無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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どうも……マラソン不可思議とマラソンネガエモルギーによって闇堕ち中のカグ槌です……何か泣きたくなりました…せっかく日曜休みなのにテレビつけたらマラソンやってる絶望感…うぅ

失礼しました 本編どうぞ


決着には…

 

 

前回のあらすじ

 

遂に始まった八将軍との抗争 何故かアウトサイダーズで内輪揉めしているがゲムデウスムテキに変身したハルトはザクロロックシードの爆破を利用した ビルドミノ作戦でナツキを追い詰める事に成功したが

 

自分も瓦礫に埋もれてしまったのである

 

 

 

そこにはオレンジの防壁を展開して防ぐハルトがいた

 

 

「ヘキカクの防壁が無かったら危なかったな」

 

 

間一髪 角醒憑依が間に合って防壁を展開できたが

 

 

『今度からはちゃんと安全確保してからやれよ!』

 

『つかビルドミノなんて遊び辞めろ!』

 

 

間一髪 角醒憑依が成功しての防壁展開が間に合っただけである

 

 

「それは約束出来ねぇな!楽しかったから、またやりたいなぁ」

 

『やらないって約束してヨォ!お願いだからァ!』

 

 

 

「つかグロンギ達に提案してみるか、リントを一箇所に集めて…そのコースになるようにビルドミノをさせよう!絶対楽しい…沢山の悲鳴が!絶叫が!多くの絶望が集まる場所となる…ふふふ…ヤクヅキも誘うか、きっと喜ぶぞー!」

 

 

『コイツ、二重人格だったりする?』

 

 

「心外だな相棒、俺はいつだって逢魔にいる皆の幸せを望んでいるんだよ…その為ならばその他9割の尊厳や命なんて踏み躙って蹂躙して嘲笑ってやる」

 

『オブリビオン、ハルトの壊れた倫理観ブレーキの壊れた部分を忘却して戻せ』

 

 

 

「…………あれ…俺、何してた?」

 

『これからどうやって脱出するって話をしてた』

 

 

「そうだったな!取り敢えずナツキはと……あ、気絶してやがる情けねぇ」

 

 

取り敢えずナツキを根菜のように引き抜くと気絶していた

 

 

『あのビルドミノの直撃喰らったんだから無理もないだろう』

 

 

「おーい、起きろー!」

 

 

「ごっ…」

 

 

と問答無用でナツキの肝臓を抉るようなコークスクリューブローを叩き込んだのである

 

 

 

「あれ?起きないな?もう一発いっとく?よーし!アナザービルド!ハザードで行くヨォ!」

 

『え?』

 

 

「中身にダメージ通れば起きるだろ?」

 

 

ワンポイント解説!ビルドのハザードフォームには相手の装甲を削り取り 本体へ直接ダメージを通せるんだ! 絶対 人に向けたらダメな力だぞ!

 

 

『何とご無体な!!』

 

 

 

「ナツキを人質にリバースに降伏を促すか…流石の連中も旗頭が死にかけたら降参するだろう…つか最悪肉壁にすりゃ良いか…ま良いよな!ナツキだし」

 

『戦法と発想が悪役ぅ!』

 

 

 

ーーーー

 

生き埋めになる光景を見ていたアウトサイダーズは

 

 

 

「魔王ーーー!」

 

 

 

と心配をするのも一瞬

 

 

「いやアレで死ぬなら、とうの昔に死んでるから大丈夫だな」

 

克己の一言で全員が頷く 何気にハルトの扱いは雑なアウトサイダーズであった

 

 

「我が魔王が言ってました死体が出てこない限り生存フラグ!と」

 

 

だがメラはポツリと

 

 

「いや君達、一応心配したら?あの人が死んだら今日のご飯どうするの?あと君達が遠慮なく暴れられる場所を提供してくれるのもあの魔王だろうし後ろ盾いないと君達、下手したら狙われるよ?」

 

 

「「「「「「!!」」」」」」

 

 

アウトサイダーズやチームマッドサイエンティストからしたらハルトは諸々に対して支援を惜しまない有能なスポンサー

 

 

それがいなくなる事に危機感を抱く困惑するアウトサイダーズは生き埋めになった魔王の救出に忙しかった

 

「「「「待ってろ魔王、今助けるぞ!」」」」

 

 

エボルがブラックホールで瓦礫を吸い込み

 

王蛇の契約モンスターが瓦礫を退け

 

ミューズはAI予測で瓦礫が倒壊しないようにジェンガをしており

 

カリエスが瓦礫を腐食して取り除いていたのである

 

 

 

だがウォズは付き合いが長いのでハルトの扱いを心得ていた

 

 

「すぅ、我が魔王ーー!!」

 

 

「いやいや流石の魔王もそんなアッサリ…」

 

 

と声をかけると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっべぇ、死ぬかと思った!」

 

 

服がボロボロになっているが傷のないハルトが瓦礫から出てくると全員がギャグ漫画みたいにズッコケたのである

 

 

「我が魔王!ご無事でしたか!」

 

 

「おう!見ての通り俺は……っ!そんな!」

 

 

「どうされましたか我が魔王!!」

 

 

「お、俺の……俺のお気に入りである【二枚目気取りの三枚目】文字Tがぁぁああああ!!こんなボロボロにぃ!!」

 

 

ボロボロになっていたのはハルトのお気に入り文字Tであったのにショックを受けていた

 

 

 

「元気で良かったです」

 

 

「良くねぇ!!おいナツキ、テメェ…何て真似しやがった!」

 

『そもそもはお前のビルドミノが原因だろうが』

 

 

「…………」

 

 

「テメェが寝たふりしてるってんなら、このままテメェの鼻の穴へ直接、デスソースを流し込んでやる起きたら許す」

 

 

 

「うわああああ!!待て!待ってくれ!!起きた!今起きたから許してくれ!!」

 

 

「何も聞こえない!!本当の悲鳴を教えてくれよ壊れかけのナツキ!!」

 

『コイツはとっくに壊れてんだが?』

 

 

ハルトは容赦なくナツキの鼻へデスソースを流し込んだのである その激痛にナツキは悶絶していた

 

 

「うわあああ!どうして起きたら何もしないって……」

 

 

「そんな都合の良い、話があると思うか?お前のような人間に!」

 

 

 

「な、何て酷い奴なんだ!!」

 

 

反撃に殴り掛かろうとしたがハルトはナツキの胸ぐらを掴みそのまま右ストレートのラッシュを顔面に叩き込んだ

 

 

「がふっ」

 

 

鼻血出して仰反るナツキ…そのままハルトは リバース襲撃の被害を受けた者達の怒り、メモリ被害を受けた者達の怒り、そして何よりヤンデレという爆弾放置して謀反を企んだ罪で取り敢えず

 

 

無駄ぁ!

 

 

漫画で言う所の7ページ分の無駄無駄ラッシュを叩き込む事にした

 

 

 

「ふぅ……」

 

 

「取り敢えず、ナツキ諸共生き埋めになった事実はキャロル妃に報告しておきますね」

 

 

「おい、それは辞めろ」

 

 

再会と安全に安堵する面々だがリバース組は

 

 

「おいテメェ!救世主はどうした!!」

 

 

「ん?あぁ、お前達の生き埋めになった救世主は…この金ピカに光る救世主ですか?それともこの銀色の救世主ですか?」

 

 

そう言いながら見せたのはズタボロにされてグッタリしているナツキであった

 

 

「そんなんあるか!俺達が探してんのはテメェの手でズタボロにされた救世主だ!」

 

 

「そんな救世主なんて、この世界には居ませんので!残念、このナツキはボッシュート!」

 

そう呟くとハルトは ふと何か思い出したように懐から 手帳を取り出してナツキに向ける

 

 

 

「野田ナツキ!逢魔への国家反逆罪!外患誘致罪!凶器準備集合罪!騒乱罪!内乱罪!その他諸々の罪でジャッジメント!!」

 

 

野田ナツキに対しては 魔王の要請により逢魔王国の本国にいるカレラ最高裁判所長官から一分間で判決が下されるのである

 

 

何か荘厳のBGMから一言

 

 

「デリート許可!」

 

『するな!』

 

『お願いハルト、今は我慢して!』

 

 

「忘れたか?俺は我慢出来ないんだよォ!」

 

 

「落ち着いてください我が魔王!」

 

 

「HANASE!!」

 

 

 

「仮面ライダーシノビの最終回に関する情報がありますので!!」

 

 

「それを早く言え」

 

 

予告視聴

 

 

「…………シノビが終わる…だと!2022年が終わる!!」

 

 

『落ち着け相棒、今は2026年だ』

 

 

 

「え……2022年は仮面ライダーシノビだったのでは?」

 

 

『そこでアナザーギーツが何言ってんだテメェ?って顔してんぞ?』

 

 

『あぁ!あのハルトが最終回の予告を見ただけで顔面蒼白に!』

 

 

『まるで酔っ払いのように足元がおぼつかないねハハッ!』

 

 

 

その頃

 

 

「貴女がオティヌスさんですか?」

 

 

「貴様は…我が理解者に付き纏う奴か?」

 

 

「エルフナインです、ナツキさんを返して貰います」

 

 

「何を言う、アイツは我の理解者だずっと変わらない」

 

 

「いや貴女は何を言っているのでしょうねナツキさんはずっとボクのものですが?」

 

 

「それならば欲しければ力ずくで奪ってみよ」

 

 

「分かりやすいですね!」

 

 

「「変身!!」」

 

 

オティヌスはオーディンに、エルフナインはビルドに

 

 

『不死身の兵器 フェニックスロボ!イェーイ』

 

 

「「はぁああああ!!」」

 

 

 

その頃

 

 

 

「動くなよ八将軍と紫キャベツ!テメェ等の救世主の身柄はこっちにあるぅ!このままナツキをデリートされたくなければ早く武装解除して俺達に降伏しろぉ!」

 

*上記のセリフ言ってる奴が主役だと思います

 

 

 

「く、卑怯だぞ!紫ウォズの力を奪うだけに足らず救世主まで人質に取るなんて!」

 

 

「卑怯汚いわ、敗者の戯言ぉ!!そもそも誰のせいでこんな事なってると思ってんだぁ!このテロリストどもがぁ!」

 

『テロリストではありません反政府勢力です、我々には素晴らしい母国語があるのですから…』

 

 

「え…誰?」

 

『私はアナザー夢幻と申します』

 

 

「この場面で新入りか歓迎しよう盛大にな!」

 

 

ハルトからしたら実害出てるので簡単に見逃すなんて出来ない 白黒つけさせる事が大事だ

 

 

 

「救世主を助けて欲しくば俺の言う通りにしろぉ!でないと」

 

 

待ってましたとばかりに肉叩きのハンマーを構える浅倉がいた間違いなく やれと言ったらやる凄みがあるのだ というよりハルトもドンカチを片手に持っているので間違いなく殴り飛ばすつもりでいる

 

 

「分かりました!だから乱暴な真似は辞めてください」

 

その説得に応じた紫ウォズ達は言う事を聞いて両手をあげたのを確認すると

 

 

「うんうん……よしよし」

 

 

寛容に頷くハルトはそのまま笑顔でいたが内心では怒り心頭に発していたのである

 

 

「よし、ナツキ起きろぉ〜」

 

「………」

 

 

ナツキは気絶していたままであるので

 

 

「アナザーマイス!」

 

『はーい!ネズミさんになーれ!ハハッ!さぁ!ワンツー!マジ『言わせねぇよ!』ハハッ!』

 

 

『マイス』

 

 

 

ハルトはアナザーマイスに変身すると胸のベルトを操作する

 

 

『マウス…セパレート!!』

 

 

アナザーマイスはバク宙をして あの回転車型エネルギーを展開して走り出す

 

その下にナツキを下敷きにしながら走り続けていた

 

 

「あれぇ?起きないな……けど乱暴な真似はするなと言われた…よしナツキは逆さ吊りにして放置するか」

 

 

まるでタロットの吊られた男 のようになっていたナツキを見てアナザーマイスは ぼんやりと

 

 

「(なんか生ハムとかシュラスコを思い出した…あ、そうだ今日は祝勝会で豪華な肉料理にしよう)」

 

 

とか考えていた

 

 

「んでもってテメェ等 八将軍と紫ウォズは問答無用で地獄に叩き落とす訳だが…地獄の閻魔には任せられない事が一つだけある!」

 

『針串刺しの刑だぁ!!』

 

『待ってたぜぇ〜この瞬間(時)をよぉ!』

 

『奴を細切れにしてやるぅ!!ハハッ!!』

 

 

「違うよ?」

 

『え、違うの!』

 

 

「そんな真似をすると思うか?先ずは光太郎さんと約束から果たすとしよう」

 

『ん?』

 

 

そしてアナザーマイスはナツキからBLACKウォッチを取り上げて

 

 

 

「BLACKウォッチ…獲ったどぉおおおおお!」

 

 

頭上に掲げたのである

 

 

「おおお!これがあの仮面ライダーBLACKのライドウォッチ!あぁ!まるでウォッチからキングストーンフラッシュを出しているような後光が見えるよぉ!眩しいよ!眩しいよ!!何か不思議な事が起こりそうで眩しいヨォ!」

 

 

何か恐れ多い!という態度を見せるアナザーマイスだが周りは いや普通のライドウォッチじゃんという態度であるが

 

 

「信じる奴がジャスティス……なんだよ!!」

 

『これを押せば、お前にBLACKの力が宿るぞ』

 

 

そんな誘惑に対して彼は

 

 

 

「そ……そんな恐れ多い真似出来るかぁあああ!!」

 

『何故だ!ライドウォッチを使えばそのライダーの力が使えると言うのに!』

 

 

「俺は実力で仮面ライダーの座を射止めたいんだよ、ウォッチから貰った力とかじゃなくて純粋な努力とかで勝ち取りたいんだ!」

 

『相棒…』

 

 

「それにこの力は光太郎さん始めとしてシャドームーンやビルゲニアや三神官、創世王やゴルゴムとの戦いの歴史だ…俺にとっても大事な同胞の歴史や思いまで宿?ウォッチ…これは全部、その時代にいる人の思いを受け止め戦い続けている光太郎さんに返すべきものだよ!」

 

 

 

それは推しであり憧れのヒーロー、そして何れ来る戦うだろう相手への最大の敬意である

 

 

「俺はこのウォッチを光太郎さんに返す、文句は言わせないぞ!」

 

 

『おいコイツ、さっきの人質作戦取ろうとしてた奴と同一人物か?』

 

『そういやぁコイツ、トータスの事件で手に入れた栄光の7人ライダーのウォッチもソウゴに返してたな』

 

 

「ソウゴ さん だ!相棒達とは言えその辺の礼儀はキチンとしろやゴラァ!」

 

『相変わらずの低い沸点!』

 

『元に戻れ!ハハッ!』

 

 

「っと、何つーかアナザーマイスのこの力はなれねぇな」

 

 

だがまぁリバースの構成員には頑丈な鎖で縛り上げて動けなくする ナツキは逆さ吊りにされているのを見て

 

 

「つか早く起きないと河童みたいな頭になるぞ〜」

 

 

 

その真下で焚き火を始めたのである そして煙でナツキを燻され始めた

 

 

よく燃えているなぁと思い一言

 

 

「お焚き上げってこう言う事なのかな?」

 

『違うよ?』

 

 

「わ、我が魔王…」

 

 

復活早々のヤベー行為にドン引きするウォズ達であったがカリエスの側近クラープが声をかける

 

 

「お待ちください魔王様!」

 

 

「どうしたクラープ?」

 

 

「もう少し素体には優しくして頂きたい?」

 

 

「素体?」

 

 

「えぇ、彼には実験材料としての価値があります!故に殺すのは惜しいかと!」

 

 

「……そうかマッドサイエンティストの巣窟に預けて死に戻りするリスタート時点をあのラボにすれば解決じゃん」

 

『リスキルとは鬼の所業だぞ』

 

 

「貴方様はモルモットの気持ちが分かってません!」

 

 

「いや分かりたくないが?んじゃクラープ、コイツどうするつもりなの?」

 

 

「はい!では此方のプレゼン資料をご覧ください先ずはこのモルモットの遺伝子パターンを解析し!

 

 

「まさかプレゼンするレベルの案件なの!何かもうナツキを死刑にするよりもチームマッドサイエンティストに頼むべきな気もするよ!」

 

 

と身柄引き渡しに揺れてしまったが一回は形式上でも裁判はするべきだし

 

 

 

「光太郎さんが助命嘆願するから殺したくても殺せない…本音を言えば滅茶苦茶殺したい…そりゃもう年齢制限にかかるかもしれないような事を!!けど俺はエルフナイン達が悲しむ顔も見たくないのと」

 

 

「のと?」

 

 

「やっぱコイツの場合は死すら慈悲だと思ってな!いっその事 死んだ方がマシな目に合わせ続けた方が償いになるかなって!」

 

 

「ほぉ生きたまま蝕み続けるか…その発想は無かった」

 

「回復させ続ける事で、ずっと楽しめるのか…」

 

「魔王……お前は天才か?」

 

「成る程、その気持ちは分かる俺も戦兎達が色々と苦しむようにアレコレしたからな」

 

 

「エボルト?」

 

 

「これも全部、万丈のハザードレベルを上げる為だ」

 

 

「んで完全体になる為か」

 

 

「まぁまさか万丈と戦兎を利用してキルバスまで倒せるとは思ってなかったがな」

 

 

「そこはお前が生きてて良かったと思うポイントだよな」

 

 

アウトサイダーズ屈指の狂戦士組が斜め上の解釈をしていたが

 

 

「だがクラープよ漸く理解してくれたか…そう!俺は天災なんだよ!」

 

 

「調子に乗らないでください我が魔王」

 

 

「えー!……あ、そうだ!」

 

ハルトは何か思いついたのか悪い笑顔で

 

 

「ナツキに聞いてみようか我が身可愛さでお前達を見捨てるか、自分を犠牲にしてお前達を助けるか!」

 

 

そんな二択を突きつけたのである

 

 

どんだけ根に持ってんだと思うだろうが 今までのナツキのやらかしを考えればハルトの気持ちも仕方ないとなろう てか今後もナツキを担ぎ上げる愚か者が生まれないようにしなければ迎え入れられない 

 

 

「よーく考えよー踏み絵は大事だよー」

 

 

歌いながら悪辣に笑うハルトだったが この事案 予想外の方法で決着する事になる

 

 

 

 

 

「ハルトさん!お願いしますオティヌスさんとリバースの人たちを助けてください!」

 

 

「エルフナイン……まさか洗脳されてる?」

 

『いやぁ…そんな気配はないが…』

 

 

「……」

 

 

「拳を交えて分かりました、この人は悪い人じゃないんですボクと同じようにナツキさんが大事なんです、それもう閉じ込めて逃げださないように!」

 

 

恐らく同じ位にナツキを慕うものと理解したのだろうが

 

 

「…………」

 

 

ハルトは天を仰いだ

 

 

「(どうして、こんな時こそキャロルみたいに理知的に判断してくれないんだ俺みたいな武力や直感で判断しないでよー)いや助けろ言われてもな流石に身内に被害出た以上は許せんぞ?」

 

 

「何とかなりませんか?」

 

 

「そう頼まれてもなぁ」

 

 

「断るというのでしたら」

 

 

「何だよ?」

 

 

「キャロルにハルトさんが皆さんの知らない所で子供を作ったと宣います!」

 

 

「根も葉もない事を言うんじゃねぇ!俺がそんな真似するか!!」

 

『いや鞠奈や鞠亜とかニベルコルとか割とそうでは?』

 

 

「お黙り!あの子達は俺に取って大事な可愛い娘達ですとも!」

 

 

『いや待て…鞠亜と鞠奈はハルトと二亜の遺伝子情報から生まれてる…いやマジの実子だけども?』

 

 

「そうだな…つか初対面の時に愛人の子だから認知してくれないのって言われたなぁ…いやあの時は若かった」

 

『今も対して変わってないぞ?』

 

 

 

「それくらいボクはキャロルにいう覚悟です!」

 

 

何で具体的な脅しなんだと戦慄している、これが梱包外交なのかと震えているも

 

 

「いや…エルフナインや光太郎さんの頼みもあるから助命嘆願は聞けなくはないが、次またナツキを担いで謀反されたらたまったもんじゃない」

 

 

そこである 実害が出た以上 甘い対応をしたら舐められる 実際 逢魔王国に対して明確な敵対行動を取った奴らの末路は一つであるが

 

 

「ナツキの態度次第だな」

 

 

取り敢えずはこうするしかない

 

 

「取り敢えずナツキさんを、そこから下ろして来れませんか?」

 

 

「エルフナインよ、時に人間には償いが必要なんだよ」

 

 

「でしたらナツキさんの罪はボクが数えます」

 

 

「へー」

 

 

「よいしょ」

 

エルフナインが可愛らしい声と共に取り出したのは

 

 

「え?」

 

 

「ふふふ」

 

 

以外!それは…ドリルクラッシャーとフルボトルバスターあった

 

 

「先ずはナツキの口にドリルクラッシャーをツッコミます!!」

 

 

「それでナツキへ仕置きしたら風穴だけでは済まないと思うんですが!?」

 

 

「大丈夫ですナツキさんなら耐えられますよ!」

 

 

「エルフナインさん落ち着いてくれませんかねぇ!その力で暴力を振るうのはラブアントピースを掲げる天才物理学者への冒涜だ!」

 

『アナザービルドがチベスナのような目でお前が言うなと言ってるぞ?』

 

 

「あ?」

 

 

「……そうですよね」

 

 

「そうだよ」

 

 

「ナツキさんには皆から禊を受けるべきだと思いますね!ちょっと咲那さんやマドカさんを呼んできます!」

 

 

「待てええ!だからナツキは一回逢魔の司法に通したいんだけど!!」

 

 

 

そしてハルトは気づいた

 

 

「あんれぇ!俺の立場が入れ替わってるぅ!!」

 

 

 

取り敢えずナツキの処遇だがカレラとウルティマに相談して 経過観察として牢屋敷に軟禁する事にしたが結論

 

 

ナツキは奪還出来た、義妹達が病んだ

 

 

 

牢屋敷にて

 

 

「いぎゃああああ!」

 

 

ナツキは奪還されるなりオティヌスとエルフナイン達に連行され牢屋敷に監禁されたのである

 

恐ろしく早い監禁 俺でなきゃ見逃しちゃうね!

 

 

とまぁ現実逃避は程々にして今目の前にはヤクヅキとウルティマの拷問が 幼稚園のお遊戯レベルに見えるくらいの苛烈かつ凄惨な拷問がエルフナイン、マドカと言った義妹達の手によって行われている

 

 

恐らく映像化出来ないようなシーンだろう、以前 エルフナインが笑いながらリバース構成員をガブガブさせていた場面なんて可愛らしくて思える

 

 

因みにウルティマ達は勉強になると感心していたが一部はナツキの悲鳴エネルギーを目当てに大量にタンクを用意し蓄えている

 

 

あ、ダメだよエルフナイン達、ダウルダブラの鋼糸で神経を乗っ取るなんて真似しちゃ

 

 

「ナツキさん…どうしてボク達がこんなに怒ってるか分かりますか?」

 

 

「どうして?なの…」

 

 

「ナツキさんは疑問文には疑問文で答えろと学校で習いましたか?」

 

 

「理解者よ、貴様なら我の気持ちを言わずとも分かるだろう?」

 

 

「ひぃ!!は、ハルト頼む助けてええ!」

 

 

「だから あの時降参しておけば良かったのに…こうならないように便宜を図ったのにさ」

 

 

 

「せめてアイツ等は!八将軍やアイツ等だけは助けてあげてええええ!」

 

 

 

やれやれ〜と肩を竦めたハルトだが、その言葉を聞いてピクリと動きを止める

 

 

「ふーん…アイツ等は助けてなんだ……俺は見捨てた癖に」

 

 

 

「だからそれは!」

 

 

「うん、分かるよ分かる気持ちは分かる慕う奴らは大事ってのはね…でも分かるかな?物心ついた時からずっと異物や化け物みたいに扱われて自由なんて爺ちゃん家やあかね…黒川家以外に居場所なんてなくて…けど最後はあのクソ義家族に全部奪われた……そんな俺に対して、お前は俺を見捨てたよな?」

 

 

ハルトは頷きながらナツキに近づくと 瞳から光を消して言い放つ

 

 

 

「そんなの許せる訳ねぇだろ?」

 

 

「っ……」

 

 

 

「それと忘れてると思うから教えとくけど……俺はね受けて恩義と仕打ちには倍以上で返すって決めてんだ……だからテメェにはそれ相応の仕打ちで返すって決めてんだよ」

 

 

そう言いハルトは笑いながらネイルガンや鉋を取り出すとエルフナイン達に預けたのである

 

 

「いぎゃあああ!」

 

 

「つー訳だウルティマ、ナツキは地獄の責苦を与える…ゼウスがプロメテウスに裁きを下したような終わりのない終わりをくれてやる」

 

 

「いいよ、じゃあカレラにはボクから言っておくね」

 

 

「頼んだ……さて」

 

 

さて、コイツ等に関しては見せしめに殺す事も考えたがナツキも助命嘆願した……が

 

 

 

「コイツ等さ、ショッカー達の技術で洗脳出来ない?」

 

 

『ハルトさん!?貴方の倫理観どこ行きました!?』

 

 

「そこに無かったら無いですね、つか俺の能力で洗脳できるから良いか…今更ながらショッカーの洗脳技術って解ける為にあるからなぁ」

 

『殺すだけで良いのか?』

 

 

「ん?」

 

『ナツキがどうするかは分からんが、アイツの人質カードとして使えるぞ』

 

 

「成る程ね」

 

 

「恐れながら我が魔王、一つご提案が」

 

 

「あ、エボルトはどう思う?」

 

 

「我が魔王?私の声が届いてますか?」

 

 

「ナツキと通じてた奴が助命嘆願するのはねぇ…まぁ良いや何?」

 

 

「ナツキを利用するならば…八将軍や紫の私は彼の麾下に加えては?再度何かあれば不穏分子を纏めて掃除も出来るかと」

 

 

「それ…ナツキに戦力を与えようって腹つもり?お、ウォズ?やっぱお前は反逆するつもりか?お?」

 

 

「いいえ…そのような事はございません…しかし我が魔王としてのナツキには何かしらの首輪がないと過去の件を繰り返すだけでは?」

 

 

「うーむ」

 

 

「陛下」

 

 

「何だハウンド?」

 

 

「世の中には恩赦の為に戦う囚人部隊というのがあります」

 

 

「囚人部隊?」

 

 

「彼らにその任を与えては如何でしょう」

 

 

「成る程〜ナツキの出ない恩赦をチラつかせ連中をてボロ雑巾のようになるまで働かせると」

 

 

「付け加えるなら我が魔王目線で使い捨てに出来る捨て駒が手に入ったと考えてみては」

 

 

「おぉ!それは良い提案だなウォズ!そうだな俺は仲間達の犠牲が出ない少ない方法をいつも考えていたが、ナツキやその傘下連中なら潰れても構わない…うむ」

 

 

クククと黒い笑みを浮かべるハルトは其方の提案に納得を示した

 

 

「一考する、取り敢えず今は全員を牢獄にぶち込め」

 

 

「どこの牢獄に?」

 

 

「え?フェンシンム監獄」

 

フェンシンム監獄とはヘルヘイムの森にある逢魔王国の脱出不可能な監獄である 

 

主に反乱者や明確な敵対者を収容している監獄で 何故か囚人達は揉め事をインベスゲームで白黒つけているのが特徴だ

 

 

まぁ脱獄して外に出ても、そもそも異世界と繋がるクラックがないので脱出不能しかもあちこちに食料と見せかけた ヘルヘイムの果実というデストラップが散らばっている だから脱獄不可能 というか森の意思とも言える 魔蛇がいるから逃げられないのだかね

 

 

「大丈夫ですかね?」

 

 

「ヤクヅキには俺から言っておくよ、そしたらコイツ等が家具にされる事はないだろうよ」

 

 

取り敢えずはコレでひと段落と思いたいが

 

 

 

「後は克己さんに頼んでエターナルレクイエム使ってメモリを無効化させる…のとスカルメモリとナスカメモリをアップデートさせて渡すか」

 

 

メモリの大元は叩いても残ったメモリが悪さをする エターナルレクイエムを使えばメモリは使用不能になるが アップデートされたものやハイドーブに関して言えば何があるか分からない…故にライダーの存在は抑止力として残しておくべきだが

 

 

 

「後は学園や九鬼関連だな」

 

 

取り敢えず あの世界の現地人がメモリ製造に加担してるなら叩き潰しておかねばならない

 

 

「アウトサイダーズ、ひと暴れしたいなら付いてこい」

 

 

おお!とついてきたアウトサイダーズに残りのメモリ関連の施設を叩き潰す事を依頼した

 

 

何というか結果はいつも通りの蹂躙で終わったのだが

 

 

 

 

「リバースねぇ」

 

 

ネオタイムジャッカーのような明確な世界線を跨いでの反逢魔勢力 今後もあの手のが産まれるかもしれない 警戒は強めておかねばならないという教訓にはなったのであった

 

 

「今後の統治も考えないといけないか」

 

 

「というより無用不用な虐殺は辞めろと言う事だ」

 

 

「無用不用……ふむ分かった!」

 

『おぉ!』

 

 

「必要なら虐殺はして良いんだな!」

 

『違う!落ち着け!!』

 

 

 

「分かっているさ相棒、俺だって今回の件は反省する所が多いと思っているんだ」

 

『何?』

 

 

「叛逆の目は見つけ次第、迅速に摘み取るべき!あと…」

 

あと?と首を傾げる面々だが取り敢えずハルトは助走をつけて

 

 

「何でお前は変身出来てんだぁ!」

 

 

ウォズにドロップキックを叩き込んだのである

 

 

「ごふっ…わ、我が魔王、どうして?」

 

 

「どうして?お前も俺と同じでアナザーライダーにしかなれない体質と信じてたのにマジで仮面ライダーに変身出来る奴があるかぁ!」

 

 

「「「「(り、理不尽!)」」」」

 

 

「むっきゃあ!つか幹部の中でアナザーライダーにしかなれないのって俺とフィーニスだけかぁ!」

 

 

と絶望を重ねるハルトであった

 

 

 

 





予告

リバースとの戦いがひと段落したハルト達 この世界での平穏な日常を取り戻しているのだが

!!!


壁を超えた偉人が暴れ出す

次回 偉人爆走 お楽しみに!

オマケ短編

水族館


逢魔王国某所にて



「此処が逢魔王国初の水族館か…皆の為に博物館や動物園やらを作ってみたが……どうだろうなぁ」


完成セレモニーに顔を出したハルトは早速水族館の様子を眺めてると


「今更ですが逢魔って公共の福祉とか公共事業に出資したのですね」


「失礼な奴だなぁ!当たり前じゃん逢魔全支配領域のインフラ整備やら治安維持、娯楽含めるの経済活動や住む人達への還元も逢魔の仕事だよ!」


「そう言えば我が魔王ってその辺しっかり投資してますよね?」


「物流やら経済が活発になるには その土台が大事だし何より皆には迷惑をかけているからキチンと報いてやらねばならないのさ!」


「おぉ…」


「つかインフラしっかりしてんのは補給路が途絶えると怖いから」


「それが本音ですか」


「爺ちゃんの昔話で思ったのが武器やら情報やらインフラ整備なんかは滅茶苦茶大事だなと、それに皆の税金はちゃんと納めてくれた皆に還元しないと!もし懐へ内緒に収めてる奴がいたら……ね?まぁうちの国にそんな事する度胸ある奴いないでしょ」

『ウルティマやカレラが目を光らせているからな』



「んじゃ水族館に行ってみよう!」



中に入ってみる様々な世界の魚達


それを見て感動を覚えると同時に


「美味しい屋台もてんこ盛りで集客もバッチリだな」


両手にグルメを堪能していた


「わたあめにビールにじゃがバター!」

「たこ焼き、すき焼き、ケバブに!」

「テリテリソースの焼きそばと…十分なラインナップ!」


「あと何故かある貝汁とカレーですね」


「あ!魔王様!彼処に鮎の塩焼きが売ってますよ!」


「水族館で魚の串焼きを取り扱うとは中々の商魂してんな!」



「我が魔王……すみません何故かこのチョイスに何処となく悪意を感じるのですが…」


「まったくだ…この屋台のチョイスをした奴は誰だ?あとで褒美を取らす!」


「我が魔王!?」


ーーーー


そして目玉の展示に足を伸ばすと


「つか、なんで人魚まで展示してんの?」


そこには神話に出るような人魚が水槽を泳いでいた…のだが水族館職員は


「え?おしるこサンドをエサにしたら捕まえられましたよ?」


「そんな安上がりなの!?てか生きた人魚を水槽に入れるって人権的にどうなの!?カレラ裁判長を呼んでくれ!ちょっと人魚に逢魔王国の法律が適応されるか教えて!!」


「まぁ労働者として見るなら住み込みで3食昼寝付き、時折泳いだりショーをするだけで安全な生活が保証されてますよ?」


「それ自由じゃなくない?」


「それと以前、ハルト様が仰っていたバッシャー様達も安堵してました」


「は?バッシャー?……あぁ〜」


確かバッシャーのマーマン族は人魚族との間でないと子を作れないとか云々と聞いた事がある確かに過去の時間からウルフェン、フランケンシュタイン、マーマン族の死んだ同胞を助けた3人や種族を思えば こういうのも大事な活動にはなるのか?


「魔王ちゃん!カゲンちゃん!」


「どうしたジョウゲン!」


「あれ」


「あ?」


指差した方向を見ると



「うわあああああああ!」


「ウォズちゃんが人魚を見た瞬間、トラウマに震えているよ!」


「まだ、ち○かわ劇場版を引き摺ってんのかアイツは!」


仲間達のフォローをしていたがハルトは1人、ボンヤリと人魚を見て一言


「美味そうだなー」


人魚がドン引きする、当然アナザーライダー達も


『コイツ狂ってやがる!』


『相棒、水族館は巨大な生簀じゃないからな!』


「失礼だな俺だって水族館と生簀の違いくらい分かるよ!」

『ほぉ』


「いやこのくらいの規模の生簀があれば新鮮な魚が何処でも食べられるな、養殖事業を展開するのも捨てたがたい…内陸国では海産物の価値も高いから利益も見込める……国会に予算通せるかどうかな実際、逢魔の本土に海も塩も取れないからなぁ基本的に異世界からの輸入品ばかりだし……よしテスタロッサに相談しようか」


「わ、我が魔王は不老不死だから人魚を食べても意味ないですよ!……え、まさか我が魔王!」


「おいウォズ、お前は俺の体が単三電池で動くと思ってんのか?」

『そうだぞコイツの体はコーラで動いている』


「え、マジで?」

『スーパー!!』


ーーーー


動物園


「此処では逢魔王国が支配する場所にいる珍しい動物を集めて展示しているんだよ」


「一番珍しい生き物は何だ?」


「そりゃ間違いなく「ハルきちだよね!」二亜?」


「ってナツキが言ってたよ」


「よしナツキにはこの動物園の一番人気のショーに出す」


キャロル達を案内しているのだが


「おいハルト」


「何?」


「彼処にいるのは…」


「アレはティラノサウルスだよ!カミーノアンがクローントルーパー作る合間に恐竜の遺伝子を分析してクローンを作る事に成功したんだ!」


「ええ!ジュラシックなパークになってるぅ!」


「そうだ束、だが安心しろ恐竜達には遺伝子レベルで改良が加えられていて人を襲う事はない!」


「彼処でナツキがティラノサウルスから追われているが?」


「良くぞ聞いてくれた!アレが逢魔王国動物園の一番人気!ティラノサウルスのレクター君です!」


「何でレクターなの?」


「試しに人を餌にしたら…味を覚えたみたいで、そこがハンニバル・レクターみたいだなぁと思ったからレクター君と名付けた!けどそんなワイルドさが魅力だって言って固定ファンもいるんだよ!」


「そんなのが一番人気って大丈夫なのか、この動物園!!」


「キャロル…こう言う言葉がある……逢魔の敵は人に在らず…だから観光チケットや逢魔王国の国籍が無い奴は問答無用で襲われるから気をつけてね!」


そして


「我が魔王、アレは?」


「あの骨は人間と言って、この世界をかつて我が物顔で支配していた生き物だよ」


「キャロりん、ハルくんの闇が見えるよ」


「いやいや冗談だよ〜」


ほっ、と安堵するが


「魔人族の骨格は展示予定だけどね!」


「ハルト、そこに直れ」


「へい」


ーーーー

植物園

「ハルくん、植物園もあるって聞いたけどジャマトやインベスやヘルヘイムの森観光はアウトだと思うよ?」


「何!では彼処に用意した最高最強のビオランテさんはどうしよう!」


「あんなの何処から見つけたのさハルくん!!」

ーーーー


逢魔王国には大自然がいっぱい!


「ふぅ……都会の生活に疲れたよ何処か自然豊かな場所に行きたいよ」


「そんなに言うならナツキよ、今すぐ土の中に埋めてやるよ!!」


「我が魔王!?そこは逢魔の自然をアピールする場面ですよ!!」


ーーーー

自然豊か2


「純和風建築の屋敷で酒を飲みながら、夜にカエルの鳴く声を聞く…風情があるね」


グワグワ、グェ!と聞こえる鳴き声に風情を感じていると


「違いますよ我が魔王、アレはヤクヅキが罪人へ八つ当たり腹パンしてる時に出る罪人のうめき声ですよ」


「ヤクヅキはそんな事しないぞ?」


「ウォズちゃん、まさか疲れてる?」


「いやヤクヅキ先輩ならやりかねませんよ」



「そんな事ねぇよウォズ!ヤクヅキなら、もっと上手く鳴かせるさ」



「我が魔王?そんなソムリエみたいな事言われても…」


「と言うか違いがあるのですか?僕にはイマイチ分かりませんが々」


「そりゃ俺も毎日ムカつく奴等を腹パンしてるからな!」


「ちくしょう文句の出ない信頼と実績がある」


ーーーー

ピノキオ


「嘘をつくと鼻が伸びる?」


「そうそう魔王ちゃんが嘘をつくと鼻が伸びる薬を飲ませたよ」


「過去形!?」


「じゃあ質問!魔王ちゃんは仮面ライダーは嫌いだ」


「んな訳あるか!」


「伸びないか、じゃあハルトは奥方様以外の女性にときめいた事がある」


「ありえませんねぇ!」


ニョキニョキ



「前科ありですか!」


「奥方様ぁ!」


「ナツキめ…」


「じゃあナツキへ本音をどうぞ」


「ナツキ…テメェ、ぶっ殺してやる!!」


「(鼻が伸びてない……コイツ、マジだ!!)」


ーーーー


国会


「議員よ貴方が賄賂を受け取ったとは本当ですか?」


「何の事かさっぱりだ!」


しらばっくれる元老院議員に対してハルトは


「そうか、では直ぐに半殺しにしろ!走馬灯を見せたら嫌でも思い出すだろうよ!」



「ま、待って来れ!頼む!罪を認めるから助けてくれぇ!!」


「思い出して来れて良かったぁ……では罰として半殺しだ!!今すぐウルティマ検事総長の元へ連れて行け刑を執行する」


『結局、半殺しか!?』

賄賂良く無い!
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