前回のあらすじ
八将軍との抗争が激化する中 ハルトは克己にリバースのガイアメモリ関連の破壊を命令していた その頃 ハルトは八将軍の1人 紫炎を掃除機で捕縛していたのである
「今更ながらに、掃除機でこの手の生命体を取り込めるのかな?」
アナザービルドの目線には掃除機に吸い込まれるのを必死に拒否して抗う紫炎がいた
「『大丈夫じゃないか?』」
「まぁコレにはコレで使い道があるから…よしエボルトは先に拠点に戻ってろ…お前が喜ぶご飯を用意してるから…俺は先に本陣に向かう!」
「『ほぉ、なら遠慮なく』」
そして迷わずオーロラカーテンで病院まで送ると
「よっしゃあ!デュデュオンシュは引き続き皆の護衛を頼むぜ!」
「御意!」
勢いよく乗り込もうとしたが 両肩を何故か強く掴まれていた
「…………ん?」
俺が背後を取られた!!という動揺と得体の知れない恐怖の感情に支配されてしまった…ふむこれはまさか
「…………」
振り向くとそこには あかねとキャロルが怖い笑顔を浮かべていた よし
「だ、誰かと一緒に行きます!!1人では行きません!!」
「「よろしい」」
そういうと2人が離れたので 取り敢えず暇そうな奴に迎えを頼もう
「クラープ、早く迎えに来てええ!」
「何故私なのですか!!」
「いや本当ごめんって!!」
ーーーー
その頃 病院では
「本当に貴方達は何してるんですか!」
「「面目無い」」
と頭を下げるジョウゲンとカゲンの側近コンビ 2人は桔梗の奇襲により重症を負っていたが仲間達の治療により回復していたがそれでも病院食から抜けられない
「病院食って味薄いな……ハルト様特製の99種のチーズソースかけて良いか?」
「ダメに決まってるでしょ!!と言うか待ってください、何ですかそのチーズソース!?」
医者に止められカゲンは舌打ちするとジョウゲンは思い出したように
「魔王ちゃん達、今何してんの?」
「ウォズ様達はハウンド様と共に手勢を率いてリバースに参加した惑星への報復攻撃、ハルト様も手勢を率いて、リバース本部に殴り込みしています」
「「…………はぁ!!」」
ーーーー
その頃 リバース本部では
「ちっ!」
「このぉ!」
メタルホーンの刺突もデルタフォンの銃撃も全部 手にある武刃で弾き逸らされる、これが厄介極まりない
ブジンソードは要約するが変身者を剣の達人にする能力がある それもあるが厄介なのが千冬と同じく達人にその力を上乗せする場合
どちらかと言えば戦闘肌の2人は戦いに関する直感が鋭い、だからこそ理解していた 相性が悪いと
恐らく克己なら優勢を取れる相手ではある、しかしながら両者の矜持がそれを否定していた
だがまぁ予期せぬ事は何処にでもあるもので
「っ!」
突如 動きが止まるブジンソード、その足元を見てみると
「はぁい、ジョー○ィ?」
自分の足首を掴む ゴキ……否 古代種ジャマトこと マーレラジャマト その力は地面を液状化して潜航出来る能力である
「っ!!!!」
流石にビックリしたのか地面に武刃を突き刺してマーレラジャマトを攻撃するが 嫌がらせが済んだのか直ぐに手放して逃げると
「よ、2人とも元気してる?」
「何の真似だ魔王?」
「いや、俺の所も用事が済んだから顔を出しに来ただけ、人の喧嘩に首突っ込むなんて真似しねぇから安心しなよ」
「なら離れてよ」
「良いの俺なしで勝てる〜?」
態とらしく言うと2人は怒りで立ち上がり
「あいつの前に、お前からやってやろうか?」
「潰すよ?」
「軽口言い返せるならOKだ、んじゃ楽しく遊んでてくれ」
離れようとしたが
「待てよ魔王、2人よりも俺と戦え」
「やーだよ、俺と遊びたいなら2人に勝ってからにしてね…んじゃCIAO!」
ブラッド族がやる赤い影のある高速移動で離脱すると
「折角生き残る目を潰して可哀想に」
鋒を向けて威圧するブジンソードだが、そんなん知るかと王蛇とデルタは新たなアイテムを取り出す
「5821 『オートバジン come closer』」
デルタがオートバジンを呼び出すとミッションメモリをファイズエッジに装填
『ready』
引き抜くと デルタのフォトンブラットが流れた銀色のファイズエッジが形成された
「テメェは潰す」
「……」『survive!』
そして王蛇はサバイブカードで王蛇サバイブへ変身する ベノバイザーツヴァイにカードを装填する
『シュートベント』
同時に背後に強化ベノスネーカーが待ってましたとばかりに酸性の毒を吐き出したのである
ブジンソードは回避して凌いだが それでも体制が崩された
『advent』
「!!!!」
同時にメタルゲラスもサバイブ強化され金と銀の装甲を纏ったサイへと進化したのである
そのまま体当たりでブジンソードを吹き飛ばすと
『advent』
エビルダイバーのサバイブ強化体 エクゾダイバー(SIC)の体当たりで追い討ちをかけるのであった
「ぐっ!」
息を吹き返したように暴れ始めるアウトサイダーズの前には誰も敵うものなく
その頃 同時刻
「派手にやってるなアイツ等も」
「名誉挽回と行きますかぁ!ミュータん」
「次ふざけたら貴様から先に蝕んでやる!」
と仲が良いのか悪いのか分からない2人だが武器を構えるリバース構成員に対して
「邪魔だ」
『テラー』
「容赦しないよーん!」
『X-GEATS!』
「「変身!!」」
エターナルも同時刻 ハルトの襲来を察していた
『unicorn!rocket!joker!maximum drive!』
「はぁ!」
「グアアアアアアア!」
「……そろそろか」
変身解除した克己はそのまま走り出す 足元にはボロボロになった白詰が倒れて伏していた
残る八将軍 5名
ーーーー
その頃 ハルトはリバース本部に侵入
下級構成員の妨害に遭っていたが ある階層では散歩する気軽さで鼻歌混じりで歩いていた
バイラスメモリで生成した即死性の高いウイルスをばら撒きながら
ある階層ではガスマスク装備の兵士の顔面をマグマメモリで焼き倒し
ある階層にある貯水槽には生成した戦闘員をアノマロカリスドーパントにして投入して暴れさせ
逃げ惑う構成員にはコマンダードーパントのミサイルを浴びせ
あるものはジュエルドーパントの力で宝石に変えた
これは全部 あの世界でリバースがやらかしたメモリ犯罪の報復も兼ねている
だがまぁ流石に頭数だけは多いのでハルトは遂に強硬策に出た
「動くなよリバースのクソ雑魚なめくじ共!こっちには人質がいる!!大事な仲間の命がどうなっても良いのか!!」
パニッシュの力を借りて鎖で縛り上げた紫炎を盾代わりにすることにしたのである
『流石、相棒!正義の味方なら絶対やらないだろう人質作戦を迷わず取れるなんて!』
『そこに痺れる憧れるぅ!!』
『おい、彼処でアナザーカイザが…え?人質作戦ってやらないの?って顔してるぞ』
『人間目線なら草加はオルフェノク絶対殺すという信念のまま生きた正義のヒーローだから…いやまぁ癖は強いがな…』
「そういやぁ草加さん…琢磨さん人質にしてたなぁ北崎が容赦なく攻撃してたってけ…あ…これが以前テスタロッサが言っていた、政治や軍事での考え方…人的資源……こう言う事だろうテスタロッサ!」
ー違いますわ、ハルト様ー
とテスタロッサが言っていたが取り敢えずスルーしておく
だが凡そ主人公とは思えない外道戦法を取っていた
「ひ、卑怯な!!」
「おのれ魔王!!」
「卑怯汚いは負け犬の戯言じゃボケェ!」
その言葉を見ていた アウトサイダーズや傘下組織達は腕を組んで無言で頷き そして思う
ーあの魔王は我々が育てたー と
そんな後方腕組みしてる連中は知らんとばかりに
「つかテメェ等の二人組が俺の嫁達を拉致して人質にしようとしてたんだ!それをやり返して何が悪い!因果応報!天誅!!これが貴様等のやった人質作戦の報いだあああ!!」
「人質作戦……そんな真似を八将軍の皆様がする訳ないだろう!」
「証拠映像はあるんだが?てか知らないの?」
その時 ハルトはそれはもう良い悪役の笑みを浮かべながら答える
「大事なものを守るだの正義の為だの大層な理由があれば人間は何処までも残酷になれるんだよ」
それはもう悪い笑顔だったのは言うまでもない
「お前たち!魔王の卑劣な罠に騙されるなぁ!!我らに取っては救世主ナツキ様の見た記憶が全てだぁ!」
「ん?ナツキの記憶?まぁどーでも良いや調べるなら、アイツの脳に電極刺すとか針を直刺しらの尋問で調べれば良いし…そういやぁ野座間製薬が新しいシグマ型アマゾンの素体が欲しいとか言ってたな……新しい素体かぁ」
『おい待て』
「いや、二亜が勧めてくれた漫画で相手の脳に直接針刺して、脳をクチュクチュして情報吐かせるって方法があるって聞いたから試してみようかなと」
『人の心ォ…』
「ふう…君等に本当の狂気と恐怖と絶望とは何かを教えてやる」
と捕縛した八将軍の紫炎へと一撃を加えようとした矢先
「い、韋駄天様!!」
「あ?」
その後ろには八将軍の韋駄天がいたのだ
「何だァ、テメェ?」
「韋駄天様!早く救世主と紫炎様を助けてください!」
「…………」
「韋駄天様?」
「い…韋駄天?」
周りの仲間が話しかけるが何か目が虚ろである…ふむ、つか待てコイツは確かコウガネと戦って…と記憶を遡り理解した
「(あ、コウガネの奴やりやがった)」
とならば遠慮はいらん、ならばせめて派手に散れ!
「よし行けえええ韋駄天!でんこうせっか!!」
まるでポケットなモンスターのような命令に従う韋駄天である
「すばやさが高いから先攻取れたんだな」
「い、韋駄天様ぁ!どうして魔王の命令なんかを!」
「ま、まさか!紫炎様が人質にされているから……おのれ魔王め何て卑劣な作戦を!」
「そんなんで卑劣言ってたらアレには耐えられないと思うよ?」
『あれ?』
「そう……韋駄天!じばく!!」
『は?』
ハルトは笑顔でとあるロックシードを起動さると
『ザクロ!!』
それによりコウガネが忍ばせたザクロロックシードを持っていた韋駄天がロックシードが遠隔で起動した カウントダウンの点滅に合わせて敵というより味方であるリバース構成員目掛けて走りだす
「な、何をするんですか!韋駄天様!!」
「ま、まさか!に、逃げろおおお!」
気づいたものもいるが遅いとロックシードを解錠してハルトは嘲笑う
「八将軍 残り6人」
同時に韋駄天は起動したザクロロックシードの自爆で爆散 その空間ではハルトもその熱と爆風に吹き飛ぶ程のものだが
「親の顔より見たガードベント」
躊躇いなく紫炎を盾にしたのである
「きゃああああああ!!」
『えぇ…』
『実家のような安心感を感じるガードベントだ』
『恐ろしく早いガードベント、俺でなきゃ見逃しちゃうね』
『このガードベントを体得する為に相棒は毎日、浅倉やアウトサイダーズの不意打ちに対してゴオマやナツキを盾にし続けたハルトのガードベントは……音を置き去りにした!』
そしてハルトは防ぎ切って一言
「爆発オチなんて最低だな」
『どの口が言うかぁ!!』
そして残ったのは爆破にやられたリバース構成員と跡形もなく消し飛んだ韋駄天とボロボロになって倒れた紫炎である
「流石の破壊力…つかメカ凌馬の奴、あのロックシードにどんだけの火薬を入れたんだよ」
「私を盾に……どうして……」
「それはね〜近くにいた……お前が悪い」
身も蓋もない 正に外道!!と言うような感じであるがリバースの構成員へのダメージは心身共に大きいのである
「韋駄天様あああああ!!」
「紫炎様を爆風避けの盾にするなんて……おのれ魔王!韋駄天様を洗脳させ我らの基地で自爆させるとは…なんて卑劣な!絶対に俺達はお前を許せない!!」
憤る連中だがハルトは首を傾げて尋ねる
「なぁ相棒……あいつ等は何に怒ってんだろうな?俺はただ奴等の仲間を洗脳して、そいつが自分の仲間を巻き込んで盛大に自爆させるようにお手伝いしただけなのにな?」
『相棒、人の心を何処やった?』
「そこに無かったら無いですね、そもそも敵に慈悲はいらんのよ!そうだダグバ!」
『なーに?』
と通信機でダグバと会話する
「この戦いが終わったら…リバースのメンバーを全員生きたまま生身で宇宙空間に放り投げて苦しみ踠く姿を見ようぜ!」
まるで夏の夜に花火見ようぜ!のようなテンションで語りかけるのであった
『良いねソレ!凄く楽しそうー!』
『いや、それとんでもない事になるから…』
「やっぱり倫理観ブレーキは戦いにいらないな、ジーク…リミッターを外そうか」
『よっしゃ任せろ!…(レバーの壊れる音)あ…やべブレーキ壊れた』
『何、勢い任せに相棒の倫理観ブレーキを壊してんだジーク!!』
『また修理しないといけないじゃないかぁ!!』
『そんなに起こるなよ、ほら七輪で焼いた秋刀魚の塩焼きをやるから』
『ジーク貴様ぁ!俺達がそんなもので懐柔されると思うなぁ!』
『その通りだ……おい、大根おろしとポン酢は何処だ?』
「懐柔されてんじゃん……あぁ…倫理観が崩壊するぅ…」
『お、おい見ろよハルトの倫理観がマイナスに…あぁ、コレは…』
『ハルトの……暴走…』
何故かアナザーライダー達は暴走したエヴ○が見えたという
取り敢えず、まだ死んではないので紫炎を盾にして再度宣言する
「すぅ……悪いが俺達には人質がいる!!さぁ!さっさとナツキを此処に連れて来いヤァ!大将同士のタイマンで蹴り付けようぜ!テメェも大事な仲間がこれ以上死ぬのは見たくないだろう!けどコレだと出てこないよな……あ、そうだ!」
ハルトは何か思いついたようにデイドリームの力でパニッシュの力を解放し下級構成員を鎖で捕縛すると
「出てこないなら、コイツ等を3分ごとに1人ずつ石化させて仲間の目の前で、その石像を砕くがパニちゃんの拷問機械で沢山痛めつけようか」
『え、相棒って拷問出来るの!!』
「何を隠そう俺もウルティマやヤクヅキに教えて貰った結果、逢魔王国の国家拷問師の資格を取得したんだ」
『何て明後日の努力を!』
「きゅ、救世主様!ダメです!!これは罠です!!!来てはいけません!!」
「大丈夫だヨォ…どーせアイツは我が身可愛さでお前たちが死んでも助けに何か来ないんだぁ」
「そんな事ない!救世主はきっと!」
「あるよ、だって俺は見捨てられたし」
「っ!!」
「だから…貴様等は人としてでは無く、愉快な現代アートとして死ぬのだぁ!」
『セリフが完全に悪人だぁ…』
「あの裏切り者には絶望程度で終わらせるなんて生温いな飛び切りの
『おー!良いじゃん、ハルトちゃーん!』
『なぁコイツ、この前まで攫われたナツキ助けようとしてた奴と同じ奴だよな?』
『やっべぇハルトの黒い衝動が止まらねー』
「構うもんか…つか俺達の戦いを下級構成員が邪魔してんなら、こっちだって考えがあらぁ!」
ハルトが通信端末を起動して命令を出そうとしたが
「待て!!」
その言葉を聞いたナツキは立ち上がり助けに来たのだ
「おー、ナツキか!久しぶり…でも無いな」
「きゅ、救世主!どうして此処に来たのです!!どうか早く逃げてください!!」
「待ってろ!直ぐに助ける!!」
「へぇ〜コイツ等は助けるんだ〜」
「っ、ハルト…」
「あ、ナツキ来たならテメェ等もう用済みだよ」
「………え?」
「待たせたな…食って良いぞ」
「っ!待てハルト!!」
「誰が裏切り者の言葉なんか聞くかボケ」
同時に現れた空から現れた不可思議に襲われるリバースの下級構成員達は ぎゃあああああ!と断末魔をあげ、生きたまま不可思議に捕食されていったのである中には
「ま、待ってくれ!俺には恋人が、故郷で俺の帰りを待って恋人がいるんだ!だから辞めてくれ!!」
命乞いをする構成員にハルトは目線を合わせて一言
「大丈夫だよ、この翼不可思議はカップルを見つけると巣へと拐って2人まとめて食べるのが大好きなんだ〜」
「え?」
「だから…恋人と一緒に食べてあげるって言ってるからさ…これで寂しくないよね!2人とも胃袋でずーっと一緒だよ」
「そ、そんな!それだけは辞めてくれええええ!!」
「いーやーやだやだ、大人しくheavenになれ、闇菓子になれ、アマゾン達の飯になれ……あれ?こう考えると人間って無駄がないな実験素材から材料までより取りみどり…ショッカーが攫う理由も分かるわぁ」
ククククと悪い笑顔をするハルトにナツキが問いかける
「何で此処までやるんだよ!!」
「ははは!え、マジ?お前は俺の一体何を見てきたの?俺…敵は必ず殺すって知ってるよね?」
「……」
「テメェも俺と仲間を殺して国を奪うつもりで喧嘩売ったんだろ?なら滅ぼされても文句はねぇよな?」
「………っ!!」
「それと……俺の家荒らしたテメェ等には相応の罰を用意した…まぁ見てなよ」
指を鳴らすと現れた立体映像にはリバースの構成員がいた星や土地 それが怪人軍団と商談で味方したフリーザ軍の攻撃を受けていたのである
「そ、そんな…俺達の故郷が…」
「魔人族や旧ガーランドには手を出してねぇが、他の連中は別だ…テメェ等だって俺の国の連中を攻撃したんだ、やり返される覚悟はあるんだよな?」
その映像の横では最後の仕上げとばかりにエボルトがブラックホールを展開して星の幾つかを捕食していたのである フリーザ軍に価格を査定をしてもらったが金にもならない惑星だったのでエボルトにモグモグしてもらう事にしたのだ せめて俺達の糧となれ
「『ははは、ありがとよ魔王!こりゃ俺しか食べられない豪華ディナーだったよ』」
通信機越しに礼を言うエボルトを見て故郷が喰われたトラウマに震える 紫炎を適当に投げ捨てたハルトはエボルトへ優しい笑顔で尋ねる
「そうか回復したか?」
「『あぁ、お陰様でな!』」
「そりゃ良かった、次は宗一にも惑星バイキングするなら声をかけるか」
そう笑って返し通信を切る ハルトは一言
「んで次はテメェの大事な奴がいる世界を攻撃する」
「っ!!!」
「敵の弱点は容赦なく攻撃する それが当然だよな?どうするよ守りたかった大事な恩人達が目の前で惨たらしく殺されていくだろうなぁ!!安心しろ…みーんな、お前が殺したようなものなんだよ!お前がこんなバカな真似をしなければこんな事しなくても済んだんだよ…さぁナツキ、その絶望した姿を俺に見せておくれよ!!」
*上記のセリフを言ってるラスボスみたいな奴が主役です
「ハルトぉ!」
「さんを付けろや、この裏切り者!!」
「死ねええ!」
『仮面ライダークロニクル』
クロニクルガシャットを構えるナツキに
「死ぬのはテメェだ、此処で腐れ縁も纏めて全部終わらせてやらぁ!」
『グランドジオウ』
「「変身!!」」
『天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ刻は極まられりぃ!!』
『アナザーライダー!グランドジオウ!!』
仮面ライダークロノスとアナザーグランドジオウに変身した両者は睨み合う それと同時に起こる爆破に合わせて
『pause』
世界の時が止まった しかし
「止まると思ってんのかぁ!この俺が!!これしきの事でヨォ!!」
そもそもハルトに時間由来の攻撃は効かないのは分かっているだが それでも時間を止めて戦うのも理由があった
『ガシャコンソード!!』
クロノスの力でガシャコンソードを召喚、片手にバグヴァイザーⅡのビームモード
遠近両面に合わせた形態を取っている、アナザーグランドジオウは
『エグゼイド!』『鎧武!』『ドライブ!』『ウィザード!』
全身のレリーフを触りアナザーライダー達を召喚したのである
「行くぞ、テメェ等!」
「「「「おう!」」」」
まさかの数の暴力である しかも全員がポーズの影響を受けていないのだ
「何でポーズの中でアナザーライダー 達が動けんだよ!」
「鹿王との訓練で学んだ事を生かしてるだけだ」
「っ!」
それはグルメ界にある8つの大陸に君臨する王
その一角 鹿王スカイディア
その力は八王最大の体躯だけではない
1秒で内部では千年が経過する裏のチャンネルへと相手を飛ばす能力
そして自分の巨体に住まう猛獣達を時間操作の影響外として無尽蔵にその空間へ送り込む能力
である
つまりスカイディアを怒らせると急激に老化されるだけに飽き足らず、万全の状態で戦える大陸最大の捕獲レベルアベレージを誇る猛獣ラッシュを攻略しないとならない
だが温厚な性格もあり過去にはハルトは修行の協力やトータスの事件で必要な魔石を生成する為にも何度も世話になった八王であり、ハルトも自分にある時間操作能力もスカイディアから学びを得た部分が多い
特に今回は アナザーライダー達がポーズと、とある能力の影響を受けないように細工して召喚しているのだ
「っ!」
そしてアナザーエグゼイドが遊び心を見せた
「折角だから協力プレイといこうぜ」
『ドラゴナイトハンターZ!ファング!!』
アナザーエグゼイドはドラゴナイトハンターZが分身を出し 召喚するとアナザーライダー3人はガシャットを受け取り起動する
アナザー鎧武は刀剣を
「いざ出陣」
『ブレード!』
アナザードライブは銃を
「実力を行使する」
『ガン!』
アナザーウィザードはその両翼を
「さぁ、ショータイムだ」
『クロー!』
『レベルアップ!エグゼイド!』
同時にアナザーエグゼイドの装備から武装が外れ
『鎧武!』
アナザー鎧武の右腕に青色の刀剣が
『ドライブ!』
アナザードライブの左腕に黄色の銃が
『ウィザード!』
アナザーウィザードの両腕と脚には龍を模した装甲が装備されたのである
しかしアナザーグランドジオウには
「仲間はずれ…俺も装備したかった…」
何も装備されなかったのである 体育座りで不貞腐れるアナザーグランドジオウに思わず
「いや、ごめんって」
アナザーエグゼイド が肩を叩くものの
「悪いなハルト!このドラゴナイトハンターZは4人用なんだ!」
アナザーウィザードのダメ押しである
「ふざけんな!お前はオールドラゴンとか全合体あるじゃん!それ使えよ!!」
「そんなつまらない事で喧嘩してる場合かよ!」
「右に同じく」
まともにクロノスと戦っているアナザー鎧武とアナザードライブは他3人を叱ると3人も混ざるのである
「テメェ!この数の暴力は反則だろうが!」
「んなの知るか!」
「こんなの卑怯だぁ!」
「何を言っているの?これは皆で力を合わせて悪と戦う構図…そう!これは仲間と力を合わせて戦う正義のヒーローなんだよ!」
「このぉ!」
『コ・チーン!』
ガシャコンソードの刃を反転 冷気を帯びた刀剣を地面に突き刺し4人の足元を凍らせて動きを止める
「先ずは4人!」
『ガシャット!キメワザ!!タドルクリティカルフィニッシュ!!』
クロノスの狙いはポーズの止まった世界でアナザーライダー達を1人ずつ倒していく、止まった世界では死の瞬間から止まったままで復活は出来ない そのままハルトの力を削ぎ落としていくことだったのだが
『twin mixing!ツインバスター!!』
アナザーグランドジオウはアナザーウォッチを二つ装填したアナザータイムバスターの銃撃で怯ませると
『restart!』
「くっ!」
時は動き出すと全員の足場の氷も破砕されて完全に動けるようになった
「そらそらそら!」
アナザーグランドジオウは自前のアナザーサイキョーギレードによる攻撃でクロノスを押し始める姿にアナザーライダー達も首を傾げていたが直ぐに合点がいった
そも仮面ライダークロノスは仮面ライダークロニクル最強のラスボス ゲムデウスを理論上攻略可能にする為に檀黎斗が製作した存在
ポーズのようなチート能力に目が行きがちだが
実際に厄介なのは そのスペック面
一定以上の火力以外は無効化する装甲
時間経過、攻撃、防御成功によるスペック強化
というようにライダー として珍しく長時間の戦闘を特化している
まぁ仮想敵がゲムデウスだからこその盛り具合の性能である
なのでクロノスを倒すなら短期戦に限るのだ!
とまぁ長々語っても
「こうなるよなぁ」
「く……」
アナザーグランドジオウが立ち、クロノスが倒れる姿である
「結局、どんなライダーのスペックは高くても使う人次第なんだよなぁ〜」
「……何で、何でだよ!牢屋敷の時はあんなに強かったのに!!」
「そりゃ牢屋敷の時はゲムデウスクロノスで俺の力が使えんだ…能力落ちるのは当然だろ?」
投げやりに答えるハルト、確かにあの戦いでは弱体化したハルトが感染を抑えながらハルトの能力行使を可能としていたのだ
「さて、これで終わりだ…あばよ」
そのまま適当にアナザーサイキョーギレードで貫き通そうとしたのだが…その時!
不思議なことが起こった
ナツキの体内にある完全なバグスターウイルス抗体がバグヴァイザーⅡに残るハルト製ウイルスを培養 最適化させる
その結果起こるのは
『バグルアップ!!』
予期せぬ新たな進化
現れたのは全身の色が青いラインに変わったクロノス さながら風邪をひいて青ざめたような顔色を思わせる姿
「そのクロノスは初見だな、どんな能力を見せてくれるのかい!」
「………」
そのクロノスの周囲に浮かぶのはライダークレスト 両手に収まるのはガシャコンソードではない
『キングラウザー』
「っ!」
アナザーサイキョーギレードを受け取るのはブレイド・キングフォームの武器 キングラウザー それに合わせて体から抜け出たカードを装填する
『spade 10!』
「タイムの力を使っても意味が…っ!」
『pause…update』
その時 アナザーグランドジオウが目にしたのは、いた筈のクロノスが消えていた そこから通信で入る リバースの生き残り達が全員いきなり消えた事が報告入ったとのこと
これはつまり
「俺の時間が止められた……!」
続く
予告
ナツキ覚醒、謎の青いクロノスの正体と対策が急がれる一同 この中で解決策が出せるのは
「遂に私の時代ダァ!!」
ネオ黎斗のクリエイティブな時間が旋風を巻き起こす
次回 その名はクロノス・ロード お楽しみに!!
オマケ短編
ゴオマの日常
ハルトがスマホで連絡をしていた時のこと ゴオマはハルトの隙を窺っていたのだが
「………ん?」
ゴオマがふと目線を向けるとそこには
「(ダグバあああ!ど、どうしてアイツが此処に!基本的に闘技場やグルメ界に入り浸っている奴がこんな歓楽街に…ま、まさか!此処でハルトと戦うつもりなのか!冗談じゃねぇ!こんな所ぇ巻き込まれてたまるか!)」
と突然ゴオマはハルトの首をホールドすると
「ダグバぁ!早くやれぇ!俺はこんな事もあろうかとハルトの側で待機してたんだぁ!」
だが
「あ、ハルトおはよう!」
「おう、ダグバおはよう」
「あれ?」
そのまま通りすがる二人、そして
「おいゴオマ」
「あ…」
数秒後 ゴオマの体は空を飛ぶのであった
魔法少女の日常
有る時 紫藤アリサが帰ってきた
「た、ただいま…」
「あ、おかえりアリサ」
と笑顔で答えるのはエプロン姿のハルトである
「何か…似合うなそれ」
「ありがとー!まぁね!それでそれで!お風呂にする、ご飯にする?」
「バッ!お前何言って「それとも仮面ライダークロニクル?」風呂で」
「あいさー!」
そして食事を摂るのだが
「そう言えばアリサ、最近はどう?」
「あ?まぁ色々と大変だけど上手くやってるよ」
「そうか…って聞いたよ!睡眠薬沢山飲むなんて体に悪い事してたって!」
「む、昔のことだろ!」
「もう!ダメだよそんな危ないことしたら!アリサの体は……もうアリサだけのものじゃないんだから…大事にして」
「は、ハルト……」
そう言ってアリサは自分の下腹部に手を当てる
ーーーー
「って夢を見たんだ」
「アリサちゃん?」「随分と幸せそうだな」
「というか危ない薬云々でハルトさんには怒る資格はないと思いますの」
「あ?どう言う事だよ」
「こっちだ」
アンアンがこっそり案内した先で見たのは
「あぁ……1日頑張ったよ…このご褒美の闇菓子が美味しい……あぁ!脳が震えるぅ!!」
扉の隙間から見えるのは何故かハイテンションで恍惚としているハルトであった
「な、何だアレ?」
「闇菓子って人の幸せで出来上がった、ういろうだよ」
「ういろう?って人の幸せってどう言う事だよ」
「文字通り人間の幸せで出来てるんだよ」
「それ食べてハイになってるからアリサちゃんの事とか怒らないと思うよ」
「それはそれで問題だろう!」
後日 ハルトに闇菓子を食べないように説得するアリサがいたのであった
失敗は成功の母
「しまった…お菓子作りに失敗してしまった」
『お前にしては珍しい』
「ゴ・バダー・バもブレーキとアクセルの踏み間違いと言うだろ?」
『初めて聞く言葉だ』
「どんな達人でも失敗すると言う意味だ」
『お、おう…』
「はぁ……どうしよう……まぁ食べるなら美味しくしたいな……あ?」
失敗した砂糖を塗したドーナツを見て閃いた
そして
「親衛隊にドーナツの差し入れを持ってきたよー!」
「あの陛下が!!」
「戦い以外で俺達に差し入れを!」
「これは夢か!」
「お前等は俺を何だと思ってんだ」
だがまぁ取り敢えず渡してみると
「おや、砂糖がカラメルのようになってますね」
「サクサクだな!」
「よし!好感触!」
『ピンチはチャンスだな』
「けど、どうしてコレを俺達に?」
「いや普段から、お前たち親衛隊には迷惑かけてるからな」
「そう思うなら自重してくださいよ陛下!」
「無理だな!自重とか遠慮したら俺じゃないし!」
「それもそうか!」
あははは!と笑っていたのだが
「陛下、それは?」
「おぉ!ハウンド!お前たちにドーナツの差し入れだ!」
「何故、私に一声掛けないのです?」
「え?通信してるぞ?」
「失礼しました仕事だったもので…さて、私の分のドーナツは……は?」
そこには空っぽになってる箱 そして両手にドーナツをわんぱく喰いをしている親衛隊達
「隊長、早い者勝ちです!」
「逢魔風に言えば弱肉強食です!」
「隊長が遅いのが悪いのです!」
「隊長!陛下の新作ドーナツはとても美味しいであります!!」
「そう思うなら手に持ってるものを私に一つ譲れ」
「これがパワハラでありますか!!」
「………」
「落ち着けハウンド!ブラスターが殺傷モードになってんぞ!!またドーナツなら作るから落ち着けえええ!!!」
だがハウンドは制御バックルをつけたベルトを取り出すとライドエグス11を構えて
「…………
「そんなんでヴァンケンになるなぁ!!」
「離してください陛下!自分はこの馬鹿者に上司として説教をかまさないといけないのです!」
「なら俺はその上司として止めないといけないんだけど!?キャラメリゼドーナツならまた作るから!!おい誰かシェフィールドを呼んでこい!」
「おい見ろよ普段暴れてる側が止めてるぜ」
「不思議な事もあるもんだな」
「早くしろやぁ!」
「「イエッサー!!」」
数分後 駆けつけたシェフィールドに止められ説教されるハウンドがいたのは言うまでもない