無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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大変お待たせしました!さて皆様にサイレントさせて投稿してました。周年記念短編の期限ですが5/15までに締め切りさせて頂きたいと思います!

まだの方など良ければ投票よろしくお願いします!


幻想郷襲撃三幕

 

 

前回のあらすじ

 

某名探偵のBGM

 

俺は死に戻り探偵 野田夏樹!

 

幻想郷で親交のある東風谷早苗を助ける為にハルトと共に幻想郷へ駆けつけたが ハルト達の予想出来ないノリと勢いに振り回されてしまう

 

 

振り回されていた俺だったが背後から無言のカゲンに蹴られて空から落ちてしまうのであった

 

 

ボロボロになった俺はハルトからゴチゾウを渡されアナザーヴァレンに変身してしまったら

 

 

「最高にハイッて奴だぁ!」

 

 

になってしまった!

 

 

その後、アナザーチョコルドフォームの副作用に苦しむ俺を助ける為に突如 現れた魔神オティヌス、彼女からナツキはハルトの破滅願望から生まれた自滅因子と聞かされる自らの運命を知り 慌ててハルトの元へ駆け寄ると!

 

 

「助けてええ!」

 

 

敵に変装して磔にされていた! 本日二度目の驚き!

 

 

「(何でこうなるんだああ!!)」

 

 

変装だから中身は別人!真実なんて何処にあるの!!

 

 

 

とまぁ名探偵風のあらすじを考えていたが、流石は旧魔王派 旧体制の権威には弱いみたいでたじろいでいる

 

 

「ふふふふ」

 

 

そう、この人質作戦はあくまで時間稼ぎ その間に博麗結界の修復と強化を行うのが目的なのだ そうだろハルト!

 

 

ナツキは希望に満ちた目でハルトを見るが

 

 

 

「さぁどうした!弱いものイジメは出来るが自分より偉い奴は殴れないのか?おいおい、お前達の力はそんなものかぁ!」

 

 

そんなの知らないとばかりに笑っていた

 

 

「(何かノリノリなんだけど!)」

 

 

余談だが この光景を映像で見ていたネガタロスは流石はボス、悪だなと感動していたという

 

 

「くっ、儂に構わずやるのじゃ!」

 

 

と破れかぶれな演技であるが向こうには効果覿面であったようでたじろいでいる

 

 

「そうだ!お前達だって気に入らない上司がいたら自分の拳で殴り飛ばしてやりたいと思うだろう!それが出来る合法的チャンスだ思い切りやれ!!さぁ遠慮無くコレを殴り倒してやれぇ!!いやいっそコイツを殺せええ!」

 

 

 

「お前は人質を何だと思っている!!」

 

 

「サンドバッグだぁ!」

 

 

旧魔王派のツッコミと同時にナツキは

 

 

「(えええええええ!!)」

 

 

全力で混乱していた

 

 

「(ふざけんなよ!何考えてんだ脳筋魔王!!)」

 

 

と内心でシャウトし続けるナツキだがハルトは悪どい笑みを浮かべ

 

 

「何か今コイツがムカついた事を考えた気がするから取り敢えず、お前を殴らせろおおお!!」

 

『人質って逢魔ではサンドバッグって意味だったか?』

 

『いや思い出せよアナザーディケイド…コイツ前の輸送船団報復事件で人質にした貴族悪魔を老若男女問わず一族単位で磔にして火炙りしながら籠城してた奴等に見せたろ?早く降伏しないとこうだ!って』

 

『あぁ、そうだったな』

 

 

「あはははは!!ほらどうした!人質の命が惜しいなら大人しく武器を捨てて降伏しろぉ!」

 

 

*いや本当に彼が主人公なんです!!

 

 

 

そんな時 待ち人来たり

 

 

空から放たれた魔力弾はハルトを狙うが流れるような動作で

 

 

「っ!ガードベントだ!」

 

 

「べふぅ!」

 

 

ナツキを盾にして防いだのである

 

 

『流れるようなガードベント、俺でなきゃ見逃しちゃうね』

 

 

『言ってる場合か』

 

 

「誰だ!」

 

 

旧魔王派の混乱はトップに達して空を見上げるとそこには

 

 

「やぁ魔王」

 

 

「……アルビオンか」

 

 

以前 ハルトに喧嘩を打ったヴァーリ がいたのである

 

 

「打ち抜かれた肩の調子はどうだ?」

 

 

この間 槍をノリと勢いで投げつけた肩を見るが綺麗に治っているようだ

 

 

「完璧ではないが治療は出来たよ、こっちには腕の良い医者がいるんでね」

 

 

 

「そうか…んじゃ治った記念に手足の二、三本へし折ってやろう」

 

『治った後にもっかいへし折る気だ…』

 

 

 

「しかし俺の狙い通りに動いてくれるとは嬉しいよ」

 

 

「は?」

 

 

「そいつの身柄は君達の所にあると聞いていたが何処にいるのか分からなかったからな」

 

 

その一言で大体の事情を把握した

 

 

 

「成る程…あの時わざと幻想郷が襲われてるってバラしたのは」

 

 

「そう、そいつを確実に引き摺り出す為だ君の性格から見れば相手が一番嫌がる事をするだろうからな」

 

 

「バレたか……しかしお前は、お爺ちゃんが大好きなんだな」

 

 

 

「いいや逆だよ、そいつを殺すのさ昔の因縁を精算する為にね」

 

 

「そっか…まぁ家族関係は人それぞれだから言わねぇよ俺も自分の妹?を現在進行形で拷問にかけているからな」

 

 

「それはそれでどんな家族関係なのさ?」

 

 

と話している中 旧魔王派連中は

 

 

「ヴァーリ !貴様…その為に我々を!!」

 

 

「あぁ利用させて貰ったよ」

 

 

「この……混血のルシファーがぁ!!」

 

 

魔法で攻撃しようとしたが

 

 

「よっと」

 

 

ハルトはナツキを投げつけて盾にしたのである

 

 

 

「あがぁ!」

 

 

「何の真似だ魔王!人質をなんて事に使うんだ!」

 

 

「そもそも、この人質に価値なんてない」

 

 

と笑うも

 

 

「……おい」

 

 

「ん?………あ」

 

 

よく見るとさっきの攻撃でナツキに使ったダミーが解け強制変身解除されてしまっている…と言う事は

 

 

「貴様……偽の人質で我々を欺いていたと言う事か!!」

 

 

「……バレてしまったらしょうがないな、よし受けてみろ!この一撃ぃ!!」

 

 

とハルトは磔にされているナツキを掴むと棍棒の要領で振り抜き旧魔王派のボディーを抉るのであった

 

 

 

「よし証拠隠滅!!」

 

 

「お、おい…バレたなら早く解放しろ」

 

 

「ははは!病み上がりの奴を戦いに駆り出すなんて真似は俺には出来ないな、よしお前はそこで休んでてくれ!!このまま俺が武器として使ってやるからよぉ!!」

 

 

その顔は間違いない、このまま武器としてやるつもりだ!

 

 

「いや休めないから!お前の馬鹿力で振り抜くとか…遠心力で死ぬから辞めてええええ!!!」

 

 

「あはははは!!!これが黄金長方形の回転じゃあああ!!」

 

 

と笑いながら棍棒と化したナツキを振り回すハルトであったがヴァーリ は

 

 

「まさか、この展開まで読んで俺の事を察知し偽者の人質で炙り出したのか…」

 

 

「当たり前だろ!この俺は何から何まで計算づくだぜえええ!!!」

 

 

嘘である、この男 作戦前にヴァーリ がいる事すら把握していなかったのだから完全に偶然なのは言うまでもない

 

 

『策士(笑)』

 

 

「おい今、誰が笑った」

 

 

「ならハルト、俺を攻撃させたのも作戦なのかな?」

 

 

「あぁ見た目だけのリゼヴィムとお前の両方を合法的にボコれる絶好のチャンスを逃すものか!!」

 

 

「おい、お前の血は何色だ!!」

 

 

 

何か怒られている解せぬな、取り敢えず磔にしたままのナツキを投げ捨て神器を起動する

 

 

「うーん……赤だったり緑だったりメダルだったり色々かな?」

 

 

「しかしやはり面白いよ魔王、君は俺を楽しませてくれるね」

 

 

「その言葉、強さがあるものが言えるものだ」

 

 

「あるさ」

 

 

「ねぇよ負け犬、昨日アレだけ痛めつけられてもまだ噛み付くか…良いだろうクソガキは何度でも調教してやるよ」

 

 

「成る程、ハルトはわからせたいと」

 

 

「あ、手が滑った」

 

 

「危ねぇ!!」

 

 

 

ハルトは誤射でナツキを攻撃すると拘束が解けたのであった

 

 

「やった自由ダァ!」

 

 

「ちっ…」

 

 

「舌打ちしたって事はやっぱりわざとかぁ!」

 

 

 

「はぁ…顔面狙えば良かった」

 

 

「おい、ヴァーリの前にお前から相手してやろうか?」

 

 

「やるか?まぁ怪我人よりかは楽しめるだろうな」

 

 

と睨み合う2人に対し

 

 

 

「おのれ魔王!!よくも!!」

 

 

旧魔王派が痺れを切らして襲い掛かろうとする彼等からすれば騙された怒りにより士気は最高潮だがしかし

 

 

「興醒めだ、貴様等の相手は別にいる『ゼデボギ(出てこい)』!!』

 

 

「何でグロンギ語?」

 

 

こちらも同じ、ハルトが指を鳴らすと同時に 待機していたグロンギ達が一斉に襲い掛かったのである

 

 

「な、何だコイツらは!!」

 

 

困惑する現場にハルトは

 

 

「さぁてキャロル、霊夢…此処から先はR指定だから安全な場所に」

 

 

指を鳴らすとゾーンメモリの力を使い 彼女達を戦艦の中へ退避させるのを見てか見ないでか我慢できないと弾丸のように飛ぶ影が一つ

 

 

「ははは食い放題ダァ!!」

 

 

飛び出したゴオマは2人の旧魔王派を捉えると木の上に吊り上げた

 

 

「ハハハハ!!」

 

 

「ズに遅れをとるなぁ!」

 

 

モズの早贄 近くの木に串刺し それを合図に逢魔屈指の戦闘狂集団が動き出す

 

 

ブウロとバヂスの狙撃で飛んで逃げようとする悪魔を撃ち落とし、不時着した奴らバダー、バヅー兄弟が乗るバギブソンにより跳ね飛ばされたり

 

 

「ハルトが言っていたな、コレが異世界転生アタック!」

 

 

「ははは、リントの砲丸投げとは便利な投げ方だな面白いくらいに飛距離が伸びていくぞ」

 

 

メ・ギャリド・ギの運転するトラックに跳ね飛ばされ、回避した奴等も【バックします】の無慈悲なアナウンスを含んだ高速バックアタックで跳ね飛ばされる、間一髪狙撃を回避して飛んだ悪魔もゴ・ガメゴ・レの投げる鉄球が顔面に減り込んで墜落するなど地獄絵図の様相を呈していた

 

 

「こ、コイツらはまさか!!」

 

 

「振り向くな」

 

 

「な、何を言ってえぇぇぇ…」

 

 

同時にガリマに首を両断され血飛沫を上げる中 旧魔王派は

 

 

「おい落ち着け!不可侵の魔王!降伏するから命だけは助けてくれ!!」

 

 

「ほぉほぉ…確かに俺もお前達には聞きたいことがあったんだよ」

 

 

ハルトはそれはもう良い笑顔で応えると

 

 

「そ、そうか!ならば私が知る禍の団の情報を全て提供する!だか「けど聞きたい事、忘れたなぁ」は?」

 

 

「だから俺が聞きたい事当ててみろよ?当てたら助けるけど、外れる度に貴様の四肢を順番に潰すがな」

 

 

「………我々が何故幻想郷に攻撃仕掛けたとかですか?」

 

 

「あ、別にその辺は検討つくから興味ない…アレだろ?お前達側の戦力強化と悪趣味なチェス駒使った仲間作りだろ?」

 

 

「っ!」

 

 

 

「しかも土地柄的に外部の守りには強い、身を隠して何かするには都合が良いよなぁ それに俺達にも縁があるから人質カードにもなると」

 

 

「何故だ貴様の低脳でそこまで読まれている!」

 

 

「よし殺すか」

 

 

「あ…いや、違うのだ!私は本当に」

 

 

「へぇ…んじゃ君は殺さないよ」

 

 

「え?」

 

 

「君には慈悲として逢魔では一般的に至極真っ当な拷問を与えよう」

 

 

この男、最初から皆殺しにするつもりだったので別に命乞いに興味を持てなかった

 

 

 

「それに嘘つかれるかも知れないから、君の頭を直接覗いた方が効率的なんだよねぇ…だーかーら」

 

 

ハルトは万人を魅了する笑みを浮かべ一言

 

 

「君の頭以外いらない」

 

 

「っ!い、いやだああああ!!」

 

 

その時 旧魔王派は思い出した

 

 

周囲を取り巻く怪人達と仲間が惨たらしく殺される姿 

 

それは数年前 いや彼等にとっては最近まで見ていた悪夢を想起する

 

 

「やっぱり三人衆やダグバ抜きでも以外とやれるな流石はグロンギ」

 

 

ハルトは称賛するが悪魔達はそうはいかない

 

 

皮算用で派遣した軍隊が1人を残し皆殺しにされた戦場

 

1人の貴族悪魔の私欲で輸送船団を襲ったら領土を奪われ

 

そして1人の最上級悪魔の愚行が逆鱗に触れ首都で起こった厄災を想起する 或いはそれを知る故に絶望していたが

 

 

 

「けどやっぱり花形役者は必要だな」

 

 

絶望とは畳み掛けるもの

 

 

「あら、私達抜きで楽しむなんて」

 

 

「許さないぞ俺達も混ぜろ」

 

 

「折角だ金の力の練習でもするか」

 

 

そこに遅れて現れたのはゴ三人衆 そして

 

 

 

「君達楽しそうだね…酷いよハルト、こんな面白そうな場所に僕を呼んでくれないなんて」

 

 

 

白き絶望が現れる

 

 

 

「呼ばなくても荒事なったら来るだろ?少し遊んでてくれ」

 

 

「うん…君達は僕を何処まで楽しませてくれるかな?」

 

 

とダグバは先程命乞いした悪魔に小石を投げる、それはダグバの膂力とモーフィングパワーが合わさり さながら電磁投射砲を思わせる加速と共に悪魔の羽に大穴を開けると悪魔は墜落したのである

 

 

「あぁそいつの首から上は欲しいから残しといて、そこから下はいらないから好きに処分してくれて良いよ」

 

 

ダグバとゴ三人衆が怪人態となり参戦 最早趨勢は決したのを背後から聞こえた断末魔で理解したのでハルトは

 

 

 

「リベンジマッチがお望みかい?」

 

 

改めて両手に神器の銃と剣を構えてヴァーリを挑発すると

 

 

「そうだね、あの時の雪辱果たさせて貰おうか」

 

『止せ、ヴァーリ!お前の傷はまだ完全には癒えていない上に覇龍もしたのだ!!黒歌からもドクターストップをかけられているだろう!!』

 

 

「だが……」

 

 

その様子にハルトは神器を消すと

 

 

「万全ならまだしも病み上がりか…それなら興味ない怪我など秒で治してこい!」

 

 

つまらんとばかりに答えるが

 

 

 

「何だと?」

 

 

「万全でアレなら病み上がりだと全く楽しめん、手負いの奴を倒しても何の自慢にもならんからな!」

 

 

「えぇハルトらしくないね逃してあげるの?」

 

 

と後ろから肩を組んできたのはダグバ、その全身には返り血を浴びている事から分かるように

 

 

 

「ダグバ、終わったか?」

 

 

「終わったけど…弱いね本当にカレラ達と同じ悪魔なの?」

 

 

ダグバの基準が原初の悪魔であるカレラな辺り基準がバグってはいるが おいゴオマ達よ死体蹴りは辞めてあげなさい流石に可哀想でしょ

 

 

「同じ悪魔でも別のものだ二千年前にお前達を封印したクウガと目覚めた後に現れたクウガ、同じクウガでも戦い方とか違うだろう、同じ存在でも中身は別だ…いやクウガってだけで尊いんだけどな」

 

 

「いやクウガなんて、どれも同じだろ?」

 

 

その言葉にハルトは、最大の地雷を踏み抜いた愚か者へ それはもう笑顔で 死の宣告を告げる

 

 

「へぇ…そんな頭の悪い事を言う子はドッグ○イの刑だ!」

 

 

「え?」

 

 

『端的に言えば下半身を切り刻んで磔にしてやるという事か』

 

 

『その上にはホルマリン漬けした輪切りのソルベの刑もあるんだよなぁ…』

 

 

『人の心ォ…』

 

 

「その後 体内に小さな怪人を送り込む……体内から食い殺されろ」

 

 

「え、いやちょっ!!まっ!!」

 

 

「クウガを愚弄する奴は誰であろうと許さん」

 

 

「あ、そう言う事かぁ〜二千年前よりも今のクウガの方が楽しめそうだよ〜あの拳なら多くのリントを狩れるだろうに」

 

 

「はぁ…グロンギ的には褒め言葉だろうけど五代さんにとっては侮辱でしかない…あとそれバベルのセリフだ」

 

 

「なんで見逃すの?」

 

 

「お前だってクウガと戦いたいなら万全な状態の方が良いだろ?」

 

 

「あぁ、そう言う事か」

 

 

 

気分はさながらアメイジングじゃ楽しめないと言っていたダグバである やるならアルティメットになってかかってこいって感じだ

 

 

 

「覇龍で戯れレベルなのに本体がアレでは話にならん」

 

 

「何だと!!くっ…」

 

 

やはり怪我のダメージからは回復しきれてないヴァーリ

 

 

『ヴァーリ!!』

 

 

心配するアルビオンを見てハルトは

 

 

「祖父への復讐か、そんなくだらぬ野心など俺の敵ではない勝ちたくば万全に回復してから、かかって来い いつでも相手になろう」

 

 

「死ねええええ!ハルトおおおお!!」

 

 

「ぬん!」

 

 

「あべし!」

 

 

最早 日常と化したゴオマの不意打ちにカウンターを合わせてKOする

 

 

 

「このバカのようにな」

 

 

 

「…………」

 

 

胸ぐら掴んで持ち上げながら言うと

 

 

「!」

 

 

ハルトは何かを感じたのかゴオマを近くの木に投げつけると、すっと体を回転させて何かを掴む それはバヂスが上空から放った針

 

 

「はぁ!」

 

 

お返しとばかりに針を再度 投擲してバヂスの頬を掠める等 応対をしていた

 

 

「さて…今日はこれくらいかな全く…もっと頭を使えお前達!」

 

 

「お前が言うな」

 

 

ナツキがそう言うと茂みの中から

 

 

「ならコレだぁ!!」

 

 

とズ・ザイン・ダが持ち前の角を使い突進してくるのを見て

 

 

「ゴラァ!!」

 

 

そう頭を使ったのである 頭突きが大気を揺らした後 ザインは脳震盪を起こしダウン ハルトはうっすら額から血を流して

 

 

「やるなザイン!角だけだが武装色を使いこなし始めてるじゃないか!」

 

 

「え?そうなの!!」

 

 

 

「ズ集団とは言え覇気を覚えるのは良い傾向だなメやゴも覇気を覚えていくだろう素晴らしい!怪人達も鍛錬すれば更なる強さへと目覚めていくなんて!!」

 

 

「人類の脅威が増えて震えが止まらない」

 

 

「じゃあ次は僕とやろうよハルト」

 

 

「ダグバとやるなら場所を変えるぞ俺達が戦えば幻想郷が無事では済まないからな」

 

 

「やったぁ」

 

 

グロンギの成長をしみじみと感じているハルトであるがヴァーリに大して

 

 

「光か?」

 

 

と言うとヴァーリ は意味が分からないと言う顔をする

 

 

「は?」

 

 

それはアナザージオウの未来視で数秒後のヴァーリを見て合掌したのである

 

 

 

「マスタースパーク!!」

 

 

 

「っ!!」

 

『divide divide divide divide divide!!』

 

 

放たれた光線を半減の力で弱め力を取り込む その下手人は箒に乗り現れた

 

 

「幻想郷で悪さする黒幕はお前か!」

 

 

「何者だ!」

 

 

「霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぁ!」

 

 

「そしてその友、常葉ハルト!普通の魔王だ!」

 

 

 

「張り合うな、あと普通の魔王って何だよ」

 

 

「へ?俺ってさ他の魔王と違って個性とかない普通の魔王だろ?」

 

 

「普通の魔王は異世界行って彼方此方でジェノサイドしないんだよ!」

 

 

「ん〜俺達は自分から戦争を仕掛けた事ないよな?いつも向こうから喧嘩売ってくるよな?ダグバ?」

 

 

「そうだよ返り討ちにしてるだけだよ」

 

 

「「ねー!」」

 

 

「殴りたいその笑顔」

 

 

 

「しかしいつ見ても魔理沙のマスタースパークは素晴らしいな、俺もアレ位の一撃を放ちたいな〜」

 

『相棒ならアナザーウィザードがいるだろう』

 

 

「確かに!」

 

 

 

先生には困らないなとか考えていると

 

 

 

「此処まで侮辱されるのは腹正しいね」

 

 

「なら僕と遊ぶ?」

 

 

「何?」

 

 

「本当に逃げて!!ダグバと遊べるのはハルトかガドル閣下とか逢魔でも上位連中だけだから!ハルトと違って遊ぶとか手加減の基準がおかしいから行け!逃げろぉ!!」

 

 

「いや逃げろ言ったの俺だけど、そこまで言っちゃう?」

 

 

 

ナツキは慌てた様子で止めに入る姿を見てヴァーリ も流石に危機感を覚えた模様で

 

 

「そうか、なら言葉に甘えて逃げるとしよう」

 

 

「ええ!」

 

 

つまらなーい!とダグバが超自然発火能力でヴァーリ を燃やそうとするが

 

 

「今頃、君達の船を旧魔王派が強奪か破壊する為に動いてるだろうね」

 

 

「は?」

 

 

「逢魔の兵器を奪えば優位に立てると思っているようだ…気をつけた方が良い」

 

 

それだけ言うとヴァーリは転移したのだが

 

 

 

「さて船に戻るかな……皆が心配だし」

 

 

「そうだな」

 

 

取り敢えず色々とあるのは確実で

 

 

「魔理沙は霊夢を転移させるから結界の修理を頼む」

 

 

「おう!任せてくれだぜ!」

 

 

 

「ダグバ達は残党狩りを頼むわ、くれぐれも幻想郷の住人には危害を加えるなよ!!ドルド!頼んだ!」

 

 

と頼むと

 

 

「わーい!終わったら戦おうねぇ!」

 

 

「おう!……あぁ、また一つある世界の無人島が消えるな悲しい、私は悲しい」

 

 

「おいハルト、今なんと?」

 

 

「よし船に戻るか」

 

 

「おいコラ待てえええ!!」

 

 

ーーーー

 

 

その頃 船の外側では旧魔王派が船を奪おうと破れ被れの攻撃をかけてきたのである

 

 

彼等からすれば逢魔の兵器を奪えば組織の覚えも愛でたくなるし発言力も高まる 会談襲撃からの失態を挽回するチャンスであり、魔王の妃がいると知ればカモがネギを背負っているとやる気が出るもの

 

 

だがそもそもの話 そんな重要拠点の守りが弱い訳などないのである

 

 

船にはウォズとクローン戦争を戦い抜いたベテランクローンのコマンダーコーディ その麾下のクローントルーパー達 数人で1人の悪魔を攻撃するのは最早 訓練されすぎている程だ

 

 

そして

 

 

「何だ、このスペルカードという物は…素晴らしい研究し甲斐がありそうだ!」

 

 

「弾幕ごっこ…ほぉ、この世界ではコレを遊びとしているのか」

 

 

「素晴らしいものだが、それを超えるのはこの私ダァ!!弾幕を掻い潜るのではなく弾幕で敵を蹴散らすゲームを作って見せよう!」

 

 

明らかに目をつけたらダメなものを見つけたアウトサイダーズ達と

 

 

「あぁ……何だ?もう終わりか?」

 

 

「弱くてつまらないね、そう思わない琢磨くん?」

 

 

「そ……そうですね…何故私が此処にいるのでしょう村上社長の護衛として彼方に残った筈なのですが…」

 

 

「そう言えば思い出したんだけど…あの時よくも僕を殴ってくれたな」

 

 

アークオルフェノクの捕食される前に鬱憤を晴らすとばかりに殴られた記憶を思い出したのだが

 

 

「そ、それは……そんな事より敵ですよ北崎さん!」

 

 

と露骨に話を逸らそうとするが北崎的には暴れられればそれで良いので目線を動かすと

 

 

「おーい誰が敵だって琢磨くーーん!!」

 

 

ハルトだった……やばいと青ざめているが

 

 

「ハルトが遊んでくれるの?」

 

 

「ん?北崎が遊びたいなら相手になるぞ?」

 

 

「やったー!」

 

 

琢磨は安堵の溜息を吐くが

 

 

「琢磨くんは覚えといてね……誰が敵だ」

 

 

「ひぃ!」

 

流石に可哀想に見えたので

 

 

「辞めなよハルト、琢磨くんが可哀想だよ」

 

 

ナツキが庇うと琢磨は安堵した顔をし

 

 

「まぁ話は後だ先ずは外の蝿を叩き落とすぞ、アイリーン!」

 

 

「此方に」

 

いつの間にか背後に立っているのは流石の一言であるが

 

 

「全員に能力上昇の支援魔法を頼むぜ!」

 

 

「かしこまりましたわハルト様」

 

 

それだけで逢魔の仲間全員の基礎スペックが上がるのである…いや凄いなと感心しているが

 

 

「ウォズ、状況報告」

 

 

『敵対勢力の排除は大方完了しました』

 

 

「よし、んじゃトルーパー達を展開して残敵掃討に当たらせろ」

 

 

『そうしたかったのですが…何故か幻想郷の森に入った敵の生命反応がロストしまして』

 

 

「は?」

 

 

『政人の話によれば幻想郷にいる妖怪に捕食されたのではないかと』

 

 

「落武者狩りより酷いな捕食って…」

 

 

トルーパーが巻き込まれるのは困るな

 

 

「分かった過剰に追撃するな危ないと感じたら逃げろ」

 

 

『はっ!それとですが我が魔王に確認したいのですが…』

 

 

「ん?」

 

『イマジンを呼びましたか?』

 

 

「呼んでないよ?牙王かネガタロス達傘下か?」

 

『………恐らく野良イマジンが「行くぞ!暴れ足りない奴はついて来い!トルーパー!ガンシップ用意!」』

 

 

ハルトは慌てて待機していたトルーパーのガンシップに乗り込むと報告にあった座標へと移動するのであった

 

 

 

その頃 その場所では

 

 

「ははは!食糧をよこせ!!」

 

「ははは!」

 

と笑うジェリーイマジンと手下のモールイマジン達が火事場泥棒とばかりに周囲の家屋で掠奪行為に走っていたのである

 

そんな混乱状態の街で1人 懐中時計を持った男が現れたのである

 

 

「あぁ?誰だ?」

 

 

男は無言で答えとばかりに見せたのはジェリーイマジンにとっては忌むべきものだった

 

 

「そ、そのベルトは!」

 

 

同時にベルトの起動スイッチをスライドさせると待機音と共に緑色のチケットを取り出したのだ

 

 

何故全てカードを使ったのに、手元に何枚もあるかは分からない だが迷い込んだこの世界を守るために あの世界でただ1人、戦い抜いた孤独の戦士は再び 戦場に上がる

 

 

「………変身」

 

 

『Altair form』

 

 

オーラエネルギーが装甲として展開、頭部にゼロライナーと同じ牛型の車両が通るとアーマーへと変形する

 

 

 

歴史を守りし戦士 仮面ライダーゼロノス現れる

 

 

「何だと!!」

 

 

「……………」

 

 

「いや何か言えよ!」

 

 

あの時のゼロノスなら答えたと、ジェリーイマジンは手から触手を伸ばして攻撃するがゼロガッシャーを大剣に組み替え触手を両断するとボウガンモードに変え射撃しながら突撃していく

 

 

「あばばばばば!!」

 

 

「ふっ!」

 

 

そして大剣モードに変形させての近接戦 その身のこなしは以前戦ったゼロノスとは違う若さ故の荒々しさではなく洗練された戦士としての動きがそこにあった

 

 

「お前、あの時の奴とは違うな!!」

 

 

「…………」

 

 

「だが、待ちな!」

 

 

とモールイマジン達が村の子供を人質に取りまざまざと見せつけた

 

 

「このガキの命が惜しくないのか?」

 

 

「……………」

 

 

ゼロノスが武器を下ろすのを好奇と見たジェリーイマジンであったが背後から襲いかかってくる魔王の存在に気づかなかった

 

 

 

「テメェ等、ゼロノスに何してんだゴラァ!!」

 

 

「あだぁ!」

 

 

「仮面ライダーとの戦いに人質なんて真似してんじゃねぇ!!人質作戦は仮面ライダー以外でやりなさい!」

 

「違うぞ、ハルト怒るポイントが違う」

 

『それに人質作戦は仮面ライダーではあるあるだぞ?』

 

 

「た、確かに!あのクジラ怪人やモグラ怪人も人間を人質にされて袋叩きにされたり…くっ!一理ある作戦だったのか…」

 

 

全力ドロップキックをモールイマジンに叩き込むと人質の子供を確保して

 

 

「ったく…ほら、さっさと隠れてろ」

 

 

と、さっきまで外道な人質戦法を使っていた人間とは思えない程であるが それもそれ

 

 

「まさか幻想郷で野良イマジンと会うとは…は?ジェリーイマジン…何で?」

 

『あぁ…ゼロノスが倒したイマジンはカードの使用対価によって同じように忘れられたという事だろうな』

 

 

「つまりゼロノスは変身の度に忘れられるから連鎖的に忘れられたって事?」

 

 

『そういう事だ』

 

 

「って事はゼロノスが単独撃破したイマジンは幻想郷にいる可能性があるのか…うわぁ探すの大変だぁ…」

 

 

「まさか、お前が怪人王か!」

 

 

「ん?そうだけど俺だけ見てて良いの?」

 

 

「何?っ!」

 

 

息を呑むのも無理はない、ジェリーイマジンの目の前にゼロノスが無言で

 

 

『FULL charge』

 

 

「っ!」

 

 

ゼロノスの大剣にチケットのエネルギーを取り込んだ斬撃がジェリーイマジンを切り裂いて爆散したのであった

 

 

「「「「ぎゃあああああ!!」」」」

 

 

断末魔を上げたジェリーイマジンとモールイマジン達であったがハルトは

 

 

「待ってくださいゼロノス!いや桜井侑斗さん!!」

 

 

「…………」

 

 

立ち去ろうとしたゼロノスをハルトは止める、戦いかと武器を構えるが

 

 

「ファンです!!すみませんサインお願いします!!」

 

 

「…………」

 

 

土下座せんとばかりにサイン色紙とペンを出すのであった これには桜井 二度目の絶句である

 

 

「皆、忘れたのかも知れませんが貴方が守ろうとした未来は電王や若い日の貴方と仲間の皆様が全力で守ってます!!だから安心してください!」

 

 

それは彼が見たくても見れない未来の物語、その作られる記憶に自分はいないだが

 

 

「貴方がその未来を守る為に戦った事は沢山の人が覚えてます!今までもこれからも人の記憶から桜井侑斗の存在が忘れられるなんて事はありません!」

 

 

「……………」

 

 

「………どうしよう相棒」

 

『何だ?』

 

 

「この後、なんて言ったら良い?」

 

『考えてから喋れ!!』

 

 

「っせぇ!!」

 

と揉めている中、ゼロノスは無言で色紙を取りサインを書くとハルトに渡したのである

 

 

 

「っ!ありがとうございます!!」

 

 

ハルトは深々とお辞儀をして敬意を示すとゼロノスは変身解除 桜井の姿に戻りカードはジュワジュワと消えていくがハルトは

 

 

「忘れませんよ貴方の事は」

 

 

とだけ答えると まるでget wildをBGMにしてハルトは仲間と共にガンシップへと戻るのであった

 

 

 

そして残敵掃討が完了して一段落したので

 

 

 

「んじゃあナツキ…輪切りのソルベの刑を執行!まずはつま先から!!」

 

『Justice order!』

 

 

「コレは正義だ!」

 

 

「何かデジャブ…」

 

 

ハルトは最早見慣れた狂気に染まった表情をしていたのであるが

 

 

「さっきのは謝るから、その右手の鉈を下ろしてくれえええ!!」

 

 

「というかゼイン居ませんでした?」

 

 

「ハルト坊良いか、人間はこの部分から行けば苦痛を与えられると共に良質な悲鳴が取れるのじゃよ」

 

 

「んじゃ早速!!」

 

 

「何煽っているのですかヤクヅキ!!お待ちください我が魔王!ナツキが何をしたのですか!」

 

 

「魔王ちゃん、公開処刑は流石にちょっとアレじゃない?」

 

 

「アイツが何をした?ハルト様は短気な方ではあるが一方で今まで不敬を働いても許していたぞ?」

 

 

「それだけ怒らせたって事ですよね魔王様!」

 

 

 

「俺の前でクウガなんて皆一緒と言った」

 

 

その言葉にウォズと幹部達はスンとした顔をして

 

 

 

「では我が魔王、鉈は辞めて刃を熱した鉈にしませんか?」

 

「あ、チェーンソーとかどう?」

 

「ハルト様にはこのスレッジハンマーが良いかなと」

 

 

「お、良いなそれ」

 

 

「うおおい!止めろよ!」

 

 

「黙れ下郎、それは未来の逢魔では極刑級の大罪だ貴様に慈悲はない」

 

 

「止めるだけ無駄だし」

 

 

 

 

「え、ちょっー」

 

 

「陛下!」

 

 

「何だトルーパー?」

 

 

「至急陛下に謁見したいというものが」

 

 

「誰だ今忙し「乾巧と申すもので」よし直ぐに向かう丁重に持て成せ」

 

 

ハルトは即答で身なりを正すと

 

 

 

「ウォズ」

 

 

「はっ!」

 

 

「ちょっと冷えたお茶を用意してくれ彼は猫舌だからな」

 

 

「かしこまりました」

 

 

「ナツキの死刑執行は宣告猶予とする推しに会う前に返り血は浴びたくないからな」

 

 

「へ、アレ?助かった?」

 

 

「つまらんのぉ」

 

 

「悪運の良い奴」

 

 

「いずれ執行されますがね」

 

 

「可哀想に」

 

 

「哀れな」

 

 

ウォズ達最古参組はそれぞれの感想を言いながら去ると

 

取り敢えず拘束は解かれ一安心したナツキであったが

 

 

「…………いや本当にアレが破滅願望なんて持ってるのかよ…いやまぁ言いすぎたような気がしなくもないが…」

 

 

ワイン好きな人の前でワインなんて皆同じじゃんと言えば酒瓶で殴られるようなものと納得してたが

 

 

「いややっぱり納得いかん!」

 

 

日頃の不満が爆破したのである

 

 

 

「おいハルト!!」

 

 

「何だ?」

 

 

「色々と謝れよ!」

 

 

ナツキの言葉にハルトは溜息を吐くと

 

 

「何故、俺が謝る必要がある?作戦には必要な犠牲だろ?」

 

 

「幻想郷や皆の安全というなら俺の安全も考慮しろよ!」

 

 

「馬鹿じゃねぇの?俺が安全を考えるのは逢魔と共にあるもの達だけだ、その他大勢の安全など考慮する必要はない」

 

 

「はぁ!」

 

 

「忘れたとは言わせないぞ俺不在時に風鳴機関を誘導するという貴様の利敵行為によって多くのクローントルーパーが死んだ事をな!」

 

 

「っ!」

 

 

AXZ編で初めて起こった逢魔とsongs…というよりは背後の風鳴機関との大規模武力衝突 ハルトが手術により不在時に開戦 結果は復帰したハルトとテスタロッサ達三人娘の活躍で逢魔の勝利となったが大勢のトルーパーが殉職した痛ましい事件であった

 

 

その後 散発的にハルトが小規模の手勢を率いてゲゲルしてる辺り その怒りは察して欲しい

 

 

「アレは……ってウォズ達だってハルトに反逆してるじゃないか!!」

 

 

「っ!」

 

 

我慢ならないとハルトはナツキの右頬へ情け無用の右ストレートをおみまいした

 

 

「が…」

 

 

「貴様、謝れ」

 

 

「は?」

 

 

「謝れと言ってる!俺の忠実な仲間達に謝れと言った!」

 

 

「我が魔王…」

 

 

「貴様と違い、俺に忠誠を誓う者達の反逆など飼い犬に噛まれた程度だが貴様は違う!」

 

 

「くっ…」

 

 

「そこまで言うなら俺と戦う覚悟なのだろう?ならば貴様に預けた力は返して貰うぞ」

 

 

ハルトはナツキの腹部に手を突っ込むと暗黒空間のような場所からナツキに預けた全ての2号ウォッチを取り上げたのである

 

 

「貴様には過ぎたものだからな俺に歯向かうというなら自分の力で挑んで来るのだな!口だけの救世主が」

 

 

「我が魔王、そろそろ時間かと」

 

 

「そうだな行くぞ!巧さんが俺を待っている!!」

 

 

「「「「「はっ!」」」」」

 

 

ナツキを無視して去るハルトに続くウォズ達はこっそりと

 

 

「以外とこういう時、俺達のフォローしてくれる魔王ちゃん優しいよね」

 

「うむ、しかしナツキからアナザーウォッチを巻き上げて良いのか?」

 

「良いんじゃないですか?そもそも敵味方ハッキリしてない奴でしたし、魔王様の力を考えれば適切な対応ですよ」

 

 

「ハルト坊は情が移った相手には甘いと思ったがアレは切り捨てるのじゃな」

 

 

それは聞こえていたのかハルトは背中越しに

 

 

「切り捨てるとは人聞き悪いな利害関係の一致で共闘してただけだ」

 

 

それだけ答えて去るのであった

 

 

「くそっ!」

 

 

悔しがるナツキ、力を奪われ無力感に苛まれている中

 

 

「よぉ野田夏樹、久しぶりだな」

 

 

「志を果たす為に改造されてみないかい?」

 

 

現れたのは、ハルトも予想してない人物達であった

 





予告

幻想郷での事件を解決したハルト達であったが ナツキとの間に蟠りを抱えてしまう しかし!宴にはそんな事関係ない!とばかりに幻想郷で宴会が始まるのであった!


次回 異変解決!大宴会とその裏で進むもの…お楽しみに!
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