夏映画予告風な最新編予告!
「この世界は正しくない」
「人類は滅ぶべき、判決は死刑だ」
「激しく同意だ大魔女よ、この世界の愚かな人類には死あるのみだ!いやこの俺、常葉ハルトが粛正する!!」
『いや、お前が賛同してどうする』
「ヒッキー、ナイスツッコミ」
監獄島で13人の魔法少女が織りなす地獄のデスゲーム!
この監獄から助かる方法は一つ!自分達の中にいるは世界を滅ぼそうとする大魔女を探し出せ!
その魔法少女の1人 二階堂ヒロの助けを受けたナツキはハルトに協力を打診して世界を超える!
が
「あれ?入れねぇ?」
アナザーディケイド のオーロラカーテンを超えられないハルト!果たして…
そしてその世界で出会う
「久しぶり!」
「白スーツ?」
「君に助っ人を連れてきたよ!」
「俺はリンクス、元ハンドレッドだがよろしく頼む」
「へぇ………ん?元ハンドレッド!?」
そして現れる最強の敵
「まさかこの世界まで逢魔が来るとはな」
「誰だお前?」
「名乗るほどの者じゃない、世界の秩序を守る為にお前を倒す…変身!」
「仮面ライダー?」
「常葉ハルト、お前は俺の手で切除する!」
仮面ライダートゥルーブレイブ 参戦!
「アイツ誰なのさ!」
「彼の名はエイゲツ 元逢魔王国最高幹部の1人です」
「はぁ!?最高幹部!?」
「魔法少女を殺す事で大魔女を生み出さない…この世界の秩序を守る為には必要な事なんだ」
現れるは魔法少女を殺すのは世界の秩序と謳う逢魔の同胞
果たしてその目的とは!
「ここでお前を倒す、世界の秩序の為に!」
「少数の誰かを犠牲にして得る世界の秩序や平和なんざ、この俺達がこの手でぶち壊してやる!!」
魔法少女ノ魔女裁判編 お楽しみに!
前回のあらすじ
ついに始まったレーティングゲーム個人最終戦である王の部 そこでハルトは
「仮面ライダー龍騎とブレイドに奇襲を受けてしまったのであった!おい待て、どうしてこうなったぁ!!」
『哀れ…』
「俺が一体何をしたぁ!!」
2人の連携攻撃を回避しながらハルトは白眼を剥いていた
「ちょっ剣崎さん!真司さん!!もし俺が貴方達の機嫌を何らかの理由で損ねたなら謝りますから取り合えず武器を下ろしてください!お願いします!!俺は貴方達とこんな茶番みたいな場所で戦いたくない!本音を言うならば相応しい戦場で誇りと誇りをかけた最高の戦いを俺は望みます!」
本物の可能性が僅かにでもあるならハルトは限りなく紳士的対応をするのであったが
「つか真司さん!アンタ戦いを止めたい言ってるのに襲いかかってくるとか何考えてんですか!!これ俺が止めないとダメなのかな!真司さん止めさせて貰います!貴方が命を一つでも奪ったらもう後戻り出来なくなりますよ!!」
ハルトは回避しながら懸命に説得するなど後手に回っている中
その物影では
「よし作戦成功だ」
『ディエンド』
2人の正体はナツキが変身したアナザーディエンドが召喚した立体映像ライダーであったのだ
「まさか魔王の弱点があの戦士達だったとは」
「より正確に言えば憧れのヒーロー達だから本人は戦いたくないだけだよ」
「は、はぁ」
「ただアレが偽者だとバレたら俺達の体は自我を残したまま、全身チタタプされるだろう」
「怖っ!?」
「そうなりたくないなら手伝え、あの偽者で騙せて数秒だ」
「数秒なんですか?」
「サイラオーグ、アレの好きなものへの観察眼とその真贋を見極める能力を舐めない方が良い…」
何せトータスの迷宮でキャロルに化けた偽者を視界に入れた瞬間に排除したくらいには鋭いのだからとナツキは合流した2人と一緒に打倒ハルトの準備をするのであった
しかし…
「ん?」
ハルトは違和感を感じていた、それは一重にライダーオタクを拗らせて幾星霜 積み重ねた知識と経験から来るものだった
「トータスの映像で見た2人の動きと全然違う…というより俺の魂にまで焼きついている2人とは違う精彩を描いた動き…というより魂が籠ってない…まさかこの2人は偽者?」
その結論に辿り着いたハルトの動きは早かった
「…………おいテメェ等」
回避を止めてブレイラウザーの斬撃を武装色で硬化した右腕で受け止めるとその両目は緑色に怪しく発光 全身をオーラが包み込む低すぎる声音に宿るは全力の殺意
「誰の姿を借りてるか分かってんのか?」
『ディケイド』
アナザーディケイドへと姿を変え、そのまま返す刀でブレイドの顔面を裏拳で殴りつけると今までの鬱憤を晴らすかのように一方的な攻撃を浴びせるのであった
そして龍騎の首を掴んで持ち上げて睨みつけるアナザーディケイドは
「お前、何でその姿に変身してるの?俺の前で変身するだけに飽き足らず、こんな無様な姿を晒してるとか何考えてるの?本物の仮面ライダーなら俺なんかの攻撃を簡単にいなして反撃するしこの状況でも諦めずにに勝ちを狙いに来るんだよ?何があっても絶対に諦めたりしないよ?本物なら俺なんかじゃ手も足も出ないくらい強いんだよ?」
と問い詰め始める姿に観客席は三大勢力、逢魔問わずドン引きしていた
「これで…この程度で……自分が仮面ライダーだと宣い力を振るう奴に負けるか…この俺を殺して良いのは本物のヒーロー…仮面ライダー達だけだよ」
ダメ元とばかりに地面に龍騎を叩きつけるとブレイドが助けに入ろうとしたが
「邪魔しないで」
『final form ride!ブ・ブ・ブ・ブレイド!』
「うわああ!」
ブレイドの体が突然変形し ブレイドブレードに変化 そのまま右手で持って構えたアナザーディケイドは怒りに身を任せた後
「くたばれええええ!!」
「ぐああああ!!」
「……ふん!」
光り輝くブレイドブレードで龍騎を両断し爆散させると収まらない怒りに任せてブレイドブレードを投げ捨てると変形が解除されたブレイドはブレイラウザーを構える
「くっ!ディケイド!!」
「違う……俺は俺達は…」
『final attack ride!ディ・ディ・ディ・ディケイド!!』
「『アナザーディケイドだぁ!!』」
現れたカードを超えたアナザーディメンションキックをブレイドに叩き込むのであった
「ぐああああ!!」
そしてブレイドが爆散すると力尽きたとばかりに消滅したのであったが
「あ……あぁ……ああああああああ!!!」
両膝をついてアナザーディケイド発狂!!
「や…やってしまったぁ…うわあああ!!俺の馬鹿野郎!!」
仮面の下では恩人をロケットランチャーで飛行機事爆殺した某魔術師殺しみたいに世界に絶望していた
『おいコイツ、この間のシミュレータから何も学んでねぇな』
『ハルト、コイツら偽者だぞ〜』
「………あ?」
変身解除してブレイドの倒れた場所を一瞥すると立体映像が消滅していた
「本当だ…」
『どうやらアナザーディエンドの力だな』
「ライダー召喚能力だったのか良かった…本物だったら自責の念に駆られて自害してる所だった…剣崎さんを武器にして真司さん手にかけるだけに飽き足らず投げ捨てるとか真司さんと剣崎さんにマジで失礼な事したとなったら心壊れる…」
『あの野郎、相棒への精神攻撃に何て的確な事をしやがル』
「推し達を怒りに任せて投げ捨てるとか…そんなの熱した鉄板で焼き土下座しても許される所業じゃない…」
『割とそれ以上の所業を重ねてる気もするが?』
「そうだ…コレも全部、野田夏樹の卑劣な技だアナザーディエンドは悪くない全部ナツキが悪い」
『どうする?』
「あ…見つけた…」
ハルトは逃げるナツキの背中を見つけるなり、一瞬で跳躍して間合いを詰めると
「おいナツキ、サッカーしよう!お前ボールな!」
『ガヴ……キッキンググミ!』
「キックオフ!!」
「がっ!」
と先程の仕返しとばかりにアナザーガヴに変身キッキンググミを足に装備するとサッカーのような軽快さで、ナツキの腹部を全力で蹴飛ばした それに合わせて吹き飛ぶナツキを余裕で追いかけ更に蹴りを加えて吹き飛ばす
追いかける、蹴飛ばす、追いかける、蹴飛ばすその繰り返し
そしてトドメとばかりに空へ打ち上げるのに合わせてアナザーガヴも跳躍して上に立つと そのままナツキの顔面を掴んで加速落下 そのまま壁や地面にナツキを只管叩きつけてやる事にしたのだ
「この恥知らずがぁ!!」
魔力や猿武でダメージを流したが、それでも顎が外れてボロボロになったナツキを見て
「立てよ」
「ぐ…」
「俺の前でライダー出しやがって…タダで済むと思うなよ」
『バッファ』
アナザーバッファに変身、ゾンビブレイカーを稼働する
『poison charge』
「切り刻んでやる」
『TACTICAL BREAK!』
「今だやれ!」
「「!!」」
ナツキの言葉を合図に2人が襲いかかってきたのだ
「やっぱりか」
慣れたものとばかりにオートガードを展開しようとしたが
「洋服破壊!」
「は?」
一誠の斜め上の技に破壊されたオートガードに対してアナザーバッファは思考が一瞬止まるとサイラオーグの全力パンチがアナザーバッファに命中するのであったが猿武で衝撃を地面に逃す それと同時に建物の床が破壊され4人は下の階層へと降りるのであった
ーーーー
時はハルトが龍騎とブレイドと戦っている時まで遡る
「え、ハルトさんに洋服破壊を!」
イッセーの驚いた声にナツキは頷く
「そ、俺の考え通りなら俺のアナザー剛烈やサイラオーグの全力パンチとか君の禁手を除いてハルトのオートガードをコスパ良く崩せるのはその技だけ」
「けど野郎をひん剥くとか…」
「いや女性にもやるなよ…つか君、事故だと言いながらウルティマ狙ったような…って違う違う、ハルトの持ってるオートガードは攻撃に反応して自動展開される鎧のようなものだ洋服破壊は相手の衣服というより身に纏うものを破壊する技だろ?それなら」
「あの人のオートガードを高威力技以外で破壊出来ると」
「そう、間違いなく最初の一回はハルトの思考は止まる その数秒のラグでぶん殴れ」
ーーーー
「てて…まさか殴られるとは…」
瓦礫から抜け出たのは変身解除したハルトは溜息を吐きながらも自分の体についた埃を払うのであった
『残念なお知らせだ、オートガードは暫く使えないぞ』
「ま、俺の服が飛ばなかっただけマシだわ…な!ウォズ!!……って今は1人でいないんだった」
『久しぶりだからな1人で動くのは』
「それでか!久しぶりの1人だな」
『俺達いるから1人ではないがな』
しかしオートガードが最近便利過ぎて頼り過ぎたと猛省すると
『あんな方法でオートガードを貫通するとはな』
「女に対して使う卑猥な技を野郎に向けるとは思わないだろ…まさかその技を武装解除技に昇華させるとは予想外だったな…」
『なら武装色の覇気で対策するぞ』
「そうだな、しかし逃げたか?」
『ヒットアンドアウェイか…いやらしい戦法を使いやがる』
「そういうなよ勝ち筋を探るのは悪い事じゃないさ」
見聞色の覇気にも見つからないときた
『けど誰から狙うヨ?』
「先ずは司令塔からか?」
『そうだな、あの状況ならそうするな3人の中でオールマイティに動けるのはナツキだけだ』
「それなら暫く2人の妨害に別の奴を出すか、さっきみたいに来られると面倒だ」
分断しての各個撃破とするべきだと判断すると
『そうだな』
「よーし、んじゃ行ってこい」
とハルトはアナザーウォッチを起動、中にいたアナザーライダーを呼び出す
「おいおいハルト」「まさかの俺達か?」
呼び出されたのはアナザーデモンズトルーパーα、アナザーデモンズトルーパーβ コンビ部隊かつて来たばかりの二亜を追いかけた事もあった
「あぁお前たちなら大丈夫だろう、アナザーライオトルーパーとも考えたが…アイツ等呼ぶとバイクもセットだからな」
開けた場所での戦闘ならアナザーライオトルーパーが有効だろうが今回はアナザーデモンズトルーパーが良い
「屋内戦ならお前達の方が適任って訳だいざとなったらアナザーリバイス達の武器使えるし…戦闘員創造してゼクトルーパー隊を用意する好きに使え」
『この場面、ハウンド達がいてくれたらこの辺任せられるんだが』
「ま、今は俺達だけだからな出来る事をしよう」
『建物丸ごと壊さないのか?』
「出来るならやってるよ……ん?待てよ…そうだ!」
ハルトは何か思いついた様子で建物の上へと登るのである 途中で
『シーカー』
アナザーシーカーに変身、ギガントウエポンを使い階段や一部通り道にとある細工を施したのである
そしてショッピングモール最上階でハルトは
「やっぱりショッピングモールと言えばゾンビとセットだよね!」
『何という偏見!?』
「アナザーゲンムの力でゲンムゾンビを呼ぶとかゲムデウスムテキになってゲムデウス大量生産して送り込むとか色々考えはあるんだけど」
『ゲームとしてはつまらないと』
「そーそー血湧き肉躍る戦いが望みの俺としてはそんな無粋な真似はしたくないのよ…だからニエルヴの使う毒沼で奴等を攻撃しようと思います」
『毒で攻撃とか無粋の極みじゃ…』
『誉れある戦いを忘れるな!』
「誉れはこのショッピングモールで死にました!龍騎とブレイドを倒したあの時に!」
『無くさないで欲しかったぁ!』
「アナザーシーカーの能力で建物の通り道は全て潰されている、つまり此処から毒を流せば奴等は逃げる場所なく毒沼に沈むという訳だ!」
『それしたらアナザーデモンズトルーパー達も沈むぞ?』
「それは困った、よし辞めよう」
『素直過ぎるのも問題だよなぁ』
「さて、こんなに分かりやすい場所にいるのに仕掛けて来ないのは気になるねぇ」
作戦会議中か将又…
「…デモンズトルーパー達は?」
『敵を見つけきれてないな』
「ならゆっくり待つとしますかね」
この戦いハルトの想像以上に重要な意味を持つ
逢魔が国家としても対ライダー組織連合軍としても形を成しているのは一重にハルトの強さ故にだからこそ敗北なんて論外だし何より、彼らからしても従うべき王の強さを知る良い機会なのだ
「勝ち方にも拘らないといけないとか面倒くせぇけどな」
未だ傘下入りを渋る怪人勢力達に畏怖を与える為にも完全な勝利が必要なのだ
最も遊び感覚 死なない殺し合いなんて緩い
「デモンズトルーパー、サイラオーグを優先的に割り出してね」
『了解!』
サイラオーグは先天的に魔力などがない故にこっちの探知方法が限られてしまう ならば古典的ながらも人海戦術が有効となる
「こっちは魔力持ってない奴の探し方なんて腐る程考えてんだよ」
黒狐…クロスギーツに変身したフィジカルギフテッドを持った並行同位体 アレには散々痛めつけられたのだから対策くらい考える
「逆だったんだよなぁ」
ピンポイントで探すじゃない それをしても見つからない ならば
「点よりも面だよね」
怪人創造で戦闘員を作り出すと
『eyes』『Owl』『ZONE』
「えい!」
ガイアメモリを起動してそれぞれに挿入させてドーパント化 そして彼らとリンクする
アイズドーパントの力で点の視野を確保、そして膨大な数の視野をオウルドーパントの演算能力で処理 そしてゾーンドーパントの力で空間把握と
「みーつけた」
面で見た時 意図的に生まれたかのような空白それは魔力という探知対象の対象外である、そこにアイズドーパントの目を送り込むと
「目を離すなよ、それと進路にゼクトルーパー隊を展開して蜂の巣にしてやれ」
アイズドーパントの視野にサイラオーグを捉えたのだ
監視するハルトであるがやはり他のメンバーを見つけられないでいたが
「俺を狙ってくるなら問題ねぇか」
待ち構える方が楽だと呟くも警戒は重ねてるが
「さて」
そう呟くハルトの背後から聞こえるエンジン音…それに反応すると外壁からアナザーアクセルがバイクモードで昇ってきたのである
「っ!そう来たか」
加速して建物を超えたアナザーアクセルはそのまま
「ハルトおお!」
人型に変形してエンジンブレードで襲い掛かる
「さんを付けろよヤンデレ量産工場がぁ!!」
無銘剣を呼び出して応戦するハルトだがドーパント達は探知を任せている以上 動けないと来た
「お前は強い!けど皆の力を合わせればお前を倒せる!」
「そう言って今まで勝った事ある?」
「……」
「それが事実だ!」
アナザーアクセルとの鍔迫り合いに競り勝ち腹を蹴り間合いを作る
「本当良い加減分かりなよ?弱いお前達がどんだけ頑張っても俺には勝てないって」
「弱くても…それは全部諦めて良い理由じゃねぇんだよ!」
「良太郎さんのセリフね良い台詞だね感動的だね!だが‥お前が言うと無意味なんだよ!」
「っ!」
「まず1人!」
ハルトはそのままアナザーアクセルに数度無銘剣で斬りつけると鋒を振り下ろす寸前に影が現れた
「取った!」
「取ってないよ、取られてはいるけどさ」
鎧を纏う一誠に対してハルトは黄昏の聖槍を呼び出し迎撃の刺突を放つも寸前で回避される
「らぁ!」
『boost!』
一歩離れて間合いを作ろうとしたが一誠はハルトの想定より加速した
「っ!」
聖槍で拳の軌道を逸らしたが
「あ、そうか面倒くせぇ」
コイツの能力は倍加 自分のスペック向上
つまり単純な話 攻撃の瞬間に倍加して自分のスペックを底上げした だから今までの感覚に慣れた時からのラグを活かしてる
「見た目以上にクレバーだな…それなら少し趣向を変えてみよ」
ハルトは聖槍から自前の神器である星砕剣と星砕銃を呼び出す純粋な魔力攻撃に一誠は回避を選ぶ上空に飛び回り何とか回避する
「ドライグ!」
声に弾かれたように一誠の纏う鎧が軽量化したように小柄になりブースターによる加速が起こった
「今!」
殴る瞬間に鎧が重装甲となり攻撃力を底上げする、その一撃を剣でガードしたハルトは冷静に分析していたのだ
「成る程〜基本の格闘形態に速度、パワー特化と鎧の形状を用途に応じて変えてるのか」
一誠の新たな能力とはエネルギー効率を考えてステータスを割り振り直し特化形態の獲得である
「確かに無駄なエネルギーロスを産まない…うん悪くない発想だ、そうなると後は遠距離攻撃や支援能力特化とかかな」
「っ!」
何故それを!という顔をしているが
「残念だけど形態変化なんて逢魔国民なら誰もが思いつく常識だよ、現にさっきの戦車戦でガドルが散々見せただろ?確かに神器使いでっなら新鮮なのかもね、アレ基本的に一つの姿しかないらしいから」
馴染み過ぎた能力故にその辺で驚く部分はない確かに初見なら困惑するだろうが
「使う相手を間違えたな!貴様の思いついた常識は推しの力で研究されてんだよ!!」
ハルトはそのまま0距離射撃で一誠を吹き飛ばしたのであった壁にめり込むを見送るとダメ押しとばかりに
「禁手・星喰銃(アストロブラスター)!」
ヴァーリ戦で使った自身の禁手 能力は単純な力の強化 その一撃は神すら物理的に殺せる一撃である
「逃げられると面倒だから」
『バイオ』
バイオプラントのラウズカードを使って四肢を束縛したハルトは飛翔すると銃口を一誠へと向ける
「これは大気中の魔力を自己の物へと変換、自分の魔力もこめて収束して放つ技だよ…」
その証拠とばかりに魂で繋がった紫、黄、白の三人娘の魔力色が混ざるとハルト自身の赤色をした魔力が収束し始めていた その魔力塊を見ても
「こんな所で終われるかよ!!」
一誠も残りの特化形態である砲撃形態に移行すると自分の持ってる全魔力を倍加して強化した魔力砲の狙いを定めて
「これで最後だぁ!!」
自分の全霊の一撃を放つとハルトは
「あはははは!!」
それを嘲笑うかのように魔力塊を太陽のような巨大さに変えたのだ
「っ!」
自分の撃った魔力光線は太陽に飲み込まれて消え自分もまたその自分に向けられた光線に飲み込まれたのであった
「先ず、一匹」
脱落の確認をすると禁手を解除して一息つくもまだ残ってる獲物に目を向けるとナツキは困った顔をしながら
「化け物め…手加減を知らないか」
「手加減?何それ?」
ハルトは首を傾げると同時に口角が三日月状にまで跳ね上がる
「逢魔では敵なら何しても良いんだよ?敵は全力で排除するのが逢魔流だよ、それにこんな俺を化け物と呼ぶあたり随分とお前の尺度は随分と小さいな」
「あぁ、お前が超えたい奴らはこれ以上だもんな」
「当然、まぁ俺より強い奴等なら側にいるぞ」
「は?」
「キャロル達」
「あぁ、お前…嫁達の尻に敷かれてるからな」
「お前に言われたくはない」
「それは心外だよ」
「心外なもんか同じ穴のムジナが」
「は?」
軽口を叩きながらもハルトは頭を回していた、現状 サイラオーグの位置は割れているから対応は可能 しかしナツキがいるなら優先で倒すべきだと判断する
「そろそろ準備は良いかな?」
「いつでも!!」
『リバイブ剛烈!』
「そうかい!」
『ジオウⅡ』
両者 体に馴染んでいるアナザージオウⅡとアナザーリバイブ剛烈に変身 互いの得物を甲高くぶつけ合う
アナザーパワードノコの攻撃をアナザーツインギレードで受け止めるもガリガリと刃が削られる中 アナザーウォッチを起動する
『ゼロワン』
「いけ」
アナザーゼロワンに変身して体から黒いクラスターセルを展開してアナザーリバイブの視界を塞ぐとアタッシュカリバーを取り出して数度切り付けた
「がっ」
「殺す気でかかって来なよ、マジェスティになったら丁度良いね」
「……ぐっ」
「ほらほら笑顔はどうしたヒーロー?こんな時こそヒーローは笑うんだよ…ほら見えないかな?正義のヒーローはこんな風に笑うんだよ!」
変身解除してナツキ目掛けて渾身の草加スマイルを浮かべてみせるハルトに対して
『ハルト、それヒーローの笑い方じゃないぞ』
「そうか?オルフェノクはどんな奴でも絶対殺すという正義に燃えるヒーローがする渾身の笑顔だが?」
『いやそれ完全に悪役の笑顔だよ』
「………俺ももっと爽やかな笑顔の練習をしなければ」
『よし笑ってみろ!』
「はーい!」
ダグバや北崎ののような無垢の笑みを浮かべた…その時 三大勢力連合の席にいた者達は世界最後の日を覚悟したという
『怖っ!』
「あ、良かったよ!…まだ俺は笑えてるんだ」
『時折闇見せてくるの辞めてね』
『よしハルトよ笑顔の練習するぞ!』
「じゃあ全力で笑える為にナツキを倒さないとね」
『は?』
「先に謝るなアナザーゲイツ達…ごめん!」
『ブレイド』
『beat』
「へ?」
ハルトはアナザーブレイドに変身しての全力パンチをアナザーリバイブに叩き込む
「がっ!」
「今のはブレイドの分だビート、お前の内部に威力を伝えたから顔面の骨はへし折れてるだろう…それは本物のブレイドがビートで顔面をへし折ったと思え」
「は?」
「そしてこれは!」
ハルトは帰す刀でローリングサバットを叩き込む
『magnet』
「っ!」
「今のは龍騎の分だ」
「(ま、まさか!)」
ナツキが気づいた時には手遅れだった逃げようとしたが
「残念だが、誰も逃げられない…さっきお前を殴った時にアナザーブレイドのラウズカード マグネットバッファローを使ったからな これでお前は磁力で引き寄せられる!そして次のはブレイドの分だ」
「っ!!」
「そして、これも!これも!これも!これも!」
思い出す度に流れる偽者とは言え推しを手にかけた事による罪悪感 それが一気に爆発する!
「これもこれもこれもこれもこれも!これも全部!!お前が利用した2人の分だぁああ!!」
ハルトはリズム良くナツキをアナザーリバイブを殴りつける事で威力と反動での仰け反りも合わせてだが、まるで踊っているかのようにナツキは殴られながら体を揺らされていた
イメージとして格ゲーのハメ技のように抜け出せないという所だろうが
それを見ていた観客はポツリと呟く
死の舞踏
と
そして死神が最期の一撃を放つ 引き寄せられるナツキ目掛け
『ガヴ…OVER』
「ハラワタぶちまけろおおおお!」
アナザーガヴ・オーバーフォームによる渾身の全力パンチが炸裂 それはアナザーリバイブ剛烈のタフさでも耐えられない一撃であった
強制変身解除してボロボロのナツキに対して変身解除したハルトは更にダメ押しと殴ろうとしたが
「動かない……あれ?壊れた?」
「…」
動かなくなったナツキに対して
「えい!」
『ジオウⅡ』
「っ!」
「こうしたら死に戻れないよね?」
懐古の力で回復したナツキだがハルトは無表情のまま
「俺の憧れを弄んだ罪は重いぞ」
『オーズ…サゴーゾ』
慈悲など無かった アナザーオーズ サゴーゾコンボの連続パンチによる暫くナツキに死の舞踏をかましていたのだが その映像を見ていた逢魔傘下組織組は震え上がっていた 三神官ロールケーキ事件といい今の光景と言い下手したら自分達も同じ目に遭うのではという恐怖と
「あははははは!!!」
映像越しに笑顔で暴力を振るうハルトの姿に
「「「「「(やっぱりあの人、ブレーキ役いないとダメだ)」」」」」
ウォズ達は久しぶりにブレーキ無しで暴れ回るハルトを見てやはり止める奴必要だと再認識したのである
「ほら頑張ってよ!もっと俺を楽しませてよ!!俺に頼んでばかりじゃなくてお前も俺の期待に応えてよ!ほら!」
「ご…」
「大丈夫、死んでも直ぐに戻してあげるから…何ならNEVERやシグマ型アマゾンにするのもありかな〜ふふふ…死ぬのが嫌なら頑張って抵抗してよ!!その方が面白いじゃん!」
結論 あの人を1人にすると何するかわからない
そして魔王の仕置きは続いたのである
一方その頃 傘下入りを渋っていた組織の首脳陣はガクガク震えていたのである そんな所に現れたのは
「あら、お集まり頂いてる所恐縮ですわ」
テスタロッサ、カレラ、ウルティマの三人娘がいたのである
「な、何故ここに!」
「私達の手にかかれば貴方達の会合日程を割り出すくらい朝飯前ですわ」
「くっ」
「それでどうするの?」
「我が君に服従するか!それとも死か!」
「因みに断るとあぁなるよ」
ウルティマが指差す方向には笑顔で拳を振るう魔王の姿があった
「くっ…わ、我らノバショッカーは魔王様の軍門に降る事にする!」
「懸命な判断ですわね、ふふふ」
そんな暗躍があった事を知らないハルトは
「あははははは!」
今日も笑顔で拳を振るっていたのである
そしてあるタイミングで
「終わりだ」
右腕がバチバチなるアナザーオーズ、その時アナザーガタックになっていたナツキはボロボロだが立ちあがろうとした そんな彼に無慈悲に振り下ろされる拳 その時!
『ウンメイノー』
とアナザーライダー達が口ずさんだのが発端か
ガシィ!とアナザーオーズの拳を止める人影が現れたのだ
「何、この流れはまさか!ハイパーカブトか!」
『ハイパークロックアップで誰か来たんだ!』
『え?口ずさんだだけだが?』
「ややこしいんだよ!アナザーカブトぉ!」
『だが誰か向かってるぞ?』
「お、アナザーデモンズトルーパー達かな」
「違う、俺だ!」
「サイラオーグ!」
『まさかアナザーデモンズトルーパー達がやられたのか!』
『量産型とは言えライダー を倒すとは…』
「君の仲間達は気絶して貰ってるよ!」
「くっ!よくも俺の半身達を!!」
『W』
「っ!」
アナザーWに変身してサイクロンの力で風による目潰しを行い間合いを作る
「よく来たな…」
「よく耐えてくれましたね」
「何、気にするな…殴られるのは慣れてるから」
『いや慣れだな』
「後は俺に任せてください」
ドン!と立ちはだかる姿を見て
「おい相棒…何か奴の方が主人公ぽいぞ!」
『まぁお前のやってる事は悪役だわ』
「そんな!…こほん……よく来たなサイラオーグよ!俺の軍門に降るならば、この世界の半分をくれてやろう!」
『何てステレオタイプの魔王…』
『そもそも半分持ってないだろ?』
「え?必要なら侵略するだけだよ!」
『このおバカ!』
「分かってる皆まで言うな、俺が侵略なんてしたら推しが全力で止めに来るんだろ……あれ?俺としては本望な気もして来たな」
『おい辞めろ』
「まぁどうだサイラオーグ!」
「断る!」
「即答!?ちくしょう!3度目の正直ならず!!」
『本当に気に入ったんだな』
「うん……だが仕方あるまい!それはそれ、コレはコレだ!取り敢えずナツキは邪魔して来そうだから動かないでよね!!」
指を鳴らすと暇をしていたオウル、アイズ、ゾーンドーパントがナツキを拘束したのである
「コレで邪魔者はいない、さぁ!早く戦おうよサイラオーグ!!」
「最初から全力で行かせて貰いますよ魔王」
「よっしゃ来い!」
「禁手!!」
するとサイラオーグは自らの神器とも呼べる黄金の獅子 否 神滅具である鎧 獅子王の剛皮を纏う
『厄介だなネメアの獅子か」
「ネメアの獅子?…ふむ」
神器のモデルを思い出す 確かヘラクレスの12の試練にそんなのがあったようなと…
「確か凄い強いライオンだよね!」
『知識が浅すぎる!』
しかしまぁ
「獅子王サイラオーグかな…本当、悪魔に過ぎたる物だよ」
「過分すぎる評価だ」
「だから俺も全力で相手する手加減なし誰も邪魔しないタイマンだな」
『グランドジオウ』
『あれ?オーマフォームじゃないのか?』
「アレはクソジジイの力が入ってるからな純粋な俺の力だけならコイツが最強」
『そうかなら行け!』
「変身!」
『祝え!アナザーライダー !グランドジオウ!!』
アナザーグランドジオウに変身、アナザーツインギレードを槍型に変えると構えを取る
「お待たせ〜全然不意打ちしてくれても良いのに」
「それをする程、野暮ではありませんよ」
「ははは!そりゃ良いねぇ!!」
「ふっ!」
両者は同時に駆け出すと互いに黄金の鎧を纏いし戦士の拳と槍が交差して ショッピングモール全体に亀裂が入るのであったがそれ見た観客席は怪獣バトルだぁ!と騒めく事になったのである
予告
ハルトvsサイラオーグ戦開幕 黄金の鎧を纏いし2人に何方が微笑むのか!
そしてこの戦いの果て 幕開ける新たな世界の入り口を見て魔王は何を得るか!
次回 王の部3 お楽しみに!
そしてこの場を借りまして…切り裂きジル さん!新キャラありがとうございます!!
番外編 以外と大事
「今日はカレーだぁ!」
わーい!と喜ぶ面々にホッコリしながら振る舞うハルトの元へウォズ達が
「我が魔王、残りのカレーは何方にありますか?おかわりしたいのですが…」
「あぁ、残りのカレーなら今俺の隣で寝てるぜ」
「寝かせたら確かに美味しくなりますが…」
「言い方が何処か変に聞こえるよ!」
asmr
「最近のASMRは凄いな…成る程…咀嚼音も対象とは興味深い……んじゃ」
ハルトは試しにと二亜に咀嚼音ASMRを渡してみた
「よし!じゃあおやすみなさい!」
その夜二亜のヘッドフォンから聞こえたのは鉱石や石を噛み砕く音だったという
「咀嚼音うるさっ!!何食べたらこんな音なるのさ!てか誰の咀嚼音をパラノーマルにしてんだぁ!!」
それはグラニュートが石を食べる音であった
翌朝 睡眠不足でイライラした二亜が放ったラリアットをハルトは甘んじて受けたという