無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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未知なる敵

 

 

 

その頃 アナザーライダーの戦いを見て行こう

 

アナザー王蛇side

 

「はっ!」

 

新しく呼び出したベノサーベルをまるで鈍器のように振り回しながらピラニアヤミーをセルメダルに返しているが

 

「ちっ……雑魚が…」

 

「!!!」

 

数が減らない上、仲間との連携を妨害するように一塊に対して

 

「邪魔ダァ!!」

 

『FINAL VENT』

 

その指示に従うように上空にいたエビルダイバーがアナザー王蛇の背後に接近し

 

「はっ!」

 

それを見越してジャンプしたアナザー王蛇はエビルダイバーの背に乗りながらの体当たり攻撃 ハイドベノンをヤミーの群れにお見舞いして爆散させたが一向に減らない群れを見て

 

「っと…まだいるのかよ……ははは…これ以上俺をイラつかせるなぁ!!」

 

『SWING VENT』

 

エビルウィップを呼び出し振り回すのであった

 

 

アナザースペクターside

 

「ふっ!はっ!」

 

アナザーゴーストと同じように浮遊、透過とパーカーゴーストの使用を得意とするアナザースペクターは呼び出したガンガンハンドで射撃に徹しある程度までいくと腰にあるドライバーに添えるとエネルギーが充填させた

 

「俺の三段撃ち見せてやる!」

 

『オメガスパーク!』

 

背後に現れたガンガンハンドの止む事のない弾幕射撃を行った上、鎌モードにしたガンガンハンドで更に必殺技を重ねた

 

『オメガスパーク!』

 

「はぁ!」

 

斬撃を放ち現れたピラミッド型エネルギーに大量のヤミーが吸い込まれていき一定数に達したら

 

「爆ぜろ」

 

その言葉を合図にピラミッドエネルギーが爆散しヤミー達もセルメダルに返っていく

 

 

「見ろ!俺の生き様!」

 

『オメガドライブ!』

 

アナザースペクターは高く跳びあがるとそのまま急降下キック アナザーオメガドライブを叩き込んだヤミーに当たると群れを巻き込んで爆散したがそれでも数は減らない

 

「まったく…どんな奴の欲望をヤミーにしたんだ!!」

 

ガンガンハンド・鎌モードにし直して再度ヤミーの群れに突貫した

 

 

その頃、アナザーサガは

 

 

「多いな、これは参加する大会を間違えたな」

 

アナザージャコーダーを優雅に振り回しながら立ち回るアナザーサガ、しかし彼自身は他の面々と違って多くの敵を戦う事を前提としていない王が纏うキバの鎧 そのプロトタイプである故に必殺技の威力は別だが広範囲技に関しては一歩劣る……だが

 

「此方にも使い魔の関係はいましてね、お供がいるのはアナザーキバやアナザー龍騎達だけではないのですよ」

 

ベノスネーカー達を見ながら揶揄するような物言い、指を鳴らすと空から現れたのは

 

「!!!!!!」

 

古代ファンガイア語を話す大きな蛇型のモンスター マザーサガークと口から吐き出される量産型サガークである

 

「行け!」

 

その言葉を合図に量産型サガークがピラニアヤミーと激突を開始、マザーサガークも破壊光線でヤミーをメダルに返すが近くのビルまで巻き込んでいるが知った事ではないも言わんばかりに暴れている、これで数の上では並んだならば後は倒すだけの単純作業である

 

「さて、これからが本番だ」

 

『WAKE UP』

 

アナザージャコーダーをその手に携えるは王の先達として彼に在り方を伝える為に力を振るう

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

アナザーオーズ(本体)はその頃

 

「アイツら、あんな隠し玉があったのか…」

 

特にマザーサガークと量産型サガークは驚いた…呼べるんかい!とツッコミたいのは内緒である

 

「アナザーサガの奴…流石だな本当、俺には良い先輩が多すぎるよ」

 

王を見習う背中は多くある、故に先達を超えなければ格好がつかない…なる前の失態が多いのは内緒だが

 

『ヴェハハハハハハハハ!だがこの王の力の前では無意味ィ!!』

 

 

「そうかぁ俺から見たら連中の方が凄いと思うが?」

 

『ほぉ…ならば王の力を見せてやろうじゃないか』

 

そう言うとアナザーオーズはメダジャリバーを呼び出し右手に掴み地面に落ちていたセルメダル3枚をメダジャリバーにセットし力を解放する

 

『トリプル!スキャニングチャージ!』

 

「はあああああああああ……せいやぁー!!」

 

放たれた斬撃で世界は歪む、しかし再度位置が元に戻る だがヤミーはずれたままであり世界の修正により爆散したのであった

 

『流石私だぁ!』

 

同時に仲間達もヤミーを殲滅したようで、技の威力によりメダルの雨に喜ぶアナザーオーズであったがアナザー王蛇に頭を叩かれたので不機嫌になる

 

「痛っ…何をするぅ!」

 

「騒ぐなイラつくな」

 

「悪かったよ、お前たちもありがとうな」

 

「まぁな」「気にするか」

 

「お疲れー……さてと」

 

そう言うと変身解除したハルトは嬉々としてナツキに近づいて笑顔で尋ねる

 

「なぁナツキ、キャロルは何処かな?」

 

「……ここにはいない」

 

ほぉ俺を騙すとはやるじゃないかと笑顔のままハルトは告げた

 

「そうかぁ………なら死んで貰おうかぁ……」

 

首を軽く回してアナザーウォッチを押そうとしたが

 

「させない!」

 

『シグナル交換…トマーレ!』

 

「はぁ!」

 

「っ!!」

 

ハルトにシグナル攻撃が命中し動きが止まる

 

「悪いな、これは預からせてもらうぞ」

 

とナツキは冷静に手に持っていたアナザーウォッチを取り上げた

 

 

「何の真似だ…お前……」

 

 

「司令の作戦だキャロルに関与してるだろうお前と話したいらしい、キャロルと交渉するとさ」

 

 

周りをよく見れば銃を持った特殊部隊が待ち伏せていた

 

 

「おいおい、つまんねぇ奴になりやがって…そんな奴にバースを託してたとか…俺は人を見る目がないなぁ…まさか牢屋に打ち込もうなんて…あとあの男もそんなに俺を敵に回したいかぁ……」

 

 

 

「俺を恨んでくれて構わないし恨まれて当然だと思うけど事態の解決にお前の身柄が必要なんだよ…何なら全部終わったら彼女達にも殺される覚悟だ」

 

 

「だろうな、わーった話だけ聞いてやるからシグナルバイクの拘束解け…手錠かけんだろ?」

 

「あぁ頼む」

 

「うん」

 

拘束が解けた刹那の事であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ははっ…」

 

 

ハルトは狂気に染まったような笑みを浮かべると、周囲に強烈な衝撃波が発生した

 

マッハやバース、ブロス達は耐えたが特殊部隊の面々は近くの電柱や外壁に叩きつけられ戦闘不能となる

 

 

「はぁ……はは……ははははははは!」

 

 

壊れた人形のように笑い始めるハルトに周りは警戒している

 

 

「ははは……はぁ………あぁ…面白くないな…ふっ!」

 

突然冷めたような声音になったハルトが手を前に突き出すと、バースがそのまま街路樹に激突した

 

「ナツキさん!?」

 

驚いているなかハルトは冷静に淡々と話す

 

「まさか反旗を翻すと思ってなかったよ…良い作戦だったぜ人間だった俺なら詰んでたよ…あ、返して貰うぞ」

 

ハルトは念動力のような力でアナザーウォッチをナツキから強引に奪い返し

 

 

「生憎様、今の俺は人間じゃねぇ…怪人だ」

 

 

その時、ハルトの瞳が赤く光ったのであった

 

 

ーーーーーーーー

 

時間は収穫祭直後 覚醒したばかりの頃まで戻る、テンペストでの復活祭でハルトはリムルと一緒に食事をしながら自分達の能力について簡単に情報交換をしていた最中のこと ふと思った事を口にした

 

 

「そういやぁ俺さ怪人王って種族なんだけど…それ何さ?何処かの偉大な怪獣王ぽい種族名に困惑しているし怪人の王って何?」

 

 

怪人の王様と聞いてピンときたのが

 

 

「創世王ハルトとでも名乗るかなぁ…」

 

 

キングストーンは持ってないけどな…けど何処かの俺が同じような力を持ってるんじゃないかなと思う

 

「BLACKかよ…世紀王にしておけ」

 

「あ、リムルさん仮面ライダー分かる口だったんすね」

 

「まぁ見てる見てないはあるけどな…けど怪人王な」

 

『告 この世界に該当する種族はいません、世界初のユニークモンスターかと』

 

マジかとリムルさんが頭を抱えているが、俺もアナザーWに頼ってみた どうだ?

 

『ダメだな….地球の本棚に載ってねぇ』

 

「完全に手探りな訳ね…どうしたものか」

 

きっと俺にも怪人としての姿があるのだろう見てみたい気もするが今じゃないだろう

 

「取り敢えずどんな能力があるのか調べてみたらどうだ?」

 

「そうですね、カレラやウォズ辺りにでも組手を頼むか」

 

「程々にな」

 

「善処しますよ、まぁ試運転なんで荒っぽくなりそうだ」

 

その後、移動した先の無人島が一つ消し飛んだのは内緒である

 

ーーーーーーーーーーーー

 

場面は戻りブロス達とマッハが構え直しているが

 

「スゲェな俺、超能力使えるんだ」

 

また新しい発見に笑みが溢れる

 

「怪人……だと……」

 

「あぁそうさ…結果論だけど俺は人間を辞め、より高位の存在に進化したんだよ」

 

「何か…直ぐやられる悪役みたいなセリフだねアニメで見たことあるよ」

 

「俺もそう思う…あ、後言っておくけどだからって人間を差別したりしないからね共存共栄が俺のモットーよ」

 

逢魔王国はそんな国になっていってるし…もし怪人だからって差別するような世界があるなら…怪人全員を俺の国に呼んだ後、その世界は滅ぼす欠片も残さずに

 

 

「なら、どうして私達に協力してくれないんですか!」

 

 

「それはお前等が卑劣な騙し討ちや悪辣さで俺の尊厳を冒涜したからだ!!素直に話し合いたいなら応じてやる…だが善意での情報提供に対して武力で脅しに来たり生物兵器認識してる連中の言葉を信頼できるか!」

 

憤怒に顔を歪ませたハルトの覇気に震えるものの恐れずに話す

 

 

「それは!貴方が私達に対して「魔女狩りした奴の虐殺とか生物兵器扱いした腐敗政治家連中のお仕置きか?」え?」

 

 

「俺に何もしなきゃ何もしなかったんだ…俺が化け物だからって殺して良いとか軍事兵器利用してやろうとかしたのは…この世界の人間だろうが!」

 

 

「だからって、貴方達の所為で一体どれほどの人が「関係ないなぁ、この世界の人間がとれだけ死のうが」なっ!」

 

 

「一部を除いてな…それと殺した相手がどんな奴だったとか知らねぇし相手を殺そうとしたんだから殺されて当然だろ?それに俺は無関係な人間は巻き込まないし助けた事もある…あぁそうか」

 

ハルトは口角が吊り上がり切ったような笑みを浮かべ

 

 

「殺したいんだな…俺のこと怪人だからなぁ…」

 

 

「ち、ちが「違わないよな?俺がアナザーライダー…人間じゃないと思ったからライダーの力を向けたんだろ?」っ…」

 

ヒーローの不文律だ、その力は敵に向けられるものであり守るべき人間に向けてはならないつまり

 

 

「俺が怪人だから何しても良い訳か…けどな俺は体は怪人でも心は人間なんだよ…それは分かって欲しいかな」

 

ライダーシステムに適合し、ウォズ達が信頼して預けられると判断した3人娘は殺す気はない…彼女達にはまだ利用価値があるから…

 

「は、ハルト…」

 

「あとナツキ…残念だが裏切者には死んで貰うぞ」

 

だがナツキだけは違う、俺の地雷を踏み抜いた代償を払って貰う

 

「あれ?裏切るとかには寛容じゃなかったか?」

 

裏切ることに対して怒りは抱いていない、ゴオマなんて日常的にニューリーダー目指して襲い掛かってるくらいだからな…だけど

 

 

「そうだな裏切られるのは俺自身の能力不足だ咎めはしない…だが利敵行為は話は別だよ粛正する」

 

 

「そ、そうは…いかないんだよキャロルを止めるまで…いや神が世界を滅ぼすのを止めるまで俺は死ぬ訳にはいかないんだ!!!!」

 

「ナツキ…俺はお前を友達と思っていたし…俺の目指す先の世界にはお前のような人間が必要だったが現実は非情だな…この手だけは使いたくなかったよ」

 

そう言いハルトが懐から取り出したのは一本のシャーペンである、そのキャップを外すとそこには消しゴムではなく赤いスイッチがあった

 

「バースには俺やキャロルを裏切った時に備えて自爆装置を搭載してる」

 

「「「「っ!!!」」」」

 

嘘だろ!みたいな顔してたが

 

 

「バースのマニュアルに書いてたが何か?」

 

 

「マニュアル?……あ」

 

「書いてたなら話しててよ!ナツキ!!」

 

「ごめーん!いや、俺マニュアル読むの嫌いだったから…」

 

「それでナツキや私達がドカーンって吹き飛ぶ…爆発オチなんてサイテーだよ魔王!」

 

「言ってる場合ですか!!そうだ変身解除すれば」

 

「それだ!!ってアレ!出来ない!!」

 

「ナツキ、俺やキャロルの用心深さを疑うべきだったな…外部装置からバースに干渉出来るんだよ」

 

これは一重にオーズ周回をしたキャロルのライダー愛が為せる技であるなと思う…この部分まで忠実再現してるなんて聞くまで知らなかったし

 

「待て…バースって事は…」

 

「奏さんが!!」

 

「安心しろデータ収集用のプロトタイプには搭載していない…だがお前のは別だ此処で死ね裏切者」

 

ハルトは躊躇いなくスイッチを押したのであった

 

 

同時に赤い光がバースを包み込み点滅を始めたが直ぐに収まる

 

 

「はぁ…やっぱりな…」

 

予想の範囲内だとリアクションを取る

 

「え?何で?」

 

 

「お前の相棒に救われたんだよ」

 

「まさか…エルフナインか!」

 

『はい!僕はマニュアル大好きですしキャロルと作ったバースシステムですからね!危険な自爆装置は外しました!』

 

同時に通信を繋いだエルフナインの言葉に

 

「エルフナインありがとう!大好きだ!」

 

実際、自爆して死に戻りをしたのでエルフナインの感謝の気持ちが爆発したのであった

 

『え!いや…その……///』

 

「どうした顔が赤いが?」

 

『何でもありません!!』

 

通信が切れたので

 

「どうしたんだろうなエルフナイン?」

 

と周りに意見を求めたが

 

「「「…………」」」

 

3人娘は唖然としていたしハルトでさえ

 

「お前…よく俺のことを鈍感呼びできたな」

 

言葉があまり出なかった

 

「ま、まぁ…そのハルト頼む話し合いに応じてくれ!」

 

「いやそれ素直に最初から言えよ、実力行使に走るからそうなるんだよ…それに、なんつーか毒気が抜けたし」

 

頭を掻きながら話すハルトであった

 

 

「まぁ…俺の過失も0じゃないからな」

 

『やっと気づいたのかお前』

 

「っせぇな、気づきたくなかったよ本当言えばな」

 

『しかし怪人王か…やはり得体の知れん力だな』

 

「超能力があるのは分かっただけでも収穫だよ」

 

ドン!!

 

和やかな空気の中 突如何かが落下した

 

「っ!」

 

「え!何!!」

 

「警戒!」

 

 

どうやら彼方も予想外らしいなと構えていたが

 

「っ!」

 

ハルトは慌てて防御姿勢を取ると同時に近くの壁まで吹き飛ばされた、衝撃でビルは崩れるが中から這い出る

 

『ハルト!』

 

「ってて…問題ないよアナザーディケイド …と思いたかったな」

 

両手が炎を上げて再生をしているフェニックス・ファントムの力が作用しているという事は魔王化したハルトを上回る力の攻撃という事だ

 

 

下手人は粉塵の中から現れた、一言で言うならば全身黒甲冑の騎士とでも言うような存在

 

「こりゃ予想外だ…結構、この服気に入ってたのにボロボロ」

 

『フェニックスの再生が発動するという事は』

 

「回復してる…相当な難敵……けどあの一撃…」

 

何処かで見たようなと首を傾げるが

 

「ハルト!」

 

ナツキの心配そうな目を見て

 

 

「んだよ…怪我なら回復してる問題ない…それとお前達はさっさと帰れ」

 

ハルトは伸びをしながら体を軽く解している

 

 

「何で…皆で戦えば」

 

「それ必要?雑魚は引っ込んでろ」

 

「ざ、何ですって!!」

 

「ナツキ」

 

「……撤退しよう皆」

 

「どうしてですかナツキさん!」

 

「ここで伸びてる人の避難しないとダメだろ!」

 

「「「っ!」」」

 

「現場判断!アンノウンはアナザーライダーに任せて俺達はここの人回収して撤退する!…任せて良いんだよな?」

 

 

「ん〜…取り敢えず…」

 

面倒くさそうな態度であるが首を縦に振るが

 

「終わったら顔面殴らせろ、それでチャラにしてやる…マジの奴を叩き込んでやるよ」

 

「あはは…怖いな……けど助かる」

 

「あと…キャロルの事をダシに呼んだ事は別だからな覚えてろ」

 

「………ごめん!」

 

4人が人命救助に走る中

 

「よぉ、待たせたな」

 

「……………」

 

沈黙してる鎧甲冑にハルトは警戒をしている

 

それは簡単だ

 

『おいハルト…こいつの情報だけどよ検索しても出てこねぇ!』

 

『調べたけど…この時代の力じゃないよ!』

 

『つまりお前と同じ異世界からの敵という事だな』

 

アナザーWとアナザービルド、アナザーディケイドが言うには完全に未知の敵って事だな

 

「なら加減しなくて良いや」

 

アナザーウォッチを起動するとハルトの体が水の波紋のように波立つと姿を変えた

 

その姿はさながらハートの仮面と番外の異形のハイブリッド 仮面が剥がれた下から見えるのは運命に翻弄される眼

 

 

全ての生命の狩人

 

『カリス』

 

アナザーカリスとなると体から抜け出た植物のエレメントを解放した

 

『バイオ』

 

「最初から全力だ」

 

両手から伸びた蔦で鎧を拘束すると、そのまま三枚のラウズカードを体に取り込んだ

 

『フロート』『ドリル』『トルネード』

 

「スピニングダンス」

 

『自己申告だと!』

 

『ハルト!それカリス違うレンゲルだ!』

 

ツッコミは無視しながらも体に疾風の力が加わり空に舞い上がるとそのままアナザーカリスは回転しながら鎧甲冑にアナザースピニングダンスを放つ、しかし

 

「はああああ!」

 

「ーー!」

 

鎧甲冑はバイオの拘束を千切るなり右手に呼び出した剣で横払いしたのであった

 

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