無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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今日…アギト見て来ました!面白かったですし…思い出から笑ってしまう場面も…これが仮面ライダークロニクル……カブトの周年も楽しみですねぇ!では本編をどうぞ!


ボスラッシュ

 

 

前回のあらすじ

 

幻想郷での一幕は逢魔王国に衝撃が走った

 

アカツキ不在によりロイヤルガード全員がアカツキの書類仕事に奔走する事になったのである!

 

 

逢魔の執務室にて

 

 

「百貌からの報告ですか現在、アカツキとマンゲツの周辺に異常はありません」

 

 

「そうか…そのまま距離を置いて監視を続けろ白スーツは神出鬼没だからな警戒しておくに越した事はない」

 

 

「はっ」

 

 

「それと「クイーンの復活について現在調査中です」あぁネオタイムジャッカーかオーディエンスが再生怪人の実験でもしてるのか将又別の思惑があるのか分からないから注意しろ必要なら此方の手勢を出せ」

 

 

「かしこまりました我が魔王」

 

 

ウォズから情報の入ったタブレット端末を受け取り目を通して次の指示を出すハルトは少しため息を吐く

 

 

「何故だろうな問題ばかりが溜まっていく」

 

 

「良いではありませんか忙しくて」

 

 

「何でだよ?」

 

 

現状 逢魔の傘下に入った星系からなる元老院は銀河帝国に向けての戦争準備をしている まだ時はかかるが恐らく来れば逢魔王国史上最大の戦争になると思われる その為にも力は蓄えて置かねばならない……

 

 

此方はクローントルーパーを中心として各星系の義勇軍やハルトの作成した怪人軍団だが肝心なのが侵略した星系をちゃんと統治するシステムである…その構築に時間がかかっている。ハウンドやモール達はそっちに掛かっているし各世界の報告も平穏というものばかりで

 

 

「暇だ」

 

 

「我が魔王が暇になったら何しでかすか分かったものではないのでね

 

 

「ふざけんな!俺が暇にして何かやらかした事があるか!」

 

 

「気まぐれに【そうだ!世界征服しよう!】とか言うでしょ」

 

 

「そんな事するか!最近は【そうだ!この惑星を滅ぼそう!】くらいだよ!」

 

 

「簡単に私の想像を越えないでくれますか!?」

 

『京都に行こう!のノリで滅ぼすな!』

 

 

 

「いやぁ最近は日頃、秒刻みで高まってくる力を試したくてウズウズするんだよ…ふふふふはははははは!」

 

『ネオタイムジャッカーの奴等は何故、コイツの知性を上げなかったんだ』

 

『変に賢いと反逆されるからじゃねぇの?』

 

『それで、この突撃バカが生まれたのか』

 

 

 

「お黙り!!」

 

 

「それなら闘技場で暴れてきてください、今ならダグバがいるでしょうし」

 

「うん!行ってきます!」

 

 

「はぁ…」

 

 

わーい!と部屋から飛び出すハルトはポツリと

 

 

「………計画通り」

 

 

「本命はそっちでしたか!!待ちなさい我が魔王!」

 

 

「ははは!俺を捕まえれると思うなヨォ!」

 

 

「そこのトルーパー、今すぐに我が魔王を捕縛しなさい!」

 

 

「イエッサー!!野郎ども続け!!」

 

 

「ふざけんな!トルーパーは反則だろうが!」

 

 

その後 自分の親衛隊に追いかけ回されたハルトはトルーパーの追撃に捕まり仕事場へ連行されたのであった

 

 

「はぁ…」

 

『コレはお前が悪い』

 

 

「けどよぉ、折角のパワーアップした武器の性能テストしたいじゃん!」

 

 

『その新武器もお前が壊してるから修理中なんだよ!!』

 

 

前回の戦いで使うなよと言ったアナザーウォッチ使用による故障で修理中なのである

 

 

「うへぇ…」

 

 

面倒くせぇと顔を顰めるハルトだったが悪いと思っているのか素直に仕事をしていたのである

 

 

『そろそろだな』

 

「あぁ一夏の決闘だな」

 

 

『どうなるんだろうな』

 

 

「え、一夏が負けると思ってんの?アレでも俺が直接訓練を施したんだぞ?その辺の凡夫に負けると思うか?」

 

『何かごめん』

 

『凡夫言うな、というか代表候補生もエリートではあるぞ?』

 

 

「その代表候補生が千冬並みに強いなら分からないけど余程じゃない限り一夏が勝つさ」

 

 

 

その同時刻 一夏はロランを一方的に下して決闘を制していたのであった

 

 

「ま、当然だな」

 

『可哀想過ぎる…』

 

『一方的だな』

 

 

「完全勝利ってね」

 

 

 

ハルトは執務室で映像を見ていたのであったが義弟の勝利に微笑むのであった

 

 

 

「俺も負けてられないよ」

 

 

「となりますと?」

 

 

「皆が考えつかないような凄い事をやる」

 

『お前……何言ってんだ?』

 

『いやいや…考えつかないってか考えてないだろ?』

 

 

「取り敢えず……ちょっと闘技場で腕を磨くか」

 

『おい数分前の行いを振り返れ…それして撃たれたばかりだぞ?』

 

 

「男は度胸!」

 

 

『何故数分前の過ちを繰り返す!!』

 

 

ーーーー

 

 

IS学園にて

 

 

「あ、ハル兄が逃げようとしたからトルーパーに蜂の巣にされたって」

 

 

「日常だな取り立てて騒ぐ事でもない」

 

 

「そうだな」

 

 

と淡白なのは日頃の行いであったが

 

 

「そ、そうなの?」

 

 

「あぁホタルも慣れるよ」

 

 

「それはそれでどうなのかな…」

 

 

ーーーー

 

 

その後 頃 逢魔では

 

 

「…………」

 

 

「何故数分前に撃たれたのにまた逃げたのですか!」

 

 

「いや今なら行けるかなと」

 

 

「ダメに決まってるでしょう!」

 

 

「これも修行だと思ってる」

 

 

「違います!全く……しかし鍛えるなんて急にどうしたんですか?」

 

 

「常にレベルアップする事は大事だろ?」

 

 

「我が魔王は何処まで強くなるおつもりで」

 

 

「何処までも、だよ強さに果てなんてないさ」

 

『強さの果てを見たくないか?』

 

 

「強さの果て?そんなの見たらそれ以上強くなれないだろ?俺は弱いんだ逢魔王国を頼った奴等の為にも負ける訳にはいかないからな!」

 

 

ドヤァ!としていると

 

 

「ほほほ、それは良い心がけじゃなハルトよ」

 

 

「じ、爺ちゃん!!」

 

 

そこに現れたのはハルトの祖父であった

 

 

「どうしたの爺ちゃん!連絡くれれば行くのに」

 

 

「儂はまだまだ現役じゃよ…ハルトよお主は強くなりたいのじゃな」

 

 

「うん!」

 

 

「ならば先ずは自分が身につけた技術を磨く事じゃ」

 

 

「技術を?」

 

 

「そう…今のハルトはアレコレと手を出して半端に終わっているものもあるじゃろう習得した技術が多いからの」

 

 

「確かに」

 

 

覇気、猿武、食技、フォース、魔法等等 様々な世界で出会い学んだ技術だが習熟度には大小差がある

 

 

つまり

 

 

「俺のスキルツリーが全部中途半端って事か」

 

 

「まぁそう言う事じゃ技術は覚えただけでは意味がない反復して体に覚えさせたり、ふとした時に使える事が大事なのじゃよ」

 

 

「分かったぜ爺ちゃん!俺ちょっと基本を叩き直してくる!」

 

 

「うむ、行ってこい!」

 

 

「おう!」

 

 

と走り出したハルトはIS学園に行きナツキを捕まえてくると

 

 

「ど、どうした急に」

 

 

「お爺ちゃんが言っていた先ずは基本に立ち返り技術を磨けとな」

 

 

「お、おう」

 

 

「という訳で料理の基本を思い出そうと思ってな」

 

 

「それは分かったけど何で俺を縛り上げてんの?」

 

 

そうナツキは何故か椅子に体を縛られていたのだ

 

 

「とても大事な事だからだ」

 

 

「あぁ、味見役って事か?それなら拘束はいらないだろ?」

 

 

残念そんな訳がない

 

 

「まずは…ナツキにスピリタスをかけてと」

 

 

「ちょっ!わぶ…何すんだよ!つかスピリタス?」

 

 

それは世界最強のアルコール…

 

 

「そして…」

 

 

超自然発火能力で火種を起こすとナツキにかかったスピリタスは見事に引火した

 

 

「うわああああ!」

 

 

ナツキの断末魔を聴きながら一言

 

 

「フランベ」

 

 

『違う!これは絶対に違う!!』

 

『何してんだハルト!!』

 

 

あまりの凶行に普段からハルトの暴走に慣れているアナザーライダー達も困惑していたが本人は真顔で本を開いた童謡を歌い出す

 

 

「はーるがーきたー♪はーるがきーたー!どーこーにー来たー♪」

 

 

と歌うと何故かナツキの両足はじわりじわりと凍りつき始め、フランベから生まれた炎の色は緑色に変わりながら上半身だけに燃え始めている

 

 

「俺の嫁はただの1人で70億の絶唱を凌駕するフォニックゲインだぁああ!」

 

『いやだから!?』

 

 

「つまり俺の歌でも色んなことを起こせる!」

 

『違う!これ超能力!!』

 

 

そんな器用な芸当をしているがアナザーライダー達もハルトととの長い付き合いからでも初見な対応にドン引きしている程であり

 

 

『相棒!歌いながら人を燃やし凍らせるのはサイコパス過ぎるだろ!』

 

 

「え〜歌いながら殴りかかったりガトリング乱射したり、鎌と電鋸振り回す奴等とかいるから歌いながら人燃やしたりするくらい普通だろ?」

 

『…………ならあの力は何だ!』

 

 

「アギトの映画に出るみたいたぞ?歌いながら人を燃やしたり凍らせたりするドラグバグスター」

 

『それは中の人ネタだからな!いいか!あの映画だけだからな!あのツムリが雷を帯びたピンポン玉をラケットから射出したりしないからな!』

 

『伊達さんがオネエな格好して念動力で人間を浮かばせて落としたりしないぞ!」

 

 

「ツムリさんや伊達さんがそんな事しない!俺の前でツムリさんや伊達さんを侮辱するなぁ!!」

 

 

『そんな貴方にアギトの予告を!』

 

 

「……………伊達さぁん!!どうしてしまったんですか!アンタは医者で人の命を守るんじゃなかったんですか!」

 

 

『よし心に隙が出来たな…おいハルト!すぐに辞めなさい!どうしたの!お前そんな事する…奴だったわ』

 

 

「まさかこれ…1悪いポイント貯まっちゃう?」

 

『1どころじゃネェヨ!』

 

『辞めてやれ流石に可哀想過ぎる』

 

 

「はーい、んじゃ他の方法にするよ」

 

 

渋々、火と氷を消してナツキを最近のお気に入りであるリカバリーカプセムで回復させると

 

 

「もう少し耐えろよ情けないなぁ、俺なんかダグバと最初に戦った時 同じように全身を燃やされたけど俺は笑いながらダグバに殴りかかったぞ」

 

あの時はアドレナリンとドーパミンが沸騰していたのだろう……物理的に

 

 

『おかしいのはお前の頭ダァ!!』

 

 

「また死に戻るかと思ったぞ!つか謝れ!」

 

 

「確かにナツキをスピリタスでフランベしたのは俺だ……だが私は謝らない」

 

 

「謝ってヨォ!」

 

 

「えーと…そうそうフランベしたお肉は休ませてから、もっかい今度は高音で焼く…或いは全身に煮えたぎった油を…」

 

 

「お前正気か!?つか何の基本なんだよ!」

 

 

「先ずは俺の中にある根源的な憎悪を思い出そうと思ってな…伯爵やモールの話だとフォースよ暗黒面は怒りや憎しみが源らしいからな」

 

 

「料理云々はどうした!それが何で俺なんだよ!やり返したいなら愚妹とかその最低彼氏がいるだろう!!」

 

 

「アレは今、悲鳴エネルギー生成装置に繋がれて街の動力を賄ってるから別の機会にする」

 

 

「そういやぁ…あの国って…」

 

 

「そう!逢魔王国は捕らえた敵に苦痛を与えた事で発生する悲鳴をクリーンでパワフルかつエコなエネルギーに変換して動いてんだ!」

 

 

「そうだったよ忘れてたわ!」

 

 

とあるオーディエンスからの提供で某怖がらせ屋の面々

 

 

「新エネルギーとか環境にも配慮してる俺優しいだろ」

 

 

「人間にも優しくしてヨォ!」

 

 

「勿論、俺は種族差別なんてしないよ逢魔の民であるならば種族関係なく皆等しく俺が情を向ける相手だ…まぁ敵には慈悲とか無いけど」

 

 

「俺は敵認定なの!」

 

 

「え、そだよ」

 

 

「おい!」

 

 

「お前が裏切った段階で、お前はどんな条件のゲゲルでも使える27人分のボーナスキャラになる、そしたらグロンギがゲゲル完遂の為に狙ってくるから気をつけてね」

 

 

「グロンギ族に近づきたくない!」

 

 

「無理でしょ…だって……俺が逃げたら血の果てまで追いかけても何回でも必ず殺せって命令してるし」

 

 

 

「そこまで俺が嫌いか!」

 

 

「寧ろ好きになる要素ある?」

 

 

「辛辣ぅ!」

 

 

「いつも言ってるけどアナザー2号達が懇願しなかったら即、殺してる位には嫌いだって自覚してね」

 

 

「そこまでなの!!」

 

 

「寧ろ俺を見捨てたり裏切ったりする奴にそこまで譲歩してるって何で分からないかなぁ」

 

 

「お前を見捨てたなら、あかねも同じだろう!」

 

 

ナツキは地雷を踏み抜いてしまった 己の失言を撤回しようとしたが時既に遅く

 

 

「貴様と彼女を同列に語るな痴れ者が」

 

 

「あ……かはっ……がっ!」

 

 

 

ドス黒い声に任せたままフォースの力でナツキの首を締め上げる フォース・チョークという技だと後から伯爵に聞いた

 

 

この時のハルトは瞳の色が黄になるという暗黒面に通じたもの特有の症状が出ていた

 

 

「このまま縊り殺して…いや人体実験の素材にしてやろうか新しい怪人の素体にしてやれば真っ当になるか?」

 

『待て、また死に戻りされると面倒だ』

 

 

アナザーディケイドの斜め上の説得にハルトも

 

 

「………だな」

 

 

ため息と共にかけた技を解く 久方ぶりの呼吸をしているナツキに対してハルトは

 

 

「おい…次、同じ事を言ったらどんな理由でアレ必ず殺す覚えておけ」

 

 

自前の赤いライトセーバーをナツキの首に添えながら脅すハルトにナツキは思わず

 

 

「……」

 

 

赤べこのように首を縦に振るのであった

 

 

「ふぅ…」

 

『お前が感情的になるのは今更だがナツキに彼処までやったのは驚いたぞ』

 

 

「自分の基本を思い出してるだけだよ」

 

『基本?』

 

 

「お前達と出会う前の俺は弱かったから弱かったから全部奪われたし無くしたんだ…その中にあったのは怒りや憎しみだけなんだよ」

 

『…』

 

 

「今の俺に必要なのは怒りだ…あかねが離れて俺の全部無くしたあの時から俺は怒りや憎しみで今日まで生きてきたのを思い出したんだよ…そうだよ今までの俺が腑抜けてたんだ!」

 

 

『腑抜けて良いんだよ!?寧ろ普段通り平和ボケしてて!』

 

『基本と同じくらい大事なものも無くしそうになってるから!』

 

 

「暗黒面の良き波動を感じますぞ国王陛下」

 

 

「伯爵…」

 

 

「話は聞きました。先ずは暗黒面のフォースとライトセーバーの技術を磨きましょうぞ」

 

 

「それは願ってもないな!!」

 

 

 

伯爵がライトセーバーを起動したのに合わせてハルトも自らの鍛錬にとライトセーバーを起動して剣を交えるのであった

 

 

それからハルトは暫く 己の中にある力の習熟に努めている 中途半端に伸びたスキルツリーを埋めていく

 

 

それは技術のみならず怪人王としての能力の研磨もあり自分の中にある怪人の力を本家達から使い方を教えてもらったり

 

 

ドンスライムと一緒にグルメ細胞を活性化させる為にブルーグリルで罪人をアカシアのフルコース復活の生贄にしたり

 

 

またある時は伯爵達のいる世界で猛威を振るう犯罪組織をモールと一緒に締め上げたり。

 

 

カイドウの所に行って覇気を教わり直したり

 

 

またある時はオイタが過ぎたdxd世界に殴り込んでイライラに任せてグレードレッドを全身ノッキングして動き封じ込んだり

 

 

そしてまたある時は

 

 

 

「どんな願いも一つ叶えてやろう」

 

 

「この俺の体を仮面ライダーに変身出来るようにしてくれぇ!」

 

 

滅茶苦茶切実なお願いを呼び出した龍は一言

 

 

「それは無理だ」

 

 

「そんなぁ!!俺も進化してるのにぃ!」

 

 

集めれば何でも願いの叶う七つの球を集めて呼び出した龍に願いを言ったが叶えられなかったりした…ので

 

 

「んじゃ……そうだ!「此方の青年の私服センスを…最悪TPOの時だけでも弁えるようにしてください!」ウォズ、お前って奴ぁ!!」

 

 

「それは可能だ…」

 

 

「可能なのかよ!」

 

 

 

竜の目が光ると一言

 

 

「ではさらばだ!」

 

 

と神龍は七つの球に戻り全世界に飛び散ったのである

 

 

……ってな訳で

 

 

「神の力で我が魔王の私服センスがTPOを守れる位、マトモになりました!」

 

 

「ウォズ!でかした…でかしたぞ!」

 

 

「これは逢魔建国以来の快挙だね!銅像作らないと!」

 

 

「これは歴史の教科書に名前が載るぞウォズ!」

 

 

「僕、初めて先輩を心から尊敬出来てます!」

 

 

「これはもう宴会するしかないなハルト様!!」

 

 

「お前達…苦労が報われましたよ…」

 

 

何故か感涙咽び泣くロイヤルガード達に思わず拳を握り締め震えるハルト

 

 

「テメェ等揃いも揃って!一体俺の私服センスの何処がおかしいってんだ!!あとウォズはドラゴンなボール使って何を願ってんだよ!俺ほど素晴らしいセンスを持ってる奴はいない!」

 

『コイツ自覚なしか!!』

 

 

 

「いや我が魔王の願い事の一声が仮面ライダーになりたいですから流石に…」

 

 

「それよりも!その効果を試してみよう!」

 

 

「そうですね!さぁ魔王様!この洋服の中から、あかね様とデートに行くならのテーマでコーディネートをしてください!」

 

 

「ん?おぉ見てろよ俺のセンス!!」

 

 

before

 

 

以前は文字Tと奇抜な民族衣装を選んでいたハルトが

 

 

after

 

何という事でしょう!季節の装いに合わせた柄の和装を粋に着こなしているではありませんか!

 

 

「そろそろ祭りの季節だからな和装もありだろ?」

 

 

「こ、これが伝説の力!!」

 

 

「こんなお洒落な魔王様見た事ありません!」

 

 

「『幻想(ユメ)』じゃないよな!」

 

 

「うぅ…何という事じゃ…あのクソダサい私服がこんなにマトモになるなんて!」

 

 

「………」

 

『コネクト』

 

ハルトがコネクトを使い取り出したのは…G4のギガント、それをロイヤルガードたち目掛けて無言で発射したのであった

 

 

全員がギャグ漫画の要領で吹き飛ぶのを見送るとジョウゲンは思わず

 

 

 

「ちょ、いきなりギガントは無しでしょ!魔王ちゃん!照れ隠しにしてはやり過ぎだよ!ギャグ時空じゃなかったら死んでるよ!」

 

 

「黙れ愚か者共、全く…俺のセンスの何処がおかしいのやら」

 

 

「んじゃその格好は自分で選んだって見せたら?」

 

 

「ん?おう」

 

 

そして部屋に出て数分後戻ったハルトは涙目で

 

 

「何で皆、嘘だろとかいうのさ!!そんなに俺のセンスって変ではないぞ!」

 

 

と泣き崩れていた

 

 

「いや寧ろ矯正されて驚いてんじゃないの?ほら前に魔王ちゃん記憶喪失になった時だってねぇ」

 

 

「なんてダサい私服だ変えろとハルト様が言ったからトルーパーが軍艦の警報を鳴らしたな」

 

 

「そんな規模の話じゃないだろ絶対!!……えーと…それ前に記憶を無くした俺が仮面ライダーアギトになったとかの話?」

 

 

「アレはアナザーライダーとのリンクが一時的に切れてたが故に起こった、あの場限りの奇跡ですね」

 

 

「奇跡ね」

 

 

「………あ」

 

 

自嘲するように笑うハルト、すっかり自分の嫁の口癖を思い出していた

 

 

 

「それなら俺が仮面ライダーになれたのは奇跡か…はは、そうか……笑わせるなよ…俺の変身が奇跡扱いされない事を証明してやる!!」

 

 

「しまった!ボールでも叶えられない願いだったのが余計に魔王ちゃんを野心を煽った!」

 

 

 

「その第一歩として、これから第二のあかつき号事件を起こして!もっかい記憶喪失してやるぅ!!そうすれば俺はアギトに覚醒する!」

 

 

「魔王ちゃんが覚醒してもアナザーアギトになるだけじゃない?」

 

 

「ダメですよ魔王様!アレは記憶喪失イベじゃないですから!」

 

 

「ハルト様が記憶を無くしたら周りから何されるか分かりませんよ!」

 

 

「ウォズ」

 

「すまない…失言でした」

 

 

 

「ほぼ神である俺を舐めるなぁ!!」

 

 

「確かに神は神でも邪神の間違いでしょ」

 

 

何とか宥められたハルトは不満な表情のままで

 

 

ーーーー

 

その後 何とか落ち着いたハルトであったが

 

 

「………そうだ!!」

 

 

また良からぬ事を思いついていた

 

 

「何ですか我が魔王?」

 

 

「アナザーリバイスの力を使い続けて俺の記憶を無くすか六喰ちゃんの天使に刺されて記憶無くせば良くない!!」

 

 

「何、記憶喪失したがっているのですか!」

 

 

『それにアナザーリバイとアナザーバイスを使っても記憶喪失にはならないぞ』

 

 

「へ?」

 

『そもそも、お前がギフだし』

 

 

「………あ」

 

『つまり代償なしのリバイスだ

 

 

「五十嵐家の皆様に謝ってくるぅ!」

 

 

「落ち着いて魔王ちゃん!今五十嵐家に行っても困惑するから!」

 

 

何とか止まったが

 

 

「うぅ…」

 

 

「我が魔王…貴方が記憶喪失になって悲しむ人がいる事を忘れてませんか?」

 

 

「ウォズ……」

 

 

「そうです我が魔王には我々やキャロル妃やあかね妃がいらっしゃいます、そんな人達の悲しむ姿を見たいですか?」

 

 

「……うん、そうだな!済まないウォズ!俺は俺のせいで逢魔の皆が泣く姿なんて見たくない!」

 

 

「そうでしょう!例え仮面ライダーに変身出来なくても我が魔王には頼れるアナザーライダーがいるではありませんか!」

 

 

「…………は?」

 

『そこはそうだなと頷けよ!』

 

 

「やだ」

 

『ツンデレめ』

 

 

そしてハルトは今まで埋めてなかったスキルツリーを埋めるようにしていった

 

 

時にドンスライムとの交友を深め

 

 

時に幻想郷の強者と拳を交え、またある時は

 

 

「フリーザさん、何すかその金ピカフォームかっけぇ!」

 

 

「貴方ならそう言ってくださると思ってましたよ」

 

 

「やっぱり俺も敬語で接した方が強キャラな感じ出るかな」

 

 

「ほほほ、ハルトさんにはハルトさんらしさがあります無理に変わる必要はありませんよ」

 

 

「フリーザさん…ありがとうございます!」

 

 

「いえいえ貴方達は我々にとって大事な取引先ですからね」

 

 

「えぇお互いに…そう言えば以前購入したリゾート惑星ですがアレは中々良かったですよ実は改築やら開発をしてますのでフリーザ軍の慰安施設としても提携を考えてるのですが」

 

 

「素晴らしい提案、感謝しますよ」

 

 

フリーザ軍や百獣海賊団のような同盟勢力との関係を深めていき 果てには

 

 

 

「うーん……なーんか最近退屈だなぁ」

 

 

「我が魔王?」

 

 

「遊びに来た友達はすぐに壊れちゃうし」

 

 

足元には何故かボロボロになっているナツキとゴオマとウヴァがいた

 

 

「そりゃ壊れるでしょ、何したのですか?」

 

 

「ほら、某有名サッカー漫画でも言うだろ?友達はボールって」

 

 

「ボールは友達です!友達をボールにするのはサイコパスの思考回路ですよ!」

 

 

「よっしゃあ!ダグバ!北崎!カリエス!遊ぼうぜ!」

 

 

「私の話を聞いてください!!」

 

 

アウトサイダーズによるボスラッシュで常に鍛えていた

 

 

 

一夏達も絶対天敵の対策が固まってきたのかスムーズに迎撃できるようになっているとの事だ嬉しい報告に頬が緩む

 

 

「一夏も成長してるな嬉しいよ」

 

『そうだな』

 

 

「俺も技術ツリーが埋まって色々と新しい戦い方を覚えてきた……よし早速試しに戻るぞ!」

 

『ハルト!?』

 

 

そう言ってオーロラカーテンでIS世界に戻るとハルトは超高所から落下しながらアナザージオウに変身してアナザーサイキョーギレードを絶対天敵の頭部に突き刺したのである

 

 

 

「はっはぁ!俺、参上!!」

 

 

「ハル兄!!」

 

 

「待たせたな一夏!修行を終えて帰還して来たぜ!」

 

 

「ハル兄が修行して帰って来たぁ!これで勝つる!!」

 

 

「さぁて、お仕事開始しますか!」

 

『YEAH!鎧武!!』

 

 

『鎧武・アナザーデュアルタイムブレイク!!』

 

 

何処となくブラッドオレンジ感のある斬撃エネルギーが敵を薙ぎ払いながら進んでいくのを確認する

 

 

「昆虫ベースで俺に勝ちたいならカブトムシとかクワガタとか…何か強そうな奴が来い!」

 

 

とか調子に乗ったものだから目の前に現れたのは恐らくゲームとかでもボス級な迫力がある…巨大な敵キャラサイズのカブトムシ型が現れたのである

 

 

「これが噂の阿修羅カブト!!」

 

『違う!』

 

 

「え、そうなの!!」

 

『サイボーグゴリラやアーマーゴリラは近くにいるけどな』

 

 

「何処!?」

 

 

「それって……ハル兄の事、言ってない?」

 

 

「………」

 

 

何言ってんだオメエという顔を向けると

 

 

「あ……」

 

 

「一夏…そうだな」

 

 

「あれ?」

 

 

「今までの俺は技術で無く、ただ力だけで暴れていたゴリラだった……」

 

 

「うん?」

 

 

「だから見ていろ、俺の磨いた技術を」

 

 

「っ!ハル兄後ろ!!」

 

 

「もう、終わってる」

 

 

その背後に現れたカブトムシ型の絶対天敵に対してアナザージオウはアナザーサイキョーギレードを肩に叩いていると絶対天敵は頭から真っ二つに両断されていたのである

 

 

 

「うっそ!!今までなら拳で沈めたのに!!」

 

 

「まぁそうだけど…長時間の戦闘になると体力消費を避ける為に無駄なエネルギー消費を下げる必要があるからな」

 

 

「は、ハル兄…」

 

 

「そりゃコレから出てくる奴がいるからな」

 

 

「え?」

 

 

そう目線を向けると絶対天敵の亡骸がビクっ!と動き出し 中から丸で生き物のように新たな人型の敵が現れたのである

 

 

 

「下がってろ一夏」

 

 

 

「けど!コイツ…人間を学んでるのか!」

 

 

「だとしたら、お前達は下がって情報を得て帰れ此処は俺に任せな」

 

 

「けどハル兄!」

 

 

「安心しろ、今の俺は…負ける気がしねぇから」

 

ヘラヘラと笑いながら剣を構える、その絶対天敵の姿は人型…それを形容するなら昆虫人間…

 

 

「人間を学んで大型の体躯じゃ部が悪いと察した感じかな?」

 

 

すると突然 敵の姿が消えた

 

 

「よっと」

 

 

アナザーサイキョーギレードで受け止めたのである

 

 

「いくら早くて単純だな」

 

 

覇気や未来視の精度が上がったから今までよりも広い範囲で未来が見えるようになっている…攻撃は単調だから基礎編にもなっている…ただの木偶の坊に負ける訳がない

 

 

「んじゃ新しい力を試していこうか」

 

 

そう呟くとアナザージオウは左手に呼び出したレディーガントレットに黒いカプセムを装填し起動させる

 

 

『KHAOS release』

 

 

すると紫の粒子から現れたのは

 

 

「黒い……ゼッツ!?」

 

 

それは影のように全身黒のゼッツが現れたのである

 

 

「俺はゼッツダークネスナイトメア …ハルトの仮面ライダーに変身出来ないという悪夢から生み出されたナイトメア だ」

 

 

そう以前 ハルトの中に生まれていたライダーナイトメアがゼッツを視聴した事によって新たな外郭を獲得したのである

 

 

「この俺がハルトを不幸にする事で現実世界に……あれ?何故俺は現実世界に干渉出来ている!」

 

 

「そりゃ俺がお前をこのダークネスカプセムに封印してレディーガントレットで呼び出しただけだからな…ナイトメア の半壊を達成したと勘違いして蝶をばら撒くなよ」

 

 

威圧するアナザージオウに思わず

 

 

「肝に銘じております!」

 

 

「よし」

 

 

敬礼するゼッツダークネスだがふと思う

 

 

「変身出来ないのって悪夢じゃなくて現実じゃない?」

 

 

一夏の一言に思わずハルトは答える

 

 

「………え、これ予知夢ルートじゃないの!!」

 

 

「これはガッツリ現実だよ!!」

 

 

以外という顔をしているが 進化した絶対天敵は何か分析するような目でアナザージオウとゼッツダークネスを見ていたのである。

 

 

 

 





予告

ハルトの成長に応じて現れたゼッツダークネスとの連携は新たな絶対天敵を追い詰め始めていくのだが……

次回 影のライダー お楽しみに!!
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