無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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どうも!カグ槌です!!いやぁ以外と難産でした!ゼッツを見てたのですが…バリアカプセム君はエージェント時代のノクスに何かしたのか!って位、酷い目に遭ってますよねぇ…ノクスナイト時代とライダーノクス時代に壊されたり盗られたりと…


そして宇宙刑事シリーズも楽しみですなぁ!変身玩具にナレーションついてくるのは新鮮に思いますねぇ〜

んで最近 白スーツと連絡取れなかったり…まぁ良いか!


幕間5 死霊の蜘蛛

 

 

前回のあらすじ

 

ネオタイムジャッカーの根城に殴り込んだハルト達は 施設内で敵施設に眠る ハルト達Hシリーズの真実を知る そんな中 施設に眠っていた Dシリーズの起動を施設外で確認されたのであった

 

 

 

「え、何アレ?怪獣……」

 

 

そのまま全員 施設の外に出て見た者は巨大な蜘蛛、正確に言えば機械仕掛けのという言葉がつく まるで…

 

 

「○イドか!」

 

 

絡繰の発言としても、まぁそんな感じだろう

 

 

「それなら乗ってる人間がいる筈なんだけど…はぁ、セレプロに憑かれた俺を呼ぶか?」

 

 

『辞めておけ、アイツは今頃文明監視員のウルトラマンに見張られてるから』

 

 

「そっかぁ、元気してるんだぁ……なら呼ばない方が良いな」

 

 

ハルトはアナザーゴーストの力で幽霊が見えるし相手の魂を知覚できる…まぁこれはテスタロッサ達との契約による部分が大きいのだが

 

 

無反応…魂が無いとくれば

 

 

「あれ…無人機か?けど…」

 

 

明らかに単純な科学技術だけで稼働してない…身近なので言うなら

 

 

「錬金術と魔術、だけどあんな生き物みたいな動き…」

 

 

正に科学と魔法が交差して生まれたような蜘蛛ロボである

 

 

しかし

 

 

「それならそれでトルーパーの攻撃が効かないのは可笑しいな」

 

 

クローントルーパー達の武器には対バトルドロイド を想定したブラスターであり当たると機械なら機能停止する筈だが

 

 

「まぁ良いや全員後退、俺がオーロラカーテンで奴を別の場所に飛ばして仕留める」

 

 

「俺も残るぞ、俺達と同じ系列なら俺も戦う」

 

 

「下がれカナリア1号」

 

 

「残念だな、今の俺はお兄ちゃんだ」

 

 

「うるせぇ、引っ込んでろって…つか加頭さん!アレ何!あの巨大ロボは!」

 

 

「アレがDシリーズです」

 

 

「アレが!?文字通り人間辞めてるけど!?」

 

 

「はい、Dシリーズとは…早い話が仮面ライダー対策として巨大な生物モチーフのロボを作る計画ですよ」

 

 

「へぇ」

 

 

「以前、スーパーショッカーに提供したマンモスメカのご先祖です」

 

 

それはディケイドとWの劇場版で暴れてるモンスターマシン…まぁ頭部潰されWのハードボイルダー劇場版仕様みたいな感じでスーパークライシス要塞相手に暴れてた記憶が過る

 

 

「アレにもこの研究が絡んでたんだ!!つかアレにも財団X絡んでたのか!!」

 

 

「そしてアレはその1号機です」

 

 

「ってデカ過ぎんだろ!特徴は!」

 

 

「硬く、重く、早い、強いです」

 

 

「つまりやばいくらいタフって事だな」

 

 

「えぇ…その通りです中身もー

 

 

言い切る前に加頭の上半身がDシリーズによって粉砕されたのである

 

 

「!!!!」

 

 

軋むような咆哮を上げるDシリーズに向かってハルトは

 

 

「加頭さぁあああああん!!おのれ良くも加頭さんを!俺の兄貴だろう人間をまた殺してくれたな!」

 

 

『本当、加頭さんは何回生と死を繰り返すんや…』

 

 

「お前の兄ならここに居るぞ!」

 

 

 

「あぁ見えて加頭さんの蘇生にはネクロマンサードーパントの力に加えてエクストリームで強化したりグルメ細胞入れたり、お砂糖とかスパイスとか素敵なものを一杯入れたんだゾォ!!」

 

 

『その時、ハルトは余計なものを入れてしまった!それは……ケミカ○X!』

 

 

『強度落ちたのそれのせいじゃね?』

 

『お前、途中でマザーグース入れてない?』

 

 

 

「とにかく!敵討ちだ覚悟しろや蜘蛛ロボがぁ!」

 

 

オーロラカーテンを使い、ハルトは蜘蛛ロボを別世界に転送させると同時に

 

 

 

 

 

「領域展開」

 

 

『いきなり!?』

 

 

初手から殺意に満ちていた 攻撃を向けたのである さらに蜘蛛ロボを外界から隔離された空間に飛ばされたのだ

 

 

「偽典・伏魔御厨子」

 

 

それはかつて最強と謳われた2体の竜を倒した魔王の技 

 

 

隙間なく容赦なく大量の斬撃が蜘蛛ロボに叩き込まれていく

 

 

その一撃一撃はグルメ界の猛獣すら両断するものだが蜘蛛ロボには効いておらず、まるで肩たたきをされてるような感じである

 

 

それもその筈 その機構は素材から機能まで理不尽なまでの耐久性を持っていたのだ

 

 

 

 

ならば

 

 

「▪️……開」

 

 

焼くのみだ状態異常は有機無機問わず効くと思い知れ!

 

 

「ふっ!」

 

 

鉄すら溶解する温度の炎の矢は周囲の舞い散る粉塵に起爆しての大爆発 その一撃は過去に二天龍すら戦闘不能にしている破壊力十分の大技であるが

 

 

「!!!!」

 

 

蜘蛛ロボは効いてないとばかりに炎の中から現れたのだ

 

 

 

「へぇ……」

 

 

魔王はそのタフさは好ましく

 

 

 

「お前、中々良いぞ」

 

 

悪辣に笑って見せる まるで暇つぶしの道具を見つけた子供のように

 

 

 

ー偽典・伏魔御厨子の斬撃と開の炎に耐えたとかタフさだけは加頭さんがピックアップするだけあるなー

 

 

 

「仮面ライダーで酸とか毒で攻撃する奴…ブレンとか滅、サソードもか」

 

 

『外からではダメージが入らないぞ』

 

 

ーとなると…内側から攻めると言いたいけどさ、アレに無為転変効かないよー

 

 

「それならワープテラの力で体内攻撃…ってケミーカードは一夏と秋羅に預けたままだったぁ…」

 

 

『レプリケミーカードは?』

 

 

「あるけどワープテラは持ってない」

 

『何で?』

 

 

「キャロルが一夏バーニングネロ事件見た後…俺ならもっとえげつない事するだろうからって没収された」

 

 

以前の世界で一夏と秋羅は互いに全力でぶつかり合ったが 一夏がバーニングネロとワープテラの合わせ技 つまりバーニングネロの辛味刺激生物をワープテラの力で秋羅の体内へ直接送り込み倒した事がある

 

『あぁ…』

 

納得するアナザーライダー達 それは付き合いの長さ故だろう

 

 

一応はマルガム側の力を使えるので問題はないが…流石に良心が痛む

 

 

「んで無為転変は生きてる奴じゃないとダメだし……あ、魂がある奴だけ限定だから…」

 

 

ハルトが大魔女 ユキから与えられた魔法 それが無為転変 まぁ相手の魂をこねくり回す魔法なのだが それにはこねくり回す魂がないとダメである……あぁ

 

 

「まどろこっしい」

 

 

やっぱり考えた所で自分がやる事は一つだろう

 

 

 

「その装甲を削り取ってやる」

 

 

両手に神器の剣と銃を呼び出して遠近距離での戦闘を始めるが、やはり攻撃は通らない そして蜘蛛ロボから放たれる鋼糸の弾丸は此方のオートガードを破壊するだけの質量と威力がある

 

 

『また脳筋な…』

 

 

 

「知らないのか?水滴でも時間をかければ岩を削る」

 

『削れるのは石な』

 

 

 

「ノーダメージ?そんな物体はな…この世に存在しねぇんだよ!」

 

『フォーゼ』

 

『フリーズ・オン』

 

 

アナザーフォーゼに変身しフリーズスイッチを起動 蜘蛛ロボの足元を凍らせると そのまま

 

 

『ロケット!ドリル…ON!』

 

 

「アナザーロケットドリルキッーーク!!」

 

 

高高度から ロケットとドリルモジュールを装備してのキック アナザーロケットドリルキックを蜘蛛ロボの頭部へ叩き込むのであったが

 

 

ドリルは火花が出るだけで装甲を削りきれていないのだ

 

 

「嘘っ!」

 

 

流石のハルトも困惑するしかない一撃になるのだから驚きしかない

 

 

点と面による攻撃は笑えないときたか

 

 

 

「あれ以上となると…」

 

 

カレラの核撃魔法、或いはアリエルの深淵魔法のどちらかである ライダーの力ならマキシマムハイパーサイクロンなどが思いつくが

 

 

「………あ」

 

 

この場面を突破する為の力があるではないか!とハルトは思い出したようにアナザーウォッチを取り出したのと合わせて あるものをコネクトで取り出した

 

 

 

「たららー!ファントムリキッド!(ダミ声)」

 

 

逢魔が源泉として確保している ファントムリキッドが入った瓶を一気飲みして

 

 

「ふぅ……よし…あぁファントムリキッドがバチバチ決まってるぅ…」

 

 

『あれ?ファントムリキッドってそんなヤバい液体だったけ?』

 

 

「あぁ…ファントムリキッドからのハザードレベル上がってくぅ」

 

 

『いや気分が上がる奴に言われてもな』

 

 

「さぁ実験を始めよう」

 

 

ハルトがアナザービルドのアナザーウォッチを起動、アナザービルドに変身したハルトは

 

 

「まさかコレを使う日が来るとはな」

 

 

そのまま トラウマが刻み込まれた禁断のアイテムを取り出したのであった 

 

 

それはハルトが発狂したトラウマを植え付けたアイテム 名前はハザードトリガー 

 

 

『HAZARD ON!』

 

ハザードトリガーを起動してアナザービルドのベルトに添えると体の中から溢れ出た黒の煙が全身を蝕み続けると前後から現れたランナーに挟まれると

 

 

チン!と電子レンジのような軽い音と共に現れた黒いアナザービルド

 

 

『UNCONTROL Switch!BLACK HAZARD!ヤベーイ!!』

 

 

科学の悪意が生み出した厄災の怪物 

 

アナザービルド ハザードフォーム

 

 

「あぁ……脳に強化剤がバチバチ決まるわぁ…」

 

『カフェインみたいに言うな』

 

 

ハザードトリガーの副作用である脳に投与され続ける強化剤がハルトの脳に注入されるも彼が飲んだ ファントムリキッドによる強化剤対策は効果を発揮しているので副作用である暴走は起こり難くなっているが

 

 

『それなら早く敵倒せ!』

 

 

「しゃあ!!」

 

 

アナザービルドはそのままラビットの力で跳躍して そのまま蜘蛛ロボの頭目掛けて踵落としを叩き込むと 蜘蛛ロボの装甲が抉れ始めたが直ぐに修復されてしまう

 

 

「やっぱり効果覿面」

 

 

ハザードトリガーで変身するハザードフォームの攻撃は相手の装甲を削り、本体にダメージを直接通せるようになっている…それが青葉さんの変身したハザードスマッシュを倒して消滅するという作中屈指のトラウマを生み出したのである

 

 

しかしながら

 

 

「(あの装甲…自己修復まであるのか…)」

 

 

それならばラビットタンクでは意味がないな 

 

 

「(それなら!)」

 

取り出したフルボトルを飲み込んで新しいフォームへと変身する

 

 

『BLACK HAZARD!ヤベーイ!!』

 

 

今度は機動力と攻撃を両立している ホークガトリングに変身して並外れた高起動で撹乱かつホークガトリンガーによる射撃攻撃で装甲を削り始める しかし点によるダメージでは削れるが蜘蛛ロボの自己修復で戻ってしまう

 

 

「(ビルドの形態でデカい敵を倒せると言えば……あ!)」

 

 

ホークガトリングによる攻撃で牽制しながら新しいフルボトルを取り込む

 

 

『BLACK HAZARD!ヤベーイ!』

 

 

とある手を思い出したハルトは新しいフォームに変身する その形態は

 

 

『え、クマテレビ?』

 

 

『ゴリラモンドじゃないの!?』

 

 

「ロボ相手に即死を期待してどうするよ!」

 

 

予想外のフォーム、ハザードフォームでは頭部パーツのみが変わるのみで 装甲は共通

 

 

つまりどうなるか 片側に宿るクマ側の力でハチミツを蓄えて蜘蛛ロボの足を止めると アナザービルドはハザードトリガーのスイッチを再び押し込んでレバーを再び回す

 

 

「そういやぁ…このハチミツって食べられるらしいな…ハチミツか」

 

『おい後にしろ』

 

 

 

「OK、決めるぜ」

 

 

『MAX HAZARD ON!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』

 

 

リミッターを外した ハザードフォームはオーバーフロー状態に突入するとアナザービルドは一瞬トラウマに震えるが直ぐに

 

 

『ready go!』

 

 

「せい!」

 

 

同時に黒いハチミツを出し蜘蛛ロボの動きを止める、すると同時にまるで蜘蛛ロボはハチミツを受けた部分がまるで酸のように溶け出したのである 自己修復しようとする装甲に対して ハザードフォームの力を持ったハチミツによる分解能力が再生を阻害している

 

 

「これで決まり……ん?」

 

同時に何故か片方に宿る テレビ部分の力が勝手に解放された

 

 

 

【初めまして!本日の仮面の向こう側コーナーのお時間です】

 

 

見知らぬアナウンサーが知らない情報番組を始めたのである

 

 

「え?………何か始まった!?」

 

 

【今回の時間はDシリーズのニヒロさん】

 

 

「ニヒロ?それってあの蜘蛛ロボの名前か?」

 

 

 

【Dシリーズとは仮面ライダーの力を別形態の生物兵器として利用する計画でした】

 

 

「それ加頭さんから聞いたな」

 

 

【しかし完成した兵器は人には使い熟せるものではありませんでした】

 

 

「あぁ性能だけ極めて誰も使いこなせないとか、とんだ欠陥品だな…使えば仮面ライダーの力を得られるのに契約者へ容赦ない精神汚染ぶちかまして闇堕ちさせてくる何処かの怪人達みたいだな」

 

 

『本当だな、そんな欠陥能力を抱えた怪人がいるなら見てみたいものだ!』

 

 

『ガイアメモリか?』

 

『いいやレイダー怪人かも…』

 

 

「え?お前達だろ」

 

 

『何だと!俺達にそんな能力はない!』

 

 

「嘘つけえ!俺の精神を蝕もうと最初期にアレコレしたって話忘れた訳じゃねぇぞ!舐めてんのか!」

 

 

『は?何言ってんだ?……俺達が舐めてんのは、お前だけだ!』

 

 

「言ったなテメェ等、殴り合いだゴラァ!!」

 

 

『まぁ結局洗脳も闇落ちも効かなかったがな』

 

『逆に俺たちが、このバカに侵食されてるまである』

 

 

「ま、そうあれと俺は作られたらしいからな」

 

 

『……これも全部、スウォルツの仕業なんだ』

 

 

「嘘つけ!これはネオタイムジャッカーの所為だろ」

 

 

【そんな中 思いついたのが財団Xから提供されたneverの技術転用 死体を使う事でこの兵器を動かす事に成功したのです】

 

 

「死体?」

 

 

それで魂感知に見つからない訳かと頷く中 番組は続いていく

 

 

【その結果 Dシリーズは一応の兵器化に成功 とある戦場では一国の軍勢をこの蜘蛛ロボ一騎で殲滅させたのです】

 

 

「そんなバックボーンが!?」

 

 

【しかし死体故に感情を持たず敵なら皆殺しのプログラムに従い制御不能となって暴れた結果 研究は凍結されDシリーズは中に入った死体と共に封印されていました】

 

 

 

「それが何で…」

 

 

【解放された時の映像です】

 

 

その時に現れた映像にあったのは怪しげな黒い影が数名で何か操作している映像だった

 

 

【お分かり頂けただろうか?】

 

 

心霊番組みたいな感じで言われずとも見えてらぁと言ったが 再放送された映像は拡大された結果、その場にいたのは

 

 

ゴルドドライブ、メカ凌馬、酸賀さん、ニエルヴ、唯一と言った チーム・マッドサイエンティストの面々であった

 

 

「やっぱりかぁ…」

 

 

【彼等はネオタイムジャッカーの技術を接収しよ

うとやってきたようですね】

 

 

 

「そのバイタリティは凄いけど…」

 

 

そこで見た映像について仮面の下でハルトは口を継ぐむ

 

 

「そんで封印解けて予想以上に暴れたから俺へ任せようとしてスタコラサッサと」

 

 

【正解!】

 

 

「よし今度チーム・マッドサイエンティストとは話が必要なようだな」

 

 

 

今はそれより先に死体を操るなんと非人道的行為を止める為に終わらせに掛かった

 

 

『HAZARD FINISH!』

 

 

動けなくなっている蜘蛛ロボ目掛けてクマボトルの力で巨大化したアナザービルドはクマがシャケを掬い上げるようなアッパーカットを蜘蛛ロボに叩き込んだので蜘蛛ロボを仰向けに倒したのであった

 

 

結果

 

 

『響鬼』

 

 

ガサガサと踠く蜘蛛ロボの上に立ったアナザービルドはアナザー響鬼に変身すると両手に音撃棒を持ち構え

 

 

「音撃打!八つ当たりの型!!」

 

『そんな型はねぇ!』

 

 

トドメを刺そうとしたが

 

 

【ちょっと待ちたまえ!降参する!】

 

 

「…………ん?」

 

 

誰かの声が聞こえたが

 

 

「気のせいか……音撃打!」

 

 

【待ちたまえ!】

 

 

「……っかしいなぁアナザーゴースト、今もしかして幽霊見えるモードだったりする?」

 

『いやオフにしているが?』

 

 

「んじゃ…この声って何?」

 

 

『『『『………』』』』

 

 

「お、おい辞めろよダンマリするとか…」

 

 

その時!

 

 

【こっちを見ろぉ!】

 

 

「シアーハートアタァァァァァック!!」

 

 

絶叫に等しい音撃棒の一撃が蜘蛛ロボに叩き込まれたのであった

 

 

「おい誰か俺にスタンド使いになれる矢か鉄球の技を教えてくれ!」

 

『これ以上強くなってどうする気だ?』

 

 

【ごふぅ!】

 

 

「………ん?まさか」

 

『シン』

 

 

アナザーシンに変身し、バイブロネイルを頭部に突き刺して中のものを引き抜く動作をすると そこにいたのは片目隠れのショートヘアの女の子がいたのだ

 

 

「やぁ」

 

 

「…………」

 

 

アナザーシンはそのまま蜘蛛ロボの中に埋めようとしたのだ

 

 

「ちょっと待ってくれないかい?私の話だけ聞いてくれよ」

 

 

「おーいニエルヴ、ゴルドドライブ〜新しい実験素材だよー」

 

 

「何だと!」

 

 

「それは興味深いね魔王」

 

 

 

「何でお前達は、ここにいるのかな?」

 

 

「「………あ」」

 

 

 

数分後

 

 

チーム・マッドサイエンティストを全員正座させたハルトは一言

 

 

「一言やるなら声かけてね…今回はメッ!だよ」

 

 

それだけ言って無罪放免にしたのである

 

 

「こいつ等にはダダ甘くないか!?」

 

 

「我が魔王!ここは我々と同じように厳罰に処するべきですぞ!」

 

 

「じゃあお前達にこいつ等並みの何かがあるのか?」

 

 

「我が魔王を祝います」

 

 

「頑張ります」

 

 

「なら俺は2人の今後をお祈りします、この役立たず共」

 

 

とピーチクパーチク鳴いてるカナリア達を無視しながら冷静になってみる

 

 

「しかしDシリーズは人馬一体って訳ね」

 

 

 

ロボから中身を抜けば動きを止めたのだ

 

 

『馬と人の両者揃って初めて真価を発揮すると』

 

 

「正にライダーとバイクの関係だな…ま、その辺はアレだけど、つかニエルヴ達がしくじるなんて以外だな」

 

 

「実はその件で話したい事が」

 

 

「何?」

 

 

続くように酸賀さんが

 

 

「どうやら俺達が来る前に誰かが封印解いてたみたいなんだよ」

 

 

「我々が来た時には既に暴れる直前だったんだ」

 

 

「ちょっと誰って…誰?でまかせじゃないの?」

 

 

「違うよ、その映像はコレだ!」

 

 

 

唯一が見せてくれた映像は目を見張るものであった

 

 

 

「………白スーツ?」

 

 

そこにはオーディエンスや戦力の仲介をするアバター 白スーツが立っていたので合った

 

 

「おいDシリーズ!「ニヒロ」あ?」

 

 

「ニヒロ、それが私の個体識別番号だよH10 怪人王」

 

 

「俺はハルトだ、分かったニヒロ…コイツが誰が知ってるのか?」

 

 

「そりゃ当然だよ私や君達を生み出したのは映像にいる男とその本体なんだから」

 

 

「っ!!」

 

『まさか、アレが…』

 

 

「成る程なそう言う事だな…つまりクジョーの裏には白スーツと本体が絡んでたという事か」

 

 

 

???

 

 

「あらら〜魔王にバレちゃったかぁ〜」

 

 

此処ではない何処かオーディエンスの集まる茶の間にて映像を見ながら白ワインを飲んでいる男がいた

 

 

「ま、そろそろだと思ってたんだよねぇ〜本体からOK貰ったし、オーディエンスからの配達関連は別の奴に引き継いだし僕は僕の役目を全うするとしますか!」

 

 

「役目だと」

 

 

「やぁリンクス、暇なら君も来るかい?報酬は約束するよ」

 

 

「断る、それは俺の雇い主からの依頼に含まれないからな」

 

 

「残念、振られてしまったよ…まぁ首輪付きなら当然かな」

 

 

まるで分かってたとばかりに肩を竦める白スーツに対して

 

 

「だが」

 

 

「何?」

 

 

「魔王含め、ネオタイムジャッカーも全部お前達が作ったのだろう?連中に干渉出来る組織を潰して良いのか?『被造物(アバター)』が『創造主(オーディエンス)』に叛旗を翻すつもりか?」

 

 

 

「そうさ僕たちは自由であるべきだ、この心も魂も眺めてるだけのオーディエンスが楽しむ為のものじゃない僕たちのものだよ」

 

 

「本体はどう考えている?」

 

 

「さぁね?…まぁ確かにネオタイムジャッカーの原型は本体に言われて作ったけど後はクジョーが好き勝手やった結果さ、クジョーもハンドレッドやフーリガンみたいな連中や本体の後援も巻き込んで本当に迷惑してたからね…けどまぁ良く働いてくれたから有給休暇を上げたんだ優しいだろう?」

 

 

「ラウズカードへの封印を有給休暇と呼ぶとか何が目的だ」

 

 

「何もないよ?」

 

 

「は?」

 

 

「科学実験するのに条件を変えてアレコレするでしょ?それと同じだよ、あかねちゃんを助けたのは老いた彼にはない変数を加えたらどうなるかの確認がしたかっただけだし」

 

 

「っ!」

 

 

「オーディエンスだってハッピーエンドが好きだったりバッドエンドが好きだったり好みはそれぞれさ…それなら……色々試してみたいじゃん魔王はその為のモルモットだよ、なら楽しんだもの勝ちだろ、やられたらやり返して良いんだって」

 

 

「こいつ……フーリガンの思想に憑かれたか!」

 

 

フーリガン、それは嘗て魔王達に仇した悪質なオーディエンスの総称である

 

 

現状 その名前を聞けば

 

『チョコ!』

 

 

即刻排除対象である

 

 

「君も頑張ってくれたから、この場では痛めつけるだけして魔王へのメッセンジャーになって貰おうかな」

 

 

その時 白スーツが使っていたのは普段よりヴィジョンドライバーではなかったのである

 

 

『ジリオンドライバー……GAZER ZERO, SIGN IN』

 

 

「さぁ始めようか」

 

 

「ぬかせ!」

 

 

「「変身!!」」

 

 

『チョコルド…yummy』

 

『GENERATE!!CONTROL WITH ABSOLUTE POWER!GAZER ZERO』

 

 

オーディエンスルームでリンクスの変身するビターガヴと白スーツの変身した始まりの戦士に類似した戦士が激突したのであった

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

その頃

 

 

「必要なものは全部、貰っていけ!」

 

召喚した戦闘員達やトルーパーに資料を押収、ハルトはその資料をタブレット端末で整理していると

 

 

「今更ながらに君は死体が生きてるように会話してるのに私を見て対して驚いてないね」

 

 

そう話すニヒロに対して

 

 

「生憎、色々あってな驚くよりも慣れが来てしまったよ」

 

『嫌な慣れだ』

 

 

何せneverとかいるから慣れたものだと

 

 

「へぇ…それなら君を驚かせたくなった」

 

 

「は、残念だな俺はそう簡単に驚かないぜ」

 

 

「そう言えば起きたばかりの時、白スーツが言ってたけど……スーパー戦隊シリーズが終わるって」

 

 

その情報に対して

 

 

「は、そんな情報で俺が驚く訳が………ってええええええええええええええええ!!」

 

 

余りの驚きに持っていたゴルドドライブのデータが入っているタブレットの液晶画面がヒビ割れる程握りしめたのであった

 

『ぎゃああああ!!』

 

 

 

「あ、ごめんゴルドドライブ…けど…」

 

 

『流れるような即堕ち二コマだな』

 

 

 

「そ、そんなバカな!スーパー戦隊が終わる!?では後任は誰が…っ!まさか仮面ライダーが1時間番組に伸びるのか!!」

 

『そんな事したら役者が死ぬわ』

 

 

「役者?すまない相棒、仮面ライダーに役者とはどう言う意味だ?俺には分からない…」

 

 

『は?』

 

 

「仮面ライダーやウルトラマン、スーパー戦隊とは全部実話のドキュメンタリー番組だろ?」

 

 

『お前マジか』

 

 

「ん?」

 

 

『いや確かに仮面ライダーが実在しているから強ち嘘とも言えんのが…』

 

 

「えーとね後任は宇宙刑事シリーズらしいよ」

 

 

「宇宙刑事…ギャバンとか?」

 

 

「そうそう」

 

 

「そうか…だがこれも一つの時代のあり方だ、あの仮面ライダーだってBLACK RXからクウガまでシン、ZO、JのようにOVAなどもあったし、ウルトラマンも80からティガまで地上波放送は空白だった時もあった…時がくれば帰ってくるだろう、その時が楽しみで仕方ない」

 

『おぉ大人になってる』

 

 

「もし仮面ライダーが終わるとかなったらそんな世界滅ぼすがな!」

 

 

『違った中身は子供だった』

 

 

「んで、お前の目的は何だ?」

 

 

「何もないよ」

 

 

「は?」

 

 

「アレにも私も目的はないよ、私は通過点…強いて言うなら君が何するか見たいだけ」

 

 

「随分と歪んでるな」

 

 

「君がそれを言うかH10……そもそも全ては君を完成させる為に始まったというのに」

 

 

「は?」

 

 

「私達のシリーズ…その全ての始まりとも言えるA計画 the almighty その意味は万能なる者…完全な対ライダー兵器として生み出す為、言うならば私や他の兄弟は全部、君を完成させる為の実験台なんだよ」

 

 

 

「ふーん」

 

 

「いやそこはもっと驚くべきではないのかい?」

 

 

「知らん、結果俺が生まれたなら問題ねぇ」

 

 

「えぇ」

 

 

「生憎様、俺は自分の生まれとか運命とかその辺は乗り越えてんだよ!」

 

『仮面ライダーに変身出来ない運命が確定してるが?』

 

 

「俺は運命に抗って、勝ってみせる!」

 

 

「無駄な努力な気もするけど」

 

 

「お黙り!」

 

 

「そうなのか…つまり俺というお兄ちゃんは弟の為に生まれたのだな」

 

 

「けっ…今更善人面すんじゃねぇよ」

 

 

「何?」

 

 

「一夏や箒ちゃん達みたいな義弟、義妹達ならまだしも俺との血縁あるかも知れない同シリーズの兄弟姉妹なんて反吐が出る」

 

 

過去の経験から余り家族や血縁関係に対して良い思い出がないからか忌々しいと言った目と態度に絡繰が驚く

 

 

「何?」

 

 

「俺はその辺の家族問題で色々あったから良い迷惑だって思ってんだよ、愚妹やドブカス両親とかな」

 

 

「…嫌いなのだな兄弟が」

 

 

「嫌いだね、末っ子より出来の悪い兄姉とか生きてるだけで恥ずかしいだろ?さっさと首括って死んだらええねん」

 

『おい何のアニメ見てた』

 

 

「呪術見てた」

 

『だと思ったが見てみろよ絡繰の奴…ダメ兄呼ばれて、やさぐれてるぞ』

 

 

「知らん、まぁ世の中にはマコトさんや凌牙さんみたいに素晴らしい兄が、師匠の姉君のように素晴らしい方々がいるのは存じているが…俺の血縁周りは9割がドブカスしてるからなぁ」

 

『いやマコト兄さんも大概では?』

 

 

「いやいやそんな事ないって…まぁ…平成2号らしい人ではあるけど……ん?今思ったけど俺ってマコトさんと結構近しい生まれ方してるな」

 

『1割は祖父母か』

 

 

「あの人達居なかったら俺もあぁなってたと思うし……やっぱり敵対するかもならHシリーズは全員殺しておこうか順番はカウントダウンみたいにしようかな」

 

 

「っ!ふざけんな!!」

 

 

「ははっ!」

 

 

絡繰が殴りかかろうとしたが、ハルトは片手で髪をかき揚げながらカッシスワームの初登場で殴られ、蹴られたガタックばりにボコボコにされたのであった

 

 

 

「くっ…」

 

 

 

「ほらな怪人の全部取り込み続ける俺と機械生命類しか宿せないお前とじゃ持って生まれた才能が違うんだよ…この雑魚が……ま、殺すか殺さないかは置いといて白スーツが何しでかすか分からないし喧嘩に横槍入れられるのは嫌だから…邪魔しそうな奴は全員痛めつけて動けないようにしておこうか」

 

 

悪辣にケケケと笑い始めたハルトであったが

 

 

「その前に報告はして貰おうか」

 

 

「イエスマム!」

 

 

やはり威圧するキャロルと千冬には勝てなかったハルトであった

 

 

 

そして報告を終えたハルトは精神世界のアナザーゼッツルームで

 

「そういやぁ…アナザーゼロがくれたベルトがあんだけど…これどうしたものかなぁ」

 

 

そのアタッシュケースに入っている、ベルトと通常と違うカプセムが入っていたのであった

 

 





予告

怪しい動きを始める白スーツ その脅威を前にしたハルトは更なる戦力増強に励み始めるのであった! そんな中 ハルトにとある一報が舞い込んできた


「え、人間をヒトプレスにしないまま闇菓子にすると生闇菓子になるの!」

違うそうじゃない


「別世界にネオタイムジャッカーの基地があった!?よし殴り込もう!」


「その前に仕事をしましょうハルト様」


「はい!」


次回 後始末と…お楽しみに!


オマケ短編 


ガチャのナイトメア


「持ってる!持ってる!?持ってる!持ってる!持ってる!!これは…持ってる奴だぁ!!」

アナザーゼッツルームのガチャに一喜一憂するハルトにアナザーライダー達は

『ハルト、落ち着くんだ!これ以上はカプセムガチャを回しても何も出ない!』

『相棒待て!お前のリアルラックでは必ず爆死するぞ!』


「ガチャは爆死する所じゃない、ピックアップを引き当てる所!そしてガチャは天井まで回せと……俺の中の怪物が言っている」


「え、俺達何も言ってないが?」


結果は爆死


「何でグラビティとリカバリーとバリアしか出ないのさぁ!!」

「まぁ落ち着け」


「これは…ガチャ爆死の悪夢から生まれたナイトメア…ガチャナイトメアの仕業だ!」


「そんなナイトメアいて貯まるか」

それはハルトのリアルラックがないからダブるとは知らぬが花である


合いの手


「なぁ束、お前…俺の手作りドーナツ食べたな?」



「良くぞ、見破りました!褒めてさしあげましょう!」


「お、おう」


「可愛いだけじゃなくて性格も良いのー!」


「天災!」


「ねぇ、どう意味かな?かな?」


「ご、ごめんよぉ束…」



どうしろと


「さぁお前達!喝采を!俺達の憎悪と悪意に喝采を!」

わあああああああ!!!と割れんばかりの拍手喝采の雨にハルトは深呼吸した後



「うんうん………うるせぇ黙れ!!」

『え、どっちなの!?』



そんな事より


「お、良い無水鍋……けど高いな…あ、すみませーん!これの業務用とかないですかぁ!」


今日もハルトは日課である調理器具の探索をしていた時の事


「なぁハル兄助けて!」


「何があった一夏?」


「シャルとデートに行ったのが皆にバレて追いかけ回されてんだ!」


「そうか……そんな事より今日の朝ご飯で出す鱧の湯引きの話をしようぜ」


今が旬というハルトに対して一夏は


「そんな事!?いやいや弟のピンチでしょ!助けてよハル兄!」


「え?やらかして女の子に追いかけ回されるのって日常の一部じゃん」


何でそんな事という義兄に対して


「そんなのハル兄とナツキだけだよ!」



「は?…まぁ一夏よ、お前は鈍感過ぎるから分からないんだな……可哀想に」


「へ?」


「後ろ、見聞色が鈍ってるぞ」


「あ……」


その後 一夏は箒達に連行されたのは言うまでもなかった


翌朝


「もうお嫁に行けない…」


「いやお前、男だろ?」


「何で俺は男らしく押し倒したりリードする事が出来ないんだ千冬姉だって出来るのに」


「いやアレと比較するな、まぁアレだ…嫁に頭が上がらんのは俺に似たな」


「俺も尻に敷かれると!?」


「その前にお前はレイヴェルや九重、八坂との婚約絡みを色々何とかしろ!」


「ハル兄だって保留にしてる女性関係あるじゃん!」



「何の事かさっぱり!」


「その話を詳しく聞かせろ」


「イエスマム!」

怯えるハルトはその後 キャロルに搾り取られたのは言うまでもなかった


息抜き

ある日

今日は息抜きでテスタロッサと将棋をしている…まぁ気分で皆とボードゲームをやるが…


「王手ですわ」


「参りました…」


そうハルトは滅茶苦茶ボードゲームに弱いのである


そんなハルトだったが成長した結果


飛車、角、桂馬、香車落ちならばテスタロッサに王手が取れるまで成長したのである!


『ドヤ顔でコマ動かすな』

『かなりのハンデつけて貰ってコレか』




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