初めましてのオーディエンスの皆様は初めまして!!いつも読んでいただいているオーディエンスはありがとうございます!!カグ槌です!!
皆様のおかげでお気に入り登録が300人を突破した記念の短編です!
今回はハルトの祖父母の物語 若い日の彼等がどのように出会ったのか!という話ですね…そうですなぁ これは0へと至る物語 ですかね
ではどうぞ!
それはある日の事
「なぁ皆」
「どうしましたか我が魔王?」
「爺ちゃんが若い時、どんな人だったか見に行こうぜ!」
「は?」
「んじゃGO!!」
とハルトは思いつきでアナザータイムマジーンに乗り込み祖父が若かった頃へと飛ぶのであった
時は明治二年
鳥羽・伏見の戦いから端を発した戊辰戦争 新たな日本を目指す新政府に対するは旧幕府最後の精鋭にして最後の武士が集う 時代の徒花 蝦夷共和国 しかし蝦夷共和国は数的劣勢や新政府軍の装備の質に押され始めていた!
新政府軍が旧幕府軍を倒すべく二股口へと向かおうとする中、ハルト達はこっそりと見守っていた
そんな戦場をかける刀片手に笑みを浮かべる若い侍が1人
「はははは!!取ったらぁ!」
洋装に刀 羽織として浅葱のだんだら羽織 誠を背負い戦っていた
銃や大砲飛び交う戦場において単騎で敵の側背を走り抜け単独で奇襲し敵を混乱させたのである
「で、出たあああ鬼だぁ!!」
「何をしている!早く撃て!!」
「馬に乗ってるテメェが大将か!!大将なんだな!!その首取ったぁ!!」
斬!!! 振り下ろされた一太刀は寸分も違わず敵司令官の首を両断したのである
「隊長!!」
「はははは!!!敵将討ち取ったぁ!!」
「クソォ!!」「辞めろ撃つな!!」
「!!」
銃を構えるが それは悪手である放たれた弾丸は回避されると仲間に当たる
ー密集しての銃は悪手、単騎相手は刀だろうがいー
「鉄砲で俺の命が取れると思うなぁ!!」
内心ツッコミしながら相手しているが混乱が起これば自分の上司は潮目を変える
内部での混乱を見て理解した戦術の鬼は外側からの銃撃で更に混乱へと追い込んだのだ
「かかれぇ!」
おおおおおおお!!!
そう副長が声を出すと待機していた仲間が突っ込んで白兵戦へと様相を変える
「どうですかい?俺の奇襲は!!」
「紛れ当たりが大きく出ただけだろうが…ったく無茶しやがって」
「へへへ、すみませんねぇ」
「だが司令官を切り捨てたのはお手柄だなお陰で奴等は混乱してるぞ」
「うっす!このまま奴等を寒い北の海に叩き落としてやります!!」
「よく言った!行くぞ!」
「はい!…待ってろよ北海の幸!!」
「いやそっちか」
背中合わせで上司の背中を守っていた侍、名を常葉春正 彼が主役である
「あぁ俺って優しい…忌々しい薩長の奴等でも一思いに一太刀で首を刎ねてあげるなんて……おい薩長の兵ども……いつまでもテメェ等は生きてんじゃねぇよ!!その首を北の大地に置いてけ!畑の肥料になれやああああ!!」
「逃げろおお!鬼が出たああああ!!」
「知ってるか!!何で桜の木はあんな綺麗な花が咲くか!!それはなぁあの木の下には死体が埋まってて、その血で花が咲くんだよぉ!!」
「逃げろおお!俺達、鬼の手で埋められるぞおお!!」
「逃すかあああああ!特に薩摩野郎!!テメェ等は訛りきつくて何言ってんのか分かんねーんだよ!!日本語話せやぁ!!」
「グアアアアアアア!」
「隊長!!」
「次はどいつダァ!!見つけたぁ…テメェだぁ!!首の数は手柄の数ぅ!!」
と刀片手に悪鬼スマイルを浮かべながら敵を追撃する姿に上官は思わず
「なぁ、あいつだけ価値観が戦国時代じゃね?」
「副長……皆がそう思っております」
戦場を単騎で駆け抜け、中でも隠密奇襲を得意し夜には単騎で敵陣地に火をつけ周り、さり気無く 上官や隊長達の首を跳ね飛ばして回る危険人物、奇襲の際には馬に乗ってる上官の首を最優先で狙う事から
新政府軍も首を狩られぬ 指揮官と悟られぬように下馬して歩けという地味に新政府軍の進軍を遅らせるような手柄もあげている
「はははは!!次はどいつだぁ!!」
戦場で鬼と呼ばれ笑う 青年 常葉春正がいた
余談だがこっそり見に来たハルトは目を見開くと過去を思い出す
【爺ちゃんって何してたの?】
【ん〜そうじゃなぁ…刀片手に銃を持ってる人を切り捨てておったよ】
【そんな時代劇みたいな事ないよー!】
【ほほほ、あの頃の儂は血気盛んだったからのぉ】
【全然想像つかないや】
アレは本当だったじゃん!!叫び、ウォズ達は あぁ、やっぱりあの人はハルトの祖父だと変な安堵を覚えたのである
そんな乱戦を繰り広げていたのは数時間前 現在は この二股口の背後を突かれた事により退路が塞がれる事を警戒して拠点である五稜郭に撤退しているのだ
「納得いかねぇ勝ってたのに」
戦術レベルでは勝利していたが 戦略として見たら負けたである
「仕方ねぇさ奴等が上手だっただけだ次は勝つぞ」
「うっす!」
「しかしお前さんは戦いが終わったらどうするんだ?」
「俺ですかい?そうですなぁ…のんびり剣道場でもやりたいかな」
「…………」
先程の暴れぶりを見ていてそんなセリフよく吐けたなと周りの仲間達も呆れているが
「刀、また折れたのか?」
「えぇ、またですよ」
「何本折れば気が済むんだ?」
「刀なんて消耗品ですぜ名刀でも折れる時は折れる、俺が使っても折れない刀なんか…それこそ妖刀の類じゃねぇんですかい?」
「違いないな…そういえばお前さんは女房迎えたりしないのか?」
「妻?いやいや!俺なんか、そんなのとは縁遠いですよ初恋とかだってないのに」
「そうかいそうかい、そんな奴程惚れたら面白いんだが……まぁお前さんは女房の尻に敷かれるな」
「そんな訳無いですって、俺が女性に言い寄られたり複数人から好意を持たれるなんてそんな事ありえないですよ!!こんな俺が…」
「………気のせいだろうか何故かお前さんがそんな光景になる光景が見えたぞ」
「不穏な事言わないでくださいよ副長!!そんな事絶対にないですから!俺より強いなら嫁になって欲しいと思いますがそう考えるって事は向こうも同じでしょうよ」
「お前は何処の戦闘民族だ……ま、地獄の鬼について来てもらえるなら頼もしいぜ」
「ははは、あの鬼の副長に鬼扱いされましたか」
「あ?」
「何でもありません!!」
そう話していた時 突如 周りに謎の霧が現れたのである
「おい霧が濃いな気をつけろ!」
「副長!俺、新政府の奴等が待ち伏せてないか見て来ます!あわゆくばこの霧を利用して奴等へ奇襲してやります!」
「行くな!!春正!!それと何故か知らないが後者の方が目的な気がするから早く戻れ!!」
「ははははは!!!」
「ダメです副長!あの人まったく話を聞いてません!!」
「クソッ!何て考えなしに暴れるんだ!近藤さんがいてくれれば!」
「まぁ先陣切りたがる性格は昔からですからねぇ」
「鉄砲玉としては優秀なんですよねぇ」
「早く連れ戻せ!!」
副長の静止を振り切った
見ていた孫は 何してんの!?と驚き 家臣団は やっぱりこの人の祖父だわと納得していた
霧を抜ける
そこで春正が見たのは
「………?」
北国の寒さなど消え失せ、奇妙奇天烈な格好をした異国の者達が何かを奪い合っている光景だったが
「新政府の奴等め…よく分からんが港に何か変な奴等を呼び寄せたんだな…許せねぇ!!この蝦夷は渡さんぞ!」
と刀を抜き放ち、真っ先に切り掛かったのは軽装の海兵である
「ぐぁ!!」
「な、何だ貴様は!海賊か!!」
「海賊!?何て失礼な奴だな俺は侍だ!」
「侍!!まさかワノ国から侍が出たのか!」
「何を言ってるかさっぱり分からんなぁ!まさか薩摩訛りか!!良いかぁ薩長は敵だ!!俺と会話したいなら、せめて蘭語か仏語か日本語で喋れやぁ!!」
袈裟斬りで銃ごと両断して海兵を倒すのであった
「………此処はまさか蝦夷ではないのか!」
春正 異変に気づくのであったが
「まぁ良い、此処が何処であろうと関係ない!これは俺の喧嘩じゃああ!!」
と春正は日本刀片手に海兵達を斬獲して言ったのだが
「ろ、ロックス海賊団だぁ!!」
「ろっくす?」
「逃げろおお!」
「か、海賊船?やはり何かおかしいぞ…いや確かに榎本総督は新政府から見れば海賊だが…うーむ、よく分からんな!俺考えると頭痛くなるし!」
「ぐぁ!」
「やはり細かい事はよくわからん!俺はただ切るのみ!」
その迷いのない太刀筋と気迫は強者を引き寄せたのである
「グララララララ!!何か威勢の良いガキが暴れてるじゃねぇか!おい小僧、お前さん何処の者だ?」
「おぉ大きいのぉ薙刀に大男、まるで弁慶みたいじゃあ!…失礼したな!俺は常葉春正 蝦夷共和国という北の大島から来た侍じゃ!お前さんは誰だ?」
「侍か…俺ぁ白ひげとでも呼んでくれ」
「白ひげ…確かにその威厳に相応しいのぉ立派なヒゲだな!」
「しかし侍が何でこんな所に…」
「悪いが知らん!いきなりこんな所に来たと思ってビックリしてた所に奴等から武器を向けられたんで反撃して切っただけだ!」
孫が孫なら祖父も祖父である
「おいおい……っおい待て!グロリオーサ!」
「ん?………っ!!」
春正は防御の構えを取るがその蹴りに刀がへし折れてしまう
「んなっ!女の蹴りで刀が折れたぁ!?どんな体してるんだよ!」
「……………」
「がっ!」
そのままの勢いで春正は押し倒されてしまう、万事窮す!!
「此処までか…まさか俺が女子に負けるとは世界は広いなぁ…土方さん申し訳ないどうやら俺は此処までのようです…叶うなら最期まで戦いたかった…」
辞世の句を読もうとしたがせめて俺を殺す奴の顔は見ておこう でないと相手に失礼と春正は慌ててその下手人の顔を見る、その桜色の長髪にキリッとした目と容姿、日本人離れしたスタイルの良さ ぶっちゃけよう春正からすれば滅茶苦茶タイプであった
「!!!!」
春正 恋に落ちる コレが彼の初恋であった…
「あぁ、けどまぁアンタみたいな美人に殺されるなら悪くもないか…」
それは向こうも同じようで
「アンタ……名前は?」
「常葉…春正…」
「ハルマサか…良い名だね」
「アンタは?せめて殺す相手の名前は知りたいものだ」
「私かい?私はグロリオーサ」
「やはり異国の…しかし日本語が上手いですなぁグロリオーサ殿」
「日本語?まぁ良い、アンタ…強くて中々良い男だね私の夫になりな」
「はい?」
「了承を得たな」
「今の了承ではなく確認なんだが?」
「お前は私に負けた それならお前は私のもので私はお前のものだ、残りの人生は死ぬまで私の為に使って、私はお前の為に使ってやる…良いな」
「勿論、祝言はいつにしますか?」
この男、迷いがなさすぎたのである
余談だがハルトは白目剥いて気絶、ウォズ達はこの人の家系ってとんでもない事にばかり巻き込まれてるなと思うとハルトを抱えてアナザータイムマジーンに戻り監視を続けた
「即答か!こりゃ面白い」
と笑う白ヒゲだが春正は
「白ひげさんや…俺はこの人に負けたのだ、ならば煮るも焼かれるも彼女次第だ、それこそ殺されると覚悟したが真逆……求婚されるとは思わなかった」
「っ!」
「こんな美人に惚れられるとは…俺も捨てたものではないな」
と笑顔で答える春正だがグロリオーサに対して露出の多さが気になったのか
「っと失礼、グロリオーサさんやそんな格好だぞ風邪を引くぞ」
自分の大事な羽織を着せたのである
「あ、ありがとう…」
「気にするな、それで此処は何処だ?まぁ細かい事は後で聞くとしても刀が折れたから新しいのが欲しい…でないと新政府と戦えないからなぁ」
「刀か…折ってしまったからね、よし私がついていって新しい刀を探してやろうじゃないか」
「良いのか!感謝する!!」
「刀を折ったのもコイツだがな」
白ひげはそうツッコミを入れたが春正は
「白ひげさんや!良かったらまた今度お酒でも飲もうや!…よし取り敢えず」
と兵士の死体から剣を剥ぎ取るが
「やはり刀の方が良いな」
とだけ言うなり春正は…
「む、何か知らぬが彼処から面白い匂いがするな…行くぞ!!」
と走り出すのであった
「ちょっと待ちなさいな!!」
そして走り出した先にあったのは
「何だ、この箱は?」
それは未来からのオーディエンスが送るようなデザグラの箱である
映像越しとは言え驚愕するウォズ達だが、しかしながら当然 春正はそんな事知らないので開けてみると そこには
「おぉ……なんだコレは?果物か?しかし珍妙な異国のものは皆こうなのか?」
「これは悪魔の実じゃないかい!」
「悪魔の実?まぁ良いわ、腹が減っては戦はできぬというし…ではいただきます」
「い、いや、ちょっ!!」
「んぐ!!何じゃこの実は…不味い!!」
「無理もないさ、と言うより体は大丈夫かい?」
「大丈夫だ、ほれみろ!……え、俺の体が…馬の骨の化け物になってるぅう!!」
よく見ると自分の体が馬の全身骨格のようになっていたのである!
「悪魔の実だね、それも動物系…へぇ幻獣種か」
「幻獣か何かは知らんが取り敢えず、早く走るぞ!馬の体は便利そうだから良いのぉ!骨だけだから普通より軽い感じがするぞ!」
「適応が早くかい!?」
「化け物になろうが俺は俺だからな!…よし!はああああ!!!」
春正はそのまま獣型のまま走り出すとグロリオーサは背に乗り目的地に向かうのであった
そんな時 宝物庫というか商品が収められる箱が並んでいた
「ヒーハー!やったぜ!!」
と何かテンションの高い男?とやたらガタイのでかい男がいたが その子供を見て襲い掛かろうとする女性が…む
「グロリオーサよ危ないから降りてくれ」
「アンタ、リンリンに何する気だい!」
「どんな事情であれ子供に暴力を振るう輩は誰であれ……」
獣型になると高速で移動 そのまま馬の後ろ足でリンリン目掛けて強烈な蹴りを叩き込んだのである
「許せん!!」
「まー!」
「っと」
春正は人型に戻ると懐に隠していた紙タバコを近くの火災から火をつけて煙を吸い込み吐き出す
「早く逃げな小僧ども、あのガタイの良い姉ちゃんは俺が相手してやるから」
「に、逃がしてくれるの?」
「おうよ、お兄さんはこう見えて…子供の味方なのよ」
「あ、ありがとう!」「感謝するよ!」
「気にするな元気でやれよ」
だが青い実はあの女が分捕ったようである、しかし
「ふぅ…鴨さんや沖田隊長みたいな事、言っちまったよ…あーあらしくない」
「あんた…女の顔面に蹴り入れてタダで済むと思ってんのかい!」
「子供相手に大人気なく暴力を振るうような奴は男でも女でも関係ない、何で此処に来たかは知らないが…俺は俺の士道を貫くまでよ かかってこい…新選組隊士 常葉春正 いざ参る!」
「あまり私を舐めんじゃないよ!!」
と両者の戦闘は ゴッドバレーで巻き起こったのである
ーーーー
そして現在
「という訳で その戦いの時に刀を再度無くした儂は宝物庫…まぁ景品として飾られていた 初代鬼徹を見つけて依頼 その刀を相棒にして婆さんと島を出たと言う訳じゃ」
「うへぇ……」
「その後は婆さんと一緒に色んな世界を見てきた…世界は広いと思ったよ」
「そうなんだ」
「因みにその時 新政府側にいた野田という男も一緒の島にいたらしくてな そいつは別の船に乗せられたよ」
「………野田?」
「彼奴は筋骨隆々のメガネをかけた大男であったわ儂と何度も戦場で刃を交えたのじゃよ」
「は……はは、まさかナツキの爺さんとかな…」
「儂は刀で、奴は撲殺!と書かれた鉄製メリケンサックでのぉ」
「別人だな絶対アイツの爺ちゃんじゃねぇよ、てか何で近代兵器出回ってるのに前時代的な白兵戦してんのさ爺ちゃん」
「ほほほ、楽しいからじゃよ」
「やはり我が魔王のアレは遺伝ですね」
「受け継がれるその因子」
「納得しかなかったです」
「てか、爺ちゃん悪魔の実食べたって言ってたな……っ!まさか俺が泳げないのはそのせい!」
「違うぞ、お主は昔からカナヅチなだけじゃ」
「それはそれでショック!」
「それで何の実を食べたのですか?」
「確か、妖……馬骨になれる実じゃな、応用でケンタウロスにもなれるぞい」
「馬…ケンタウロス、そうだ!爺ちゃん、オーガのベルトつけない?」
「辞めなさい」
「そんで爺ちゃん達は?」
「うむ、儂の世界に戻ったら元号が二、三変わっておったわ…そこで剣道場を作り平和に暮らしたのじゃよ」
後日談
「嫌ダァ!俺はずっと此処で子供達に剣を教えながら料理を作って、お嫁さんの帰りを待つんだ!普通の男の子になるんだ!」
「お前が普通の男の子になんてなれる訳ないだろ!!この人斬りが!!」
「何だとぉ!もう一回言ってみろ、脳筋野田ああああ!!」
「お前が嫁にした奴がどんだけヤバい奴か知らない癖に!!」
「お前に言われたくないな!!それと俺のお嫁さんを馬鹿にする奴は鬼徹の錆にしてやる!!刀を抜けええ!」
「ふざけるなあああああ!!やはり戊辰の決着はつけておくかあああ!!」
「逝けやあ!」
と春正は鬼徹を抜刀 野田は撲殺!と刻まれたメリケンサックを大きく振りかぶり殴ろうとしたが
「アンタ、何してんだい!こんな所で刀抜かないでおくれ!」
「っと、悪かったな」
「アンタもだよ!」
「へい!」
「まったく」
と離れたのを確認すると
「おい春正」
「何だ?」
「お前さんとは戦場で長い付き合いだったが…何で彼処まで気の強い嫁さん貰った?」
「貰った…いや貰われたが正解だ、ふっ…男ならアレくらい気の強い女性の方が好みじゃろ、あの時 あの人に押し倒された時に惚れちまった」
「お前さんの家系…全員相手の尻に敷かれそうだな」
「ははは!かも知れんな前に副長にも言われたよ、俺の孫やその子もそうなるかもな」
「可哀想にな」
「お主は昔話の清姫のような女に好かれるかもな」
「縁起でもねえ事 言うんじゃねぇよ!俺の子や孫はそんな事にはならねぇ!!」
「ははは」
「笑って誤魔化すなぁ!!」
続く?