無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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十五審

 

 

前回のあらすじとデイリーガチャ

 

 

 

「今回のアナザーライダー戦記は旅にグルメに温泉!再生数は頂きダァ!」

 

「嘘は行けませんよ我が魔王!」

 

 

「んじゃ……今回のアナザーライダー戦記は俺厳選の美味しいラーメン屋さん特集!視聴率は頂きダァ!」

 

「魔王ちゃん厳選というのは興味はあるけど…違うでしょ!」

 

 

「じゃあ…俺怪人辞めて仮面ライダーになります!え…ダメ?」

 

 

「嘘予告しない!」

 

 

「んじゃ予告入りまーす」

 

 

遂に始まったアウトサイダーズとネオタイムジャッカーの全面抗争 各地で鎬を削る中 ハルトはクジョーの変身するアルビノカリスと戦っていたのである!

 

 

そして今日のデイリーガチャは

 

 

ポン!

 

 

「えーと……え、アーセナリー?ダブりじゃん!」

 

 

『何てリアルラック…』

 

 

ーーーー

 

 

そしてハルトはその頃 ノクスナイトとなりアルビノカリスと戦闘をしていた

 

しかし腑に落ちない ディケイド版でもオリジナルでもジョーカーのカードを使えば 必ずジョーカーになる このような形態を獲得するなんてあり得ないのである

 

 

「アルビノジョーカーでもジョーカーなのに…何故」

 

 

『ブレイカムキャノン!』

 

 

牽制で威力を落とし連射性を高めた光弾で牽制していくが

 

 

『reflect』

 

 

ラウズせずにアンデットの力を行使している、これはマズイと回避して考えを巡らしてみる

 

 

 

先ず、ブレイドの世界に出たカリスはベルト自体がブレイド達と同じ着脱式のものであるから変身システムやカリスとしての機能がブレイド達のように機械的に再現されたもの…まぁ最初期に完成したライダーシステムでブレイド達がカリスを元にして作ったと考えれば辻褄は合う

 

 

つまり仮面ライダーカリスはブレイド世界の科学技術で誕生したライダー、そしてクジョーは擬似とは言えハートスートのラウズカードを持っているのもある、しかしそこに擬似ラウズカードじゃない本物のアルビノジョーカーのカードを読み込んだ

 

 

通常ならアルビノジョーカーになるだけだがブレイド世界のカリスは先程の考察通り 科学技術で生まれている、更にクジョーの使っているのはエイゲツが使用していた擬似ラウズカードを使う前提のライダーシステム、それで正規のラウズカードの使用により想定外の変異が起こった

 

 

それがアルビノカリスという事だろう

 

 

しかし

 

 

「厄介極まりないなぁ!」

 

『カリバーモード!』

 

 

鍔迫り合いする中でも普段使っていない頭を回す 

 

 

ワイルドカリスと違って強化カードにアルビノジョーカーを使っている以上 単純なスペックもワイルドカリス以上、更にはラウズせずにアンデットの力が使えると来た 

 

 

ならスート全融合をしているキングフォームやワイルド形態に言える事 それは一体でも解放されれば変身が解けるのではないかという疑問

 

仮面ライダーフォーゼ・コズミックステイツが仮面ライダー部との友情が変身のキーであるのと同じように切っても切れない繋がりがある

 

 

しかしそれでは前回のように解放狙いでリモートを使えばカウンターでシャッフルやシーフが飛んでくる可能性がある 以前に

 

 

屋内戦は困ったもの、自分の得意分野は広い場所での戦い…ならば!と言い取り出したのはゲーマドライバー、ゲムデウスムテキとなり、これのゲームエリアに飛ばせば良い

 

 

だが

 

 

「させませんよ」

 

 

ゲーマドライバーを攻撃して弾き飛ばしたのである

 

 

「テメェ!神の恵みに何て事を!!」

 

ノクスナイトの偽装を解除してハルトはアナザーウォッチを起動する

 

 

『ガヴ』

 

アナザーガヴに変身すると取り出したのは何故か理外のライドブック そのタイトルは

 

 

『ヘンゼルナッツとグレーテル』

 

 

そこから現れたのは戦場には合わないお菓子の山

 

 

「今更ながらにこのライドブックとガヴとの相性が良過ぎて震える…」

 

 

「何ですかお茶会でもしようと?」

 

 

「わからねぇなら黙って見てろ!」

 

 

同時に腹部のガブ器官が吸収し一つのゴチゾウを生み出した

 

 

「よし、頼むぜ!」

 

 

アナザーガヴは腹部にゴチゾウを添えるとゴチゾウは力を解放した

 

 

『ウエハウス』

 

 

不思議な事が起こった 一瞬 戦場に不似合いとも言えるお菓子の甘い匂いが漂ったのである!

 

 

 

「これは…」

 

 

「らぁ!」

 

 

チョコダンガンとチョコドンガンの二丁拳銃スタイルによる射撃を浴びせる

 

 

「くっ……武器なんていつの間に…」

 

 

「体はお菓子で出来ているってね!さぁカリエスも使ってくれ!」

 

 

「そういうなら使ってやろう!」

 

 

「油断しないでくれますかねぇ!!」

 

 

「してないが?」

 

 

カリエスC3は近くのテーブルに手を触れると追い菓子強化 パンチングミの力が右手に宿ったのである

 

 

「ふん!」

 

 

「がっ!」

 

 

「ほぉ、これはオリジナルに酷似したガヴ器官の力か中々に良いものだな…だが強度が足りん」

 

パンチングミの力もカリエスの力による過負荷で溶けて消える 有限の強化 しかし手数は無尽蔵にあり尽きない

 

 

 

「っせぇ、やっぱりお菓子と虫歯は仲が悪いねぇ」

 

 

「何の事だ?」

 

 

「地球の例え話しだよ!」

 

 

「面白い、行くぞ」

 

 

カリエスは近くの容器をシェイクし、そのまま封を切るとポップコーンが飛び散る それだけの筈だったがカリエスC3の溶解液に触れると爆破、それが連鎖してグレイブを巻き込んだ爆破を起こしたのである

 

 

「小規模だが良い威力だ…ふむ」

 

 

近くの鉄骨を引き抜くとザクザクチップスラッシャーに変化した それを二刀流でグレイブと切り合うが そもそもザクザクチップスラッシャー自体 適切な角度や力加減でないと刃が折れるという日本刀を扱うみたいなコツがいる武器…刀身自体が使い捨てな武器なのだ

 

 

「っと、だが使い方は分かったから動くなよ」

 

 

カリエスC3は溶解液で相手の足場を奪うと両手に持ってザクザクチップスラッシャーを構え直し

 

 

「でないと、貴様の肉を綺麗に削げないではないか」

 

 

何処ぞの兵長とも言えるようなセリフでグレイブに斬撃を浴びせ続けているのであった

 

 

 

その頃 屋外戦をしていた王蛇、ゴルドドライブ、エボルvsシーカーはと言うと

 

 

 

「お前を見てると何故かイライラするんだよ」

 

 

「何でだ!俺とお前は初対面の筈!」

 

 

「そんなの俺が知るかぁ!」

 

 

理不尽な言動と共にベノサーベルで執拗にシーカーを殴打している

 

 

その戦場は既に蹂躙の様相を呈していたのである

 

 

「やれやれブリキ人形の兵隊達でこの私に勝てると思っていたのかな?」

 

 

バトルドロイド達は単純なAI、セキュリティしかないのでゴルドドライブの格好の獲物だったのも言うまでもない結論 相性が悪過ぎた 現在は全軍機能停止していた

 

 

それでもシーカーは時間稼ぎにとギガントウエポンで建築、地形操作を行なったが作ったと同時にエボルが蒼炎、ブラックホールなどで妨害 その上で王蛇の白兵戦という極悪連携が行われていたのである

 

 

「これはこれで研究する価値があると思うか」

 

 

「そうだな…しっかし何で浅倉の奴、彼処まで執着しているんだ?」

 

 

エボルの問いかけにゴルドドライブは答えた

 

 

「魔王に聞いた話だと別世界でシーカーの思惑に利用されたとか何とか」

 

 

「あぁそう言う事か…可哀想にねぇ」

 

 

「だがアレの敵だろう?」

 

 

「お前さんみたいなのが誰かの下に付いてるなんて考えられないんだが、何故魔王の下についてるんだ?」

 

 

「何、簡単な事だ魔王の下につけばあらゆる研究が許され、必要な実験素材や機材が手に入るのだ!人体実験など倫理的?道徳的に出来ない?そんなの知るか!科学の発展には犠牲はつきものという人種には涙腺ものなスポンサーだろう?」

 

 

「だから逢魔には倫理観が破綻したマッドサイエンティストが集まる訳か…ま、確かに俺もファウスト時代は氷室玄徳…ナイトローグがいなきゃ困ったからな…分かるよ確かに大事だな極太のスポンサーってのは」

 

 

どんなに優秀な科学者でも研究の支援する人が居なければその才能や能力を発揮出来ないもの

しかしながらハルトはそれでも自分達の研究に惜しみない援助をしてくれる それならば人でなしと呼ばれたものでもメリット、デメリットを考えればハルトに従うのも当然の帰結

 

 

まぁ時折 変なオーダーを受けるのは困ったものだが

 

 

「そう言う事だ科学の発展に犠牲はつきものであり、その行き着く先は「破滅だろ」そう言う事だよエボルト」

 

 

「まったく…本当に面倒な奴ばかり集めたもんだ」

 

 

やれやれとエボルが肩を竦めるが

 

 

「おい浅倉、そろそろ良いだろう?早くしないと他の奴等が楽しみを奪っちまうかも知れないぞ?」

 

 

「あぁ?」

 

 

そう言われて少し何か考えるとそのまま北崎達が駆け抜けた方を見ると

 

 

「まだあっちは暴れられそうだ」

 

『ADVENT』

 

 

エビルダイバーを呼び出しそのまま目的地へ向かうのであった

 

 

 

「おい待っ!あぁ行っちまったな…せめてコレの最後の処理くらいはしてやれって話だ」

 

 

「まぁそれくらいは良いじゃないか」

 

 

 

2人はそのままシーカーを見下ろすが

 

 

 

「ま……まだだ!!おわってねぇぞ!かかってこいよ!」

 

 

 

威勢よく、それでも立ち上がる姿にゴルドドライブはつまらないと声音で

 

 

「まるで蟷螂の斧だな」

 

 

「何だそりゃ?」

 

 

「無謀に強者に噛み付く奴…逢魔ではハルトに噛み付くゴオマ、ウヴァみたいな奴さ」

 

 

「アイツはカマキリだったな…じゃない、ほれ見てみろ衛星写真だ」

 

 

エボルが見せたのはタブレット端末、それに映るのはバトルドロイドや仲間達の位置を示すビーコン

 

 

「これが開戦当初の、そして今は」

 

 

残りは中で戦っている連中と外で北崎達が遊んでる僅かなものだけだ アウトサイダーズ以外にも各地にクローントルーパーが展開しており仇敵を見るや否や暑いサウナから出て冷たい水風呂を求めるように…それは体から溢れていた

 

 

バトルドロイドは敵だから、ぶちのめせ!

 

 

それはハウンド達が生まれてからずっと訓練されてきたプログラム それが嬉々として動いていたのである

 

 

 

 

「君達は最初から我々に勝てないんだよ勝算のない戦いに…クジョーと言ったか?あんな愚か者を担ぎ上げて何になる」

 

 

「ま、お前さんの死因は一つだ…担ぐ神輿を間違えたな」

 

 

ゴルドドライブはドア銃をエボルはトランスチームガンの銃口を突きつけるとシーカーは まだだと仮面の下で笑ったのである

 

 

 

「悪りいな…まだ死ぬ訳にはいかねぇんだよ!」

 

 

『hybrid……gigant BLASTER!almight!gigant sword!』

 

 

 

それはシーカーの奥の手 全ギガントウエポン使用のてんこ盛りフォーム ギガントオールマイティーである

 

 

「そりゃ豪勢だな」

 

 

「しかし言った筈だ君では相性が悪いとね!」

 

 

ゴルドドライブはベルトを操作 金色の粒子がギガントウエポンズを奪いに掛かると

 

 

 

「ほらエボルト任せたよ」

 

 

「はぁ仕方ない…見せてやるよ科学の齎す未来って奴をな」

 

 

『OVER THE EVOLUTION!』

 

 

「フェーズ4完了」

 

 

 

「……こ、このやろう!!」

 

 

 

「ま、暇つぶしにはなったか」

 

『ready go!black hole finish!!』

 

そして現れたのは災厄 エボル・ブラックホールフォーム その力はレバーの回転で集約されシーカーに襲い掛かる そしてエボルが全力の蹴りを叩き込むと同時にシーカーはブラックホールに取り込まれ 

 

 

「あばよ」

 

 

「!!!!」

 

 

気づくとシーカーは爆散しその光も爆発もブラックホールに吸い込まれ消えていったのだ

 

 

「今度は賢く生きる事だなCiao!」

 

 

エボルはいつもの飄々とした態度で見送るのであった

 

 

 

レック 『再起不能(リタイア)

 

 

ーーーー

 

 

 

 

同時刻

 

 

「何だ、魔王の力を取り込んでこの程度か?せやぁ!」

 

 

「くっ!」

 

 

持ち前のクォーツの力、ユートピアの力全てを掛け合わせても届かない それは魔王を取り込んだからではない

 

 

 

「そう言う事ですか…そもそもの蘇生法が劣悪なのですね肉体強度が低すぎます」

 

 

反乱防止で意図的に弱体化されていた、そんなのでどう勝てと言うのだ?目の前にいるのは生前の自分を倒した死神だぞ?

 

 

「それならドクターが待ってる地獄へ帰ると良い 先に行ってお茶でもしていろ」

 

『ZONE maximum drive』

 

エターナルはローブを脱いで腰のスロットにZONEメモリを装填すると周りに現れたのはAからZの T2ガイアメモリが全てスロットに入ったので そこから溢れるメモリの力 そして何処から吹き荒れる風を背を押される

 

 

 

「過去の贖罪ですか?」

 

 

「何の話だ?俺達には過去なんてないんだよ!」

 

 

 

「だとしても終わる訳に…っ!」

 

 

かつて箱庭に囚われた人達を助けられなかった為に悪魔となった男は箱庭から出ようと足掻いた少女の願いを…その刃が偽りの理想郷を破壊する!今度こそ箱庭に囚われた彼女達を箱庭の外へ連れ出す為に

 

 

『ETERNAL!maximum drive!!』

 

 

「っ!しまった……エターナルのマキシマムには他のメモリを無力化する力がぁ!」

 

 

説明口調でユートピアは変身解除、加頭は苦い顔をしながら一言

 

 

「こ、今度はどんな手段で私を甦らせてくれるのでしょうね?」

 

 

「知るか、消えろおおお!」

 

 

エターナルはメモリの力を収束した光弾 ネバーエンディングヘルを加頭へ浴びせる それをノーガードで受けた加頭は跡形も残さずに消滅したのであった

 

 

 

そしてゲンムvsアマゾンシグマ という同期のゾンビ対決は互いに疲れを知らぬ故の殴り合いの様相を呈していたのである

 

 

「あっちはまだかかりそうだな」

 

 

 

そしてダークキバ側はと言うとディエンドに事情を説明をすると そうかい!とだけ言ってinvisibleで消えたのであった

 

 

「えぇ…」

 

 

そう言いながらもネガ音也は1人 ハルトへ加勢せんと歩いていたのだが その時

 

 

「何だコレは?」

 

 

道中に何かあると気づいた そこには見慣れない石板があったのである

 

 

ーーーーーーーー

 

 

その頃 ウエハウスの力で戦場全てが追い菓子やゴチゾウの力を借りられる状態になっていたが

 

 

「いやぁウエハウスの力…便利だわぁ」

 

対軍戦でエゲツない程効果を発揮する技だと理解した…これを戦闘員や怪人達が使えればかなりの戦力になると

 

 

「くっ…」

 

 

アルビノカリスの戦闘能力は確かに厄介だイレギュラーながらもジョーカーを宿した強化フォーム、そんなのブレイド系列の仮面ライダーには存在しない

 

カリエスの戦いもケリがついたし、そろそろ他の連中もひと段落ついているだろうし

 

 

 

「どうする?ユキちゃんを返してから俺に倒されるか?それとも……此処で俺に倒されるか!」

 

『ガヴ…マスター』

 

 

「そこは見逃す選択肢を用意するのではないか?」

 

 

「カリエス様、アレは必ずお前を此処で殺すというメッセージなのです」

 

 

「クラープ…お前いつからそこに?」

 

 

 

その二択に

 

 

「ふざけるなああああああ!!」

 

 

 

冷静さを無くしたアルビノカリスはハートのラウズスートカードをアルビノジョーカーの力で束ねた白いワイルドのカードを使う必殺技を発動する

 

 

 

「ふっ!」

 

 

マスターフォームによる高速軌道、それは目視で追えるはずがない しかし

 

 

「確かに早いが狭い空間ならばコースは限定されますよ!」

 

 

そこだぁ!と攻撃を発動したが その場所にあったのは ランゴの絶対防御

 

「っと!」

 

 

それを踏み台にして軌道を変えたのである

 

 

「なっ!」

 

 

「まだまだぁ!!」

 

 

今度はシータ、ジープの能力を再現する為にアナザーガヴは分裂 マスターとオーバーに別れたのだ

 

 

 

「くっ!」

 

 

「ほらほら!どっち見てるのさ!」

 

 

ヒットアンドアウェイでアルビノカリスに攻撃を当てながらスピードのないオーバーフォームを攻撃有効距離まで誘導すると全力で振り被るオーバーフォームに全力で迎え撃とうと技を発動する アルビノカリス しかし

 

 

 

「この位置、この距離、この角度……ドンピシャリ」

 

 

「っ!ま、まさか!」

 

 

足場を見るとニエルヴの毒沼まで使われ、更にマスターフォームではグロッタの鎌を武装した攻撃までしてくる鬼畜仕様

 

 

「これぞ…ストマック家の力!」

 

分裂を解き合体 そのまま全力の拳を振り抜いたのである その一撃はアルビノカリスの生体装甲を破壊するだけに留まらず 体内組織にまでダメージを通したのである

 

 

『オーバー…スマッシュ!』

 

 

 

その色々な怒りを込めて振り向いた拳はアルビノカリスを近くの壁に減り込ませるだけに飽き足らず 貫通し ダークキバが調べている石板の部屋まで繋げたのである

 

 

「んな!」

 

 

「あ、ネガ音也!何してんの〜」

 

 

「サボりか?」

 

 

「違う!それよりもこの石板は…」

 

 

「っ!ネガ音也!さっさとその石板を破壊しろ!」

 

 

「え?」

 

 

 

しかし 

 

 

「ざ、残念でしたね……これで逆転です…さぁフォーティーンよ……甦れええええ!!」

 

 

バニティカードを使った アルビノカリスはその封印が解かれた結果 現れた邪神 フォーティーンと融合し島の地下から地上へ現れたのであった

 

 

 

「っ、お前達!攻撃開始!」

 

 

同時に待機していたクローントルーパー達の攻撃が始まるのと同時に暇していたアウトサイダーズ全員が新しい獲物だぁ!!と喜びいさんでフォーティーンに襲い掛かるのを見て

 

 

 

「ラスボスにはラスボスぶつけんだよ」

 

 

『だからってダグバ、エボルト、エターナルが同時に襲い掛かるって悪夢だぞ』

 

 

「俺にはご褒美です!……じゃないや、さて」

 

『どうするつもりだハルト?』

 

 

「ふふふ、この石板に封じ込められたユキちゃんを助ける為に俺がこの石板に封印される!」

 

 

「っ!そんな事が出来るのか!?」

 

 

「あたぼうよ!俺の体にはアンデットの力があるから入れ替わるように封印もいける筈だ」

 

 

「成る程な」

 

 

「そしてその石板を最後にぶっ壊せば全部解決!奴は弱体化するだろう、大丈夫ブレイド劇場版で見たところだ!」

 

 

「っ!そんな事したら……」

 

 

「大丈夫だ、俺は死んでもコンティニュー土管から甦る!寧ろ逆に俺がフォーティーンをじわじわと侵食してくれるわぁ!」

 

『捨て身とは妻子がいる身での作戦とは呼べないな』

 

 

「大丈夫だろ?キャロル達が取り乱したのだって弱かった頃、心臓にダインスレイフが刺さった時くらいだしな後は基本的に【あのバカは何しても死なないから大丈夫】の精神だから心配してない!それと…大丈夫と信じてくれてるから無茶出来る!」

 

 

『ハルト、それツンケンしてるだけで本音は滅茶苦茶心配してるんだぞ?』

 

 

「なぁにぃ!!」

 

 

『だから心配かけてやるなよ』

 

 

「けどコレ以外に敵を弱体化させるかつユキちゃんを助ける方法がない!」

 

 

『確かに…』

 

 

「そうだ!人体錬成すれば良いんじゃね!前にオーディエンスから必要な材料を貰ったんだよ、コレを使って人体錬成した奴を投げ込めば良いんだ!」

 

 

『辞めて!』

 

『倫理観を捨てないで!』

 

 

「それに俺には冥黒王を捕食した事で手に入れた錬金術などの知識もあるから…何か大丈夫!」

 

 

『信用出来ねぇ!』

 

 

「大丈夫だよ相棒、俺は……倫理観や道徳心や俺の狂気を代価に扉を開いて帰ってくるよ!」

 

 

『辞めろおおおお!狂気以外は捨てないでくれええ!』

 

 

「外のフォーティーンだがアウトサイダーズだけじゃなくてディケイド 、ディエンド、ブレイドライダー4人も参戦しているが…」

 

 

「おぉ!…けど」

 

 

それを聞いて普段なら流石は仮面ライダー!!と発狂し見に行かねば!と行くハルトだが珍しくチベスナの瞳で

 

 

「ディエンドはどの面下げて参加してんだ?」

 

 

だがそれでも状況の改善は必須だし、何よりエマちゃんと交わした約束がある

 

 

 

「そんな事より人体錬成……よし行くぜ!師匠も言っていた!男は度胸!!」

 

 

そう言ってハルトは人体錬成をしようとした…その時!

 

 

「待つんだハルト!このくらいは俺に体を張らせてくれ!」

 

 

「そうか、じゃあ行ってこい!」

 

 

「え、ちょっ!」

 

 

追いかけてきたナツキを無慈悲に石板目掛けて蹴っ飛ばしたのである すると入れ替わるようにユキちゃんが来たので受け止め

 

 

「人体錬成の手間が省けたな…カリエス!その石板をぶっ壊せ!」

 

 

「良いのか?」

 

 

「構わねぇよ、寧ろコレくらいはやってくれないと帳尻が合わん!元を辿ればアイツの喧嘩じゃねぇか!」

 

 

凄い割り切りの良さであった

 

 

「わかった」

 

『カオス…デストロイ!』

 

 

カリエスC3の全力パンチで石板が砕け散ったのを見届けると外のフォーティーンも困惑しているようだ…ふむ…

 

 

 

「よし邪魔者も始末したしフォーティーンを倒すか!」

 

 

『相棒は人体錬成で倫理観を無くした?』

 

 

「え?大丈夫だろ、アイツなら事件解決した後にその辺の破片の下から【死ぬかと思ったぜ…】とか言って出てくるわ」

 

 

『いやギャグ漫画じゃないんだから』

 

 

 

ならば俺も加勢せねばと動こうとしたら

 

 

「………ん」

 

 

意識を取り戻したようで

 

 

「おぉ、大丈夫かいユキちゃん」

 

 

「貴方は確か…エマが懐いていた変な人」

 

 

「俺、どんな覚え方されてるの!?」

 

 

「事実だろ」

 

 

「やれやれ…お怪我はないかい、お嬢さん」

 

 

 

「え、えぇありがとうございます…それよりも」

 

 

「大丈夫、エマちゃん達と必ず会えるよ約束する」

 

 

「ですが私はあの子達に酷い事を…」

 

 

エマちゃんの件に関してだろうが…ふふふ仲直りで困ってるなんて可愛らしいじゃないか

 

 

「それなら謝って、そこからやり直せば良いんだよ1から…いいや0から始めれば良いんだよ」

 

 

「0から…」

 

 

「それか拳で語り合えば大体の事は解決するよ?」

 

 

「しませんよ」

 

 

「そうか…まぁでも無事で良かったわ」

 

 

「ですが私は…世界を滅ぼそうとしました」

 

 

「大丈夫大丈夫、そんなのウチだと日常だから」

 

 

「え?」

 

 

「毎日世界征服を企む悪の組織を物理的かつカリスマで従えているから日常よ」

 

 

「本当に変な人ですね、そう言えばゴクチョーはどうしました?」

 

 

「カリエス、なんか知ってる?」

 

 

 

「ゴクチョー?あの鳥畜生なら死なないと聞いたからギリギリ死なないラインで痛めつけ続けているぞ」

 

 

「正確には私が皮剥ぎをした後に回復薬をかけて治し、そこを皮剥ぎ!という無限ループでお仕置きしています」

 

 

「スゲェ発想だ、もしナツキが生きてたら拷問はクラープに任せるか」

 

 

「ゴクチョーは私の使い魔なのですが…」

 

 

「じゃあ優しくゆっくり皮を剥いでやれ」

 

 

「かしこまりました魔王様」

 

 

 

「辞めないのですか?」

 

 

 

「アレが味方か確定してからだ、一先ずは彼女を安全な場所に運んでから俺達も加勢するぞ!」

 

 

「おう」「そうだな」

 

 

「何故貴方達はそこまでしてくれるのですか?」

 

 

「俺は力ない者、理不尽に虐げられる者の味方で気に入らない奴の敵だから」

 

 

「あ、あぁ…成る程」

 

 

 

「それに君を助けてと言ってくれた人達と助けるって約束したから、まぁ理由なんてそんなのでOK!という訳で行くぞ野郎共!レジェンドライダーの勇姿をその目に焼き付け…じゃない!浅倉さん達に手柄を独り占めさせるなぁ!!」

 

 

「「おぉ!」」

 

 

「んじゃユキちゃん、ちょっと失礼…よしフォーティーンの弱点は頭だ!行くぞぉ!!」

 

 

ユキをお姫様抱っこしたまま飛翔して目的地へと向かうのだった

 

 

その頃 現場ではフォーティーンと化したクジョーvsアウトサイダーズ、ディケイド組、ブレイド組という様相を呈していた

 

 

その攻撃の余波は牢屋敷を破壊する程 深刻である上に個人主義の目立つ即席チームの連携に難があったのだが

 

 

 

「お前達、何してんだゴラァ!!」

 

 

頭が帰ってくると話が変わる

 

 

「お、魔王が帰ってきたな」

 

 

「ハルトさんユキちゃんは!」

 

 

「おう、大丈夫だぜ!ほら……クジョー…テメェ、この牢屋敷を…ユキちゃんの思い出が籠った大事な場所を良くも壊してくれたな!許せねぇ…」

 

 

「貴方…」

 

 

ふと目線がズレてポツリと

 

 

「あ、白アリ……その居場所を壊すなんて許さない!お前は俺達が必ず倒すから覚悟しろフォーティーン!!」

 

 

「ちょっと待ってください、この屋敷に白アリがいたのですか!だとしたら早めに業者を呼んで対策をしなければならないのですが!」

 

 

その様子に思わず

 

 

「(牢屋敷に業者呼べるんだ…)」

 

 

「(その対応は正しい)」

 

 

エマとヒロは唖然としたという

 

 

「よーしテメェ等!フォーティーンを地面に叩き落とすぞ!そしたら全員で袋叩きだ!敵に慈悲などいらん!行くぞアウトサイダーズ!アタックだぁ!!」

 

 

 

何という事でしょう!今までてんでバラバラに襲いかかっていたアウトサイダーズがハルトの指示に従い攻撃を始めたではありませんか!

 

 

 

「MVPには俺で叶えられる願いを何でも一つ叶えちゃる!!」

 

 

おおおおお!!と更に士気が上がるアウトサイダーズに

 

 

「何てこった…」

 

 

「流石は問題児を束ねるのは更なる問題児って訳だ」

 

 

「お前が言うな」

 

 

ディケイド組も平和なやり取りしていたが

 

 

 

「士さん、お待たせしましたぁ!常葉ハルト到着!」

 

 

ハルトは士の元に辿り着くと

 

 

「良くやった…がアレどうする気だ?」

 

 

「これが普通のフォーティーンなら前みたいに装甲響鬼と一緒にスパッとか…剣崎さんのロイヤルストレートフラッシュで一刀両断が見たいと言えば見たいです…が、今あれの本体してる奴は俺自らが殺すと決めてるので遠慮して欲しいですかね」

 

 

「ほぉ」

 

 

「それと見ててくださいな士さん、これが貴方達と戦う敵ですとも!」

 

 

ハルトはそう笑顔でサムズアップするも海東についてはチベスナの瞳で一瞥するのみであった

 

 

「僕は彼に何をしたんだい?」

 

 

「………」

 

 

わかんねーの?と士もチベスナの瞳を宿すのであった

 

 

そしてハルトは陣頭指揮に戻ると

 

 

「よっしゃあ!やるぞぉ!」

 

ハルトはアナザージオウウォッチとアナザーオーマジオウウォッチを取り出したのである

 

 

「変身!!」

 

 

『アナザーライダージオウ!オーマ!!』

 

 

 

久しぶりのアナザージオウ・オーマフォームへ変身 それに合わせて

 

 

 

「行くぞアウトサイダーズ、全力全開だ」

 

 

『survive』『next phase!』『complete』

 

『ホラー…デストロイ』『eternal!』

 

『maximum zombie!』『ハイパー不滅!』

 

 

その合図で全員が強化アイテムし再変身をしようとしているが

 

 

「あれ?ネオ黎斗?」

 

 

「待たせたな魔王、シグマならさっき液状化させてきたぞ!」

 

 

「お、おう…ならトルーパー!今すぐその場所を火炎放射器で細胞の一片も残さずに焼き払ってくれ……さぁアウトサイダーズ諸君、楽しい楽しい闘争の時間だ行くぞ全軍出撃!」

 

 

ナレ死したメナスに黙祷するも、全員が魔王の号令で最強フォームへとなりフォーティーンへ襲い掛かるのであった…

 

 

 





予告

遂に幕開けた フォーティーンとの決戦 最強フォーム達とフォーティーンの戦い 果たしてそれは戦いなのか!


「コレから始まるのは一方的な蹂躙さ」


正にそうとして言えないものが幕開ける!次回 十六幕 お楽しみに!


オマケ短編 

常葉ハルト ノ 魔王裁判


逢魔王国最高裁判所にて


「さて、此処に集まって貰ったのは他でもありません…この中に我が魔王特製タルト・タタンを食べた不届き者がいるのです!」


ザワッと会場が驚きに包まれる

タルトタタンとは逆さまに焼いて作るタルト、カラメル化するまで煮込んだリンゴを使い最後に逆さまにする工程から世界最高の失敗作の二つ名を持つお菓子である


「このタルト・タタンには我が魔王のフルコースにも使われるホワイトアップルが使われた特別仕様、そして更に!我が魔王が材料厳選を果たした特注品なのです!それを許可なく食べた不届き者を炙り出すのです!!」


ウォズが力強く演説するが被害者のハルトは


「いや食べたいなら全然、作るよ?お茶会する予定だったから材料まだあるし…つか最高裁判所で取り扱う初めての裁判がコレで良いの!?普通こういうのってもっと危険な事件とか重要案件を取り扱うもんじゃないの!俺の手作りスイーツで最高裁に行くとかどうなってんだこの国は!!」


気にしていないのだが


「しかし我が魔王!これは国を揺るがす一大事であります!」


「いやいや…そんな大袈裟な「我が魔王のお手製スイーツを我が魔王や伴侶達の許可なく食べるそれは極刑案件です!」んな訳あるか!!逢魔の法ではどうなんだよ!カレラ裁判長!!」


我が国の最高裁判所長官に尋ねると彼女は堂々とした態度で一言


「これは極刑案件だな我が君よ!何より私はこの事件…私情で犯人を死刑にするぞ!」


「おい!司法の番人が私情で裁くなぁ!刑法で裁いてくれ!?」


まさかの法に驚愕するハルトだがテスタロッサが


「まぁイカれた方が法も秩序も作ったのですから法もイカれてるのでは?」


「だとしても俺は作った覚えがないんだけど!?」


「被告人よ前へ!」


「お願い話を聞いて!?」


そして被告人として捉えられたのが



「それでも俺はやってないんだああああ!!」


「いや犯人だろコイツ」


カラメルとパイの食べかすが口についたナツキが連行されたのでハルトは露骨に嫌な顔をするも一応は裁判なので付き合うが



ハルトは弁護人や検事の言う事が分からなかったのと、エマが言ってた


「チーズケーキは炙るとベイクドチーズケーキになるよ!!」


その言葉にほんわかしたので許してあげようかなと思っていたが


「ふざけんなよ!俺を無罪にしろよ!このロリコンめ!」


とナツキの言葉に何か腹が立ったので即 釜茹での刑にしたのであった


「理不尽!!」

そしてナツキはまた死に戻り 本編の通りのお願いをするのであった



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