カグ槌です。今回出る新キャラ達ですが たにp さんの提供になります!たにpさんありがとうございます!
追伸 アギト前夜祭見ましたが見覚えのある焼肉屋さんが出てきた事に面くらいました…
では本編をどうぞ!
前回のあらすじ
アカツキを追いかけ幻想郷に駆けつけたハルト達 その裏で暗躍していただろう白スーツと仮面ライダータッセルと接敵する事となったのだ
幻想郷の森では予想外の戦闘が繰り広げられていた
「ほらほらほら!」
ザモナス・シャドームーンアーマーはサタンサーベルによる刺突を中心、ゾンジス・RXアーマーはリボルケインによる斬撃を中心としての連携攻撃で攻め立てる
しかしタッセルは無銘剣を逆手にしたまま弾き逸らすなどして回避する、やはり聖剣に選ばれるだけあって剣士としての力量は向こうのが上と来た
「やっぱり聖剣に選ばれるだけはあるか」
「それ以前にあの聖剣はハルト様のものだろう!何故アイツが持っている!」
その問いにタッセルが答えた
「この聖剣は世界を滅ぼす為に作られたもの…故にその願いを持っている人の元に現れる…」
「「………あぁ」」
何か得心が言った様子でハルトを見る2人
「そりゃ魔王ちゃんの所に来るよ」
「うむ」
今では家族や大事な仲間も増えて丸くなったが建国前から付き合いのあるロイヤルガードやウォズは良く知っている
あの人の根っこにあったのは身内への厚い信頼や情の深さ、そしてとんでもない憎しみや怒りである
そりゃあの環境で生まれ育ったなら世界なんか滅べと願うだろう その心境に至る理由を知っていたのだから
「前に聖剣に選ばれた世界線の魔王ちゃんもいたけど…あの人はどう思ってるのかな?」
「知らん」
魔王側は新武器のアナザータイムバスターの連射により弾幕射撃とドミニオンレイによる弾幕射撃を行っていた
中遠距離戦の射撃は森林地域での戦闘 普段なら問答無用での広範囲攻撃と洒落込むが流石に縄張りとしている幻想郷にそんな真似できない
「(やっぱりディフェンスは合わないな!)」
ならばゲームエリアのような場所に隔離するのみとアナザーエグゼイドになろうとしたが瞬時に止められた
「他のアナザーへ変身させない」
「ちっ!」
恐らく リプログラミング出来るマキシマムやハイパームテキを警戒しているのだろう
こちらにあるのはカタストロムの攻撃力とアナザータイムバスターの射撃……ん?待て
「(剣は無いの?)」
ハルトの星砕剣と星穿銃は二対一対の神器である、もし改造してるならと尋ねると
『勿論あるぜ!』
やっぱりか!それはグッドニュースと喜ぶが
『けど残念ながらアナザーウォッチを装填は出来ない、使わないなら出してやる』
「わかった大丈夫!俺、ハルト約束は守る男!」
『いいか!使うなよ!絶対に使うなよ!』
「そこまで信用ない?」
『まぁ良い、ホラよ!』
そして現れたのは
「っしゃあ!覚悟しろよって…わぉ」
アナザージオウの顔が装飾として使われている…見た目で言うなら長針と短針がついているライドヘイセイバーだが
「何で騒がしい方を用意してくれたのかなぁ!」
『名付けてアナザーサイキョーギレード!神器の持ち主の感情の爆発による成長の振り幅を生かしお前の成長に合わせて成長する武器だ!』
「アナザーヘイセイバーって呼べよ!」
『平成以外のアナザーもいるだろ?ほら使ってみろ』
「っしゃあ!」
引き金を引いてみるが何も反応がない
「………おい」
『しまった…これはアナザージオウ専用装備だ』
「つまり?」
『アナザーゼッツから切り替えろ!』
「結局か!こうなりゃ……男は度胸!!」
と自分の足元に弾幕を展開 舞い上がった粉塵に紛れて変身しようとしたが
させないとばかりにドミニオンレイが全方位からレーザーの雨を降らせたのである
『ジオウ』
アナザージオウに変身する しかし変身前にレーザーが生身の体に直撃したが
「カイドウさんが言ってたな…覇気は全てを凌駕するな」
武装色で全弾受け止めたのである
「いや待てそれはおかしい」
「おかしくて結構!!色んなネジが外れてなきゃヤベー奴等の大将なんて務まらねぇぜ!!」
アナザージオウになった事でアナザーサイキョーギレードが起動する
『アナザーサイキョー!』
何処か曇った低い声で称えていると来たが
「お前たち……自画自賛して楽しいか?」
『はっ倒すぞ!システム音声だからなコレは!』
「はいはい」
『なんかムカつくな!』
「んじゃやるか」
「姿を変えた程度で良い気にならない事ですね!」
ゲイザーゼロのドミニオンレイが一斉に包囲しての弾幕射撃を敢行するが
「はっはぁ!」
未来視と伯爵とモールによって施された目隠ししての全方位ビームをライトセイバーで逸らすという特訓が予想外の形で発揮される事となったのだ ビーム全弾がアナザーサイキョーギレードによって叩き落とされていく
「くっ!」
「この武器さ、こう使うんでしょ!!」
アナザーサイキョーギレードの長針部分を操作して本家よろしく固定する
『YEAH!アナザーディケイド!!』
「行くよ!!」
同時にトリガーを引く
『アナザーディケイド!デュアルアナザーブレイク!!』
マゼンタと紫の斬撃がエネルギー波となって襲いかかる ゲイザーゼロは慌ててドミニオンレイで防壁を作る 5枚のうち3枚を破壊したのであるが
「堅っ」
『まだ調整が必要だな』
「なぁ……何がデュアルなの?」
『今それ聞く!?』
『アナザージオウには他のアナザーに変身する力がある、その力と俺達の力を合わせてデュアル』
『これこそが俺達のアーマータイムだぜ!』
「そっか……なら!」
『YEAH アナザーブレイド!!』
『まだいけるぞ!』
「え?」
『長針を回してみろ』
「おう」
そのまま短針が固定されたが長針部分が回転させると
『YEAH!アナザーギャレン!アナザーカリス!アナザーレンゲル!another complete』
「は?』
『ブレイド!ヒストリーブレイク!!』
その言葉に合わせて雷、炎、風、氷の力が剣に収束していくのである それはまるでフォーカードのような斬撃を放つのであった 流石のドミニオンレイの防壁もこの波状攻撃の前には防ぐ事が出来ないでいたのだ
「スゲェ威力だ……」
「くっ…まさかそんな隠し玉があったなんて」
「隠し玉?残念ながらこんなの平常運転なんでな」
「クソ…能力ごり押しなら……交代ですタッセル!!」
「ん」
「行かせないよ!」
「邪魔」
妨害しようとした2人に納刀した無銘剣を抜刀して必殺技を解き放つ
『TASSEL BREAK!!』
「ふっ!」
「くっ!」「何の!」
2人は防御姿勢を取るがその間にハルトの所へタッセルを行かせてしまったのである
「次はお前か」
「お前を行かせる訳にはいかない」
「テメェにはウチの四天王をやられたお礼参りもあるんでな!徹底的にやらせて貰うぜ!」
「よしタゲはあっちに「行かせないよ」くっ!」
「ハルト様の変わりに俺達が相手しよう」
「お前放置してるの良くないだろうからね」
「この腰巾着がぁ!!」
「生憎ですが貴方は負けているのですよ兵力差でね」
「っ!」
回し蹴りを叩き込むが誰もいない それはまさか
「アナザーシノビ…まさか!」
「我が魔王ではありませんが…そう私こそ……忍びなれども忍ばない!アナザーシノビ!!」
「いや忍べよ」
「流石ウォズちゃん忍ぶよりも暴れるぜ!って事か!」
「ウォズ、お前諜報機関のボスになったのに…そこは本家よろしく忍びと書いて刃の心!とか言えって!」
「それよりも何故貴方が此処に!」
「失礼ですね我が魔王いる所に私ありです」
「ストーカーか!」
「違います!!」
「お前達、此処は私に任せてアカツキを捕まえてきなさい!」
「おう!」「任された!」
と2人は森の中へ走り出すのであった
「くっ」
「行かせませんよ森で忍者に勝てると思っているのですか!」
「ですが魔王にタッセルを当てて良いのかな?」
「何?」
「あのタッセルは!」
その頃 アカツキはと言うと
「え……じゃあ何で生き返ったか分からないの!」
「うん…そうなの」
クイーンと歓談していたのである 近くで爆炎が上がっても あぁ今日も弾幕ごっこしてんだなぁ くらいの感覚であり 完全に物騒な逢魔に毒されていたのである
「それよりもアカツキは今何してるの?」
「俺は今ある人の所でお世話になってるよ……」
「そうなんだ」
ふと思う このまま彼女…マンゲツと一緒に逃げる道もあるのでは?と思ったが…別に逃げる理由がない、諸悪の根源であるアカツキだってハルトがいれば大人しくなるし部署も違うのだから顔を合わせる機会だって無い…が
「どうやって生き返ったかが分からないと…あの魔王は疑り深いからなぁ」
普段がポンなハルトだが何故かスイッチが入ると凄い頭の冴えを見せる…この時のハルトをボケ老人と言ったウヴァは磔にされドリルアームなどのバースのCLOWSで全身のセルメダルをガリガリ削られたのであった
「そもそもマンゲツ1人で此処に?」
「うんうん白いスーツを着た人と女の子みたいに可愛い男の人が案内してくれたの」
「そっかぁ……白いスーツ?」
「うん自分の事を白スーツって言ったの」
その一言にアカツキはヤベェ、絶対に出所は隠さないとダメだコレ!と理解したのであった
「それともう1人は「見つけたぁ!」え?」
そこに現れたのはザモナスとゾンジスである
「探したぞアカツキ!!」
「もう仕事放り投げて何してるの……ん?あぁその子が」
「ヤクヅキの被害者か」
「事実だけ切り抜くとな…で俺を殺しに来たか?」
「いや魔王ちゃんがナツキ以外に、そんな命令出す訳ないでしょ!」
ナツキは相変わらずの扱いであった
「俺達はお前を探して来いと言われた…無事で良かった」
「良かったぁ…あの魔王は…」
【何で子供ってショッピングモールで泣き喚くんだろう……あ、そんな事より赤ちゃんってさグーで殴ると滅茶苦茶泣くよね!】
「と言うヤバい奴じゃないかなと思う」
「いや流石に魔王ちゃんもそこまで人間の心無くしてないからね!?あの人は確かにヤバい人だけど人として超えてはダメな一線は超えてないから!!」
「むしろ不敬罪で締め上げられるぞ!!」
「けど魔王ちゃんいなくて良かったかもね、いたら」
「そのクイーンを見て恐らく敵が擬態している!とか言う」
「だよなぁ…」
「えーとアカツキ、この2人は?」
「同僚だよ、それで魔王は?」
「今ウォズも一緒に敵と交戦中だ」
「なら早く加勢しないと」
「白スーツさんを虐めてるの?」
「いや寧ろ虐めてきたの白スーツの方」
「加害者が被害者に見えるくらいにやり返すのが逢魔の流儀だが…」
「それでマンゲツ、さっきの続きだけど」
「うん!その人は自分を鉛筆みたいな名前だったの」
その答えに3人は気づいた
「鉛筆?………っ!ジョウゲン、カゲン!!」
「分かってらい!」
「ハルト様!!今すぐ戻ります!」
ーーーー
その頃 アナザージオウはタッセルと戦闘を行なっていた
新武器であるアナザーサイキョーギレードの多彩な攻撃パターンや属性攻撃は流石の無銘剣の前では無効化されてしまう…仮面ライダーの力を打ち消すとは流石は世界を滅ぼす聖剣と感心していたが
「それならこうすれば良い」
所詮は武器の性能だけ、それに無銘剣に選ばれている剣士としても良く理解している
「その聖剣は世界の滅びを本気で望む奴の所に現れる、けどお前にはその意志を感じない力としてあるから使ってるだけだ」
「なら、お前は?」
「今の世界の破壊を望む、あんな弱者が弱者だから怪人が悪というだけで貶し見下し踏み躙られる世界なんて一回全部壊れた方が良い!そして新人類は誰もが誰かを対等に尊重し合える命に満ちた世界を作る……そうとも俺は……あの人…ロードバロン…駒紋戒斗の意志を継ぐ者だ!!」
『YEAH!アナザー鎧武!アナザーデュアルタイムブレイク!!』
「はぁ!!」
エネルギーを込めた刺突は真っ黒なバナナのエネルギーを形成して放たれる 無銘剣で受け止め相殺するが
「何…っ!」
同時に落ちてきたのはグローブと三叉槍、クルミボンバーと影松・真のエネルギーが落ちるとタッセルの周りを爆炎が包み込む
「エターナルフェニックスならまだしも、タッセルダークにはその力はない…無効化能力は便利だがそりゃあくまで聖剣にしか効かないんだよ!」
無効化能力、厄介だけどどうしたら良い?
異能そのものが効かない体質なら物体を媒介して殺せば良い、例えば炎の異能は効かないなら磁力で物体を浮かせて殴ればお終いだ
聖剣の無効化能力は厄介だが無効化するのは聖剣に触れた異能だけ 本体そのものに無効化能力がある訳ではない だからこそ変身者を不死にするエターナルフェニックスが無銘剣虚無を最大能力で稼働させられる 滅ぼすのは別の力に任せれば良い
確かにアメイジングセイレーンやタッセルダークは世界を滅ぼす為の力である、しかしそれは目の前の敵を倒す力では無い
「その姿だと盤上を破壊出来ても中の駒を破壊出来ないんだよ」
だから駒を消すか、別の盤上から駒を呼び出すとかしないといけなくなるんだ
「くっ…」
「さーてそろそろ、その偽りの仮面を引き剥がしてやる」
アナザージオウはそのままアナザーウォッチを装填したのである
『おいいいい!!』
『ウォッチを入れるなと言ったよな!使うなよ!絶対使うなよって!!』
「え?それは使えと言う意味だろ?」
『マジの意味だよアンポンタン!!』
『約束守れよ!セイバーだって約束守るだろ!』
「俺は守ったぞ……お笑い的な約束を!!」
『そっちは守るなよ!!』
剣がエラー音的なものを出しているが
「男は度胸!!」
『another finish Time!』
それに合わせて長針短針を何回転もする 回転するライダークレストに合わせて力を表す
『another riders!』
不協和音が響く中 ハルトはポツリと
「ヘイセイ!とか言わないんだ…何かちょっと寂しい、この武器の形状ならオサレな音声入れてよー!」
『喧しい!!!!』
「行くぜ!!」
同時に目の前に現れた大量のディメンションカードに刻まれたライダー クレストをブレイドのロイヤルストレートフラッシュの要領で全力疾走しながら加速していく
「っ!」
タッセルも脅威を感じて間合いを取るがスカイライダーを逃がさないばりにカードは増え続ける その中で加速は続いていく
「お前は……タッセルやない!!」
ハルトは断じて1秒に24fpsの動きを強要する術式は使ってないが ライダーを語る偽者を代表して あの全知全能の書から道化師となる運命を強いられた語り部に敬意を示した斬撃を解き放つ!
「セイヤアアアアア!!」
『WORLD invasion!!』
世界を侵食し上書きする アナザーライダーの業を表したような紫色の斬撃がタッセルを切り裂いたのである
「うわああああ!!」
爆炎が上がるのを背にしてアナザージオウは鋒をゲイザーゼロへと向ける
「次はお前だ」
更にアナザータイムバスターを片手で構えて銃口を向けるが
「それはどうかな?」
「あ?」
余りの破壊力に仮面ライダータッセルは爆裂霧散した と思われたが
「『刻々帝・四の弾』」
放たれた黒い弾丸は爆裂霧散したタッセルを丸で逆再生するかのように元に戻したのである
「………これは」
それはまるでアナザージオウⅡの回顧のような力……まさかと思い振り向くと そこにいたのは片 瞳に時計を宿したゴシックドレスと二丁拳銃を持つ最悪の精霊
「時崎狂三…」
「キヒヒ……お久しぶりですわね、今は魔王さんとでもお呼びしましょうか?」
「精霊の力は…あぁそうだな」
霊装も天使も持っている あの世界で出会った二亜も七罪も八舞姉妹もハルトもナツキが封印した精霊達は事件解決後もその力を有している ならば彼女だって例外ではなかろうと
「そういやぁ白スーツについてきてたな……っ!」
ハルトは彼女の登場に自分が読み間違えた事を理解した 彼女の能力には分身がある…ならば
自分の関係者が襲われる可能性が高いのだと
「ご安心なさいな貴方の想像してる事はしてませんわ」
「信じろと?」
「私、嘘はつかない主義ですの」
「……」
「しかし貴方も酷い人ですね自分の兄弟を何の躊躇いもなく殺すとは」
「兄弟?」
「えぇ」
「まさかこいつは…アナザータッセルにタッセルウォッチを埋め込んだ個体なのか!」
「違いますわ!!」
「あれ?ソウルメイト的なのじゃないなら…じゃあ俺の兄弟…義弟の一夏に義妹の箒ちゃんか?」
「俺の血縁……となると」
心当たりはある……まさか
「Hシリーズ…」
project high human
ネオタイムジャッカーが数多の勢力と協力した仮面ライダーを倒す生物兵器の研究プランの一つ…正確にはハンドレッド の使うライダーシステム開発に通じるもの、人体に怪人の遺伝子や機構を埋め込む事でライダーシステムに必要な資格をパス出来るかを調べていた
存在する被験者は完成品とも言えるハルトを合わせて10人
大半はカブトが襲撃した際に在野へと降り行方知れず
ハルトはネオタイムジャッカーに与する者、オーディエンスに与するもの 或いは平穏を望む者といるのは知っていたが
目の前にいるタッセルはその1人だと言う事だ
「うへぇ面倒くさ…」
寄りにもよってか…まぁ
「別に良いか」
アナザータイムバスターにアナザーウォッチを装填しようとすると
「まさか本気で殺すつもりですの!」
「当たり前だろ、俺は敵に慈悲などかけないそれが分からないお前達ではないだろう…」
敵対者の末路は総じて決まっていると
「……」
「名前は?」
「H6……面影奏(おもかげ そう)」
「分かった」
「どうして?」
まさか助けてくれるのか?と首を傾げているが
「墓に書く名前が鉛筆みたいな表記は嫌だろ!」
やはりハルトは魔王であった
「よし逃げよう」
「そうですわね白スーツさん!」
逃げようと狂三は影を伸ばしてアナザージオウ達の足を止めに動くのに合わせてドミニオンレイの弾幕射撃を実行する そして足元から粉塵が上がったのに合わせて3人は撤退したのであった
「くっ…追撃に「入らなくて良い」しかし我が魔王!」
「確かに追いかけたいが目的を間違えるな俺達の目的はアカツキとの合流だ」
『そうだな……そしてその壊れたアナザーサイキョーギレードのメンテナンスをしないとダメだからな』
「リカバリー使えば良く無い?」
『改良もあんだよ!お前は何で渡したものをすぐに壊すんだ!』
「そりゃ……何でだ?」
『テメェが勢い任せに使うからだろうが!』
「そうか悪い!…よしウォズ!アカツキは!」
「はっ!ジョウゲンとカゲンが安否を確認しました」
「良し…んじゃ早速全員を博麗神社に連れて行ってくれウォズ達は霊夢やそのクイーンさんの警護を頼む」
「我が魔王は?」
「俺は……この異変を乾さん達に報告してくりゅ!」
「ダメですよ我が魔王も逢魔を代表して会わないとダメですからね」
「うるせぇ!俺は乾さん達に会うと決めたら会いに行くんだぁ!!邪魔するなぁ!」
「あ、もしもしキャロル妃ですか我が魔王を「よし博麗神社に戻るぞ」はい」
ーーーー
そして全員が博麗神社に帰還したハルトは取り敢えず
「ヤクヅキは一旦、本国に戻り増援を各世界に送り込むように手配しろ」
「何故じゃハルト坊!」
「お前とクイーンの浅からぬ因縁を聞けば誰だってそんな対応をする、それに俺としては時崎狂三の分身やHシリーズの存在が確認した以上は警戒度合いは上げておかないと」
「ハルト坊は因縁の対決というフレーズに唆られぬのか!」
「唆られるけど流石にアカツキと揉めると困るのはお前達だろ?」
「む?」
「書類仕事出来るやつがいなくなる」
「さーて妾は帰るとするか!」
「はぁ……ったく」
「大変ですね我が魔王」
「つか現状再会させるのは不味いし…時崎狂三はなぁ」
「以前、分身が我が魔王を足止めて本体は五河士道に接触を図ってましたからね」
「となるとだ七罪の事も危ない……直ぐに迎えに行くぞ!」
「本音は?」
「ビートライダーズのダンスを見てくりゅ!」
「はーい魔王ちゃんも学習しましょうねー」
「七罪様の迎えには我々が」
「流石にカゲンちゃんだと絵面が危ないよ」
「む?」
「と、とにかく!アカツキ!!」
「はっ!」
ハルトは緩んだ空気を戻す為に正座しているアカツキを見る
「お前の死んだ筈の大事な人に会いたいと言う気持ちは良く分かる、俺も推し達の中に死んだ人とまた会いたいと望んだ者がいたからな」
「………」
「それに、あのクソジジイがトータスであかねを見た時に抱いた感情を見れば、お前にとってそのクイーンがどれだけ大事な人なのかは分かるさ」
「……」
「とは言え仕事を引継ぎせずに勝手に幻想郷に来たのは問題だ」
「はい」
「取り敢えず、お前には謹慎処分を言い渡す!一週間、フリーザから買った開発中のリゾート用の惑星でそのクイーンといるように!」
「魔王ちゃんそれ罰になってないよ!」
「ご褒美ではないか!」
「いや前にモルガンが建物作りたいと言ってたからリゾート用の惑星にホテル作ったんだよ…けど実稼働するとなったらどんなものかデータが欲しくてな」
「そこは普通に積もる話もあるからリゾートでゆっくりしろと言って欲しかったよ!」
「これだからハルト様は…人の心がないとか言われてる」
「お前達はどっちの味方だ!」
「………」
「それにアカツキは今まで社畜ペンギンのように書類仕事を邁進している その環境に俺は心を痛めていたのだ」
「魔王…」
「だからお前達、社畜パンダのように仕事をサボるようなロイヤルガードがアカツキがいない分の仕事を肩代わりすれば良いんだ……と」
「「……」」ダッ!
「ウォズ逃すな!捕まえたらアカツキの代わりに仕事をさせるように」
「はっ!」
「それと…あの二人も今回の戦いぶりは素晴らしかったから……アカツキの罰が終わったらアイツらも羽を伸ばせと言ってくれ」
「それを先に言ってあげれば良いのに」
「そうか?」
「そうですとも、それでは私はこれで」
とウォズは扉を閉めると直ぐにジョウゲン達の追撃に走るのであった その後 クイーン…マンゲツとの邂逅の際にヤクヅキの問題行動を代表して謝罪する事になったのである
「ふぅ…あの人をレジェンドルガにした罪は重いな」
検査して見てたが 怪人になれないだけで特に何か埋め込まれているとかは無いようで安心している
「このパターンだと何かされてるのが普通なんだが……考え過ぎか?」
『何故、無警戒を絵に描いたような奴がファンガイア世界であそこまで生きられたのだろうな』
「まぁアカツキが居りゃ問題無いだろうよ」
「…アンタも苦労してるのね」
「そだよー」
霊夢がお茶を持って縁側に立っていたのでハルトも受講しながら縁側で一緒に霊夢とお茶を飲むことにした
「あぁ緑茶美味しい…紅茶飲む事多いから新鮮で落ち着くぅ」
「そうなのね」
「しかし幻想郷は長閑だなぁ…」
「そう?いつも通りだけど?それでアンタは最近どうなの?」
「最近んん俺は地球を侵略に来た悪い宇宙人と戦ってるん位だな」
「どんな世界で戦ってるのよ!はぁ…相変わらずアンタの周りはとんでもない事ばかり起こるわね」
「褒めるなよ霊夢…照れるぜ」
「褒めてないわよ…」
「一応は二、三日は此処で様子見かな白スーツ一派が何かしてないか調べる必要があるし」
「そ、そう…じゃあ…」
「此処に厄介になっても良い?」
「あ、当たり前じゃないの…此処はアンタの家でもあるんだから」
「当然、私も残りますが構いませんね主」
「カレン?」
「何故、騎士である私を置いていって現場へ向かったのか話をよろしいでしょうか?」
「え、ちょっ、まっ!」
そこからカレンが千冬に仕込まれた説教をされたハルトは涙目になるのであった
それから二、三日 幻想郷を中心に警戒網を広げていたが音沙汰もない 白スーツ一派…取り敢えずは現状の問題も片付いたのもあり IS世界に戻ると
「アイツに箒やホタルは渡さない!」
一夏は激怒した!一夏は女心は分からなかったが最近 常識を対価に獲得した それ故に女心の機微には人一倍敏感であった
「ん?どうしたんだよ一夏、血の気が多いぞ」
『お前が言うな』
聞けばあの99人の恋人がいると言っていたロランが箒とホタルをロックオンしたとの事で恋人の座を賭けて決闘を申し込まれたらしいのだ
「そうか大変だな頑張れ、惚れた女は自分の手で守れとな」
「え…そいつはクロエも可愛いからロックオンしてるみたいだけど」
彼女も魅力的だと言ってた そう告げるとハルトは笑顔のまま
「野郎ども、ゾンビブレイカーは持ったか!行くぞおおおお!!」
ゾンビブレイカー片手に突撃しようとしたので押さえつけに入る
「落ち着いてよハル兄!何でそんなに沸点が低いのさ!あとそれ丸太のテンションだから!チェーンソー片手に言って良い奴じゃないよ!」
「クロエと付き合いたいなら俺と束を倒してからにするんだな!」
『それってアナザーグランドジオウとゼロツーを同時に相手取って勝てって事か…』
「この世界で、その極悪コンビに勝てる奴がいるかぁ!!大丈夫だから俺がハル兄の分までぶっ飛ばしてやるから!」
閑話休題
「クロエは俺の嫁と言った…それが本当ならばそいつは逢魔を敵に回したに等しい発言だな」
「いやそこまでは言ってない、恋人云々の話はしてるけど」
「一夏…お前にはこのデザイアドライバーとコアIDを預ける」
「ありがとう!……けど何で?」
「このバックルをお前に預ける」
その時ハルトは両手を合わせて何かに祈るような構えを取ると 何処からともなく鐘の音が聞こえる
因みに鐘の音が聞こえた時 ハサン達は何故か体を震わせていたのはご愛嬌
取り敢えずハルトの手に一つのバックルが現れたのである
「はい」
「え……これブジンソードバックル!ハル兄のライダーゼミで出てきた奴だ!」
「今のお前なら使い熟せるだろう」
「これ…俺より千冬姉の方が使い熟せない?」
「考えてみろ一夏、千冬にブジンソードとか最凶の組み合わせだろ俺でも相打ち前提で挑まないと勝てないわ」
デフォルトで人を剣の達人にする機能があるのにそれを最初から剣の達人が使えばどうなるか分かったものではない
「確かに…けど良いよハル兄、俺は自分の力で…仮面ライダーガッチャードとして皆を守る」
その成長に嬉しく思うが
「おぉ弟よ…素晴らしいな……ならこのブジンソード変身セットはどうしたら良い!?俺の祈り損じゃん!折角、創世の神としての力を使ったと言うのに!」
「そっちの心配!?」
「んじゃコレは千冬に預けるかな」
そう思い千冬の所に行くと彼女は此方が部屋に来るなり落ち着けと言い
「ハルト…良いか聞いてくれ…「あぁクロエを狙ってる不届きものがいるんだろう」あぁ……」
まるで千冬は爆弾処理班や過激派テロリストを説得するような慎重さでハルトを説得しようとする でなければ一人の生徒がこの世から消えてしまう事を心配していた
「一夏から話は聞いてるよ」
「(あのバカ弟が!何をしてくれたのだ!)」
千冬は先程も同じように暴れる束を何とか落ち着かせたのである…その上でハルトとの連戦など苦行である
しかし
「大丈夫だよ千冬、俺は落ち着いてるから」
「本当か?」
コレは予想外と肩透かしの千冬だがハルトは笑顔で
「一夏が俺の分まで合わせてぶっ飛ばすってさ…ははは!頼れる義弟な事で嬉しいよ」
『一夏がやれば再起不能レベルに留めた形で終わるだろうって判断だろうな』
「それどう言う意味?」
「まぁ、その辺はお前の背中を見ていたからだろうな」
「俺の背中なんて大した事してないでしょ!」
『漸く自分を客観視出来たな』
『それはとても大事な事だぞ』
『身の程を知れ』
「皆酷い!あと最後の誰だ!」
『『『アナザーW』』』
『おい待てテメェ等!ナチュラルに俺を見捨てるナァ!!』
取り敢えず後でアナザーWは締め上げておくと決めたが千冬も
「確かに貴様の見習うべき所は少ない」
「ちょっ!」
「だが一人の男として誰かを守る背中というのは見せていると思うぞ」
「そうだな!俺ほど多くを背負い立っている男はそうはいないさ!」
「調子に乗るな」
「はい!」
「それで私に何か用事があったのだろう?」
「あぁ千冬にプレゼントがあってね」
と製作したブジンソード変身セットを渡すと
「プレゼントが変身アイテムというのは色気がないが感謝するぞ」
「俺が創世の神として純粋なお願いから生まれたブジンソードバックルだよ大事に使ってね」
千冬の脳裏には発狂しながら推しに接するハルトの姿が過ぎった
「あの…狂信が生み出したのか…一応確認だが変なシステムは搭載されていないか?」
「千冬、ご飯抜くよ?」
流石に地雷だった
「本当に失礼な事を言った…謝るからそれだけは勘弁してくれ」
「よろしい」
『珍しく勝ったな』
「別に勝ち負け競ってないから、さぁーてと…次は何しようかな」
と考えているのだが
「そういやぁ一夏が生徒会長倒したって」
「そうだった…あのバカ何故そんな事を」
「学校という一つの組織を支配下に置くとは中々やるではないか」
「だが本人には政治力や交渉力が皆無だがな、あいつは統治者には向かん」
「いや大丈夫でしょ、俺みたいなのだって上手く行ってんだから」
「お前は例外だ」
「つか…そんなの出来る奴に任せるか、いざとなったらコレで解決すれば良くね?」
と拳を見せる姿に千冬は馬鹿者と拳骨を一発見舞うのであった
予告
一夏は箒やホタル達を守る為に戦う裏でハルトはクイーン マンゲツの復活の裏糸を引くだろう白スーツ一派を警戒していたのである
しかしながら絶対天敵にも気を抜けない
未知なる脅威と既知なる脅威に備えてハルトは仲間達のレベルアップを図るのであった
次回 ボスラッシュ お楽しみに!
オマケ短編
ゲームは楽しくやるもの
「悪行はそこまでだよ魔王!」
「ん?どった銀狼?」
「いやいやそこは乗ってくれないと困るよ」
「ならば……はーっははは!良くぞここまでやってきたな勇者 銀狼よ!!どうだ!我が軍門に降れば」
「はいはい、どうせ世界の半分をくれてやるとか言うんでしょ……いやけど逢魔の領土半分って滅茶苦茶広いような…」
「このネオ黎斗が設立した幻夢無双コーポレーションが開発したゲームセットを進呈しよう」
「そ……そんなので私は釣られない!」
「え!マジで!激ムズで未発売のバンバンシューティングやジュージューバーガーやマイティクリエイターVRXもあるのに!?」
「くっ、卑怯だぞ魔王!」
「一緒に遊ばないの!」
「遊ぶに決まってんじゃん!!」
「よし来た!」
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食の好み
今日はミラーワールドに行ってミラーモンスター達との交流をしていたのである 狙いとして知性を獲得しつつある彼等の成長度合いの調査も兼ねている
「しかしバズスティンガー達みたいに人の言葉を介する何て成長したな、お前達」
「それ程ではありません」
と恭しく礼を示したのはガルドサンダーである成る程確かにゴルトフェニックスの眷属であるミラーワールドでも上位怪人なら納得でもある
「敬語まで覚えて俺は感動だよ!じゃあ何が好きな食べ物は?敬語使って教えて」
「「「………お人間さん!!」」」
何故かミラーモンスター全員のハイライトが消えていたとナツキは後に語っていた
「おぉ!良い子だなぁお前達!お人間さんが好きか……よしナツキ コイツらと遊んでやれ」
「俺に食事になれと!!」
次行く世界
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真剣で私に恋しなさい!
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戦国恋姫
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アカメが斬る!
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スターウォーズ