無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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魔王降臨と建国と

 

 

さて前回、無事に一騎打ちを乗り越えた

 

その夜はリムルさん達の面々と俺達とドワルゴンの皆さんとで宴会が催されたのである

 

 

場の雰囲気も盛り上がっているところで

 

「リムル、ハルトよ俺と盟約を結ぶ気はあるか」

 

そう言われて盃を飲む手を止めたリムルとハルトの目を見てガゼル王はツッコミを入れる

 

「2人して「何言ってんだ、このオッサン」みたいな顔をするんじゃない」

 

「え?マジ」

 

「本当ですか?」

 

「うむ…この街と浮島は素晴らしい街並みだった、何れは新しい交易路や行商の中心都市となるだろうそんな時、後ろ盾になる国があれば便利だぞ」

 

「そっかフロンティアを使えば遠い異国の物品を輸入してそれを輸出出来るのか新しい交易…空輸という概念か面白い」

 

「いいのかよ、それは俺達魔物の集団を国として認める事になるぞ」

 

「ですね空島なんて色んな国を飛び回れる異端の場所も国家認識して大丈夫です?」

 

「無論だ、コレは双方に利益のある話よ善意だけの言葉ではない」

 

「ホントにぃ〜俺だまされてない?」

 

「俺達疑り深いですぞ?」

 

「ははは!恩師やドライアドを前にその主を謀ろうのどせん」

 

それからガゼル王の出した条件は二つ

 

国家の危機に際しての相互協力

 

相互技術提供の確約

 

である

 

「なに、答えは急がすともよいよく考えると良い」

 

「いや、この話喜んで受けたいと思う」

 

「同じく俺も断る理由がないからな」

 

ハルトの現状を考えれば味方が多いに越した事はないと即断する

 

「決まりだな…で、お前たちの国の名は何という?」

 

その時2人の心は

 

((考えてなかったー!!))

 

そしてリムルはジュラの森と自分の名を合わせて

 

「ジュラ・テンペスト連邦国だ」

 

「ほぉ…主は」

 

咄嗟に思いついたのは

 

「逢魔(オーマ)王国」

 

相棒であるアナザーライダーは魔の存在とも言えるしリムルさんやヴィオレちゃんみたいに魔物や存在がいるとわかった…そんな人達に出会えたからこそ出来た国…目指すは楽しく仲良く皆が飢える事なく生活出来る場所にしたい…オーマジオウさんに敬意も込めてるのは俺の胸だけに留めておこう

 

すると周りも賛同し、今話してる街は首都となり中央都市 リムルとなった

 

んで俺の所はと言うと

 

「祝え!フロンティア改め逢魔王国誕生の瞬間である!!」

 

「今、俺達は歴史を目撃したよ!」

 

「目出度い!」

 

「はい!魔王様の国…アナザーライダー達の国です!!」

 

「ははは…お前らなぁ」

 

結局、首都の名前は決まらずに保留である…まぁ浮島なのでその辺は保留でも良いか

 

その後、ドワルゴンとテンペスト、オーマとの三国同盟は無事締結されたのである

 

 

それはつまり建国と言う意味であり

 

「仕事が多いんだけどー!」

 

俺の仕事が増えたのである書類の山に頭を抱えているとウォズが

 

「良いではありませんか今は建国に伴い住民の調査やフロンティアの開墾と色々やる事は多いのですから」

 

そう彼の言う通り、国として少しずつだが認知されているオーマ王国はドワルゴンやテンペストからの人間や亜人達と言った多様な人種が訪れているのだ……故に

 

 

「ヒャッハー!良い町じゃねぇか!今後とも贔屓にしてやるぜ!」

 

 

こんな世紀末のような輩も来る…まぁ

 

「ようこそオーマ王国へ」

 

『メロンアームズ!天下御免!』

 

「あべし!!」

 

「ふん…愚か者が」

 

千冬達がボコボコにして外に投げているのだ

が数が減らない

 

「うーん治安面の問題かぁ……あ!」

 

何か思いついたようにハルトは立ち上がると

 

 

「ちょっとリムルさんの所行ってくる!」

 

『テレポート』

 

ーーーーーーーーーー

 

テンペスト

 

「それで俺の所に?」

 

「はい、リムルさんなら魔鉱石から悪魔の依代を作れるんじゃないかと思いまして」

 

「悪魔?」

 

『告 この世界の悪魔は召喚すれば対価により取引が可能です、また受肉させればこの世界に留まる事も可能』

 

「ふーん……そうか…」

 

「リムルさんが協力してくれるならお礼はコレです!」

 

ハルトが取り出したのはお酒と燻製器である

 

「あ、お望みならTVや特撮映画のDVDもありますが」

 

「乗った!!任せろ!」

 

って感じでリムルさんが用意してくれた最上級の魔鉱石の人形3体である、予備で用意してもらった、それを王都まで運ぼうとしたのだが

 

「なぁ良かったら悪魔召喚を見ても良いか?」

 

「良いですよ〜」

 

そんな感じでリムルさんと護衛のランガさんも招いての悪魔召喚である

 

 

「っし!やっとヴィオレちゃんとジョーヌを呼べる…約束を果たせるぜ」

 

「悪魔召喚か初めて見るな」

 

「んじゃ呼ぶ準備をしますね」

 

そう言うとハルトは地面にチョークで魔法陣を手書きして魔力を流して魔法となる…因みに俺の魔法発動はアナザーウィザードが行ってくれる指輪の魔法を応用しているらしい頼りになるなアナザーウィザードさんは…よし

 

「悪魔召喚!!」

 

すると大量の魔素と共に悪魔が現れたが

 

「ふふふ…そう此処があの子達の言ってた場所ね」

 

「あれ?っかしいなぁ…ヴィオレちゃんとジョーヌが来る魔法陣の筈なのに…すげぇ美人が来た」

 

目の前に現れたのは雪のように綺麗な白髪と血のような赤い唇、またヴィオレやジョーヌのように軍服ような装いをしている女性であったがアレと首を傾げていると彼女は優雅に振る舞い

 

「失礼しましたわ、私はあの子達の代理で召喚された者ですわ」

 

「あ、そうなんですか…ってあの2人に何か?」

 

「まぁそうですね色々と」

 

世間話をしているが何かしらの圧をかけられている…まぁ無視できる範囲なので無視していると

 

「へぇ…あの2人を下せる位の強さはありそうですね」

 

「へ?いやぁその…まぁ…」

 

「歯切れが悪いのには理由がありますの?」

 

「2人が勝手に喧嘩した所に範囲攻撃を入れただけなので別に俺1人で倒した訳じゃ…っ!」

 

見えた未来視に従い腰の刀を抜刀し俺の首を守るよう添えると甲高い金属音と共に爪が俺の動脈を狙っていたのだ

 

「あら、やりますのね」

 

「まぁ……ね!」

 

「ハルト!」

 

「下がって下さい…俺にも予想外の展開なので早く!」

 

力を入れて弾き飛ばす、リムルさん達を下がらせてタイマンだ

 

「あの姿には変身しませんの?」

 

「お望みならしますよ…その前に何で襲い掛かるのか理由が知りたいんですけどね」

 

『ジオウ』『アナザーツインギレード』

 

変身してツインギレードを槍にして構えた

 

「語る理由がありませんわ」

 

『気をつけろよハルト。今までにない敵だ』

 

ー分かってるー

 

と一触即発になりそうな所で魔法陣から新しい光が現れたのだ

 

「我が君!」「大丈夫?」

 

「2人とも良かった……つか誰アレ?」

 

馴染みの顔に一安心した所で改めて犯人の顔を見る

 

「ブランいきなり何をするんだ!」

 

「ハルトに攻撃する為に召喚を変わった覚えはないよ」

 

「あらあら…本当に懐いてるのですね」

 

「ブラン?」

 

「えぇ以後お見知り置きを異世界の魔王様」

 

そう言うなり彼女は両手を上げたのである降参とも見れるのだが警戒を解かずにいると

 

「ご安心ください、もう攻撃は致しませんから」

 

「我が君を攻撃したのを見て信じろと?」

 

「流石にそれはないよ…ボク達2人が相手になる」

 

「待った2人とも」

 

2人が警戒するのでハルトは手で制し

 

「わかった、けど理由があるんだよね?教えて」

 

「えぇ…2人を下し従えた人、私が支えるのに値するか試させて頂きましたわ…正直2人が離れてしまいますと暴れる相手がいなくて退屈ですのよ」

 

「で合否の結果は?」

 

「合格ですわ、私も配下の末席に加えて頂けます?」

 

「いいよ、けど配下とか変に考えなくて良いからね」

 

「ははは!即断即決とは流石我が君だな」

 

「けど大丈夫、攻撃したんだよ?」

 

「問題ないけど暴れるのは控えてね」

 

「善処しますわ」

 

「そこは頑張ってよ…まぁ無理ない範囲でね」

 

相棒達に結界魔法やそれに当たる何かしらの能力ってあったかな…と思わざるを得なかった

 

 

「(この方の力の底が見えなかった…それにあの時計は…)」

 

ブランが鍔迫り合い、アナザージオウとなった彼の背中から見えていたのは大きな時計である、それは彼の力の具現なのかは知らないが恐らく時に関する概念を操れるのだろうそんな存在はこの世界では龍種のみ…それを行使する人間など聞いたことがない故に面白いと感じた、それにたかが人間の数十年に支えるくらい暫くの暇つぶしとして見守るのもありだろう

 

ブランがハルトを選んだ最初の理由はこれであった

 

 

取り敢えず危険も去ったのでリムルさんを呼んで事情を説明した

 

「大丈夫だったか!?」

 

「はい、えーとですねぇ…面接だったみたいです」

 

「あ、悪魔の面接って物騒だな」

 

「まぁ仲間が増えて良かったですよ」

 

「やっぱりお前の認識って何処かズレてるよな」

 

「いやそれ程でも〜」

 

「褒めてねぇよ!」

 

「そう言えば…なぁヴィオレさん、あの魔法陣に魔力を流したら誰でも悪魔呼べるの?」

 

「うん…けどハルトは私達を倒して呼んでから対価はないけどスライムさんが悪魔を呼ぶなら何か対価が必要だよ」

 

「そうかぁ…んじゃ今度だな今は用意出来ないや」

 

この言葉を冥界からリムルを見守っていたとある悪魔が聞き、惜しい!もう少しで呼んでくれたのにと思っていたのはリムルは知らない話であるが

 

「あ、ブランさんの対価って何が良いんだろ?」

 

そう尋ねると

 

「でしたら貴方も持っているウォッチを貰えますでしょうか?」

 

「これなら良いよ」

 

とブランクウォッチを2個投げ渡したのであった

 

「これは…」

 

「中身は空のウォッチだけど…いつか君の役に立つかも」

 

 

「そうですの…では有り難く」

 

「ええ!ブランだけ狡い!」

 

「私も欲しいぞ我が君!!」

 

「はいはい」

 

とブランクウォッチを渡したのであったのだがまさか

 

 

『エボル』『キルバス』『ブラッド』

 

『ダイモン』『キマイラ』『ベイル』

 

 

とんでもないアナザーライダー達が生まれている事になるとは思わなかった

 

 

ーーーーーー

 

そんな感じで新しい仲間も増えたのでハルトが行った事は

 

「建国祭だ!好きなだけ飲めや歌えー!今日は無礼講だぁ!カンパーイ!」

 

「「「「うおおおーー!」」」」

 

建国祭の大宴会である…いやぁ仕込み大変だったぁ、最近は料理部門も出来て色々教えたりしてるがまだまだ途上で俺が動くことも多いがな

 

 

「ふぅ……」

 

仕事も終わり新しくできた建物の屋根に登り1人ゆっくりとお酒を飲むハルトは階下にいる楽しんでいる面々を見て思う

 

「いやぁ楽しい楽しい…多分人生で一番楽しいな」

 

『そうか』

 

盃の酒を飲み干すと酔いが回ったのか笑顔で本音を吐露する

 

「これもお前達と会ってからだな…俺の運命が変わったんだよな…ありがと」

 

少なくともあのままでは妹とトーマに振り回されるだけの人生であっただろう、それが逆転したのはアナザーライダー達との出会いであるのだから感謝が止まらないのは当然なのだが

 

『止せよ気持ち悪い』

 

『あぁ明日は槍の雨で降るノカ?』

 

「んだよ折角、人が感謝してんだ礼は素直に受け取っとけよ」

 

『俺達もお前に会えて良かったな…まぁ楽しいぞ相棒』

 

「そりゃ良かった俺も頑張った甲斐があるってもんだ」

 

『だが、お前の天然ジゴロは何とかならんのか』

 

「何の事かさっぱり」

 

『まぁ良い、俺達は貴様の修羅場をつまみに酒を飲むだけだ』

 

「かなり悪趣味なこって………なぁ俺がいなくなったら皆はどうなるんだろうな」

 

『知らん、心配ならずっといれば良い』

 

「そうしたいのは山々だけど、いつかは俺もいなくなるんだよ…」

 

最初は家に帰る為の旅路だったのにあれよあれよという間に大事なものがどんどん増えていき

 

「今じゃ一国一城の主か…人生何あるかわからないものだな」

 

両親が聞いたらひっくり返るよね、行方不明になった息子が王様になりましたなんて話は、それでこの国を見せに連れてくれば信じるだろう…けど妹を牢屋に投げ込んだ件は…まぁどうでも良いか、そんな事より

 

「その為にも座標は手に入れるんだ俺の力で」

 

帰る座標を得る事は変わらないし相棒達の復権も目指さねば…やる事が多いが楽しくて仕方ない

 

『そこは俺達の間違いだろ』

 

「だな悪りぃ…んじゃ「やぁ隣良いかい?」錫音か…好きにすれば」

 

「では遠慮なく」

 

と隣に座ったのでハルトは無言で盃に酒を入れる

 

「ほら酒は飲めるだろ?」

 

「ありがとね…いやぁ王様から貰えて光栄だなぁ」

 

「冗談でも辞めろ、俺が王になるのは大事な居場所を守るのに都合が良いからであって支配者とか窮屈で嫌いなんだから…君臨すれど統治せず、俺の好きな言葉だ」

 

「だろうね君は自由を尊ぶ人種だ、自分も他人も…それは嘗て束縛された籠の鳥だったからというのもあるかな?」

 

ハルカとトーマが無自覚にやっていた悪役仕立てのせいでろくに友人らしい友人もいなかったからな…だからこそ

 

「籠の鳥だからこそ広い空の青さを知るんだよ、だから今が凄い楽しいんだ」

 

何気ない当たり前と言うものは素晴らしいと大手を振って言えるよ

 

「これから大変だね」

 

「そうだな内政やら外交やら軍務やらの人手も足りないし……あ…あ〜この辺に頼れる魔法使いさんはいないかなぁ〜」

 

「はは…何だいそのわざとらしい芝居は?」

 

「バレたか…まぁ単刀直入に言う俺の隣にいて俺を見張れ、んで「それ以上は言わなくてもわかる」それ

 

「前に言ったが君は本当に寂しがり屋だね」

 

「そうだな…多分、老いた俺は誰にも…それこそアナザーライダー達にも自分の悩みや気持ちを言えないで溜め込んで…その気持ちが爆発したんだろうな」

 

少しだけ雀の涙くらいの気持ちだが分かった気もするのである

 

「だとしたら本当に面倒くさい男だな…恋心拗らせた乙女の方が可愛いわ…さっさと死ね色ボケジジィ」

 

露骨に嫌な顔をしたので思わず大笑いする

 

「あはは!相変わらず未来の俺は嫌いなんだな」

 

「当然だ」

 

「けど俺も老いたら同じ顔だぜ?」

 

「中身は君だろ?なら問題ないさ私は常葉ハルトを好きになったのは顔じゃないからね」

 

「そっか……んで返事は?」

 

「良いよ…けど今のセリフが私への告白ならもう少し言葉を選んでくれると嬉しいな」

 

「一応は夜景が綺麗な場所で2人きりなんだが」

 

「うーん…まぁ及第点かなプロポーズはもっと凝った台詞を言う事」

 

「歯が浮くような台詞でお前を口説けと?」

 

「嫌だねそんなハルトは気持ち悪い」

 

「だよな俺もそう思う」

 

「返事はYES…仕方ない、まぁ君と協力すればネオタイムジャッカーの長になる近道だろうからね」

 

「おいおい俺が潰そうとしてる組織の長になる気?」

 

「まぁね」

 

カラカラ笑いながら酒を飲んでいると盛り上げる為に立てた櫓に誰か登ってる…マイクを持ってるな…あのメカうさ耳はまさか

 

 

【一番、篠ノ之束!!歌いまーす!!お前達!私の歌を聞けーーーい!】

 

「「「「うおおおおお!」」」」

 

会場が突然の大盛り上がりときたもんだ

 

 

「何やってんだアイツ?」

 

「まぁ楽しみ方はそれぞれだよね」

 

「そうだな」

 

 

「それよりまた嫁を増やしたんだ」

 

ジト目で睨まれるが

 

「人聞き悪いんだが…それに向こうはそう思ってねぇよ…強いて言えば友達だろうな」

 

「原初の悪魔を友達にするとか普通じゃないんだけど?」

 

「原初?何それ普通の悪魔と違うの?」

 

「ん?なーんだあの子達その辺話してないんだ…じゃあ錫音さんが優しく教えてあげよう」

 

「頼むわ」

 

 

錫音の話だとこんな感じらしい

 

この世界の悪魔には明確な序列が存在しており人が呼び出し操る事が出来る

 

下位悪魔(レッサーデーモン)

 

上位悪魔(グレーターデーモン)

 

上位魔将(アークデーモン)

 

上位魔将に行く程に強いが召喚者の言う事を聞かない事もあるらしい…理由は報酬が法外で契約した側が払えないというものらしいが

 

んでここから重要で上位魔将とかになると自身の性格や志向などから色訳される…もしくはスカウトされて、とある悪魔の傘下に入る

 

 

それが原初の悪魔 世界に7人しか存在せず彼等の頂点に君臨する者 先ず誰かに従うなどあり得ない不退転の存在である

 

 

中でも赤、黒、白は最上級にヤバいと言うのが通説であるらしい…中でも白は最近テンペストよりも東にある帝国の属国でとんでもない虐殺事件を起こしたと有名らしい…泣くも黙るとはこの事と

 

「怖いな白の悪魔……ん?白(ブラン)?」

 

「そう君に付いてるブラン、ヴィオレ、ジョーヌの3人は紛れもなく原初の悪魔だよ」

 

とんでもない悪魔達だったぞ!まてアナザーのブランクウォッチ預けたのってヤバいんじゃ…

 

「マジか…いや強いとは思ってたけどそこまでなんだ」

 

「それは私のセリフなんだけどね…まぁ彼女達の扱いは気をつけなよ」

 

「まぁ善処する…けど多分大丈夫じゃかいかなぁ」

 

「何処から来るのさその自信は」

 

「さぁねぇ〜」

 

そんな感じで建国祭は楽しく過ぎて行った

 

 

数日後

 

 

正式にブラン、ヴィオレ、ジョーヌ、錫音を採用し

 

ヴィオレ、ジョーヌには裁判や治安維持など司法に関する部分をブランには外交や内政を錫音は魔法に関する部分を頼むと改善される所も多く、王国の都でバカやる連中の数はずっと少なくなった。なんでかと聞いても内緒というので深く聞くのは辞めている

 

 

そんなこんなで国としての活動基盤が少しずつ整い始めていたある日

 

 

テンペスト付近で大きな爆破音がしたと思ったと同時に流れたやばい魔力を感じ取り

 

「警戒態勢!!……ウォズ!」

 

「はい、出撃用意は出来ております」

 

「っしゃあ!行く『ハルト聞こえるか?』リムルさん?聞こえますよ」

 

『そうかなら単刀直入に言う、大きな魔力を感じたろうが問題ないから安心しろ』

 

「けどあの魔力量はブラン達3人に匹敵…いやそれ以上の強さを持った奴でしょ?加勢に向かうんで待ってくださいね!」

 

『いやその…何でも魔王が挨拶に来たらしい』

 

「え?」

 

『あ、この世界の魔王な名前はミリムって言うんだ…何とか落ち着かせたから安心してくれ』

 

「はぁ…ちょっと待ってて下さいねブラン」

 

ハルトはブランを呼ぶ一番、俺達の中で国際情勢に明るいからだ

 

「何でしょうかハルト様?」

 

「ミリムって魔王知ってる?」

 

「はい…ミリム・ナーヴァ、この世界最古の魔王で竜の力を宿している敵対したらダメな魔王とも言われてますわね」

 

「強いの?」

 

「えぇ今のハルト様よりも確実に」

 

「マジか…その魔王が今近くにいるらしいんだけど」

 

「ご命令とあらば私達3人で倒して参りますが」

 

「しなくて良いから!リムルさんが何とかしたみたいだから!」

 

「あら、そうなんですの残念」

 

本当に残念そうにしている当たり戦いたかったんだろうなぁ…だが戦おうものなら王国の国土が灰になるだろう

 

「あ、あぶなかった…色んな意味で」

 

一息ついたのも束の間である、ドーーーン!と凄い爆発音が鳴り響くと思わず念話で

 

 

「リムルさん!?」

 

『大丈夫、ガビルが殴られただけだから』

 

「何も大丈夫ではなくないですか!?」

 

最近リムルさんの所に身を寄せ。無事に竜人(ドラゴニュート)に進化したのだが…割とガビルさんの扱い雑!と思ってると

 

「我が君!何やら凄い魔力がするのだが…テンペストに遊びに行っても良いか!」

 

ドアを雑に蹴破りきたジョーヌに対してハルトは冷静に

 

「その魔力の主と喧嘩しないならな」

 

「安心しろ手合わせしてくるだけだ!」

 

「言い方変えりゃ良いってもんじゃねぇよ!?…ヴィオレは?」

 

「先にテンペストに行くと言って出かけたが?私は許可を得てから行こうと」

 

「何してんだあの子!今すぐ止めに行くぞぉ!!10秒で戦闘準備しろ!」

 

その魔王ミリムと戦いでもしたら大変な事になる!

 

「10秒でなど何処の戦闘民族ですか?」

 

「準備完了だ!」「はい」

 

「えぇ……」

 

「いいから行くぞ!」

 

ハルトはアナザータイムマジーンに乗り込むと仲間達を乗せて、テンペストに向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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