前回のあらすじ
コーカサスと激闘中 カブトが参戦 そしてガタックゼクターに選ばれたナツキと…何故かキックホッパーに変身したハルトが撃退したのであった
ってな訳で
「こい!ホッパーゼクター!!」
「!!」
そのハルトの呼びかけにピョンピョンと駆け寄るホッパーゼクターに
「おおおおお!よしよしよしよしよしよしよし!!可愛い!!可愛いぞぉ!ホッパーゼクター!!!よーしよしよしよし!!」
滅茶苦茶 ハルトは溺愛していたのである まるでセッ○を溺愛するチョコ○ータのようである
だが
「まさかハルトが変身出来るとは」
「これは由々しき事態だよ」
「あぁ…」
深刻な顔をしている千冬と束、そして報告を受けたキャロルに最近加わった真耶は首を傾げる
「あの……そんなに大変な事なんですか?」
「そうだ、あのバカは今まで変身出来なかった…それは自分の体質でと言う事だったんだ…何というか今まではベルトが拒絶したような気もしたが…」
「けどさ束さん的には不安なんだよ、アレルギーみたいに拒絶反応が出ないかどうか」
「本来体に受け付けないものを使ったんだ、あのバカにどんな負担があるか分かったもんじゃない」
「そ、それならお医者さんに診てもらうのは、どうでしょう?前に先輩達が逢魔は色んな世界の医療が集まるって言ってましたよ!」
「だがハルトを診察出来る医者なんて」
キャロルの脳裏に浮かんだのは木野薫、戦極凌馬、九条貴利矢、酸賀研三、死神博士、蛮野天十郎、クリム・スタインベルトに擬態してる004、木原唯一などなど…ふむ
半分以上は本職医者ではなく科学者である
「何故、逢魔にまともな医者が少ないのだ!!」
とキャロルは机を叩くのであったが木野さんは名医だよ?とツッコミをするものはいなかった…
「だったらアイツの手を借りるか…いや貸してくれるのか?」
「誰ですか?」
「現在、療養中の医者がいるから会ってくる」
「どんな医者なんですか?」
「日に3、4回吐血している医者だ」
「その人にこそ医療が必要ですよ!」
その頃
「はーはっはははははは!!」
「ハ、ハル兄がご機嫌過ぎる!!」
「これだけのご機嫌は……っ!成る程」
「分かったのか秋羅!」
「きっと、ナツキへの拷問の出来が良かったんだろうな」
「あぁそうか!それなら納得だよ!!」
「全然違うぞ、俺は今日別の喜びで満ちているんだ」
「それ以外での喜び……あぁ仮面ライダー絡みか」
「それか天変地異の前触れか!」
「何でその二択になる?」
「そんな事より何があったの?」
「聞いてくれ一夏!実は俺……仮面ライダーに変身出来たんだ!!」
「って夢を見たんだねハル兄…」
「一夏?」
「だってハル兄が仮面ライダーに変身出来る訳ないじゃないか!出来ないでいつもハンカチを噛み締めてるのに!」
「それは過去の話だ……今の俺は変身出来るんだよ!それと俺ってそんなブレンみたいな事してたか?」
「前にカイザギアを灰化させたりとか…オリハルコンエレメント目掛けて体当たりして弾き飛ばされたり」
「鬼になろうとしたら全身火だるまになってたな」
「いやぁ…アレはビックリした…うん」
「けど何でいきなり変身出来たんだろ?ハル兄…何処かおかしい所ない?」
「無いぞ、俺の体は健康そのものさ!なぁ皆!」
『残念だが一夏……ハルトの体には致命的な問題が!』
「何だって!それは一体何なんだよ!!」
「え、マジで俺…体悪いの?」
『あぁ……相棒は頭が悪いんだ』
『最近結構な頻度で倫理観ブレーキが良く壊れるんだ!』
「それは知ってるけど?」
「よし一夏、今日は特別にお前へ戦いの手本を見せてやる」
いつの間にか付けていたメガネを外すと何処から共なく飛んできたホッパーゼクターを掴み面を変え 茶色のホッパーゼクターを正面にして装着しようとするが周りから止められたのである
「待てハルト、一回病院に行くぞ」
「千冬?」
「そうだよ何でハルくんが変身出来たか診断しなきゃ」
「大丈夫だって遂に俺の願いが叶ったんだよ!ますます元気だよ!」
「だから心配なんだ」
「何せ龍の玉から出る龍にもそれ無理言われた願いが叶ってるんだから!」
「そんな事ないもん!いや待てよ…神龍がダメって言ったのは出来るのに何言ってんだオメェという事だったのか」
「黙れ、いいからさっさと病院に行け!」
「ひゃい」
『やはり嫁には勝てないか』
ので
「けど実際の所なんで変身出来たの!アナザーカブトの元の契約者が矢車さんだったから?」
本国に帰還し病院へと向かう道中でアナザーライダー達に尋ねる 実際 心当たりがあるとしたら その辺しかない
「前に記憶喪失だった時も仮面ライダーアギトになれたらしいし…もしかしてお前達と契約した影響で俺の体に何か変化が起こったのか?」
『だとしたら最初から気づいている筈』
「けど俺の主治医って誰よ?」
となった事で取り敢えず
【それで私に連絡した訳か】
「俺の体を隅々まで知ってるのリリアナくらいじゃん」
そう問いかけた先にいるのは金髪の女性 名をリリアナ、ハルト達 Hシリーズの研究主任であった女性である
【誤解を招く言い方は辞めたまえ、まぁ確かに君の言う通りだが…正直に言えば君は私にも予想外の進化したからね、原型を留めてない以上私の診察は最早実験になるよ】
「そっか…わかった」
と通話を切ると 確かにと呟き
「俺、人間から怪人王に進化してたわ」
そもそも種族単位で変わってるから そうなるか!と思い直す
『そうだったな』
「そうなると逢魔王国の医学チームでも俺の診察は難しいんじゃね?」
となった その途中 行って来まーす!と制服を着た子供達がキャッキャとランドセルを背負って学校へ向かう姿が見えたのである
「うんうん、あんなに喜んでくれて嬉しいなぁ…頑張って学校作って良かったよ」
逢魔王国立学校
幼稚園から大学までのエスカレーター式で推薦やら色々の入学方法もある
それは逢魔支配領域全ての者が門を叩ける学舎 そこには逢魔にある全てを学べるのだ
因みに闘技場で一年間 ランキングに生き残れば入学も可能であるがこの方法で入学した奴は1人もいない
『そうだな何せ国立学校の校訓が【誰もが世界に輝ける才能を持っている!】と【貴方に教えます!街のゴミ拾いから仮想敵国家転覆まで!】だからな』
「まぁ主な目的としては何れ生まれる俺の跡を継ぐ者、そしてそれを支える優れた逢魔の次代を健全に育成する為にも成長を妨げる、ありとあらゆる倫理観や道徳心や常識なんてドブに捨て弱肉強食のみがモットーな蠱毒の学舎よ」
『あ、あれ?』
『学校って倫理観や常識、道徳を学ぶ場所ではないのか!?』
『忘れたか?あの学校を作ったのが誰かという事を…』
『あぁ…普通の学校なら蠱毒なんて単語は出てこないんだよ』
「逢魔全土が対象なのもイカれた校訓なのも、人には見つかりにくい才能をきちんと見つけて導く教育者が必要だと考えたからな」
『おぉ…』
「何せ俺自身が学校や面社会で活かせない才能の塊だったし…事前情報あったけど手探りでもあったし…」
『お前の生い立ち含めて、色々と重たいよ…』
「けどまぁ楽しい学舎になるなら大歓迎だよ」
『んじゃ病院行くか』
「えぇ…」
『行かないと千冬に怒られるぞ』
「けどリリアナがダメなら俺の主治医いないじゃん」
『………あ、それなら』
という訳で
ここは牢屋敷 平次はナツキを愛する者達がナツキを監禁して愛でる愛の巣でもあり 逢魔での人気バラエティ
【野田ナツキのリアル脱出ゲームーヤンデレの追撃から君は生き延びる事が出来るか?いや無理!ー】
の聖地でもある 此処は本来 魔女因子によって魔女として覚醒、封印されていた子達が日常生活に戻る為のリハビリ施設でもある
「それで私の所にですか」
そこの先生にして逢魔王国元最高幹部にして老ハルトの参謀 エイゲツ とある事件で拳を交えたが今は関係も回復している
「そーそー木野さんはアギト専門医だし、他の皆も そのカテゴリなら分かるだろうけど怪人全ての力や体質を持つ俺自身の主治医はいない…後、聞いたけどお前医者だったんなら俺の事診察出来ないかなあって」
「そうですよ」
「ねぇ、あのクソジジイは仮面ライダーに変身出来た?」
「いいえ、あの人は仮面ライダーへの変身は出来ませんでしたよ」
「そっかぁ!じゃあ自慢してやろう!」
『その未来は分岐して行けなくなかったか?』
「大丈夫だよ、えーと…あ、見つけた!」
『は?』
「ちょっと待っててねー!」
オーロラカーテンを超えて老ハルト√ 未来の逢魔にて
「よぉクソジジイ!」
「ん?……ごふっ!何故お主がこの時代に!此処に現れるなんて儂の記憶にはないぞ!」
「そりゃアンタに取っては過去形でも俺にとっては現在進行形だからな」
「そ、それで何しに来たんじゃ?」
「まぁ見てな、こい!ホッパーゼクター!」
「!!」
「っと」
「ほほほ随分とゼクターに懐かれたのぉ、じゃか変身出来ない体なのに懐かれても哀れのものじゃなあああ!」
『あ、フラグ』
「変身!!」
『HENSHIN!』
「ほぇ?」
『change kick hopper!』
「どんなもんだい!」
「……」
「俺は変身出来たぞ?で、お前は?俺より成長してるお前なら出来るよなぁ?」
「は、ハッタリじゃ!お主に変身なんて出来る訳がなかろうて!!そうじゃ!これは擬態じゃな!」
「ほいっと」
『change!punch hopper!』
ゼクターを外し、キックホッパーの裏面にあるリバーシブル機能でパンチホッパーになると老ハルトは
「……………」
放心して数秒後
「あ……ああああああああああああああ!!!!!」
発狂したのである、こんなに発狂したのはダグバが初代クウガからアークルを引き剥がした時以来だという…
「そうとも!俺はその姿が見たかったんだよ!何か偉そうなお前が絶望する姿が!そう!今日こそが俺の生まれた日だぁ!!あーはっははははははは!!祝え!新たな歴史の創生を!」
変身解除して大笑いするハルトに老ハルトは血走る眼と皺を刻んだ顔から悪鬼の相貌となっていた
「どんな気持ち!ねぇねぇ!!仮面ライダーに変身出来ないってどんな気持ちぃ!」
「…………ころちゅ」
「………ん?」
何故か口から血が流れ出てきたのである
「あれ?口切ったか?まぁ良いや、バイバーイ!」
老ハルトを煽るだけ煽って帰ったのである
「あんのクソガキがあああああ!!」
そして帰還したハルトはエイゲツの前で
「ただいまー!………こふっ!」
『ハルト!?』
吐血したのである
「吐血キャラは僕のものなのに!」
『言ってる場合か!』
診察中
「成る程……」
カルテを見ているエイゲツに一言
「何か分かったのかエイゲツ」
「簡単に言えば拒絶反応ですね」
「ん?」
「魔王の体は怪人専門に調整されてるから仮面ライダーの力はそもそも合わないんですよ、それなのにライダーの力を使うなんて…蕎麦アレルギーの人が蕎麦を食べたようなものです、全身に拒絶反応が出たんですよ」
「それならアナザーライダー達も合わなくない?」
「魔王様の体でライダーの力を受け止められるのはアナザーライダーがギリギリのラインなんですよ例えるならヴァレンがチョコルドゴチゾウを使った状態と同じです」
「え…俺の体って絆斗さんみたいなボロボロの感じだったの?」
「その通りです…或いは記号の摩耗した状態で変身してる草加と同じですね」
「それなら覚悟次第で後何回かは変身出来る……っ!今の俺はつまりオデノカラダハボトボトダア!って事だな」
『その言葉……何か聞き覚えあるな』
『ジーク、それ以上はいけない!』
「辞めてください」
「冗談だよ、やる訳ないじゃん」
「心配しかないんですよ」
「そんな事よりこの施設も随分と賑やかになったな」
「え、えぇ…魔女化した子達も元に戻って今ではリハビリの毎日ですよ私も投薬治療中ですよ…ごふっ!」
「そうか安心したよ」
『そうかなぁ!!』
牢屋敷での事件の後
ヒロ、ノア、ナノカ、シェリーはナツキの館で暮らしている
ユキ、メルル、アンアン、ハンナは家庭環境もあったので此方で引き取り現在逢魔で暮らしている
エマ、アリサ、ミリア、ココ、レイアは帰る先があったので元の生活に戻っているが此方とも定期的に連絡を取ったり逢魔に遊びに来たりしている 何故かアリサは浅倉と仲良くしている……将来が心配だ
そんでマーゴはナノカ姉ことホノカと島に残り魔女化した子達の社会復帰を支援している 時折 あの事件で交友を持った面々と集まっているらしいのは安心したが何故かホノカがナツキをナノカを誑かした奴とロックオンしているが…あのバカの事だ恐らくヤンデレを増やす結末になるだろう
「………」
「私も手伝っているのよ」
「マーゴ、久しぶりだね」
「えぇ、まったくよ皆は元気?」
「あぁ、エマちゃんは今日も元気だよ……何せ俺を後ろから見てる」
指を刺すと扉の隙間からこっそりと此方を覗く目があったのである
「え?……ひっ!」
それを理解して震えるマーゴに対してエマは出会った頃の明るい顔をする
「久しぶりだねマーゴちゃん」
「え、えぇ久しぶりね…いつの間に…」
「それは…知らない方が良いと思う」
「そ、そう…」
「それよりもハルトさん」
「ん?」
「これからはライダーの変身は控えてくださいね」
「どうしようかなぁ〜」
「控えてくださいね?」
「はいいぃ!」
「え、エマちゃん?」
「ふふふ」
「そう言えばヒロちゃんが前に何か村に行くとかいってたけど何か知ってるかしら?」
「はい!ユキちゃんが前に魔女云々の話をした時に私が調査に行くと聞きました!」
「何だそれ?不思議な因習がある村?」
「はい!何か体に花が咲くと死ぬ云々って言ってたな」
「体に花が咲くと死ぬ…成る程」
ハルトの脳裏にはヘルヘイムの果実を食べてインベスになった人間を思い出していた
『相棒、それ違う』
「えぇハルトさんも気をつけてくださいね」
「安心しろエマちゃん、俺の頭は常に満開のお花畑だから!」
『それ言ってて悲しくならない?』
取り敢えず原因が分かった その後 エマも遊びに行くと本国に来たのだが
「後何回かは大丈夫…大丈夫一回くらいならバレないって」
「誰にバレなければ良いのか?」
「そりゃ勿論…………あ」
そこにはキャロルとあかねがいた……うむ
「貴様と言う奴は」
「ハルト?」
「大変申し訳ございませんでしたぁ!!」
恐ろしく早すぎる土下座であった
「エマの奴から話を聞いていたが変身した拒絶反応で吐血したと聞いたぞ!」
「違うんだよ!アレは飲んでたトマトジュースが咽せただけで!」
「問答無用!!」
「違うのにいいいぃぃ…」
「ハルト…」
「アンアン…どしたの?」
「お願いだハルト【仮面ライダーに変身した事を忘れて】くれ」
まさかの魔法が発動 確か彼女の魔法は軽度の洗脳である…だが
「残念だったなアンアン!俺には洗脳魔法は効かないぞ!」
精神汚染耐性を舐めるなと言いたい
『お前、大人気ない』
『相棒サイテー』
『マジないわー』
「そこまで言うか?」
しかし
「うぅ……や…やダァ…ハルトがいなくなるの…いやだぁ…」
「うっ…」
『あーあ、泣かせた』
アンアンが泣いてしまった…こ、この小動物的な表情は狡いと思う つか完全に俺悪役じゃん!と溜息を吐いて一言
「分かったよ…流石の俺も自分を大切に思ってくれてる人達がいるのに我欲を優先なんてしない…ごめんね」
「そうか…良かった…」
「当然!!俺は自分以上に逢魔の皆が大事なんだからさ」
頭を撫でてアンアンを落ち着かせるハルトだが流石に泣くまで心配されているとは思わなかった…
「それなら……この後は分かるなお仕置きだ」
「へい!一思いにお願いしまーす!!」
そのまま正座して嫁達全員から袋叩きにされたのであった
その後 キャロルがキスする事で自分が変身した記憶を抜き取る事でハルトはまた変身出来る事を忘れたのであった
「はぁ……仮面ライダーに変身したい」
『お、おう…』
ーーーー
その頃 IS学園
「ホタルママ!パパ!」
「う、うん」「お、おう」
素性不明の子供が一夏とホタルと父と母と呼ぶ事で学園では新たな修羅場が巻き起こっていた!
そしてその頃ナツキはマドカによって監禁されていた所を……IS学園にやってきたヒロによって解放され別の場所に監禁されていたのである!
だが一夏はふと考える
「いやマジで誰の子なの?」
「え?もう私達の子供で良くないかな…養子縁組しようよ」
「え…ホタル、それって…」
「あ……あはは…その…」
「お、俺は……ホタルが嫌じゃなかったら良いなとか…」
「私は…嫌じゃないよ…」
その光景に舌打ちする箒達と
『ホッパー!(甘い!これはグラブジャムンより甘いぜ!)』
『スチーム!(ちょっとコーヒー貰ってくる!)』
と呑気なケミーに内心 何してんだテメェ等と毒付きながらも
「けど養子縁組なんてしたら元々の親が困「パパは私が子供なの…いや?」いや最高かもしれん」
『ホッパー!!(一夏!?)』
『スチーム!(目を覚ませ!?)』
『ブシドー!(お前は貴重な常識人属性を放棄するつもりか!)』
『サボー!(いや最近の一夏はそんな感じじゃないだろ?)』
「はぁ……」
秋羅は遠巻きで溜息を吐くと
「おやおや見ない内に溜息を吐いてるではありませんか?」
「っ!エイゲツ!!」
「え、誰!?」
「初めまして、私は篠ノ之製作所の医者のエイゲツですよろしくお願いします」
「「はあああああ!!!」」
「お久しぶりですね、お2人とも…元気そうで何よりゴホッゴホッ!!」
「吐血してるぅ!!」
「医者は何処だああああ!!」
「わ、私です……皆さんを診察しますから……ごふっ!」
その時 この場にいた全員が思った
ーいや診察必要なの自分達でなく彼じゃね?ー
と
そして時間を空けて屋上で千冬、束も含めての会談となった
「何故、貴様がこんな所にいる」
「そうだね、またハルくんを殺しに来たとか?」
「また?」
「そうか…シャロンは知らなかったなコイツは元逢魔最高幹部でありハルトを裏切った男だ」
「ほぉ最高幹部…つまりテスタロッサやハウンド並みの重鎮だったと」
「その通りです…この首が欲しいのですか?良いでしょう!このエイゲツ……どうせそんなに長くありませんからぁ…」ゴフッ!
「吐血!?ちょっ誰か医者を呼べ!」
「すぅ……お医者さーーーん!!」
「束、少しは真面目にやれ」
「まさか…魔王には貸しはありますから、そんな事しませんよ」
「本当かなぁ」
「そこは信じてくださいとしか言えませんね」
「信じよう」
「早いぞ一夏!この人がハルト王始めとして我々にどんな迷惑をかけたか思い出せ!」
「それはハル兄の問題であって俺達の問題じゃない!」
「一夏!?」
「だが何故、篠ノ之製作所の医者を名乗った」
「魔王の診察をしたのと…話に合った彼女の診察も併せてね」
そう言ってホタルを見た
「わ、私?」
「ホタルの?」
「はい、ロストエントロピー症候群でしたか?それは九条先生が治療法の目処を立ててますのと今後の治療法の案内をしようかなと……こぶっ!」
「「(最初に、この人の診察すべきでは?)」」
「な、成る程………ん?ハル兄の診察…ってハル兄何処か悪いの!!」
その言葉に千冬は笑い始めた
「ははは!一夏は冗談が上手いなアイツは悪い所があっただろ?
「え……あ、頭か!!」
「その通りだ」
「じゃないよ酷いよ2人とも!」
「あ、ハル兄」
「あんまり酷い事言うとギルスと木野さんからも採取した天然アギト因子が入った注射を打つよ?」
「え、何それ怖い…」
「覚醒したらギル・アギトかアギトに変身出来て失敗したら死ぬだけのお手軽ギャンブル!さぁ!誰でも出来るアギト覚醒ガチャの時間だよぉ!」
『覚醒したらアンノウンが殺しに来るがな!』
「どっちにしても地獄じゃないか!」
「命知らずのデスゲーム!」
「大丈夫大丈夫!俺や神が死ぬ寸前にゲーム病で消滅させるから!」
「どちらにしても人間として死ぬのか?」
「何をどう安心しろと!?」
「その後、バグスターとして蘇生させるからアギトの力を得られるまで何回でもアギトになれるまでリセマラ出来るよ!最初はオルフェノクもありかなと思ったけど…一回しかチャレンジ出来ないのがなぁ…」
「ハルトさん…一回私と倫理の授業しませんか?」
真耶も流石に冷めた目で見ているのだが
「逢魔以外の人類が生き残るにはアギトになるかオルフェノクになるか改造人間になるかしないとダメなんだよ!そう!これは人類の選別なんだ選ばれたものだけが生き残れるね」
『相棒?闇堕ちしてるよ?』
『なぁ命の価値について俺たちと勉強しようぜ』
「はーはっははは!最高の夢を楽しもうぜぇ!」
『おいジーク!!テメェ、ハルトに何をしたぁ!』
「進化とは誰かの手で為されるべきではないよ!」
「そうだよ困難に立ち向かい自分の意思で達成されるべきではないのか!」
「今のセリフ……何処となく氷川さん味がある…良いセリフだ一夏、お前は一体何者だ!」
「通りすがりの仮面ライダーだ覚えておけ!」
ドヤっ!とした一夏に
「貴様にそのセリフは10年早いわボケェ!」
「ごふ!」
「一夏ーーー!!!」
義弟の顔面にドロップキックを叩き込んだハルト、それを見ていたエイゲツは呟く
「それよりもあの子は…」
「一夏の自称娘だ」
「ほぉほぉ………おや?」
「どうしたの?」
「いえ、未来では確かに一夏君の子供は多かったですが…このような子は…」
「ちょっと待って色々と聞き捨てならない単語が…」
「見習ってはいけない人の手本が魔王様というなら 貴方は未来では過保護の極みと言われる親バカとなってます」
「知りたくないよ!そんな未来!!」
「大丈夫ですよ一夏君、アレよりはマシですよ」
「誰が見習ってはダメな人の見本だ」
「まぁそれは置いといて、早いが話しがこの子の遺伝子を調べれば良いんですね」
「お願い出来る?」
「勿論、任せてください」
その時 鳴り響く警報 現れるは絶対天敵
「敵襲!?」
「はぁ…しゃあない行くかぁ」
「ハル兄!?」
「良いからさっさと子供連れて安全な場所に行ってこい」
「ハル兄は……まさか!」
「奴等はこの場で全滅させてやる」
「そんな事!…出来…るな」
「当たり前じゃん、こんなの俺に取っては教室にスズメバチが入ってきた程度のトラブルだよ」
「割とヤバくない?」
「ふふふ…仕方ありませんね私の出番か……ごふっ!」
「エイゲツは下がってろよ」
「何のこれしき魔王様と共に戦場を駆けていた頃に比べれば」
「(腐っても、あの人格破綻者であるクソジジイから参謀として重用されてるだけはあるって事か)」
散々な言いようであるが割と事実であったが
「ダメ、それよりもあの子の調査をお願い」
「……はっ!」
そのまま全員が離れたのを確認したハルトはアナザーウォッチを構えたのだが
「助太刀するぜハルト!」
「ナツキ?」
「こい!ガタックゼクター!!」
飛んできたガタックゼクターを掴みナツキは告げる
「変身!」
『HENSHIN』
ガタックに変身するナツキにハルトは下唇を噛み締めて悔しがる
「ころちゅ…」
『落ち着け、敵はあっちだからな相棒』
「あれ?お前……キックホッパーに変身しないのか?」
「は?何言ってんだオメェ?俺がキックホッパーに変身出来る訳ないだろ?」
「え?昨日、変身し「ナツキ?」あれ?千冬さん?どうしてサソードになって刃を首に添えてるのかなぁ!!」
「それ以上言うな」
「はいいいい!」
「ん?千冬も何してんのさ?」
「何、気にするな…では私は指揮があるから失礼するぞ」
「此処は!俺に任せておけ!」
とグッ!とサムズアップする
「さーて、行くぜ!」
『ジオウ』
アナザージオウに変身しアナザーサイキョーギレードを構える
しかし 人型の絶対天敵2名がつけていたのは先日のコーカサスがつけていたブレス
「………え?」
そして現れた銀と銅のゼクターをそれぞれ呼び出し装着した
「「変身」」
『『HENSHIN』』
同時に展開された装甲と現れた銀と銅のライダー
『『change beetle!!』』
現れるは異なる未来にいた甲虫
仮面ライダーケタロス、仮面ライダーヘラクス 現る!
「良いよなぁ……お前達は……」
『カブト』
その裏でエイゲツが一夏の自称娘のDNAを調べていた
「この遺伝子配列……ん?人間ではない……けどこの遺伝子は…まさか…あの子は!」
その時 エイゲツの背後に
「バレちゃったら仕方ないね〜」
「っ!!!」
歪に笑う自称娘がいた…
「貴女のデータを見ましたが…まさかー
「そうだよ私はーーー
その問いかけを見ていたのはもう1人
『こ、これは大変だぁ』
と呟いたゴルドドライブはエイゲツの持っていた端末から束の端末へと移動したのである
束の研究室にて
『大変だ篠ノ之束!』
「私は常葉束さんだけど?」
「お母さん、予期せぬウイルスが入りましたね」
「本当、削除しないとねぇ〜」
『話を聞けえええ!エイゲツが検査したが一夏の自称娘は本当に自称だった!奴は人間に擬態した絶対天敵だ!』
「「え?」」
『奴等の狙いはIS学園の警備システムを破壊する事とライダーシステムの確保…奴に既にマスクドライダーシステムの幾つかが横流しされているぞ!」
「ちーちゃん!」
【分かっている!】
その言葉に弾かれたように千冬も動くが一夏とホタルはあの子が迷子になったと思い学園を探すのであった
そして別場所ではエイゲツの変身するトゥルーブレイブと絶対天敵としての姿を見せた自称娘の戦いが幕開けようとしていた…娘は以前 擬態するに当たって一夏の情報であったものを束のラボから幾つか盗んだのである
それは銃のグリップ型アイテムであった
「!!!」
それに従い現れた、トンボ型ゼクター ドレイクゼクターがグリップと一体になると
「変身」
『HENSHIN』
娘の体を包み込み現れたのが一見するとヤゴのような姿をしたライダー
仮面ライダードレイク・マスクドフォーム現る
トゥルーブレイブは近接戦を仕掛けると同時にドレイクはドレイクゼクターでの銃撃を浴びせるのであった
そして同時刻 その現場を見ていたメガネをかけたスーツ姿の青年の周りにハチ型ゼクターが浮遊していたのであった……
予告
鹵獲されたマスクドライダーシステムで学園内で暴れる絶対天敵 そして一夏とホタルはドレイクと変身した娘と相対する
そしてケタロスとヘラクスと戦うナツキとハルトの間に割って入った者は誰なのか!
次回!学園決戦 お楽しみ!
オマケ短編
食事のシチュエーション
「今日の昼ご飯は美味しそうだぜ」
「好きな席で食べようか一夏」
「おう!」
そして一夏は玉座の間に行きハルトへ
「さぁ、ハル兄!!そこを退け!!」
「何だ一夏!謀反か!!」
「落ち着け一夏!俺の例えが悪かった!」
「は?」
秋羅の説明を聞いて一応は納得したハルトだが
「好きな席でご飯を食べるのは美味しいか」
『相棒?』
2068年
「そこを退け!オーマジオウ!!」
「ほぉ」
『ハルト!ストップ!ストーップ!!』
電車旅
ガオウライナーで神の路線に乗っていた時の事
「おい乗車券を見せてみろ」
牙王が尋ねるとハルトが
「そんなのよりもっと面白いもの見せてやるよ」
「そう言って武器を突き出すつもりだな」
「そんな事しないよ牙王〜」
「昔、俺がよくやった手口だ!」
「流石、元列車強盗が言うと説得力が違うぜ!」
次行く世界
-
真剣で私に恋しなさい!
-
戦国恋姫
-
アカメが斬る!
-
スターウォーズ