無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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魔王城探訪!

 

 

前回のあらすじ

 

英雄派を倒したハルト、戦利品として巻き上げた黄昏の聖槍を使い 何ちゃってな技を発動したら

 

 

 

空に浮遊する骨の城が現れたのである

 

 

 

「ラ○ュタは本当にあるんだあああああ!!」

 

 

「言ってる場合!?」

 

 

あかねのツッコミを受けるがハルトは笑顔で

 

 

「うおお!ちょっと行ってみよう!」

 

 

「やったー!」

 

 

「入って大丈夫ですかね!?」

 

 

「俺の城だから大丈夫!」

 

 

「だから心配なんですよ!絶対罠とかあるんじゃないですか?」

 

 

「大丈夫だよベアトリスさん…ハルトの事だからその辺考えてないですよ」

 

 

「あかね?」

 

 

「……ってナツキが言ってたなぁ」

 

 

「あの野郎…」

 

 

ハルト、ウルティマ、あかね、ベアトリスは着地して周りを見渡すのであった

 

 

 

「文字通り骨の城だな」

 

 

だが本当に俺の城だよな?と首を傾げるも門が開いて中に通されたが 

 

 

あるのは誰もいない玉座のみ

 

 

「ふむ」

 

 

迷わず歩いた先に腰掛けたハルトは槍を置く場所があったので突き刺すと同時に頭へ流れてくる情報から、この城の能力を把握したのである

 

 

 

「ほむほむ…こりゃ良いな!よし早速、皆を呼んで相談しよう!」

 

 

という訳で幹部やキャロル達を呼び出すと

 

 

「良く来てくれた親愛なる逢魔王国が誇る仲間達よ見てくれ!これが俺達の魔王城だぁ!!」

 

 

玉座に座り如何にもなラスボスムーブを決めるが

 

 

「いったい此処は何なんですか我が魔王!!」

 

 

「初めましての城なんだけど何なのさ!」

 

 

「まさか……買ったのか!」

 

 

「俺の能力で作りました!!生産者は俺だぁ…」

 

 

「何をしてるのですか!!」

 

 

「いやぁ最初は曹操から黄昏の聖槍を奪い取って能力実験をしてたけど魔王には魔王城が必要でしょ!って思ったら何か城が出来た!多分これが禁手じゃないかな!」

 

 

「本当に何をしてるのですか!!」

 

 

「曹操から聖槍を奪ったぁ!?大丈夫!魔王ちゃんって聖槍持ったり見たら浄化される側だと思ったけど!」

 

 

「え?うーん…俺にとっての神って師匠、英寿さん、ネオ黎斗だからなぁ」

 

 

「あれ…あの……邪神崇めてません?」

 

 

「は?」

 

 

「それよりも魔王様って聖なる属性武器持てたのですか!?」

 

 

「ハルト坊…頭大丈夫か!?」

 

 

「ノリと勢いでやったから後悔はない!」

 

 

「正常じゃ…」

 

 

「何というか物騒な外観に反して割と内装整ってるし」

 

 

「来客を呼ぶのか?」

 

 

「因みにコレ何で出来てるの?普通の木材とか石材じゃないと思うけど…」

 

 

「ん?俺達が殺し回った奴等の死体と骨で出来てるぞ?奴等の素材は余す事なく有効活用した以前戦った神の使徒(ありふれ編)達の死体や魔獣の死体も魔法も色々と応用しているぞ」

 

 

「うわああああ!!」

 

 

「そうだったのですか!」

 

 

「ほら、耳を澄ませば聞こえるだろう?助けてくれ、解放してくれ、許してくれと」

 

 

耳を澄ませば確かに聞こえて来る 逢魔に逆らったもの達の悲痛な声が だが

 

 

「む?コレはハルト坊が妾達レジェンドルガの為に設定したBGMではないのか?妾にとって川のせせらぎのように心地よい音じゃが…」

 

 

「BGMに悲鳴をかけるくらいなら仮面ライダー主題歌メドレーを城内にかけるぞ!そら!」

 

 

と流れ始めたのはGot Boost?が流れ始めるので

 

 

「素晴らしい音楽だな」

 

 

「城に取り込まれた者達からすれば逢魔に会う前なんて眩しくて戻らない瞬間ですだな!」

 

 

「魔王ちゃんは全部守ると決めたと」

 

 

「そしてtough tough toughになってった!」

 

 

「胸張って言わないでください!」

 

 

「それで、元の持ち主達は?」

 

 

「今頃ミラモン達の腹の中だな」

 

 

「うわぁ…」

 

 

「そうそう後、皆に相談があってー」

 

 

「その前にこの城は味方だって言わないと!奴等が攻撃してくるかも!」

 

 

「それもそうかいきなりこんなの現れたらビックリするよな」

 

 

「この城に武器はあるのですか!?」

 

 

「ある!」

 

 

おぉ、と騒めく仲間達に合わせて城に待機していた大砲、機関砲、ガトリング、ミサイル等等が展開された 防衛機能でクロックダウンと反重加速装置なども展開されたのである

 

 

と話していると京都の街に巨大ロボ…否、ガッチャードのバットキング・ワイルドになり飛んできたのである

 

 

「ロボだぁあああ!!」

 

 

「あ、おーい!一夏ぁ!」

 

 

「その声は…ハル兄!?この城は…まさか英雄派の奴等が何か仕掛けたの!?」

 

 

「違うよぉ、俺の能力で作った魔王城だよぉ〜」

 

 

「そ、そうなのか?」

 

 

一夏も流石に義兄の奇行も此処までくれば溜息しか出ない

 

 

「入ってこいよー!中々快適だぞ〜」

 

 

「いや流石にこのラストダンジョンみたいな城に入る度胸はないよ…」

 

 

「何を言う!とある配管工は溶岩煮えたぎる城から姫を助けてるぞ!!」

 

 

「あの人と一緒にしないでよ!取り敢えず敵じゃないって先生達に報告してくるよ!」

 

 

「頼んだ!俺はもうちょいこの城の力を把握しておくぜ!」

 

 

「実験と称して変な事しないでよ!」

 

 

「………善処します!」

 

 

「あかねさん達!ハル兄をお願いします!!何かやらかそうとしたら止めてください!」

 

 

「もうやらかしてるけどなぁ…」

 

 

「これ以上、被害を増やさないでください!!」

 

 

と一夏は下に戻って報告するのであった

 

 

 

「さて……皆、実は皆を集めた理由が他にもあるんだ」

 

 

「何でしょう?」

 

 

「このお城……どうやったら消えるの?」

 

 

「何で分からないんですか!!」

 

 

「そう言うのって出し入れとか自由自在に操れるんじゃないの!」

 

 

「馬鹿野郎!ノリと勢いでやったからそんなのわかんねーよ!!俺が後の事とか、その辺考えると思ったか!」

 

 

「胸張って言う事じゃないんですよ!」

 

 

「そうか!よし試してみるか……キャロル、手を貸してくれ」

 

 

「こうか?」

 

 

 

「ありがとう、よし行くぞ!」

 

 

ハルトはキャロルの手を握ると笑顔で

 

 

「バ○ス!!」

 

 

「滅びの呪文を唱えても消えないよ!!」

 

 

ー目が…目がぁあああ!!ー

 

『何でアナザーWにダメージ入ってんの?』

 

『ほらテラードーパント関係でダメージ入ってんじゃね?』

 

『中の人ネタじゃねぇか!』

 

 

「そう言えば…この城の雰囲気さ…チフォージュ・シャトーに似てない?」

 

 

 

「確かに似ているな」

 

 

周りを見渡すとキャロルも納得する程に良く似ていた

 

 

チフォージュ・シャトー

 

ハルトが建国以前からお世話になった場所であるキャロルの拠点 ある事件で必要区画以外は廃棄されて今はあの世界に放置されている

 

 

ハルトやキャロルに取って一緒に暮らした場所であり、ある事件の中心にあった思い出深い場所である

 

 

「あぁ…俺が間近で見て覚えた城とも言えるし何より…キャロルと短い間だったけど一緒に暮らした家だから俺の思い出には強烈に残っているのかな…」

 

 

「我々も世話になってましたから」

 

 

「ハルト…オレはあの時…お前に色々言っていたがあの時の思い出は…その…」

 

 

「キャロル…何も言わなくても分かってるから大丈夫だよ」

 

 

彼女にとっても大事なものだという…同じように思っててくれて嬉しいと手をギュッと握ると

 

 

「ハルト…」

 

 

「絆されないでくださいよキャロル妃!貴女がダメだと止めなかったら我が魔王は常識を地球に置き去りにして頭のネジが成層圏の向こう側まで飛ぶ男なのですよ!」

 

 

「そ、そうだった…気持ちは嬉しいが…早くこの城を消す方法を探すのだハルト!」

 

 

「えぇ!折角、改築機能があるのを確認したから兵器工場やリゾート区画や研究施設を用意したのにぃ!」

 

 

「何ですとぉ!」

 

 

「それを早く言え案内しろ!此処を第二のチフォージュ・シャトーにする!」

 

 

「イエスマム!ダインスレイブもあるから滅びの歌を奏でようぜぇ!」

 

 

「それも興味があるが…」

 

 

「よーし!この城の素材から絶望エネルギーを集めてダークエーテルのカードを錬成しちゃる!!そうだ!秋羅に冥黒の炎を預けてみるか…頑張ったら黒鉄になるかも!そうと決まれば!!」

 

 

「え、ちょっ!!ハルトさーーん!」

 

 

ベアトリスが慌てて追いかけるのであった

 

 

 

「もう、ハルトは…」

 

 

「あかね嬢!!お願いします!取り敢えず我が魔王を落ち着けてください!あの方は新しい能力に発現したら何処まで出来るか試そうとする悪癖がありますので!」

 

 

「そんな事……ないと言えない」

 

 

「その通りです、現に」

 

 

「よし映画村に行くぞ!魔王城!全速全身DA!」

 

『誰かこのバカを止めろぉ!』

 

 

「ってなってますので」

 

 

「分かった任せて!」

 

 

とあかねは走り出してハルトを追いかけるのであった

 

 

 

そして城の内部は歓楽街や闘技場、劇場や娯楽施設が沢山あるというのが分かった 最早城塞都市である

 

 

「外への警備態勢は万全だな…まさかクライシス要塞を可能な規模とは…やっとこれでエネミースローターのメンテナンススペースが確保出来そうだよ ずっと宇宙にあげてメンテナンスしてたからなぁ」

 

 

「常時全方向に追尾機能付きのエンドオブワールドが飛んでくるとか悪夢だな」

 

 

「いやぁ!そして最初の試練とも言える全面鏡張りの廊下とかミラーモンスターに襲われるしかないよねぇ!」

 

 

ゼール達もそうだそうだ!と餌場の登場に喜んでいます

 

 

「それに他の怪人達の生活に最適な環境を用意してるなんて素晴らしいんだ しかも見てくれキャロル!この城があれば怪人変身系アイテム生産なんて朝飯前だって!見て見て!」

 

 

とハルトが笑顔で見せたのはホロスコープスのスイッチやガイアメモリ そして

 

 

「変身アイテムのブリードガヴや闇菓子も量産出来たよ!」

 

 

『人の心ぉ!』

 

 

「とんでもないな…」

 

 

「いやぁビックリしたぁ…まさか合法にしたけど危ない薬も作れるとか……なぁ相棒」

 

『何だ?』

 

 

「俺ってさ…もしかして結構非常識な事してる?」

 

 

『今更気づいたか』

 

 

「ま、まぁ今は俺がグラニュート達の大統領だから大丈夫か!」

 

『コレが大統領とか世も末だな』

 

 

「だって、こうなると思わないじゃん!あの大統領が気に入らなくて締め上げたら俺が大統領になるとか思わないじゃん!てか魔王が神殺しの槍とか持ったら完全にヤバい奴じゃん!」

 

『その槍で師匠を突くのか?』

 

 

「寝言は寝て言え師匠を刺すくらいなら聖槍で自分の心臓を貫くわ」

 

『相棒…』

 

 

「もし師匠と戦うならバロンの武器で挑むぞ!」

 

『相棒?』

 

 

 

「そして一夏も八坂を助けたとあれば完璧よ」

 

 

それと同時にコムリンクから通信が入ると通話から一夏が囚われた八坂を助けたとの事

 

 

「よし!パーフェクトだ一夏!」

 

 

「それなら後はこの城をどうするかだな」

 

 

「それならアイリーンに頼んでリュート上空に飛ばして貰おう!」

 

 

困った時のアイリーンである

 

 

「消し方が分からないからってアイリーンに丸投げるなぁ!!」

 

 

「それなら絶霧を使うかな」

 

 

先程奪い取った神器を使おうと思ったが反応はない

 

 

「やっぱり神器の相性もあるのかな?」

 

 

「どんな能力なんだ?」

 

 

「えーと確か最強の結界系神器だったと思う」

 

 

「エルフナインに預けておけ」

 

 

「それしたらナツキが霧の中から出てこなくなるぞ?」

 

 

ナツキが霧から襲ってくるヤンデレ達から逃げるホラー映画の完成である

 

 

「それは困るな…ならどうする?」

 

 

「魔獣創造も俺の怪人創造の能力と被るからなぁ…アザゼルに法外な値段で売りつけるのもありだけど折角なら逢魔陣営の強化に使いたい」

 

 

「そうなれば人選はお前の仕事だな」

 

 

「そうだな」

 

 

魔獣創造 それはイメージした魔獣を作り出す能力だ それならば想像力が豊かな者が適任だし絶霧 は結界系 ならば防衛戦に長けるものが適任だ

 

 

「うーむ…」

 

 

逢魔に該当する者と言えば

 

 

「そうだ!」

 

 

と言う訳で早速

 

 

「二亜に魔獣創造を預けようと思う」

 

 

漫画家の彼女なら使えるだろう 想像力は問題無いし

 

 

「うおおお!良いのかいハルきちぃ!」

 

 

「勿論だよ二亜は戦闘力皆無だ、オーフィスを保護してる以上 二亜にも自衛用の魔獣を作ってテイマーみたいな戦い方も出来たらと思ってな」

 

 

「はい!ハルきち!相手の衣服を溶かす粘液を出すスライムとか触手で襲い掛かるモンスターとか作って良いですか!」

 

 

「その辺は絶対作るな厳禁!絶対NG!!」

 

 

「そんなぁ!」

 

 

「当たり前だ!!それしたら、この作品の対象年齢が上がるわぁ!」

 

 

「メタいよハルきち!」

 

 

その辺のR18生物創造は厳禁の条件で神器を預け

 

 

もう一つの絶霧については悩んだ結果

 

 

「ウォズに預ける事にした、これからも宜しく頼むぞ」

 

 

「はっ!この褒美に見合う働きを約束いたします!!」

 

 

理由?それはな最初はテスタロッサやアイリーンなど俺が頼りにする人達に預けようと思ったが…何か目を離した時にやらかしてそうで怖いと思ったからウォズに預けた こいつなら余程変な使い方はしないだろうが

 

 

「やったぁ!遂にマフラーワープの上位互換 霧ワープを覚えたねウォズちゃん!」

 

 

「あの霧ワープの便利さは我々もよく知っているからな!」

 

 

「トランスチームとかネビュラスチームの霧ワープは最強だからな!霧の中から現れる俺や霧ワープで逃げる俺…うーむカッコ良い!」

 

 

「……我が魔王?私を運び屋にしようとしてませんか?」

 

 

「何を言ってる?その霧の防御力と転移などを考えれば俺を守る護衛に相応しいと思ったんだけど!?」

 

 

「おぉ…そうでしたか、これは失礼を」

 

 

 

それにテスタロッサ、ウルティマ、カレラは俺との魂の回廊があるから間接的に聖槍を使う事が出来る……悪魔が聖槍を使うとは世も末だなと思うが

 

 

「そして魔剣コレクション」

 

ダインスレイブは別だが

 

ジークフリートから奪ったのはグラム、ノートゥング、ディルヴィング、バルムンクの4本

 

 

「竜殺しと魔剣しかないのだな」

 

 

「魔剣は別ですが竜殺しはなぁ」

 

 

「そもそも呪いの武器認定されてる奴だから不安多いよね」

 

 

悩ましいと考えた…うちで剣をメインウェポンにしてる奴に渡すかと考えていたが

 

 

「それでしたらハルト様、私の魔法実験で使ってみたいので魔剣を一振り頂けませんでしょうか?」

 

 

「勿論だよ、アイリーンにはお世話になってるし実力も申し分ないのは分かっているしね」

 

 

アイリーンの提案にハルトは快く頷いて魔剣ディルヴィングを預けると

 

 

残り三振りか

 

 

「所属的に北欧神話へ返却するかロスヴァイセとサーシャに預けるのも手だけど」

 

 

喜び混じりに呟くが

 

 

「我が君!私にも魔剣を一振り!」

 

 

「カレラには最近、アロンダイトあげただろ?…あ」

 

 

なので思いついたのが

 

 

「次の闘技場での戦いで優秀な戦績を上げたもの達に2振り!そして今度のレーティングゲームでの手柄を挙げたものに一振り預ける!!欲しければ相応しいと力を示せ!勇士達よ!!」

 

 

おおおおおおおお!!!と褒美に湧き立つ幹部達に満足しているがハルトは知らない

 

 

周りから逆らう敵は皆殺しにし、今までの常識、倫理を踏み倒して国を統治する狂王と認識されている事を…

 

 

 

「さぁ魅せてくれ、吼えてくれ、お前達の魂の輝きとあり方を!コレを見てる奴等に告げる!腕や頭脳に覚えがあるならば!俺の下に集え!!誰にでも輝ける場所は存在する!世界は広い!野心があるなら夢を見たいなら俺達について来い!この逢魔王国国王兼グラニュート政府大統領の常葉ハルトの旗の下にぃ!!」

 

 

うおおおおお!!と喜ぶ幹部達であったがアザゼルは一夏の報告に顔面蒼白、アイツとんでもない事やりやがったと震えていた

 

 

「あ、一夏達は修学旅行を普通に楽しんでね」

 

 

「あぁ…なぁハル兄」

 

 

「どうした一夏?」

 

 

「あのさ…今回のお礼に八坂さんが九重ちゃんと一緒に遊びたいって言ってんだけど」

 

 

「そうか。それなら修学旅行後にまた来るように手配しておこう」

 

 

「良いの?」

 

 

「構わないさ、頑張ったあの子にもそれ位の褒美は必要だろう?」

 

 

前に行った時にも一夏を兄のように懐いていたからなぁと微笑ましいと思ったが

 

 

「八坂さん…いやいやまさかあの人、未亡人だぞ…一夏…うーむ」

 

 

まぁその辺は当事者で解決してもらうか!と考えていたが

 

 

 

「ハルトはん」

 

 

「ユキメ?」

 

 

「まさか、こんな城まで呼び出すとは思わへんかったわ、流石はわっちの婿でありんす」

 

 

「婚約って話から飛んでいったな!」

 

 

「おいハルト、この女か?」

 

 

「あら、貴女は確か…キャロルはんでしたな」

 

 

「そうだ…」

 

 

キャロルは値踏みするようにユキメを見る、露出のある着物はティオで見慣れているがスタイルも良い、それに

 

 

「獣耳と尻尾か」

 

 

「そうでありんすが?」

 

 

「そうか…キャラの被りはないな」

 

 

「何言ってんの?」

 

 

「一応ではありますが、この裏京都の歓楽や色町の取り締めをしておりんす」

 

 

「色町…おいハルト、まさか…」

 

 

「行くか!んな所に行くならキャロル達と過ごすわ!」

 

 

「………」

 

 

「そもそも考えてみろ、この俺に!浮気などする!度胸があると思うかぁ!!」

 

 

「それもそうだな貴様は関係を持つなら堂々とするな」

 

 

「その通り!」

 

 

「まぁ貴様なら作っても不思議ではないがな」

 

 

「そんな事しないよ」

 

 

「知っているさ誰よりもな」

 

 

首を傾げたハルトだがキャロルはそう答える

 

 

「ユキメと言ったが、最初に言っておくこの男の伴侶になると苦労するぞ」

 

 

「ふふ、ハルトはんの下なら色んな事を知る事が出来そうやからなぁ…それに前にわっちを助けてくれましたし…」

 

 

「そうか、まぁ逢魔では白狐は縁起の良い存在だから構わないぞ」

 

 

「そうなんでありんすか?」

 

 

「え?そんな以外かな…何せ俺の信仰している神様の使いとも呼べるからね大事な存在さ」

 

 

「神の使いでありんすか?」

 

 

「そ、人間を信じてる優しい神様だよ」

 

 

俺の信仰する神の一柱である人を信じる神様 仮面ライダーギーツこと浮世英寿さん、そして白狐は彼のモチーフ故に神聖な生き物で有るから

 

 

「そ、そうなんでありんすね」

 

 

「それ以上にユキメが複数の女性と関係を持つ男との関係が嫌でなければなだけどね」

 

 

「それは気にしておりんせん英雄色を好むと言いますし、ハルトはん程の男なら寧ろ積極的に娶るべきやと思います」

 

 

「ほぉ」

 

 

「それやると俺は嫁さん達に怒られるけどな」

 

 

「強きものと子を成して種や国の繁栄となるならば良いのでは?」

 

 

「そう言うの嫌、自分よりも誰かの為とか…ユキメはユキメの幸せの為に好きな人を見つけてよ」

 

 

「お気持ちはありがたいですが、その男は目の前にいるのでご安心を」

 

笑顔で言われたらなぁ…うーむ

 

 

「キャロル」

 

「諦めろ、コレは完全に惚れている」

 

 

「ですなぁ」

 

 

「取り敢えずハルトの後宮会議の議題にはあげるか」

 

 

「ごめんなさい…」

 

 

「もう一回やるかも知れないがな」

 

 

「申し訳ない」

 

 

と謝る姿は何も変わっていなかった 結論ユキメにはリュート、植民地の歓楽街の元締めを頼む事にした 本国、ガーランドの治安は安定しているが流石にそこまで手が回らないのもある

 

 

一方 三大勢力や他の神話勢力は困惑を隠しきれていなかった まだあんな隠し玉があったのか!や神殺しの聖槍すら手に入れたから侵略してくるのではないのかと

 

 

まぁ主犯である英雄派はカリュブディスやミラモンに捕食されたが…流石に事件の主犯だと説明する奴が必要だったが、その辺は八坂が証言してくれたので助かった

 

 

そしてハルトはベアトリスやあかねと京都旅行を満喫

 

 

「見ろ、ベアトリス…これが二条城だ」

 

 

「おぉ」

 

 

「そしてアレがラ○ュタだ」

 

 

ウェザードーパントの力で雲を使い隠しているのである

 

 

「ある訳ないでしょ!」

 

 

「本当にあるんだぁ!」

 

 

そして本題である八坂が快方に向かったのもあり予定よりズレたが会談に入るのであった

 

 

 

「この間はありがとうございました」

 

 

「何、礼には及びません寧ろ此方の不手際もありますから」

 

 

「いえいえ逢魔の迅速な行動…見事の一言です」

 

 

「それはありがとうございます」

 

 

「さて、単刀直入に言えば西日本妖怪勢力は今後とも末永く逢魔王国とは、お付き合いさせて頂きたいと思っております」

 

 

「此方もです…それとユキメさんとの関係は前向きに検討させて頂きます」

 

 

「それは良かった。所で確認なのですが」

 

 

「はい?」

 

 

「一夏さんなのですが悪魔とのご令嬢と婚約されてると聞いてますが」

 

 

「そうですねそこからの結婚云々は本人に任せていますが」

 

 

「成る程…でしたらどうでしょう」

 

 

まさかと思っていた事が目の前にある…九重ちゃんとの婚約提案かと思ったのだが

 

 

「私と一夏さんとの婚約は?」

 

 

「ふわぁ!!」

 

 

予想の斜め上過ぎた

 

 

「その…あの時、一夏さんに助けられてからこの胸のトキメキが止まらなくてですね…あの人もいなくなって時が経ちました…そろそろ新しい恋を始めても良いと思いまして」

 

 

「…………あいつ人妻まで落としたか」

 

『完全に相棒の悪影響を受けてるな』

 

 

「んな訳ないだろ」

 

『アイリーンやモルガン』

 

 

「う…」

 

 

空いた口が塞がらないというのが本音であったまさかの以前に

 

 

 

「その辺は本人と話してくれ、何というか…うん」

 

 

「ありがとうございます、ハルトさん」

 

 

「けど本人に無理強いはしない事だけは約束してくれ」

 

 

「勿論です」

 

 

苦笑するのであった

 

 

「次は人妻か…千冬の胃が心配だな」

 

 

「そうだな、いやアレの性格考えると娘もセットで来るぞ」

 

 

「………」

 

 

この後 簡単に報告すると千冬は何とも言えない顔をしていたという…

 

 

因みに知らせを聞いた後、箒と鈴ちゃんが鉄パイプで素振りを初めてた誰か止めろと思ったが

 

 

「なかなか良い素振りだが…良いか…この場合はコウだ!」

 

 

浅倉さんが何か訳の分からない面倒見の良さで鉄パイプの使い方を教えていた……え?

 

 

 

さて 魔王城をウォズの絶霧により、リュート上空に転移させて帰還した俺達はと言うと

 

 

 

「ハルト…正座しろ」

 

 

「はい」

 

 

最早手慣れた動作で正座すると千冬が…それはもう良い笑顔から憤怒し

 

 

「一夏の件だが…貴様がついてながら何をしていたぁ!!」

 

 

「返す言葉もございません!!」

 

 

「百歩譲って敵から聖槍を奪い不思議な力で得体の知れない魔王城を作り出す所まで許すとしよう!」

 

 

「あ、そこは許してくれるんだ」

 

 

「お前の非常識な暴走は今に始まった事ではない上にこの辺は叱るだけ無駄だからな!」

 

 

「面目次第もございません!」

 

 

「それで…何があった?」

 

 

「えーと」

 

 

まぁ簡単に事情を説明したのだが千冬は溜息を吐く

 

 

「あのバカ、人妻まで…」

 

 

「何というか…うん」

 

 

「いっくんは、そろそろ押し倒されるべきと思うの」

 

 

「というより一回押し倒されろと思う」

 

 

「よーし!ちょっと箒ちゃん煽ってくる!」

 

 

「それは待て束!!」

 

 

と千冬達が騒ぐ中 二亜が

 

 

「ねぇハルきち!あの城は変形合体しないの?」

 

 

「……………っ!!」

 

 

その言葉に天啓を受けたハルトは早速 聖槍を掲げて

 

 

「よーし降臨せよ!魔王城!人型決戦兵器形態へトランスフォーム!!」

 

 

 

「するな馬鹿者」

 

 

「えぇ!」

 

 

「えぇ!ではないわ!!」

 

 

と話していたら魔王城は消えてしまったのである

 

 

 

「ありゃ?」

 

 

「時間切れ?」

 

 

首を傾げているとアナザーWが

 

 

『あの槍の力 解析出来たぜ』

 

 

「本当か!教えて!アナザーW先生!?」

 

 

『コイツ、都合の良い時だけ!…まぁ良い あの城はお前の禁手だ』

 

 

「あ、やっぱり〜」

 

 

『能力は仲間や眷属の連続召喚とその能力強化、そしてお前と互いの能力共有だ』

 

 

「まんま獣殿の城じゃん…ん?能力共有?それって俺にもカレラの核撃魔法とかアイリーンの滅竜や付与魔法が使えるようになるって事?」

 

『恐ろしい事にな』

 

 

「マジかよ…」

 

 

『それと一度発現するとお前の魔力が一定量を下回るか時間経過しないと消えないようだな』

 

 

「そっか〜…んじゃもっかい「やるな」はーい」

 

 

千冬に止められたハルトであったが後に ある事件に際し

 

 

 

「久しぶりだな有象無象共」

 

 

「何だ貴様は?」

 

 

「ん?小日向未来のそっくりさんか?…しかし頭が高いな」

 

 

挨拶代わりとばかりに振り払った聖槍の一撃は本来の役割を果たそうとしたが神に防がれる

 

 

「これは…神殺しか?まさかアレ以外にもう1人いるとはな」

 

 

「あぁ、神ならさっき殺してきた」

 

 

「この世界の神である我に無礼な奴がいたものだ不敬な奴め」

 

 

「これはまた大きく出たな…しかし俺の崇める神は決まっているから…ここで死ね」

 

 

「遺憾である、我は不滅の存在なり」

 

 

「関係ない不滅なら滅するまで殺し続ける…その前に遺憾であるとかテメェは何処の政治家だゴラァ!!」

 

 

シンフォギア世界に襲来 神殺しの聖槍片手にかの世界に封印されてた邪神と戦い神話の再来となるのは遠くない未来の話である

 

 

 

 

そんな事 知らない現在のハルトは

 

 

「うおぉ…」

 

 

ガウ劇場版を視聴して絶句していた

 

 

「おいマジか…此処まで…おぉう久しぶりに胃もたれする内容だな……ん?」

 

 

『カリエス』

 

 

 

「わぉ」

 

 

呟く中 まさかのアナザーライダー誕生と

 

 

「アレがゼッツ、新たな歴史の仮面ライダーかカッケエエエ!!」

 

 

その生誕を全力で祝い そして

 

 

「この世界のストマック家って仲良いな……それとグロッタさんだけ彼岸島から来た?」

 

『丸太って便利なんだな』

 

 

視聴を終えて笑顔になったハルトは

 

 

「よーし今日も頑張るぞい!」

 

 

と笑顔でいると電話が入る 宛先は…アザゼルか よし

 

 

ピッと通話を終わらせたが鬼電にうんざりして出ると まぁ話をまとめると黄昏の聖槍と絶霧と魔獣創造を調べさせて!との事だったが全力で断った 俺とウォズならまだしも二亜に関しては危ない最悪人体実験や人質に使われるかも知れない…それが彼女のトラウマを掘り起こすのは論外と突っぱねる、騒がしいな窓の外を見ると

 

 

 

「見て見て!!魔獣創造で魔獣を作って見ました!」

 

 

おー!とオーフィスがパチパチ手を叩くが鞠奈と鞠亜は

 

 

「感心したらダメよオーフィス」

 

 

「その通りです、母の性格から必ず悪ふざけしているに決まっています」

 

 

「酷いよ娘達!そんな子に育てた覚えないのに!」

 

 

「育てられた覚えもないけど?」

 

 

「辛辣ね」

 

 

「そんな娘達もコレにはビックリするよ!さぁ現れよぉ!!」

 

 

二亜はうおおおお!と何か力を使っているのだが地面に手を置くと何かを引き抜くような動作をしたのである

 

 

すると地面から現れたのは青い巨人…おい待て

 

 

 

「現れよオベリス○の巨神兵!!」

 

 

「何呼んでんのさ二亜ああああ!!」

 

 

思わず窓を開けてツッコミを入れたのであった

 

 

 

「見てよハルきち!私が作ったんだよ!」

 

 

「何、某カードゲーム最強格のモンスター呼んでるの!?」

 

 

「モンスターではない!神だ!」

 

 

「言いたいだけだろ…二亜…」

 

 

ハルトは溜息を吐くと真面目な顔で二亜に近づく

 

 

「あ、ごめん調子乗ってたか「俺は天空竜の方が好きだ」え、作って良いの!」

 

 

「俺が許そう」

 

 

「じゃあこのまま翼神龍も呼んでも良いかな!」

 

 

「俺が許そう」

 

 

「許さないでください、全力で止めてください」

 

 

「幻魔も邪神も地縛神も時戒神もSINも許そう」

 

 

「辞めてください」

 

 

「俺だって天空竜に乗ってサンダーフォース!とか招雷弾!とかやってみたいんだ!」

 

 

「父さん…デロウスに乗ってる時に似たような事をやってないかしら?」

 

 

「良いねそれ!」

 

 

「良くないわよ」

 

 

鞠亜と鞠奈のツッコミも虚しく響くと

 

 

「じゃあハルきちの推しモンスターを作ろう、何が良い?」

 

 

「アーミタイ○!」

 

『悪役じゃねぇか』

 

 

「オーフィスちゃんは何が良いと思う?」

 

 

「我、ズァー○と覇王眷竜達!」

 

『こっちもか』

 

 

 

「二亜に何かあれば我がズァー○と覇王眷竜率いて殴り込む」

 

 

「おぉ!頼もしいよぉ」

 

 

「ふ、ふん!それなら俺は逢魔全軍を率いて敵なんて皆殺しにしてやるんだからね!!」

 

『変なツンデレは辞めろ』

 

 

「俺は他所の奴等に舐められたら終わりだと思ってるから…ショッカーや傘下連中が面従腹背でいくなら…本当に必要なら天に届く屍の山を作るよ?蝕んで世界を破滅させて蹂躙して、全部…全部殺しつくしてやる…」

 

 

「は、ハルきちー!闇堕ちしてるよぉ!」

 

 

「まずはアザゼルからだ堕天使の羽は羽毛布団にしてやる」

 

 

「アザゼル哀れ…」

 

 

オーフィスが堕天使領に殴り込むかもと言ったら素直に引いてくれたよ…いやぁ

 

 

 

「暇だから新しい力を振るってみるか」

 

 

『そんな新作料理を作るような気楽さで!?』

 

 

「我が魔王?何をなさるつもりで?」

 

 

「うん!能力の試運転で世界の一つでも滅ぼしてやろうかなぁって!」

 

 

「辞めて頂けませんかね!何考えてるのですか!」

 

 

「自分の力が何処まで届くか知りたいんだよ最近何か弱いものイジメしてる気がしてね…俺はいつだってチャレンジャーでいたいんだよ…それに今のままではオーマジオウには勝てない…せめて戯れに世界を滅ぼし再生するくらいの力がないと同じ土俵には立てないんだ」

 

 

「我が魔王は破壊しかしてませんが?」

 

 

「焼畑農業と同じだよ、一回破壊しないと新たな物は生まれないんだ」

 

 

「コレほどまでに我が魔王の向上心の高さを呪った事はありません」

 

 

「ほら今度エキシビジョンあるじゃん…それに向けてのトレーニングを始めようと思ってね」

 

 

「どうされるので」

 

 

「取り敢えずカイドウさんと八王達と…いや足りない!新しい鍛錬相手を探して来りゅ!」

 

 

「そうですか…辞めましょうねぇ〜」

 

 

「離せ!事務仕事は全部終わらせたぞ!俺は全力で戦いたいんだ!」

 

 

「それならアウトサイダーズやカレラ、アンティリーネ嬢と組手でもしてください!」

 

 

「そうだな!ちょっとやってくる!浅倉さーん!ダグバ!北崎さーん!ちょっと手合わせしてぇ!」

 

 

「ふぅ危ない危ない…」

 

 

「あ、エボルト?何々〜ふむふむ魔王城にパンドラボックスを置いたら魔王城がパンドラタワーの能力を持つか調べたい?……それしたらパンドラボックスの力で仮面ライダーブラッドがやってた地球の核への直接攻撃やキルバスがやろうとした自爆とかが出来るかも知れない……お城の自爆っ!エボルト!お前天才かぁ!よーし!そうと決めれば早速実験だぁ!!」

 

 

「エボルトおお!何をやっているんですか!誰か急いで宗一を呼んでください!!止めないと魔王城が惑星破壊兵器になります!!」

 

 

 

「パンドラボックスのパワーで地球の核を破壊する…正に禁断の力よぉ」

 

 

「ははははは!それを即断即決でやるとは流石魔王だ、それでどの地球をターゲットにする?」

 

 

「シンフォギアの世界で、一度あの世界は滅びるべきだと思うから!」

 

 

「よっしゃ!じゃあ魔王城を展開してくれ束が来る前に!早く!」

 

 

「はーい!ってまだ束がトラウマか」

 

 

「サンプル欲しさに体を爪先から切り刻まれかければ誰でもトラウマになるさ」

 

 

「本当ごめん…つか束から逃げるのに城を出してって言ってないよね?」

 

 

「さぁ!魔王城の改造計画を始めよう!まずは会議室に巨大な円卓を作ってそこに傘下連中を集めて世界滅亡会議させようじゃないかぁ!」

 

 

「エボルト?、そう言えば前に士さんがね」

 

『ん?』

 

 

「戦隊の世界とライダーの世界がぶつかると戦隊かライダーどっちかしか生き残れないとか言ってたから戦隊の世界に殴りこもうと思う」

 

 

『ゴジュウジャー世界の厄災ってお前の事だったんかい!!』

 

 

「わかりました!武者修行して良いですから魔王城改造や戦隊世界への殴り込みは辞めてください!」

 

 

「わーい!行ってきまーす!!」

 

扉を開いて数分後

 

 

 

「ただいまー!」

 

 

「早いですね?」

 

 

「浦島太郎効果だったか?そんなので時間の流れが違うんだよ〜いやぁビックリした世界にはまだまだあんな強い奴がいるなんてな!」

 

 

「何があったのですか?」

 

 

「大した事ないよ!ただ体が流刃若火で焼かれかけただけだ」

 

 

「ノリと勢いで瀞霊廷に侵攻してるじゃないですか!」

 

 

「違うよ!こんちわー!って挨拶行ったら侵入者ぁ!って迎撃行動とられたからやり返しただけだよ!」

 

 

「だとしても何してるのですか!」

 

 

「いやぁ剣八さんマジで強かったわ…やっぱり男はアレくらい強くないとな!」

 

『辞めて!これ以上物理攻撃上げたら…風鳴弦十郎の外殻を貫いて体内にダメージが通せるから!」

 

 

「マジかよ!ちょっともっかい剣八さんと戦って来るわ!」

 

 

「本当に何してるのですか!お願いですから大人しくしてください!」

 

 

「やだ!さーて次は…何処の世界に行こうかなぁ」

 

 

「キャロル妃、お願いします!我が魔王を止めてください!!」

 

 

「あ、バカ!何キャロル呼んでんだ!」

 

 

「おいハルト……何をした?」

 

 

「新しい能力の開発!」

 

 

「そう言う事だったかウォズ、咎めてやるな」

 

 

「違いますよ!我が魔王は死後世界で死神相手に斬り合いをエンジョイしてましたよ!?」

 

 

「何だと?」

 

 

「道中強い奴に絡まれたから喧嘩を買いました!」

 

 

「そこに直れ」

 

 

「はい」

 

 

「さて、貴様は何をした?」

 

 

「武者修行!」

 

 

「本当に何をしているのだあああ!」

 

 

「勿論、ただ遊んでいただけじゃない」

 

 

「何?」

 

 

「勿論、実りはあったよ」

 

 

「どんなのだ言ってみろ」

 

 

「大気中の魔力を取り込んで戦う力を手に入れた」

 

 

「そうか…とはならないぞ!そこに直れええ!」

 

 

「何でさあ!」

 

 

理不尽とばかりに涙目になったのであった

 

 

 





予告

事件も解決してひと段落ついたハルト達 来たるエキシビジョンに向けて選抜された面々は牙を研ぐ その中 ハルトは

「初めまして!俺は悪い魔王じゃないよ!」


「助けてええええ!」「逃げろおお!!」


「おいセラフォルー、ちょっと首都にクレーターを作ろうと思うんだが?」


「待って!けどあの子達のメンタルケアしないとエキシビジョンマッチでパニック起こるんだよぉ!」


悪魔達の心象回復イベントに振り回されていた!


次回 トラウマ克服(悪魔達の) お楽しみに!


急患

「大変だ!ナツキが倒れたぞ救急車ぁ!!」


「はい!うん………うん!分かりました!」

「ジョウゲン、医者は何て言ってた!」

「行けたら行くって」

「それ来ない奴じゃね?」

心配

「ナツキの奴、1人で入院してて寂しいだろうなぁ」


「そうですね、でしたらお見舞いでも行きますか?」


「いやそれだと一時的な安堵しかない」


「気持ちは晴れるかと?」

「うーん……そうだ!今から、この中の誰かをボコボコにして病院送りにしてあげよう!知り合いが入院したら寂しくないよね!さぁ誰が行きたい!」


「「「「「行くのはお前ダァああ!!!!」」」」」


「はははは!良いだろう!お前達全員を病院送りにしてやろう!!かかって来いやーー!」


「辞めてください我が魔王!今度は病院が大変な事になります!」

「ハルト?何をしている」

「キャロルに千冬?」


入院


「身体中が痛えや」

「安静にしてくださいね?」

『何故貴様が負けている?』

「仕方ないだろ?嫁には勝てん…だが安静?ふ、無理な話だな!俺は止まったら死ぬマグロやカツオと同じだぁ!!」

「動かないでください!動くとナツキを撃ちますよ!」


「俺は一向に構わん!」

「構えや!!」


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