゃないかなぁ〜」
「怪人王ならばやりかねん…まぁ彼奴等から同胞の素質があるものがいるか試すのも一興よ」
「いや特に何も考えてないだろう……待てよ」
ゴルドドライブは少し考え、己の見たハルトの人物像からの最適解を出す
「あぁ…本気で君達を叩き潰すつもりなんだろう、まぁ全く可哀想とも思わないがね」
ーーーーーーーー
その頃 結界内ではアウトサイダーズの面々と戦闘…ではなく一方的な蹂躙が行われていた
『FINAL VENT!』
ベノクラッシュで大型のタブードーパントは爆散し
『exceed charge!』
獣型のタブードーパントはナイフ投擲のマーカーに合わせた体当たりで灰化
『ready go!エボルティックフィニッシュ!』
『god maximum!critical!brushing!!』
残りの個体は青い炎と神の力により再現された流星群を浴びて爆散したのである…勿論メモリブレイク出来てない為 死んでしまったが
「何だよこの程度か?おいネガ音也、変われ其奴の方が面白そうだ」
「本当だよ新しい玩具使ったのにコイツ等弱くて、つまんなーい」
我慢できなくなった王蛇とミューズはそのままコカビエルへと襲い掛かろうとしたがミューズは足を止めて変身解除する
「折角だから手加減してあげようか?」
そして取り出したのはナツキから没収したデルタギアを腰につけて
「変身」
『standing by……complete』
青いラインが全身を流れ現れたのは仮面ライダーデルタである
「この格好ならハンデになるかな?」
「舐めるなよ貴様等ぁ!!」
そしてコカビエルvsダークキバ、王蛇、デルタという構図へとなったが
「ほぉ堕天使とはあのような方法で飛行しているのかサンプルが欲しいなエボルト、アレの羽を引きちぎれ」
「はいよ…っておい待て何で俺に命令している?」
「私が神だからだぁああああ!!」
我関せずな二人を見て一誠が恐る恐る話しかける
「あ、あのぉ〜お二人は混ざらないんですか?」
「何でだ?」
「え?いやぁお仲間が戦ってるのに」
「あれは仲間ではない」
「えぇ!」
「そもそも俺達は魔王が面白くて強い奴だから集まっただけで仲間意識なんて殊勝なものはない」
「その通りだとも」
と話してる中 ドーーーーン!と粉塵が上がるとその足元にはボロ雑巾のように滅多撃ちされたコカビエルが地面に倒れた、コカビエルもネガ音也、北崎、浅倉相手に良く持ち堪えた方である…
「おい何だ?この程度か?」
「もっと僕達を楽しませてよ」
「ひぃ!!」
フリードはその様子を見て唖然としていた
「うそーーん!コカビエルの旦那が袋叩きにあってるぅ!!」
「無理もありません…あの人達ならやりかねません」
「そもそもこっちの聖剣も折れそうだし…あーもうこうなったら逃げるしかないかぁ!」
「そうはさせません…マーリン!」
「はいはーい」
「んげ!!」
マーリンが杖を振るうと地面から植物の蔦が伸びてフリードを押さえつけたのである
「やっちゃいな、アーサー」
「当然です…その剣は貴方に相応しくない」
同時にセイバーは風で隠した刃を解放した、抜き身の剣は数多の人の祈りが形となった尊きもの そして束ねる星の息吹は王へ仇するものへ
の餞へとなる
「こ。こりゃマズイねぇ…」
流石のフリードも冷や汗を掻くも それは断罪の光に他ならない
「エクス……「お待ちをアーサー王」…?」
だがその光景に待ったをかけたのは木場であった
「何でしょう?」
「貴方のお怒りは最もですが僕も…」
「貴方の事は報告に聞いています。私の被害者とも……同胞の弔いですか」
「はい」
「…………わかりました、貴方に任せましょう」
「ありがとうございます」
アーサー王は魔力を解除して聖剣を風の鞘で隠したのである
「貴様!何をしてくれる!あの聖剣の輝きを良くも台無しにしてくれたな!!」
パルパーからすれば本物のエクスカリバーを見られたのに邪魔しやがって!という感情が乗っていたが関係ないとばかりに木場はパルパーとフリードに相対する中
突如 パルパーが持っていた聖剣使いの因子 木場の同胞の欠片が反応し彼を次のステージえと押し上げたのである
『
それを成したのだ 正に覚醒したとばかりに木場が聖魔剣でフリードの聖剣を両断し、そのままパルパーの心臓へ聖魔剣を突き刺し弔いを果たしたのである
「やったよ皆」
感慨にふける木場だが
「聖魔剣?ほほぉ面白そうじゃないか」
「聖魔の融合か…私のゲームに組み入れる価値があるかな?」
「はぁ…おい北崎、暇だから遊ぼうぜ」
「やった!」
「自由かお前達」
「貴方達には言われたくないと思うわよ…」
全員の興味が木場へと向かうと足元のコカビエルがボロボロになったまま話す
「は、愚かな奴等だ」
「あ?」
「神など既に死んでいると言うのに」
その言葉が聞こえたか知らないが、突如結界が完全に破壊されたのである
そこに浮遊するのは
「貴様…何故、師匠と英寿さんを死んでる認定してんだ此処で惨たらしく殺してやろうか?」
アイリーンが防壁を弱めた隙に拳で破壊して殴り込んだ魔王であった
『おい待てハルト、浮世英寿は死んでから神になってるぞ』
「……悪かったなコカビエル、一部は正しいと認めてやろう」
『何処で謝ってるのさ?』
「違う!死んだ神とは聖書の神だ!!」
「は?聖書?」
その言葉に驚愕する悪魔祓いと元シスターのアーシア 余談だがジャンヌ・オルタは ザマァ!という顔をしていたのは言うまでもなく
「そんな…」
「本当だとも神が死んだ事により神器のシステムにバグが発生した、アザゼルの受け売りだがそこのシスターの神器や聖魔剣もバグの影響だろうさ、ミカエル達は維持しているらしいが加護から溢れる奴等はいるようだがな」
「そんな……」
「神の加護はないんですか…」
「ふわぁ……神が死んだとかで凹むとさ面倒臭え奴等だな…いや待てよ確かに俺も英寿さんが死んだのを見て絶望したから気持ちは分かるが…同じ気持ちか…え?神の加護ならあるだろ?ですよね!ネオ黎斗さん!」
「その通りだとも、そう!私こそが……神だああああ!!」
「イエエエエエイ!!そのとおーーり!!」
シリアスなんか知った事か!と言ったハルトとネオ黎斗だったが
「神と狂信者ってあんな感じなんだろう…難波と内海も似たようなものだったな…」
「さぁハルトよ、神の恵みを受け取れええ!」
とネオ黎斗から渡されたのは
「こ、これは!レジェンドライダーガシャットじゃないですかぁ!!」
「この最高神の力を持ってすれば造作もない」
「神様ーー!!」
「いい加減にせい!」
と狂喜乱舞してるバカ二人に取り敢えず一夏はとある人から教わったスリッパの一撃で正気を取り戻させると
「しかし此処まで完膚なきまでに叩きのめされたとはな…」
「あ…そうそう、お前の支援者は逃げてったよ…まぁ流石に大人気なかったかもね」
ラスボス3人がかりだもんなぁ…とハルトも冷や汗を掻いてたりするがクジョーは不利を悟るなり全力で逃げたらしい…しかし
「重加速とか防止策があったろうに」
まぁゴルドドライブの真価は相手を調べての対策だろう科学者らしいデータを活かした戦闘を期待するなら初戦を咎めるのは筋違いだな
「そうか…アイツめ失敗したか」
「残念ながらね普通ならシトリーとグレモリーを同時に襲う計画は悪くなかったけど狙いが甘かったな」
「だが…ただでは死なんぞ貴様等を道連れにしてくれるわぁ!!」
同時に現れたのは巨大な魔法陣
『ま、マズイぜハルト!これは爆破魔法だ!』
「威力は?」
『この町が消し飛ぶ威力だ!!』
「「「「「「「「「何だその程度か」」」」」」」」」」
ハルト、一夏、アウトサイダーズは落胆した声を上げると
「程度ではないぞ!!」
秋羅のツッコミが正しいのは言うまでもない
「おい魔王どうする?」
「この魔法を何とかするか……怪人召喚 ファントム・キマイラ」
それと同時にナツキのアナザーウォッチ…アナザービーストに補助として封印されていた、ファントム・キマイラが現れると地面の魔法陣、その魔力を捕食したのであった
「流石はキマイラ」
【当然よ、だが美味な魔力とは程遠いがな】
「うへぇ魔力にも美味い不味いとかあるのか知らなかった…」
やれやれと言う顔をするハルトだがコカビエルからしたら切り札がアッサリと攻略されたのでもう哀れという他ない
ードヤ顔して自爆しようとしたのに失敗して、ねぇねぇどんな気持ち!ねぇねぇ今、どんな気持ち!ー
と煽りたいマーリンだったが流石に空気を読んで我慢する
ハルト、アウトサイダーズ、一夏、秋羅…うん流石に可哀想過ぎる布陣である
「取り敢えず…聖剣を弄んだ貴様にはそれ相応の仕置きが必要だな」
「な、何故動揺せんのだ!この世界を支える神がいないというのに!!」
「残念だったな俺の信仰する神様じゃないからな別に他所の誰が死のうがさ逢魔や俺に関係ないなら…ぶっちゃけ、どーでも良いんだわ」
「何だと…」
その時、ハルトの瞳には一切の色彩が抜け落ちていた 無関心 それを表したものとも呼べる
「兎に角、貴様にはそれ相応にやり返してやらないと俺の気が済まないんだよ…貴様の所為で俺がどれだけ残業しないといけなくなったのか…」
違った別の理由でキレてただけだった
「ざ、残業?」
「そうとも貴様の対策や各都市の警備態勢の見直しや各勢力との交渉、関係各所からの申請書類の処理等等……貴様の所為で俺は家族との時間を過ごせなかったんだよぉ」
体から溢れる黒いオーラには流石のアウトサイダーズ達も後退りする程であり
「ははは…今まで残業なんてした事無かったんだよ、ちゃーんと頑張って定時に終わって皆のご飯作ったり、家族の時間や趣味を過ごしたりしてたんだ…それを貴様が……」
まるで仲間の仇を討つかのように気迫に圧倒されている周りだが中身はただ余計な事した奴へ仕返ししたいだけなのである
「お、おい待て魔王…!」
「お前はこの後、堕天使側の戦力である『
『針串刺しの刑だ!!』
「違う…よ」
「まさかアルビオンをササミ肉呼びするとは我が夫…恐るべし」
「仕方ないよ、マスターからしたら食材なんだから」
と困惑するモルガン達を尻目にしたハルトは
『セイバー…』
『刃王剣 クロスセイバー』
アナザーセイバーに変身し呼び出したのは自己紹介してくれる、まさかの聖剣だった
「俺の聖剣で切り刻んでやる」
『ちょっと待てーー!!』
『それは士道に預けた筈だろ!何でその聖剣が此処にあるんだ!!』
そうデートアライブの世界でハルトが生み出し後に仮面ライダーセイバーへと目覚めた五河士道へ預けたものだったのだからアナザーライダー達も困惑しているだろうが
「あぁ…お前達は大事な事を忘れている」
『は?』
「この刃王剣は俺が作り出したものだ確かにザンバットソードのように正当な使用者がいれば優先権はその人に移るがいない場合は俺が優先されるんだってね、さてとお前は聖剣を弄んで好き勝手した…それなら聖剣に報復されるべきだって」
「お、お前何言って…」
「残業云々は国王としての俺、今からの俺は個人としての俺だよ…よくも俺のマーリンとモルガンが大切にしてる思い出を汚したな、その罪は重いぞ…お前に罪なんて数える資格はない俺が裁くこのまま地獄へ堕ちろ!!」
『刃王必殺リード!既読十聖剣!!』
ハルトが剣を振ると扇型に聖剣が滞空するのを確認すると
「えーと確か…ねぇトイレは済ませた?死んだ神様へのお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えながら命乞いをする心の準備はOK?」
この時 コカビエルは理解したこの男は自分を最初から生かしておくつもりが無かった事を、そして何より誰を怒らせ、敵対させた事を
もっと早く思い出すべきだった、自分が狩られる側だという事を
「あ……い、いやだぁああああ!!」
恐怖のあまりに背中の羽根を展開して逃げようとするコカビエルへ
「答えは聞いてない」
『刃王クロス星烈斬!!』
剣を横に払うと同時に待機していた聖剣が射出されるとコカビエルへ寸分違わずに放たれると十の聖剣がコカビエルを貫く、もう致命傷だと誰が見ても分かるのだが
「んじゃアナザーバイス、カウントよろ」
『はいはーい!んじゃ行くぜ!3!』
『2!』
『1…はいどーぞ』
「ぐ……ぐあああ!!」
そのままダメージから放電を少しした後に ドーーーーン!!と大きな爆破を起こし コカビエルはその黒い羽根だけを残して爆散した
「あはは、たーまやー!あれ?かーぎやー!だっけ?……まぁどっちでも良いか!」
『マジでやりやがった』
『それより、どうすんだよアザゼルをどう説得する?』
「は?何で俺がアザゼルなんかに忖度しないといけないの?今回の騒動はそもそも彼の管理不行き届きでしょ?その尻拭いをしてやったのに俺達に文句を言ってきたなら…今度はコカビエル1人の命では済まさないよ全員でグリゴリへ殴りに行こうか!!」
「流石は魔王、それでこそ我等の主」
「褒めるなよネガ音也…嬉しいじゃないか、それに大丈夫だよ考えはあるんだけどその前に」
その光景を見て震えるアウトサイダーが一人いた
「な、何故だ…何故私の体が震えている!!これはまさか…心的外傷!?」
「それは多分、何処かの世界でコカビエルと同じような殺され方されたんじゃないか?」
「そんな訳ないだろう?」
「ゴルドドライブ…それエボルトの言う通り、ほらコレ」
役目を終えた聖剣を元ある場所へ返すとハルトは笑顔でタブレット端末から映像作品としてのアウトサイダーズを見せたのである
「おのれゼイン…許さんぞぉ!!」
「しかしブロンズなのにゴールド名乗るって…ぷぷ…その前にアーク…友達は選べよ…」
「成り行きもあるが失礼だな私の心には黄金の精神がある!」
「吐き気を催す邪悪が何か言ってらぁ……はぁ…しかし……まぁ残念だったな唯一、新しい発明品を見せられなくて」
ハルトが背後の気配を感じて話しかけると新アイテム ベイクマグナムを持つ唯一が現れたのである
「仕方ありませんよ、それはまたの機会に」
「それと盗まれてた量産型イクサだけどロールアウト出来そう?」
「どうでしょうね、まぁ防御力は一考する価値はありましたが…正式採用は見送るべきかと」
「まぁ候補が沢山あればな」
現在、逢魔王国が保有するライダーシステムは複数ある
まずは束達が開発した鎧武、ゼロワン系列
そしてキャロルが作ったオーズ、ガッチャード系列
ネオ黎斗のエグゼイド系列
スマートブレインから ファイズ系列
後以外だろうがドライブ系列
これはゴルドドライブがいるというのもあるが正確に言えば ロイミュード004 、ドライブシステムの生みの親 クリム・スタインベルトをコピー元に選んだロイミュードがいるのだから
「さてさてさーて、そろそろ白龍皇さんのお出ましかな」
両手を合わせると空から白亜の鎧を纏う者が現れたのである
「おいコカビエルは殺さないのではなかったか?」
「安心しなよ俺の手にかかれば」
『ジオウⅡ』
それと同時に散らばった羽根が逆再生を起こすと爆散した筈のコカビエルが綺麗に再生されたのであるが、それを見て驚愕するグレモリー眷属達だが
「この通り」
「ほぉ」
「ちゃんと蘇生させたコイツの身柄を後は煮るなり焼くなり高音で蒸すなり180℃の油でカラッと揚げるなり好きにすると良いさ」
『それ全部、おいしい鶏肉の調理法だろ?』
「あ、バレた?」
とカラカラ笑うハルトであるが
「すみません魔王、お願いが」
「あ、良いよ 気の済むまでコカビエルにカリバーしたりロンゴミニアドしたりモルガンの宝具使ったりしても」
『慈悲が無さすぎる』
取り敢えず今回の件で1番の風評被害を受けたアーサー王組からアウトサイダーズも目を背ける凄惨な仕置きを見て見ぬふりした、その頃
『無視か白いの?』
『久しぶりだな赤いの』
『前までとは随分敵意が低いな』
『そうか?まぁ今の宿主が面白いというのと…』
『あぁそうだな』
と2匹は声を合わせて
『『俺達を食べた奴がいればな』』
「またドライグとアルビオンに揃ってるね?そうだ久しぶりに今日はドラゴンでも食べようかな?」
とハルトはハイライトの消えた瞳の笑顔と喜色の声音で
「俺さ、また君達を食べたいんだよ大丈夫大丈夫前回よりもちゃーんと美味しく調理してあげるからね♪」
その時 何処かウルティマみたいだとネガ音也が冷や汗を掻いていた
「明るい声で何、言ってるんだ?」
「いや人の心とかないのかアイツ?それはそれとしてファウストの奴等は許せない」
「浅倉、エボルト…お前達も大概な気がするぞ?」
向こうは向こうで騒いでいるがハルトは
「ね?」
『『ぎゃああああああ!!』』
かつてのトラウマが刺激されたドライグとアルビオンが絶叫するのであった
「本当、失礼しちゃうなぁアレからちゃんと美味しく食べる為の研鑽を積み上げてるのに今なら食材が痛みを自覚する間もなく切るなんて出来るんだよ!!現に俺が捌いた魚は捌かれた事に気づかずに生簀を泳いでんだよ!!」
『いや当然の反応だろう俺達でさえドン引きだぞ』
「そう?けどアレから長い時間経ってるから、きっとお肉も円熟してるんじゃないかなぁ……っ!なぁ相棒、今思ったんだけどさ」
『何だ?』
「アイリーンの付与魔法を使えばドライグとアルビオンの魂を別の肉体へ付与させる事とか出来ないかな!」
『それは本人に聞かないとダメだろうな』
「いやファントム・レギオンの力を使えば…あのゲートを絶望させずともアンダーワールドに直接侵入出来る能力を使えば直接ドライグとアルビオンの抜き取るとか俺だけで可能かな?」
『試してみるか?』
「そうしたら、またあの美味しいお肉が食べられるんだよ…楽しみだなぁ〜骨が残れば巻き戻し使うだけでまた同じように食べられるんだけどな」
『『!!』』
「神すら恐れるドラゴン達が食材って認識とは恐ろしいね逢魔国王」
「は?一体何処の世界にまな板の上でピチピチしてる魚にビビる料理人がいるのさ…それに今、君達にドラゴン紅白合戦されると困るんだよ転生先探すとか面倒臭いからさ」
「ははは!やはりお前は面白いな魔王!!」→エボルト
「イかれてるな」→ネオ黎斗
「ネオ黎斗に言われたらおしまいだな」→ゴルドドライブ
「(何故だろう、お前が言うなとツッコミしたら負けな気がする)」
とアウトサイダーズさえもドン引きしていると
『おいヴァーリ !は、早くコカビエルを回収して帰るぞ!でないと…俺は…うわあああ!』
PTSDを発症してるアルビオンを見たのとアザゼルからの頼まれごともある為
「分かったよアルビオン、しかし君とは一度戦ってみたいものだね」
「そりゃ辞めた方が良いよ、アルビオン本体ならまだしもただの人間じゃ俺を殺せないから」
「それはどうかな?…まぁその時を楽しみにしてるよ」
「じゃあ、また会おうねアルビオン!」
『もう俺は会いたくないがな!!』
「そんな釣れない事を言わないでよ、大丈夫だよ…この間で分かったんだよ君の肉は蒸し料理に向いてるって」
『早く魔法を起動してくれヴァーリ !!!』
転移したアルビオン達を見送ると
「もう!あんなに照れなくても良いのにぃ!」
『おーい誰か相棒の倫理観ブレーキを治しといてくれ』
『それと頭のネジも見つけたら閉めといて』
と談笑した後
「さーて……帰るか!」
「ちょっと待てえええ!」
「んだよ一夏……あ〜ゴメン!お前がコカビエル倒したかったか!」
「違う!流石に今のアレはやり過ぎだよ!」
「そうかな?アレだけ迷惑かけたんだからそれ相応に仕返ししても俺は悪くないよねぇ〜?」
「だとしても限度があるよ!というよりアウトサイダーズまで連れてくるなんて!」
「ま、折角だからね見せておきたいじゃん俺達の最高戦力」
と朗らかに答えるハルトであったが思い出したように
「あ、ゴルドドライブ…アレどうだった?」
H10の事を尋ねると
「ん?あぁ彼か無事だよ」
「そ」
「まぁ君としては複雑だろうがね」
「兎に角義理は果たしたから後は連中次第かな」
と話すハルトだが
「何なんだよ…お前達が早く来てたら終わってたんじゃないか何してたんだよ!!」
「ちょっとイッセー!」
一誠が感情を爆発させて突っかかるがハルトはヘラヘラ笑いながら答える
「あ?何?さっきまで【この街の平和は俺達で守るんだ!】みたいな正義のヒーローを気取ってたのに俺達が出て問題解決したら【何で早く来てくれなかったの!】って悲劇に襲われた市民みたいなリアクション取ってるの?マジウケる」
その顔は悪辣かつ強者故の傲慢さも交えている狂気の笑みである
「まぁ…コカビエル程度に遅れを取るようじゃ逆立ちしても白龍皇に勝てないな、君とライバルには絶望的な差があるよね〜いや待てよ別に良いか〜君はその手に眠るドラゴン以外に何の価値なんてないんだし」
あの神器オタクの英才教育を施されたヴァーリ と目覚めたばかりの彼では実力差は歴然なのは言うまでもないが そもそものスペックが論外なのだから
「ぅ!テメェ!!」
殴りかかろうとするが周りが慌てて止めに入るがハルトは少し不愉快な顔をして
「珍しい神器持ちってだけの下級悪魔が誰に向かってテメェとか呼んでるの?」
ハルトが懐からアナザーウォッチを取り出そうとしたが
「お待ちを魔王、貴方様の変わりに私が彼に身の程を教えてやりましょうか?」
「いや待て暴れるなら俺だ」
「僕だよ!」
と盛り上げてる所悪いが
「そうだなぁ…本当なら少し遊んでやりたい所だが残念、時間切れだ」
ハルトが指を刺した先には援軍を連れてきた、サーゼクスと悪魔達の軍団がやってきたのである
「はぁ……興醒めだリュートに帰るぞ」
「えええ!僕まだ暴れたいよー!」
北崎の言葉に何処となく消化不良を感じる面々だったので
「そうだなぁ…こうなったらヴァーリの奴を返さないで暴れさせれば良かった」
面倒臭えと顔に出たが…あ、と思い出した顔で
「暴れ足りない奴がいるなら、この後さネオタイムジャッカーの根城を見つけたから殴り込む?」
まるで飲み会で二次会やろうぜ!のテンションで話すハルトにアウトサイダーズはやったぁ!と喜ぶと
「んじゃ取り敢えず拷問受けてる自称兄弟の一人にスパイダードーパントの蜘蛛爆弾を埋め込んでから解放させようか!」
「成る程、起爆を合図に全員で殴り込むと」
「おうとも!!」
と端末から現在 拷問にかけられているネオタイムジャッカーに与した被験者を見ていたが
「最期にデカい花火を上げさせてやろうか!」
『おーい誰かぁ!あかねかキャロルか千冬を呼んでくれ!』
事件後の話をさせてもらうとしよう
コカビエルはアザゼルが派遣した白龍皇に連れて行かれた、逢魔王国は契約に準じた対応をして高評価を得たのだが…
「ハルト…あの戦いにアウトサイダーズを投入するとは何を考えている?」
「事態の早期解決を図ろうと思いまして〜」
「戯け!!アウトサイダーズを防衛戦に投入するバカが何処にいる!!」
「え、いやそっちなの千冬!?確かに思ったよ!アウトサイダーズやグロンギ達はディフェンスよりもオフェンスだって!」
「分かっていたなら過失は重いぞ…そこに直れええ!!」
「何でさあああ!!」
と涙目で正座するハルトを遠くから見ていたH10は
「嘘でしょ…俺のオリジナル……嫁の尻に敷かれすぎ!!」
「おーい!一緒にお菓子食べよー」
「そうだね!ガメル!」
H10はガメルとお菓子を食べていたのだが
「……あ、チョコチップクッキーでゴチゾウ出来た」
「ほほぉ…」
何やら不穏な気配を感じたH10だが取り敢えずはスルーしてお菓子を食べるのであった
そして説教後
「そう言えばハルト、三大勢力の代表から今回の事件の説明会を開くから参加して欲しいと話があったが」
「そうか〜…よしneverの皆様とアウトサイダーズを投入して俺に残業させたアザゼルに報復してやるぅ!!あと次いでに天使達にもなぁ!」
『いや、それテロだから!!』
『悪魔は?』
「今回の件に関してはぶっちゃけ被害者だろ?聖剣を強奪した堕天使と管理不行届の天使のトラブルに巻き込まれてるし」
『あ、その辺は分別あるんだ』
「だからアザゼルとミカエルには最期、塩かタレかを選ばせてやる…ふふふ…これでカニアマゾンさんのレストランも賑わうな」
『おーい誰かー!早く相棒の倫理観ブレーキを治してくれー!』
「あかね…ゲイザーのドミニオンレイでハルトな頭を戻して欲しい」
「え…えーとバカは死なないと治らないですよ?」
「あかね!?」
『自業自得だ』
とまぁこんな感じだったのだが学園では
「よろしくね一夏お兄ちゃん!」
「辞めてくれないかゼノヴィアさん」
「む?イリナの話だと日本人はこう言うのが受けると聞いたが」
「俺には妹いるけど、そんなんじゃないから」
「そうなのか?現実ではどうなのだ?」
「好きな異性を箱に閉じ込めてる」
「いや待て、その理屈はおかしい」
to be continue!
次回
「え!三大勢力が和平結ぶの!?」
「和平?何それ?」
「仲直りしようって事だダグバ」
「つまり?」
「戦いが無くなって平和になるんだけど、そうはいかないんだよねぇ」
ハルトが笑うのには理由があった
「逢魔ある所には混沌と破壊が有るだろ?だから平和になると困るのでテロリストに敵のボスが雁首揃えて呑気に談合してるよって!情報を流そうと思いまーす!」
「あえて混沌を生み出そうとしているぅ!!」
「冗談だよー」
「信じられないなぁ!!」
「………俺はね」
「は?何か言ったか?」
「んや何も」
次回 停止教室のヴァンパイア!お楽しみに!!
次行く世界
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真剣で私に恋しなさい!
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