無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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金髪の貴公子と銀の兎と愛娘?

 

 

1組の教室にて

 

「「はぁ……」」

 

一夏と箒は同じタイミングで溜息を吐いていた

 

「どうしたんですの2人して」

 

とセシリアが訪ねたので一夏がポツリと

 

「いや今日転校生来るだろ?」

 

「そうですわね鈴さんと同じように試験を突破した方が来ると聞いてますわ」

 

セシリアの解答に箒は続く

 

「その1人は姉さんの娘で私の姪だな」

 

「へぇ……む、娘!?あの篠ノ之博士に御息女が!」

 

「あぁ…因みに父親はハル兄だ」

 

「常葉先生の!?待って下さい…そうなりますと何歳の時の子供なんですの!!」

 

セシリアは混乱していたがそれを盗み聞きしていた生徒も同様だ

 

ISを生み出した天災 篠ノ之束とセシリア戦から魔王の二つ名を得た篠ノ之製作所No.2 常葉ハルトの娘…何そのIS世界において最強の娘はとクラスがざわついていると千冬が教室に入り転校生を紹介する、その中の1人に周りの目線が集まった

 

「初めまして、シャルル・デュノアです宜しくお願いします」

 

 

まさかの2人目の男性適性者(ハルトは非公式)しかも金髪の美男子登場に色めく教室を千冬は一喝で黙らせると

 

 

「続いてボーデヴィッヒ」

 

「はっ!教官!」

 

「この場では先生と呼べ」

 

「はっ!ドイツ出身、ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

少しの沈黙に山田先生が口を開いた

 

「あのそれだけですか?」

 

「以上だ」

 

それだけ言うとラウラは一夏に近づき

 

「貴様か!」

 

と平手打ちをお見舞いした

 

「へ?」

 

「認めんぞ!貴様があの方の弟など!」

 

それだけ言って元の位置に戻るがラウラの目線は最後の1人に固定された

 

「似てる…だが…」

 

自分と同じ型は自分以外は処分されたと聞いているが…何故

 

そんな彼女を無視して千冬は咳払いをしクロエの番と伝える

 

「最後にクロニクル」

 

「はい、初めまして篠ノ之製作所から来ましたクロエ・クロニクルです宜しくお願いします」

 

その挨拶に周りが色めき立つ

 

「え?じゃああの人が篠ノ之博士と常葉先生の?」

 

「凄い綺麗な銀髪だね…あれ?常葉先生の遺伝子何処にあるの?」

 

と話しているとクロエは

 

「私は養子ですので2人と血縁関係はありません…ですが自慢の両親に恥じない娘であろうと思います」

 

その言葉にドアの向こうから啜り泣く声が聞こえる、クラスの面々は少し怯えているが何かを理解しているものは頭を抱えている、その1人である千冬は溜息を吐いて扉を開くとやはりかと嘆息する目の前で束とハルトが号泣していたのであった

 

「うぅ…クーちゃん…立派になって……」

 

「子の成長は早いなぁ…嬉しいよクロエ」

 

「束、ハルト…担当授業はどうした?」

 

「「そんなの自習にさせた!」」

 

「真面目に授業せんか親馬鹿者供!」

 

「「ぎゃあああああ!」」

 

折檻され上げた声にクロエは思わず頭を抱えた

 

「お父さん達のバカ…」

 

だがその顔は笑顔であったがボーデヴィッヒはマジマジとクロエを見ており

 

そして一夏はシャルルと一緒に授業に向かう

 

 

ー閑話休題ー

 

 

山田先生vs鈴、セシリア戦が行われた後の昼休み

 

 

「一夏さん、箒姉さん、鈴さんお久しぶりです」

 

「久しぶりクロエ」

 

「あぁ久しぶりだ元気だったか?」

 

「数年ぶりかしらね久しぶり」

 

「はい、お元気そうで何よりです鈴さん」

 

と朗らかな会話をしている

 

「あ、クロエは初めましてだなセシリアとシャルルだ」

 

「初めまして、セシリア・オルコットですわ…その常葉先生…貴方のお父さんには大変なご無礼を…」

 

「いえいえ父もやり過ぎたと反省してましたし気にしないで下さい…父は父、私は私ですから宜しくお願いしますセシリアさん」

 

「はい!宜しくですわ!」

 

「初めましてシャルル・デュノアです宜しく…しかし転校早々大変だねぇ…」

 

シャルルの目線が自分達に向けられている意味を理解していた、貴重な男性操縦者2人と代表候補生2人、企業所属者2名…この2人に関しては篠ノ之束の身内と来たものだ、そりゃそうだなと思うが

 

「えぇ困った両親です…ですが編入したいと言ってくれた時は2人は全力でサポートして貰いました…本当に良い自慢の両親です…」

 

「その台詞、ハル兄や束さんが聞いたら泣き崩れるよな」

 

「一夏の言う通りの事になるわよね」

 

「そうですね少し愛が重いですが」

 

と笑顔で答えるとシャルルは何か思う所があるのか苦い顔をするが直ぐに戻し

 

「そ、そうなんだ…そう言えばクロエさんも専用機があるんだよね?」

 

「はい、お母さんとお父さん作の機体です」

 

「は、はぁ!?」

 

「IS開発者2人が製作したとか、どんな専用機よ」

 

「世界のパワーバランスが変わる代物ですわね」

 

「姉さん達が自重しないなら恐ろしい限りだ…いやしないか」

 

「だよなぁ…ハル兄って本当ネジが外れたら凄いからなぁ…」

 

と自分達の身内は大変な奴しかいないと思い知らされる一夏達であった

 

ーーーーーーーー

 

 

同時刻 ハルトはと言うと食堂に向かって歩いていたら仁王立ちして待っている人がいた

 

「アレ?転校生の…」

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ…お前が常葉ハルトか」

 

「そだけど…って一応先生だからな俺、敬語でお願いね」

 

ヘラヘラ笑って答えると不思議そうな顔をしてハルトを見ている

 

 

「お前の事はドイツにいる時から聞いているぞ教官の嫁だろう!篠ノ之博士と浮気したのか!」

 

 

「は?」

 

この子何言ってんのと顔に出すとラウラは意に介さず続ける

 

「ドイツでの教官はいつもお前の事を話すと笑顔だったしツーショット写真を見ている時は顔を赤くしていた!そうかと思えば浮かない顔で空を見て名前まで呟いていたぞ!」

 

すると出るわ出るわ千冬のドイツ時代の話がてか千冬の奴、以外と可愛らしい所があるんだな束に話そう!

 

「そして副官に今の話を言うと、そこまで行くと嫁だと!つまり貴様は教官の嫁なんだな!」

 

QEDって顔してるけど、この子の副官は嫁の意味を知っているのだろうか…多分だけどオタク的な嫁なら微妙に違うなぁ…けど

 

 

「千冬の嫁かぁ…」

 

彼女の尻に敷かれる未来しか見えないなと遠い目をしているが…あれ?今と大差なくね?と思い直す

 

「それとお前の娘と言う奴、何故私と似た顔をしているのだ!」

 

ラウラの質問には思わず即答した

 

「あ、それ思ったクロエに似てんなぁって」

 

「何も知らないのか?」

 

「うん、クロエは束が引き取った子だから…あ、そう言えばその辺聞いてないや」

 

「その……養子にしたのならば、そのあたりは普通聞くのではないか?」

 

「聞くだろうけど別に良いかって思ってんだクロエ・クロニクルが何処の生まれでどんな育ちでも俺と束の娘なのは変わらないよ、あの子の為なら…あの子の望む未来を邪魔する奴がいるなら魔王にでも何でもなってやる」

 

「………………」

 

「気になるなら束に聞いてくれ話すか知らないけど……もしクロエに強引に迫ろうものならその時は覚悟はしとけよ」

 

笑顔で言うと食堂に向かうのであった

 

「あの威圧感…やはり教官の嫁だな、私も強くなければならないか…」

 

と感心していたラウラだったが

 

 

「そうか千冬がなぁ……あ!束!」

 

「何?ハル君?」

 

 

「聞いてよ今さ〜」

 

 

とハルトが束に話が繋がり千冬のドイツ時代の話をリークされ束が千冬に尋ねた結果、顔を真っ赤にした千冬がラウラに説教したのは別の話である

 

 

そして一夏のルームメイトはデュノアに変わり箒のルームメイトはクロエに落ち着いて暫く

 

 

その夜

 

ハルトは束にクロエについて聞いてみた、よく考えたら娘のこと何も知らなかったと告げると束は答えてくれた

 

曰く クロエはドイツが生み出した人造人間で元は兵器として生まれたが能力が規格に満たないで廃棄されて瀕死だったらしい、規格に満ちたのが彼女、ラウラのみであるがそれ以外で無事だったのはクロエのみであったと

 

 

つまり

 

「じゃあラウラとクロエって姉妹な訳だ」

 

「血縁関係とかで言うならね、クーちゃんは知ってるけどあの子は知らないんじゃない?まぁ顔は似てるからまさかと思うだろうけど」

 

「確たる証拠も無いからなぁ…んで倒れてたクロエを束が保護して養子にしたと」

 

「そ、ビックリした?」

 

「したよ?けどそんだけで俺がクロエを嫌ったり何かしねぇよ俺達の娘だからな親は子を愛するものだろ?血の繋がりとか瑣末なものさ」

 

笑って答えると束も笑顔で

 

「うんうん!やっぱりハルくんがお父さんで良かったなぁ」

 

「束が母で良かったんだよ、でないとクロエは生きてたか分からなかったからな」

 

「ハル君……」

 

ハルトは束の手に触れると束も握り返し潤んだ目で

 

「あ、あのさ……クーちゃんにも弟か妹が欲しいかなぁって思うんだぁ…いいかな?」

 

「た…束////」

 

「ハルくん///」

 

 

2人の影が一つになる…筈だった

 

 

「ほぉ…私がいる前でイチャコラとは良い身分だなお前達」

 

と向かい側で缶ビール片手に持った千冬が冷めた目をして睨んでた

 

「あー!チーちゃん邪魔しないでよ!」

 

「あ、危ねぇ!酔ってるとは言え流される所だった…これ…大人の階段登れなかったのを喜ぶべきか悲しむべきか?」

 

「まぁタイミングが悪かったな、次は2人の時にやれ…まぁハルトは大変だろうがな」

 

「何が?」

 

「キャロルの事だどうするつもりでいる?」

 

キャロルが俺に異性的な意味で好意を持ってるのは分かっている、その辺俺は一夏程鈍感ではないつもりだ…つまり束や千冬の気持ちにも気づいてる訳だがハルトはあっけらかんと答えた

 

「ん?皆で幸せになれば良くね?」

 

「流石ハルくん天才!!」

 

「だろぉ!……まぁ俺なんかのせいで泣く人を見たくないからさ好きって言われた子の手を払えないよ…だから好きって言ってくれた皆で幸せになりたいなぁって」

 

「お前、それ男として最低の台詞だぞ?」

 

「関係ねぇ俺が皆を幸せにする異論は認めるが否定はさせん」

 

「おう…ナチュラルにハーレム宣言とはハルくん流石だぜぇ…」

 

「それを言うなら1人に決められない優柔不断のダメ男だろう?」

 

「そんなダメ男を好きになったのは誰だ?」

 

「はぁ…仕方ない、お前が女関係にだらしなくならないように見張るとするか」

 

「あはは!チーちゃんのツンデレぇ!」

 

「ほぉ?軽口を叩くのはどの口だ束?」

 

「イタタタ!チーちゃん!頭割れるぅ!」

 

「はははは!」

 

やはり俺達の空気感はこんな感じだなぁと微笑みながら酒を煽るのであった

 

 

 

 

 

その頃、シンフォギア世界で

 

「っ!ハルトが何か嬉しい事を言ってくれた気がしたぞ!ハルト!オレも好きだ!」

 

電波を受信したようにアホ毛が立ったキャロルの言葉に

 

「キャロル…ハルトさんに会えなくて心を…」

 

「病んじまったかぁ…いや年齢的に朦朧か?はぁ…エルフナイン頑張ろうぜ」

 

「はい頑張らないとですね」

 

「ほぉ、誰が朦朧したと?」

 

「やべ!逃げるぞエルフナイン!」

 

「はい!」

 

「逃すか!ガリィ!!追え!!」

 

「はいはーい!ガリィちゃんにお任せを〜」

 

エルフナインとナツキは頭を抱えていたのであった直後、キレたキャロル達に追いかけ回されたのであった

 

後に帰還したハルトが好意を伝えた後

 

『オレが正妻だな』

 

『『は?』』

 

その後の一悶着…第二次正妻戦争の幕開けをまだ誰も知らないのであった

 

 

 

そんなこんなで数日が経った、その間はラウラも問題を起こさずに穏やかに過ぎていたのだが

 

一夏から連絡があり、何事かと部屋に入ると

 

「シャル」

 

「うん…」

 

そこには金髪の美少女…シャルル否、シャルロットがいた

 

「え?女の子?」

 

「うん…その僕は…」

 

まぁ簡単に纏めると愛人の子のシャルロットは会社の命令で一夏やクロエの専用機データを盗めと言われたとの事

 

 

「うわぁ…マジか」

 

厄介な事になったなぁと頭を抱えると一夏に目を向け

 

 

「一応相談されてる身だが一夏の考えはあるか?」

 

「えーと…俺の知識だと学園にいる間は干渉されない三年間でシャルの生活基盤とか色々準備して…けど法律とか細かい話ならハル兄に相談した方が良いかなと同性だし」

 

「まぁな…その辺は正解だ」

 

公私混同しない千冬なら退学させるで動くだろうし束の場合は真っ先にデュノア社への報復に動くだろうしなぁと考えてみるが腑に落ちない

 

「だが何で男装までしたんだよ…普通なら異性でハニトラだろうに」

 

「多分同性なら接しやすいのかなぁって…それとルームメイトになる可能性もあるからデータ取りやすいからじゃないかな?」

 

「うーん……」

 

アナザーWに検索依頼を掛けてみるとするか

頼んだ

 

『任せろ』

 

よしこれで大丈夫と思い、シャルロットの話を整理し直すが矢張り何かありそうだな

 

「一夏、確認だけどこの話は誰かにした?」

 

「してない知ってるのは俺達だけ」

 

「OK、この件俺に預けろ少し調べてみる」

 

「大丈夫なのか?」

 

「誰に向かって言ってんだ任せてとけ一夏」

 

それだけ言うと部屋を出たハルトは

 

「んで結果は?」

 

『バッチリだぜ先ずはー

 

 

アナザーWの検索結果を確認した…成る程 結果を聞いたハルトは一言

 

 

「はぁ生徒会長の身内もだけどホント不器用だねぇ」

 

肩を竦め溜息をついたのであった

 

『まぁ世の中、お前みたいに本音や本能だけで生きてる人間しかいないんじゃねぇんだよ』

 

「うっせぇ、伝えたい時に気持ちを伝えないとかダメだろ次キチンと伝えられないかも知れないのに」

 

『ハルト…お前』

 

「ま、折角の弟分の頼みだからな一つの家族の幸せを目指しますか!」

 

『珍しく本気だな』

 

「かもな取り敢えず束にはデュノアは敵じゃないと伝えないとな厄介事になる前に」

 

そう思い走るのであった

 

 

翌日 束には簡単に説明すると、そっかぁ!の一言で解決した…今頃恐ろしい勢いで連中のスキャンダル暴いてんだろうなぁ可哀想にと思っていた、翌日の放課後

 

 

「常葉先生!ボーデヴィッヒさんがオルコットさんと凰さんとクロニクルさんの模擬戦に乱入して!!!」

 

 

大体理解した

 

 

 

「そっかぁ…情報ありがとね」

 

それが答えかボーデヴィッヒと感情を殺しながらも現場に走って向かうのであった

 

 

 

 

 

その先の景色はラウラがセシリアと鈴を倒し終え、そして狙いをクロエに向けていた

 

「言え、何故私と同じ顔をしている?」

 

「他人の空似です知りませんか?似た顔の人は世の中に3人いるそうですよ?」

 

 

「そんな訳あるか他人の空似にしては出来過ぎだ恐らく遺伝子レベルで同じだろう…もしあの計画の廃棄躯体であるならば私の姉妹なのに…偽りの家族と共にいるなど」

 

 

その言葉はクロエにとって地雷である

 

 

「偽り?……ふざけるな!私は篠ノ之束と常葉ハルトの娘!クロエ・クロニクルだ!!」

 

 

そう言うとクロエは専用機である『アーセナル』に搭載されたビームエクイッパーで大量のアタッシュショットガンを作成し一斉射撃を行うと追加でアタッシュアローを使い狙い打つ

 

「くらいなさい!」

 

ズドドドト!と大量の弾幕にラウラは驚くが専用機 シュヴァルツェア・レーゲンに搭載した停止結界AICを展開し弾丸と矢を止める

 

「中々やるな…だが数撃てば当たるものでもないぞ?」

 

「っ!だったら!」

 

クロエは作成したアタッシュショットガンを乱射させ煙幕を立てる

 

「小癪な!……っ!」

 

煙を払うが誰もいないが別角度、それも視覚からレイピアを思わせる金色の武器 サウザンドジャッカーの鋒をレーゲンに刺していた

 

「何!?」

 

『JACK RISE』

 

そのままジャッカーのグリップを引っ張るとレーゲンの機能の一部とエネルギーが低下し膝をついた

 

「ぐぅ……これは!」

 

「確か父さんが言ってましたね…えっと…レーゲンのテクノロジーを頂きました」

 

そうしてビームエクイッパーで製作したのはレーゲンに搭載されているリボルバー弾倉の電磁投射砲であった

 

「っ!レーゲンの技術を盗んだというのか今の一撃だけで!」

 

「安心下さい、取ったデータは戦闘後廃棄しますので…では」

 

『JACKING BREAK!』

 

 

ジャッカーの引き金を引くとなった電子音を合図に必殺技が発動する、肩の電磁投射砲から同威力の攻撃が放たれる性能がダウンした機体では避けられる訳もなくラウラに命中したのであった

 

「ガアアアアア!」

 

「ふぅ……さて鈴さんとセシリアさんを安全な場所に……っ!」

 

体が動かない…まさかとセンサーを向けたらボロボロだが立っているラウラがいたAICに囚われたようだがそれ以前に驚きの方が勝る

 

「まさか…あの一撃に耐えたのですか?」

 

「何、AICが間一髪間に合ったに過ぎない…さてこれで終わりだ話を聞かせて貰おうか」

 

「っ!」

 

クロエは目を深く瞑り痛みを堪えるような素振りをしたが

 

「安心してくれ乱暴するつもりはない私はただ話を「辞めろおおおお!」む?」

 

ラウラは冷静に突貫していた一夏をAICで捕縛する、それはクロエが自由になってしまったが

 

「また私の邪魔をするか!織斑一夏!」

 

「何で俺を恨んでるかは知ってる…けどセシリア達を狙うのは違うだろう!」

 

「倒れたのは奴等が弱いからだ!だがお前も弱い奴のようだがな!」

 

「っ!」

 

「一夏!」

 

シャルロットが専用機 ラファール・リヴァイヴのアサルトライフルで攻撃してラウラの拘束を解くと距離を取り構えた

 

「大丈夫一夏?」

 

「あぁ…早くボーデヴィッヒを片付けないと大変な事になる」

 

「へ?いや別にボーデヴィッヒさん倒さなくても先生達がくれば解決じゃないの?」

 

「いや違うんだよシャル…俺が言ってるのは」

 

 

と一夏が説明する前に来た、来てしまったのだそれは圧倒的な圧力と覇気を帯びながら一夏が切り裂いたバリアの亀裂から現れた

 

 

「俺の娘をいじめようとした奴はだーれだ?」

 

 

笑顔でシェイプシフターを装着しているハルトがいたのである

 

「あぁ…不味い」

 

一夏は頭を抱えて少し目線を合わせたハルトの顔と放たれる怒気から理解した何ならセシリアは顔面蒼白でガタガタ震え

 

「い……いやああああああ!」

 

「セシリア!?落ち着きなさい!ハルトさんは味方よ!!」

 

「違うぞ鈴、アレがマジギレしてるハルトさんだ…後は言わなくても分かるな」

 

と現れたのは訓練機 打鉄を纏う箒である緊急事態故に訓練機を借りて救助に来たのだ

 

「あ〜そりゃビビるわよねこっちに怒ってないって分かってても怖いもの直接向けられるとか溜まったもんじゃないわ」

 

鈴は同情的な目線をボーデヴィッヒに向けたのであった

 

 

「えーと…一応確認だけど任意の模擬戦かな?それだと俺も介入はしねぇが?」

 

「わ、私はただ貴様の娘と話があるだけだ!」

 

「ならセシリアさんや鈴さん達との模擬戦に乱入しなくても良いよね?」

 

「それなんだが何故か知らんが避けられてな…こうでもしないと話せないかと…」

 

彼女なりの事情はあるのだろうがクロエの事情も察して欲しいかな

 

「なるほどな…だからといって乱入するのは看過出来ないかな…それに学園のイベント間近なのにあんなにボロボロにしちゃってさ、どうするの?英国や中国から抗議されたら?」

 

「うぅ…」

 

「じゃあこの辺で手打ちって訳で…良いかな?千冬?」

 

「あぁ良くやってくれた常葉講師」

 

「き、教官」

 

「話は後だ…タッグトーナメントまでの実弾を使用した模擬戦は禁止とする以上、解散!」

 

千冬の一言で場を収まったのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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