無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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400話突破!と そんなメモリアル回をスルーしてしまったという後悔がとまらない今日この頃 思い出したかのように短編行きます!

世界で一番?

逢魔の宴会にて

「えーと…世界で一番魔王様?そう言う扱い心得て!」


「ハルト様を魔王としてか…」

「いや無理でしょ魔王ちゃん」

「そうですね我が魔王」

その時 青筋を浮かべながら歌う


「よね?」覇王色


「ハルト様!?そこまで威圧しなくても!」

「魔王様!錯乱!」

「安心せい、お主達ハルト坊は平常運転じゃ」

「これもいつもの奇行でしたね」

「けど何でウォズちゃんいるのに魔王ちゃん怒らないの?」


「それは…君達にとっては未来の出来事でしたか」


「どう言うこと!?」


「ソノイ!新しい文字Tには反応する事!ソノニ!文字のフォントまでしっかり見ること!」


「おい誰かドンブラ連れてきたか?」

「やっぱ文字Tへの拘りが強い!」

「文字見て明朝体とかゴシック体も見極めないとダメですか!」


「ソノザ!服の感想は凄い!おしゃれ!似合ってるの!三つの言葉で返事する事!」威圧


「いやそれ脅しじゃないですかね?」

「適当に相槌打っておけば良かろう?」



「分からなかったら口にロールケーキを捩じ込むからね!」


「「ひぃ!」」


「世界で一番魔王様!気がついてる?日曜朝にゴルフ、テニス、マラソンなんて論外よ!」

『それ完全に私怨だろ』


「もうなんだか闇菓子食べたい!今すぐによ!」


「甘いもの食べたいのテンションで歌うな」

「誰か医者を呼べー!」

今日も逢魔は平和です!




悪魔襲来

 

 

前回のあらすじ

 

亡国企業との交渉という名を借りた奇襲を仕掛けたハルト達 しかし己の不注意で新武器を壊したハルトに亡国企業の精鋭達が黒影トルーパーに変身!それにマジギレしたハルトは思わずアウトサイダーズ達を招聘して対抗したのである

 

そして突如現れた ジークこと仮面ライダードォーン 果たして彼の狙いとは!

 

 

更に追加で来た連中が取り出したのは戦極ドライバーとマツボックリのロックシード 黒影トルーパーなので最初はお約束

 

 

「メカ凌馬!今だ!キルプロセス!!」

 

 

まるでポケ○ンのトレーナーのように言うも

 

 

「まぁ君も知っての通り旧型の戦極ドライバーにはブレーカーは仕込んでないよ、だって必要ないからね」

 

 

「そう言って推しに殺されたの忘れた?」

 

 

 

「そうだった……けど不愉快だよ私の発明をこんな形で転用するなんて」

 

 

「だよなぁ!俺もテロリストが聖地の力を使うなんて絶対許せねぇ!これから俺達に仇なすテロリスト共を毎日探して皆殺しにして行こうぜぇ!」

 

 

「「「「おおお!」」」」

 

 

この王にしてこの部下ありである

 

 

「けど何故、ヘルヘイムの植物が…」

 

 

「そういやぁこの世界にいたんだよなぁ…それした奴」

 

 

「ん?」

 

 

「お前が三流呼びした奴と同じライダーになったのがいたんだ」

 

 

思い出すのはこの世界にいたネオタイムジャッカー支部長だった男 エドワード あいつがセイヴァーになった以上 戦極ドライバーやロックシードのデータはあるのは分かってたが

 

 

「けど…それ以上に奴等を追撃して施設根絶までやってなかった」

 

 

実際倒して はいお終い!ってやったのがダメだったなと後悔するん

 

エドワードを倒した後に追撃して研究資料やらを確保するのが抜けていたと後悔する

 

 

「へぇ…魔王にしては珍しいね」

 

 

「あの頃はまだ逢魔建国前で俺も今ほどの力がなかったからな…それにまだそこまでやるような覚悟も決まってなかったし人間だったし」

 

 

「………え?」

 

 

「え?」

 

 

メカ凌馬は嘘だろ お前!みたいな顔をしているお互いに心外!と言う顔をしていたが

 

 

 

「「………え?」」

 

 

「おーい何を遊んでるんだよハルト!早くしないと終わっちゃうよ!」

 

 

まるで青春の一コマのようなセリフだがそれは単純に黒影トルーパーを蹂躙するという祭りが終わることを意味していた

 

 

「何だと!俺の新兵器の見せ場がぁ!」

 

『いやそっちか』

 

 

「よし…」

 

『ブレイド』

 

 

 

ハルトは束をバリアカプセムで守ると笑顔でアナザーブレイドに変身して乱戦に参加するのであった

 

 

「行くぜ!」

 

『KICK!Thunder!MACH!』

 

 

アンデットの力を3人分引き出すとアナザーブレイラウザーを地面に突き刺し構えを取る

 

 

「ライトニングソニック!」

 

 

自己申告ながらも全速力で疾走 跳躍 そして雷を帯びた蹴りを放とうとしたがドォーンは何を思ったかパニッシュカプセムを回転させエネルギーを溜め込んだブレイカムドォーンを投擲、するとブレイカムドォーンが避雷針の役割を果たした事によりキックの軌道が変わったのである

 

 

「っ!何してんだよ!……ん?」

 

 

その逸らされた軌道の先には隠れて気を伺っていた黒影トルーパー達へ命中したのである

 

 

「まさか雷の軌道を見切って誘導したのか…」

 

『どんな動体視力と判断力だよ!』

 

 

「やるな…お前ぇ…」

 

その実力を看破したアウトサイダーズがドォーンに襲い掛かろうとしたが

 

 

 

「喧嘩なら雑魚掃除してからにしなさい!じゃないと…わかるよね?」

 

 

威圧し黙らせる、ハルトは基本優しいが内輪揉めは極端に嫌う傾向があるのと

 

 

「やる事やってからにして、もし一匹でも逃したら…連帯責任で飯抜き」

 

 

最近はドゥークー伯爵やダースモールから組織の長としての帝王学を学んだ結果 ハルトも王として一歩成長しているのである

 

 

罰ゲームは子供じみているが 逢魔国民にとって飯抜きは死刑に匹敵する刑罰なので全員目の色変えて襲いかかった ジークは何で?と首を傾げているが

 

 

「お前が何目的で俺に接触を図ったかは知らない……けどな束や仲間達に手ぇ出してみろ……どんな手段使っても…テメェには絶対醒めない悪夢をくれてやる」

 

 

「はははは!そりゃ良い!同じ夢を見続けるのなんてつまらないしな!お前さんが終わらない悪夢として暴れるなら俺は喜んでついてくぜ」

 

 

「ついて来たいなら先ずは俺の役に立てる事を証明しろ」

 

 

「はいはい、まぁ見てなって!」

 

 

燥ぐ子供のように暴れ出すドォーンは武器にエネルギーを込めて振り下ろすと突如現れたのは断頭台の刃 それが降り注ぐと黒影トルーパーは爆散 そして地面に生えた刃が一気に黒影トルーパーを切り裂き出す

 

 

 

「んじゃ、これで終わり」

 

 

『punish shoot!the end!』

 

 

すると同時に現れた紫の龍が背後から炎を纏わせて放つライダーキックを放つ

 

 

「あれ…これ…実の親の顔より見たライダーキックだ」

 

『もっと親の顔を見ろよ』

 

 

「見たくない…因みにアレに叩き込みたいのはクリムゾンスマッシュな」

 

『殺意が高過ぎる!』

 

 

 

「これだけじゃないぜ」

 

 

「へ?」

 

 

同時に竜の影から現れた4本の柱 それが黒影トルーパーのもとに集まり現れたのは

 

 

「アイアンメイデン?」

 

 

拷問器具の代名詞 アイアンメイデンにある内側の針で串刺しにされたときたのだ

 

 

そこには壊れたベルトと変身してた構成員…ふむ

 

 

「どうだアイアンメイデンなんてオシャレだろ?」

 

 

「お、おう…しかし拷問器具や処刑道具を武器にするセンス気に入った」

 

 

「それは良かった」

 

 

「しかし……本当に橘さんじゃないんだよな」

 

『どんだけ疑ってんだ』

 

 

「ま、その辺は後で…しかし俺の必殺技を途中キャンセルしたのは気に入らないがな」

 

『言ってる場合か』

 

 

「……む!」

 

『ディケイド』

 

 

「こうなったら…これだ」

 

『ATTACK RIDE GIGANT!』

 

 

取り出したのはG4のメイン武器 ギガント それを肩に担いで狙いを定めると

 

 

「発射!」

 

 

そのまま弾頭が命中し多くの黒影トルーパーが吹き飛ぶ事になったのである 他所では

 

 

『FINAL VENT』

 

『exceed charge!』

 

『KHAOS DESTROY!』

 

まぁお察しの通りだ

 

 

大半の亡国企業の構成員は死ぬか捕縛された…主にネガ音也やメカ凌馬、ゴルドドライブが戦った連中だがな

 

 

しかしまぁ

 

 

「アレには逃げられたか」

 

 

肝心のオータムとスコールには逃げられたときた まぁ捨て鉢を利用して大将が逃げるのは当然の行いというが

 

 

「ゴルドドライブ」

 

 

「アレにナノマシンを付着させた、その気になればいつでも探知出来るぞ」

 

 

「よし……さて、よくやったな皆の衆!褒美として…この世界にいるネオタイムジャッカー残党と亡国企業の連中…それと俺と束に喧嘩売った国がある…そこで好きに暴れて、目につくものは奪って良いぞ」

 

国王直々に略奪権を合法化されたときた しかも好きに暴れてよいとの事で全員が喝采するのであった

 

 

「これがアウトサイダーズ……」

 

 

「さーてジーク、お前さん…俺達について来たいと言ったな?その言葉に二言はないか?」

 

 

「あ…あぁ」

 

 

「なら良し、ならアウトサイダーズ流の歓迎会を開いてやれ」

 

 

「待ってたぜ魔王」

 

 

「やったーー!」

 

 

「え?」

 

 

そのままジークは首根っこ掴まれ、逢魔の闘技場に連行 アウトサイダーズ達との壮絶な模擬戦をする事になったのであった

 

 

そして取り敢えずの捕虜をウルティマとヤクヅキに任せたハルトは束と一緒に食事をして同じ布団で寝るのであった

 

 

ハルト精神世界 

 

そこにある某リコリコなアナザーゼッツルーム

 

 

「いやぁ〜落ち着くねぇ」

 

 

「じゃねぇよ!暴れすぎだ!」

 

 

「けどアナザーディケイド 、考えてみろコレだけ派手に暴れたら周りの目にはどう見える?」

 

 

「あの頃より強くなった魔王が帰って来たと警戒するだろうな」

 

 

「確かに俺を知る者からしたら、そうだろう…しかしそれだけではない」

 

 

「他にも思惑があるのか!」

 

 

「そうだ………何だと思う?」

 

 

 

「何も考えてないだろ」

 

 

「ふふふ……その通りだ!俺に深謀が出来る脳みそがあると思っているのかー!」

 

 

「シッテター」

 

 

「ま、結果として亡国企業にはダメージを与えた戦力回復には時間がかかるしネオタイムジャッカー残党狩りしてたのもダークゴースト…黒寺ツバメと分かった以上、この世界の事は千冬達に任せて俺も対銀河帝国戦線に加わるべきどと思うんだけどなぁ」

 

 

「そう言えばモールの奴は何してる?」

 

 

「何かその辺の裏社会の連中締め上げてるって」

 

 

「お、おう…」

 

 

 

「それでね………はぁ、王の精神世界に入ってくる命知らずがいるようだな」

 

 

「何!」

 

 

 

「あの押入れの中を見ろ」

 

 

「ん?………っ!!」

 

 

ハルトが戦闘モードになると待機していたアナザーライダー達が視線の先に目掛けて武器を構えたのである

 

 

「待ってくれよ、俺だって」

 

 

「ジーク?流石はナイトメアだな、人の精神世界に入るのは慣れっ子か」

 

 

「そうだ、ビックリしたか?」

 

 

その手にモーゼルC96を携帯しているときた

 

 

「あぁビックリしたとも…そして……何より不愉快だ、この聖域に踏み入れて良いのは俺と俺が認めた連中だけであり貴様のようなものが立ち入ることは認めていない疾く失せよ、されば不問にしてやる」

 

 

「おいおいそこまで「黙れ」っ!」

 

 

アナザーゼッツ由来の明晰夢を使い 虚空から鎖を呼び出しジークの四肢を拘束すると同時に電流を流す、ハルトの覇気と圧にジークは震えるが取り敢えずお仕置きは終わったので解放されると

 

 

「しかし魔王の深層心理がこんな喫茶店だとはねぇ〜」

 

 

「このアナザーゼッツルームをただの喫茶店と思うなよジーク、この喫茶店には……カプセムを出してくれるガチャがあるんだよ」

 

 

「…………は?」

 

 

これだと見せるハルトは

 

 

 

「俺の体には全てのナイトメアの因子や力が刻まれている…つまり!ガチャで出てくるカプセムの可能性は無限大!!よーし!ガチャるぞぉ出てこい出て来い!ノクスの使うガンやウルフのようなカプセム達ぃ!」

 

 

とカプセムドロッパーを10回回すも

 

 

「全部持ってるううう!」

 

 

出てくるのはトランスフォーム、ウイング、ワンダーなど同じカプセムの山である 

 

 

 

端的に言おう10連爆死である

 

 

 

「ど…どうしてバリアやリカバリーとか普通に使えそうなのが出ないのぉ……何でウイングとかワンダーとかトランスフォームとかプロジェクションばかり…俺のガチャ運は死んでるのぉ……っ!そうだ……当たるまでガチャれば100%!俺は諦める訳にはいかないんだ!当たるまで無限ガチャしてやるう!!」

 

 

「辞めるんだハルト、それ以上は不味い」

 

 

「落ち着けハルト!これ以上ガチャっても良い事ないぞ!」

 

 

「爆死して心の闇が深くなるだけだ!」

 

 

とアナザーゼロとアナザーライダー達が取り押さえるがハルトは

 

 

「HANASE!!俺はインパクトとかグラビティとかブースターとか手に入れるんだ!あわゆくばデュアルメアが出るまで俺は止まらないぞ!」

 

 

「あのカプセムがガチャが出る訳ない!サイズ感を考えろおお!」

 

 

「嫌だ嫌だ!もっとガチャ回すんだ!」

 

 

「ダメだ!もう今日のガチャは終わりだ!」

 

 

「そうだ!ガチャ回し過ぎるのは体に良くないぞ!」

 

 

「ならばこの大人のカードの力を見せてやる」

 

 

と取り出したのは何処かの透き通るような世界観で出てくるようなカードであった

 

 

「おいコラ待てええ!何処からそのカード取り出したああ!」

 

 

「何か青い髪をした白服の女性から貰った!何か別世界の俺とか先生を助けてとか言ってたけど……先生って誰?」

 

 

「知らん!」

 

 

「それとこれは没収です!」

 

 

「そんなぁ!」

 

 

「当然だお前にカードとか任せたらどうなるか…」

 

 

「ふっ、ならば俺の最終奥義を使う時が来たようだな」

 

 

「な、何をする気だ…」

 

 

「最終奥義だと!」

 

 

「あぁ、もう10連回すのをダメって言うなら俺は今ここで!」

 

 

「此処で?」

 

 

「床に寝転がり全力で駄々を捏ねる!」

 

 

「いや魔王の最終手段それで良いのか!」

 

 

「大の大人が駄々を捏ねるって…見る奴の精神衛生も考えろ!」

 

 

「やなこった!」

 

 

「駄々捏ねてもダメなものはダメだ!」

 

 

「何でさー!いいじゃんガチャさせてよーー!」

 

 

と涙目で駄々を捏ねるハルトに

 

 

「えぇ…」

 

 

「ジークと言ったか、アレが相棒の素だ」

 

 

「ほらハルト、今日は招かれざる客もいるんだから!な!」

 

 

「カッコ良い所を見せないとダメだろ!」

 

 

「ええ……うぅ…」

 

 

「対応したらもう10連回して良い」

 

 

「おかのした!」

 

 

するとハルトは身なりを正して椅子に座ると

 

 

 

「ジーク、お前の望みを言え どんな望みも叶えてやろう、お前が支払う代償はたった一つ」

 

 

「………お前の精神世界の一部を貸して欲しい」

 

 

「ほぉ?」

 

 

「見返りは各世界にいるナイトメア達の管理人、それでどうだ?最近は野良連中の扱いにも困ってると聞いたぜ?」

 

 

「ふむ…」

 

 

今までの怪人達と違って ナイトメアは一種の精神生命体である性質上 俺を知らない、命令を聞かない野良個体が暴れて回ってるのも事実 ブラックケースなんて呼ばれ方をしてる世界もあるらしい 大半は自分の下に集まったが夢の数だけナイトメアはいるらしいからな

 

 

「一応、俺もカイにならって集まれって命令は出してんだけどな」

 

 

「そいつらの回収も俺がやってやる」

 

 

「けど、それだけが見返りでは弱いな罷りにも貴様は王の聖域を貸せと言ってる役職就任では対価に釣り合わん寧ろ当然の事をさも対価のように言うな家賃は払って貰うぞ」

 

 

「なら何を?」

 

 

「何、簡単な事だ俺に忠誠を誓う事、その代わり俺が弱いと判断したらいつでもこの首を狙って良いぞ」

 

 

「へぇ…それは良いな、なら一つ魔王に情報を」

 

 

「何だ?」

 

 

「カプセムだけど 同じものを重ねた能力が倍増するぞ」

 

 

 

「…………は?」

 

 

いやいやまさかとカプセムを重ねると片方がヴォイド化したが残り一つがキラキラに輝いているではないか!

 

 

「え?マジで!!」

 

 

そう思ったハルトはダブり倒したトランスフォームカプセムを重ねまくった結果

 

 

「カプセム使うだけでゴム人間みたいなムーブが出来るようになった!」

 

 

「それ元からだろ?」

 

 

「まさかカプセムがダブり倒した事が無駄ではないとはな」

 

 

「そんなにか?」

 

 

「何故かこのカプセムドロッパーは不均一アソートのような品質なんだ!確率なんてあったものじゃない!だけど同じものが出て強くなるなら…新しいのは不用!既存のが出てくれば更に強くなる!さぁ!もう一度の10連だ!さぁ理想を抱えて爆死しよう!」

 

 

「え?爆死願ってんの?」

 

 

「ジークよく見ておけハルトは、こういう時」

 

 

10連後

 

 

「何で全部新しいのが出てくるんだよぉ!!ふじゃけるにゃあ!!せめて何か被ってよおおおお!」

 

 

と床に寝転がり絶望するハルトがいた全部未所持のカプセムだったので

 

 

 

「だいたい望みと逆の現象が起こる」

 

 

「………」

 

 

 

「ほら起きろ相棒」

 

 

「うわあああああ!!…んでジーク、お前に精神世界の一部を貸すのは良いがナイトメアはどう管理する?」

 

 

「急に正気に戻るなよ…そうだなぁ牢屋にぶち込んで、必要なら出す感じだな」

 

 

「まぁ今はそれで良い野良個体は従順になるまで躾けてくれ、だが単純な私利私欲の為に同胞を弄ぶ事だけは許さん、それだけは肝に銘じておけ」

 

 

「へいへい」

 

 

「しかし俺の精神世界を監獄に出来るなら別の使い道もありそうだな」

 

 

「常葉ハルトと秘密の拷問部屋か!そりゃ良い!」

 

 

「黙れ明晰夢の囚人、俺の精神世界はホグワー○よりもおかしいと言いたいのか?」

 

 

軽口を叩くが何というか暖簾に腕押しという感じだ、まぁ危険人物を見張る意味合いなら最適解だろうと判断したハルトであった

 

 

 

そしてジークを拡張した部屋を預けるとアナザーディケイドから新武器の素材について提案された

 

 

 

「は?俺の神器を?」

 

 

それはハルトが持ってる神器 星砕剣と星穿銃である

 

 

「そうだアレはお前の魂が武器の形を成したもの以前からのオーダーであるお前に合わせた成長も可能だし何より神を殺せる武器だからな素体が良ければ質も良い筈だ」

 

 

「辞めて!俺の魂に乱暴するつもりでしょ!」

 

 

「お前の魂はその眼魂にあるだろう、それがあれば問題無い筈だ」

 

 

「あ、バレてるか…まぁノリは大事だよ……けどさ俺の魂を賭けるんだからちゃんとしてね」

 

 

「当たり前だ誰に言っている?」

 

 

「世界中の誰よりも俺が心の底から信頼している最高の半身達にかな」

 

 

「ふっ…そうだな俺達も世界中で唯一の友と認める王に心血を注ぐとしよう」

 

 

「おう!」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

そして翌朝

 

 

「(あの事件、ガス爆発で済ませたらしいけど…誰がやったんだろ?)」

 

 

考えられるとしたら亡国企業…自分達の関与を伏せる為ならやるだろう、それか別勢力とも考えられるが

 

 

「(俺が暴れた映像をばら撒けば俺を社会的に殺せただろうに)」

 

 

特に男性への当たりがキツイこの世界ならやりかねないが…

 

『それをしたら貴様が自由になり手がつけられなくなるからだろうな表社会の身分は時に人を縛る鎖となる』

 

 

「(そういうもんか)」

 

 

そう笑うと一夏はゲンナリとした顔でいた

 

 

「一夏、お前何があった?」

 

 

「なぁハル兄…知ってるか?」

 

 

「何を?」

 

 

「箒達に襲われた」

 

 

「分かったそれ以上言うな義弟よ」

 

 

「ハル兄は昨日何してたの?」

 

 

「恐怖、徘徊するパジャマ男の討伐クエストをやってた」

 

 

「え…マジで!?」

 

 

「まぁ予想外の人物だったよ」

 

 

「何処にいるの?…あ!まさかウルティマさんやヤクヅキさんに預けたの?」

 

 

「一夏…何故直ぐ拷問をかけると思った?」

 

 

「日頃の行い」

 

 

「…ジーク」

 

 

するとハルトの影からいきなりジークが現れたのである

 

 

「呼んだか魔王?」

 

 

「うわぁ!何処から出たの!てか誰!」

 

 

「この人がジーク、お前達が怪奇パジャマ男と呼んでる奴だ」

 

 

「よろしくな」

 

 

「よ、よろしく……えーと…ハル兄この人は?」

 

 

「ん?アナザーWの調査だと懲役1000年くらったヤベー奴」

 

 

「何だ、ただのアウトサイダーズか」

 

 

「アウトサイダーズの時点で普通でないが?」

 

 

「普通じゃん、ハル兄基準だと」

 

 

「何だよ俺以上にヤベー奴等がいるのかよ!こりゃ楽しみだな」

 

 

「逢魔には頭のネジがぶっ飛んでる奴がかなりいるよ、何せ国王がコレだし」

 

 

「確かな〜」

 

 

「んん〜何か言ったか一夏ぁ?もう一編言ってくれないかな?」

 

 

ハルトはナチュラルに一夏へプロレス技をかけた

 

 

『オクトパスホールドだ!』

 

『PTAが黙ってねぇぞ!』

 

『いや、俺タコ嫌いなんだよ!』

 

『え、エボルトいつの間に!』

 

 

 

「ごふぅ…ちょっ!ハル兄!ギブ!ギブ!」

 

 

「ふぅ…仕方ない奴だな、取り敢えずお前には一部始終を話しておこうと思ってな…んでお前は昨日何してた?」

 

 

「皆と遊んでた」

 

 

「お、おう…」

 

 

「それと千冬姉のメイド服は破壊力ヤバかった」

 

 

「ん?千冬の何だって一夏?」

 

『オーズ…プトティラ』

 

 

「え、あ…」

 

 

「ジーク、お前は先に野良個体を集めておいてくれ俺は兄弟としてのコミュをしようと思う」

 

 

「りょーかい」

 

そう言ってジークは影に戻ると

 

 

「いや写真あげるから許してください!!」

 

 

「いらないよ……まずは…その目を抉り取ってやろうか?」

 

 

「っ!逃げるわ恥だが役に立つ!」

 

 

「逃すかボケえええ!!」

 

 

ハルトと一夏の壮絶な鬼ごっこが始まる結果はカレンとオリガに止められたが…その後

 

 

「千冬」

 

 

「何だハルト?」

 

 

「何でイベントでメイド服着てるのさ!俺に内緒で…とか狡い!」

 

 

「ど……何処からその情報が…」

 

 

「一夏」

 

 

「一夏あああああ!」

 

 

一瞬で走り去った千冬、そして数分後に聞こえる断末魔…一夏よ安らかに眠れ

 

 

と見送った後 ハルトは当初の目的がある程度達成された事もあったので逢魔のメンバー全員を呼んで会議をする事にした

 

 

 

「って訳でネオタイムジャッカーの残党狩りしてたのはダークゴーストだった訳だ、彼の話だと更織簪への恩返しらしい…まぁ現状は放置しても問題ないだろうね」

 

 

ハルトの意見に千冬と束も頷く 特に千冬は学園側の人間としての意見を出した

 

 

「そうだろうな…今後の学園行事を考えると外部に顔出しするのは屋外競技のキャノンボールファストと京都への修学旅行くらいだからな外部の連中が何か仕掛けるならそのタイミングを見るだけだ」

 

 

「そう言えばオータム ?のチケットって誰から貰った奴なの?」

 

 

「調査済みだが少し面倒な事になってな」

 

 

「どゆこと?」

 

 

「とある代表候補生のチケットで入っている…のれは下手すれば亡国企業が各国政府と繋がりがある可能性が出てきたと言う事になる」

 

 

「それなら束さんがコアを停止させればOK!」

 

 

「最悪…俺が逢魔の軍勢率いて攻撃してもOK!」

 

 

「辞めんか馬鹿者!」

 

 

「「あふん!」」

 

 

 

「それは最終手段だ」

 

 

 

やはり千冬の拳骨で倒される2人に周りも意見をする

 

 

現状なら自分達で対処出来るという考えと暫くハルト達に残って貰う事である

 

 

 

「確かにジークみたいな例もあるからな…警戒しておくに限るが」

 

 

在野の勢力 つまり逢魔に参加を表明してない勢力や個人の台頭もあるのならば警戒するのは

 

 

「そう言えば今ジークは何してるの?」

 

 

「アウトサイダーズ式の歓迎会中」

 

 

それ即ち全員参加のバトルロワイヤルである

 

 

「あぁ…」

 

 

「可哀想に」

 

 

そして出した結論は暫くハルトに残って貰う事に落ち着いた やはり亡国企業を壊滅させた訳ではないのとライダーシステムという点を考えればハルトが適任という事になったのと増援でも呼ぶかとなったがメカ凌馬、ネオ黎斗、ゴルドドライブは辞めてと言われた…まぁ仕方ないと割り切るのだが

 

 

「何かもう考えるの面倒くさいから、アンアンちゃんとかユキ呼んで魔法使って貰う?」

 

 

「いやダメでしょ」

 

 

「だよねー」

 

 

やれやれと肩を竦めたハルトは溜息を吐くのであった

 

 

 

そう言う話をしている時に

 

 

 

「大変だ!一夏と箒に雑誌の取材が来たぞ!!」

 

 

部隊では一夏の副官でもあるオリガの一言で千冬は思わず

 

 

「学園の中なら安全だと言うのに何故外に出そうとする!」

 

 

「いやまぁ…取材したがる気持ちは分かるが」

 

 

何せ世界初の男性適合者と発明家の妹だからなぁ

 

 

「主…追加報告ですがクロエ様にも取材依頼が」

 

 

カレンの報告に

 

 

「全力で断れ!何かもうキナ臭いわ!」

 

 

「そうだよ、くーちゃんに取材なんて…そんな体で言い寄ろうだなんて良い度胸だね!」

 

 

「つかクロエの事は…」

 

 

そもそもの生い立ちから考えると、この世界では余り表に出したく無いのも事実なのだからなと内心呟くと

 

 

 

『人造人間の失敗作なんだろ?そんなのが表にバレたら面倒だよな?』

 

 

 

誰にも聞こえないジークの言葉 しかし精神世界の主である魔王にはハッキリと聞こえた

 

「……………」

 

 

精神世界にいたジークの奴がハルトの特大の地雷を踏み抜いた

 

 

そして魔王を知るものは心得ていた 普段の感情を荒立て怒る魔王はまだマシ ある度合いまで行くと完全に沈黙して表情が消える

 

そうなったら誰にも止められない

 

 

「………ごめん少し離れる」

 

 

それだけ言うと瞑想に入り精神世界のアナザーゼッツルームへ飛ぶと

 

 

「………」

 

 

「お、おいちょっと待て!!」

 

 

無言で首根っこ掴んでジークを運ぶと、明晰夢の力で場所を開けた荒野に変える

 

ハルトは精神世界だからとばかりに

 

 

「………化身」

 

『グランドジオウ』

 

 

マジギレしていた アナザーグランドジオウに変身するとジークへ近づく

 

 

「っ俺が何したんだよ!」

 

 

「俺の家族を侮辱した、それだけで万死に値する」

 

 

「っ!!」

 

『ナイトメアライダー!パニッシュ!!』

 

 

ジークも慌てて ドォーンへ変身して迎撃するが やはり地力そのものが違いすぎた

 

 

「その程度で俺に勝てると思ったか」

 

ザンバットソードとキングラウザーの二刀流でドォーンを追い詰めていく ドォーンも反撃するがランゴのオートガード、それをすり抜けて斬撃を浴びせても グロッタの吸収したダメージを放出した強化攻撃でダメージを負うのである

 

 

「ふざけるなって!!何でそんなに怒ってんだよ!」

 

『パニッシュ・シュート!ジ・エンド!』

 

 

大剣モードに放たれたエネルギー斬撃が命中、それと同時に現れたアイアンメイデンがアナザーグランドジオウを閉じ込める 

 

 

 

しかし中から現れたのは無傷のアナザーグランドジオウであった

 

 

 

「おいおい…」

 

 

 

そのアイアンメイデンの針は全てオートガードで防がれていたのだから

 

 

 

「それが分からんお前では俺に生涯勝つ事はない」

 

ザンバットソードとキングラウザーを投げ捨て……ずに、ソッと地面に置いてアナザーウォッチを操作 物理的にトドメに入る

 

 

『アナザーオールトゥエンティ!!タイムブレイク!』

 

 

「しゃおらああああ!!!」

 

 

同時に構えを決めたアナザーライダー20人によるアナザーキック それを食らったジークは爆破 強制変身解除となる

 

 

 

「……くっ」

 

 

倒れるジークに対して頭を鷲掴んで睨みつけ

 

 

「次はねぇぞジーク、次…同じ真似したら」

 

 

 

同時に表情が削げ落ちた顔とまるで幽霊のように低い声で告げる

 

 

 

 

「必ず殺す」

 

 

「……わ、分かった」

 

 

お仕置きが終わったのでジークごと現実世界に戻ると

 

 

「あれ?ハルくん?どうしてそいつノビてるの?」

 

 

「お仕置き」

 

 

「あぁ…」

 

 

束達のリアクションで概ね何があったか理解したのか全員ボロボロのジークへ同情の目を向けたのである

 

 

そして肝心の取材については

 

 

「私も行ってみたいです」

 

 

「「そうかー!それなら仕方ないなぁ!!」」

 

 

親バカ2人は娘の意見には勝てなかったのである

 

 

 

という訳で

 

 

「ウォズ、ジョウゲン、カゲン、フィーニス、ヤクツキ!お前達にクロエの護衛を任せる」

 

 

「「「「はっ!」」」」

 

 

「分かってるだろうが…クロエに何かあったら………分かるな?」

 

 

「「「「はっ!!」」」」

 

 

「それよりもハルト坊、一つ良いか?」

 

 

「何だフィーニス?」

 

 

「何故ウォズがここに居る?」

 

 

「それはだな」

 

そうハルトが近づくとウォズは臣下の礼を取ったままであるがハルトは笑顔で

 

 

 

「良くやった」

 

 

「はっ!」

 

 

「ん?」

 

 

何のこっちゃと混乱する幹部達をハルトは無視して

 

 

「お前を最高幹部に復帰させる、役職はお前が百貌さんを生かした諜報部門の長としてだがな」

 

 

「ありがたき幸せ」

 

 

「「「っ!!」」」

 

 

その言葉に付き合いの長い面々は喜びを持って答えていた が

 

 

「どう言う事ですが魔王様!?」

 

 

フィーニスは納得いかないという態度だが

 

 

「ウォズには以前から現地世界諜報部門の設立を相談していてな、その設立の為の時間稼ぎとして追放してた訳だ」

 

 

「けどそれならそうと言ってくれれば」

 

 

「ウォズが完全にフリーになるからこそ意味がある逢魔の力に頼らない情報網の構築 それが出来るコミュ力がお前達にあるか?」

 

 

「「「「………」」」」

 

 

「忘れてると思うけど、今の逢魔って2000を超える星系と異世界単位の直轄地を持つ一大勢力なんだよ?そんな勢力全てを網羅した諜報網の構築なんてやってのけたウォズは大手柄以外に何て形容するの?」

 

 

 

全員沈黙する当たり自分の教育が間違ったと頭を抱えるハルトだが

 

 

 

「それにだ俺をよく抑えてくれるお前とネガタロスには今後とも側仕えしてもらうけど良いか?」

 

 

「まぁそれなら」

 

 

フィーニスは納得すると改めてウォズを見やり

 

 

「今まで以上に内部争いは苛烈だぞ?それでも付いてくるか?」

 

 

「無論、この身果てるまでお供いたします」

 

 

「よろしい」

 

 

それだけ言うとハルトはアナザーシノビ、クイズ、キカイのウォッチを渡したのである

 

 

「けと次はないぞ」

 

 

「はっ!」

 

 

ウォズ 最高幹部に復活!

 

 

その一報は逢魔王国へ激震が走る

 

 

その報告に奮起するもの怯えるもの多様であったが 皆一様の感想は

 

 

「「「「「「(コレでハルトのブレーキが出来たな)」」」」」

 

 

であったのは言うまでもない

 

 

 

「そういやぁウォズは知らない面々もいるだろうから挨拶しておけよ」

 

 

「かしこまりました我が魔王」

 

 

「期待してるぜウォズ」

 

 

普段通りのヘラっと笑うハルトがいたのであった

 

 





予告

諸々の準備が整いつつ ある面々 一夏と箒は雑誌の取材に向かう その会場で一夏は出会う まるで何処か儚い雰囲気を纏う鉄騎を纏う少女と

それは福音か新たなる修羅場の始まりか

役者が上がった時 空から恐怖の大魔王が降ってくる

次回 天災 お楽しみに

オマケ

ライダー視聴 響鬼編

響鬼編


「あぁ……だからハル兄は鍛えれば全て解決するとか言ってんのか」

『良くも悪くもハルトの脳筋に影響を与えているな』

「そうだよねぇ…ん?魔化魍って夏になると強くなるんだ?」


「そうだな例えるなら陽キャやパリピとされる人類はイベントの多い夏での活動が活発になるだろう?それと同じだよ」


「成る程!」

『いや成る程じゃねぇよ』


「けど鍛えれるだけで解決図るとかハル兄も同じ事言ってるよねぇ」

『全くだ』


「おいテメェ等、何処に納得してる?」


「だってハル兄は鍛えられたら全部解決する!って言うじゃん」


「当たり前じゃん」


「改めて見ると音撃道の楽器って少ないんだね」


「そんな貴方に響鬼の劇場版!色んな楽器を使うご当地鬼が出てくるよ!」


「ご当地鬼って何!」


「日本には古来より茶道、花道、剣道、弓道、音撃道、戦車道のように紳士淑女の育成に事欠かない分野があるよな」

「ハル兄、世の中に音撃道や戦車道はないからね?」


「え?戦車道無いの!?」

『ある訳ねぇだろ!』


「おーい誰か!ハル兄の頭に音撃打入れてくれない?」


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