いきなりのアンケート協力ありがとうございます!
また今回から新キャララッシュでありますので宜しくお願いします!
ハルトとフィーニスはライブ会場に着くなりローブに着替えフードを目深に被ると会場目がけて歩き出した、道中ノイズが立ち塞がるがソロモンの杖でコントロールして道を開かせる、そしてステージの中央に堂々と立つと驚いたような顔をしていたが
「あら?部外者は立ち入り禁止よ帰りなさい」
とフィーネ(仮)が言うので
「あはははははは!酷いなぁ俺達の事を呼び出しといて部外者呼ばわりか…あはははは!……はぁ……」
まるで狂ったように大袈裟な動作で高らかに笑うと
「つまらねぇ冗談だな負け犬(フィーネ)」
ハルトが右手に持ったアナザーウォッチを見せると翼と奏は驚いた顔をして
「その時計…」「まさか!」
そのリアクションとウォッチのスターターが押され腰に現れたドライバーに装填したのは全くの同時であった
ハルトの体を紫のオーラが包み込み姿を変えた
『ジオウ』
「その姿は…」
フィーネ(仮)が動揺し会場は騒つくがお構いなしなのが俺の従者だ
「静まれ観衆よ!」
それと同時に隣で控えたウォズがステージの中央に立つ
「祝え!全アナザーライダーの頂点に立ち、時空を超え過去と未来を統べる制御不能な時の王者!その名もアナザージオウ!!魔王がこの世界に再誕した瞬間である!!」
その祝詞を聞いた瞬間ある者は悲鳴をまたある者は喝采と感動を発するなど思い思いの感情が世界中で爆発した
「お!以外と歓声が聞こえるとは嬉しいねぇ〜どうもどうもー!」
ツインギレードを肩で支えながら周りを見渡すアナザージオウは悲鳴ありきだが割れんばかりの歓声に一応の嬉しみを覚える
「よく来たわねアナザーライダー…日本政府も即決で貴方を手放すなんて可哀想だけどその力は私達が目指す楽園の為に使うから安心なさい」
「はぁ…」
尊大な口調なフィーネ(仮)の言葉にハルトの堪忍袋の尾がとうとうキレた
「誰が…政府保有の生物兵器じゃあ!!」
アナザージオウはドライバーに装填したウォッチを押すなり溜まったエネルギーの斬撃をフィーネ(仮)に放ったが自ら纏うマントで受け止め空に弾き飛ばした
「あら違うのかしら?」
「おうとも、俺は誰の物でもねぇし政府保有なんて全くの大ウソだっ!あ、これ見てるホラ吹きに言っとく必ず御礼参りに行くからな覚えとけよ!俺達はお前等を逃がさない…俺の名前で好き勝手した報いを受けて貰おうか」
その瞬間、魔王の名を借りて利権を貪っていた政府高官の1人は怯えながら逃げ支度をするが
「どうもー!魔王軍だよー!」
「貴様か魔王様の名を借りたホラ吹きは」
御礼参りに来た従者達に連行されていったと言う
ーーーーーーーー
「へぇ…随分と野蛮なのね」
「野蛮?そんなのお前も良く知ってんだろうよ」
ガードベントしたのを忘れているならおめでたい頭であるな
「けど目的は達成したわアナザーライダー、会場の人を解放したいからノイズに道を開けるようにしてもらえないかしら?」
「は?」
アナザージオウはフィーネ(仮)の言葉に違和感を覚えた
こいつが自分達の知る彼女なら絶対に言わない言葉だから、この場面ならば彼女は絶対に会場の人を人質にするのに自らの優位性を捨て去るとは何か裏があるのかは知らないが
「まぁ俺としても無関係な人間を巻き込むのは反対だ…良いだろう」
ソロモンの杖を操作して避難ルートを作った
「皆!おはしを守って安全に避難しろよな!それと見てる奴等!ここにいる奴を生き残ったからってイジメたら首折りに行くからそのつもりで!」
アナザージオウが手を振りながら観客を見送るというシュールな光景が全世界生中継されていたのは言うまでもない
観客の避難を完了するなりアナザージオウはつまらなさそうに首を鳴らす
「感謝するわアナザーライダー」
「礼なら……いらねぇよ!」
『ビルド!キカイ!MIXING!』
「らぁ!」
『アナザースラッシュ!』
その一撃はフィーネ(仮)ではなく会場に点在していたあらゆるカメラ類や機械関係をハッキングし映像が非公開となった
「カメラが!」
「こっからはR指定だ、お仕置きの時間だぜフィーネもっかい終わらせてやる」
さて、これでよしと割り切ったのは理由がある
会場に響く守る為の歌
両翼揃いし戦姫に負けはない
翼と奏がシンフォギアを纏うと得物を構えて
「久しぶりだなアナザーライダー」
「ったく生きてたんなら、そう言えよ」
「はあま?俺はお前達がどさくさ紛れにデュランダルで狙った事忘れてないからな」
「誤解と言っておくぞ」
「知るか…つーかやっぱりテメェ等は信用ならねぇな人の名前で大分好き勝手してるとか腹立つ話だ」
「それは…くっ…!」
再会を楽しんでるのに仕掛けないとは余裕かな?
「劣勢なのに随分と余裕だな」
「えぇ…だってアナザーライダーは貴方だけじゃないからよ」
「は?…っ!」
首を傾げたと同時に未来予知が反応し、ツインギレードで攻撃を弾き飛ばした
「今のは」
「えぇ私達にもいるのよアナザーライダーがね」
「「「っ!!」」」
そう言うなり現れたのは同じようにローブを被る二人組である
「まさか本当にアナザージオウになってるとはな」
「驚きよ……久しぶりね兄さん」
フードを取り見えた素顔に
「誰だ、お前達!!」
某炎柱のようなハキハキした口調でアナザージオウが反応した
「おい!この藤塚冬馬(トーマ)の顔を忘れたのか友達だぞ!」
「は?ナツキみたいな事を言うって事は…お前も同じか」
「ナツキの奴も此処に…いやその前にお前からだハルト!」
「っ!」
何故、俺の名前を知っていると動揺するとSONGSの面々もアナザーライダーに変身する者の名前を初めて知り得たのであった
更に
「妹の顔を忘れる程、ボケたのかしら兄さん?」
その声と突き放すような話し方…まさか
「ハルカなのか…」
「えぇ常葉ハルカ…貴方の妹よ」
「そうか吹き飛べ」
『アナザースラッシュ!』
「「えええええええ!!」」
感動の再会も何もない無慈悲な一撃を回避した2人だったが動揺を隠しきれていなかった
「待て待て待て!俺は兎も角妹に刃を向ける奴があるかぁ!」
「そうよ!兄さん正気!?」
「至って普通だし正義しか信じない男とそれに惚れた妹とか俺は知らん」
「がっつり覚えてるじゃないの!」
「うるさい取り敢えず吹き飛んで俺に捕まれ…そしたら電気風呂や温泉で日頃の疲れや肩こりを解した後、ドクターフィッシュに足を食べられる拷問を受けさせる…情報を吐いてもらうぞ」
「それ拷問か?労っているようにしか思えないが…」
「兄さんが美容に気を使ってくれてるですって!」
「驚く所はそこですか妹君」
流石にウォズもツッコミに混じると
「あれ?ウォズ?何で兄さんと一緒にいるのさっきまで一緒にいたわよね?」
「は?」「え?」
「我が女王、そちらは兄君に味方する私ですよ」
と現れたのは青いスーツを着た
「「ウォズ(先輩)!?」」
ウォズであった、その驚きに灰ウォズも思わず
「私がもう1人…だと」
「そうだ私と君は同じウォズだ…まぁ擁立したい王が違うだけのね」
「なるほど青い私……つまり青ウォズという事ですか」
「いや待て私はヤギではないよ」
そんなツッコミも他所にアナザージオウは灰ウォズの肩を叩きながら
「ほら!だから言ったろ!ウォズが増えた時に見分ける方法がいるって!!」
「申し訳ありません我が魔王…まさかあの時の言葉が現実になる日が来ようとは…色々ショックで」
「気にすんなって、俺も予想外だったから」
「しかし先輩の見分け方が色以外で必要かと」
「そんなの簡単だよフィーニス」
「へ?」
「っと」
『ディケイド』
アナザーディケイドに変身したハルトは一言
「ウォズ…祝え」
「「はい?」」
「祝えと言っている」
「あの…その台詞最終回付近で言うべきなのでは?」
そんなフィーニスの台詞は無視して2人のウォズは
「祝え」「祝え!」
「よし後から言った方が俺達のウォズだ」
「え!」
「なんで分かるのよ…」
「流石は我が魔王、私の祝え検定を取得しましたか」
「当然だろ何年俺は祝われたと思ってる」
「これが魔王……まさか祝えのフレーズだけで的確に本物を見抜くとは!これは負けられません我が女王をもっと祝わねば!」
「そんな場合じゃないでしょ」
「張り合う場所が違うぞ青ウォズ」
「トーマは順応性高いね相変わらず」
そんなこんなでアナザージオウは青ウォズを見ていた
「マジでいたよ色違いウォズ」
「私はポ○モンではないよ兄君」
「つー事は、お前も」
「えぇウォズが渡してくれたのよ!兄さんを助ける力を!」
トーマとハルカが取り出したのはハルトと同じアナザーウォッチ、そのスイッチを押すと
ドライバーに装填し
「「変身!!」」
同じように赤と黄色のオーラが2人を包み込み姿を変えた
その姿は両者アナザージオウに似て仮面を剥がれた人体模型のような顔立ち、辛うじて残されている頭部装甲の三日月と蝶型の形と
体に刻まれた年号とライダー 名で理解した
『GEIZ 2068』
歪んだ救世主と
『TSUKUYOMI 2068』
外世界の女王である
更に青ウォズが動く
「祝え!新しき時代に我等を導く聖女と救世主、その名もアナザーゲイツ、アナザーツクヨミ…新たな未来の力が生まれし瞬間である」
祝えたというノリノリな姿に思わず
「うわぁ…やっぱり青ウォズも祝うのかぁ」
「お約束でしょ」
「だな」
「行くぞ、アナザーディケイド!」
『アナザージカンザックス』
「兄さんを誑かした罪を償ってもらうわ!」
「は?」
アナザーゲイツは斧型の武器をアナザーツクヨミは素手で構えるなり走り出してくるが誰が誑かしたって?と疑問になったが今は
『妹怖い妹怖い妹怖い妹怖い…』
『おいハルト!アナザーディケイドの奴が体育座りをして壊れたラジオみたいに同じ台詞を言って怯えてやがる!』
ーいや、どんだけの妹に背後刺されたのトラウマなの!ー
『だ、大丈夫だ問題ない!』
ーその台詞は大丈夫じゃないんだよ!ー
取り敢えずアナザーディケイドは手を広げて衝撃波を放つが2人は退く事なく前進し
「はぁ!」「たぁ!」
「ちぃ!」
アナザーディケイドは2人の斧と拳を捌きながら冷静に分析していた
その頃、2人のウォズはと言うと
「我が魔王、加勢に」
「おっと君の相手は私だ」
「お前に構っている暇はない」
「なら君の視線を釘付けにしよう、それが我が女王の御命令故に」
青ウォズが取り出したアナザーウォッチを起動させると
「……………」ゴクリ
何と口に含んで飲み込んだのであった
「えぇ…」
流石の灰ウォズもドン引きの光景であったが変身した姿を見て警戒した
変身したその姿はさながらアナザーディケイドに酷似した悪魔の顔と体格をしたアナザーライダー
『ディエンド』
ただ奪う強盗 アナザーディエンド
「やはりアナザーライダーか」
『ウォズ』
アナザーウォズに変身し槍を構えるとアナザーディエンドも銃型ツールを構え一言
「そうだウォズは君1人ではないよ」
その発砲が戦闘開始の合図となった
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その頃、チフォージュ・シャトーでは会場近くに派遣させたガリィとの視覚共有で映し出された光景に驚く
「何!ハルトの妹だと!!」
「ほぉ…同じように変身するのだな」
「こうしちゃいられない!束さんは義妹ちゃんに挨拶に行くよ!そして束さんを正妻認定して貰うんだぁ!クーちゃん!行くよ!」
「はいお母さん」
「何っ!させるかぁ!」
「行かせるものかぁ束!!」
と全く別の争いが幕を開けていた
「やっぱりお前かトーマ」
「あの…あの人って」
「俺とハルトの悪友と…あの2人の影響を受けた妹だよ」
ナツキはそう答えたのが全てであろう
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昔から兄は変わっていた
「お兄ちゃん、何してるの?」
「ん〜花の種を蒔いてるよ〜」
「ねぇ…お兄ちゃん、そこは滑り台の着地場所だよ?」
「え〜慈しみの心を持ってるから大丈夫だよ〜此処には絶対綺麗な花が咲くよ!」
「お願いお兄ちゃん!そこに咲くお花と滑る私達の気持ちを考えて!!」
「えぇ?大丈夫だよ〜花に気持ちなんてないよぉ〜」
「いや慈しみの心は!!」
公園の滑り台の足場周りに花を咲かせようとしたり
「お兄ちゃん…何してるの?」
「ん〜節分だから豆撒きの用意をしてるヨォ」
「お兄ちゃんそれ大豆じゃない…岩塩だよ」
「鬼にはこれくらいの方が良いかなぁって…ほら悪霊祓うならこっちかなぁって…別にお父さんが鬼役だからさ〜手加減したら悪いかなと」
「お願い、お父さん今すぐ逃げて!!」
節分を名目にして父親に岩塩を投げつけようとしたりと色々変な所があったが、ウルトラマンや仮面ライダーを見てから奇行はピタリと止んだのである何でも
「彼等のようなヒーローになりたい…本当の強さと優しさを持った男になりたい!」
またそんな兄であったが私には優しかったし周りからも慕われていた…ある友人から言わせればカリスマらしいのだが
ある日、行方知れずとなった
全てが狂って変わった、そんな日常に終わりを告げさせてくれたのは
「初めまして我が女王、宜しければ貴方の兄の元へとお連れしましょう」
青いスーツを着た胡散臭い男であった
そして恋仲のトーマにも混ざってもらい聞いた話は信じられなかった、あの兄が沢山の世界を滅ぼす魔王になると
そんな未来、否定したいと言うとウォズは私達に力をくれた…そして帰る為の方法も……だから
「ここで止めるよ兄さん!!一緒に帰ろうよ!」
「俺は自分の足で帰るから邪魔をするな!!」
あと
「ウォズから聞いたけど何股する気なのよ!兄さん!!」
「な、何の事か知らんなぁ〜」
「不誠実よ兄さん!父さん達も悲しむわ!」
「いや喜ぶんじゃないあの2人なら?」
「………確かに!」
「納得しないでくれハルカ!?」