皆さま、久しぶりですカグ槌です。
いつもいきなりのアンケート協力ありがとうございます!
さてアンケートの結果ですが、幕間を挟んでそのままAXZ編に移行します!デートアライブもIS二期編もやる予定なので是非宜しくお願いします!
16話
前回 原初の悪魔召喚、アナザーダークキバ変身!
「さぁ絶滅タイムだ」
そう言ったアナザーダークキバは足元にキバの紋章を召喚してアリヤミー達に叩きつける
これこそあの過去キングが使った最強のハメ技である その紋章に囚われたものの最期は
「「「!!!!」」」」
言うまでもなく爆散した
「まだまだぁ!」
そして今度はアリヤミーの頭上にキバの紋章を落とし動きを止める彼等の体がステンドグラスのようになったのを見計らい指を鳴らすと見事に砕け散ったのであった
「ま、こんなもんよ」
『ドヤ顔してる場合か?まだまだ来るぞ』
「大丈夫」
まだまだいるアリヤミーの大群を見たアナザーダークキバは足元に現れた紋章の中からとある剣を取り出したのであった
それはファンガイアの王のみが持つを許される剣である
ーザンバットソード」
だが
「あ、あれ!ザンバットバットがいない!!」
あの制御装置になっているコウモリが鍔になっていない初期のザンバットソードであった
「あれ?暴走しない?」
ザンバットソードって認めた相手じゃないと暴走する危険があるのでは?と首を傾げていると
『ま、お前さんなら使いこなせるって判断されたんだろうな』
「そんなもん?つーかザンバットソードに力的なものを吸い取られてるような気が…」
『ザンバットバットがいないとお前さんのライフエナジーを吸い取って力にするみたいだな』
「え?それ何て呪いの剣?……けど何で俺普通にしてられてんの?普通なら俺一瞬で干物だよな?」
何て恐ろしい機能を搭載してんだ!と頭を抱えるが
『そりゃお前が不死鳥だったりするからだろ』
「あ?………あ」
合点がいったのであった
アナザーファルシオンとフェニックスファントム
両者に宿る不死の力…いや無尽蔵の生命力と言うべきそれがザンバットソードの吸収を相殺していると言う事だろうな
『無限に等しい生命力を食らう魔剣…消えない命を吸いながら切れ味や威力が掛け算式に上がっていくぞ』
「それなんてチート仕様?」
『だが喜んでもいられんぞ、ザンバットソードの吸収力に相殺される形でお前自身の不死性は失われている致命傷は確実な死だと思え』
「やれやれ…それが生き物のあるべき形だろうにつくづく化け物じみてる……な!」
そう言いながら無造作に振り回したザンバットソードの一閃は射線に入っていたものをバターのように両断したのであった
これには周りもだが本人が一番驚いていた
「…………マジ?」
『愚か者めお前の理不尽な生命力を食らう魔剣だぞ!威力が可笑しいのは当たり前だ』
「誰が予想出来るよ!こんな威力!!」
「!!!!」
「っと…」
そう叫んだと同時にアリヤミー達の脅威対象が俺に更新されたようで一斉に襲い掛かってきたがアナザーダークキバは空いている片腕でアリヤミーの1匹の頭を鷲掴むと全力で巣に目掛けて投擲したのであった
「アナザーバイスに言われたからな…人間の尺度で戦うなって、だからよ少し怪人ぽく戦わせて貰うぜ」
音速に匹敵するそれは、アリヤミーの体を削りながら激突すると
「ドカン!」
巣から大きな爆破が起こった
「さぁーて……そろそろ出てこいよ女王さんよぉケリつけようぜ?」
その巣から出てきたのは巨大なアリのお化けとでも言うべきヤミー、あれが女王蟻で間違い無いな
「何故だ……」
「あ?」
喋れるか…こりゃ驚きでもないなヤミーは会話できる奴が殆どだしなと肩をすくめると
「何故!愛しき我が子達をそんなに簡単に殺せるのだ!!この悪魔め!!」
愛する者を奪われた怨嗟の声が周りに響く、聞けば心を痛める悲痛さを感じる声音で話しかけるが
「敵だからだけど?」
何当たり前の事言ってんだ?とハルトは無慈悲に一蹴した、別の場所で戦っていたテスタロッサ達も
「そんなの知りませんわ」
「知らん」「知らないよね」
と同じく彼女達からすれば弱肉強食が常、それ故に強者には礼儀を払うが ハルトだけは違う
「それに弱者の声なんて誰が拾い上げるんだよ」
思い出されるは妹に蹂躙されるだけであった
忌まわしき過去 あの日、その時に辞めて、助けてと何度周りに叫んだか声に出したか分からない
しかし誰も聞かないし届かない
結局弱い奴の声なんて誰も拾い上げない
だから、そんな声を拾い上げれる王様になる、俺みたいな悲しい者が現れないように
だが
「それは俺が守ると決めた者達だけだから…お前はその中に入ってないだけ」
守る者を決めたからこそ、その領域を犯してくる輩は皆…敵だ
「俺達の敵は必ず絶滅させる!それがライダーの王でも世界の破壊者でもだ!」
外敵は排除するとザンバットソードを構えて挑発すると
「おのれええええええ!!」
怒りに任せて突貫してくる女王アリヤミーである、流石と言うべきか他の個体と違いパワーもスピードも段違いだ文字通り目にも止まらぬ速さだったろう
だが
「やっぱ怒りは視野を狭めるよね」
「っ!か、体が!!」
女王アリヤミーは自分の体の動きが異常なまでに抑制され遅くなっていることに気づいたのであった
「流石だなカレラ、1着おめでとう」
気配を感じたので背中越しに話す
「気づいたか流石は我が君」
そこに現れたのは少し服装がボロボロになっている以外は無傷のカレラが重力崩壊の応用で相手に重力負荷を与えて動きを抑えたので彼女を見て女王アリヤミーは驚愕しながら
「な、何故だ我が子達は!」
「決まってるだろう?鏖殺してきた」
「おまええええええ!」
激昂して生き残ってる個体全てがカレラに襲い掛かるが
「ははは!何だまだ遊んでくれるのか?」
『キルバス』
「では付き合ってもらうぞ!」
カレラはアナザーキルバスに変身して生き残った個体の一掃し始めた
「ねぇ余所見してて良いの?」
「っ!」
言い終わる頃には間合いに入っていたのもあり
「んじゃ……皆さんの力お借りします!」
すると何処から共なく音楽が流れたのであった
ーーーーーーーーーーーー
場所は変わり逢魔王国
その一室ではガルル、ドッガ、バッシャーの3人が暇つぶしにポーカーをしていたが突然聞こえた音楽にガルルは楽しそうな顔をして
「あっちの空気でも吸いに行くかぁ」
「え〜行っちゃうの?」
「ズルい……次狼だけ…」
「悪いな早い者勝ちだ」
と不適に笑うとガルルは自身の爪を研ぐ動きをするなり彫像モードとなり自らを呼んだ者の手元へと向かうのであった
ーーーーーーーー
そうしてガルルの彫像をアナザーダークキバが手に持つと曲刀 ガルルセイバーへと変形したのであった
「行きますよガルルさん!」
『あぁ…それと約束、忘れるな』
それは彼等が力を貸してくれる理由でもあった
「分かってるよアナザーデンライナーで過去に行ってウルフェン、マーマン、フランケンシュタインの三族は全員、俺が責任持って逢魔王国に迎え入れる…だけど一族達の説得は任せますよ?」
『任せておけ』
彼等の願いを叶える事だが
「いつか他の種族も迎えたいなぁ…よし…んじゃ行きますか!」
ザンバットソードと二刀流で女王アリヤミーを切り付ける、すれ違い様に斬撃を浴びせると膝をついて倒れた
「ぐ、ぐああ…ま、まだまだ!」
と地面を強く叩いて粉塵を上げると地中に潜って逃げようとしたので
「逃すかよ」
地面にキバの紋章を表すと、その拘束力は地中に及ぶと射程にいた女王アリヤミーの声が聞こえた
「お、あそこか」
居場所が割れれば此方のもの、モグラ叩きと洒落込もうかと思ってたらだ
『……』
溜息が聞こえたので手を止める
「どした次狼さん?」
『その紋章には嫌な思い出があってな』
「へ?……あー」
そういやぁあの3人って過去キングに紋章でハメ技されてたなぁ…そりゃトラウマになるなと少し苦笑する
「んじゃ2人目行ってみよう」
今度鳴るのはかなり低い管楽器のような音
それを聞いた力 ドッガはやったと喜んだ顔で彫像になって移動した
「えーーー!2人だけズルい!!」
バッシャーは露骨に不満な態度であったのは言うまでもない
そんな事も知らないアナザーダークキバはガルルセイバーを投げ、ザンバットソードを腰に納刀すると現れたドッガハンマーを両手で持ち構えた
「っしゃあ!!」
行くぞ!と構えたのだが
『………アレ』
「だよなぁ…」
本当に根深いトラウマのようだ…あの技使えるの控えようかな
「と、取り敢えず…よいしょっー!」
ドッガハンマーで地面を強く叩くとモグラ叩きの容量で女王アリヤミーが飛び出てきた
「そーりゃっさー!」
現れた女王アリヤミーの腹目掛けてドッガハンマーを殴りつけると上空に弾き飛ばす
「はぁ!」
キバの紋章で今度は上空で拘束した
「んじゃ3人目!!」
今度は軽快な音楽が流れると
「やっと呼ばれた!」
ドッガハンマーを投げ、緑色の彫像が飛んできて掴み取るとバッシャーマグナムになる狙いを済ませて高圧水弾を女王アリヤミーにぶつけて地面に落下させたが
『うわぁ……』
「もうそのリアクション良いから…さてこれで終わりにするか」
「や、やめろ!!私を倒せば私の子が制御を失い暴れる事になるぞ!」
「へぇ〜」
そりゃ怖いな、けど
「お終い、破滅の炎!」
「滅びなさい、死の祝福」
「ではな、重力崩壊!」
同時に起こった大爆発と怪しい光による攻撃で生き残っていたアリヤミー達はセルメダルの山へと帰るのであった
「ふぅ……終わったぞ我が君!」
「えぇ」
「楽しかったよ!ありがとー!」
ウルティマのだけ妙にデジャブるセリフだな
「頼みの綱も切れたようだな?じゃあトドメ行くけど良い?」
「っ!た、頼む!辞めてくれ!」
必死の嘆願で悪いけど
「答えは聞いてない」
『WAKE UP 2』
すると周囲の世界は紅い満月が照らす夜に変わるのを見て高く飛び上がると
「はぁ!」
「ガアアアアアァァァァァ!」
そのまま急降下キックを叩き込む、女王アリヤミーは地面に倒れその足にはキバの紋章が浮かび爆散したのであった
残るは夥しい量のセルメダルのみ、それを
「っしゃ!大量大量」
バースがユニットで回収していたので取り敢えず
「………」
キバの紋章でバースを拘束して手元に引き寄せた
「な、何すんだよ!」
怒っている所、悪いが胸ぐら掴んで持ち上げると仮面で見えないがそれはもう良い笑顔で話す
「今回のセルメダルの取り分は9対1だよな?」
さて取り分の話と行こうかと笑顔で話す
「は、はぁ!ふざけんなよ!」
「当然だ俺達が連中を殆ど殲滅したようなものだ取り分なら妥当だろう、総取りしないだけ情けだと思え…嫌だってなら」
ザンバットソードを肩に担いでチラチラ見せるのであったがバースは諦められる訳もなく交渉に入る
「今宵のザンバットソードは血に飢えてるから何人か斬り捨ててやろうか?」
「っ!」
『こ、これが噂の棍棒外交か』
ー失礼な武力を背景に交渉してるだけだよー
『それを棍棒外交というのだ、お前はテスタロッサから交渉のイロハを教えてもらえ』
ーはーいー
と不貞腐れるとバースは違う意味で捉えたようで
「………取り分80」
「やだ90」
「75」
「90」
と話していると変身解除した3人が近づいてくる
「何話してるのだ?」
「どうやらこのメダルの取り分を話してるようですわね」
「全部じゃないの?変なの」
「何か理由があるようですね」
「はぁ…」
2人が話しているとカレラは少し不機嫌そうな顔で近くの瓦礫に腰掛けた
「数だけか…アッサリ終わってつまらんな」
「そう?結構暴れて楽しかったよね」
「えぇハルト様の好意は嬉しいですわね」
「それもそうだな、我が君が頼ってくれたのだからな」
と談笑していたが
「60だこれ以上はない!」
「ふははははは!」
そう言うとアナザーダークキバは徐に取り出したハンカチを振ると中から現れたフリップを見せた するとそこには
60%と書かれていたのであった
「イエエエエエイ!6割分取ったぜ!」
「っあああ!アンクと社長の取り分の所か!」
「そこに気づけばもっと早く終わったのにな〜」
交渉成立とアナザーダークキバはバースを解放、2人は変身解除して軽く伸びをする
「3人とも来てくれてありがとうな」
「気にするな我が君、それよりもだ」
「うん」
「あそこで見ている輩はどうしたら良い?」
「ん?…………ん!?誰か見てたのか!」
カレラが指を向けた先を凝視してみると誰かいた、奏者達は合流しているので
「攻「ふん!」か、カレラ!?」
「やったぞ我が君!」
ハルトの指示が分かっていたかのようにカレラは魔力弾で攻撃したのであった、満面の笑みで
「カレラ、ハルの言う事最後まで聞かないとダメじゃん」
「そ、そうだが敵ならば先に攻撃せねばならんだろう?」
「敵ならね、味方だったらどうするのよ?」
「…むむむ」
「大丈夫だよカレラ、失敗しても俺なら直せるからさ失敗は成長の種だよ」
肩に手を置き頷くハルトにアナザーディケイドはポツリと
『それならお前の種はいつ発芽するのだろうな』
それは知らん!とドヤ顔で言いながらカレラが攻撃した先に近づくと錬金術で防御していたノエルがいたのであった
「はぁ……はぁ…不意打ちとは恐れいりましたよ魔王」
何だノエルか
「3人とも〜遠慮なくやって良いぞ〜」
良心痛まないし、寧ろやってしまえと
「ま、待ちなさい!何故僕がここに居るのか気にならないのですか!?」
「知らんし興味ない、ドヤ顔で勝ち誇りにきたなら残念ながら失敗だな序でに此処で終われ」
そう言ってハルトが目線を3人に向けると、髪で隠れて見えないがその瞳は赤く光っているように見える
…これは怖いな敵ながら同情するよ
「あ、アリヤミーが作り出したセルメダルは全て我々が頂きます!チフォージュ・シャトーで呪いの旋律を奏でる為にね!」
ナツキの話では、ウェル博士というネフィリムと合体した人間を動力にするらしいがセルメダルの影響で歴史の乖離があるようだな、けど
「それ聞いて俺が見逃すと思う?」
あそこはキャロルの家であり俺達が笑い合った大事な場所を取り戻すとアナザーウォッチを構えたハルトは
「ハルト!」
「っ!ちぃ!」
慌ててバックステップを取ると先程いた場所に大砲のような一撃が放たれた粉塵が上がるとハルトは手刀で粉塵を切り捨てると馴染みのある顔が立っていた
「久しぶりですね魔王」
「クジョーか…今日はお前が相手してくれるのか?」
「ハルト様」
「アレがネオなんとかと言う奴か」
「ネオタイムジャッカーだよカレラ」
「わ、分かっている!我が君の敵だとな」
と談笑していたがクジョーはカレラを見るなり憎悪に満ちた顔に変わる
「その金髪…貴女はあの時の!」
「ん?スマナイが何処かで会ったか?」
そう言えばカレラはニアミスしてたなぁ
「いまだに忘れませんよ…同胞をブラックホールで消し飛ばしたのを!」
「ど、何処の場所での話だ?」
「こ…心当たりがありすぎて分からないのか…ここまで来たら感動するよ」
「カレラぽいね」
「ウルティマ、貴女も人のことを言えませんわよね?」
「な、何の事かサッパリだよ」
とやりとりをしていたが
「っ!」
「つー訳で仇敵はアンタを歯牙にもかけてないが?」
「だとしても仇は打たせてもらいます!」
「ノエルと黒騎士の3人でか?」
それなら数は此方が多いが?
「いいえ4人ですよ」
そう話すと現れたのは顔馴染みだった
「トーマか…」
「ハルト…今度こそ俺が倒す」
『ゲイツ…リバイブ』
「まぁそんな所ですよ…変身」
『スクランブル!ダイモン!』
仮面ライダーダイモンとアナザーゲイツリバイブか取り敢えずアナザーライダーは無効化出来るから実際の敵はダイモンだけだな
臨戦態勢というのもあり3人娘もアナザーウォッチを構え直す、ハルトもアナザーウォッチを構えた時にアナザーディケイドから話しかけられた
『ハルト、新入りが来たぞ』
「悪いな、今は力を試してる場合じゃない最初から最強フォームで行くぞ」
『新しい主役ライダーだが?』
『本当にムカつく奴だがな』
『そう言うなよバッファ…おい魔王、俺を使え望みがあるんだろ?その願い叶えてやる俺の望みを叶える序でにな』
アナザーバッファの知り合いか…それなら問題ないが偉く自信満々だな、お前の名前は?
『ギーツ、アナザーギーツだ』
それと同時にアナザーウォッチに刻まれるのは割れた狐の面のような顔だった
「しょうがない、ハッタリだったらタダじゃ置かないぜ」
ハルトはアナザーウォッチを押すと通常のアナザーライダーと同じエネルギーを纏い変身する
その姿は割れた狐の面をした戦士、その割れた左半分の亀裂部分から植物の蔦が侵食しているような外見をしているが頭部以外は黒いシンプルな外見をしている
人を化かす白狐
『ギーツ』
アナザーギーツ・エントリーレイズフォーム
「ん?………あれ?」
自分の体をペタペタ触ってみるが何もない、凄いシンプルななで思わず
「な、なぁ特殊装備とかないの?」
アナザーバッファは最初からゾンビフォームで専用武器があったが?と尋ねると
『それは探すんだ』
「は?」
少し落ち着いて周りを見渡すとエグゼイドのエナジーアイテムのように何やら箱が沢山配置されている
「ま、まさか…アイテムを探す所から始めろと!!」
『その分強力だ、保証してやる』
『おいハルト、ギーツに化かされてるぞ俺に変われ!俺は最初からゾンビフォームだ!』
と対抗心からアナザーバッファは自分に変われと薦める、そうしたいけどな
「騙されるなら最後まで付き合ってやるよアナザーギーツ!弱い武器なら承知しないからな!」
『おい!』
『安心しな』
と話し合いが終わり構えるも
「何ですか、その弱そうな外見のアナザーライダーは?それで勝てると思われているなら舐められたものですね!」
「ふっ!」
ダイモンの攻撃をアナザーギーツは後ろに下がると追撃で更に肉薄し始めた
「クジョーさん!」
アナザーリバイブは援護に動こうとしたが、邪魔はさせないと3人娘が動いた
「っと、キミの相手はボク達だよ」
「ハルト様の邪魔はさせませんわ」
「お前はアリよりも骨があれば良いがな」
「邪魔をするなぁ!」【剛烈】
アナザーリバイブ剛烈になりアナザーパワードノコで斬りつけようとしたが
「っと!危ない……なぁ!」
『ベイル』
ウルティマはアナザーベイルに変身して回避するとリバイブ剛烈を殴り飛ばし近くの瓦礫に吹き飛ばした
「がっ!」
「君でしょ?ハルを虐めてた奴は」
殴り飛ばすと怒りに満ちた声音で話しかける、仮に配下がいれば震え上がる程の恐怖を覚える、それを当てられたアナザーリバイブであるが当人からすれば言いがかり(そう思ってるだけ)に対して
「い……イジメ…そんな事してない!」
全力で否定するが
「じゃあ妹越しに見た記憶は何だろうね?」
「妹……まさかハルカの様子がおかしかったのは!!」
アナザーリバイブは思い当たる節があった最愛の人が突然狂った原因が…まさかこの子なのかと
「あ〜ハルからさ殺してって言うまで痛めつけろって言われたんだよ、だけどさアイツ壊れなくてさ〜情報抜くだけにして放置しといたの殺さなかっただけ慈悲と思ってくれないと困るよね〜あはははは!」
アナザーベイルは自慢気に笑いながら話すとアナザーリバイブは激昂しながら
「お前ェェェェェ!!」【疾風】
アナザーリバイブ疾風に変身すると超高速で移動するが
「ざーんねん」
アナザーベイルの動体視力…もとい異世界において最強の一角に数えられるウルティマと元が人間のトーマとでは基本スペック、もとい持って生まれたものの差がありすぎた。アナザーリバイブの速度は目を見張るものであったが彼女からすれば取るに足らないと言わんばかりに首を掴んで持ち上げた
「がっ!」
そのまま前後に強く揺さぶりアナザーリバイブは脳震盪を起こしたように体がフラフラしているのを見てアナザーベイルは煽る
「ねぇねぇどんな気持ち?大事な人の仇なのに手も足も出ないで一方的に痛ぶられるのってどんな気持ち?」
「き…きざまのぜいで…ぇ……」
「責任転嫁しないでよ、半分自滅したような感じなんだよあの女…それもこれもみーんなハルのものを取ろうとしたからだからさ」
「そ……ぞんな…ご…と…」
「ないって君達はずっとそうだったみたいだね」
ウルティマが見たのは無自覚の悪意 それに晒され続けたハルトの過去だ
「昔のボクなら好物な悲劇なんだけどさ、ハルがやられるのを見るのはあまり気分が良くないね…ハルはボクのお気に入りなんだから手を出して良いのはボクだけだよ」
それだけ言うと手を離したと同時にアナザーベイルは必殺技を発動する
『ベイリングインパクト』
「そらそらそらそらそら!」
アナザーベイルは魔力を帯びた拳のラッシュを浴びせまくる,直接の拳打も入るがそれ以上に魔力が時間差で流れこんでくる…つまり一度の打撃で二度の衝撃が生まれているのだ
剛烈ならまだしもスピード型の疾風では耐えられない
「おしまい!」
「があぁ…っ!」
ラストの拳打で華麗に吹き飛ばされたアナザーリバイブは壁に叩きつけられると変身解除される
「さて…後は記憶から情報でも取ろうかな、ハルが喜びそうな話があると良いんだけど」
トドメを刺そうとした時にカレラに止められた
「待ちたまえ」
「………何さカレラ?」
露骨に不機嫌な顔をしながら尋ねると
「お前だけ戦うのは如何なものだ?我が君の敵は私達の敵だろう?」
「ボクが倒したんだからカレラは邪魔しないでよね」
「それはお前が抜け駆けしたからだろう!」
「アリ連中倒す時に抜け駆けした君に言われたくないね!」
と2人は周りのことなどお構いなしに力を解放していく、それは周りの生物が危険信号を感じて逃げ出したくなるほどの圧力、それを流せたのは一部の強者だけである
ウルティマとカレラが揉めてる中、テスタロッサはコッソリとトーマに近づくと2人もそれに気づいたようで
「テスタロッサ!何をしている!!」
「あら?任務遂行ですわ」
「ちょっとボクが倒したんだから2人は邪魔しないでよ!」
「邪魔をしているのはどっちだ!」
「でしたら喧嘩せずに三等分はどうかしら?ハルト様は1人で圧倒するより協力して倒したと言えばきっと褒めて貰えるでしょう」
「「…………」」
カレラとウルティマは閉口して考えるハルトならどっちを喜ぶかと その結果
「仕方ない」「だね」
と納得したのであった
「では捕縛と…今のうちに…私はノエル?とやらを狙いましょうかハルト様の喜ぶ顔が楽しみですわ」
とテスタロッサは恍惚な顔のまま目線をハルト達に向けるとそのまま踵を返して大将首を狙いに行くのであった
ーーーーーーーーーーーー
その頃 ダイモンとアナザーギーツのバトルはダイモン優勢、ギーツ劣勢となっていた。そもそものカタログスペックが低いアナザーギーツではダイモンに決定打は与えられない為 アナザーギーツはアイテムの位置どりを確認しながらの立ち回りを余儀なくされていたが、もう我慢出来んとアナザーギーツは近くに落ちていた箱を開けると
「…………何これ?」
手のひらサイズの蛇口のようなものが出てきた
『ウォーターバックルか…試してみな』
「あぁ念願の武器だ使わせて貰うぜ」
それをドライバーのような部分に装填してみると
『アームド・ウォーター』
するとアナザーギーツの右手に蛇口の意匠がある水鉄砲が装備されたのだ
「おおお!水系武器か…ヒーハックガンみたいな感じか!」
フォーゼに出た武器のような外見と性能を期待してアナザーギーツは水鉄砲をダイモンに放った
「くらえ!!」
だが勢いが良かったのは最初だけで後は園芸で使うようなホースと同じ水量の水しか出なかった
「…………へ?」
「何がしたいんですかアナタは!」
『オクトパスエッジ』
油断した隙を突かれダイモンから必殺技を受けてしまうアナザーギーツは起き上がるなり思わずキレた
「んだコレ!本当にただの水鉄砲じゃねぇか!」
『それハズレバックルだからな』
アナザーバッファの言葉に脊髄反射で答えた
「だろうな!おい!こんな武器しかないのか!」
『そんな訳ないだろう?他の箱も開けてみろ強いバックルが入ってるから』
「最初から装備させろよ」
『それじゃゲームが面白くないだろ?チートなんて誰も喜ばないぜ』
「まったく…ん?よし…新しいアイテム来い!」
アナザーギーツはウォーターバックルを外して新しい箱を開けようとしたが
「させるか!」
とダイモンが走り出した流石にこの距離では新しいアイテムを手に入れられない…ならば!この水鉄砲で迎え撃つしかない!
「すい…どう……かーん!」
水鉄砲を逆に持ち蛇口が上にくるようにしてダイモン目掛けてバットのように振り回した
「ゴフッ!」
すると自身の速度も上乗せされた事もありダイモンが見事に錐揉み回転しながら落下したのを見て
「な……なんて強力な武器なんだ!」
見事に掌を返したのであった
『そうだ使い方は自由だ』
「っしゃ今のうちに」
とアナザーギーツが新しい箱を開けてみると中にあったのはウォーターと同じように小さなバックルだった
「…………盾?まぁ良いか」
アナザーフォーゼのモジュールに似てるなぁと思いながらも水鉄砲よりは役立つと思い装備しダイモンに近接戦を挑んだのであった
『アームド・シールド』
「はぁ!」
それを見ていたナツキ達
「水鉄砲を鈍器にするとは何て発想力!」
「いやそれであの破壊力はおかしいだろ!」
と翼が感心する傍らでツッコミを入れるクリス
「けどよぉ、この箱に武器が入ってるならアタシらでも使えんじゃねぇのか?」
そのクリスの一言で奏者とマッハ達が箱を集め開けていくが入っているのはアナザーギーツが当てた シールド、ウォーター
他にはプロペラ、ドリル、ハンマー、クローなど当人の適正的に微妙な武器ばかりである
ドリルバックルは響と相性は良さそうだが、ドライバーが無いと使えないのは仕方ない
「そうだな、この箱を開ければハルトの援護にもなる…これだ!」
ふと何かを思って近くに合った箱を開けてみると
「…………え?」
そこには毛皮を半分くらい剥がされた生々しいタヌキの顔が刻まれたアナザーウォッチが入っていた
手裏剣があしらわれた大型のバックルと共に
アナザーギーツ参上です、邪竜の滅竜魔導師さん いつもありがとうございます!
アナザーギーツですが今回 顔にはジャマトライダーの意匠を加えてみました……本編にもジャマトライダー出そうかな…