無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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停止教室のヴァンパイア

 

 

前回のあらすじ

 

ネオタイムジャッカーと共謀していたコカビエルを逢魔主力を投入し過剰戦力でオーバーキルを果たしたハルト達はまた一つ 武名を馳せたのであった

 

 

 

という訳で

 

 

「今日は久しぶりの戦勝宴会だ!遠慮なく飲めや歌ええええ!!この残業からの卒業!!」

 

 

と酒盃を天に出して宴会を始めていたのである

 

 

 

「いやぁ!ネガ音也!今回はナイスな働きだったぞ!ウヴァには後でコアメダルあげるね!」

 

 

とハルトが宴会参加者をもてなしているのだが

 

 

「あははは!!」

 

 

「ハ、ハル兄!大変だ!!」

 

 

「ん?一夏どしたー?…ま、まさか!俺が今、最も王国にスカウトしたい人材第一位の酸賀さんと第二位のデンテさんが見つかったのかい!!」

 

 

『何でマッドサイエンティストを雇用しようとしている?』

 

 

「違うんだよ聞いてくれハル兄……世間一般の妹は好きな異性を箱に詰めないらしい」

 

 

その言葉に騒つく面々に合わせて

 

 

「な、何だってーー!!って、そらそうだろうよ」

 

 

「だってマドカやエルフナインさんはナツキさんを箱に「アレは例外だ考えてみろ、リアス・グレモリーもサーゼクスの妹だしレイヴェルも妹だが好きな異性を箱に詰めようとしているか?」…あー…いやそれはシスターの子が兵藤手にやりそうで」

 

 

「え、何それ怖いんだが……はぁ良いか一夏」

 

 

「何だよ?」

 

 

「マドカ達のは愛情表現だと思うぞ」

 

 

「そ、そうなのか!けど咲那さんは…」

 

 

「まぁ義兄が心配で発信機を常時取り付けくらい咲那ちゃんなら普通だろ」

 

 

「そ、そうなのか?いや確かにマドカも発信機付けようとして千冬姉に止められてたような…だが箒は…うん?あれ?」

 

 

「騙されるな一夏!アレはおかしい事なのだぞ!」

 

 

「秋羅……お、俺はどっちを信じたら…」

 

 

「てか何でそんな話に?」

 

 

「ん?あぁ、この間派遣された悪魔祓いの人がグレモリー眷属の騎士になってた」

 

 

「え?悪魔祓いを悪魔が雇ってんの!その悪魔祓いに何があった?闇堕ちか!」

 

 

「えーと、この間コカビエルぎ話してた神の死云々を知ったからって理由で教会から追放されたって」

 

 

「そういやぁあの時、神が死んだとか何か言ってたが安心しろ一夏!逢魔の神は死んでもcontinueって書かれた土管から蘇る」

 

 

「ハル兄の神のイメージどうなってんの?」

 

 

「神?あぁアレだ」

 

 

「ヴェハハハハハハハハ!!!」

 

 

お酒が入り楽しくなっているネオ黎斗を指差すと

 

 

「そして改めて言おう俺が信仰する神とは師匠、英寿さん、ネオ黎斗さんである!」

 

 

『最後のは思い切り邪神だけどな』

 

 

「だまらっしゃい!それよりネオ黎斗さーん!どんなゲームを作るんですか〜!」

 

 

「あぁ仮面ライダークロニクルだぁ!」

 

 

その言葉に騒つく幹部陣だがハルトは

 

 

「な、何ですとぉおおお!!ヤベー…もしかしたら…仮面ライダークロニクル…そのゲーム内ならば俺は仮面ライダークロノスに変身出来るかも知れない!!」

 

 

「君はそのゲームのラスボスとなる予定だ光栄に思え」

 

 

「ってゲムデウスの代理かよ!!…いや待てラスボスって事は……っ神は死んだぁ!!」

 

『この世界の神は死んでるけどなぁ』

 

 

 

「と、兎に角!何でグレモリーの奴は何でヤバい奴等を集めてんだ…一体何考えてる!!」

 

 

「何考えてるって、それ逢魔には言われたくない言葉堂々の第一位だと思うよ」

 

 

「何て失礼な!俺は来るべき戦いでオーマジオウを倒し世界征服を果たす為に各世界にいる悪の組織を束ねて…何か凄い悪の組織連合軍を作りたいだけなんだ!!」

 

『最後の大事な部分がフワフワしてんじゃねぇか!』

 

 

「完全にお前が言うなだったな!」

 

 

「もう報告で良い?」

 

 

と一夏からの話はコカビエルの事件解決の顛末であった

 

 

 

「ゼノヴィアさんの話だと、イリナさんの立場を考えたら逢魔が異世界のアーサー王と関係者呼んでこの世界のエクスカリバーをへし折ったって経緯を説明しないとダメで…何か迷惑かけるかもだって」

 

 

「教会では最大のタブーらしいですね」

 

 

「そうか、よーし!じゃあ迷惑をかけられる前に天界に攻め込んで行こうぜぇ!!モルガン!ジャンヌ!ドラコー!一緒に行こうぜぇ!」

 

 

「面子がガチ過ぎる!」

 

 

「ハル兄、さては酔っ払ってるな」

 

 

「その前に我が魔王が素面だった時なんてありましたか?」

 

 

「あ、ウォズさん」

 

 

「今、思い返して見ましたが……そんな記憶なかったですね」

 

 

「ウォズ…思っても言うものでもないぞ」

 

 

「ヤクヅキさん、お久しぶりです」

 

 

「うむ、息災で何よりじゃ一夏よ…まぁハルト坊はストレスで振り切れておるがな」

 

 

「見れば分かります…何があったのですか?」

 

 

「まぁ楽しいのじゃろコカビエルが消えて無駄な残業する事もなくなるだろうからな」

 

 

「あ、あぁ…」

 

 

「この間なぞアザゼルに残業のストレスはお前のせいだと軍隊を派遣して戦争になりかけたからの」

 

 

「いや止めてくださいよ!」

 

 

「まぉ妾から言えばハルト坊の料理のクオリティが下がる方が死活問題じゃからな、その証拠に見てみろ」

 

 

 

 

「では皆さん聞いてください!【残業なんてクソくらえ!】」

 

 

「本当に嫌じゃったろう」

 

 

「魔王ちゃん…」

 

 

「無理もない最近は夜遅くまで働いていたからな」

 

 

「まぁ我が魔王からしたら余計な業務を増やした挙句に自分の時間を使わせた怨敵ですからね」

 

 

やれやれと呆れた顔で酒を飲むウォズ達だが

 

 

「成る程、カラオケならば木原として負けてられません続いて木原唯一【被験体の進化における考察】歌います!」

 

 

「え、論文?」

 

 

「妾もそう思うが一夏よ、お主もまぁ成長したではないか」

 

 

「ヤクヅキさん…」

 

 

「まぁ!妾達ロイヤルガードのようにハルト坊の制御は出来とらんがな!」

 

 

「それ出来るのは千冬姉達位でしょ」

 

 

「違いない、しかしアルビオンとドライグか彼奴等の悲鳴 さぞ良い音楽になるじゃろうなぁ…これから楽しみじゃ」

 

 

「しかし今回の件は政人、宗一達は裏方でしたね折角なら表に出て暴れれば良かったものを」

 

 

「それしたらオーバーキルだし念の為もあるから村上社長の所行ってたってさ」

 

 

「アウトサイダーズとクローン部隊を使っておいて何言っておるのやら」

 

 

「しかし今回の件 一般人への被害を少なく済ませた功績は大きいじゃろうな」

 

 

「そうですね我が魔王は裏方の働きも高く評価しています…今回の件で事務方の報酬が上がった辺りから言わずもがなです」

 

 

「そう言えばコカビエルの案件が片付いたからロスヴァイセさんはどうなるの?」

 

 

そう、彼の探査の名目で北欧勢力から借り受けていた人材を思い出していると

 

 

 

「そうじゃな、おいハルト坊」

 

 

「何ヤクヅキ?」

 

 

「ロスヴァイセじゃが、お主どうする予定じゃ?」

 

 

「ん?あぁ契約期間終わったから北欧に送らないとなぁ…オーディンさんも秘書いなくて困ってるだろうし「そんな事はないですよ!」え?」

 

 

そこには酔っているロスヴァイセがいた…何か二亜達と酒盛りしてるんだが…

 

 

「誰があんなセクハラ上司の所に帰りたいと思うんですか!!どうせアレですよ、あの人は、いつか私が口うるさいからとタイミング見て置き去りとかやらかすに決まってます!!」

 

 

「うわぁ…具体的だぁ…」

 

 

「それに何より業務量が適切かつ食事も美味しい逢魔で働きたいです!」

 

 

「と、取り敢えずオーディンさんへのへんじは保留にしておこうかサーシャ…ごめん」

 

 

「分かったよロスヴァイセ、ちょっと水飲もうか?」

 

 

「というより聞いてなかったの?この国というかあの人はいつか世界征服とかやらかす予定ですよ!」

 

 

「まぁ我が魔王の事ですから、気づくとやってるでしょう…しかし我が魔王も罪な人ですよね」

 

「ウォズ、今更じゃ」

 

「ですね」

 

と2人で はぁと溜息を吐いていると

 

 

 

「2人とも楽しんでるぅ!!」

 

 

「我が魔王」

 

 

「何?」

 

 

「楽しそうですね」

 

 

「うむ!そりゃもう残業しなくて済むからな!これで皆の食事もちょっとリッチに出来るからね〜」

 

 

「え?まさか堕天使と天使のアレで我々のQOLが決められていたと?」

 

 

「うん!だって残業ばっかりで最近、三食のメニュー結構雑だったでしょ?」

 

 

「確かにフレンチ、イタリアン、中華、エスニック、和食、ドイツと料理パターンはローテーションだったからね」

 

 

「いや凄い努力だと思うけど!?」

 

 

「こほん…お前達武器を取れ!今度の敵は天使と堕天使だ!」

 

 

「「「「「うおおおおお!!」」」」」」

 

 

 

「食事だけで戦争になるの!?」

 

 

「あははは!いやぁ楽しいね〜…あれベルファスト、村上社長は?」

 

 

「明日の業務を片付けると言って退室されましたよ」

 

 

「え?仕事を…」

 

 

「あの方は仕事が生き甲斐ですから」

 

 

「………マジ?」

 

 

「はい」

 

 

 

その翌日の執務室では

 

 

 

「ワーカーホリック怖い…ワーカーホリック怖い…ワーカーホリック怖い」

 

 

 

 

丸椅子に器用に体育座りしたハルトがハイライトの消えた瞳で虚空を見ながら譫言を呟いていた

 

 

「えーと我が魔王?何があったのですか?仮面ライダーの放送日にゴルフやテニスがありましたか?」

 

 

「ワーカーホリック怖い…ワーカーホリック怖い…」

 

 

話にならないと判断し

 

 

「え…あの……ベルファスト嬢?」

 

 

「恐らく宴会よりも仕事が楽しいと判断した村上社長に恐怖しているのではないかと」

 

 

「成る程…我が魔王からしたら仕事が楽しい!!なんてあり得ない人種ですからな」

 

 

「すぐに立ち直らせますのでお待ちを」

 

 

「お願いします」

 

 

数分後

 

 

「復活したぞ!ありがとうベルファストの膝枕で元気になった!」

 

 

「ご主人様が単純で良かったです」

 

 

「あれ?何で俺ディスられた?」

 

 

「こほん取り敢えず真面目な話ですが我が魔王、今後の対応は?

 

 

「うーん、リュートの警戒は最大に引き上げてねテロリスト残党の悪足掻きとか怖いし」

 

 

今あの街は一種の火薬庫だ、何のはずみで爆破するかわかってものではない残党が逃げ込むにしても良からぬことを考える奴がいたとしても用心してあまりある場所だからと考えた後

 

 

「ネオタイムジャッカーは?」

 

 

「クジョーを手酷く叩いたし、この世界の根城はH10とトルーパー部隊が蹴散らしたからなぁ…暫くは大人しいと思うけど取り敢えずneverの皆さんに追撃でも頼んでおくかな」

 

 

「H10…ご主人様のクローン達はどうされます?」

 

 

「取り敢えず白スーツの所に身を寄せるらしいよ…あぁけど1人は残るって」

 

 

「成る程、それは影武者に使えそうですね」

 

 

「遺伝子レベルまで同じ影武者なんて聞いたことないけどな」

 

 

と話していると

 

 

「すみませんハルトはいますか!」

 

 

「唯一様、ノックしてください」

 

 

「そんな事よりもハルト…君の体内にあるグラニュート器官を私に譲ってくれませんか?」

 

 

「え?いや摘出しても再生するから別に良いよ?」

 

『そういやぁコイツの体内から摘出イベントは前にあったな』

 

 

「ですが何故…」

 

 

「このアイテムを使う目処が立ったのです!それに当たって私の体内に君のグラニュート器官を埋め込んでみようかと!!」

 

 

「ナチュラルに自分の改造手術を行うとは流石は元ショッカー技術者」

 

 

「えぇ…流石にこれは…」

 

 

「それで何故、俺のになる他にもグラニュートなら…いや流石に双子ちゃんやラーゲ9をターゲットにするのは辞めてほしいが」

 

 

「どうせなら強い個体の器官が欲しいと思いまして」

 

 

「あぁ、そういう…」

 

 

「辞めておいた方が良いですよ我が魔王の臓器なんて移植したらどんな不具合が起こるか分かりません最悪体が爆破しますよ!」

 

 

「んだとウォズ?」

 

 

「それに好きな異性の体の一部を自分に埋め込むなんて良いと思いませんか?もう早く実験したくて七杯目のコーヒー「疲れたなら寝てろ!」っ!」

 

 

近くのクッションを投げつけて唯一を沈黙させると

 

 

「カレンと言い唯一と言い何でヤンデレの思考回路に染まるかなぁ!…それはナツキの担当だろう絶対に俺じゃない!」

 

 

「(解せぬ)」

 

 

「あ、ナツキ…何してんの?」

 

 

「こほん…取り敢えず、誰がヤンデレ担当じゃあ!!」

 

 

 

「自分の胸に手を当てて考えてみろ」

 

 

「納得いかん!」

 

 

「ウォズ、この間アイリーンが解析した特定の人だけ出入りが出来ない結界をエルフナイン達に教えといて〜、このバカはそこで隔離してくれ…え?エルフナインから通信が?」

 

 

【ありがとうございます!!ナツキさんダイスキ…コノママ、トジコメチャオウ】

 

【ニイサンヲ モウニガサナイ…】

 

 

「ごめんなさい!!お願いだから命だけは!!」

 

 

「おぉう…つか何しに来た?」

 

 

「あぁリュートにいるアリエルさんから伝言だ」

 

 

「アリエルから?」

 

 

「アザゼルが今回の事件を釈明する会談を三大勢力の長と逢魔の代表にしたいと言う事で打診があったと」

 

 

「ふーん、そうかそうか…」

 

 

ハルトはご機嫌にペン回しをすると

 

 

「つまりアザゼルの奴は各勢力のトップと殴り合いたい訳か…楽しくなりそうだ」

 

 

「話聞いてた!?説明会だって!」

 

 

「それは罠だ連中は大軍を率いて俺達を待ち伏せているだろうアザゼルの奴は策士だからな話し合いと見せかけての不意打ち位は考えてるだろうさ」

 

 

「な、何と…そんなシンフォギア世界のSONGsみたいな事を考えているとは…」

 

 

「俺達も舐められたもんだな同じ手にかかると思うなよ!俺達にとって話し合いとは『コレ()』だからな!」

 

 

「んで、これは内密にって話だが…どーにも三大勢力の戦争を終わらせる和平会談の意味もあるらしい」

 

 

その言葉にベルファストやウォズは ほぉ…と言った顔をするがハルトは少し気まずそうに目を逸らし

 

 

「よし奴等を滅ぼすか」

 

 

「おい辞めろ照れ隠しで戦争起こすとか正気か」

 

 

「何だよ嫌なのか?」

 

 

「いや別に他所の勢力から狙われないなら後は一夏君に普通の学園生活を満喫出来るなぁと思ったけど」

 

 

「はは、ないない」

 

 

「ご主人様?」

 

 

「和平?なる訳ねぇじゃん、バカじゃねぇのアザゼル」

 

 

その言葉にウォズが驚いた顔をすると

 

 

「人間ならまだしも奴等は長命なんだぜ?百年単位の怨みつらみを簡単に忘れて、はい!仲直りなんて出来るかよ世代交代してるなら兎も角、連中の大半は戦争してた奴等が現役で色々動いてるじゃねぇか」

 

 

「確かに堕天使、天使は現役ですし悪魔側も政治的影響力は無視できません」

 

 

「逢魔は建国して日が浅く、ご主人様の求心力で一つになっていますので」

 

 

「そう言った意味なら堕天使はその心配はしなくて済むかと」

 

 

「コカビエルが率いていたの反体制派でしたから現在の堕天使はアザゼルの意見で統一されているかと」

 

 

 

「まぁトップ同士なら別だが末端連中とかは納得しねぇな少なくともそいつ等の待遇や扱いは熟考した上で決めないと必ず指導者へ反発するんだ悪魔なんて貴族社会だから揉めるだろうさ」

 

 

「我が魔王?何か悪いものでも食べましたか?」

 

 

「頭の回転が速いような気が…」

 

 

「流石の俺も弱点そのままとは行かないさ、こう見えて勉強はしてるんだぞ」

 

 

「そ、そんな!」

 

 

「ふっ、今の俺に死角はない!!」

 

 

「ではご主人様問題です、コンピューターを日本語に翻訳すると?」

 

 

「そんなの簡単だ答えは…」

 

 

「答えは?」

 

 

「超電子頭脳!!」

 

 

『おい特撮に脳を侵食されてるぞ』

 

 

「強そうですが不正解です…では鳴かぬなら?」

 

 

「君が鳴くまで!殴るのを辞めない!ホトトギス!!」

 

 

「良かった、いつもの我が魔王です」

 

「アレ?違うの?」

 

 

『そうだぞ相棒、正解は…鳴かぬなら、今日の晩飯、ホトトギス!が正解だ!』

 

 

『分かってないな、鳴かぬのは、乾巧の仕業だ、ホトトギス!』

 

 

『違う…鳴かぬならば…誰が鳴く?万丈だ、ホトトギス!!』

 

 

『なってないぞぉ!鳴かぬなら、メダルの器だ!ホトトギスぅ!!』

 

 

『お前達……見事にハルトのバカが移ってるな』

 

 

『じゃあお前なら分かるのかよアナザーディケイド?』

 

 

『当然だ、鳴かぬだと…お前の意見は求めん!ホトトギス!!が正解だ!』

 

 

『絶対違うだろうが!!』

 

 

「だーかーら!鳴かないホトトギスには価値なんてないんだよ!って一句なんだよ!」

 

 

 

「ご主人様達はホトトギスに一体何の恨みが?」

 

 

「と、とにかく平和的な話という事でしたら我々も応じないとなりませんね我が魔王」

 

 

「そうだな会談には俺とアウトサイダーズで向かうとしよう」

 

 

「人はそれをカチコミと呼びます」

 

 

「大丈夫だ問題ない」

 

 

「不穏でしかありませんが」

 

 

「ゴ集団も連れていくから」

 

 

「絶対に辞めましょう、平和な会議の風景が血みどろな風景に…」

 

 

「つーか、お前の場合はどうなんだよ人の事どうこういう前にお前だって身内に反逆されたら…」

 

 

「ナツキ、あれを見ろ」

 

 

「あ?………」

 

 

ヤクヅキの指差した先には電柱に逆さ吊りにされたボロボロのゴオマと昆虫標本のように鉄杭で貫かれているウヴァがいた

 

 

 

「俺に逆らえば基本、あぁなるぞ」

 

 

「ゴオマとウヴァが見せしめにされとる!」

 

 

「それと」

 

 

と指を刺した先には逢魔の監獄…そこから聞こえる悲鳴と機械的なチン!の音

 

 

「今ではヤクヅキとウルティマの拷問で悲鳴を上げさせて、その悲鳴がこの街のエネルギーになっている…つまり逆らえば貴様の街のエネルギーとして死ぬまで悲鳴を上げ続けるだけの生体電池にしてやろうかという訳だ」

 

 

「何処のマトリッ○スだよ…」

 

 

「まぁ俺は裏切りには寛容だよ、やれるものならやってみろ!だけどね…流石に3回目は寛容しないかなぁ〜」

 

 

「!!」

 

 

「ね、ウォズ?」

 

 

「そ、その通りでございますとも!逢魔では裏切り即ち死でありますとも!」

 

 

「うんうん」

 

 

「あれ?ウォズって操られたりで結構利敵行為してるような…」

 

 

「もしもしエルフナイン、早速ですがナツキを隔離「申し訳ございませんでした!」よろしい」

 

 

「はぁ…ウォズ、主だった奴を集めろ会議だ」

 

 

「御意」

 

 

 

という訳で幹部を集めて会議を開いたのだが

 

 

 

「つまり散々迷惑かけてきた奴等を一掃するチャンスという事だな我が君よ!」

 

 

「そういう事だカレラ!それなのにアウトサイダーズを連れてくと行ったらウォズが滅茶苦茶止めるんだよ〜…酷くない?」

 

 

「その通りだな!それよりも我が君、ここは久しぶりに私に任せてくれないだろうか!」

 

 

「うむ会談での不意打ちも考えられるから用心はしないとな……採用!」

 

 

 

「いや一体何処の世界に平和的首脳会談にスーサイドスクワットを投入する人がいますか!罠だとしてもクローントルーパーがいれば問題ありません」

 

 

「同感です我等には要人警護や市街地戦に特化したショックトルーパー部隊がいますので彼等に任せれば安心かと」

 

 

「ショックトルーパーって、あの赤い装甲服の部隊か…あんまり面識ねぇけど、どんな奴等だ?」

 

 

「平和的外交の場面でも威圧と武力は大事とZ-6ロータリーブラスター……まぁ早い話、ガトリングブラスターで武装してる連中です」

 

 

「素晴らしい!!この任務にうってつけな部隊じゃないか!」

 

 

「何ですかその我が魔王の棍棒外交を体現したような部隊は!!」

 

 

「ハウンド、俺の護衛はその部隊でお願い!!是非ともガトリングブラスターみたいな過激に武装してくれ!」

 

 

「イエッサー、親衛隊も同行させます」

 

 

「これで大丈夫だな、よしカレン、ベアトリスも護衛に頼む!」

 

 

「はっ、お任せを!」「はい!」

 

 

 

「違うでしょ!!」

 

 

アリエルも思わずツッコミを入れる程の驚愕であった

 

 

 

「確かに罠の可能性がありますが…」

 

 

「陛下に罠を仕掛けたなどなれば…この世界はすぐにでも火の海になりますとも」

 

 

「ハウンド?俺は、そこまで短気じゃないよ?」

 

 

「ははは!陛下はご冗談が上手くなられた」

 

 

「そうですなぁ…昔、悪魔から持ちかけられた親善と名を借りた報復レーティングゲームで敵上層部の王様達を空間転移で捕縛した後 ホースオルフェノク激情態となって敵の王を引き摺り回したり…」

 

 

【ヒャッハー!!】

 

 

「あの後、敵陣への空間転移は禁止なんてルール出来たんだよなぁ…」

 

 

 

「そうでした…ある時なんかビルに立て篭もる悪魔陣地から炙り出すためにビルに火をつけたりビルを爆破倒壊させてビルのドミノを楽しんでましたからなぁ」

 

 

【……っ!ピ○ゴラスイッチ!!】

 

 

 

「(解せぬ)」

 

 

「ハル、不満な顔になってるよ?」

 

 

「納得いかねぇ俺直ぐに暴力とかしないのに全部向こうが悪いのに…」

 

 

「では我が魔王、今回の会談が予想通り武力が伴う場合は?」

 

 

「え?王国の総力持って三大勢力の冥界、天界を侵略して支配下に置くけど?」

 

 

その言葉を聞いてエボルトやテスタロッサが興味を示したのを見て

 

 

「規模がデケェ!っておい待てハルト、お前そんな事考える子じゃなかっただろう!目を覚ませ!!」

 

 

 

 

ーーーー

 

 

堕天使領に

 

 

【という訳でハルト様は現在、貴方達の騙し討ちを最大に警戒していますわ】

 

 

「俺達の問題に巻き込んで悪いとは思っているが、そこまでされる謂れはないと思うぞ!」

 

 

テスタロッサが映像越しにアザゼルと密談をしていたのだが

 

 

【そもそもの話で言えば、コカビエルのやらかしですわよ】

 

 

「はぁ……分かった今回の会談は平和的なものだって証拠があれば良いんだな」

 

 

【そうですわね】

 

 

「それなら魔王と話させてくれ」

 

 

【構いませんが…今行くとハルト様から塩かタレか尋ねられておしまいになるかと】

 

 

「は?何の話だ?」

 

 

【いいえ、此方の話ですわ】

 

 

「おい何だよその不穏な気配は!!」

 

 

【ではまた】

 

 

テスタロッサは笑顔のまま通信を切るのであった

 

 

 

会議室で

 

 

「テスタロッサ嬢、アザゼルは何と?」

 

 

「塩かタレが好きな方を選べと言ってやりましたわ」

 

 

「流石はテスタロッサだな、これで今度の和平会談が楽しみになってきた」

 

 

「あらあら」

 

 

「俺ぁバカだから細かい事は分かんねぇけどよぉ!カニアマゾンの経営するレストランに連絡しろ会談の飯はお前に任せるとなぁ!」

 

 

「我が魔王、その人選は不穏な気配がするのですが…」

 

 

「ってかカニアマゾンのレストラン?そんなのあったっけ?」

 

 

「俺達は知らんな…」

 

 

「ははは忘れたのかレストランの名前は【カニバリズム】だよ」

 

 

「「「「「アウトーーーー!!!」」」」」

 

 

ウォズとロイヤルガード4名が全力でストップをかけたのである

 

 

「何でさ!」

 

 

「人肉レストランの料理で持て成すとか流石にやりすぎだよ魔王ちゃん!」

 

 

「違うよぉ!俺はただ鶏肉を提供するだけだよ…出せるのは手羽元、手羽先だけなんだがなぁ!それ以外の部位はヤクヅキに差し入れだぁ!!」

 

 

「ほほぉ…」

 

 

「それは翼引っこ抜いた後に拷問するって意味ですかぁ!?」

 

 

「ハルト様落ち着いてください!人の心を取り戻して!」

 

 

「確か文豪の作品にもあるだろ?注文の多い料理店って」

 

 

「アレは調理未遂で済んでるのですよ!!」

 

 

「マジで人を料理したらダメだって!!」

 

 

何故怒られた解せぬ…とハルトは不満な顔をしていたが

 

 

「流石は魔王だ我々もドン引きの狂気だよ」

 

 

「ははは!良いねぇ早く遊びたいヨォ」

 

 

 

「先輩!アウトサイダーズがノリノリなのは戦いが待ってるからでしょうか!!」

 

 

「無視しなさい!!」

 

 

 

「ハルト様!たった今仮面ライダーガヴの最新盤が来ました!!」

 

 

「えぇマジでー!見る見る!!」

 

 

「デカしたぞカゲン!!」

 

 

と笑顔で端末から仮面ライダーを視聴するのであったが

 

 

 

「嘘でしょ酸賀さん…アンタ……マジ者のマッドサイエンティストじゃないですかぁ!こりゃ益々逢魔で働いてくれないか相談してみたいなぁ!!是非あの才能を!!」

 

 

「何感動してんだ?」

 

 

「いやぁ唯一が感銘を受ける理由が分かったよ…しかしあの声何処かで聞いたような」

 

 

「あぁ、アレだよジュラン」

 

 

「まさか、あのイケおじなのかああああ!!スーパーヒーロー戦記のコラボで聞いた声だぁ!!」

 

 

「落ち着け」

 

 

「そう言えば…まさか唯一、あのベイクマグナムは」

 

 

「はい最初は酸賀さんのを参考にしました…途中でガブリボルバーが過ぎりましたがね」

 

 

「あぁ…そういやぁ俺、巨大ロボ呼べるんだったな」

 

 

「そうだったな…」

 

と2人して遠い目をしていると

 

 

「ハルト様、一夏から定時報告が!」

 

 

「そうか何て?」

 

 

「はいグレモリー眷属の残っていた僧侶が現れました元ハーフヴァンパイアで時止めの魔眼使うと」

 

 

「は?ヴァンパイアで時止め……」

 

 

ハルトの脳裏に浮かんだのは

 

 

「不死身!不老不死!すた「それ以上はいけない!」成る程な時止めしてナイフ投げたり…ロードローラーを空から落としたりするんだな!!」

 

 

「違います」

 

 

「ハーフなんだ…アンティリーネの例もあるけど、ショウマさんや渡さんのように素晴らしい方達もいるから問題なし!」

 

 

「それで時止めの対策でハルト様の力を貸して欲しいと」

 

 

「ん?」

 

 

ーーーー

 

 

 

一夏に呼ばれて来た学園のグラウンドにて

 

 

「助けてくださーーーい!!」

 

 

と涙目で逃げる女の子…いや男の娘がゼノヴィアに聖剣で追い立てられているではないか

 

 

「俺は疲れてるのか?」

 

 

「あ!ハル兄!」

 

 

「おい一夏、一応俺は王様だからな事ある度に呼ぶな」

 

 

「!!」

 

 

「【あ、そうだった!】みたいな顔してんじゃねぇよ!ったく…そんで闇堕ち悪魔祓いに追いかけれてるのがその時止めハーフヴァンパイアか?」

 

 

「そうそう、ギャスパーっていうんだよ」

 

 

「……本当に?」

 

 

「残念ながら」

 

 

「嘘だろ、アレが吸血鬼なの!俺の吸血鬼のイメージが崩れる音がするぅ!!」

 

 

「本当なんだよ、いや俺も思ったよ!悪魔祓いと吸血鬼って漫画とかなら不倶戴天の敵同士で描かれるって!あんな一方的な関係じゃないって!」

 

 

一夏とハルトの脳裏には若○ボイスで銃剣投げたり刺したりする神父と赤い服を着て麻婆神父と同じ声で二丁拳銃を使う吸血鬼が浮かんだのであった

 

 

「二亜が貸してくれた漫画だと吸血鬼って滅茶苦茶デカい二丁拳銃で無双したり、時止めしてナイフ投げたりする奴等だぞぉ!!もしくは幻想郷の姉妹みたいに運命みたりギュッとしてドカーンとかやるんだよ!!」

 

 

「ハル兄の意見は偏りすぎだよ!困ったのが、かなりの人嫌いで…俺達の話を聞く前に神器で時止めされて逃げられるんだ」

 

 

 

「大体分かった、俺に良い考えがある」

 

『何故だろう全く信用出来ねぇ…』

 

 

「ハル兄?一応だけど暴力的な解決は辞めてね」

 

 

「いいか一夏、世の中には嘗て【この世アレルギー】を発症していた素晴らしいハーフなバイオリストがいる」

 

 

「う、うん」

 

 

「聞けばあの子は彼と似た境遇との事だ、ならば彼を紹介し相談した方が良いだろう…そうだ、その方が良い…そうに決まってる!!」

 

 

「ん?」

 

 

「よし……ちょっとキバの世界に行ってくりゅ!!待っててください渡さーーーーーん!!」

 

 

オーロラカーテンを呼び出して走り込もうとしたので

 

 

「ストーーーーップ!!素直に来たと思ったらそれが狙いなの!!」

 

 

「当たり前だぁ!!俺がメンタル拗らせた下級ほ木端悪魔風情の為に動くと思ったかぁ!!!」

 

 

ドン!!と雰囲気を出したが

 

 

「ちょっと感動してたのに!!」

 

 

「うっせぇ!!同じハーフでもアンティリーネはあんな風にはならねぇし、ショウマさんや渡さんだってハーフってだけで辛い思いを沢山してるのにそれでも負けずに自分の運命に立ち向かってるんだ!!良いか目の前の苦しみから逃げてる奴に明るい未来はない!!」

 

 

「っ!」

 

『コイツ、時たま良い事言うんだよなぁ…』

 

『頭打った?』

 

 

 

「いいか一夏、本気であの子を思うなら…キッカケは自分で見つけて掴まないとダメなんだよ間違っても誰かに与えられた物じゃ意味がないんだよ…あの方ならばこう言うだろう【君だけのガッチャ!を見つけろと】」

 

 

「ハル兄…」

 

 

「よし!説教パート完了だ…ところで一夏、お前はタレと塩どっちが好きだ?」

 

 

「え?……うーん塩かな」

 

 

「分かった、ちょっと待ってろそこに隠れてる鳥から翼を引っこ抜いて手羽先作るから」

 

 

ハルトは良い笑顔で二代鬼徹を抜刀し構えると

 

 

「ちょっと待て!!」

 

 

慌てたアザゼルが飛び出して来たのである

 

 

「やっと出て来たか」

 

 

「お、お前まさか…あの宰相の姉ちゃんが言ってたのって…」

 

 

「貴様の所為で残業を強いられたんだよ…まぁ最期の情けだ焼き鳥のタレか塩、好きな方を選ばせてやる」

 

 

「あ、アザゼル!!」

 

 

依頼で面識のあった一誠の声に合わせてグレモリー眷属達は警戒して武器を構えるが

 

 

 

「おいおい辞めておけ逢魔の連中以外じゃ勝負にもならねぇよ…というよりお前達と手を組んでもコイツには勝てねぇよ」

 

 

「そもそも三大勢力連合でも逢魔相手は分が悪いでしょ?」

 

 

「そうか、それで?どっちが良い!」

 

 

「どっちも勘弁してくれ!!」

 

 

「す、すげぇ…一組織のボス相手へ外交問題になるだろう威圧を躊躇わないなんて」

 

 

「これが不可侵の魔王なのか…」

 

 

感動してる所悪いが

 

 

「貴様の提案する会談だって罠なのだろうさ」

 

 

「それは違うって言ってるだろう…はぁ今回のは平和的な会談でちゃんとサーゼクスもミカエルも来るんだよ、それで当事者のお前にも来て欲しいって事だ」

 

 

「断る!!」

 

 

「そこを頼むって!!」

 

 

「いーーやーーだーーー!!お前達の生活サイクル考えると深夜になるじゃん!俺は夜11時以降はちゃんと眠らないとダメなのぉ!!拙僧は夜に働きたくないでござる!!」

 

 

「子供か!おい青の錬金術師、お前の義兄なんだろ説得してくれよ!」

 

 

「えぇ面倒くさいなぁ……ハル兄?」

 

 

「何!!」

 

 

「あんまり駄々を捏ねると千冬姉にチクるよ」

 

 

「は、はん!俺がそ…そんな安っぽい脅しに屈すると思っているのか!!」

 

 

「目に見えて動揺してるし足が震えてるけど……それにハル兄、忘れてない?」

 

 

「ん?」

 

 

「この街の監視網のヤバさ」

 

 

「あ………」

 

 

「もうアイリーンさんを介して既に他の人にも知られてるよ因みに映像付きで」

 

 

「映像で!?何でそんなに厳重にしてるの…って俺が言ったからだぁ…」

 

 

と驚愕していたらフワフワ浮いているのは

 

 

「ど、ドミニオンレイ…って事は…」

 

 

その使用者からスマホに連絡が

 

 

【ハルト?何してるのかな?】

 

 

「あ、あかね…いつの間に…というより何で…」

 

 

【ハルトの考えそうな事は直ぐに分かるよ?】

 

 

『う、嘘でしょ…このノリと勢いでやってる暴走ロケットの考えてる事が分かるのか…』

 

 

【結構わかりやすいよ?…それでハルト】

 

 

「た、大変申し訳ございませんでした…」

 

 

ハルトは観念して土下座をするのであった

 

 

【じゃあ大人しく会議に出てね】

 

 

「はい」

 

 

【それと私が変な事しないかどうか側で見張っておくから】

 

 

「だ、ダメだよ!それは危ないよ!」

 

 

【ん?】

 

 

「私がしっかりお守り致します」

 

 

【よろしい】

 

 

ドミニオンレイが消えたのと同時にウォズとナツキが来るとハルトは再起動して

 

 

「おのれ……許さんぞアザゼルぅぅぅう!!」

 

 

「何でそうなる!」

 

 

 

「コカビエルやら末端がこの街に来なければここまで警備厳重にしなくて済んだんだよぉ!!」

 

 

「落ち着いてください我が魔王!」

 

 

「流石に一勢力のボスを理由なく殴るのは不味いって!!」

 

 

「離せ!!そもそも論コイツがぁ…」

 

 

「はぁ仕方ない…ハルト、いいかこれも全部乾巧って奴の仕業なんだ!」

 

 

「何だって!それは本当かい!!……ってなるかぁ!!」

 

『パンチンググミ……パーンチ!!』

 

 

「ごふぅ!!」

 

 

ハルトはアナザーガヴになると右手にアシストグミを装備してナツキへアッパーカットを叩き込んだのである

 

 

 

「巧さんはそんな事絶対にやらない!俺の前で巧さんを侮辱するなぁ!!それはそれとしてファウストは許せない!!」

 

 

「落ち着いたかハルト?」

 

 

「……少しは」

 

 

「よーし落ち着いたなら帰ろう、でないとお前の精神衛生的に不味い!」

 

 

「ナツキ」

 

 

「何だよ?殴った件なら別に」

 

 

「だが私は謝らない」

 

 

「あかねと態度が180°違うんですが!?」

 

 

「当たり前だ!……そういやぁ」

 

 

「な、何だよ…」

 

 

「お前をヒトプレスにしてエルフナイン達に渡すのも有りか?」

 

 

「無しだよ!お前何考えてるのさ!!」

 

 

「いやそうしたら全員がナツキの好きな部位を引きちぎれるなと」

 

 

「お前倫理観どうした!?」

 

 

「冗談だよ」

 

 

「全くそう聞こえなかったんだけど!!」

 

 

「取り敢えずウォズ、今日は帰るぞ」

 

 

「はっ!!」

 

カッコつけて帰ったのであったが

 

 

 

「さてハルト、お話しといこう」

 

 

「はい」

 

 

「何故正座をする?」

 

 

「やらかしたので…」

 

 

「素直なのは美徳だが、今回は違うぞ…今度一夏の授業参観に付き合え」

 

 

「ん?良いよ」

 

 

 

あの義弟の様子を後ろから見てやろうではないかと笑っていた

 

 

逢魔大使館にて

 

 

 

「さて…一夏君よ来るべき授業参観なのですが……ハルトさんが来ます」

 

 

 

アカツキの発言で全員に緊張が走る

 

 

「そんな…」

 

 

「大変だ!嵐が来るゾォ!!」

 

 

「千冬さんが参観に来るならハルト王も来るだろう」

 

 

「それに会談場所の下見も兼ねているならば断る理由がありません」

 

 

真っ当な理由があるなら参加しないでとは言えないのだが

 

 

「んじゃ現地の警備をどうする?村上社長に頼んでラッキークローバーとか呼ぶ?」

 

 

「政人…それをしたら間違いなく北崎さん連れてきますよ?」

 

 

「今じゃハル兄と北崎さん、浅倉さんはマブダチとも呼べるレベルでいますからね」

 

 

「ダメだ…アカツキ胃薬持ってたら頂戴」

 

 

「無理です、その輪にエボルトがいるのですから…うぅ幸いなのはキルバスが死んでる事ですよ…」

 

 

「ハル兄のことだから生きてる世界線のキルバス連れてきそうだよね」

 

 

「不穏なことを言わないでください!!」

 

 

「話が脱線して?ぜ」

 

「まぁハルトさんの性格上、目付け役は必要になります癇癪を起こせば……下手したら学生を巻き添えにして暴れかねません」

 

 

「「「っ!!」」」

 

 

「いやいやハル兄ってそんな分別なく暴れる人じゃないでしょ〜千冬姉もいるし」

 

 

「一夏…ハルト王の圧や覇気は常人には耐えられない、ハルト王が対策せずに来たら…」

 

 

 

秋羅のイメージとして覇気に当てられ気絶して倒れ伏す学生達と

 

 

【すまない敵地につき少々威嚇した】

 

 

とまぁ何処ぞの赤髪の船長のような挨拶をするかも知れない…うんダメだな

 

 

「どうするか…」

 

 

「ハル兄が大人しくなる方法か……学園の授業参観……っ!如月弦太郎さんの力を借りればハル兄は大人しくなる!」

 

 

「それ火に油じゃない?」

 

 

「だよなぁ……先生で大人しくなる訳もないし」

 

 

「千冬さんがいれば大丈夫だろ」

 

 

「そうなんだけど」

 

 

絶対良からぬ事が起こると身構えていた一夏であった…

 

 





予告 

一夏の授業参観に参加したハルトと千冬は学園でサーゼクスとセラフォルーと出会い会談の打ち合わせをする事に

「えー!嫌ダァ!!「行け」アイアイサー!!!」

その頃 

「………そうだ、ナツキさんにグラニュート器官を埋め込んでから私に手術をしましょう」


「辞めなさい唯一」


そんな一幕がありつつ…遂に三大勢力の和平会談が始まるのであった


「この場に全員は神の不在という最大機密を知っている事を前提とする」


「神がいなくても世界なんて回るのさ」


「あ?俺は神がいなければ世界が回らんが?」

「ハルト、静かにしようか」


「あい!!」


次回 三大勢力 会談!お楽しみに!!
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