ここは世界に冠たるIS学園、そこに
「おーおー凄い凄い本当に女の子しかいないや」
珍しくスーツだが赤いネクタイが変に結んでいるハルトの隣に同じようにだがきちんとスーツを着ている千冬がいた
「ハル…常葉講師、言葉を選んでください」
「硬いなぁ千冬は…まぁ真面目なのは良い事だけど…で?弟の新しい始まりに姉的に思う所は?」
「…………心配です色々と」
「俺もだよ…けど安心しな俺が可能な範囲で力になるからさ」
「礼を言う…ふっ…変わらないなお前は」
「当然、俺はいつだって心は若いままだからな」
『発言が老いてるぞ』
うっせぇ、成長したと言え
入学式が粛々と進む中で
【では新しい講師を紹介します、ではまずはIS臨時講師 篠ノ之束さん】
「「は?」」
会場がざわめくと同時に空から人参が落ちてくると中からプシューと煙があがり
「はーーい!もすもすひねもす〜?はぁーい!皆のアイドル篠ノ之束だよー!宜しくねー!」
と普段の彼女が着ないようなスーツを着て手を振る彼女に思わず
「「は?」」
一夏と箒も固まっていたが束にロックオンするなり手を振り
「あ!いっくん!箒ちゃん!見てるねー!…よし!これで箒ちゃんといっくんと縁が出来たよ!!束さんとの縁は良縁だぁ!あ!ハル君!チーちゃん!見て見て!束さん先生になりましたー!いぇい!!」
千冬と同じ言葉が出るよな
「千冬」「分かってる止めに行くぞ」
そのまま壇上に上がると千冬は束にアイアンクローをかます
「あ!チーちゃん!驚いたあいたたたたたたた!ちょっ辞めて!頭割れちゃううう!!」
「良いではないか、割れれば少しは大人しくなるだろうからな」
「ハル君助けて!」
「このニンジンロケットどう作ったのさ?抜かないと……あ…床の修繕費は篠ノ之製作所に請求書お願いします」
見て見ぬふりしてスルーする
「裏切り者おおおお!」
騒がしい入学式で悪い一夏、大変だろうが許せ
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そして入学式後は一通り挨拶を終えた後は挨拶くらいだが、その前にやる事もある
「いたいた!おーい!」
笑顔でハルトは近くの警備をしていたヒューマギア マモルに近づく
「ハルトさん」
「元気?ごめんね、いきなりで」
「いいえ、コレが私の仕事です」
「そっか色々大変だろうけど、お願いね」
「はい」
そう俺の仕事 それは学園に配備されたヒューマギアのチェックである…コレは俺にしか出来ないからなと笑顔で別れた後、一夏のいる教室に入ると バゴン!と強い何かを叩く音がした
「何!?音撃?魔化魍でも出た?」
あの大自然の祟り的な奴が、この近未来都市的な場所にか!
『違うぞ』
あ、冗談だけど、ありがとうアナザー響鬼
「だよな、失礼しまーす」
「あ、常葉講師!」
「山田先生どうもです」
彼女は副担任の山田麻耶先生、千冬と対照的におっとりとした女性だ…それと束やキャロルよりも立派なものが…はっ!殺気!
慌てて白羽取したのは出席簿だった
「っぶな!」
「ちっ…常葉講師挨拶なら早くして下さい」
千冬、本気の威圧は止めようね生徒怯えちゃってるからさぁ
「怖いねぇ〜はいはいっと常葉ハルト…臨時講師で偶にしか会わないけどね担当科目は最先端科学の人工知能 AIやプログラムに関してが主な担当ね宜しく」
ヘラヘラしながら挨拶すると、女子は以外な顔をしていた
「え?あの人が常葉ハルト?」
「篠ノ之博士とISを作った人だよね」
「もっと怖い人だって思ってたけど…」
あれ?俺の評価良くない?
「静かに常葉講師は非常勤講師だが失礼のないように、あんなナリだが篠ノ之製作所のNo.2だからな一応はVIP…それと非公式だが2人目だ、内密にな」
教室がざわめくがコレは教員や一部の人間が知っている事である
「あんなナリは酷くない?千冬?…のわっと!」
「この場では織斑先生と呼んでください常葉講師」
「はいはいっと、んじゃ皆またねー」
と手をヒラヒラ振って外に出ると、ハルトは笑みを消す
「報告」
『学園周囲に異常はありません』
『同じく…けど大丈夫なの?こんな真似して〜』
「束を介して学園長には許可を得ている問題ない」
今回はウォズ達は学園外での情報収集に任せている、学園の警備システム上、中に入れる人数は限りがあるからな
「情報収集と監視を頼む、交信終わり」
よしよしっと
「んじゃ二組に行きますかね」
その時間は無難に挨拶を終わらせて済ませた
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一限目 原作と違う点で言うなら一夏があの教本を呼んで知識面を、ある程度は頭に叩き込めている事だろう
休み時間
「しかし凄い人だなぁ…」
「一夏を一目見ようと集まったもの好きだな」
「もの好きって……本当、箒がいてくれて助かったよ流石に知り合いがいないと心細いからな」
「私もだ…正直姉さんの奇行には慣れたと思ってたがまだまだだった…まさか先生になるとは」
「いや、束さんのアレはハル兄か千冬姉くらいしか止められないだろう?」
「だな…本当、ハルトさん…姉さんもらってくれないだろうか…もうあの人くらいしかいないと思う…姉さんの奇行に付き合える人は」
「まぁハル兄も結構、奇行をするけどな…」
「違いないな」
「ちょっと宜しくて!」
そんな感じで英国淑女襲来したと言う
二限目
細かい部分は省くが、学級委員になるのに
一夏推薦→英国淑女 セシリア・オルコット参戦!→突然の日本dis!
それを聞かされていた千冬は、はぁ…と頭を抱えた
「大丈夫?」
「問題ない…と言いたいが、これは束にバレてるなコレ」
「だろうなぁ、英国のIS終わったね」
と言うとクラスの面々の目線が千冬と俺に集まる
「どう言う事ですの!」
「え?質問 束と千冬の国籍は?」
「それは……っ!」
理解したのか顔を青くしたオルコットを見てハルトは悪い笑みを浮かべる
「日本だよねぇ、国のことは別にしても身内を悪く言われたら束は何すると思う?有名だと思うよ?あの人が今世界に何思っているかって」
思ってること 束は宇宙開発を望んでいたのに今では兵器として使っている国があり不満だという事 そして身内思いで有名で他人なと興味がないことを…そして不要と判断したら冷徹に切り捨てることも
「……………」
「ご愁傷様…同情はしないけどね」
「だ、だまらっしゃい!男の分際で!」
「いやいや男も何も事実言っただけだけど?」
「うるさいですわ!これだから田舎の猿は!」
「あ……」
オルコットだっけ?どれだけ墓穴掘るのさ!辞めなよ!とハルトは天を仰いだ
「ほぉ…オルコット貴様…死にたいと見える」
『この女……我が魔王を猿と?』
「千冬堪えて、先生が生徒殴るのは色々問題」
あとウォズは何処から話してる?いきなり声が聞こえて怖いんだけど
「一応は講師に暴言を吐く辺りは矯正せねばならんだろう?教育的指導だ」
それは大義名分だろうけど、別にさ
「良くね?別に性別で偏見持ってる淑女に礼儀作法なんて説いても無駄だからさ〜」
と言うなり顔を赤くする
「何ですって!!」
「おーおー怖い怖い」
ヘラヘラ笑って見下すように見ている、残念、コレより怖い目を知ってるんだよ猫の威嚇より迫力ないわ
「だってさ、これだよ」
ハルトは懐に入れていたギジメモリをフロッグポッドに装填する先程の罵倒がオルコットの肉声で綺麗に再生されていった
「つー訳よ、これ英国に渡したらどうなる?流石に危ないよね?だから辞めた方が良いよ?」
「脅すなんて卑劣な……決闘ですわ!勝ったらわ、そのオモチャを壊して私への暴言を謝罪して奴隷のように働かせてやりますわ!」
「OK、んじゃ俺が勝ったら…そだなぁ焼き土下座してもらう?」
俺のフロッグポッドを破壊するとな?ははは!決定だ…この女は教え子ではない……敵だ
若干、黒いオーラが出ていたようで一夏達は流せるが他の生徒は萎縮していた
「いや待て、常葉講師それは不味い…」
「んじゃ、アイアンメイデンやファラリスの雄牛かな?」
世界的に有名な拷問器具の名前を出すと
「拷問も禁止です…何故物騒な方法で片付けようとするのですか?」
「だって俺が、しっかりしない対応しないと他の連中が何しでかすか分からないから…俺個人で対応するのは慈悲ある方だと思うよ?」
「どう言う意味ですの!!」
「あのさ…こう見えて束の右腕な訳よ…それとさ篠ノ之製作所を敵に回したら、どうなるか位この学園にいたら解ると思うよ?」
「はん!所詮は篠ノ之博士の威を借る狐ですわね情けない!」
「なら日本風な表現で狐に化かされてみる?束〜」
呼ぶと何処から共なく現れた束は笑顔で
「はいはーい!じゃあ狐さんの魔術で英国のコアは全部機能停止してボッシュートしようかぁ!ついでに病院とかにいるヒューマギアもシャットダウンしないとね!国の経済が1日でガタガタだぁ!」
と笑顔で物騒な事を言っている束を指差して
「ってなるよ?篠ノ之製作所全体…つーか一応身内に認識の俺なのさ…んで束を完全に敵に回したらアンタの身一つでどうこうなる問題じゃないけど?」
「…………………」
顔面蒼白でガタガタ震えるオルコットに一言
「目上に噛み付くのも悪くないけど、喧嘩売るなら相手を選べ…だからさ千冬…俺個人が対応しないと不味いんだって焼き土下座とかは無しにしてもケジメつけないと不味いのよ」
英国を何処ぞの少佐みたいに地獄を作りたい訳ではないのだ……あの演説は凄い好きなんだがな……
「……………だな良いだろう、織斑との勝負後に常葉講師との模擬戦をさせる」
「先輩!?」
その言葉に千冬も反論出来ずに肯定すると山田先生が驚いた顔をしている、理由は簡単だ
束なら本当に英国のコア全部機能停止させたり世界各国の大陸弾道ミサイルをハッキングして英国狙うだろう…何なら滅亡迅雷の4人がマギアを率いて暴れるかも知れないし、ウォズ達なら
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『さて…ダイマジーンを英国に派遣します、フィーニス、英国首都を貴方の脚で破壊して差し上げましょう!』
『はい魔王様を猿呼ばわりした小娘に身の程を教えてやります!』
『キャロルからソロモンの杖を借りたぞ!』
『ねぇねぇウォズちゃん!俺アマゾン細胞ばら撒きたいんだけど良いかな?』
『許可します、お前たち…あの西の島国を地獄に変えなさい!』
『『『おーー!』』』
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変な所で過激な家臣団を思い出す、やばいな
「大変な事になる……パリは燃えているか?じゃないのよ止めないと連中、本当に燃やしちゃうよ?」
取り敢えずジョウゲン、アマゾン細胞の散布は辞めなさい…それしたら俺はお前を許せないから…千翼君に土下座しないとダメだしアマゾン絶対殺すマンには会いたくない…サインは欲しいがな
千冬と一夏、箒は口を揃えて
「「「だろうな…」」」
哀れオルコットとカッとなって喧嘩した相手とは言え一夏も同情せざるを得なかった…