前回のあらすじ
自分が外からどう見られているかを知り凹むハルトだったが 将来性のある悪魔 サイラオーグを破格の条件でスカウトしようとしたが失敗そして、この休みにあるシトリーvsグレモリーのゲームに向け、各々が修行する事となったが
リュートの執務室
「えーと、ウォズ…この手紙の山は一体…」
ハルトは机の上に積み重ねられた書類の山に軽く絶望していたが
「これは我が魔王への嘆願書のようですね」
「嘆願?どーせアレだろ悪魔領に戻して!とかだろ!俺、悪魔に嫌われてるの分かったからな!うわあ!悪魔なんて大嫌いだああああ!うわああ!……けどバイスやカゲロウやラプコフやベイルは大好きだぁ!!」
前回の街並みで人をまるで化け物とばかりに怯える姿を見て荒んでるハルトだが
「ねぇ魔王ちゃん、その台詞さ」
「テスタロッサ様達にダメージが入っているのでは?」
「え?……ちょっ!皆は違うよ!だから泣かないで!!」
慌てたハルトだったが魂の回廊を通じて謝罪すると
「何?名誉回復の為に悪魔勢力を滅ぼす!?辞めねえか!お前達が暴れるなら流石の俺でもその暴走は止めるぞ!」
「普段、敵を虐殺して回る人が言ってもねぇ」
「説得力ないですよね」
「驚いた、ハルト様なら混ざると思った」
「そうじゃのぉ」
「お前達がマジで暴れたら、俺が暴れる楽しみが減るだろうがぁ!!」
「「「いやそっちかい!!」」」
「一番血の気が多いのはうちの大将だった…」
更なる任務が発生したのであった、そして全員と一泊温泉旅行で手打ちにしたのだが
「はぁ…はぁ…脱線したけど手紙の内容は?」
とハルトが手紙を取って見たが現地の言語で書かれていたので
「ふむふむ……うん!……グロンギ語で書け!!」
ハルトには読めなかったので
「せめてリントにしてくださいよ!えーとこう書いてますね」
「何て?」
「悪魔領に戻りたくない、このまま逢魔の植民地のままでお願いしますと」
「……はぁ?植民地の悪魔は嫌いな奴と離れたくないとか何、頭イカれてんの?せめてそこはお前を倒して俺達は逢魔から反乱独立するとか書けよ!そしたら遠慮なく滅ぼせるから!!」
「イかれてるとハルトに言われちゃ、おしまいだよね」
「アリエル?流石の俺も傷つくよ?」
あのリアクションを見た後なのでそう思うのも無理はないが
「まぁテロリストが蔓延るご時世考えたら当然ではないでしょうか?」
「まぁ魔王ちゃんの領土突っついたら問答無用で絶滅エンドになるって敵さんも分かってるみたい、三大勢力以上にヤバい地雷踏みたくないってさ」
「ハルト様は身内に攻撃しない限りは動かないというのは知られていますからな」
「まぁ世界の変革する前に自分達が滅ぼされたら笑えないよね」
「成る程、逢魔の庇護下にあれば安全で三大勢力の庇護だと狙われる可能性があると」
「それだけではないと思う」
「どう言う事だカゲン?」
「ハルト様は現在我等の植民地になっている場所がどのような感じだったかご存知で?」
「実は…あんまり知らないな報復した時は怒りで周り見えてなかったから…」
ハルトは何かを思い出すように
「確か…軍には目に入るものは全て破壊と略奪し聞こえた音の方向には砲撃と爆撃と魔法を叩き込み、敵が住まうなら街や都市は破壊して、敵が逃げたならば地の果てまで追いかけ回して見つけ出して崖まで追い落とし、降伏した捕虜には徹底的な拷問を加えた後に屈辱と絶望を与えてから例外なく皆殺しにしろって命令しか出してないなぁ」
ーーーー
報復時に敵が逃げ込んだ非戦闘員のみの都市があったのだが、ハルトは敵がそこにいたと言うだけで
非戦闘員だけの都市ではない→戦闘員がいる都市、つまり俺達と戦うつもりだよね?
戦闘員を匿っている→非武装?いやいや敵対の意思ありだよね?
戦うつもりはない?→だけど敵を匿ってますよね?いや、そもそも悪魔は敵だよね!!
となったのだ
「うんうん、死にたくないんだね?だったら俺達に喧嘩売らなきゃ良かったんだよ!!」
と何処ぞのゼロシステムに取り憑かれた砂漠の王子のようなテンションと敵が都市にいたというだけの理由で
ハルトは笑顔で神器を展開し禁手化 星喰銃にアナザーカブトウォッチを装填すると何処から共なくアナザーザビー、ドレイク、サソードウォッチが飛んできて装填されると
『ALL ZECTOR combine!!』
「マキシマムハイパーサイクロン」
銃かり放たれた暴風は寸分の狂いもなく都市を破壊、城壁が破られ、逃げ惑う民間人も軍人も関係なく
「ははは逃がす訳ないだろ?お前達、追え…誰1人生かして帰すな!!」
結論は さっきまで命だったものが辺り一面に転がる だった
まぁ例外的にハウンド達クローントルーパーや怪人軍団が捕らえて生き延びた奴らもいたのだが
「んじゃ全員船に乗ってねぇ、さぁ楽園へ出航!!」
とハルトが全員を船に乗せ見送った後 笑顔が消えるなり
「ビラン、ギイガ、ベミウ、ジャーザ、メズール、あの船に乗ってる連中で遊んでいいよ?」
その言葉を合図に避難民を乗せた船に4人が襲いかかった
ジャーザとベミウの攻撃に慌てた悪魔達は水中に飛び込んで逃げようとするがビランに噛みつかれ咀嚼されて、逃げようと思ってもメズールの水流操作で無理やり水底に鎮められ、最後はギイガの墨爆弾で船が爆散する
「恐怖というものには鮮度がある、希望から絶望への反転 それこそが…良い…」
『恍惚するなよ…』
「あ、彼処に残ってる奴等はガリマ達の斬首用の捕虜ね」
『倫理観何処行った!!』
『あ、やべぇ…ハルトの頭に、六大将軍 白起がインストールされてるぅ!!』
『そいつ、中国史で類を見ないキリングマシーンじゃねぇか!!』
ある時は
『ウィザード……エキサイト!ビッグ!』
巨大化した右足で踵落としをして地面に大穴を開けると
「んじゃ、地獄を楽しみな!!」
その言葉を合図にハルトは捕虜にした悪魔を全員 落とすとそのまま地面を埋め立てたのである
「墓穴あるだけ君達はマシだと思いなよ〜」
そうハルトは笑うのであった 正に悪魔である
そんな感じでハルト自身が参戦した戦場では
「頼む!降参する!!だから命だけは助けてくれ!」
「生憎全員を養える程の食糧がないんだよね、それに逢魔では働かないで食事にありつくのは重罪らしいんだよ?穀潰しだから君達は死刑!」
とハルトが戦闘員創造で作成したゼクトルーパー達が横一列に並び機関銃を構えると
「撃て」
降参した悪魔達へ情け容赦なくゼクトルーパー達が鉛玉の雨霰を叩き込むのであった
「助けて?いやいや生かして帰す訳ないだろ?お前達は、あかねのみならず俺達の船や仲間まで襲った敵なんだからさぁ!」
そしてハルトは怒りの炎を燃やしながら誰も止めない 魔王は敵対するものに慈悲など持たないと知っているから
「滅尽滅相!!さぁさぁ刃向かう敵は全部焼き払え!絶滅させろ!!お前達!!このまま首都までの道にある都市や街は例外なく全て破壊しろ!いいか!誰1人生かして…いや適度に生かして奴等に徹底的に恐怖と絶望をくれてやれ!!」
そう号令すると待ってました!!とばかりに直下の怪人軍団が手柄の稼ぎ時と襲い掛かる
「魔王様!この都市の防御は厚く侵入するのは困難かと!」
「ヤクヅキ!」
「ん?」
「お前の芸術作品で相手の心をへし折ってやれ!!」
「良いのか!」
「許す!!材料は腐るほどあるからな!!」
「やったぞい!」
ウキウキスキップなヤクヅキを見送ると
「それと貴族ぽい奴等の首を晒して奴等に見せつけろ!!」
「何で脅し方が戦国時代なんでしょうか?」
「それと奴等の進軍ルートに串刺した捕虜を並べておけ!!」
「陛下!奴等の首都攻撃ですが」
「奴等の物資搬入に使ってる乗り物を乗っ取りして首都に侵入、そのまま防衛システム破壊した後に全軍で討ち入りじゃあああ!!首都なんて全て破壊するぞ!野郎ども!!ついてこい!!地獄を作るぞ!!!」
その数日後 輸送船団を襲われた意趣返しで悪魔側の輸送船団を襲撃し そのまま首都へ乗り込み破壊の限りを尽くす、そんなハルトの憎悪と怒りが具現化したような戦い方にサーゼクス達は怒りよりも恐怖が勝り戦慄 慌てて会談を開き何とか手打ちにしたという訳だ
本当なら和平なんて聞かず全て滅ぼすまで暴れようとしたが周りから説得され、仕方なく話を聞く事にしたのである
ーーーー
「そうでしたね」
「寧ろ、それしたからあの反応なのはお分かりで?」
「え?アレっぽっちの報復しただけで連中あんなにビビり倒してたの!?」
「魔王ちゃん!?報復が普通じゃないからあんなにビビってたんだよ!!」
「まぁガーランドで2、3日かけたのを一週間でじわじわ真綿で首を絞めるようにやったからそりゃそうか」
「いやいや!ガーランドの連中とかアレだけの目にあっても反抗しようとしたのに悪魔はあの程度でビビり倒したのかよ!!」
「普通は心折れてるんだって!!」
「ガーランドはショッカーが反抗勢力を焚き付けてマッチポンプで潰しただけ!」
「我が魔王、貴方はご自身の破壊力を自覚するが宜しいかと」
「因みにその時 魔王様はなんて言ってたか覚えてます?」
「覚えてない」
「死んだ蝙蝠は良い蝙蝠だ!逃げ惑う蝙蝠はよく訓練された蝙蝠だ!蝙蝠ならどっちつかずで入れば殺されなかったのになぁ!!と叫んでたのぉ」
「マジギレしてたなぁ…怒りで周りが見えなくなったのは覚えてる」
『寧ろ彼処まで怒ったお前見たの久しぶりだったわ』
「なので!」
「セラフォルー様、改めて説明をお願いします」
「ええ!ここで私に振るの!えーとねハルトに分かりやすく言えばー
セラフォルーの話だと どうやら逢魔が占領した土地の大半は悪魔政権下時代 はぐれ悪魔や賞金首、違法組織達の縄張りがある所謂スラム的な感じで治安が悪く中央から派遣された役人も追い返される始末だったと
昨今の種族的問題もあるようだが大半は逢魔との戦いに参加して死亡 家が断絶だの何だので土地を管理するものがいなくなったのも影響しているらしいが まぁ当時は治安が凄く悪いの一言だった
「それを逢魔が占領した時に」
「反抗してきたのはそんな違法組織、賞金首、はぐれ悪魔は軒並みジェノサイドされ、逢魔が占領後には治安やインフラ関係が目覚ましい速度で改善されました」
「まぁウルティマやカレラが取り締まればなぁ」
「クローントルーパーが担当した戦場はハルト様の命令に背いて人助けして苛烈な破壊もしてませんからね」
「最初聞いた時はイラッと来たけど彼等からすれば当然なんだよな、本当に良い兵士達だよ」
「あの時は逢魔を知らん跳ねっ返りどもが愚かにもガン首揃えてやって来たのか楽しかったのぉ」
「ヤクヅキ先輩なんて自分に喧嘩売ってる奴等見て笑顔でしたからね」
「んで…結局は?」
「つまり逢魔がスラムの秩序を回復させたんだよ」
「一部マッチポンプな気もするけどな」
だが実際 その辺の残党連中はウルティマとカレラとヤクヅキ監獄長がチームを組んで狩り尽くしてしまったと 流石に主側に問題有りで はぐれ認定された悪魔は助けたりしたが…ん?そいつ等は今何してるかって? それはだねぇ
「ヤクヅキ監獄長がエネルギー資源として有効活用してたな」
やはり敵には慈悲がなかった
「うむ!悲鳴エネルギーとは何と素晴らしい技術じゃな街はエネルギーが手に入り妾は音楽を間近で楽しめるのだからな」
「水を得た魚って、あぁいうんだろうな」
「アレのお陰でヤクヅキ先輩が暴走を止める側になったのは大きいですよね」
「まぁヤクヅキ以上の『
「ほぉ、お主達も町のエネルギーにしてやろうか?」
「「「「ってナツキが言ってました」」」」
「ほぉ…彼奴め」
「何か凄いデジャブ…」
『そうか?しかし仲間をアッサリ売り飛ばすとは薄情な奴らよ』
『おいアナザーディケイド、こっち見て言えよ』
『近くにいたお前が悪い』
「冤罪ってこうやって生まれんだなぁ」
と遠い目をしていたハルトだが
「そうかぁ…けどコレってアリエルの手柄だよなぁ俺じゃないって」
「いやいやぁ、そもそもはハルトの指示だよ?降伏すらば逢魔の民だ、民には優しくするって」
「そうか……んで何でこんな話に?」
「多分だけどサイラオーグの話が漏れたんじゃないの?」
「えぇ…何処から?」
「そこまでは分かりませんが十中八九、上層部の連中でしょうねえ彼等からすれば失地回復のチャンスですから」
「ここぞとばかりに噂で流してますね……離間の策?」
「向こうからすれば逢魔が開発した都市を合法的に手に入れるチャンスでありますから」
「だとしても俺はサイラオーグにしか任せるつもりはないよ占領地区には返却はデマだと発表してくれ、それと噂を流した奴には仕置きだな」
「かしこまりました」
「それと敵の動向だが…アリエル?」
「蜘蛛の眷属なら放ってるけど流石に連中の居場所は割れてないな、拠点跡地みたいな痕跡はあるからいるのはいると思うけど」
「それならリュートや占領地区の警戒レベルを最大に引き上げてくれ少なくとも敵のターゲットが集まっているという事は色々あるからな」
「う、うん!」
「そして夏というからには……劇場版展開とかあるかも知れない!」
「もう少し真面目にやって!」
「さて…と少し羽を伸ばせたし暫くは真面目に仕事しますか!よーし!今日の皆の為に頑張るぞい!」
その言葉に全員が目を向ける
「ん?どしたのお前等?」
「貴様、何者!」
「魔王ちゃんは真面目に仕事を頑張るとか、そんな事絶対言わない!俺達の前で魔王ちゃんを侮辱するなぁ!!」
「おのれディケイドおおおおおお!!」
「ウワアアアアアアアアアアア!!」
「お主達、本当に息をするように煽るのぉ」
「橘さんレベルの絶叫か……よーし動くなよ全員の口にロールケーキねじ込んでやる!!」
「逃げますよ!」
「おい待て逃すかぁ!!」
「何で妾までえええ!」
最初に捕まえたのはヤクヅキである
「ちょ、ちょっと待つのじゃハルト坊!妾は何もしとらんぞ!流石に理不尽じゃ!」
その言葉にハルトは笑顔で
「連帯責任」
「んぐ!!」
「や、ヤクヅキせんぱーーい!!…待っててください!今助けますからぁ!!」 全力疾走!!
「それなら止まれよヤクヅキちゃん!!」
「完全に見捨てて走っているではないか!しかも俺達より早い!」
「完全に彼女に関しては巻き込まれ事故ですね」
ヤクヅキをロールケーキで黙らせると生き残り目掛けて
「お・し・お・き・か・く・て・い・ね!」
しょうもない理由での鬼ごっこを始めるのであった
そして
「ふん!!」
「「「「「………」」」」」
部屋の片隅にはロールケーキをねじ込まれて白目剥いているウォズ達がいた
「コレでよし」
「じゃないよ!ハルくん!?」
「束、コレは必要な事なんだよ」
「そ、そうなのですか?」
「俺なりのスキンシップ…断じて馬鹿にされた怒った訳じゃないからね!」
「それが本音では?」
「カレン、言わないのが花だ」
「しかし疲れたな…甘いものが食べたくなったよベルファスト」
「はい、お菓子と紅茶でありますね」
「お願い…やったぜ!」
そして皆とティーパーティを楽しんでいると
「そう言えばハルト」
「何?」
「今回シトリー側に味方してゲームをすると聞いたぞ?」
「それと並行して新入りとの交流会も兼ねてるよ」
「程々にしておけよ」
「分かってる、さてとカイ達は元気かなぁ〜」
とだけ答えリュートの闘技場に向かうと
「………」
「カイーーーー!!!しっかりしろ!誰にやられた!!」
「万丈だ」→エボルト
「乾巧って奴の仕業だ」→北崎
「それとゴルゴムの仕業だ」→シャドームーン
「んな訳あるかぁ!!」
新入りのカイ、デスイマジン、アルビノレオイマジン、ウルフイマジン達が気絶していた 下手人?アウトサイダーズだよ!
「いやお前達、容赦無さすぎだろ!」
「まだまだだね」
「はっ倒すぞ、ネガ音也!!」
「まぁ待て魔王、俺達アウトサイダーズも成長していると言うところを見せようじゃないか」
「ほぉ」
「じゃあゴルドドライブから」
「あぁ私の研究開発の結果 人工神器を製作してみた」
「へぇ、そんなの出来たんだ」
「そしてこの巨大な日本刀型人工神器に電気を流して擬似的な禁手化させてみせよう」
「………ん?」
「見ていろ……これが……
卍…解!!」
「おい待てゴラァ!!」
ツッコミ代わりのドロップキックがクリーンヒット そのまま馬乗りになりマウントポジションから説教をかます
「お前のその声で卍解はあかん!!卍解でも挽回しきれないから!!あと別作品になるからそれはダメだぞゴルドドライブ!あと何か主役ぽいんだよぉ!!」
「ははは、冗談だともさ魔王」
「そうか?なーんか腑に落ちないけど…」
取り敢えず解放した後
「だが残念ながら今の技術での解放可能な時間は15秒フラット…それとついで私とて最近の研究成果を見せてあげよう、このハンドル剣を改造して斬撃を飛ばせるようになったのでな」
「へぇ、確かにハンドル剣ってエネルギー斬撃を飛ばしたりする描写がなかった……ん?…斬撃?おいまさか…」
「月牙……天衝!!」
何か黒いエネルギー斬撃が飛んだのを見て
「アウトじゃボケェ!!」
再度ドロップキックでツッコミを入れるハルトであった
「何でどいつもこいつもネタ方向に振り切れるかな!」
「お前がそうだからだろ?」
「克己さん辛辣ぅ!!」
そしてゴルドドライブを折檻していたが報告があると現れた大道克己と一緒に執務室に戻るのであった
「それで報告ってのは?」
「禍の団の拠点を叩いて捕虜を手に入れたが、一つ気になる情報があってな」
「ん?」
「次世代の悪魔達の中に禍の団に繋がるものがいると」
そのとんでも情報にハルトは
「おいマジか敵のブラフって可能性は?」
「ない俺達が拷問したからな」
「え、何それ見てみたかった!!!」
『おいそこかよ』
「その辺は諜報組に任せるとして…となると植民地側の噂が漏れ出たのは」
『其方の可能性も出てきたな』
「敵が領内で何かしらの工作活動をしているか、よしウルティマ」
「はいはーい」
「占領地内でなんか怪しそうな奴がいたら捕えろ最悪ヤクヅキに引き渡しても構わない必ず情報を吐かせろ」
「え、良いの!!」
「勿論ちゃんと調べた上でだ冤罪がないように頼む」
「分かった!やったーー!」
喜びのあまりスキップするウルティマを見て
「楽しそうで良かった」
『アレに追われる奴は可哀想だがな』
「しかし後は次世代の誰が内通者かって話だな」
「その辺りは尻尾が出るまで様子見だな」
「取り敢えず、この話は内密に頼むコッチでも調べるつもりだけど…もし現行犯で何かやらかしたら」
「証拠と共に捕縛か?」
「流石は克己さんだね」
「了解した、またな」
「気をつけてくださいねー!」
と克己を見送るハルトだが
「そうなると偽情報で奴等を誘導出来るのか?」
『だが奴等を釣るとしたら相当な餌が必要だな』
「だね、その辺はおいおい考えるかな」
「何を考えるのですか?」
「そりゃ……ってロスヴァイセ!?」
「はい」
「如何して此処に…あぁ何か別件って行ってたな」
「はい、その件が」
「ほほほ久しぶりじゃな魔王よ」
「オーディンさん!久しぶりですね」
と北欧勢力の長でロスヴァイセとサーシャの上司 北欧神話 主神 オーディンである…まぁ中身はすけべジジイなのだが
「何で冥界に?」
「リュートの観光と思ったのじゃが、アザゼルの小僧に呼ばれてのぉ恐らくお主が報告をあげた同盟や禍の団なるテロリストについての報告じゃろうな」
「あぁ俺の縄張りに喧嘩を売った命知らずだな」
「そんな奴がおるとはのぉ…」
オーディンも冷や汗をかきながらドン引きしていた
「それでロスヴァイセやサーシャが動いた訳か」
「そう言う事です。それと」
「久しぶりねハルト」
「げ…」
「げ、とは酷いわね」
「何で此処にいるんだよフレイヤ…」
「貴方がいるって聞いたからよ?」
「ソウデスカー」
「普通、男の子ならトキメク場面じゃないかしら?」
「ソウデスネー」
「少しは真面目に話してくれても良いんじゃないかしら?」
「ソウデスネー ジャア オレハコレデ」
「待ちなさいな何するのかしら?」
「筋トレ」
「これ以上筋肉つけてどうするつもりなの?」
「筋肉と暴力は全てを解決するって爺ちゃん言ってた」
「いやいやいや!流石のご隠居様もそんな事は言わないかと!」
「フィーニス!お前に爺ちゃんの何がわかる!」
「少なくともあのような聖人君子が。そのような事は言わないのは分かります!!」
「その通りだ」
「その通りなんだ!?」
と話していると
「大変です!タンニーンが何故か縄張りで暴れています!」
「あぁ、それは赤龍帝を鍛えてるんだよ」
「追加でティアマットが乱入して大変な事に!!」
「大丈夫だよ〜赤龍帝が取り立てられてるだけだから〜」
と朗らかに笑うハルトであったが一応は気になるのでタンニーンの元へと向かうのであった
そしてタンニーンの縄張り
「よぉタンニーン」
「魔王か」
「赤龍帝を鍛えてるんだよね?」
「そうだアザゼルから依頼を受けてな」
「俺もやるから混ぜてよ!」
「私は構わないが…」
『逃げろおおおお!ティアマットからタンニーンから…そして魔王から逃げろおおお!!』
「ドライグがトラウマ併発して大変な事になるぞ」
「うわぁ…」
流石のハルトも良心が痛むのであった
その夜、中々 禁手化に至れない一誠はアザゼルから神器について話を受けていたのだが
「そう言えば、ハルトさんって禁手化にどうやって目覚めたんですか?」
「ん?あぁ、それはな…ヒューとやってヒョイだよヒューヒョイ…分かんないの?センスねー」
「いや分かるかぁ!!」
「やめておけ、そいつは完全感覚派だからな」
アザゼルは笑いながら酒を飲むが
「あの……ヴァーリ があの時使ってた技って何なんですか?」
「ん?」
「ハルトさんの片腕を吹き飛ばした奴です」
イッセーからしたら理不尽の極みのようなハルトに一矢報いれた力に興味を持つのも無理はなかった
「おい」
「あぁ、覇龍か」
「覇龍?」
「覇龍……まぁ簡単に言っちまえば神器についた安全装置を外して半暴走状態にするって荒技だ」
「そんな技が…」
「だが絶対に使うな」
「え?」
「アレは言うなれば自爆技な所をヴァーリは膨大な魔力で無理矢理コントロールしてるだけ、お前さんが同じような事をしたら直ぐに潰れるぞ」
「そんな……けどヴァーリに勝つなら」
「え?そんなの簡単じゃん」
「え?」
「何?」
「ヴァーリ以上に死ぬ程鍛えまくれば間違いなく強くなるし覇龍だって制御出来るよ?」
「何を根拠に」
「俺の尊敬してやまない人も最初は自分の力が制御出来ないで困っていた時期があった、だがその人は……鍛えただけで全部を使い熟す事に成功したんだ」
「え、ええ!!」
「鍛えれば全てが解決する!」
「そうなんですか!!」
「その通りだ!俺の憧れて止まない偉大な御方!その1人の言葉に嘘なんて一つもない!!」
「おおお!」
「兎に角ガムシャラに鍛えれば心身、逞しくなり覇龍も従えられるだろう!」
「あ、ありがとうございます!!それと質問ですが!ハルトさんはどうやってハーレムを作ったんですか!」
「作ろうとして作ってない、だがな君がそれをしたいというなら先ずは全員引っくるめて養える甲斐性は持て無責任なものは後で壊れるようになってんだよ、そこの総督みたいな」
「俺に飛び火するなよ!!」
「それとだ…うちの嫁達に手を出したり卑猥な技のターゲットにしようとしたその時は地獄を見せてやる」
「肝に銘じます!!」
「ったく、んでアザゼル…覇龍ってのは使うのにデメリットしかないのか?」
「あぁ…一応、あの技には歴代所有者の怨念云々があるんだが…」
「怨念なんて、そんなの力で捩じ伏せろ!!歴代所有者なんぞ全員薙ぎ倒して自分が最強と証明するか対話するかだ!俺はそうした!なぁ『
『誰が怨念だゴラァ!それはアナザーゴーストだけだろうがぁ!!』
そう話してる中
「おい何だよその理論もない脳筋は」
『あ……』
「ほぉ、貴様は俺が憧れて止まない偉大な御方を愚弄したな」
「ちょ、ちょっと待て!!」
「問答無用だ夜の森に響け!音撃斬!雷電激震!!」
『殺意が高過ぎるぅ!!』
と話している中 ハルトのファイズフォンXに着信が入り出ると一旦手を止めて電話に出る
「もしもーし」
『ハルト様、大変です!!』
「どしたー」
『ハルト様の祖父母様がリュートに遊びに来てます!!』
「何ですとおおおおお!!!」
ハルトは慌てて転移してリュートに戻るとそこには
「ほほほ、良い良いそんなに儂らは唯の隠居しとる身じゃ、そんなに過剰にもてなしされると気が引けるわ」
「そうですとも」
と話しているのを見て
「ちょっ!」
「おぉハルト、久しぶりじゃのぉ」
「久しぶりねぇ」
「うん久しぶり!じゃないよ爺ちゃん婆ちゃんも何しに来たのさ!!」
「ドラゴンを見に来たのよ」
「それならデロウスがいるじゃん」
「儂は一狩り行こうぜ!のノリできたのじゃよ」
「爺ちゃん?アレはドラゴナイトハンターZだけだからゲームだからね?」
「大丈夫じゃよハルト…任せておきなさい爺ちゃんはこう見えて昔、日本刀の一振りで敵の軍艦を両断した事があるからのぉ」
「んな訳あるかぁ!!そんな超人があの世界にいたら歴史に名前を残してるわぁ!」
「ほほほ、懐かしいのぉ…昔は世界政府の軍艦を盗むのに刀片手に仲間と乗り込んだのぉ」
「は?政府の軍艦?………っ!ちょ、爺ちゃんって何者なのさ!!」
「ただの爺さんじゃよ」
「そんな訳あるかぁ!!」
全力否定するが後ろでウォズ達は ハルトの祖父だし出来るんじゃね?と話していたという
「てか、そんな危ない真似は辞めてよ!今この場所には頭おかしい奴が沢山いるんだ!」
「ほほ懐かしいのぉ、儂も若い頃はそんな輩と戦ってたわ」
「爺ちゃん何者?」
「ん〜何大した事ないとも、函館で色々ヤンチャしただけじゃ」
余談だが後に話を聞いた二亜がインタビューしようとハルトの祖父母に突撃する一幕があったのは言うまでもなかった
「ん?……いやいや!!2人には安全な本国でゆっくりして欲しいんだよ…つか、あの双子はどうしたのさぁ!!」
「あの2人なら温泉で羽根を伸ばしているよ」
「護衛任務放棄してんじゃねぇ!職務怠慢でランゴさんの所に送り返してやろうかぁ!」
血走る目だがそんなの知らんとばかりに
「そんな事よりハルトよ、ドラゴンは何処におるのじゃ?」
「え?ドラゴンなぁ…」
タンニーンはいるが現在は鍛錬中だし
「いるけど?」
「よし行くぞい!爺ちゃんは昔からドラゴンの背中に乗り空を飛ぶのが夢じゃったんじゃ!」
「一狩り来たんじゃないの?」
「あらあら、お爺さん…歳を考えてくださいな」
「何を言う!こう言うのは楽しんだもの勝ちじゃあ!行くぞ婆さん!」
「あらあら、まぁ戦って死ぬなら本望よ…私も老いても九蛇の戦士というのを見せてあげましょう」
「2人ともちょっと落ち着いてよおおお!!」
「我が魔王が止める側とは珍しい」
「「「「うんうん」」」」
この時 アナザーライダー達は思った
この祖父母にして、この孫ありだな と
予告
台風のようにやってきたハルトの祖父母、その混乱の最中 禍の団が暗躍を始めるのであった!そしてグレモリー眷属にも問題が生まれる中 ハルト達はシトリー眷属の訓練に付き合うのである
次回!そんなこんなでブートキャンプ!お楽しみに!