お待たせしましたぁ!カグ槌です、今回もアンケートのご協力ありがとうございました!!投票の結果 次は IS二期編!
化け物じみた一夏は今までとの常識のズレを何とか出来るのか!?
前回のあらすじ
事後処理に奔走するハルト達
銀河帝国への報復、新たな傘下と元老院設立、女性問題で嫁達に折檻されるなど多忙な毎日を過ごしていた…
さて今回はそんな忙しさがある逢魔王国から物語を始めよう
ここは王国の植民地エリアにある ライセン渓谷 その場所で
「イヤアアアハアアアアアアアア!!!!」
元気に発狂しているのは逢魔王国国王 常葉ハルト!瞳孔を開きながら仁王立ちしているが一体 何故発狂しているのか!!
「ふぅ……」
『落ち着いて良かったな……しかし』
『まさか…』
『あぁ、鎧武から弟子卒業という名目の敵対宣言をされるとはな…』
するとハルトは体を震わせた後
「っ………あはは……あは……そんなの…嘘だ、皆が…俺を騙そうと……そう、エイプリルフールには早いぜ……いやってエイプリルフールじゃない事は……あぁ…ああ…イヤアアハアアアアア!!」
その発狂には近くにいた魔物ですら怯えて逃げる程である
『現実逃避するな』
『いや無理もねぇって』
それは時を少し遡る
執務室にて
「よ、久しぶりだなハルト」
「し、師匠!お久しぶりです!!」
「あぁ元気そうで安心したぜ」
「はい!元気過ぎて色々頑張りすぎて仲間達から休んで言われるくらいまで頑張ってます!最近は両手足に重りをつけて生活してます!」
『辞めて!重り外してパワーアップとかしないで!』
「聞いたが多くの星を支配下に置いたりしてるのか?」
「あ…あはは〜それは支配というか皆が俺の下で団結してるだけというか…あ、いやぁ…まぁ…けど俺達の力を貸して欲しいと頼ってきたんです、その頼みを無碍に断るなんて出来ません!皆を困らせてる帝国と戦います!」
「その為に多くの命が犠牲になってもか?」
「そうさせたのは帝国です!叶えたい夢があるなら…それこそ無血で叶えられるものなんてないんですよ師匠!戦わなければ生き残れないんです!」
「そんな事ない!話せばきっと…」
「その結果、その手で別の道を選んだ友を手にかけた師匠がそれを言いますか?結局話し合いで解決なんて出来ないんですよ」
売り言葉に買い言葉過ぎたと後にハルトは供述する
「っ!」
「つか泣いて祈って降りてくる奇跡なんてコッチから願い下げです!いつだって望みは挑んで抗って勝ち取るんです!俺は俺の道を進んでます怪人王とかアナザーオーマジオウになる運命なんて知った事ではないです!!」
「…」
その姿に始まりの男は自分と戦ったある男を思い出していたが…
「そうか…成長したな」
「師匠!!」
「いや…コレからはもう師匠じゃない、お前は一人前に成長したコレからは1人の男としてライダーとして怪人として向かい合おう じゃあな」
「俺が…い、一人前!……っ…はい!師匠もお元気で!」
「だから、もう師匠じゃないって…またな」
と言いながら粒子状になって消えた師匠に手を振ったのだが
「お、俺が一人前だって!!……くっ涙が止まらない!ですが!師匠はいつまでも俺にとっては師匠です!」
『あれ?コレってさ…』
『卒業おめでとう、コレからはお前は敵だからな!俺が必ず倒す!あとついでにユグドラシル絶対許さねぇ!って事なんじゃ…』
『このバカ!!』
「……………え?…あ……」
同時に 理解したのかサァーーっと顔面から血の気が失せたハルトは……
「エンダーーーーイヤアアアアハアアアアアア!!」
ライセン渓谷に転移して その叫びを声にしたのであった
そして現在
「アアアアアアアーーサーーーー!!」
『狂ったランスロット辞めろ』
すると
「アアアアアアアア!!」
今度は崖上のマーモットのように絶叫していたのだ
『コイツ、割と余裕だろ』
『つかメカ凌馬仲間にして時点で分かってたろ?』
『それ以前な話な気もするが…』
「………ふぅ…だが師匠が一人前として認めてくれた…それだけで俺は嬉しいけど……俺は…師匠と敵……う、うわああああ!」
『落ち着け』
『ダメだ、コレを上回る衝撃がないと戻らない!』
『それなら…相棒聞いてくれ!!仮面ライダーアギトの新作映画が発表されたぞ!』
「な…何だってええええええ!!」
『あ、戻った』
『その宣伝ポスターと特報映像を特別ルートで手に入れたぞ!』
「そうか、早速見せてくれ!お願いだ!」
『それはコレだ!』
と出されたポスターはボロボロになっている仮面ライダーギルスの頭部 つか生首だ
「…………へ?ギルス……どゆこと?何で生首…おいまさか…復活のコアメダル…うっ、頭が…」
『お、おい!』
『まぁ大事なのは映像だ!』
そして流れた映像では
「氷川さん登場とは嬉しいです!って津上さんも出てくれるんですか!!」
アギト本編を思わせるサスペンスホラー味がありながらもG3が量産されているなどワクワクか止まらない時間、目をキラキラと輝かせていたが最後の一瞬、ボロボロになったギルスの生首に思わず
「あ……芦原さーーーーーん!!」
『俺ガアアアアア!!』
涙を流しながら両膝を突き慟哭するハルトとアナザーギルスであった
「きっと勝つんじゃなかったんですか!つか何でギルスにこんな仕打ちを!!生首にするなんて…何て冷たいんや!…やっぱアンノウンとアギトになれない旧人類許せねぇ!」
『ユルサネェ!』
『アナザーギルスが人語を介する程と…やっぱりこうなったか…』
『怒りの規模がデカすぎる!?』
「ギルスの弔い合戦と新人類であるアギトを守るために旧人類を…G3チームと津上さんの関係者以外は皆殺しにしてやる!」
『偉くピンポイントに人類を守るのだな』
『しまったオタクに燃料投下しただけだったか…』
「ギルス……うぅ…こう考えるとアンノウンって抑止力だったじゃん!」
『相棒、落ち着け』
「落ち着いていられるか!!今の俺は新たな燃料で燃えてるぜ!」
『あ、仮面ライダークロニクルが始まるとさ』
「え?あのゲームが発売されるの…つか大丈夫なの?ネオ黎斗の許可取った!?」
『安心しろアギト以降の映像作品群を言うらしい』
「作品群って事は…つまり?」
『カブト、鎧武、エグゼイド、ビルドの話あるらしいと』
「わ…我が世の春が来たあああああ!!」
『しまったぁ…激薬だったかぁ…』
「うおおおお!俺達の平成は終わらねぇ!!」
『お、おう…良かった回復したようで』
「けど津上さん…困ったら声をかけてください、例え貴方と敵対していても仮面ライダーの皆様は俺の憧れです……敵対?」
『はぁ…またか』
「そうだよ……俺、ライダーの皆様と敵対してんだったあああああ!イヤアアハアアアアア!」
「そろそろ落ち着け馬鹿者!!」
「あふん!」
飛んできた千冬のドロップキックでハルトの暴走は止まったのであった
「まったく…目を離したと思ったら何を1人で叫んでいるのだ!」
「師匠から弟子卒業からの実質絶縁からの敵対宣言を受けて心が病みました!」
「そ、そうか…」
流石の千冬も予想外の展開に言葉が詰まってしまう 何せハルトがどれだけ仮面ライダーを愛しているが知る故に彼の苦悩は察して余りある
「何故だろう…すごく辛い」
『すまない、今ハルトのメンタルはボドボドダァ!って感じなんだ』
「そ、そうなのか…」
『口から泡吹いて気絶しないだけ成長したよ』
「けど生きるのが辛い…」
「そこまでか!」
「それとギルスに容赦ないアギト世界の旧人類なんか極々一部除いて滅んだらええねん」
「何故そうなる!?」
「これ」
そして千冬がアギトの特報映像を視聴して一言
「……すまない」
流石の彼女も謝るしかなかった
取り敢えず国に戻り正気を取り戻した上で幹部に向かって一言
「なぁアギトに変身出来ない旧人類なんて生きてる意味ないやろ全員、首括って死んだらええねん?皆もそう思わないか?」
『人の心とかないんか!?』
「いきなり、どうしたの魔王ちゃん!?」
「というよりアギトになれない人類の方が大多数ですが!?」
「いやギルスやアギトやオルフェノクや怪人(BLACKSUN)に優しくない世界の人類を絶滅種にしてやろうかなと、これから怪人ファーストな世界の為にその世界にいる人類を皆殺しにして怪人の楽園にしてやろうと思います」
「落ち着くのじゃハルト坊!?」
慌てて古参組がストップをかけて何とか留まったのである
「ふぅ…すまない取り乱した」
「取り乱し過ぎじゃハルト坊」
「ごめん…ギルスの生首見たら居ても立っても居られず…」
「今のまま行った結果がネガの世界じゃろうな」
「かもねぇ…」
「おいおい酷いじゃないか、俺の出番を奪うなんて」
「ネガ音也か」
「どったの?」
「魔王、一つ聞いたのだが…IS学園、その学園祭で俺のバイオリン演奏会を開くのはどうだ?」
「素晴らしい!!なんて素晴らしい提案なんだ!ネガ音也!」
「どうしたのじゃネガ音也!お主はそんな殊勝なことを考えるような奴ではないだろう!」
「まさか演奏会に出た人全員ヒトプレスにするつもり!」
「違う!高額な演奏料を学園にふんだくるつもりだ!」
「する訳ないだろう、やさぐれた魔王の心を癒そうという俺の忠誠だ」
「素晴らしい…素晴らしい忠誠心だネガ音也!その気持ちだけでお腹いっぱいだとも!」
「感謝の極み」
「んで何かした?」
「は?」
「いやネガ音也がそんな事言うって事は何かやらかしたのかなと」
「何て歪んだ信頼…」
「あ、いやぁ…」
「何をした?」
「いや……アレを見ろ」
「ん?」
「アウトサイダーズがやらかした」
目線を向けると同時に闘技場で大爆発…ふむ
「仕方ない奴等だなぁ!もう!」
「やっぱりアウトサイダーズには甘くないかな魔王ちゃん!?」
「やはりウォズが戻って来ないとダメじゃな」
「けど今の魔王ちゃんの勢いを殺すのは国的にもダメじゃない?」
「だがウォズが戻らねばハルト様はアナザーオーマジオウ√だぞ」
「それは困るが…」
「それ先輩達が来た時点で確定じゃないですか?」
「「「!!」」」
「フィーニスか」
「お待たせしました魔王様」
「よく来てくれたな、んで今のは発言は?」
「お呼びのあらば即座に…あぁ簡単ですよ魔王様、過程は変わっても結果は変わらない牢屋敷と裁判所で魔王様が不完全ながらも覚醒したのが良い証拠…結果 性格がシリアスかシリアルになるかの違いでしかないので」
「そうか!…それに師匠から敵対宣言受けたようなものだし…もうどうなっても良いや…」
『良くねぇよ!』
そんな時 束に呼び出されたハルトは
「ハルくん、シェイプシフター貸して」
シェイプシフター、それはIS世界で俺がアナザーライダーの力を使う為に製作した専用機 ISの基本機能だけのものだが本命はアナザーライダー の力をISに変換して使えるようにしたものだが
「良いけど…どうするの?」
「いっくんの白式や箒ちゃんの赤椿もだけど…全員の身体能力がバグってるから新しく調整しないとダメなんだよ!」
「あれ?鈴ちゃんは?」
「あの子ほら中国代表候補だから…変に弄ると色々と面倒なんだよ」
「そこは配慮するんだ」
「寧ろ全員が前のちーちゃんレベルになってるのが心配なんだけど」
「箒ちゃんとか樹木斬り出来るようになったからなぁ……木刀で」
「あの箒ちゃんが……それに加えてちーちゃんとマンツーマンのIS指導とか敵無しじゃないかな?」
「というか手加減の訓練は大丈夫なの?」
「まぁ問題ない最悪 俺が拘束制御装置を作るから」
「そうならない事を祈るよ」
「秋羅のは?」
「ヴァルバラドをIS仕様に改造したよ、ライダーシステムにすると色々と面倒だからね」
「ガッチャードはビルドやゼロワンみたいに科学サイドで生まれてないからなぁ…」
「寧ろ、ファンタジーよりだよね」
「そうなんだよ、しかも一夏達のは普通の錬金術じゃないからな」
そう一夏達のガッチャードは宝太郎さん世界の錬金術で誕生したのではなく キャロル、サンジェルマン達 シンフォギア世界トップ級錬金術師が生み出しているので シンフォギア世界の錬金術とのハイブリッドであるので俺でも未知の領域がある ぶっちゃけあの辺はキャロルの分野だ
「こう考えるとクーちゃんは普通側で安心するよ」
「ゼロツーに変身したけどな」
「それはそれ、これはこれだよ」
「そういやぁクロエは?」
「他の義妹達と遊んでるよ」
「そりゃ良かった仲良くしてるようで」
「うんうん!けどね…やっぱり束さんは…ハルくんとの子供が欲しいな」
「束…」
束の潤む瞳にハルトも負け、影が重なろうとした時に
「何をしている三月うさぎ!」
「ちょ、ちーちゃん!いつの間にぃ!」
「もう千冬、空気読んでよー」
「黙れ、仕事中に発情する馬鹿が何処にいる」
「ここに居るゾォ!そして束さんが発情するのはハルくんだけ「少し黙ってろ」いたたた!」
「束も束で人間辞めてるよなぁ」
「まぁね!束さんは細胞単位でオーバースペックだからね!ちーちゃんとハルくん位なのさ!私に生身で挑めたのは!」
「まぁな」
『過去形なのはそれ以上の奴が多いからだよな』
そう、この束 技術者側なのだが生身での戦闘力も割と高い…流石に本職である千冬には劣るがその分 アイテムをチューンしていくタイプ要する戦極凌馬と同じ データ分析からの対策立てて挑むタイプなのだ
「しかし何で一夏は起動出来たんだろうな」
「っ!」
そもそもの謎でもあるが
『ハルトや秋羅は異世界人…しかもこのバカは知っての通り適応能力だけは某G並みにあるから使える可能性があるのは大だろうが』
「おいおい俺の適応力は怪獣王ゴジラ並みか!どうしたよ相棒!珍しく褒め殺しかよぉ!!」
『いや違うGってコックロー……』
「ふん!」
『あぁ!アナザーWが殴り飛ばされた!』
『親の顔より見た展開だぜ!』
『俺達の親って誰!?』
「そうだねぇ束さんも謎だよ」
「束でも分からない事ってあるんだな」
「うん!」
「それに一夏もだけど白式も心配だな」
一夏の専用機 白式 二次移行を果たしたが…
「生身での戦闘力が高まった一夏についていけるかどうか…」
「それは大丈夫じゃないかなぁ」
「え?」
「ISって身につけてるだけで本人の情報を得ていくから白式もいっくんに合わせて強くなってる筈だよ!」
「そうかぁ!……ねぇそれ箒ちゃんの赤椿もだよね?」
「うん!」
「………それさ、あの学園で勝てる奴いる?抑え込めるの俺、千冬、束だけじゃね?」
「あぁ〜」
「ま、まぁ気にするな2人とも…それよりもだハルト…お前は無理して戻らなくても良いんだぞ?」
「へ?」
「今のお前が王として色々忙しいのは知っている確かに謎の勢力や白スーツの暗躍で心配な気持ちも分かるが…」
「束さん達もライダーシステムあるし大丈夫だよ?」
「それ以上に俺は2人が心配なんだよ」
とハルトは2人をギュッと抱きしめる
「俺が色々やらかした結果で2人に迷惑かけてるから…その……何かあったらと思うと怖くて…」
「はぁ…そう思うなら少しは自重しろ」
「束さんはそんなハルくんが大好きなのさぁ!」
「ありがとう2人とも…大丈夫、必ず俺が守るから!安心して俺達は最強だから」
「最凶の間違いだろ」
「或いは最恐だね」
「え?そっち?」
本当、自分には勿体ないくらい良い嫁達である
そして大事な家族のありがたみを感じたハルトは現在
「お爺さん、お願いします!俺にお爺さんの剣術を教えてください!」
「良いぞ」
「辞めて一夏!お願いだから人間辞めないで!?」
新しい扉を開こうとしている義弟を止めていた。ある時 ハルト祖父に会いたいと一夏が言うので連れて行ったら…これである
「けどハル兄!俺だって箒や皆を守る為に強くなりたいんだよ!」
「だからってお前までこっち来なくて良いんだよ!お前今では貴重になりつつあるステータス常識人を放棄するつもりか!」
『いや割と一夏も常識ない側だぞ』
「そんな事ない!逢魔基準では常識人だ!」
『なら非常識側だぞ』
「はっ!」
「それにハル兄は言っていたよ、大事なものを守る為なら常識なんて捨ててやる!と」
「天道さん風に言っても誤魔化せないからな!俺そんな事……言ったかも」
「だったら俺も捨ててやる!」
「何でそんな事言う子に育っちゃったかなぁ!」
『一夏、今お前が見ているのが俺達が普段見てる光景だ』
「とんでもない事ばかりする義兄の背中を見て育ったからね」
「何て酷い奴だ!顔が見てみたい!!」
「鏡あったら見れるよハル兄」
「そんな記憶はございません!」
「だから俺もハル兄みたいな戦闘能力が欲しいんだよ!少なくともグルメ界で自活できるように!」
「それ出来たら人間辞めてるって分からないの!?」箒ちゃん、ごめん俺には無理だったから一夏を説得してくれ!!」
「分かりました行くぞ一夏」
「ちょっと待ってくれ箒ー!」
首根っこ掴まれ連行される一夏の姿に何処となくデジャブを感じた
「一夏…お前って奴ぁ」
「ハルトや過保護は嫌われるぞ」
「だとしても…つか爺ちゃん!飛ぶ斬撃教えるとか何考えてんの!」
「寧ろあんなの初歩なのだがな」
「一夏には絶対に教えないでよ!」
「安心せい教えたりせんよ」
「なら良いけど」
「じゃが彼奴が見稽古したならば別じゃろ?」
「え、まさか」
その時 俺は知らなかった 後に一夏が読んだ漫画に影響され自力で
「月牙…天○!!」
零落白夜を飛ぶ斬撃に昇華した飛び道具を乱発する事を そして
「經營拳!」
何かやばい技を体得していた事をまだ彼は知らない
そんな中 秋羅と一夏は互いにISの勉強をしていた抜けてる部分 秋羅とマドカは二学期からの転入になるのだがマドカは未だにナツキに会えないと不満が出てる…ハル兄が対策してるらしいけどどうなんだろ?
「大丈夫か一夏?」
「あぁ大丈夫だよ」
「いやお前がだ」
「へ?」
「今まで意識してなかった女性陣のアプローチ含めて平然としていられるか?」
「そ……それは…自信ない…」
シャルやラウラ、勿論他の女性陣の気持ちを自覚した今 普段通りでいられる自信がない
「だろうな」
「ハル兄が羨ましいよ、どんな時も平然としてるんだから」
「女性関係でアレを見習ってはダメだろう」
「だな」
と話していると聞こえるバイオリンの音色 これは
「やぁ義弟殿」
「ネガ音也さん」
アウトサイダーズの1人 ネガ音也だったのだ
「女性関係でお悩みかい?」
「え、えぇ…どうしたら良いか」
「それなら俺に任せろ、自慢じゃないが…女性の扱いには一家言あるぞ」
「本当ですか!」
「ダメだ一夏、この人もアウトだ」
「そうなの?」
「この人、人妻と関係持って子供作ってるぞ」
「そんなの…最低じゃん!」
ハチワレている一夏に対してネガ音也は淡々と
「お前も妖怪勢力の長で1人の娘の母親と関係持ってるだろ?」
「…………」
「それなら俺と同類じゃないか」
「目を逸らすな!!…じゃあ聞きますけど、どうするんです?」
「決まってるだろう?全員を愛するんだよ」
「その思考の方向性がハルト王と同じなんですよ!」
「成る程!」
「だからダメなんだよ一夏!」
「そう言えば秋羅にはそんな浮いた話がないな」
「ま、まぁ…そうだな、お前達がいるから…うん」
「何だいるのか?」
「それはどうかな?」
その煮え切らない態度に首を傾げるが話したくないなら聞き出す必要もないなと一夏は思考を変えて勉学に打ち込むのであったが
その夜
「は?好意を向けている人達にどうしたら良いか?」
やはり疑問だったので人生相談する事にしたのだが…
「そう…ハル兄ならどうするの?」
「全員幸せにするが?」
「やっぱりそうなるよねぇ…」
「俺がどう答えるかなんて分かりきってるだろうに」
やれやれと被りを振りながら片手で樽から酒を飲む、それは自分のフルコースである高級ブランデーの泉から手に入れたブランデー、それをそのまま一気に煽る義兄に
「牛飲馬食…」
「おい聞こえてんぞ」
「お酒飲み過ぎないでよ、ハル兄は泥酔すると面倒なんだから」
「安心しろ泥酔なんて久しくしてねぇよアルコール分解速度が酔うより早いからな」
「アナザーライダーさん達、お酒の怖さを忘れて調子乗ってるハル兄にお仕置きしてください」
『任せろブラザー』
すると一瞬でガクン!と項垂れると
「ん〜……にゃははははは!!」
笑い上戸になったハルトは首を気持ち良さそうに左右に振っていた
完全に出来上がっていたのである
「おうおうおーう!どうしたよ一夏!随分とテンションが低いなぁ!あ、風邪か!ゆっくりしろよぉ!」
「え、えぇ…」
「聞いてくれよ一夏…俺色々やって頑張ってるのに皆が俺をバカだって言うんだぁ!」
「何してんの?」
「怪人達による新世界創造」
「そりゃ師匠に愛想尽かされるわ!」
「っ!!……うぅ…」
「あ…」
『相棒、落ち着け』
「うわああああ!師匠おおお!」
「え、ちょっ!まさかの泣き上戸!?」
「俺がノンデリ発言したからだぁ!ごめんなさいいいい!戒斗さんの件をどうこう言うのは失礼でしたよねぇ!!うわああああ…そうだったのか…やっぱり俺と師匠は…」
『相棒、落ち着けそれ以前の問題な気もするぞ』
「けどぉ…」
「あ、もしもし千冬姉…そうハル兄が泥酔してるから助け【でかした一夏!】え?ちょっ!」
数分後
「ハルト」
千冬が駆けつけると
「ん〜」
今にも眠りそうなハルトに対して千冬は
「どうした眠たいのか?」
「ん」
「なら私と寝るか?」
「うん……ちふゆとねる」
「そうかそうか……アナザーライダーよ」
『何だ?』
「ハルトの意識は『完全に酔っ払ってる』分かった」
すると千冬はスッとハルトをお姫様抱っこした後
「コイツは私は運ぶから安心しろ」
「う、うん…」
何か不安も残るが頼れる姉に任せる事にしたが…
「よし状態異常を治せ」
『おう』
「………ん……ん!?ちょっ!何で俺拘束されてんの!?って千冬!お願い!拘束されてんだ!助けて!」
正気に戻ったハルトは全力で混乱していたのである!
「折角拘束したのに何故解放せねばならん」
「嘘でしょ千冬がコレやったの!?何で!俺何かした?」
「いや目の前で私を食べてと潤んだ目をされたのだから食べるだろう?」
「は?……あ…」
ハルトは自分が酔っ払ってた一部始終を思い出した
「千冬……まさか」
「そうとも…据え膳食わぬはだ」
「流石にこの展開は辞めて……っ!辞めろぉ!ぶっ飛ばすゾォ!」
『ここでライダーの場面連想するか…』
『取り敢えず1号辞めろ』
「こうなったら力技で拘束を解いてやる!普段から鍛えてる俺の力を見せてやるぜえええ!」
しかし拘束が解けないのである
「な、何故!」
「アナザーライダーに頼んでお前をヒューマンアンデットにして貰った、結論 今のお前はタダの人間だ」
「そんなぁ!!ヒューマンアンデットになる事でそんな応用があったなんて…頑張って鍛えたのに体が弱体化してるぅ!」
「そしてそのワイヤーにはモルガンやロスヴァイセ達の助力を合わせて北欧神話のグレイプニルと同じ効果を発揮している」
「その括りで扱うなよ!俺はフェンリルと同じか!」
『いや違うぞ相棒、犬扱いされた事に怒れ』
「いや俺は狼だ!」
「ハルト、待て」
「ワン!」
『何だ犬じゃないか』
『飼い慣らされてやがる…』
『よく躾されてるな千冬』
「良いではないか良いではないか」
「あ……や…優しくしてね…」
「ハルト…お前の意見は求めん」
「それ俺の台詞うううう!!」
『いや違うぞ?』
翌朝 ミイラになったハルトと肌艶が良過ぎる千冬を見て逢魔は大騒ぎさ!となったのは言うまでもなかった…
結論 お酒は程々に
とまぁそんな日常を謳歌している中 勿論 様々な王国民の要望を聞いている王様業もしているのだが
「何で目安箱の投書が全部今日の夕飯リクエストなんだよ!」
気兼ねなく意見を言えるように目安箱を設置したが何故か入る意見書は全部 食事のリクエストばかりである
「この国の人達は何か政治に不満ないの!?主に頭のおかしい奴が何で国王やってるとか!」
「頭のおかしい自覚あったんですね」
「テスタロッサ…辛辣過ぎると俺泣くよ?」
『その頭のおかしい奴の思いつきで救われた奴がいる事と後先考えなった結果、此処までデカくなった事を忘れたか?』
「寧ろ食事のリクエストで済んでるのですから国の治安や統治に不満がないのは良い事では?」
「為政者として喜ぶべきではないかと」
「それだけ2人の統治や政治が上手くいってるって事だもんなぁ……」
それは喜ばしい事ではある 現在 多少の混乱はあっても逢魔元老院に参加している星系達も逢魔の統治…というかまぁ看板に安心しているらしい
「俺がいなくても国が回るのは寂しくもあるな」
「ふふふハルト様はご冗談が上手ですわね」
いつものように優雅に笑う彼女の言葉に首を傾げると
「ハルト様以外でコレだけの勢力を束ねられる事が出来ましょうか?」
「いや割と何とかなりそうな気もするけど?」
「それが言えるのは陛下だからです。この国は陛下でなければ…三日も持たず空中分解しますぞ!何せ国家では無く忠誠があなた個人に向いているのですから」
「そんなに皆の団結力ないの!?よし分かった!それならオリンピックを開いて皆の心を一つにしよう!」
『ノリと勢いで大規模な行事を開くな』
「オリンピックとは?」
「あ、そっか…テスタロッサ達は知らないのか…まぁ簡単に言えば各地の代表が一ヶ所に集まってスポーツとかで競い合うイベントのことだよ!」
「成る程、つまり各星最強の戦士を選抜して逢魔闘技場で戦わせるということですな」
「違う、オリンピックはそんな天下一武道会みたいな行事じゃない」
「ではゲゲルの難易度や殺害方法で芸術点を競い合うのですね」
「違うよドゥークー、テスタロッサ!これはスポーツだから!健全なスポーツのイベントだからね!」
「ハルト様にとってスポーツとはゲゲルの事では?」
「違うよ!野球やサッカーみたいな普通のスポーツだよ!」
「そんな…逢魔でそのような平和を極めたような大会を開くのですか!」
「俺のいた世界では平和の象徴だったけど!?つかテスタロッサとは今度真面目に一回話し合おうかな!俺を何だと思ってるの!戦争の擬人化だと思ってない!?」
「ハルト様は最愛の殿方ですわ」
「そうだな俺も愛してるよテスタロッサ」
イチャつくのを見たドゥークー伯爵は咳払いして
「んん!つまり逢魔は巨大になりましたから一度全員との交流を兼ねたイベントを開きたいというのが国王陛下の考えですかな?」
「そういう事だよ伯爵!まぁ先ずは全員の団結に必要不可欠なものがあるけどな……」
「そ、それは何でしょうか国王陛下…」
「それは…」
「それは……」
ハルトはキリッとした顔で
「自己紹介だ!」
『確かに大事だけども!!』
「兎に角!俺不在時の指示は2人に任せる…まぁ小まめに帰ってくる予定ではあるけどさ伯爵からはまだまだ教えて貰いたい事もあるし」
「私で良ければ」
「留守を頼むよ、さて……と久しぶりの世界に帰るかな」
そして一夏達も終わる夏休みでの経験で一皮剥けたのであった
「皆、お願いだから大人しくしてくれよ」
『ホッパー!(お前もな!)』
「そんな事ないだろ!」
「そんな事あるからケミー達も止めてんだよ」
「けどよぉ秋羅なら分かるだろう?」
「悪いが全く分からない」
「けど今の俺なら福音にも遅れは取らないと思うぜ」
「そりゃそうだろうよ」
と準備するもの
または泣き叫ぶもの
「いやだあああああ!学校に行きたくないいいい!」
「良いから行くんだマドカ!」
「千冬姉さんは結婚してるから良いだろうけど私からしたらナツキが目を離した隙に他の女の所に逃げ込む……いやああああ!!」
マドカは全力で拒否していた
「あのな…」
「千冬姉さんは耐えられるのか!ハルト義兄さんが他の女性に目移りしている光景とか!そんなの耐えられるか!」
「それは日常だから何も感じない…というより気にするだけ無駄だ、まぁあのバカが変な女にうつつを抜かそうものなら殴って止めるぞ?」
「くそっ!質問する内容を間違えた!というか、うちの兄貴組は何で揃って女性関係がおかしな事になってるんだ!」
それは君の惚れてる男もそうだと思いますよとは千冬も言えずにいた
「それにナツキの奴に会いたいなら学園祭で呼べ!その時は邪魔しないから好きにしろ」
「何してるの千冬姉さん!行くよ!」
「やれやれ現金な奴だ」
と用意していたり
「そろそろ二学期でしたね」
「クーちゃん大丈夫?夏休みの宿題とかやった?」
「工作の課題とかで困ったらお父さんが1から手がけた等身大 仮面ライダークウガ・マイティフォーム フルスクラッチフィギュアとか出すか?」
「お気持ちだけで…」
「そうか…色々頑張って音声入力でフォームチェンジからの装甲自動展開まで可能にしてるんだが…」
『いや何作ってんの!?』
『芸が細けぇ!』
『これフィギュアじゃないだろ!』
「馬鹿野郎!これでもクウガへの止まない敬愛を表すのに全く足りてないんだぞぉ!」
『お前のその愛は何とかならんのか?』
「取り敢えず!何かあったらお父さん達に言うんだぞ迷惑とかじゃないしクロエが嫌な思いをして学園生活を過ごすのはお父さん達も嫌なんだ…いじめられてると思ったらすぐに言ってくれ迅速に対処するから!イジメとか絶対に許したらダメだから」
『お前の場合は特にそうだよな』
「そうだよ!もしもクーちゃんがいじめられてるとかあったら…」
「暇してる怪人率いて世界滅ぼすから安心しろ!」
「カケラも安心出来ません!お父さんは私に世界の命運が握らせないでください!」
「クーちゃん…束さんもクーちゃんに何かあったら全世界の軍事基地ハッキングしてそいつの家にミサイル撃ち込んで焦土にするからね!」
「(やっぱり束ならそうするよねぇ)流石だ」
「ハルくんには負けるよ〜」
「お母さんもお母さんで辞めてください!後、お父さんも納得しないでください過保護過ぎますよ!」
「「そうかなぁ?」」
「その通りだ戯け」
「「ヘブっ!」」
そして2人は千冬に頭を殴られるのであった
「まったく…このバカどもが…」
「すみません…千冬お母さん」
「うむ、だが学園では織斑先生で頼むぞ」
「はい…それと2人をよろしくお願いします」
「任せておけ、このバカ2人の面倒を見るのは慣れたものだ」
「それに私には今、鞠亜という頼れる妹までいますから」
そういうとクロエのスマホには
『その通り妹である私がクロエ姉さんを守ります、そう今の私はシッテムの箱!そしてお父さんの能力を解析したオートガードでクロエ姉さんをあらゆる危険から守ります!」
「何を言ってるかは分からないが取り敢えず娘達の仲が良いのは良い事だな」
「はい」
「それと…いつ迄頭を抱えている馬鹿者ども行くぞ!」
「おう!」「はーい!」
「久しぶりにお義父さん達に会うな」
そうあの世界には束と箒の父である柳院さんがいるのだ
「そうだね〜束さんの結婚式以来かな?」
「おじいちゃん達に会うのも楽しみです」
と浮かれた顔で懐かしい世界に帰る
しかしIS世界の遠い宇宙では まだ見ぬ脅威が迫っていたのである…
予告
久しぶりのIS世界に帰還したハルト達、各々が久しぶりの時間を過ごす中
白スーツの暗躍が始まり出す
次回 旅行帰りは気が緩む お楽しみに!
オマケ短編
森の小さな…
それは長閑な昼下がり
「よいしょよいしょ……見てろよ!やってやるんだよ俺は!!」
「え、何してんの魔王ちゃん?」
「見て分かるだろうジョウゲン?どんぐりを道に置いてんだよ!」
「本当、何してんの!?」
「これが逢魔の国王か」
「本当大丈夫かの?この国…」
「まぁ魔王様の奇行は今更ですよ、最近はマグマ浴したりしてますし」
予想外の奇行に慣れているロイヤルガード達でも困惑する行動にハルトは臆面もなく
「お前たちも行きたいだろう?どんぐりを並べたら辿り着くとされる」
「え、まさか…」
「森の小さなレストランへと繋いでいるんだよ!」
「あの歌を間に受けたの!?」
「変な所で純粋じゃなぁ…」
「どうしてですかハルト様!?」
そのカゲンの言葉にハルトは目をクワッと見開いた
「どうして!?」
「ハルト様!アレは道を忘れた頃に現れるのだが!」
「ばっかやろう!俺は予約の入ってない森の小さなレストランをギュウギュウの満員にしてやるんだよ!笑顔でいっぱいにしてやんだよ!」
「予期せぬ大量の来客はレストランにも有難迷惑だよ!」
「待ってろよ手○葵!shortから沢山人が来るからなぁ!!」
「おい誰かキャロル様を連れて来い」
「はい!」
そして何故か辿り着けたハルト達は森の小さなレストランで
「こんなに美味しいのに予約がないのは勿体ないな…よし!電話線引くから!!」
と勝手に工事を始めようとしたのだ!
「何で!?」
「このレストラン、予約が一つもありませんじゃ可哀想だろぉ!」
「待て待て」
「これはゼインの意思でやらせて貰ってるから!」
「善意ですよね!?」
「あの魔王様?店員さんはいらないと言ってますが…」
「いらないって?いやいや……遠慮するなヨォ!」
「遠慮ではありませんよ!」
「ついでにネットも使えるようにしたぞADSLだけど!」
「それ回線速度がクソ遅い奴じゃん!」
「グ○なびに登録しておけよ、俺も金曜日に予約してまた来るからなぁ!待ってろよ手○葵!」
「落ち着いてください!」
ハルトが慌てて取り押さえられたのは言うまでもない…
次行く世界
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真剣で私に恋しなさい!
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戦国恋姫
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アカメが斬る!
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スターウォーズ