無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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八将軍

 

前回のあらすじ

 

ティードを仲間入りさせたハルト達であったがナツキ傘下の八将軍がハルト達へ奇襲をかけたのである

 

 

ウォズside

 

 

「ブジンソードとは面倒な」

 

 

「だとしてもやるしかないだろう?」

 

 

「そうですね!」

 

 

「無駄な事を」

 

 

ブジンソードは刀を構える、その所作は一流の剣豪のよう 

 

 

これでは間合いを詰められない ならば!

 

 

「これですね」

 

『permission time!クイズ!!』

 

 

「どんな問題を…」

 

 

「問題!我が魔王の作ったロールケーキにサルミアッキ味がある ○か×か?」

 

 

「そんな事、分かるかぁ!!」

 

 

「正解は○だ」

 

 

「何を根拠に!!」

 

 

「あるぞ、俺が食べたからな」

 

 

するとブジンソードの頭上から落雷が落ちる

 

 

 

「うわああああ!」

 

 

「よし、今です!」

 

「なんか卑怯な気もするが…ふん!」

 

 

アナザープロトタイプクウガは片足にエネルギーを溜め込み助走をつけて走り出す

 

 

「おりゃあああ!!」

 

 

本家アナザークウガよりも人型に近く小柄、まるでサナギのような外見のアナザープロトタイプクウガだが攻撃力の点に関しては本家に勝るとも劣らない

 

 

その一撃は怯んだブジンソードを吹き飛ばすに足る威力だった

 

 

「くっ」

 

 

膝をつくブジンソードを前に2人はハイタッチを交わすが 油断するな!と叱咤する声が

 

 

「我が魔王!」

 

 

「何でここに?奥方の護衛は良いのか?」

 

 

「信頼できる奴に任せたから大丈夫!…さてと」

 

 

「どうやらナツキの奴、本格的に我々と敵対するつもりらしいですね」

 

 

「みたいだな」

 

 

「………」

 

ブジンソードも数的不利を理解すると黒いモヤと共に逃げ出したのである

 

 

「やっぱりか……全幹部に通達!リバースの奇襲だ!警戒しろ受けた奴は言え戦力を送る!」

 

 

 

その頃

 

 

「……もう時間か」

 

オルトロスバルカンはそのまま足元に弾丸を撃ち込み上がった粉塵の中で撤退するがジョウゲンとカゲンはボロボロになって倒れたのであった

 

 

同時刻 同時多発的に 逢魔の兵器工廠、造船所のある惑星、そして直轄地である植民地エリアにまで被害が出たのだ

 

 

ーーーー

 

 

襲撃から数時間後

 

 

被害を確認し2人や市民達が重症で病院に搬送され、各地の兵器工廠や造船所も被害に遭った少なくない犠牲も出たと言う

 

 

 

その報告を聞いたハルトは一言呟く

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ、ナツキへ報復しよう」

 

 

 

 

 

まるで京都に行こうのテンションでナツキとリバースへ報復しようと単騎で攻撃を掛けようとしていたので

 

 

 

「お待ちください我が魔王!先日単騎で敵地に行かないと皆で話し合うと言ったではありませんか!」

 

 

「そうだな分かった!角醒せよヘキカク!」

 

 

「角獣呼べば良いってもんじゃねぇぞ!」

 

 

「これで1人と一匹…いや!2万人以上と角獣とデロウスで行くぞ!」

 

『え、まさか俺達も頭数に入ってる?』

 

 

「当たり前じゃん…ほら相棒よ俺達は2人で1つで地元じゃ負け知らずそうだろ?」

 

 

『いや別に俺達、そんな青春をアミーゴするような関係ではないような』

 

 

「そうだな…一心同体だったな!」

 

 

『おいアナザードライブ、こいつの運転変われ、つかハンドル奪い取れ』

 

 

『無理ね』

 

 

『そう言えばアナザー2号達だが…』

 

 

「どうしたの?」

 

『いや何かさ…助けてくれ、例の奴らに追われてるんだ、もうダメかも知れないとか言ってんだが?』

 

 

「え、誰に追われてんの?それは調べないと」

 

『アナザー2号達には何かあるか?』

 

 

 

「何もないよアナザーライダーは俺にとって大事な半身じゃないか」

 

『ハルト…』

 

 

「半身なら俺と来るよね?」

 

『しまった良い話風で誤魔化された!!』

 

 

 

「よっしゃ!」

 

 

ヘキカクを召喚したハルトはそれの背に乗り

 

 

 

「アウトサイダーズ!!」

 

 

「呼んだ?」

 

 

代表のダグバが反応したのでオメガホーンレプリカを持って声を上げる

 

 

「鼓膜に力を入れろおお!」

 

 

「「「「「どうやってだああ!!!」」」」」」

 

 

 

全員が見事なコールアンドレスポンスだった

 

 

 

「よし皆で話し合った結果としてナツキのいる場所へ殴り込む事にしたぞ!暴れたい奴はヘキカクとデロウスの背中に乗れええ!!」

 

 

おおおお!!!と召喚した角獣達の背中に乗り込む悪鬼羅刹の軍団を確認すると

 

 

「俺に続けええ!!!」

 

 

 

ウォズとティードも思わず

 

 

「ストーップ!!」

 

 

「待て魔王!流石にそれは予想外!!」

 

 

何とかウォズ達が止めたが

 

 

「ふっ、残念だな俺だけは……残像だ」

 

 

ハルトだけ先に向かっていた

 

 

 

「あのバカ魔王!!」

 

 

「こうなっては仕方ありません!もしもしテスタロッサ妃!!」

 

 

 

その頃 リバース本部では

 

 

 

「よくやりました桔梗」

 

 

「何、あの程度は手柄とも言えません」

 

 

「えーと…」

 

 

「お初にお目にかかります我等が救世主、私の名前は桔梗 お見知り置きを」

 

 

その後ろに

 

 

「けっ、お前は雑魚幹部2人締め上げただけだろうが」

 

 

 

「総司?首尾は?」

 

 

「2人締めようとしたら魔王に邪魔されたよ」

 

 

「何だ、手ぶらか情けない」

 

 

「何だと!やるってのか!!」

 

 

「お前たち、喧嘩はやめないか!救世主の前で!それに今回は他の八将軍も来ているのだぞ!」

 

 

紫ウォズが静止すると、待ってましたとばかりに現れたのは

 

 

「おまたせ」

 

 

「彼は秋田扇、元棋士です」

 

 

「一手先は閃き、十手先は執念ですよ」

 

 

「何か深いな」

 

 

和装に扇子を持った男 秋田扇が現れたのを合図に

 

 

 

「ま、俺が一番手柄だな何せ兵器工廠を破壊したからな!!」

 

「彼は韋駄天、文字通りチームの特攻隊長をしています」

 

「何か見たまんまだな」

 

陽気な逆立つ短髪が特徴の男 韋駄天

 

 

「やれやれ、功を焦り抜け駆けとは感心しませんね」

 

「彼女は紫炎、今は故あり人型をしてますが実は宇宙人で本来はエネルギーで出来た透明の体を持っているのですよ」

 

「宇宙人!?逢魔に怨みある宇宙人ってそんな…あ、いや結構ワールドワイドでやってたなアイツら」

 

 

黒髪のロングの女性 紫炎

 

 

「………造船所破壊した奴がそれ言う?」

 

 

「おやテノール、お早いですね」

 

 

「救世主に呼ばれたとあれば当然」

 

 

 

金髪にドリルヘアのテノール

 

 

 

「ふっ…遂に八将軍集合か」

 

「彼は不知火、チームの兄貴分にしてまとめ役です」

 

「このチームのリーダーみたいな感じか」

 

 

「えぇ、よろしくお願いします」

 

 

「何で長ラン?」

 

 

「お洒落でしょ?」

 

 

長ランという出立ちの男 不知火

 

 

「これで七人か、最後の1人…白詰はどうした?」

 

 

「俺なら此処にいるぜ、紫キャベツ」

 

「紫ウォズです!!」

 

 

そして野生のクマを思わせる体格の大男 白詰草

 

最後に現れたメンバーを確認すると全員がナツキの前に膝をついた

 

 

 

「我が救世主、彼、彼女達が我々リバースの最精鋭 八将軍でございます」

 

 

「お、おぉ…って逢魔の幹部2人?」

 

 

「元クォーツァーの2名を」

 

 

「まさかジョウゲンとカゲンをやったのか!」

 

 

「あの程度、朝飯前」

 

 

「………」

 

 

「どうされましたか?」

 

 

「いや…皆がそこまで俺を担ぐ理由が分からないけど…ここまでされたらもう引き返せない…こうなったらやってやる!俺が…魔王を……逢魔王国を滅ぼす!」

 

 

「そうと決まれば俺達も全力で力を貸しますぜ!なぁ皆!」

 

 

ナツキがそう宣言し、不知火も続くと 周りも おぉ!と湧き立つが

 

 

 

「その発言は、今此処で俺に殺してくれって意味だよなナツキ?」

 

 

 

 

敵陣ど真ん中にハルトが現れたのである

 

 

「ハルト!」

 

 

ナツキからすると 最初の街でパーティー結成!と喜んでいた所にラスボスがエンカウントしたような感じだ

 

 

「(え、何でアジトの居場所が割れてんの?)」

 

 

「よぉ、テメェ等が噂の八将軍か……ジョウゲンとカゲンが世話になったら2人の敵討ちに来たぜ」

 

『いやいや2人は死んでないから』

 

 

「コイツが魔王…」

 

「何て覇気だ」

 

 

 

「貴様!」

 

 

白詰が棍棒を振り上げようとしたが待てとばかりに無銘剣の鋒を向ける

 

 

「まぁ待てよ、ナツキを殺してからテメェ等も後を追わせてやるからさ」

 

 

 

「いくら魔王と言っても護衛無しで我等が本拠地にして救世主と紫ウォズに八将軍がいる場に来るとは愚かだな」

 

 

「愚かなのはどっちだが…しかし堂々と謀反するとは見下げ果てたぜドリンクバー往復係」

 

 

「貴様!我らが救世主をドリンクバー往復係と呼ぶか!」

 

 

「ハルト……俺はずっと考えてたんだ…」

 

 

「何を?」

 

 

「どうすれば未来がより良くなるか、そして分かったよ!お前に身の程を教えてやれば良いんだ!そうしたらお前は喧嘩を売らなくなる誰も傷つかない!!」

 

 

「ふーん」

 

 

「お前を倒して俺が救世主でも王でもなってやる!」

 

 

「お前も王になったんだろう?負け犬の群れのよ」

 

 

「ハルトぉ!」

 

 

「さんをつけろよデコ助野郎!!」

 

 

 

「死ねえええ!」

 

 

ナツキの命令を合図に動き出すリバース、しかし

 

 

その時!

 

 

 

「お待ちくださいなハルト様」

 

「こんな楽しそうな催しに呼ばないとは感心せんぞ我が君」

 

「本当だよねぇ」

 

 

現れた見目麗しい 三人の女性

 

 

「テスタロッサ、カレラ、ウルティマ…逢魔の最高幹部達だ!」

 

 

「三人が来るなんて意外だな!てっきりアウトサイダーズだと思ったんだがな」

 

 

「あら、私たちの目的は……貴方様の回収ですわよ?」

 

 

「へ?」

 

 

 

「また1人で抜け出して何しているのですか?」 

 

 

「キャロル様がカンカンだったぞ」

 

 

「あかね様もね」

 

 

 

「……………あ、やべ」

 

 

「ふふふ、そしてこれは2人からですわ」

 

 

 

テスタロッサは笑顔でロックシードを解錠すると

 

 

『バッカモーン!恥を知りなさーい!』

 

 

「あふん!」

 

 

同時にハルトの頭にタライが命中 そのままフラフラしながらハルトは倒れたのである

 

 

それでも

 

 

「ネバーギブアップ!!」

 

 

立ちあがろうとしたが

 

 

「いや少し寝てなよ、ハル」

 

 

「当て身」

 

 

「はぅ!」

 

 

カレラの背後からの手刀で意識を刈り取られ倒れるとテスタロッサは側近に声をかける

 

 

「モス」

 

 

「はい……やはりハルト様は無理をしてますね疲れで……特に頭がおかしくなってます」

 

 

「おかしいのは元からよ」

 

 

「そうでした…」

 

 

 

「貴様!!」

 

 

ブジンソードに変身する八将軍、飛騨総司が剣を取り出そうとしたが

 

 

 

「まぁ待ちなさいな、私達は単騎で乗り込んだハルト様を回収しに来たのと…一つ贈り物と提案をしに来ただけですわ」

 

 

「贈り物?」

 

 

「今回、我々に宣戦布告なんて愉快な真似をした皆様、折角の余興を用意してくれた八将軍との戦いに合わせて我々、逢魔王国もハルト様と選抜された精鋭でお相手致すると決めましたの、戦うなら、このメンバーで雌雄を決しましょう?私はその参加者達の名簿を持参したまで」

 

 

「何だと、ふざけるな!!」

 

 

「この場で私達がお相手しても構いませんし、軍団単位で激突しても構いませんが…逢魔とハルト様が国際法なんてルールを貴方達のような賊軍に適応すると思って?」

 

 

「待て、確かにルール無用になったら不味い勝ち負けを明確にするなら良いだろう」

 

 

「では一覧は此方を」

 

 

とテスタロッサが渡した書状を投げ渡すと紫ウォズは それを受け取る

 

 

書状に認められていたのは

 

 

浅倉威

 

北崎

 

メラ

 

カリエス

 

コウガネ

 

大道克己

 

エボルト

 

 

 

 

それを見たナツキは一言

 

 

「(ダークライダーのオールスター!!)確かに受け取った」

 

 

それだけ逢魔を本気で怒らせたと引いていたが

 

 

「あれ?ダグバは?」

 

 

「あの方はハルト様の戦いでの怪我で療養中ですの」

 

 

「それでも殴り込みに行こうとしたからボク達とお話ししたんだよ」

 

 

「実に楽しかったな!」

 

 

 

「あ、あはは…」

 

 

 

「それと貴方達の八人の顔 しかと覚えましたわ次会った時は覚悟なさい」

 

 

 

そう言いテスタロッサ達は転移したが

 

 

「大将首と最高幹部連中だぞ、そのまま逃げられると思うなよ!」

 

韋駄天が1人で追撃に入った

 

 

「あの韋駄天に追われるとは可哀想な奴等だな」

 

「足と嗅覚だけは良いからねーまるでネズミみたいね」

 

「例えが悪いぞテノール」

 

 

八将軍の扇とテノールが話すも

 

 

 

「八人?救世主を合わせて九人の我々を八人と数え間違うとは…あのテスタロッサという女、冷静に見えて相当慌てていたと見えるな」

 

 

八将軍の1人 白詰がそう話すと同時に不知火が突如 血を吐き倒れたのである

 

 

「不知火!!」

 

 

と慌てて駆け寄る面々だが、紫ウォズが死んでいると首を横に振る

 

 

「数え間違ったのではありません、最初から1人数える必要が無かったようですの」

 

 

 

「そうなると韋駄天1人で行かせるのは危ないわね」

 

 

それに続いて紫炎も追従するのであった

 

 

その頃

 

 

「流石ねウルティマ、既に1人毒殺しているなんて」

 

 

「テスタロッサが敵を数え間違うから慌てて1人始末しただけだよ!」

 

 

「あらあら私は数え間違っていませんわよ」

 

 

「本当か?」

 

 

「えぇ……」

 

 

テスタロッサは含みある笑顔を浮かべる事に不安を覚える2人であるが

 

 

「それがホントなら、その場で死体を爆破して其処から致死毒撒き散らす方法もあったけど辞めて良かったよ」

 

 

「そうだな!折角のゲームが楽しめなくなるのは勿体無いとアウトサイダーズの連中に怒られてしまうな!」

 

 

完全に目線が強者のそれであった その時 ハルトは意識を刈り取られてグッタリした状態でカレラに運ばれていたが

 

 

「しかし追いかけられているな」

 

 

「そうみたいね以外と足が速いのね」

 

 

「どうする?ボク達で全員やっちゃう?」

 

 

「私達が相手しても良いけど、ルール違反は感心しないわ…それなら」

 

 

 

とテスタロッサが電話をかけると応じたのかクラックを開き 現れた

 

 

「一番手は俺か?」

 

 

コウガネである

 

 

「えぇコウガネ、此処に追手が来るから時間を稼ぎなさいな」

 

 

「時間稼ぎだと?……ふっ、別に倒してしまっても構わないのだろう?」

 

 

「それハルが言ってた死亡フラグだよー!」

 

 

「何!なら普通に倒してしまうか」

 

 

三人を見送ると 同時に韋駄天が現れた

 

 

 

「貴様は…逢魔の手のものだな」

 

 

 

「如何にも我が名はコウガネ、黄金の果実とは私の事だ」

 

 

「あの書状の一覧にいた奴か…俺ぁリバース八将軍の韋駄天 かつて逢魔との戦いで滅んだ組織 フーリガンの生き残りだ!同胞達の仇は此処で打つ!」

 

 

フーリガン かつて魔王が4分割された事件の黒幕 悪意に満ちたオーディエンスのグループである その戦いで組織の中枢は壊滅されたと思ったが

 

 

「フーリガン…何だそれは…サッカー用語か?」

 

 

比較的新参のコウガネには預かり知らない話であった 一応コウガネも元の記憶からサッカーというスポーツと知識があるので本来の意味で捉えていた

 

 

「なっ!」

 

 

「それに貴様は知らないようだが、フーリガンとは悪辣で過激で暴力的なサッカーファンの事を言うのだぞ?」

 

 

天然か知らないでか煽るコウガネであったが

 

 

「は?…いやいや黄金の果実?は、知ってるぜ…笑わせる、テメェなんか唯の金メッキじゃねぇか!!」

 

韋駄天は寄りにもよって地雷を踏み抜いた

 

 

 

「貴様……許さんぞ…変身!」

 

『ゴールデンアームズ!黄金の果実!!』

 

 

仮面ライダーマルスに変身すると

 

 

「やっぱり戦いの先陣を切るのは、この韋駄天だな」

 

そう言い取り出したのはマッハドライバー炎とシグナルバイク

 

 

『シグナルバイク/シフトカー!!』

 

 

「変身」

 

 

『ライダー!!…デットヒート!!!』

 

 

軽快なファンファーレと共に変身して現れたのは ドライブを超えるネクストシステム1号機

 

 

「さぁ、俺を捕まえられるかな!!」

 

 

仮面ライダーデットヒートマッハ

 

 

「舐めるでないわ!!」

 

マルスは盾と剣のスタイルで構えを取っている間にデットヒートマッハは加速してマルスに一撃を与えていた しかし

 

「何の!」

 

 

アップルリフレクターで受け止めている

 

 

「(むむ、この足音…新手が来るようだな)」

 

 

近づく気配に警戒を上げると

 

『ゴールデンスカッシュ!』

 

 

黄金のリンゴ型エネルギーをぶつけて間合いを作ると

 

 

「新たな力を見せてやろう」

 

と取り出したのは黄金のみのルービックキューブ

 

 

「………え?何それ?」

 

 

「生憎、素材に出来そうな金ピカのものがコレしかなかった…クラックに先にあった世界で…パクった」

 

 

余談だが別世界でルービックキューブを無くして部屋で探し物をしているグリオンがいたのは別の話である

 

 

「ふん!」

 

 

マルスが何か込めるとルービックキューブが突然 とある黄金のロックシードへと姿を変えたのである

 

 

『カチドキ!!ロックオン!!』

 

 

そしてカッティングレバーを倒すと

 

 

『カチドキアームズ!いざ出陣!!エイエイオー!!』

 

 

現れたのは黄金の鎧と旗を背負う戦士

 

 

仮面ライダーマルス・カチドキアームズ 

 

出陣!

 

取り出したのは火縄鍍金DJ銃と無双セイバーを合体させた大剣モードを構えると、デットヒートマッハも力を貯め、ゼンリンシューター片手に肉薄するのであった

 

 

同時刻

 

 

紫炎が韋駄天の加勢にと現場に急行していたのである

 

 

そこにいたのは

 

 

「よぉ、そんなに慌てて何処へ向かうつもりだ?」

 

 

焚き火を楽しんでいる背の高い男、何故かアウトドア用品でコーヒーを飲んでいる以外は普通に見えるが

 

 

「やれやれ折角、お忍びでソロキャンをしていたのに台無しだ」

 

 

「ごめんなさい私、こう見えて急いでいるので」

 

 

「『おいおいそんなに、お仲間の事が大事かぁ?』」

 

 

「っ!!」

 

 

その声には聞き覚えがあったのだ 地球外生命体 逢魔王国アウトサイダーズの要警戒対象

 

 

「エボルト!!」

 

 

紫炎は歯を食いしばり睨みつけるもエボルトは飄々とした態度で

 

 

「『正解!しかし…この声でバレてしまうとは…いっその事 声の仕事を生業にでもしてみるか?』」

 

 

「見つけた……これは神の導きかしら?」

 

 

「『何だ?お前は俺に用があった口か?』」

 

 

「忘れたとは言わせないわよ、貴方が滅ぼした惑星……惑星クラニクスのことを!」

 

 

「『ほぉ、俺が滅ぼした惑星の生き残りか面白い……ふむ…クラニクス……クラニクス……あぁ思い出したよ!戦兎に俺の完全体となった力を見せる為に滅ぼした星だったか?』」

 

 

やっと思い出してスッキリしたぁ!とばかりに膝を叩くエボルト

 

 

分からない人に説明すると、エボルトは完全体になった時 ブラックホールの力で惑星を一つ捕食しているぞ!

 

 

「『あの時は良いエネルギーが取れた、お陰で両腕にお洒落なガントレットが出来たからな』」

 

 

「っ!!私は宇宙旅行から帰ってきた…そしたら故郷には何もなかった…原因を調べたら貴方が滅ぼしたって!!」

 

 

「『あぁ、そうだあの星は俺の実験に丁度良かったからな』」

 

 

「実験ですって……」

 

 

「『あぁそうだった、俺も腹が減ってたんだ…そしたら地球と似たような惑星なら何処でも良かったが折角だから遠くの場所を選んだんだった』」

 

 

「そんな事だけの為に…私の星を!!」

 

 

「『おいおい、そんな顔するなよ俺も地球である奴からの贈り物で人間の感情を手に入れたんだ……まぁ悪い事したと思ってるよ』」

 

 

「そんな謝罪で!!」

 

 

「『話を聞け、アレはそう…魔王と一緒に猫カフェへ行った時の話だ』」

 

 

「…………は?」

 

 

 

 

ーーーー

 

ある時

 

 

「なぁ魔王、俺を連れて何処に行くつもりだ?」

 

「ん?猫カフェ?」

 

「は?」

 

 

そして

 

 

「やっぱり俺に近づいてくれるのはチャコちゃんだったかぁ…あの子が天使過ぎるぅ…」

 

 

「おい魔王、だから諦めろってお前のオーラは普通の生き物は警戒するんだって」

 

 

「けどチャコちゃんみたいな犬猫が他にもいるかも知れないじゃん!!」

 

 

そんな中 ネコが気配を察して近づかず凹むハルトに対して

 

 

「ニャー」

 

 

猫を見たエボルトは一言

 

 

「何だぁ!この感情はぁ!!こ、この俺がこんな下等生物如きにいいい!!ときめいているだとおおお!!」

 

 

「アイツ……何言ってんだ?」

 

 

「ニャー!」

 

 

「良いだろう、この店を消しとばすのは最後にしてやるううう!ほぉ、そんなにこのチュールが欲しいのか?」

 

 

そう言いながらチュールで猫に餌をやり可愛がるエボルトがいたのである その光景を見たハルトはスマホで撮影し

 

 

「この映像、後で戦兎さんと万丈さんに送っとこ」

 

 

「『おい待て、それは辞めろ』」

 

 

ーーーー

 

 

「『とまぁそんな感じで俺の心にもにも下等生物への慈しみが芽生えた訳だ』」

 

 

「嘘だ!」

 

 

「『本当だとも、今では逢魔王国で猫カフェ nacitaを営業しているからな…もちろん魔王のポケットマネーでな』」

 

 

正に外道である

 

 

「そんな事をする訳ないだろう!!」

 

 

 

「『信用ないねぇー!まあ良い、一応あの場所と魔王にはまだまだ利用価値がある…俺の猫カフェ拡張の為に保護猫を預かる予定だからな……だから本当に仕方ない…アンタらの相手をしてやるよ』」

 

 

「そう来ないと私は同胞の仇を討つ為……貴方を倒す!」

 

そう念じて現れたのはゴーストドライバーである

 

 

「『ん?』」

 

 

「変身!!」

 

『開眼!スペクター!レディゴー覚悟!ドキドキゴースト!!』

 

 

現れたのは怨みに憑かれた悪霊 仮面ライダーゼロスペクター

 

 

「『へぇ、幽霊かオカルトとは面白い』」

 

『エボルドライバー!ラビット!ライダーシステム!!evolution!!』

 

 

ボトルを装填しレバーを操作、そして

 

 

『are you ready?』

 

 

「『変身!』」

 

『ラビット!ラビット!!エボルラビット!!ハハハハハ!!』

 

 

仮面ライダーエボル ラビットフォームになると

 

 

「『さて、今日もラブアンドピースの為に頑張りますか』」

 

 

「どの口が言っているのよぉおおおおお!!!」

 

 

 

 

その頃

 

 

「うーん………ん?」

 

 

「あら目覚めましたかハルト様?」

 

 

「テスタロッサ?」

 

 

ハルトはテスタロッサに膝枕されていた

 

 

「俺……何してたっけ、確かナツキの根城で喧嘩売って…あれ?三人が来る前までは覚えてるけど」

 

 

やはりと言うべきかタライの落ちる前後の記憶が飛んでいた

 

 

「あの後、ナツキの卑劣な不意打ちによりハルト様は気絶してピンチの所を私達が助けたのですわ」

 

 

「何…そうなのか、ありがとうテスタロッサ!カレラ!ウルティマ!」

 

 

「うむ!」「うんうん」

 

 

見事に黙らせていたが

 

 

「そして余興としてハルト様含めた8人とナツキ含めた8人で潰し合いのゲームをするように提案しましたわ」

 

 

「それはシンプルで分かりやすいな……あれ?人数合わなくない?」

 

 

「うん!ボクが1人毒殺したからね!」

 

 

「そうか!それは良くやった…連中は俺達の仲間の命を狙ったんだから当然の報いだし数揃えないとな!」

 

 

「えぇそして早速、コウガネとエボルトが接敵してますわ」

 

 

「そうか!」

 

 

「どうされますか」

 

 

ハルトは笑顔で

 

 

「2人が勝つ…よし風呂入ってくる!」

 

 

「その前に」「また抜け出して何してるのかな?」

 

 

この圧力にハルトは震え出し

 

 

「あ、あはは…」

 

 

「ハルト?」

 

 

「………………情けないぜ、助けてくれ嫁達に追われてるんだ…もうダメかも知れない…」

 

 

『ハルトを見捨てるように、電話がきーれーたー!……ガチャ』

 

 

 

「あの野郎どもがあああああ!!っ助けてテスタロッサ!カレラ!ウルティマ!!」

 

 

「さて私達は仕事に戻りましょうか」

 

 

「そうだな!また会おう我が君!」

 

 

「次があれば良いけどね」

 

 

「この裏切り者おおお!俺を見捨てないでよおおお!!!」

 

 

「「ハルト?」」

 

 

「ちょ、ちょ待てよ!今回はちゃんと理由があるんだ!」

 

 

「理由?」

 

 

「そう!ナツキへの報復と宣戦布告だよ!」

 

 

「だからと言って大将自ら単騎で行く奴があるかぁああ!!」

 

 

「それは、ごもっとも!!」

 

 

 

「ハルト?」

 

 

「何でしょう!!」

 

 

「少し私とお話ししようか?」

 

 

「うす!」

 

 

「まずは…勢い任せに1人で突撃しようとしないで!その話聞く度に私、凄く心配になるんだよ!」

 

 

「お、おう…」

 

 

「それと心配させた、お詫びとして」

 

 

「お詫びとして?」

 

 

「一緒にパフェ食べに行こう、ハルトの奢りで」

 

 

「え、それだけ?」

 

 

「他に何かある?」

 

 

「あかね様の慈悲に深く感謝いたします」

 

 

「よろしい……それと」

 

 

「はい?」

 

 

「私にもエゴルギアとメガホンを頂戴」

 

 

「何に使うおつもりで?」

 

 

「私が使うのに理由が必要?」

 

 

「どうぞ、お好きなものをお選びください!!」

 

 

 

 

「ハルト」

 

 

「何、キャロル?」

 

 

「何か面白い事言え」

 

 

「今日は何も用意してないよぉ!!」

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

「お久しぶりです我が名はウォズ…異世界でのガイアメモリ犯罪から端を発した この事件ですが実はオティヌスやリバースが魔王を誘導しナツキを確保する為に仕込まれていた罠だったという事実、そしてノリと勢いに押されて挙兵したナツキは我が魔王と全面抗争という選択肢を取るのでありました」

 

 

 

 

リバースvs逢魔王国

 

 

 

「これは 後の歴史にも語り継がれる事になる抗争」

 

 

 

リバース

大将 野田ナツキ  ???

麾下 八将軍

飛騨総司 仮面ライダータイクーン

土岐桔梗 仮面ライダーオルトロスバルカン

秋田扇 ???

白詰  ???

韋駄天 仮面ライダーデットヒートマッハ

テノール ???

不知火 死亡

紫炎 仮面ライダーゼロスペクター

 

 

 

VS

 

 

逢魔王国

大将 常葉ハルト アナザーライダー

麾下 アウトサイダーズ

浅倉威 仮面ライダー王蛇

北崎 仮面ライダーデルタ

エボルト 仮面ライダーエボルト

カリエス 仮面ライダーカリエス

コウガネ 仮面ライダーマルス

メラ 仮面ライダークロスギーツ

大道克己 仮面ライダーエターナル

 

 

 

 

この抗争は多くの勢力が注目していたのである

 

 

 

戦場カメラマンとして忍び込んでいた

 

世界の破壊者

 

 

 

そして未だハルトの元に集まっていないアナザーライダー達も この抗争に注目し ハルトが自分の王に相応しいか見守る事にした

 

 

その裏でも動く勢力有り

 

 

 

今此処に異世界 世紀末覇王が決まる!

 

 

 

逢魔vsリバースvsダークライ

 

 

異世界SOS!生き残るのは誰だ!!

 

 

coming soon!!

 

 

 

ふむ

 

 

「ちょっと待てええええ!!何か身に覚えがないマッチアップが成立してるんだけど!!」

 

『明らかに作風違う奴が混ざってたよなぁ!!』

 

『それは置いといて』

 

 

 

「おいウォズ!コレふざけてんだろ!!」

 

 

「えぇ、この本によれば魔王 常葉ハルトと救世主 野田ナツキと」

 

 

 

「と?」

 

 

 

「おっと、此処から先は貴方達にとっては未来での出来事でしたね…」

 

 

「ふむ」

 

 

『永遠の物語…無限一突!』

 

 

「そい」

 

 

ハルトは無銘剣でコブタ三兄弟のライドブックをリードして技を発動 ウォズをコブタが作った椅子に拘束したのであった

 

 

「本当、俺の体質って訳分かんねー」

 

 

変身せずとも武器としてなら技がこうやって使える 恐らく 単体としてなら武器は使える

 

 

「ベルトとセットなら使えない…とか?」

 

 

「我が魔王!何故私を即席の椅子に縛り付けているのですか!?」

 

 

「何、話を聞きたいだけだ…おいティード、大至急用意した、ちい○わのDVD用意しろ」

 

 

「そう言うと思って大画面用のプロジェクターとシアターも用意したぞ魔王」

 

 

「部屋の規模は?」

 

 

「10畳の個室で完全防音、科学と魔法両面防御だ」

 

 

「ストーリー」

 

 

「ファン屈指のトラウマ回を」

 

 

「内装は?和室か洋室か?」

 

 

「雰囲気を味わってもらう為にちいか○が懸賞で当てた部屋を再現しました」

 

 

「……………パーフェクトだティード」

 

 

「感謝の極み」

 

 

「これならウォズも臨場感もあって楽しんでくれるだろう」

 

 

「えぇ…さぁ……音量を上げろ!生前葬だ!!」

 

 

「お待ちください我が魔王!?ティードも…それだけは…どうかそれだけはああ!」

 

 

「ジョウゲン、カゲン…聞こえているか、これは俺達からの鎮魂歌です」

 

 

「いや2人は死んでませんから病院に入院してるだけですから」

 

 

「うるせええ!今回の事件でテメェが知ってる事を洗いざらい吐けええ!」

 

 

『前に拷問止めた奴とは思えないセリフだ』

 

『こいつ、この間の奴と同一人物か?』

 

 

「つか仲間がどうなるか知ってたのに黙ってたのは背任罪にすら問える案件だぞ?」

 

 

しまった返す言葉もないと沈黙するウォズ

 

 

 

「ただでさえ、お前たちは未来から来てるんだからその辺 変に疑われるかも知れないし」

 

 

「以外と考えてるんですね」

 

 

 

「俺は前に隠し事をするなと言った筈だけど?」

 

 

「そうでしたね」

 

 

「まだ話す気にはならないか……それなら良し利敵行為でないなら俺がとやかく言うのは筋違いだ」

 

 

「我が魔王…」

 

 

「という訳でやれ」

 

 

そのまま、ウォズは新たなトラウマを植え付けられる事となる

 

 

悲鳴を上げるウォズを無視して扉を閉める

 

 

「おぉ、マジで防音じゃん」

 

 

「当然だろう」

 

 

「よし…ティード、戦況は?」

 





予告

交戦開始とばかりにエボルとマルスが戦闘をする裏で八将軍の新たな策謀が動き出す  その手は学園に……

次回 八将軍の策謀 お楽しみに!

オマケ短編

ある時の逢魔 CのCM

牢屋敷


「出せーーーー!俺を此処から出してー!」


鎖に繋がれ逆さ吊りにされたナツキを見ながら咲那は


「頑張ってる、あの人(の禊ぎ)を応援したい」


そう呟くと


「けど、自分の力で成し遂げないと」


エルフナインが隣から現れ


「意味が無いのではないか?」


その逆側からはヒロが現れた


「それなら」


三人はそう言いながら逆さ吊りにしたままのナツキを水がたっぷり張った鍋に逆さのまま漬けこむ


ぎゃあああああああ!!!ブクブクブク…と沈むナツキに対して


と悲鳴を上げるナツキに対して

「元気溌剌なパワー」


「着色、保存料0と健康的に正しい存在だ」


まるで何処かの健康飲料のCMばりの爽やかさでエルフナインとヒロが水を追加で注ぎ込む姿に




ハルトとココはカメラ越しに爆笑していた


「悪意は100%混入してるな」


「あてぃし、これで元気溌剌な健康ドリンクのcmあったら見ちゃうよ!」


「逢魔の領域で公開してみるか?」

『辞めて差し上げろ』

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