前回のあらすじ
「この本によれば私は漸くちいか○のダメージから回復すると書かれていますね」
「それは、お前の心の持ちようだよ」
「ご迷惑をおかけしました我が魔王!では改めて我が魔王の働きにより敵を退けましたがオーディンの奇襲 ナツキは何とか説得に走るが失敗…一体どうなる事やら」
その頃 ハルト達は制服に身を包み無事に転入する事になりました!
「まぁ当然だな」
と喜ぶハルトだが出発前 あかねはウォズ達に
【我が魔王は必ず暴走するので大変だと思いますが、ブレーキ役を何卒よろしくお願いします!】
お願いします!と全員から頼まれていたのを思い出していた
「こうやって登校するのも久しぶりだね」
「そうだな…前は迷宮で見た夢の中だったか」
トータスで見た泡沫の夢 あの時の焼き直し…制服は違ったりしてるが
「うん…」
「似合ってる…よし行くか」
とロックビークル サクラハリケーンを起動したのである
「え?」
「あぁ気分はローズアタッカーだった?」
「え、えーと」
「大丈夫、ロックビークルだからポケットサイズだし他のライダーマシンが良いなら〜」
「え?歩かないの?」
「え?バイク登校じゃないの!?」
「私はハルトと歩きたいな」
「よし、そうしよう!!」
『流石はあかねだ』
と2人で登校する光景にエマ達も合流する
「今更だけどエマ達は一年生か」
「そうなんだよ…はぁ」
「良いではありませんか放課後は一緒に遊べますから」
「放課後の寄り道は感心しないな」
「ん?そう言えばナツキは?」
「あぁナツキなら他の女の匂いをつけていたから私が正しい教育を施した所だ」
「オハヨー」
「なんか知能指数が下がってる…」
そして渡されたのは成績表 この学園では成績順に順位がつけられる 上位50名はSクラスというらしいが
「取り敢えずは俺とあかねはSクラスか」
「俺はFクラス…何で!?」
「九鬼さんに頼んだ調整して貰った」
九鬼帝に今回の潜入調査を頼んだら協力に乗ってくれた どうやら学園長も一枚噛んでいるらしい
そりゃ自分の生徒達がガイアメモリ使って犯罪してるかもと考えてしまったらなぁ
恐らくメモリ関連での利害の一致と見える そう考えると学園長周りは俺の正体を把握しているだろう警戒せねば…
「何でさ!」
しかしナツキはうるさいな
「そもそも俺達の目的は学園生活を楽しむ事じゃなくて学園に蔓延ってるかも知れないガイアメモリの調査だろう?」
「だとしても俺だけクラス違うのはおかしくない!それなら別々のクラスにしろよ!」
「騒ぐな理由はちゃんとある」
まず一つ目と指を立てて順序良く話す
「今回のメモリ犯罪をどの層が関与してるかの調査だ、そもそもガイアメモリを作るには土地や専門的な設備が必要になる」
「そうなの?」
「はぁ…メモリを新造するにはフィリップさんがビギンズナイトの時にいた島みたいに地球の記憶を抽出してメモリを作るみたいな大規模設備が必要だけど既存メモリの複製なら小さくて問題ない」
実際 W本編のアノマロカリスドーパント戦だって 依頼人が揉めてた土地がメモリ工場云々が発端だったのであるから
「それを公的機関に把握されずに製造し続けるなら?」
「そう言った土地を私的に保有してる奴に限られるって事だよね」
「そう言う事」
「つまりハルトはこの世界の上流階級の人間がガイアメモリ製作や密売に関与してる可能性が高いって考えてる訳か」
「けど何の為に?」
「さぁね、金か力か将又…」
その問いに頷く
「まぁ個人単位ならここ迄の規模にはならないメモリ犯罪を考えると相手はある程度の組織と見るべきだよね」
「うん、どんなものでも広めるには相応の資金や規模が必要になる勿論、何処からか横流しされたメモリをEXEみたいな半グレチームが売ったり集めてる可能性もあるから全部とは言えないけど」
「成る程、それでSクラスに…この資料だと地元の有力者や九鬼みたいな会社の人もいる、調査するならその手の人間と接点を持つには都合が良いと」
「逆にFクラスは問題児クラスとされているとなれば?」
「メモリを使う側になる可能性が高い?」
「そう言う事、売人が接触を図る可能性が高い訳だ」
「犯人がFクラスにいる可能性もあるか」
「シドさんだって正体バレる前は錠前ディーラーしてたから、隠れ蓑なんてそんなもんだって」
「けどそれならIS学園の時みたいに先生枠として入るのが都合よくない?」
「あの時と状況が違う、今回は生徒がメモリを使う立場になっているなら目線はより生徒に近くあるべきだ確かに先生も関与してるなら厄介だけど、先生側は俺が最も信用しているメモリ専門家に任せる事にするよ」
「それって…」
「おはようございます、ハルトさん」
「うぉ!」
ナツキはビックリするがハルトは慣れたように
「おはようございます、井坂先生」
先日復活した井坂先生であった
「いやマジでこの人 保険医として潜入するの?」
「腕は確かだ」
"腕は"な!とナツキは思ったが黙る事にする
「それに私ならメモリを使っている人間を見抜けますからね」
「生体コネクタ的な?」
「いいえ私、分かるんですよ」
「流石ですね井坂先生!」
「貴方の所持するメモリコレクションを見ましたがエターナルというメモリは興味深いですね、是非私にも一つ」
「あぁ、アレ無理」
「ほぉ」
「そもそもエターナルメモリは生成されたのが2本だけ…いやW世界に限らず言えば3本目か…けど今全部、克己さんが持ってるよ」
「なら複製機は?エターナルメモリくらい増産出来るだろう?」
ナツキの問いにハルトも思い出す
そう、あのメガヘクスの技術転用した万物を複製する機械 あれがあるから逢魔王国は異世界の軍艦のパーツやら武器弾薬防具装備などを量産出来ている それは当然 ライダーシステムにも言えるが
「それも無理、俺も前にエターナルメモリを複製しようとしたら出来た瞬間にぶっ壊れたんだよ だから今のエターナルメモリは克己さんが持ってる1本だけって事」
正確に言えば ハンドレッド 残党から巻き上げた代物である
「せ、世界に一本のメモリ!」
「けど待てよT1、T2でエターナルを作れたなら財団Xにはエターナルメモリに関するデータがある?これは調査せねばならないな、つかメモリが欲しいなら俺に言ってくださいエターナル以外は作るから克己さんも揉めないでくださいよ」
「勿論ですとも……テラーとかお願い出来ますか?」
「初手から最高位のメモリを頼むとはやりますね」
「私の憧れのメモリです」
「それならオマケにタブーも付けときますよ?井坂先生はご存知かと思いますがタブーメモリはどうやら使う人間によって姿が違うんですよ」
「ほぉ!それは興味深い!」
「他にもですね!トードストールって毒キノコのガイアメモリもあるんですよ!」
そのやり取りにナツキは引いていた
「やっぱりハルト、悪人の操縦方法心得てんな」
「そりゃ本人が一番毒されてるからね」
「つか俺達、メモリ作ってる奴倒しに来たのにメモリ作って良いの?つか逢魔のメモリが流れたとか考えない訳?」
その問いにハルトは
「そりゃねぇよ…そもそも九鬼帝が俺達の世界にやってきたのは事故みたいなもんだし、それより前からメモリ犯罪はあったときたからな、それに逢魔のメモリはエターナルの件があったからのT2仕様この世界で戦った奴ら全部 改修前のモデルだから逢魔のメモリではない何より俺が厳重に管理してるから、んな真似するかよ」
「分かってますねハルトさん」
「実はですねドーパント用のドライバーを開発してまして」
「ほぉほぉ」
「メモリの副作用とか毒素をめちゃくちゃ増幅する代わりにその性能をめちゃくちゃ引き上げる機能を搭載予定で井坂先生も納得の逸品かも知れないんですよ!」
「ほぉ!!」
「ハルト?」
その時 場の空気が凍った
「……あ、あの?あかねさん?怖い何か怖いヨォ…」
「少しお話ししようか?」
「ひゃい!」
そして説教が終わった後 案内されたのが何故か学園長の部屋 取り敢えず周りに見張りは配置しておこう
ハンドサインを出してメガ、ギガ、オメガゼールを待機させておくことにする
「初めまして異界の王よ儂は川神鉄心、この学園の学園長をしておる」
何故だろう、残火の太刀とか持ってそうなベテラン戦士感がある
「おいおい帝さん、そこまで話してたのかよ…まぁ無駄な手間が省けて良いや…学園長…帝さんから聞いてるなら俺達の転入理由も?」
「無論把握しておる最近、若者の間で噂の魔性の小箱の関係者で潜入捜査に来たとな」
「OK…なら俺達の素性を把握してるのは?」
「学園では儂ともう1人」
「それは?」
「九鬼英雄、お主の言う奴の息子じゃよ」
「あぁそう言う…」
って事は九鬼家の人間は俺達の事情を把握してると見て良い 覚えておこうと記録している
「しかしまぁ実力でSクラス入りするとはのぉ」
「一応こう見えて王様ですから毎日勉強ですよ」
「え?」
「どうしたナツキ?」
「お前コネ的なのでSクラス入りしたんじゃないの?」
「ん」
その時 ナツキは思い出した このバカ 勉強はできるバカだった事を
「え、じゃあまさか…俺のFクラスって!」
「ま、まぁ頑張れ」
「いやあああああああ!!」
ナツキを今世紀最大の恐怖が襲ったのである
そしてクラスに無事潜入した
エマとヒロとユキ ハンナとシェリーでそれぞれ違うクラスに入ったらしい
その辺は安堵である 一応心配なので陰ながらの護衛をつけているので安心はしている しかしまぁ
「あれ?学生ってこんな自由だったけ…」
思わず天を仰ぐ 何故 和装や軍服やらで教室にいるんだ?と思ってしまう…端的言おう個性が爆発し過ぎている!
色々困惑していると
「すまないな転校生よ時間を貰うぞ!」
と話しかけたのは銀髪に金色のスーツ、んでもって額には特徴的な傷がある…あ、この人か!と思ったが 取り敢えず この場では黙っておこう
了承して案内されたのが屋上であった
まぁ男の背後に立っているメイドが滅茶苦茶 警戒しているのは当然だろう
「あずみ、人払いを頼むぞ!」
「かしこまりました英雄様〜!」
すると消えたと思ったら また現れたのである
「改めて自己紹介といこう、我は九鬼英雄だ!」
やはりか
「常葉ハルト、帝さんから事情は聞いてると思うけど…よろしく」
「うむ!父の件は助かった礼を言うぞ!」
「いやいや、あの一件で俺達絡みの事件に鉢合わせたから逆に礼を言うのはコッチだよ」
「確かに我は貴殿の言うように父からは大凡の事情は聞いている!学園生活での協力は惜しまぬぞ!」
「そう言えば俺達側の事情で九鬼家全体で共有されてる?」
「いいや我と姉、妹と一部の従者だけ…そこのあずみもだな」
と英雄の背後のメイド あずみも礼は示される聞けば英雄の専属従者とのこと
「やっぱり従者って、そう言う感じだよなぁ上を立てると言うか何と言うか」
「む?貴殿の国は違うのか?」
「そもそも俺が作った国だから仲間達もいきなり俺が国王!お前達家臣な!とか言われても困る!みたいなスタンスな訳ですよ」
何せ臣下筆頭のウォズでさえ慇懃無礼な態度だったりする そう言う意味では建国後に傘下になった面々の方が俺を王と慕っているのが不思議だ
「建国の王とはそんなものか」
「劉邦とか豊臣秀吉みたいに庶民上がりから時の王になったようなものだからね」
「成る程」
「まぁ俺としては出来たばかりだからより良い国にする為にも変な壁は作らず色んな意見を言いやすい環境としてポジティブに考えているけどね」
そんな時 予鈴がなったので話を閉めることにした
「改めて、よろしく」
「うむ!」
握手して交友を持てたのは凝光と呼べよう
そして授業 何故か平安時代 9割な歴史麻呂風の歴史教師だったり 何処かのウルトラNo.6の声をした体育教師と濃い教師陣の授業を潜り抜け
昼休み
「ふぅ……何か滅茶苦茶気疲れするな」
「お疲れ様」
あかねがいてくれるだけで本当に精神が浄化されていくよ
「ありがとう…そう言えばあかねは大丈夫だったか?何か変な奴に絡まれたとか有れば言ってくれ……物理的に排除するのも辞さない」
「大丈夫だよ、それよりハルトも九鬼さんと仲良くしてるみたいで安心したよ」
「そうだな…」
そう笑いながら答える 個人的にだが初対面ながらも彼個人は好ましい人物だと思う 変に裏表がないのは好感が持てた
「取り敢えずはクラスメイトと交友を深めつつ、情報収集だな」
「そうだね…あ、ハルト」
「ん?」
「ほっぺにソース付いてるよ」
「え、何処?」
と探してると あかねが手で取り舐めるのであった
「ふふ」
「あ、あかねさん!もう!皆が見てるよう!」
「それ私のセリフだと思うけど?」
「何か前にも似たような事した記憶があるな」
「前にもしたね」
「だよな」
と互いに笑い合っているとエマ達とも合流して話となった
3人とも無事にクラスに馴染めているらしいがナツキは
「疲れた…全員のキャラが濃い」
「お前、逢魔で慣れてんだろうに」
「濃さのベクトルが違うだろう!」
「そうか?」
と首を傾げているが取り敢えず良かったと安堵するも
「さてと先ずはどうしたものかな」
ド派手に動いて相手の目を引くのも有りではあるが…そんな事件都合よく起こる訳もない
「平和だなぁ」
「そうですね、いきなり水を掛けられたりされないだけマシですよ」
「そーそーいきなりボールとか黒板消しとか投げられたりとかな」
「あ、ハルトも経験があるのですね私も同じような事を」
「えー!ユキもそうなのかぁ!」
ハルトとユキが遠い目をしているのを見て、エマやあかねは何とも言えなくなっていた
「(重い!改めて思うけど内容重いよ!)」
「とまぁ昔話は置いといてだ…仮面ライダーマイスの新情報が解禁されたんだ」
『おお!』
「その結果、今回は十二支モチーフ+ネコという事が分かった」
「沢山増えるんだな」
「13人のライダーか…ふふ、つまりマイスは龍騎よろしく最後の1人まで戦わなければ生き残れない世界なんだよ!!」
「「「「な、何だってー!!」」」」」
「そしてそんな話をしてたらさ」
ーーーー
本国
「新作のマイスはどうやら、十二支がモチーフらしいな」
「成る程……巳年…つまり俺の出番かぁ…」
浅倉が立ち上がるのをエボルトが止める
「いいや俺の出番だ犯罪者はすっこんでな」
「あぁ?何言ってんだ?蛇と言えば俺だろ?」
「いいや俺だ」
「お前は兎、辰年も狙えるだろうが」
「それもそうだが俺と言えば蛇だろ?」
バチバチしている面々に対して
「何で蛇モチーフのライダーって狂人しかいないんですかね」
「片方は宇宙人だけどな…しかしそうなると辰年代表は龍騎やクローズに…っ!待てよ牛年はバッファが出て無双するかも知れないじゃないか!」
『こんな所までジャマ神のライダー特攻が働くのか!?』
「こう考えるとウマ、犬、猿モチーフライダーっていないな」
「馬は別ですが犬、猿は狼やゴリラの方が扱いやすいですからね」
「確かに!」
「陛下大変です!軍鶏ヤミーが酉年代表は俺だ!と言いながら参戦しそうです!」
「野郎ども!今日の夕飯は鶏鍋だぁ!」
おおお!
ーーーー
「とか話してたよ…まさか浅倉さんが巳年代表で参戦するなんてね」
「それよりエボルトとか大丈夫なのか?」
「大丈夫だけど…はぁ…」
アナザーゼッツルームでは
『落ち着けアナザービルド!良いか!ラビットラビットならともかくラビットタンクのお前に卯年代表は無理だ!というより卯年代表は公開されているぞ!』
『ふざけるな!マイスの卯年代表は俺だぁ!』
『おい!こっちも大変だアナザーオーズがラトラータで参加しようとしてるぞ!』
『アナザー龍騎もアナザーアギトもアナザーセイバーも辰年代表を狙ってやがる!』
『何でドラゴンモチーフはこんなに多いんだ!』
「しかもアナザーセイバーは西遊ジャーニーもあるから猿枠も狙えるんだよなぁ……とまぁこっちでもお祭り騒ぎなんだよ」
「相変わらずハルトの精神世界って大変なんだね」
「もう慣れたよ」
「そう言えば前に本国で軍鶏ヤミーが酉年は俺ダァ!とか言ってたけど、まさかそれって」
「アイツは仮面ライダーじゃないだろ?」
「そうなんだよ…けど軍鶏肉かぁ…親子丼とか炭焼きにするかな」
「時折お前の発想が怖くて仕方ない時がある」
と話していた
放課後 あかねと帰ろうとしていた時
初対面の同級生男子がいきなり
「転校生!いや常葉ハルト!!俺はお前に決闘を申し込む!!」
と宣言してきたのである
「決闘?」
その言葉に戦闘狂の血が沸るハルトは
「すごーい此処では俺も喧嘩売られるんだ!すげぇ楽しみー!」
『無知とは言えこのバカに喧嘩売る奴が逢魔以外にいるとは…』
『こんなのグラニュート、グロンギ以来の快挙だな普通の人間が喧嘩売るなんて』
「ねぇねぇ、取り敢えず何処の骨をへし折ろうか?」
周りは血相を変えていた
「君!今すぐそんなバカな事を辞めるんだ!若い身の上でそんなパラシュート無しのスカイダイビングをするような事は辞めた方が良い!」
「これからの人生長いのですから!そんな命を粗末にするような事は辞めてくださいまし!」
合流したナツキとハンナは止めに入っている流石はツッコミ役だと思っているが
「俺の決心は固い!常葉ハルト!俺と決闘しろ!」
「えーと、こういう時は…手袋外して」
えい!と地面に叩きつける
「これで決闘で良いの?」
「微妙に違う!」
そんな訳で
「これよりSクラス 常葉ハルトとAクラス 三浦との決闘を始める!」
宣言に わあああああ!!と湧き立つ会場
余談だがこの映像は本国にも中継されていて
アウトサイダーズは あのハルトに喧嘩売る人間がいるのか!すげぇ!どんな化け物だぁ!
と見ていたし チームマッドサイエンティストも興味津々で見ていたりする
ウォズとロイヤルガード達は 命知らずぅ!というような目線で見てたのは言うまでもない
さてその渦中の人物は
「やーやー!どーもどーも!!初めましてー!俺が噂の転校生です!よろしくねー!」
と陽気に挨拶を返していたが
「ヤケになれてるじゃないか」
「そりゃね、場慣れはしてるよ?」
毎日 観衆が大挙する闘技場で暴れてないし、何より王として多くの民草と接しているのだ大勢の人間が見守る環境なんて慣れたものだ
「一応確認するけど、俺は転校したばかりで人様に恨み買うような事した覚えないんだけど…俺何かした?」
すると三浦なる人物はすごい剣幕で
「お前ともう1人の転校生の所為で俺はSクラスから落ちたんだ!許せる訳ないだろう!こうなったら決闘でボコボコにして恥晒してやろうってな!」
「うわぁ勉強で俺よりバカならSクラスにおる意味ないやろ?」
お前、ハルトよりバカ
という逢魔国民史上最大の侮辱ワードをぶつけられた事を三浦は知る事はなかった 余談だが本国では爆笑したり哀れみの目線で見られたりしている
「何!!」
「Sクラスから実力で落ちてわそれで負けたから力で憂さ晴らしとは情けな、つまんな…いいや名前的にはexciteとか言えば良いのか?」
「ふざけるな!俺はボクシングで県代表に選ばれた男なんだぞ!すぐにそのニヤけ面を凹ませてやる!」
「はいはい。すごーいねー」
興味無さそうに答えると
「それと…何で貴様みたいな冴えない転校生にあんな可愛い彼女所が女の子達が集まるんだ絶対許せねぇ!!」
完全に逆恨みであった
「うわぁ野郎に嫉妬とか醜いわぁ…そんなんだからモテねぇんだよ自分磨けよ」
「この野郎!もう許さねぇ!その面に全力ストレートを叩き込んでやる!!」
と殴りかかってくるが そりゃ日夜 もっと凄い攻撃を捌いているハルトからしたら止まって見える程のスローである というより
「(見聞色の覇気で目を瞑っても避けられるね)」
目を瞑って、ヒョイヒョイとパンチを避けるハルトに うわぁ完全に遊んでると理解しているあかね達
「何だ!避けてばかりか!」
「ん?反撃して良いの?、なら行くよ」
ハルトの何の気なしの顔面パンチ しかしそれはあまりにも早く三浦は反応すら出来ない 何せ その一撃は音を置き去りにした
パァン!と高い音と共に後ろに吹き飛ぶ三浦
「あれ?滅茶苦茶手加減したんだけど何であんなに飛ぶのかな?」
「ま、まだまだ…」
流石に このままやると人が死ぬ!と理解したのかハンナは以前 ハルトと見た話を思い出したのである
「お!立ち上がるとはやるねぇ〜それなら「ハルトさん!」おー、どうしたハンナ?」
「カウントは?」
その問いにハルトは直ぐ合点が行く New電王のカウンタースラッシュである
「え?……あぁそういう事か!良いよ!そうだねぇ〜うーん……ハンナは何秒が良いと思う?」
「10……いや3で良いと思いますわ」
「OK!んじゃ予告KO宣言!お前を3秒でぶっ飛ばす!」
「ふざけるなぁ!!」
と向かってくる三浦の攻撃を回避
3
「ほい!」
「ごっ!」
その隙にハルトはアッパーカットで三浦の顎と顔面を上へと向けた
2
「よっと」
そして ガラ空きの胴体に目にも留まらぬ速度の前けりを叩き込み 後頭部を晒した
1
「はい、お終い」
情け容赦のない踵落としを顔面へと叩き込み三浦の意識を刈り取るのであった
「がっ!」
そして三浦は気絶したのであった
「勝者!常葉ハルト!!」
おおお!と湧き立つ会場であるが
「よし」
取り敢えず、相手にはイラついたので気絶した三浦の後頭部は強く踏みつけておくとしよう、勝ちは誇示しておくに限る
「ふぅ……ムカつく奴をぶっ倒すのは気分が良いぜ〜」
「じゃねぇだろう!今すぐ足をどけなさい!ハルト!」
「良いだろうナツキ、これは俺専用の足置きだ」
「そうじゃないって!負けた相手に追い討ちかますバカがいるかぁ!」
「なぁなぁにしたらさ、また逆恨みされるし、それで何かされる方が嫌だもん!だから心へし折って二度と俺とその周りにちょっかいかけないようにさせないとね……やるなら徹底的にだよ」
「お前がいうと意味が違うから怖いんだよ!つかあかね!止めてくれない!」
「ハルト……ダメだよ」
「えー!」
「おろし立ての靴に返り血ついたら、汚れ落とすの大変だよ」
「それもそっかー!」
と足を退けたハルトであったが
「違う!絶対止め方間違ってるよ!!あかねさーん!!」
ナツキはツッコミを入れつつもハルトはあかね達に合流する
「どうだった、あかね!」
「凄かった、けど遊ばずに早く終わらせてよね!スーパーのタイムセールが近いんだから!」
「そうだった!たまごは1人様で安くなるから頭数は大事だからな!」
「そうだよ、手伝ってくれたら美味しいご飯ご馳走してあげる」
「よっしゃあ!早く帰ろうぜぇ!」
やったぁ! そう喜ぶ2人に
「Fクラス!川神一子!」
「Fクラス!クリスティアーネ・フリードリヒ!」
「常葉ハルトに決闘を申し込む!!」
「…………えぇ」
ハルトはドン引きしてた
「えぇ…」
あかねも いやマジかとビックリしているが
本国でも いやマジか!とビックリしているくらいにはだ
「ま、あかねが手料理振る舞ってくれるなら腹は空かせた方が良いな」
応じようとしたが
「早くしないとキャロルも待ってるよ」
「……………」
あ、ヤベと思い出した 何せキャロルは俺達が不在なら 戦極ドライバーにヒマワリロックシードで済ませる程 食生活がダメダメなのだ…よし!
「すみませーん!俺さっき1人相手にして色々と消耗してんだけど!!」
嘘である 何なら学園の生徒全員と喧嘩出来る位には強い
「わかりました!」
「OKそれなら「代表して1人で挑みます!」違うそうじゃない」
つか武器持ってて良いんかい!と驚くハルト しかし武器OKなんだと感心していると
「俺も武器使うかなぁ…」
「ハルトは素手でやれ」
「何でさぁ!」
ナツキのセリフに不満を漏らすハルトだったが
「ほら!今から武器調達するとか大変だろ?」
「安心せい!武器なら貸してやろう」
「あ!じゃあ槍でお願いします!!」
「学園長!?」
そしてハルトは先端の潰れた槍を借りるとクルクルと回転させている
「いやぁ良いね!」
と満足してると どうやら相手は決まったようだ
「私、川神一子が代表して相手するわ!」
よく見ると隣で金髪の女性がジャンケンに負けたと言っているではないか
「一応確認ね、俺は君たちに何かした!?」
あの転校生に逆恨みされてはいたが 初対面女子から因縁つけられるとは思ってもなかった
「あの三浦君を予告KO通りに倒すなんて絶対強いよね!」
「そうかも?」
「だから勝負したいのよ!」
「んじゃ、やりますか………ん?」
ハルトが目線を逸らすと倒れた三浦が起き上がり何かを取り出したのである
「っ!おい待て止せ!!」
「ふざけんなよ……俺の…俺の方が強いんだよぉ!!」
『ジュエル』
三浦がガイアメモリを挿入してジュエルドーパントになったのである
「おいマジか……っ、取り敢えず下がれ!」
ハルトは一子の手を取り自分の方へと引き寄せて攻撃を回避する
「ってて……あんの野郎!」
取り敢えずハルトは引っ張った一子を安全な場所に連れる この状況は最悪だ…変身して対処が出来ないときた
「(どうしようかなぁ…)」
とか思っていたが学生の勇姿が何名かドーパントに応戦しているが
「(流石に今変身するのは…)」
考えているとナツキは逃げたフリして何処かで変身していたようで
『CHANGE!STAG BEETLE!!』
ナツキはガタックに変身してガタックカリバーで応戦するのであった
「(よし!ナツキ、よくやった!)」
珍しくナツキを褒めているが
やはりというかジュエルドーパントの弱点をつかないと勝てないと来た
「(つか何でアナザーアクセルにならないんだよ…あぁ、俺がアナザーアクセルウォッチ没収したからじゃん!)」
取り敢えず王道とばかりにハルトはあかね達をつれて避難ルートから少し外れた場所へ入ると
「っしゃあ!」
『W』
そしてアナザーWとなり竜巻ワープで現場へと駆けつけるのであった
予告
ジュエルドーパントの戦いで混沌とする学園に対して現れたアナザーWは
「『さぁ!お前の罪を数えろ!』」
ジュエルドーパント戦の戦いを繰り広げる事にした
その裏では…
次回 ダイヤモンドは砕けた! お楽しみに!
オマケ短編
潮干狩り
「いやぁ!楽しかったな潮干狩り」
「そうですね我が魔王」
「青空に青い海!そして何故か巨大ハマグリに襲われるウォズとヤシガニの群れに襲われるナツキ」
「何故その点だけピックアップするのです!」
「というよりナツキをドラム缶に入れてたけど…その中にヤシガニの群れへ入れたね」
「おかしい奴を亡くしたな」
「惜しむでなく可笑しいというか…」
「え、じゃあここに居るウォズちゃんは」
「誰だ!!」
「ホラー展開に舵取りしないでください!!」