無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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以外と知らない所で

 

 

前回のあらすじ

 

リュート復興の事後処理やな追われるハルト達だが 街で怪人達を闇討ちされるという事件が発生 その事件の犯人は 黄金妖精事件後に教会から証拠隠滅などで派遣されたエージェント、シャロン・ホーリーグレイル、その腕前はハルトを生身で追い込む程の実力者だった

 

仲間達の協力の上で何とかシャロンを捕縛したハルト達であったが 彼女から提供された情報には頭を抱えるのであった

 

 

 

リュートの監獄にて

 

 

「つまりアレか?悪魔は俺と婚約、堕天使にはライダーシステムを提供したから三大勢力のバランスが崩れている…それを拮抗させる為に俺達からライダーシステムを強奪しようとしたって事か?」

 

 

「概ねその通りだな」

 

 

「うへぇ…バカじゃねえの?俺から奪ったライダーシステムを転用したら俺に喧嘩売ってると分からないかなぁ」

 

 

「実際、お前が教会というより上層部の天使側に力を貸したがらないのも不信の理由にあるがな」

 

 

「寧ろ逆に連中に手を貸す理由がないんだよな、黄金妖精の件といい聖剣計画や聖剣事件といい奴等は俺の地雷を踏み抜いたからな」

 

 

 

「それはそうだが三大勢力の均衡が崩れれば天使陣営も危ないのさ…実際天使は種族的に仲間を増やし辛いからな」

 

 

「それでアレだろ?悪魔の駒の天使番とも呼べるトランプ型のアイテムをアザゼルが作ったんだろ?」

 

 

「あぁ、そうだ」

 

 

「トランプ型か…やはり転生天使もカテゴリーAとかカテゴリーKとか呼ばれるのか……不味い!バトルファイトを宣言する捻り蒟蒻が来るぞ」

 

 

「は?」

 

 

「トランプモチーフとかラウズカードじゃん、つまり天使陣営は最強の天使と進化をかけてのバトルファイトを始めようと言うのか…カテゴリーAはオレノモノダー!」

 

 

『落ち着け相棒』

 

 

「だが相棒…統制者…あの捻り蒟蒻がやってきたら…大変な事に!」

 

『安心しろ貴様も知ってると思うが…実は統制者の対となる存在に破壊者がいる 来るとしたら其方だ』

 

 

「破壊者?それってディケイドだろ?」

 

 

『違うぞ、その破壊者はな…何と!』

 

『俺だあああああ!!』

 

 

「え?アナザーブレイドが破壊者なの!?」

 

『正確には俺の姿を借りただけだがな』

 

 

「へぇブレイドにもジオウのブレイド編と地続きなストーリーがあるのか」

 

 

『そしてアナザーブレイドはブレイド、カリス、ギャレン、レンゲルのキングフォーム勢揃いからの必殺技で爆散したのだ!』

 

 

「ちょっと待って滅茶苦茶そのストーリーを見たいんだけど!?何処で見れるか教えてくれない!今すぐみたい!」

 

 

『そう言うと思ったから映像は此方だぁ!』

 

 

「よっしゃああああ!!」

 

 

「あぁ…と尋問は終わりか?」

 

 

「いや少し待てハルト坊が見終わるまでな…そうだ取引をするか?」

 

 

「取引?」

 

 

 

視聴が終わり

 

 

「うぅ……神作じゃないか…叶うなら映像作品でみたい…」

 

 

「おーいハルト坊」

 

 

「っ!そ、それでお前がライダーシステム強奪に派遣されたと」

 

 

「そうだ幸いな事にお前とは一度戦っているからなある程度対策は立てたつもりだったが」

 

 

「まぁ俺だけなら何とかなっても仲間がいる前提はなかっただろうよ」

 

 

「そうだな」

 

 

「つか以外と素直に話すのな」

 

 

「君の所の筆頭拷問官と取引をしたんだ、私の知る情報は偽りなく伝えるから乱暴は辞めて欲しいとな」

 

 

「何か甘くないかヤクヅキ?」

 

 

「そう言うと思ってモルガンやウルティマに協力してもらって強力な嘘発見器を用意したぞ」

 

 

「どんなの?」

 

 

「嘘つけば全身がウルティマが作った毒に蝕まれ、モルガン仕込みの魔術により激痛が走るという代物じゃ」

 

 

「それ激痛で即死しないか?モルガンやウルティマ基準とか…」

 

 

ウルティマなら笑いながらエゲツナイ猛毒を作るだろう…何せ以前

 

 

【ハル…ごめんなさい…毒で遊んでたら『囚人(玩具)』が泡吹いたまま動かなくなって…壊れちゃった】

 

 

【もう仕方ないな〜ウルティマは、どんな毒を使ったんだい?】

 

『おい叱れよ』

 

 

【四獣の毒を加工したの】

 

【大丈夫かウルティマ!体に異変とかない!あの毒雨は俺でもちょっと風邪引いたかな?くらいのダメージが入るんだぞ!】

 

『基準がおかしいぞ!』

 

【大丈夫だよボクには毒耐性もあるし、それに聞いて聞いて!ボクの魔法で威力も上げれたんだよ!】

 

【良いね!】

 

【ボク、ちょっと試してくるね!】

 

【おーう!気をつけてね!】

 

『いや止めろよ!!』

 

 

とウルティマを絶賛した数日後、シンフォギア世界にある国家で緑色の毒雨が降り…大量殺人事件が発生 結果として国が滅んだというニュースを見て、唖然としたハルトであったが 

 

 

「まぁ良いや、あの世界の人間がどうなろうと…寧ろ良くやったぞウルティマ〜」

 

 

膝上に座る満面の笑みを浮かべる悪魔の頭を撫でるのであった

 

 

ハルトはそれはもうご機嫌で ナツキにその映像を見せて 耳元で

 

 

【しっかり見ろよナツキ、これも全部君のせいで、こうなったんだよぉ】

 

【そ、そんな…】

 

【君は俺の命を奪おうとしたんだ、ならその分 君から取り立てないといけないんだ、ほら精算が始まる】

 

更に追い討ちとばかりにカレラの暇つぶし核撃魔法がある都市を焼き尽くす

 

 

【まぁ、これだけ痛めつければ向こうの奴等も悪巧み出来ないでしょ】

 

 

と煽り倒す事も忘れない そしてダメ押しとばかりに

 

 

「あの時は良くもやってくれたな、この裏切り者めが」

 

 

そう呪詛のように吐き出しながら

 

 

サッカーのスパイクを履いてナツキを踏み締めて、ナツキを踏み締めて!ナツキを踏み締めて!踏み締めーてー!と満足するまでナツキを大地に踏み締めさせて帰った、自分を殺そうとした奴を許す程 ハルトも寛容ではないのである何せ

 

 

【次、俺に逆らったら君をカートリッジにするからね】

 

 

と笑顔で言い退けたのだから

 

 

 

「無論、本人が本当と思ってる嘘情報には反応せんからの」

 

 

「その辺の見極めは大事だな」

 

 

「その通りじゃ、まぁハルト坊が望むなら直ぐにでも」

 

 

「いや、ミカエルの確認が取れてからだ外交ルートで一応の抗議中だ…つかサーゼクスとアザゼルに今回の件をチクった」

 

 

『その結果 ミカエルは2人からも問い詰められているな』

 

 

「三大勢力vs逢魔になったら禍の団が喜ぶな」

 

 

「と言うよりアザゼルやサーゼクスにはこの間、警告したばかりだったからな」

 

 

流石に以前の報復みたいな事にはなりたくないのはお互い様だろうし

 

 

「まぁ確かに天使陣営は妾達との接点が少ないから悪魔や堕天使のように逢魔の技術を取り込めそうなアテがないとなれば」

 

 

「奪いに来るってか?アイツらの方が余程 堕天使じゃん…やっぱり戦兎さん達以外で愛とか正義とか掲げる奴等にはロクなのがいないな…結局は自分の為じゃないか、保身の為にアーシアやデュランダルの使い手を手放したんだからな」

 

 

「結局は正義なんて何処にもないんじゃからのぉ」

 

 

「やはり本物の聖人君子は、あのアンパンのヒーローくらいか」

 

としみじみ思うも

 

 

 

「取り敢えずシャロン、貴様の状況は分かってるな」

 

 

「無論だとも、このままではそこの拷問官の手で家具に加工されるとな」

 

 

「理解が早いのぉ、褒美として自我を残したまま加工してやろうではないか」

 

 

「待て、判断が早い」

 

 

ヤクヅキを止めるとシャロンに尋ねる

 

 

「情報提供次第ではミカエルに復帰の口利きするが?」

 

 

「何が知りたい」

 

 

「今回の黒幕だ、シャロンは誰に命令を受けた?」

 

 

ハルトからすれば火種そのものを取り除ければ文句はない

 

 

「教会の上層部…それも現同盟に反対派の誰かだろうが、誰かまでは知らない」

 

 

との事なので

 

 

「んじゃ教会の上層部を皆殺しにすれば全部解決だな」

 

 

この間0.2秒である

 

 

「ハルト坊、判断が早いぞ!」

 

 

「えぇ!」

 

 

「そんな事をしたらこの世界の人間達が混乱するぞ」

 

 

 

「おいおいヤクヅキ、人間の悲鳴と絶望が何よりも快楽で音楽なレジェンドルガのロードが随分と丸くなったじゃないか」

 

 

「っ!」

 

『何、ハッとしてんだ良いんだよ丸くて』

 

 

「本当、俺達と長くいたせいでお前もだが他の連中も頭が硬くなったんじゃないか?」

 

 

「それは…」

 

 

 

「取り敢えずだ主犯の首を物理的に跳ね飛ばすか…そうだヤクヅキ!最近、二亜から勧められた漫画があるんだが、その深淵からの上昇不可を無効化する不思議なカートリッジというものがあるのだが…作れるか?」

 

 

「何じゃそれは?」

 

 

「この漫画とアニメなんだけど」

 

 

読書中

 

 

「な、何じゃ!この発明や環境から来る変異は!妾には無かった新しいインスピレーションじゃあ!!流石は二亜、ハルト坊の妃じゃなぁ!!」

 

 

「そうかぁ早速「作ってみるのじゃ!」そうかぁ」

 

 

「待っておれ黎明卿!!妾の作品でお主を超えて見せよう!!まずは囚人達を成れ果てみたいにしてやろう!!」

 

 

と燃えるヤクヅキを見て

 

 

『いや、人の心ぉ!』

 

 

『許さんぞ…おのれボンドルドぉ!』

 

 

 

「良いのか!良いだろう!奴等はハルト坊の大事なもの…その価値を侮辱した、そんなつまらない価値の奴がハルト坊を傷つけたのじゃ!分かっておるじゃろうハルト坊!逢魔の流儀ならば!」

 

 

「あぁ…さぁ、精算を始めよう」

 

 

『フィリップみたいなテンションで言ってる場合かぁ!』

 

 

『おい待てええ!止めろ!この作品の対象年齢が上がるうう!』

 

 

「俺はやっぱり反抗勢力には目に見える凄惨さと恐怖を与えてやりたいと思ってね、まぁシャロンは司法取引で解放するが…そうなると」

 

 

「私は我が身可愛さに上司や情報を売り渡した裏切り者だな教会に帰れば殺される」

 

 

「そうなるから教会の腐敗した上層部全員、カートリッジにしてやろうかと」

 

 

『何に備えてのカートリッジなんだよ!?』

 

 

「何だろうね?」

 

 

『なぁ、これ教会の連中大丈夫かな?』

 

 

『え、嘘!こんなヤバい状況からでも入れる保険があるんですか!』

 

 

『マジかよ!今度、ネオ黎斗に聞いてみるか』

 

 

「え、何でネオ黎斗?」

 

 

『な、何故か相談しようと思ったのだ…』

 

 

「そうか…いや確かに元社長だからその辺は詳しそうだけども…何でだ?…っ!まさか新檀黎斗時代のコンティニューの度に生命保険が使われていたのかぁ!」

 

『んな訳あるか!』

 

 

 

「困った、これは困ったなハルト?」

 

 

「自業自得だ」

 

 

「だから責任をとって私を雇うか婚姻しろ」

 

 

「やだ」

 

 

「私のこの体を好き勝手して良いと言ってもか?今ならあんな事やこんな事も可能だぞ?」

 

と態とらしく足を組み替える…スリットが入った服から見える足が艶めかしい…こほん

 

 

「そんな誘惑しても乗らないぞ妻帯者舐めるな」

 

『説得力がないな』

 

 

「チラリと見ていたが?」

 

 

「送り返されたいか」

 

 

「本当に残念じゃな、ハルト坊をそんな方法で籠絡出来たら今以上に妃が増えておるわ」

 

 

「一言余計だ」

 

 

とヤクヅキが動くのを再度止める

 

 

「だが残念な事に、シスターシャロンを助けてとクトリや他の黄金妖精達から助命嘆願されてるんだよなぁ」

 

 

「あの子達が?」

 

 

「あの研究所で最後まであの子達を守ろうとした優しいシスターさんを助けてってな」

 

 

そう、ハルトが助けたのも状況報告した際にクトリ達から殺さないでと頼まれたから

 

 

「それに彼処にいたのも俺達が襲ったってのを聞いて 施設に生き残りがいないから探しに来たんだろ?何せ悪魔達を虐殺した前後だったからな」

 

 

「何の事やら」

 

 

「丁度良く、黄金妖精の子達がいる施設の管理人がいなくて困ってたんだよ…そこでなら雇えるぞ?」

 

 

「はぁ……仕方ない子達だな」

 

 

「つー訳でヤクヅキ、報復は彼女に命令した奴だそれに留めろ」

 

 

「了解じゃ、ハルト坊…しかしまぁ」

 

 

「んだよ?」

 

 

「ハルト坊は甘いの」

 

 

「んな訳ねぇ、俺の愛情は仮面ライダーと俺を慕う者や逢魔の民とその仲間にのみ向けられる 他の連中に向ける愛情など欠片もないよ」

 

 

それは変わらないと呟くも

 

 

「けど暫くは監視をつけさせて貰うからな」

 

 

「内通を疑うのも無理はないからな」

 

 

「んじゃあな」

 

と別れ 帰り道の途中

 

 

 

 

「しかし此奴、本当に人間なのか?生身でライダーと戦える奴がいるとはの」

 

 

ヤクヅキは報告書を読みながら呟くと

 

 

「人間じゃねえんだよ」

 

 

「は?」

 

 

「彼奴は聖遺物としての聖杯の力を体に組み込まれた改造人間さ」

 

 

「ほぉ」

 

 

「分かりやすく言えばイリヤちゃんだ!」

 

『おーい、大丈夫かハルト』

 

 

「ま、まぁだからこそ彼女は作られた命…同類とも言えるあの子達を助けたかったんだろうな」

 

 

「そうか……やはりハルト坊は甘いのぉ」

 

 

「は?何言ってんだ?」

 

 

 

 

そして会議室にて

 

 

 

「って事ですね

 

 

「ほらね!やっぱりハルきちはスリットからのチラリズムとかもだけど足派だったんだよ!」

 

 

「思い出したよ…変な事言う二亜にはお仕置きじゃあ!」

 

 

「ちょっ!ギブギブ!コブラツイスト決まってるからぁ!!」

 

 

「お前があらぬ事言うからだろう!!お前とシャロンの所為で俺はシスターって何処か頭のネジ外れてるってイメージなんだよ!」

 

 

「旦那様、ブーメランって知ってる?」

 

 

「違うぞハルきち!シスターは本来清楚なんだぁ!」

 

 

「そんな訳あるかぁ!!」

 

 

『アーシアだったか?アレをベースにしたら清楚だろうな』

 

 

 

「そう言うものか?」

 

 

 

「けどハルきちチャイナドレスとかメイド服好きじゃん!」

 

 

「男としてその辺にときめくのは当然だろうが!」

 

 

「んじゃあ前に私がメイドビキニ的な服を着て夜に迫った時は?」

 

 

「滅茶苦茶、興奮した……はっ!二亜ああ!!」

 

 

「今のはハルきちの自爆じゃないかあああ!!」

 

 

「そろそろ落ち着け」

 

 

「…………おう」

 

 

「それと後でメイド云々は聞かせてもらうぞ」

 

 

「あらあら」

 

 

「ベルファストが満面の笑みを浮かべているわ」

 

 

「無理もありませんアンティリーネ」

 

 

千冬に止められたので大人しく解放すると

 

 

「そんでテスタロッサ、向こうは何て?」

 

 

「そんなの私達は知らないの一点張りでしたわ」

 

 

「んじゃ攻め滅ぼすかテスタロッサ」

 

 

「そうですわね」

 

 

「よーし!ちょっと鳥をハントす「待て待て待て!」キャロル?」

 

 

「何で、ちょっとコンビニに行くテンションで戦おうとしている!」

 

 

「え?喧嘩売ってきたのに謝らないから、それして許されるのは謝らないを公言してる烏丸社長位だよ?それにシャロンの報告だと奴等は皆を人質にして脅すのも視野に入れたと聞いた!そんなの我慢出来る訳ないだろ!八つ裂きにするかheavenにするかカートリッジにしてやる!」

 

 

「そうだな我が君!天使など私の魔法で消しとばして見せよう!」

 

 

「ボクも行くよ」

 

 

「2人がいれば大丈夫だな!」

 

 

「悪魔が天使攻撃するのって普通に見えるけど…」

 

 

「あの2人が言うと蹂躙だよねと思ってしまうよ」

 

 

「うん、俺もそう思う」

 

 

とハルトも頷くが

 

 

【おいハルト!いるか!!】

 

 

「おーう、アザゼル丁度良い所に今天界を攻め滅ぼそうぜ!って会議をしていた所だぞ今日の夕飯はザンギだともな」

 

『ちょっと濃いめに味付けしてるのはポイント高いな』

 

 

【やっぱりか!ちょっと待て今回の件は本当にミカエルも知らなかったんだ!教会側の連中が勝手にした事なんだよ!】

 

 

「部下の失態は上の責任だ、ならばこそ天界側が責任を取るべきだろ?だから俺達は報復として攻めるんだ…奴等を1人残らずにカートリッジに加工してやるぞ……ヤクヅキが!」

 

『こいつ部下に丸投げしたぞ!?』

 

 

【話聞いてたか!】

 

 

「聞いた結果だよ綺麗事並べるだけの天使には悪魔がした輸送船報復が可愛く見える位の報復をしてやる!」

 

 

『あ、ヤベェ…またハルトの倫理観ブレーキが壊れてるわ…いやぁ最近接触悪くて困るわぁ…よっこいしょ』

 

『ほらアレだよ、いつまでも業者に出さないで騙し騙しでやってたからガタが来たんだよ』

 

『あ、そうかもな…取り敢えず…このままで良いか』

 

『治してもどーせハルトが直ぐに壊すからなぁ』

 

 

『それ以前の問題だろ!!お前達は早く治せ!!』

 

 

とアナザーライダーが悪戦苦闘してる中ハルトは暴走している…というより倫理観にデバフを受けていた

 

 

「天使陣営には死ぬ事以上に恐ろしいことをしてやる!!奴等が大事にしている家族!友達!夢!宝物!全部目の前でグチャグチャにしてやる!!奴等の精神の核をアディショナルイン○クトしてやる!そんでもって絶望した奴等の首を装飾品のようにして見せしめに飾ってやる!」

 

『ハルト、マジギレしてるよ』

 

『無理もないクトリがしたハルト暗殺、そして聖剣計画と聖剣事件から始まった残業地獄、そして今回の件だ仏の顔も三度まで…』

 

 

『ハルトは仏じゃなくて邪神だろ』

 

『あぁ、三大勢力終わったな…』

 

 

 

【だから相談した結果、今回の首謀者共を預けるから煮るなり焼くなり好きにしろ…だから天界を攻め滅ぼすなんて辞めてくれ!!】

 

 

「んじゃ教会の連中を取り敢えずカートリッジに収めるか奴等の大事なものを全部、綺麗に精算してやるぅ!俺の特別の価値を見誤る奴等は自分の価値を踏み躙られれば良いんだぁ!!踏み躙られた俺はそれをしても良いんだ!」

 

 

『おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう!』

 

『いや止めろよ』

 

 

【出来れば司法的な判決を頼む!!】

 

 

「そいつらを煮るなり焼くなり好きにしろと言ったのはお前だろうがぁ!!どっちなんだよダブルスタンダードがぁ!!」

 

 

と話してるがテスタロッサとウルティマは内心で

 

 

「(カレラなら確かに判決は公平聡明なのですが…)」

 

「(前に私の判決で人の人生決まるの楽しいぞ!って言ってたんだけど…)」

 

 

うちの司法って割と物騒だけど公平なのは公平なんだよなぁ…だけど

 

 

ハルトは露骨に嫌そうな顔をするが、その辺りが落とし所であるとテスタロッサに諭されたが

 

 

「どうして襲われた被害者の俺がテメェら加害者連中に忖度しなきゃならねぇんだ?」

 

 

怒りで腑に落ちないと形相を変えるハルト

 

 

「ん?」

 

 

【分かった、ミカエルには別の形で詫びを入れさせる それでどうだ?】

 

 

「ごめんで済めば警察はいらねぇんだよ」

 

 

【おいおい】

 

 

「流石にその辺で折れろ」

 

 

「えぇ…」

 

 

「折れろ」

 

 

「俺の…この不屈の意思は折れる事はない!」

 

 

「熱血系主人公みたいな事を言うな!!」

 

 

その後 周り(主にキャロルとあかね)の説得で仕方なくと妥協したが

 

 

「ただ俺の関係者を狙う真似は再発させるな、したら容赦なく滅ぼす」

 

 

とだけ警告して通話を切った

 

 

「………んで、なんで二亜は横になってるの?次の締切が近いのか?」

 

 

「ハ…ハルきちからの関節技が思いの外、効いてるんだよ…」

 

 

「ん?今さっきのコブラツイストには目の疲れ、腰痛、肩凝りやむくみ、疲労回復に効くツボを刺激するようにしたんだが?」

 

『え?そんな事出来るの?』

 

 

「人間の壊し方を知ってるって事は癒す術も知っていると言う事だ」

 

 

『不穏な前振りがあったな』

 

 

「ほら基本的にさ……人間って脆いじゃん…普通の人間は俺のデコピン一発で死ぬんだし」

 

 

『おい悲しきモンスターみたいなリアクションは辞めろ』

 

 

 

「ヤクヅキって意外に人を治せる術にも長けてるって聞いてみたんだけど…あいつ、激痛に苦しむのみたいからってツボ刺激とか針治療とかのマッサージ覚えてたんだよ」

 

 

『シッテター』

 

 

「あと薬学にも通じていてな、そうそうこの間なんてヒナゲシの花を加工「アウトーー!」え?」

 

 

「ハルト!それ危ない薬の材料だから!」

 

 

「そうだったのか…ヤクヅキ…あいつ…」

 

 

「ハルくんは毒物食べて…これ毒ですね とかやったらダメだよ!」

 

 

「流石の俺も毒物は食べねーよ!!それと因みにマッサージを関節技と勘違いしたティオなんだが…何故か恍惚としてた…ちょっと怖い」

 

 

「それだけ良かったのだろうな」

 

「彼女にとっては意味合い変わりますがね」

 

 

「それに昔から言うだろ?医食同源って…以外と俺さ薬膳とか精進料理とか漢方とかも勉強してるんだぜ?」

 

『マジかよ…』

 

 

「それに二亜や束達はデスクワークも多いから以外とその辺も勉強してるんだよ、少しでも早く元気になって欲しくさ」

 

『そうか良い心かけだな』

 

 

「嫌いな奴には容赦しないよ、少しでも長く沢山苦しんでほしいからさ」

 

『ここまで見事な対義語を俺はまだ知らなかった…』

 

 

「うおおお!!本当だ体が軽いよ!ありがとうハルきち!」

 

 

「まぁ二亜の肩凝りは漫画家由来のだったから、肉体的な部分での肩こりはあまりなかったが…」

 

 

「ほぉ…それは私の胸が他より小さいと言う皮肉かぁ!」

 

 

「皮肉じゃなくて事実だろ?」

 

 

「キャロりん!いくら本当の事でも言ったらダメだよ!」

 

 

「ごふぅ!」

 

 

「キャロルさん!束さんも!正論は時に暴力よりも刺さるんですよ!!」

 

 

「べーやんまで辞めてぇ…べーやんも同じじゃん」

 

 

「そんな事ありません!私だって二亜やアンティリーネ以上はあります!」

 

 

「あらベアトリス、少しお話ししましょう?」

 

 

「そ、それにキャロルさんだって!胸が小さい時くらいあるでしょう!」

 

 

「オレは子供モードがあるだけだが?ベアトリスよ…流石にオレも怒ったぞ仕置きしても良いか?」

 

 

「た、助けてください!!」

 

 

「答えは聞いてないぞ?」

 

 

「終末のカノンを響かせる気だ!千冬先輩助けてええ!」

 

 

「はぁ……おいキャロル落ち着け」

 

 

「あはは〜」

 

 

「和をもって尊しとなす!」ドン!!

 

 

「この状況で、それを言える旦那様は本当に凄いわよ」

 

 

「ハルきちは見てない止めてくれないかな!」

 

 

「二亜のせいでもある」

 

 

「銀狼。辞めてあげなさい」

 

 

 

とまぁ久しぶりの日常を感じていたハルトであったが

 

 

 

 

後日 リュートの応接室にて

 

 

ハルトは不機嫌そうに机に足を乗せて

 

 

「おいアザゼル、貴様…何、ライダーシステム貰った事を自慢している?そのせいでシャロンが俺を殺しに来たぞ」

 

 

先程のやり取りをした同じ人と思えない位に迫力を見せるハルトに

 

 

「そ、それは…お前から貰ったベルトでカッコ良い変身ポーズとか考えてたら…貰ったのをミカエルに見られたみたいで」

 

 

「それならば仕方ないな!変身ポーズをこっそり誰かに覗かれるのは男なら誰もが通る道だ!」

 

『理解力有りすぎるだろう!』

 

 

「(俺も契約したばかりの頃とか束達にアイテム作って貰った時に良くやったからなぁ)」

 

 

と昔を思い出しながら

 

 

 

「(よく考えたら師匠も最初の頃は人前で良く変身してたしな)」

 

そんな懐かしさを感じながらも そもそもの遠因には説教をお見舞いしているのであった

 

 

「一応警告、そのベルトを量産してばら撒くとかしようとしたら潰すから」

 

 

ライダーシステムを兵器利用するならば許さないと威圧する、自衛などで使う分は許すがなと念押しする

 

 

「(ま、ドライバーはともかくロックシードは入手不可能だろうけどね)」

 

 

プロトドラゴンエナジーを使えるので解析するのは可能だが流石に完璧に複製は出来ない。というよりプロト戦極ドライバーを量産したら街にインベスが溢れちまう

 

 

しかしまぁヘルヘイムの森に行くのもリスクあるからなぁ…あの果実見ただけで食べたいと思うんだよなぁ、俺や師匠、インベス以外が食べたら面倒な事になるんだよぉ

 

 

だが、森からアプローチがあったら考えないとダメだ サガラさんのような方は別だが魔蛇の件もある…念入りの監視と師匠の助力も仰ごう…

 

『そんな真似しなくてもオーバーロード・インベスでもあるお前なら造作もないだろう?』

 

 

ー出来るけど俺自身がまだオーバーロードの力を完全に把握してるとも言えないからな見落としがあると不味い、ここら万全に帰すぞー

 

 

「それと一応確認なんだが…あのベルトから聞こえる、デザイア フォビドゥン フルーツとかジンバードラゴン!って…」

 

 

「製作者の趣味だよ、良いだろう?」(*゚▽゚*)

 

 

「は?」

 

 

「良い趣味だろうアザゼル君?君なら、あの価値の良さが分かると思うんだよ、どうかなアザゼル?ねぇ?早く答えてよ?」( ゚д゚)

 

 

「お、おう!そうだな!!」

 

 

「そんでミカエルからの詫びってのは?」

 

 

「あぁ、シャロンだってさ」

 

 

「そうかー、よし今日の夜は手羽先の唐揚げだな奴らのアイデンティティでも羽を引きちぎることで手打ちとしよう、精算してやる!この世から天使を一匹残らず!」

 

『何処でインストールしたんだよ!』

 

『頭進撃してるわ』

 

 

「やっぱりあの世界の人間共は愚かなんだよ、だからダイマジーンやクライシス要塞を大量生産して地ならしすれば良いんだ!そうすれば全部解決するんだぁ!!」

 

『予想外の方向に飛び火したぞ!』

 

 

『あ、倫理観ブレーキ治った……』

 

『大至急、使用しろ!!』

 

『よいしょと』

 

 

ガコン!

 

 

『え?何の音!?』

 

 

『ハルトが適応したな』

 

『違うだろ!』

 

 

「……ふぅ天使には塩か醤油 好きな方を選ばせてやる」

 

『ブレーキかけてコレか』

 

 

「他にもあるから許してくれ!!」

 

 

「ほぉ」

 

 

と見せてくれたのは

 

 

「聖剣?」

 

 

「聖剣アロンダイト、かの円卓の騎士ランスロットの持っている聖剣だ」

 

 

手に取りマジマジとみる しかしアロンダイトなぁ

 

 

「聖剣じゃん」

 

 

俺には愛刀とも呼べる二代鬼徹や無銘剣虚無がある、3本の刀を使うとかどうなのだ…いや六刀流でレッツパーリィ!な独眼竜は知っているけども…

 

 

「あぁそう言う事か」

 

 

確かランスロットはガウェインと間違って別の騎士をアロンダイトで切ったという伝承もある…それ故に仲間殺しの魔剣って側面もあるならか…しかし 俺のスタイルは千冬、アゲーラ達から剣は教わっているが日本刀スタイルなのでどうにもなぁ、てか仲間殺しの聖剣を送るあたりあの天使の腹黒さを感じる…それ以前に!

 

 

 

「エクスカリバーもだけど教会がアーサー王の遺産を持ってるとかマーリンやモルガンが見たら何と言うか……まぁ良いや、今回は不問にするよ…しょうがない」

 

 

転移して帰還したハルトは笑顔でリュートに帰ると

 

 

「モルガン!見て〜天使からアロンダイトを貰ったよー!」

 

 

「流石です我が夫、これで私の妖精騎士を呼ぶ事が出来ます」

 

 

「妖精騎士ランスロット…ガウェインやトリスタンは?」

 

 

「あの2人に関しては熟考中です」

 

 

「確かにねぇ寧ろアルビオンの素材とアロンダイトが揃うのが早すぎたわ」

 

 

「えぇ…そうですね」

 

 

と互いにやれやれと答えるのであった

 

 

取り敢えずアロンダイトについては誰かにあげる事を考えたが

 

 

「うーむ…」

 

 

能力的に言えばアンティリーネだが、彼女は以前の持ち手の記憶をトレースする才能の関係上

 

 

「アンティリーネがランスロットみたいになるのは不味い」

 

 

どうするかと考えたがそもそも論 大半の奴が自分のスタイルを確立している…最初に思いついた一夏にと考えたが今、雪走があるからなぁ…特に

 

 

「聖剣はなぁ」

 

 

何かうちのメンバーって全員 そんな善性ある奴いたか?とすら思う

 

 

「カレラ?…いやいや悪魔に聖剣渡すとか失礼過ぎるな…うーむ」

 

 

しかもアロンダイトにはドラゴン特攻もあると来た…いやマジでどうするよ?だが信頼して預けられるのが彼女であるなら上手く使うかも知れないと相談に向かうのであった

 

 

結果

 

 

「良いのか我が君よ!この聖剣を貰っても!」

 

 

「まさかの絶賛!?いやいや聖剣だよ!悪魔って聖剣が嫌いじゃないの!?」

 

 

「まぁ嫌いではあるが私達ともなるとそうでもない、何というべきか…上位種ならば煩わしいと思うくらいのデメリットだ」

 

 

「日光がダメな普通吸血鬼、日の下を歩けるのは真祖みたいなもん?」

 

 

「そうだな!」

 

 

「ふーん……(そういやぁハジメ君とユエさんは元気してるかな?)」

 

 

「それに気分が良いんだよ逆らう奴を従わせるのは」

 

 

アロンダイトがカタカタ震えている…まぁ聖剣も悪魔に使われるとは思わなかっただろうけど

 

 

「そうなると俺も種族的に進化すればライダーシステムが使えるようになるのか?以前ヒューマンアンデットに化身してライダーシステムを試したが反応なかったけど…裏技があるとか」

 

『それは無いな、うん』

 

 

「夢見させてよ!」

 

 

「ふふふ、良いだろう…この聖剣に私の魔力を使い、そのまま切付けながら魔力を流し込んで敵を内部から破壊してやろう!」

 

 

「それ剣スロットさんの宝具だ…まぁ不壊のアロンダイトならカレラの魔力も受け止められるか」

 

 

その時 何故かアロンダイトが助けてー!と言った気がするが気のせいだろう

 

 

 

「一応今度儀式の触媒にするから壊さないでね」

 

 

「心配するな我が君よ!この聖剣は不壊なのだろう?なら問題はない」

 

 

「そうか、一応アイリーンには変な術式とか無いのは確認してるけど…気をつけてね」

 

 

「それに我が君からの贈り物は嬉しいのだ!いつもテスタロッサやウルティマばかりだからな」

 

 

「っ…それは、ごめん」

 

 

「嫌味ではないさ、ただ少しは私とも遊んでくれ!」

 

 

「勿論だよカレラ、それなら次の仕事についてきてくれ」

 

 

 

そんな激動な時期を過ごしているハルトだが一夏からの報告にあがるディオドラのアーシア勧誘…最早ストーカーでドン引きしているらしい

 

 

 

「一夏の奴…大変そうだなぁ」

 

 

「そう言えば秋羅から報告で、グレモリー眷属のギャスパーがシータとジープと交友を深めていると」

 

 

「男の娘と女装男装双子は相性良すぎたかぁ…」

 

 

「何処に感心してるのですか我が魔王」

 

 

「まぁ良い…それよりもだコレを見ろ!」

 

 

とハルトが見せたタブレット端末にはガヴの情報が現れたのである

 

 

「これは!」

 

 

「闇菓子がない?」

 

 

「仮面ライダーカリエス…まさか虫歯?」

 

 

「お菓子のライダーの敵が虫歯とは考えたのぉ」

 

 

 

とウォズ達もマジマジと見ているが最後にストマック家全員集合に うおお!となったが…

 

 

「あの…1人だけ彼岸島にいませんか?」

 

「丸太…いや、アレはブッシュドノエル…いや丸太だね」

 

 

「ブッシュドノエルって薪とか丸太の意味あるから間違いじゃないんだよな」

 

 

と軽口叩きながらも

 

 

「兄弟全員集合か」

 

 

何か思う所があったハルトであるが

 

 

「俺の兄弟関連は触れないでおこう、会ったことの奴全員含めてアッセンブルとか考えたくもない」

 

 

何かダメな気がしてきたと目線を逸らして

 

 

「そんでアーシアの所属をかけてレーティングゲームだとさ」

 

 

「彼奴ら事ある事にレーティングゲームしてんな」

 

 

「うちも似たようなものじゃろ?」

 

 

「え?」

 

 

「何が気に入らなかったら闘技場で戦っておるからな」

 

 

「あ、そうだった」

 

 

「今じゃ国の名物じゃからのぉ」

 

 

「だよねぇ、しかも怪人達のレベルアップや交流の場にもなってるから侮れないんだよねぇ」

 

 

とハルトは思い出したのは以前 傘下に任務を頼もうとしたのだが何故か連中は血眼になっておすすめ怪人をプレゼンをしたが…何故か最後は推薦した怪人を戦わせて生き残った奴が担当するという何とまぁ血の気多い解決となった

 

 

俺はただ…花見の場所取りを依頼しただけなのに

 

 

遠い目をしているが

 

 

「と、とにかくだ!アスタロトが何かするならゲーム当日が好奇と見るが皆はどう思う?」

 

 

「長引かせるのは調査の手が伸びることを考えるなら仕掛けるタイミングとしては絶好かと」

 

 

「実際、サーゼクスやセラフォルーには報告してるから目をつけられてるみたいだしね」

 

 

「観戦にはアザゼルやオーディンも動きます…VIPもまとめて始末する気かと」

 

 

「アイツら、どんだけ自信過剰なの?オーフィスの蛇食べても神話の神に勝てる訳ないだろうに…そんなのゴオマ究極態でダグバに挑むようなものだ」

 

 

「破片埋め込んだ程度で粋がるなと」

 

 

「まぁ神殺しなんて普通は考えませんが狙いがあるとしたら暗殺による各勢力の混乱もあるかも」

 

 

と話してる中

 

 

「それならば俺達も最強メンバーで行こうと思う」

 

 

おぉ、と騒めく会議室だが 最強メンバーそれ即ち

 

 

「この世界滅ぼしますか!」

 

 

「いよいよじゃな!」

 

 

「するか!!この世界を守るんだよ!」

 

 

「だがそのメンバーで守ります?」

 

 

と否定するも幹部陣の戦闘能力を考えると…うん

 

 

「滅ぼすのニュアンスが正しいも」

 

 

否定できなかったのは言うまでもない…

 

 

「取り敢えず俺は招待されてる通り観戦するよ、つー訳で護衛はカレラに頼むわ」

 

 

「任されたぞ我が君!」

 

 

「えー!」

 

 

「お待ちを何故、カレラ嬢なのですか!」

 

 

「約束したから次の先陣はカレラに任せるって それに対軍戦なら彼女が一番だ単純な破壊力なら逢魔一番だ」

 

 

「それは、そうですが」

 

 

「心配無用だアゲーラとエスプリにも護衛を頼む予定だから心配するな」

 

 

「では、アゲーラに胃薬を用意しておきます」

 

 

「そんなにか、いつも通りミラーモンスター達にも着いてもらう予定だから心配するなよ」

 

 

と笑うハルトであるが

 

 

「現場外の指揮はテスタロッサとハウンドに任せるリュート全域の守りにはアリエルとアイリーンだ」

 

 

「ボクは?」

 

 

「ウルティマは遊撃、現場の判断に任せる」

 

 

「はいはーい」

 

 

「我が魔王!私達は!」

 

 

「お前達は二亜とオーフィスを頼むリュートは2人に任せるから個人の護衛が任務だ、あの件も絡むなら必ず面倒事になるからな頼むぞ」

 

 

「はっ!」

 

 

「もし任務に失敗したら、どんな飲み物もセンブリ茶になる呪いをくれてやる」

 

 

「何と恐ろしい罰を!」

 

 

「そんな…苦味を誤魔化す為に甘いものを」

 

 

「甘いものを食べたら苦いもの、そして甘いものと無限ループ…」

 

 

「そんな事になったら僕達の味覚は…崩壊する…」

 

 

「なら慈悲でエスプレッソにしてやろう」

 

 

「それならば!」

 

 

「失敗する前提で動くな阿呆、まぁそれくらいの覚悟でやれ心配はしていないお前達は俺の近衛だ造作もなくやってくれるだろう?」

 

 

「お任せを」

 

 

「それとだ」

 

『コネクト』

 

 

ハルトはコネクトで繋いだ先にあるものを掴むと無理やり引き摺り出して叩きつけた

 

 

「っててて…何すんだよ!!」

 

 

「言い返せるだけ元気なら働いて貰うぞナツキ」

 

 

 

「ハルト様!此奴は貴方様の命を狙った謀反人!治療までは許せても作戦行動に組み込むのは危険であります!」

 

 

「黙れカゲン、その前に確認だナツキ…まだ俺を殺すつもりか?」

 

 

 

「………分からない」

 

 

「は?」

 

 

「お前の言ってた事だ、お前がいたから幸せになった人もいるし不幸になった人もいる…けど」

 

 

「有象無象の幸せの為に俺の大事な人達という少数を切り捨てるのが世間が正義だというのならば俺は大多数を殺して悪を成す」

 

 

「はは、大きく出たな」

 

 

「当然だ俺個人を狙うのは許す、それだけの事をやっているからな々だが俺の仲間をターゲットにしたら誰だろうと必ず探し出して殺してやる」

 

 

「なら俺は敵か?」

 

 

「あぁ勿論、敵だとも…そして逢魔では敵には相応の報いをくれてやるんだ受け取れ!」

 

 

最初にふりかけたのは

 

 

「あ……がぁ…」

 

 

「それは俺の体内で培養したバグスターウィルスだ今は弱めている適合すれば全部のバグスターウィルスに適合する完全な体を得る事になる」

 

 

「それって…」

 

 

「お前、クロノスのベルトも持ってるんだろ?それなら必要だよなぁ?ネオ黎斗」

 

 

「その通りだ魔王、そして野田夏樹よこの状況でも加入出来る保険を教えてやろう!」

 

 

「何で!?」

 

 

 

「そんで次はコレだ!」

 

 

とハルトが地面に強く叩きつけたのはナツキの目の前に置かれたのは

 

 

「これって…」

 

 

「アナザー2号ウォッチだ」

 

 

「何で…」

 

 

「だってアナザーゲイツやアナザータイクーンが五月蝿いんだよ、お前じゃないとイヤだーって…俺一応王様なのに…だから預ける、それで俺を殺しに来い今度はお前達でやれ」

 

 

「けど…」

 

 

「お前にはコイツらの面倒をしっかり見て貰う文句は言わさん、それを罰としよう」

 

 

『ふざけるなー!俺達は罰ゲーム扱いかぁ!』

 

 

「罰ゲームだ!扱いじゃない」

 

 

『ぐぬぬ…』

 

 

「そもそもアナザー2号達がナツキの助命嘆願をしたのが始まりだろうに」

 

 

「え?お前達…何で…てかハルトに俺の助命嘆願って大丈夫なのかよ!!」

 

『何も……なかっだ!』

 

 

「いやそれ何があった奴のセリフだぞ!!」

 

 

「それと多少なりともお前の暴走の責任が唯一にある!それなら俺にも責任があるから…その…俺なりに謝罪をだな!」

 

 

 

「なぁハルト…お前……もしかして俺と仲直りしたいのか?」

 

 

その直線的な言葉にハルトは死んだ魚の瞳で

 

 

「お前、まだ寝ぼけてるのか?」

 

 

「え?いや今のはどう見ても」

 

 

「ふん!」

 

 

「ごふ!」

 

 

「コレでよし」

 

 

ナツキにボディーブローの要領でアナザー2号ウォッチを体内にねじ込んで黙らせるのであった

 

 

「精算だ」

 

 

「鬼…悪魔……魔王」

 

 

「残念、全部褒め言葉だよ…ほら早く立て!」

 

 

「何だよ!まだ体怠いのに…」

 

 

「黙ってついて来い仕事だ」

 

 

とハルトが合図したら全員が各々の裁量で行動を始めた

 

 

「我が君、あいつに甘すぎないか?」

 

 

「そうか?まぁ…」

 

 

精神世界でアナザー2号達全員が全力の土下座をしたのはメンタルに来たのは言うまでもない、今度はあんなこと絶対にさせないからぁ!と言われたら

 

 

「俺の半身に免じてだよ」

 

 

困り顔でハルトは答えるのであった

 

 

「それでハルト、俺は何したら良い!」

 

 

「取り敢えずは…エルフナイン達に謝って来い」

 

 

「はい!」

 

 

と全力で走り出すが

 

 

「何で病室抜け出してるんですかナツキさん!」

 

 

「違うんだ!ハルトのコネクトで飛ばされてだな!待って話をしようエルフナイン!!」

 

 

「大丈夫ですよ、ボクがちゃーんと治してあげますからね」

 

 

「い、いやあああ!助けてえええ!」

 

 

エルフナインに連行されるナツキを見て思わず

 

 

「………やっぱりアナザー2号達回収した方が良くね?」

 

 

「私もそう思うぞ」

 

 

カレラすらドン引きしていたのである

 

 






予告

遂に始まるアスタロトとのレーティングゲーム しかしそれは数多の勢力を巻き込んだ 旧魔王派の罠だった 次々に放たれた刺客達!

そして起こる 赤龍帝が宿す覇龍の暴走 それを見た遂にハルトが

「そろそろ食べ頃かぁ」

フォークとナイフを携え笑顔になる


次回!覇龍 お楽しみに!!


オマケ短編

会議室


今日も逢魔の幹部会議を終えると


「んじゃ皆、お疲れ様〜」


と話していたら


「んじゃ!最後に出た奴が部屋の片付けなぁ!」


「良いだろう!その勝負乗った!!」


「カレラには負けないよ!!」


「え、皆…ちょっと!!まっ!!」


全員が玄関に走り出した結果 ハルトは最後に出てしまったのでルールに則り片付けとなったが


「上座って……不利じゃないかぁ…」


とポツリ呟きながら片付けるハルトがいたのであった




お金の引き出し方


「あ、しまった!財布忘れたからお金を下ろせない!」


「ははは!一夏はうっかり屋さんだなぁ」


「ハル兄、ごめん…」


「気にするな、俺が困った時のお金の引き出し方を教えてやろう…見てな」


「え?」


「『これ(拳銃)』使って銀行員さんに声をかけたら100%引き出せるって浅倉さんが言ってた!」


「なるほど…」


「ダメですよ一夏君!貴方までそこに染まったら!マルガムが大量に生まれますから!」


「我が魔王がコネクトで取り寄せるので!」


「え?こっちのが早くない?」


「我が魔王は道徳を学び直しましょうよ!!」


電話

ある日の事

「あ、もしもし…はい、はい…ナツキ!お前に電話だぞ?」


「え?俺に……も、もしもし野田です!」


【私 メリーさん、今貴方の近くに向かってる所なの】


「っ!!」


「さて…んじゃ帰るか」


「ちょっと待て!俺に呪い押し付けて帰らないでぇ!!」


「ナツキ…呪いは廻るものなんだよ」


「これが噂の呪術廻戦!!いやその前に除霊してくれよ」


ーー


なぞなぞ


「ねぇねぇハルト!」


「どうしたパラド?」


「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ!」


「うーん……パンチとか?」


「食べられないなら食らわすまでだよ」

『knockout fighter!!』


「大変身」


「やべ、逃げろ!」


「あはは!待てーーーー!」


「え、ちょっ!おい!炎を飛ばすのは反則だろう!!」



健康診断


「じゃあ檀正宗さんの聴力検査始めますね!」


「あぁ、初めてくれ」


『何で登場してない奴が出てんだ!!』


数秒後


「あ、あれ?どうしましたか檀正宗さん…聞こえないですか?」


「あぁ…何も聞こえないが?」


「そんな訳ない!!それは幻夢コーポレーションで働く社員達の声なんですよ!!檀正宗さん!!社長なら社員の声に耳を傾けてください!」


「振り返らずゆこう、今始まりの世界から…restart」


『おい歌って誤魔化したぞ』


「こ、これがワンマン企業の社長か…」


『いや、その前にお前は聴力検査で何聞かせてんだ!!』



健康診断2


「じゃあ聴力検査を始めますね、鴻上社長」


「あぁ初めてくれ」


数秒後


「どうでした?」

『何でまた社員の声を聞かせた!!』


「素晴らしい!!君達が持つ欲望の誕生を祝い後でケーキを作ろう!」


「あの…この後、内視鏡あるからケーキ食べる人は検査終わってからにしてね!」


「いや検査で社員の声聞かせるなよ!」


「何で?」


「彼処で村上社長や烏丸社長が倒れてる」


ー前の社長の方が良かったー!ー

ーチベットに行って何してんだー!1話でboard潰れたぞー!退職金だせー!ー


「「…………」」


「何してんだ!お前等ァ!!社員の声を聞き流した檀親子を見習えええ!」


『それはそれで問題なんだよなぁ…』


「てか医者はどうしたんだよ、本職の?」


「あぁ、木野薫さん、伊達さん、永夢さん、飛彩さん、大我さんにも助力をお願いしたぞ」


『予想以上に手厚いラインナップ!』


「おい待て、1人だけゲーム病専門の医者がいるぞ」


「あぁあの人はバグスターはぶっ潰すらしいからな」


「おいまさか」


「大変だぁ!グラファイトがブレイブとスナイプが戦ってるぞ!!」


「世紀の一戦!この戦いを俺は待っていたあああ!!今度こそクロノスに邪魔されない名勝負が見れるじゃないかぁ!!」


「いや私欲かよ!!」

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