無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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どもどもカグ槌です!早速ですが、仮面ライダーガヴ劇場版観てきました!いやぁ面白かったですよ〜そして是非ともカリエスのベルト…販売して欲しいですねぇ〜


さーて本編をどうぞ!


京都の街は戦場となりました!

 

 

前回のあらすじ

 

ハルトはノリと勢いで英雄派の拠点を奇襲!その時に幻想郷襲撃の首謀者と同盟相手の九尾が攫われた事で 英雄派はオーバーキルが確定しまったのである!そしてハルト達は現在 合流したユキメから妖怪勢力の現状を聞くのであったが

 

 

 

「成る程……そんな事が、あ…三色団子おかわりお願いします」

 

 

ベアトリスは呑気にお茶菓子とお茶を楽しんでいた!

 

 

「ごめん、ユキメ」

 

 

「気にせんでええよハルトはん、あんさんの伴侶さんなら私としても仲良くさせていただかんと」

 

 

「それで拐われたのはまさか…」

 

 

「お察しの通り、西日本勢力の元締め八坂様でありんす」

 

 

一口に妖怪勢力と言っても実は西日本と東日本で元締めが違う 京都始めとする西日本は八坂が東日本はぬらりひょんが統治している…まぁぬらりひょんは孫の代であるがな!

 

 

「やっぱりか…てか八坂が神器持ちとは言え人間相手に遅れを取るとは思えないが…」

 

 

「かなり計画的に備えていたようでありんすな」

 

 

「そうなのか実はな…」

 

 

そこでハルトは奴等の根城を奇襲した事 その根城で奴等の陰謀を突き止めた事を指した

 

 

「そんな事が…」

 

 

「この件に関しては最大限警戒を強める事にするし…何より オレが奇襲した段階で取り返せていればこんな事には」

 

 

「ハルトはんを責める理由はありんせん」

 

 

「だが必ず八坂は奪還する、それが逢魔が出来る責任の取り方だ…それで今はユキメが指揮を?」

 

 

「いいえ私は相談役で代理は九重が取っておりんす」

 

 

確か八坂の愛娘だったな、一夏を兄のように慕っていたと記憶しているが……いやいやまさかな

 

 

「九重ちゃんが……それ大丈夫?」

 

 

「リーダーと気負って、かなり無理をしてますなぁ」

 

 

「そうか…つか子供にリーダー任せるなよ…その人選は俺の不在時にゴオマが全体の指揮取るレベルの愚行だぞ」

 

 

アレに任せたら秒で国が滅びると呟くハルトであったがその時 ゴオマは

 

 

「ダグバァァァアア!」

 

 

「てい!」

 

 

「ゴフッ!」

 

 

「いい加減学べ」

 

 

「無理だぞガドル、アイツの学習能力は皆無だからな」

 

 

「僕は楽しめるから良いけどねー」

 

 

いつもの如く殴り倒されてしまったのであった というよりハルトが死ねば群雄割拠の乱世になるのは言うまでもない

 

 

 

「返す言葉もありんせん…ですが組織の為にも求心力が必要で…」

 

 

「(こう考えるとウチって仲間の自主性が凄いよな…)」

 

 

逢魔は権力を分散してるし基本的に俺はシンボル的な感じでもある…まぁ国の暴力担当なのは否定しないが…

 

 

『トップがバカだから細かい部分は周りが自発的に動かないと行けないだけだ』

 

 

『つーよりトップがバカでも問題なく回る国を作ったんだよなぁ』

 

 

「は?」

 

 

『この間の奇襲だって、その場の思いつきだろ?相談もせず考えなしで動きやがって…』

 

 

「このバカ!!折角、俺は誘拐されたと誤魔化してバレなかった所を!」

 

 

アナザーディケイドの失言で背後の圧力が凄まじくなった

 

 

「あ…」

 

 

「ハルト?」

 

 

「はい!」

 

 

「後でお話ししようか?」

 

 

「………かしこま!」

 

 

一生 嫁達に頭が上がらないだろうと分かる謝罪であった

 

 

「えぇ…」

 

 

「気持ちは分かりますユキメさん、ですが理解してくださいハルトさんは身内には基本あんな感じです」

 

 

『というより嫁達には基本、頭が上がらん』

 

 

「………」

 

 

プライベートのオンオフのギャップにビビったのは言うまでもなかった

 

 

だが

 

 

困っている仲間はどんな状況でも見捨てない!

 

 

仲間1人がやられたら全員で敵へ報復!!

 

 

味方には勝利の勝鬨を敵には悲鳴と絶望の混声合唱を!!

 

 

仮面ライダーを侮辱する者には死あるのみ!!

 

 

喧嘩上等!!

 

 

 

が逢魔の国是なので八坂救出は望む所である

 

 

『気のせいか?物騒な国是も混ざってたぞ?』

 

 

何より

 

 

「三大勢力より早く助けるぞ!」

 

 

下手したらそれを利と説いて同盟に取り込んで逢魔との傭兵契約が解除されるかも知れない

 

 

「そんな事言ってる場合じゃないのも分かるけどなぁ」

 

 

足手纏いになるなら置いていくだけだしイライラしたらアザゼルの弁慶の泣き所を全力で蹴り飛ばせば良いかと納得しているのは…

 

 

アザゼルの態度が未だに俺達を利用してやろうというので気に入らないのもある 今度のレーティングゲームで手塩にかけた教え子達を蹂躙してやろうとすら考えている…ので

 

 

「よしそうと決まれば暇してる奴に声かけるか」

 

 

「えーと誰を呼ぶ気ですか?ハルトさん?」

 

 

「取り敢えずアウトサイダーズ」

 

 

何言ってんだ お前?と無邪気に首を傾げるハルトに思わずベアトリスは

 

 

「京都の街を火の海にするつもりですか!!」

 

 

明らかに街を守るのではなく破壊と混沌を招くような布陣である…防衛よりも侵略の方がしっくり来る

 

 

「まぁ正義の味方を目指すなら一回位曇らせないとな…連中には本当の絶望とは何か教えてやる」

 

 

『そうだハルトは子供に笑顔でサンタクロースなんていないと言える程、性根の腐った男だぞ』

 

 

「え、サンタさんって…いないの?」

 

 

『何せ本人がサンタの存在を今まで信じていたからな!』

 

 

「だって異世界があるならサンタさんもいるに決まっているだろう!!メリークリスマスの魔法だってあるんだから!サンタはいるんだよ!」

 

 

「何でこの人は変な所で純粋なんですか!!」

 

 

「まぁハルトだもの」

 

 

ベアトリスのツッコミは正論だと後にあかねが呟いていた

 

 

 

さて、という訳で八坂を探す事になったが

 

 

「しまったな京都の街に土地勘なんてないぞ」

 

 

地図と睨めっこして困り顔のハルトがいたのである

 

 

「それなら京都を散策しながら探してみましょうよ!」

 

 

「それもそうだな果報は寝て待てという…推しとの出会いも寝て……そんなの待てるかぁ!推しと出会えるのならば俺は銀河の果てまで推しを追いかけて行く!!」

 

 

『此処まで狂信してるのか…』

 

 

現在ディスクアニマルとミラーモンスターによる人海戦術で奴等の居場所を割り出している特に

 

 

「「「キョウノ、バンゴハン!!」」」

 

 

バズスティンガー三兄弟は英雄派と接敵しているので奴等を晩飯と定め追いかけていた

 

 

「こういう時のミラーモンスターってマジで頼りになるな」

 

 

主に敵への追撃に関して、というより一度食べると決めたら何処までも相手を食べるまで追いかけるのを辞めないのだから

 

 

「アイツ等って俺より食欲全開の精神で生きてるよな」

 

 

『言ってやるな』

 

 

「何せ契約者の恋人でも隙あらば捕食しにかかるんだよなぁ…まぁメタルゲラスみたいに浅倉さん似の人を襲うとかもあるけど」

 

 

ジト目でミラーワールドにあるダークウイングを見るのであった

 

 

「!!!」

 

 

心外だ!俺は本能に従ってるだけだ!と言ってるが。お前本編でも蓮さんに止められて未遂だったの知ってるんだからなと睨む バツが悪そうに飛んでいったのであった

 

 

「奴等は儀式云々言ってたから、そう言う場所があるんだろうけど」

 

 

「京都は、そう言う神聖な場所多いよね」

 

 

何せ風水だの妖怪だの陰陽師だの龍脈だの探せばいくらでも情報が出てくるんだからなぁ

 

 

「頼光と酒呑童子とか安倍晴明とか色々あるよなぁ」

 

 

「本当、何でこんなに魑魅魍魎跋扈してるんですか!どうしましょうハルトさん!名護さん呼びますか!」

 

 

「え、連絡先知ってるの!!」

 

 

「知りません!」

 

 

「そっか!!……まぁ昔の京都ってそう言う場所だからな和風ファンタジーの総本山」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「ぬらりひょんさんの話だと昔の京都は強い妖怪達が覇を唱える為にここに集まったらしいからな」

 

 

「何というか逢魔に似てますね、傘下入りする中には逢魔で一旗あげる為の奴らも居ますし」

 

 

「何か最近やってくる怪人達は夢見て上京してきた若者達みたいな解釈だと俺は思ってる」

 

 

「そんな明るい青春サクセスストーリーじゃないですよ!思い切り血を血で洗う暴力オンリーの仁義ないバイオレンスワールドじゃないですか!」

 

 

「そこまで逢魔は悪辣じゃねぇけど!?アイツらは健全に殺し合いしてるだけだから!」

 

 

「健全の意味を辞書で調べでくださいよ!」

 

 

「ま、まぁ…ベアトリスさん…ハルトが率いる怪人軍って得体の知れない集まりみたいなものだから」

 

 

「あかねもそう思ってたの!?そんな連中に見えてた!?」

 

 

ショック!って顔をしていたが得体の知れない奴らが徒党を組んでいるのは間違いないが

 

 

「やっぱり、あかねには和服も似合うな」

 

 

緑色の和服姿のあかねは

 

 

「そ、そうかな?…えへへ……ハルト」

 

 

「何?」

 

 

「ハルトも京都へ-おいでやす…な、なんて…」

 

 

はにかみながら袖で口元を隠すも頬が恥ずかしさで赤らむ あかねを見て

 

 

「……………可愛い」

 

 

ハルトはあまりの破壊力で両膝をついて悶絶したのである

 

 

『おーと、これはハルトにクリティカルストライクだぁ』

 

『究極の一発!!』

 

 

「大丈夫ですかハルトさん!」

 

 

「大丈夫だベアトリス……俺の体内のゲフロンとコアメダルとアルターブックに深刻なダメージが入っただけだ…」

 

 

「なら行くのは寺院じゃなくて病院なんですよ!」

 

 

「もしも俺が死んだら…遺体は大天空寺に弔いを頼む」

 

 

『それで遺言良いのか!?今際の際だぞ!』

 

『それしたらお前絶対に大天空寺の地縛霊になるだろう!』

 

 

「推しを間近で見たい…」

 

『死んでもそれか!』

 

 

「その前に敵と戦う前にフレンドリーファイヤーでやられる大将が何処にいますか!」

 

 

そしてハルトに完全回復薬をかけて元に戻すと

 

 

 

「なぁベアトリス……さっき三途の川で…」

 

 

「三途の川で?」

 

 

「………ナツキが、こっち来いよって手を振ってた」

 

 

「あの人、またエルフナインさんやマドカさんに締め上げられてたんですねぇ…それはナツキさんの日常ですからそろそろ起きてくださーい」

 

 

「そうだよな…これが木野薫さんや斬鬼さんなら俺は三途の川をバタフライしながら渡ってたぜ」

 

 

「その前にあの人、どんな日常を過ごしてるの?」

 

 

あかねはそんな日常を生きるナツキに戦慄していたが

 

 

 

「なぁどうしよう!和服姿の2人が可愛すぎる!」

 

 

『そうかー』

 

 

「このままだと2人をナンパする不届者が現れるかも知れない!何なら誘拐とか考える奴がいるかも知れない!それくらいに2人は可愛い!!」

 

 

『そうだなー2人は可愛いなー』

 

 

『本当、コイツは…』

 

 

「そんな奴等から2人を守る為に…この京都の街を焼き払おうと思うんだがどう思う!」

 

 

『本末転倒だろうが!!』

 

『何考えてんだぁ!!血迷ったか!!』

 

 

「何を言ってやがる俺は……最初から血迷ってるわぁ!!」

 

 

『心当たりしかねぇぜ!』

 

『すまないあかねさん!この男のブレーキを頼むわ!』

 

 

「うん、ハルト?」

 

 

「はい」

 

 

「今回は京都の妖怪の皆を助ける為に動くなら、ちゃんと頑張らないと」

 

 

「そうだな皆が俺を頼ってくれてるんだから…よし!俺頑張る!この世界の平和は俺達が守る!!」

 

 

「おぉ!ハルトさんが真面目になった!!」

 

 

『…あかねがいなかったらハルトの奴が本当にどうなった事やら』

 

 

『キャロルと千冬達の苦労がエゲツなくなるな』

 

 

『なぁ、どうなってたと思う?』

 

 

間違いなく

 

 

「暇潰しでこの世界は破壊してるな」

 

 

『暇潰しで!?』

 

『邪神の所業じゃねぇか!!』

 

『フォッグマザーか!!』

 

 

「そもそもこの世界自体、あかねの件が無かったら来る筈のなかった世界だからな…来るとしても……シンフォギア 世界での無人島実験を世界単位で試すような感じかな」

 

 

『この世界の命を何だと思ってんだ!』

 

 

「え?何で俺が有象無象の塵芥相手に忖度しないといけないの?俺達の邪魔するなら誰であろうと蹴散らすだけだけど?」

 

 

『!!』

 

 

「俺が一番大事なのはね、逢魔の皆とその周りだけ関係ない奴等の事なんてどーでも良いでしょ?」

 

 

好きの反対は嫌いではなく無関心

 

 

とはよく言ったものだと後にウォズは逢魔降臨歴に書き記したとされる

 

 

彼が完全な怪人になってないのは人の心が多少、残滓レベルでも残っているからだ…もしも……あかねが死んでいたら それが分かったら間違いなく あの時のキャロルと同じ復讐に走り、憤怒や激情に身を委ねていただろう、そして破滅願望に近い何かに身を委ねて全てを終わらせている

 

 

永遠に続く倦怠と虚無の果てにあるのは…恐らく

 

 

「あのクソジジイの気持ち…あんだけ言ったけど今なら、ちょっと分かる考えるだけで怖いから敵となる前に全部排除しようって考え…」

 

 

そう最悪のifならそうしてると 付け足すのであったハルトであったが

 

 

「取り敢えずベアトリスさん」

 

 

「何でしょう?」

 

 

「皆でハルトを支えようね」

 

 

「勿論です今の私達には……沢山の世界の命運が握られているんですから!」

 

 

「ベアトリス?何で人を地雷のように扱っているのかな?」

 

『安心しろ相棒、お前は地雷だ』

 

『俺達はハルトを普通の対人地雷だと思ってたら破壊力がツァーリボンバーだった件』

 

『俺達も時折相棒の闇にはドン引きしてる』

 

 

「そこまで!?」

 

流石に凹むハルトであるが 一匹のアカネタカがハルトの元へと飛んできたのである

 

 

 

「何?」

 

 

「どうしたの?」

 

 

「…ロスヴァイセの奴が店で酔い潰れてるから迎えに来てと」

 

 

「あ、あぁ…」

 

 

「何してるんですか…」

 

 

「ロスヴァイセって以外と悪い先生なのか?派遣する人材間違えたか?」

 

 

流石に心配なので駆けつけたのだが その店の外で

 

 

「いちいち細かい事言ってんじゃねーよ!私の酒が飲めねーのか!!私達は先生なんですよぉ!ここには仕事で来てるのに酒飲んでるんじゃねーー!不真面目総督うう!」

 

 

「いやちょっ!まっ!」

 

 

「何してるんですかロスヴァイセさん!!」

 

 

「もぉ!最近しつこいんですよぉ!私を口説いてんじゃねえ!私はハルトさんと婚約してんだゴラァ!」

 

 

「よーし!ロスヴァイセ!カメラ目線でオーディンに一言お願いします!」

 

 

「オーディンはぶっ潰す!よくも私達を置いて帰ったなあのセクハラジジイ!!」

 

 

八つ当たりとばかりに酒瓶で殴られるアザゼルを尻目にハルトは

 

 

「ありがとうございまーす!」

 

 

「あははははははは!!」

 

 

「はっちゃってるなロスヴァイセの奴」

 

 

『あぁ、身内以外には見せられない光景だ』

 

 

「え、何してるのハルト?止めないと!」

 

 

「いやその前にだな」

 

 

泥酔したロスヴァイセがアザゼルを酒瓶で殴っていた、コレは不味い!とベアトリスは止めに入るが その前にハルトは動画を撮る

 

 

 

 

「オーディンへ送信と」

 

 

彼女達を置いていったオーディンに動画とカメラ目線で指差している写真を送るそこには

 

 

【次はお前だ】

 

【アザゼル先生も泣いている(現在進行形)】

 

 

と某ホラー映画のキャッチコピーのようなメッセージも添付して送るのであった鬼畜の所業であり、後日 オーディンから全力での謝罪の書簡とアースガルズへの自由帰参と罪は不問とされる手形が送られたのであった

 

 

「いやちょっ!ハルトさん止めてくださいよ!!」

 

 

一誠もストッパー足り得る人に頼るしかないので

 

 

「分かった俺も彼女との付き合いから学んだ事がある…ロスヴァイセ!」

 

 

「んー!何ですか〜この女誑し!!」

 

 

「一言余計じゃあ!この百均ヴァルキリー!!」

 

 

「んご!」

 

ロールケーキの代わりに日本酒一升瓶を口に捩じ込んで気絶させた

 

 

「こうやって、もっと飲ませれば勝手に酔い潰れる」

 

 

「ん……むにゃむにゃ……」

 

 

「一件落着!!」

 

 

「アンタ鬼か!!」

 

 

「そもそもこの世界の酒で酔うのは下戸だろ?水みたいなもんじゃん」

 

 

『酒豪諸島の酒と比べるな!』

 

 

「んじゃ、アザゼルがマウントポジション取られて酒瓶で殴られ続けるのを黙って許容しろと?俺はアザゼルが殴られるのは見てて楽しいから止めなくても良かったんだぞ?」

 

『人の心何処行った!?』

 

 

「それは…ってロスヴァイセさんって酒癖凄い悪いんですね…」

 

 

「あぁ、違う違うロスヴァイセは酒癖が悪いんじゃなくて酔うとストレスが爆発するタイプなんだよ定期的に酔わせないと大変な事になるまである」

 

 

「えぇ…」

 

 

「真面目な人ほど酔うとかリミッター外れると大変な事になるんだよ俺なんて酔っ払ったロスヴァイセに押し倒されてそのまま…うん」

 

 

「ま、マジですか」

 

 

「兵藤君、良いかい…どんな形でも女性に手を出す、出したなら男は必ずその責任と生涯かけて向かい合う覚悟が必要なんだ、それが出来ないならハーレムなんて諦めろ」

 

 

何か重たい言葉に一誠も重々しく頷くのであったが

 

 

「説教は良いから……ハルト…治してくれ」

 

 

アザゼルがそう言うので仕方ない

 

 

 

「仕方ない風情に合わせた治し方をしてやろう和風にれ

 

『TUNE MAD DOCTOR』

 

 

「秋の京都に響く断末魔、まるで2時間サスペンス並みの風情があるだろう?」

 

 

「え?」

 

 

「あぁ…身内が迷惑をかけたお詫びに最速で最短でかつエレガントに治してやろう、その代わり死ぬ程痛いぞ」

 

 

「他の方法で治してくれないか!」

 

 

「この方法が一番早いんだ、実際に愛用された人の声もあるぞ」

 

 

【凄い勢いで肉体が綺麗に修復されるんだけど、それって代謝とか内臓の器官を無理やり稼働させて傷を修復してるから体の骨が内蔵が神経全てが激痛の悲鳴をあげていくんだ!けど段々この回復方法じゃないと満足出来ない体になって行くんだよ!】

 

 

あくまで故人の感想です

 

 

『ナツキ、死んでるじゃん!』

 

 

「おぉ…ナツキ……良い奴だったのに…何故死んだぁ!!」

 

 

『そういやぁこの間 アナザーガウ・オーバーモードの全力パンチくらってたな』

 

『原因それじゃん』

 

 

「そうだけど、その後 マッドドクターで治したぞ!」

 

 

『その前に…アレは死に戻り過ぎて変な扉開いてないか?』

 

 

「大丈夫大丈夫、近々ニエルヴの紹介で知り合ったグラニュートの元大統領から面白いもの貰う予定だから、それをナツキに使ってあげようよ!」

 

 

『…………ん?ハルト、今何て?』

 

 

「ニエルヴから面白いものを貰う予定だよ?」

 

 

『違うその後』

 

 

「グラニュートの元大統領?」

 

 

『おい待て…何処で知り合ったぁぁああああ!!』

 

 

『元?おいまさか…』

 

 

「ニエルヴから紹介されて会ってみたけど、何か偉そうな態度でムカついたから家族まとめて締め上げた結果、グラニュートの国を逢魔の属国にする事が出来ました!拍手!!」

 

 

『何してんの!?』

 

 

「大統領殴り倒したら俺が何故かグラニュートの国の大統領になってたんだって、いやぁ!奴等の価値観だと一番強い奴が正義なんだって!グロンギやオーバーロードみたいで仲良く出来そうだよ!何かあの大統領嫌われてたみたいだから俺に政権交代しただけで滅茶苦茶讃えられた!讃えよ!俺を讃えよ!これよりこの国の国家はGot Boost?だ!」

 

『国家にラップパートというかハモリを用意するなよ!』

 

 

『グラニュート界に未曾有の危機!!』

 

 

『グラニュートはジャルダック家よりもヤバい奴を国のリーダーにしてる自覚を持て!!』

 

 

「ウォズ達にも同じ報告したら白目剥いてたね

 

『でしょうね!』

 

 

「そんで逢魔の属国化や傘下入りを反対してた奴等が偉そうに文句言ってきたから…挨拶の粗品にニエルヴから貰った闇菓子と魔蛇から貰ったヘルヘイムの果実を練り混ぜた改造闇菓子を渡して食べさせたり闇菓子中毒にしたりインベスにして従わせる事に成功した、これも全部ニエルヴの作戦だ」

 

 

『ニエルヴさんが会社の為に超活躍してるぅ!』

 

 

 

「ランゴさんなんて【ハルトがニエルヴと共謀して国のトップになっただと!】って驚く程の手腕だよ」

 

 

「またしても何も知らないランゴさんでしたか!」

 

 

『その前に何それ俺達そんな事知らないよ!?』

 

 

 

「けど大喜びだったよ俺がグラニュートの大統領になったから闇菓子事業を国家公認と認可した、これからは市民にも安くて美味しい闇菓子を合法でかつ大量に市場へ流して皆を笑顔にするお菓子屋にするって言ってた!!これで皆が笑顔になるな!」

 

 

『それ薬で幸せになってるだけでは?』

 

 

『それで闇菓子の材料は何処から調達する?』

 

 

「え?シンフォギア世界に闇菓子食べたいバイトを送りこんで人間拉致らせてからハズレのSMILE食べさせて、全員幸せにしてから闇菓子工場で闇菓子に加工してグラニュートの国に流す、これぞ三角貿易!!」

 

 

『一方向だけ一方的に搾取されてるけど!?』

 

 

「あぁ大丈夫大丈夫、シンフォギア世界にはラキアのデータを元にして作った毒をばら撒く予定だから効率良く採取出来るよ」

 

 

『お前、何してんだゴラァ!!』

 

 

「んでグロッタさんが闘技場に興味持ったから参戦するってさ!」

 

『はぁ…話は逸れたがソイツから何貰うって?』

 

 

「グラニュートの死体、何か面白い能力があるからって保存してたって」

 

 

『は?』

 

 

「そいつの死体とナツキの体をキメラ合体させようぜ!フランケンシュタインの怪物誕生だな!」

 

 

『皆ぁ!ハルトの『丸太(倫理観ブレーキ)』は持ったな!行くぞおおお!!!』

 

 

「さて…アザゼルの治療を始めるか」

 

 

『クソッ!一足遅かったか!!』

 

『まぁこれは必要な犠牲…なのだ』

 

 

「ちょ、まっ…」

 

 

「どうしてこんな事に…世界は残酷だよ」」

 

 

「それは俺のセリフだぁあああ!!」

 

 

京都の街に堕天使総督の悲鳴が響くのであったそして

 

 

「取り敢えずロスヴァイセはこっちで預かる」

 

 

彼女をナチュラルにお姫様抱っこで抱えると

 

 

「んー」

 

 

「ほらロスヴァイセ、帰るぞ」

 

 

「はーい」

 

 

「んじゃなアザゼル!常葉ハルトはクールに去るぜ」

 

 

「嵐のようにの間違いでは?」

 

 

「そうとも言うな」

 

 

と笑うとハルト達は一旦 スマートブレインがビジネス展開中のリゾートホテルに向かうのであった

 

 

ロスヴァイセを取り敢えずベットに放り投げ寝かせると

 

 

「んじゃベアトリス、行こうか」

 

 

「え、この状況でですか!」

 

 

「元々の目的は会談と旅行だからな2人の行きたい場所を優先するのは当然だろ?」

 

 

「私は此処でロスヴァイセさんを見てるからハルトと2人で行ってきなよ」

 

 

「え、じゃあ遠慮なく!」

 

 

「流石に護衛は置いて行くけどな…英雄派の連中が仕掛けてくるかも知れないし」

 

 

ハルトがお願いすると現れたのは

 

 

「呼びましたか我が夫?」

 

 

「モルガン…ここを頼める?」

 

 

「あかねと酔っ払いの面倒は任せなさい、所でこのリゾートホテルを私なりに改造してもよろしいでしょうか?」

 

 

「任せる好きにしろ、良からぬ奴等には」

 

 

「任せてください、確実に排除します」

 

 

「頼んだ」

 

 

 

とだけ言ってハルトはベアトリスと買い物に出かけるのであった

 

 

 

「あ、あの「あかねよ気楽に、私は貴女に対してキャロル達と同じように敬意を抱いています」え?」

 

 

「貴女の功績はそれだけ大きなものという事です、では先ずは我が夫の話を聞かせて頂けませんか?」

 

 

「ならば私が王の話をしよう!」

 

 

「失せなさいマーリン」

 

 

「えぇ!」

 

 

睨まれたのでマーリンは素直に帰るのであった   

 

 

 

そして同時に現れたのは霧 それは敵 英雄派の襲来であった

 

 

「これは」

 

「あかね下がって、そこの酔っ払いの介抱を」

 

「はい!」

 

あかねは慌ててロスヴァイセに駆け寄るとモルガンは持ち前の杖を構えると中から現れたのは

 

 

「夫婦の部屋にノックもなく入るとは無作法…いや礼節も知らない蛮地から来たようですね」

 

 

「失礼お嬢さん方、貴女達の身柄は我々英雄派が預かる、拒否権はないよ」

 

 

「そうすればあの傍若無人な魔王とて我等に手を出せなくなるからな」

 

 

そこに現れたのは曹操達英雄派であったがモルガンからすれば

 

 

 

「何と命知らずな、その真似は我が夫の逆鱗に触れるだけですよ?それに乙女達を人質に取るなど英雄のやる事ではありませんね…あの子達が知れば間違いなく悪と断じます」

 

 

 

「おっと暴れても良いのかな?このホテルには一般の客もいる筈だ貴女達の攻撃だと巻き込んでしまうよ大丈夫、抵抗しなければ危害を加えるつもりはありませんよ」

 

 

「……」

 

 

「洗脳すれば良い手駒になりそうだな」

 

 

「それと魔剣ダインスレイフは返してもらうぞアレは俺のものだ」

 

 

「まぁちょっと女としても楽しむかも知れないがな!」

 

 

「ゲオルグ!ヘラクレス!」

 

 

 

「客?関係ありません私は客ではない侵入者を排除するだけです」

 

 

そういうなりモルガンは魔術を発動、杖をつくと同時に極太の火柱が昇るのであった

 

 

「っ!民間人を巻き込むか!!」

 

 

「自分達の事を棚に上げてよく話します、このホテル全域には私の魔術により結界を施してます どれだけ暴れても外にはバレる事はありません」

 

 

先程のホテルの改造許可は結界展開の承認という事であった

 

 

「だが魔法使いなら接近戦が…ジャンヌ!ジーク!」

 

 

「任せなさい!」「あぁ!」

 

 

近接組であるジャンヌとジークフリートがモルガンに襲い掛かるのだが

 

 

 

「彼女の相手は貴女に任せます」

 

 

「ほんと、偉そうなのが腹立つわね」

 

 

幻想の炎を纏い現れるは復讐の聖女 同じ名を冠しながらヒーローごっこに興じる輩に対して

 

 

 

「貴女は…」

 

 

「私はジャンヌ・ダルク、貴女と同じ偽りの聖女…いや違うわね復讐と憎悪に燃える聖女かしら」

 

 

「何を言って「そもそもアイツの子孫なんている訳ないじゃない」な」

 

 

「あのゴリラのように強くて優しい聖人君子みたいなのがアンタみたいなのでなるものか…私はねハルトからアンタ達の事聞いた時から全員焼き尽くすと決めてるのよ、特に貴女ね…あのゴリラと同じ名を語ってんじゃないわよ!!」

 

 

オルタの炎が偽りの聖女を偽りの名に応じた炎で焼き払おうと振り翳す

 

 

そしてジークフリートの相手には

 

 

「騎手の頼みとなれば仕方ないな!」

 

 

人類悪顕現!淫蕩の獣 ドラコー が大人モードで現れたのであった

 

 

「さぁ我を興じさせろ、その魔剣が飾りでなければなぁ!!」

 

 

「くっ、禁手!!」

 

 

ドラコーvsジークフリート

 

 

 

「さて、残り全員で相手しますか?」

 

 

「それが望みなら?」

 

 

「良いでしょう身の程を教えてあげます…それは我が夫の仕事ですが」

 

 

 

ーその通りだモルガンー

 

 

「っ!!」

 

 

 

同時に襲い掛かるは怒りの覇気 仲間に当てないようにしているがぶつけられた側は血相変えて震えるしかない 英雄派達からすれば恐怖の象徴 そして自分達は逆鱗に触れた愚か者 その末路は語るに及ばす

 

 

 

「俺の妻達を狙ったのだ覚悟は出来ているのだろう?英雄擬きどもヒーローごっこは終わりだ」

 

 

 

さぁ、魔王の降臨である

 

 

 

「な、何故此処に…」

 

 

「さっきモルガンが仕掛けた結界には隔絶ともう一つ効果がある、それは俺が外側から入れるパスだ」

 

 

「まさか」

 

 

「神器で逃げようっても無理だぞ、ロスヴァイセが徹夜でお前の絶霧から発動される魔力波を解析してウチの技術者連中が組み上げた魔力霧散装置を使っているからな逃走手段はないぞ八坂を解放すれば命だけは助けてやるが?」

 

 

「ふざけるな……此処でお前を倒せば解決するんだ!」

 

 

「交渉決裂だな」

 

 

「これが交渉とは笑わせるな」

 

 

「俺なりに精一杯の誠意のつもりだったが残念だ……ん?」

 

 

その結界を破りて現れたのは吸血の魔剣

 

 

 

「ダインスレイフ!?」

 

 

「バカな!何故魔王の手に!」

 

 

「あ、あぁ…そういう」

 

 

ハルトはボンヤリとだが理解した恐らくシンフォギア世界で彼の心臓を貫いた影響でダインスレイフとのパスが出来ただろう

 

 

 

「本当、俺って妖刀やら魔剣やら物騒なものに好かれるねぇ…まぁ俺の特別に手を出したんだ覚悟は出来てるよな?」

 

 

 

そしてハルトは笑顔でダインスレイフを抜剣して鋒を英雄派に向けたのである

 

 

 

 

「さぁ、悲鳴をあげろ」

 

 

続く

 






予告

英雄派との戦いが幕開けた 死中に活を求める英雄派だがそこにいるのは魔王 はたして彼等の運命は!そして八坂の安否とは!

次回 英雄譚の末路 お楽しみに!


オマケ短編 謝罪


『逢魔のせいで我々の国は大変な事になっているのだ!この経済的損失をお前達の金で補填しろ!』


「…………」


『おい、何で謝らないんだよ!』


「うちは謝罪するような事をした覚えがない!」


『謝ってヨォ!!』


泉の女神?


「あぁ!魔王ちゃんが泉に落ちた!」


「魔王様は泳げないのだぞ!よし俺が助けに!」


「待つのじゃ!」


すると泉の中からぐったりしたハルトを抱えた泉の女神が現れた


「魔王ちゃん!」


「貴方達が落としたのは、この心根が美しくて思慮深く他人への思いやりに満ち溢れていますが家事全般出来ないハルトですか?」


「家事出来ないなんて、そんなの魔王ちゃんじゃないよ!」


「思慮深くて心根が美しく優しいだと?そんなのハルト様ではない!!」


「そうですよ!魔王様には優れた家事スキルがあれば良いんです!それに比べれば他者への思いやりなんて必要ありません!」


「取り戻す為とは言え正直過ぎるのも考えものじゃのー」



「貴方達は正直です、貴方達にはその性格が終わってるけど家事全般完璧なハルトをあげましょう」






「って事があったんだよ」


「取り敢えずその女神は、ぶん殴りてぇよ」


「不思議だった!」


「それよりも魔王様、今日のおやつタイムと行きましょう!」


「後、お前達には話がある」


「「「「………」」」」ダッ!


「待てゴラァ!!マッハアキレス!!追いかけろぉ!」

「おう!」


「待ちなさいマッハアキレス!貴方のような方が魔王様に従っているのはおかしくありませんか?」


「………それもそうだな!!」


「ん?」


「というと思ったか!!」ダッ!


「おい」



包囲網


「番号!」

「1!」「2!」「3!」「4!」「5!」「なんかゼールがいっぱい!」「最後までチョコたっぷり!!」


「よーし!ミラーモンスターども奴等の匂いは覚えたな俺のことを人の心がないだの家事スキルあれば思いやりは不要だとかボロカス言ったあの『裏切り者(ロイヤルガード)』とノリと勢いで離反したマッハアキレスを人海戦術でとっ捕まえろ!!お前達マーキングした奴をストーキングするの得意だろ!」


「発言を許可してください!」


「許す!」


「王よ我々をそんなストーカーのような扱いしないでください!」


「契約者の恋人を捕食対象として狙ってるダークウイングには言われたくないな!」


「主の命令に従わないのは契約モンスターの名折れ!この忠誠心に満ちたモンスターで有名なドラグレッターの名にかけて犯人を見つけてみせる!」


「俺も!カードデッキの切れ目が縁の切れ目と言われたボルキャンサーの名にかけて!」


「俺も主の仇に寝取られた!メタルゲラスの名にかけて!」


「同じくエビルダイバー!」


「後半は何か不安しかないがGo!」



数分後 捕縛されたマッハアキレスのお仕置きをアポロガイストに任せ ロイヤルガード達は円卓に座らせられ拘束されると


「魔王ちゃーーん!!謝る!謝るから助けて!」

「お慈悲を!どうかお慈悲を!!」

「こ、これだけは辞めてください!!」

「ちょっと待て!ハルト坊!今回の処遇は妾は納得いかんぞ!!」


「ははは〜連帯責任かな…俺には人の心は思いやりは不要みたいだからさ〜罰としてシュールストレミングの刑だ」


ハルトは全身完全防御服を装備し、そのままシュールストレミングの缶詰を開ける


直後 その周囲には異臭と絶叫が響いたという

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