久しぶりに投稿です!
互いに生存を望む戦いを見ているものがいた
「許せない…あんな戦いを…英雄になるには僕が相応しいんだ!」
そこに抱くのは歪んだ願い
互いに銃剣化させたバイザーで切り合いを演じている、本来なら戦闘経験値やスペックでリュウガが優勢なのだが此処でアナザーライダーの特性が反映されていた
「おらぁ!」
本来アナザーライダーを倒す有効な方法として用いられるのは同じ力 つまりレジェンドライダーのウォッチを介した攻撃かレジェンドライダー自身の攻撃である
本来リュウガを倒すならアナザーリュウガになる必要があるのだが残念ながらハルトは所持しているが現状 変身しない…まぁ特殊な来歴も相まっているのも使えない理由でもある…何より変身しようとしても拒否される
そこで変身したのがアナザー龍騎だ
これはリュウガが鏡の存在というのも影響しておりアナザー程ではないが
リュウガ=龍騎で繋がりはある
アナザーとオリジナルが戦った時と似た事象が発生するのでは?と思ったのだが結果は見事的中
「が…くぅ…」
「はぁ……はぁ…」
特攻ダメージは入っているのだがアナザーリュウガでない為か純粋にウォッチを使ってる状態よりも低めである端的に言えば微妙なのだ、逆に此方にも同じようにダメージが入ってしまう
しかも予想外にリュウガ・サバイブで応じられた事で戦況は宜しくない
「……っ!」
〈シュートベント〉
近接戦では拉致が開かないと判断したのかリュウガは新しいカードをベントインしブラックドラグランザーと共に火炎とレーザーで攻撃する
「ちぃ!」
〈ガードベント〉
迎え撃つようにアナザードラグランザーが火炎壁で攻撃を防ぎ切る
「お返しだ!」
〈シュートベント〉
今度は此方も同じように攻撃をするが
〈ガードベント〉
同じように防がれてしまう
「無駄だ、お前に俺は倒せん」
「そりゃどうかな今のところ互角じゃん」
そう言っても結構ギリギリでもある、使用カードが性質上似ている為か読み合いも強いられている
「舐めるなよガキが」
〈アドベント〉
「貴方を舐めれる程、強くはないんですけどねぇ!」
〈アドベント〉
「「!!」」
呼び出した契約モンスターは互いに火球を放ちながら絡まるように動き噛みつき合う、やはりモンスターが互角と来たならば
「これで決めてやる!」
〈ファイナルベント〉
同時にアナザー龍騎はアナザードラグランザーに騎乗するとアナザードラグランザーはバイクモードへと移行し火球を放ちながら突貫しようとしていた、しかしリュウガは冷静にカードを読み込ませたのだ
〈ストレンジベント〉
自身の戦闘に優位となるカードへ変化するカードで読み込ませると別のカードへと変わり瞬時にベントインした
〈コンファインベント〉
それは相手のカードの力を打ち消す力でありアナザーライダーとは言え同じ力を用いるのだ効果の例外にはならない、アナザードラグランザーは霧のように消えてしまったのだ
「しまっ!」
「これで終わりだ」
〈ファイナルベント〉
同時にブラックドラグランザーは火球をアナザー龍騎の足元へと放った
「やばっ!」
それは燃え盛るダメージを与える訳ではなく動きを封じている為の火球だ龍騎と違い乱射して突貫ではなく動きを止めてからの轢き逃げする気である、ガードベントはさっき使ってしまってない
「この野郎…め!間に合え!」
最後の抵抗とばかりにとあるカードを取り出し握りつぶす
〈ストレンジベント〉
ー頼む良いのが出てくれ!!ー
そして新しく複製されたカードを握り潰そうとした その時
〈フリーズベント〉
「「っ!!」」
予想外の音声と共にブラックドラグランザーの動きが凍りついたように止まる、しかしアナザー龍騎はカードは潰していない
「どうなっている」
リュウガは降りると周りを見渡すが誰もいない…しかし
「このパターン…まさか!」
ハルトにはかなり心当たりがあった為、瞬時に警戒に挑んだのだが
〈ファイナルベント〉
「っ!」
「リュウガ!…ってデストワイルダー!?何してんだ!!」
身構えていたとは言え背後から現れたデストワイルダーがリュウガを捕らえるとそのまま引き摺り回し始めた…間違いない俺がよく使う不意打ち技 クリスタルブレイクだ…って事は!と目線を向けた先には
「はぁぁぁぁ……」
白銀の猛虎、仮面ライダータイガがデストクローを構えていた…間違いないリュウガを仕留める気でいる
「させるか!」
何故か知らないが止めないとダメな気がする!と判断しストレンジベントから変異したカードを発動する
〈アドベント〉
「!!!」
デストワイルダーの道を遮るように走るのは最早ハルトの親友とも言える存在 メタルゲラスがデストワイルダーを体当たりで弾き飛ばすとリュウガはその勢いのまま転がり止まってしまう
「よし!!」
「う………あ…あぁ…」
「何!」
動いてないのはダメージが重すぎるからだろう…しかし犯人を射程に捕えると
「テメェ、俺達の戦いの邪魔をしやがって!!」
衝動に従うままアナザーウォッチを起動する本来なら最強フォーム変身後は体が負荷で動けないが怒りの感情で負荷など無視して変身した
『王蛇』
〈ソードベント〉
アナザー王蛇になるとベノサーベルを呼び出しそのまま走り出しタイガに襲い掛かる
「っ!な、何をする!僕は!」
「知るかよ…俺の楽しみを邪魔しやがって」
誰かは知らねぇが
「男の真剣勝負に水刺すんじゃねぇ!」
「お前…」
ベノサーベルでデストクローの片方を弾き飛ばすとそのままもう片方も弾き飛ばす、丸腰になる前にタイガは斧型ツール デストバイザーを取り出して迎撃する何度か打ち合いを行うが乱暴に振り回すだけの一撃一撃はタイガでは受け止められるものではなかった
「ふざけるな!僕は英雄になるんだ!その為にもアナザーライダーや仮面ライダーを全て倒すんだぁ!」
歪んだ承認欲求を吐露する、冷静なハルトなら一定の理解を示したかも知れないが
「テメェみたいな不意打ち野郎が英雄になれるかぁ!」
「がぁ!」
「潰れろ」
怒りでネジが外れている力任せの乱暴な一撃でタイガを吹き飛ばすとトドメの技を発動する
〈ファイナルベント〉
同時に背後から現れたベノスネーカーの気配を感じたのか
「っ!」
〈フリーズベント〉
タイガはフリーズベントを使いベノスネーカーを凍り付かせる
「へぇ複数持ちか」
ガイと同じだが…まさかリターンベントの枠をフリーズに変えたのか?いやまぁなくは無い選択肢ではある汎用性を考えたなら良いデッキ構成だが
「あはははは!どうです必殺技を封じられた気分はぁ!」
完全に相性が悪かった
「愚か者め」
〈ファイナルベント〉
「ふっ……はぁ!」
そのまま使ったのは別のファイナルベント、現れたエビルダイバーに乗っかりそのまま突貫する必殺技 ハイドべノンを発動した
「死ねやあああああ!」
おおよそ主役のセリフでない体当たりである
「な、なに!!」
慌ててタイガはジャンプするがラリアットの姿勢で待機していたアナザー王蛇からの一撃をくらい吹き飛ばされた
「あ……ぐぅ……な、なぜですか!デッキにファイナルベントは一枚しか無いはず!」
「勉強が足りないな、いつからファイナルベントが一枚しかねぇと思ってた後2枚あるぜ」
「なん………だと……」
こいつノリが良いなと思考していると何とか体を動かそうとするタイガだが
「何だよ…もう終わりか?」
アナザー王蛇は仰向けに倒れるタイガに近づいていく
「ひ、ひぃ!」
「おい立てよ……英雄なんだろ…お前ぇ…」
そのままガラ空きのボディにベノサーベルを何度も何度も叩きつけダメージを与えるとタイガはボロボロのまま立ち上がり這々の体で逃げようとするが
「い、いやだ!こんなの…!」
「何だ逃げるのか?」
それを逃すアナザー王蛇ではなく
「もっと俺を楽しませろぉ!」
『戦う目的が変わってないか!?』
「ぎゃあああああ!」
追撃の一撃でタイガを遠くまで吹き飛ばすと壁に激突すると気絶したのか動きを止めた
「鳴滝さんの奴…最初からもう1人伏せてたのか?まぁ良い、それより……おいデストワイルダー…何してくれてんだお前?」
アナザー王蛇は自分の契約モンスターでもあるデストワイルダーに問いかけると肩を震わさせる、明らかに怯えているのは言うまでもない
「!!!」
何やら懸命に話しているが意味がわからないと首を傾げているとアナザー龍騎が翻訳する
『ふむ…どうやらカードデッキにあったアドベントカードの力で逆らえなかったみたいだな、邪魔して申し訳ないと』
「そうか災難だったなあんなのが契約者でよ」
「!!!」
『そうだな、ってよ襲わせる人間の質も低くて困るってさ』
「はは…んじゃ」
アナザー王蛇は気絶しているタイガのカードデッキからアドベントカードを抜き取るとタイガはブランク態に変わるのを見て
「これでお前さんは名実共に俺の契約モンスターだ不満あるか?」
「!!!」
『ある訳ない、お前の下につけば飯には困らないからとさ』
「そっか…んじゃさっさとミラーワールドに帰れ今の俺は機嫌が悪いんだよ」
「!!」
『ごめんなさい!ってさ』
「おーう次からは気をつけろよ〜…ったく人騒がせな奴め……さてと」
その言葉を合図にデストワイルダーはミラーワールドに帰ったのを見てアナザー王蛇は倒れてるリュウガの前に立つ
「……何してる……殺せ」
凄んでるけどさ
「俺がお前の命令を聞く必要がある?」
『ジオウⅡ』
懐古の力でリュウガのダメージを消して快復させるとリュウガは立ち上がり体から消えた痛みを確認する
「何故助けた」
「ボロボロのお前を打ち倒してもこれっぽっちも嬉しくねぇ俺は正々堂々と戦って仮面ライダーを倒したいんだよ…俺達(アナザーライダー)のやり方でな!」
そこがアナザーリュウガへの変身へ踏み切らなかった最大の理由だ、俺の持っているアナザーウォッチはオリジナルの歴史を奪う事はないのだが仮面ライダーリュウガだけは確証がない
龍騎の世界ではミラーワールドと現実世界が繋がっていた歴史が消えているので仮面ライダーリュウガの歴史に関しては現在進行中の可能性もある つまり俺がアナザーリュウガになったらこの戦い自体が無かったことになる可能性があった
そんなの仮面ライダーのファンであり最大の敵とも言えるアナザーライダー達の戦いを汚す行いだろう 何より
「こんな中途半端な所で終わってフラストレーションが溜まったわ!!」
「…………」
「で、どうする?まだ俺とやるか?」
「良いだろう……と言いたいが助けられたことに免じて今日は引いてやる」
「…………ん?」
リュウガはそのままミラーワールドに戻ろうとしたが、何となくだが
「おい」
「……何だ?」
「お前、俺の仲間になる気はないか?」
『はぁ!?』
「何を言っている?」
「いや何、俺の知ってるリュウガなら不意打ちアドベントからのファイナルベントくらい覚悟してたのに使わなかった…それによ」
少しハルトは貯めて話す
「最強のライダーなのに俺に負けたよな?元最強」
アナザー王蛇の仮面の下はそれはもう悪い笑みをしていたという
「っ!貴様……」
「任務失敗したお前をあの男がどうするかねぇ〜まあディケイドやディエンド先輩達の噛ませ犬としてやられたいなら別に良いんだけどねぇ〜最強さんw」
『お前、性格が悪いって言われるだろ?』
「何言ってんの?俺ほど品行方正な優等生は他にいないでしょ?」
『むしろ問題児だ馬鹿者』
「んだと?」
『独断専行、情報漏洩による事態の悪化、無許可で影武者とすり替わり…etc…さて反論?』
「申し訳ありませんでした」
『よろしい…だが良い煽りだったぞ』
「あ?」
仮面の下では煽るように悪い顔をしていたのを理解したのかはたまた自分の最強への自負心を貶されたからか知らないが
「ーーー!誰が噛ませ犬だと!!」
リュウガはかつて無いほどに激怒していたのを見ると釣れたとほくそ笑む
「おーおー違うのか?呼び出されたのに不意打ちくらって任務失敗…それで最強とは片腹痛いねぇ〜」
「ふざけるな!俺は最強のライダーとして君臨する!あの破壊者にも怪盗にも負けてない!」
「へぇ〜本当かなぁ〜俺が助けなかったらタイガにやられてたよね〜助けた借りは返してもらわないとなー!」
「………良いだろう、お前の口車に乗ってやる!」
やっぱ鏡合わせでも城戸真司だなぁ…中身は違っても純粋なところは変わらないな
「っしゃあ取引成立!!よろしくなリュウガ!………チョロ」
『お前…黒いな』
ーいやぁリュウガ程じゃないよー
『ウルティマがお前に懐く理由が分かった気がするぞ』
ーえ?何でウルティマ?素直で可愛い子じゃんー
ガッツポーズで喜びを表すアナザー王蛇だがリュウガは冷静に
「俺はミラーワールドに帰る…それともう1人の俺によろしく言っておけ」
それと同時にアナザーウォッチが鈍く光り始めたのだ
「え?何!?……っ!」
ーーーーーーーー
気づくとお馴染みの精神世界にハルトは立っていた
「まーたコレかよ、あのさぁ…スカウト中なんだから呼ぶ時は前もってな」
文句を言おうとするとアナザーディケイドに片手で制される
「そう言うな貴様と話したい奴がいるのだ」
「誰だよ」
「出てこい」
「おい、だれが…誰がかませ犬だぁ!」
「そう呼ばれる理由が知りたいならディケイドやジオウを見直せ!!あと天丼しなくて良いんだよ!」
まさかのアナザーリュウガに頭を抱えてしまう…つーか普段沈黙してる癖にどうして出張ってきたんだか
「何の用だよ」
「簡単だ貴様に手を貸してやる」
「今更だな本当に」
「違う…リュウガも俺もだ…あいつは素直に言えないみたいだからな」
「…………ん?」
要領を得ないと首を傾げているとアナザーリュウガは溜息を吐き
「俺とアイツは元は同じ存在なのは知っているだろう?」
「………あ〜」
「ハルト…貴様忘れてたのか?」
「んや」
そう言えばとハルトは納得した
ジオウに出たアナザーリュウガの変身者は
鏡の中の城戸真司 つまり今、目の前にいた原典リュウガと同じ人が変身している
「って事は…」
「リュウガが死ねば連動して俺も消える所だったんだ」
アナザーリュウガとリュウガは同一の存在と言うことになる 現実世界に出れた力がカードデッキなのかアナザーウォッチなのかの違いだからな…そりゃリュウガが死ねばアナザーリュウガと死ねのかって
「危ねぇな!…いやだからぁ……そんな大事な事は早く言え!!」
「お前も似たようなもんだったろうがよ」
危ねぇタイガの不意打ち見逃してたら仲間が死んでたじゃん!
「やっぱタイガの奴殺す!」
ミラーモンスターの餌にしてやると怒り心頭でいると
「気にするな…まぁ本来なら俺を縛り付けてるお前を殺す事で自由になれると思っていたのだがな」
「腹黒い野心を抱えてやがったな、この鉄仮面…やっぱり見逃せば良かったか?」
「おい手のひら返しが早いぞ」
「しかしながら貴様に助けられたのも事実、リュウガと精神リンクして話し合いをした結果…お前に従う事にしたのだ」
「おー……うん、ありがとう」
「礼はいらん…いつがかませ犬呼びは撤回して貰うぞ」
「そう思わせれるように頑張れ」
ーーーーーーーー
「さて……起きろ」
アナザー王蛇は気絶したままのブランク態タイガの頬を叩くが反応がないので腰につけたカードデッキを引き抜くと中の変身者が現れた
「カードデッキをゲット…さて誰に渡そうかな………っ!!はぁ!?」
その人は右手が異形のように膨れ上がった白髪の男性、ハルト自身に直接的な面識はないが資料として知っていた…確か
「ドクターウェル……だっけ?」
彼は確か、ノエルが助けに向かっていた筈だったのだが……って待て!
「ノエルが帰ってきてんのか!!…ウォズ!」
アナザー王蛇は慌ててファイズフォンXで電話するのであった
ーーーーーーーー
『大変だノエルが帰ってきてるみたい!』
「我が魔王、知っていますよ…今目の前にいますから」
ウォズがファイズフォンXで応答してくれている
「留守の間に僕の家でだいぶ好き勝手してくれたようですね」
ノエルが怒髪天をつくばかりに現れた、ドクターウェルを助けたすぐに転移で戻ってきたらハルト達が好き勝手暴れていたのと言う訳だが
「盗人猛々しいとはこの事ですね我が魔王とキャロル嬢の家を盗んだ奴が何を今更」
実際の所、ウォズはかなりキレていた。直前にあったハルトの独断行動に始まった一連の事件と最近仲間になった新人とも言える悪魔三人娘の態度の悪さetc により沸点が低くなっていた
それは同僚2人も同じのようで
「ウォズちゃんやっちゃう?もうやっちゃおうよ」
「あぁハルト様が出るまでもない我等だけで事足りるな」
「舐められてますね魔王の腰巾着3人如きで僕をどうにかできるとでも?」
『お前等…すぐ向かうから待ってろ!俺を仲間を舐め腐ってる野郎は俺が叩き潰す!』
「いいえ我等3人でお相手しますので我が魔王はお先へ…恐らくコイツは…」
『は?』
「いえ…我々を舐めている失敗作のホムンクルス風情には相応の仕置きをする必要がありますから」
笑顔の下には怒りがあった腰巾着と呼ばれたウォズ達にも家臣としての意地がある、あの災厄の魔王と共に戦ったと自尊心と問題児の面倒を見てきた責任感だ
「それと来ても構いませんが、その場合先程のサイドバッシャーの件で少しお話が」
『電波が悪くなったから切るぞ!あと死ぬ事は許さん!』
プツリと切れたのでウォズは溜息を吐きながら
「はぁ……」
「魔王ちゃん何て?」
「先へ向かうと死ぬのは許さんと…まぁここを抑えれば我等の勝ちですので」
「そうだな」
ジョウゲンとカゲンはドライバーを構えると
「なるほどシャトーの支配権をオリジナルに返還する予定でしたか残念ですね貴方達を倒せばすぐにでも魔王を倒しに「囀るな小物」なんだと!」
「偉大なる我が魔王が住まう家を盗むだけに飽き足らず我が魔王をすぐに倒せるとたかを括る…その傲慢さがお前の敗因だ」
「そうだねぇ〜俺達も魔王直属なんだよ弱い訳ないじゃん」
『ザモナス』『ネオアルファ』
「その通りだ我等の力を見せてやる」
『ゾンジス』『真』
今回は本気と言わんばかりにウォズはアナザーギンガウォッチをジョウゲン達は新たなアーマーを取り出しドライバーに装填する
「ウォーミングアップにはなりますかね」
ノエルもコアメダルをドライバーに装填し構えると
「「「変身!」」」
『ギンガ……ファイナリー』
『ザモナス(ゾンジス)』
『シーカーゼシー!』
4者は互いに変身をすると同時に現れた有機的なアーマーと左手にチェーソーとガトリングが融合した武装を保持したアーマーがザモナスとゾンジスと合体する
『『ARMOR TIME!』』
『真!(ネオアルファ!)』
ゾンジスは元々有機体よりの姿が更に有機的となり両腕のカッター部分の鋭利さが更に増し ザモナスは左腕に複合武装スイープソーを装備した姿
仮面ライダーゾンジス・真アーマー
仮面ライダーザモナス・ネオアルファアーマーに変身した
「行くぞ」
「あぁ…狩り開始!」
ザモナスのスイープソーを発射するとアナザーファイナリーとゾンジスが走り出したのであった
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その頃 ハルトはと言えば、アナザーオートバジンに乗り込むとチフォージュ・シャトーの司令室(本編でキャロルが座ってるあの部屋)を目指していた
「怒りで疲労を感じないのは何でかな!今なら他の最強アナザーにもなれそうだよ!」
取り敢えずタイガ…ではなくドクターウェルを蓑虫にしてアナザーオートバジンの後部に取り付け引き摺り回している
「あばばばばばば!」
何か愉快に飛び跳ねているが俺の決闘の邪魔をした罪は重いのだ、ミラーモンスターの餌にしないだけ慈悲である
『まぁそう言うものなのだろうな』
変身解除してても肉体疲労がないのは疑問でしかないが今は感謝するしかないが
「ノエルはウォズ達が相手してるなら向こうのガードは手薄の筈…滅達はどうなってる?」
『あぁ…それはなー』
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その頃 チフォージュ・シャトー外壁部で戦闘をしていた滅亡迅雷vsオートスコアラーの戦いはと言うと
「本当、魔王の配下連中はゲテモノばかりですね!!あははははは!」
「その舐めた態度が気に入らねぇな雷落としてやる!」
ガリィの水攻撃は雷の持つヴァルクサーベルで両断した後、赤雷を帯びた斬撃は水壁を切り裂くがガリィは済んでの所で回避するというやりとりを数度繰り返しているが
(不味いですねぇ何故か知りませんが攻撃の精度が上がってますねぇ…)
「余所見してる暇があるかよ!」
『カバンショット!』
雷はアタッシュショットガンから収束弾頭で攻撃するのであった
「その赤と羽攻撃…派手過ぎるな!」
「いや君のトンファーやコインも大概だよ!」
レイアのコインを迅は背中の炎を帯びた羽を射出し相殺している
「しかし私たちの事をよく調べているのだな」
そう言うレイアの目線の先には両腕の鉤爪で襲い掛かる仮面ライダー亡の姿がある、先程近くにあった重機を操作して鉄球をレイアに投げつけたがソードブレイカーで両断された
「まぁね、あの人のソードブレイカー?を使われたら僕と雷の武器壊れちゃうからね」
雷の武器は剣、迅に至っては変身ツールなどマッチングは避けたかった相手でもある
「なるほど…まぁミカがいれば此方の勝ちは決まっているが」
「それはこっちのセリフだよ滅を舐めないでよね」
滅は冷静にミカのカーボンロッドをアタッシュアローで弾きながら反撃の矢を放っている
「何でアタシの攻撃が効かないンダゾ?」
「ラーニングによって進化する、それが人工知能の強味だ」
それに尽きる、そもそもオートスコアラー達はキャロルといた時代からハルト、千冬、束との模擬戦で戦闘データを蓄積させ続けていたのもあり滅亡迅雷はそれぞれが相性の良い相手て戦えるのだ…また攻撃パターンも分析済みである
「難しくてよくわからないゾ!」
ミカのカーボンロッドの一撃には滅も全力の一撃で答える、フォースライザーのレバーを一度引くと足に毒針が纏わりつくそのまま蹴り上げを行った
「分からなくて良い俺達はお前達を無力化するだけだアークの意思のままに!」
煉
滅 殲
獄
『STING DYSTOPIA!』
「ふん!」
「ダゾ!」
両者の激突で大気は強く震え滅の足に纏う毒針とミカのカーボンロッドは同時に砕けるとカウンターでアタッシュアローと追撃の一撃を行うなど待機中だったアナザーコアも驚く程の手並みであった
「これ…僕いる意味あるかな?」
ーーーーーーーーーーーー
強く揺れる振動にハルトは遠い目をした後
「あ〜取り敢えず大丈夫そうだな」
『だな……よし此処を右だ』
「ん…あ、邪魔」
到着したので急ブレーキかつドリフト停車の勢いでドクターウェルを近くの壁に叩きつけて気絶させておく
「あだ!」
「ここか…」
相棒の道案内された扉に入ると
「って医務室じゃん寄り道してる暇はねぇの」
『違う、此処に反応があったのだ』
「誰の……って成る程ね」
その目線の先には液体に浸ったポットに浮かぶクジョーがいた…恐らく治療中なのだろうが
「…………………」
『どうした?』
敵の首魁である此処で殺せば後の禍根は残らない……しかし
「寝込みを襲うのはちょっと……なぁ相棒一応だけど俺主役ぞ?そんなに倫理観がない奴と思われてるのはちょっと凹む」
俺にだって戦いの流儀はあるさ…そこまで外道と思われていたのかとショックを受けていると
『人質を肉壁にしてサーフィンする奴のセリフとは思えんな』
「それはそれ、コレはコレよ」
と返すが起きて暴れられるのも面倒なので
「生命維持装置をカットして異空間に放り込むか」
『それ言外に殺すと言ってるのと同じだぞ?』
俺のアナザーライダーで異世界に繋げられる存在は少なく繋ぐのは派手なのだ外で暴れてるもしくは他のネオタイムジャッカーのメンバーに現在地がバレるのは面倒くさい
『ハルト!それなら俺を使うんだ』
「アナザーフォーゼ?」
『実は最近、ヴァルコ・ゾディアーツの力を解析して擬似ダークネビュラに接続出来るようになってな!こいつを宇宙空間に飛ばしてやるぜ』
「そこは進化して得たコズミックステイツの力でワープ出来る様になったの方が嬉しいよ」
『……コズミックステイツに覚醒したからワープ出来るぞ!』
「訂正が遅いぞ馬鹿野郎!いやヴァルコでも良いよゾディアーツ好きだし……一応聞くけど超新星かと出来ないよな?」
あの強化できるなら使いたいとボヤくと
『え?出来るぞハルトが魔王化した時にな!』
「だからそんな情報はもっと早く言え!…ったく仕方のない奴だな」
『しかし珍しいな助けるのか?』
「ムカつくし何なら今この場で攻撃したいが
この野郎が警告したからキャロルと話せた…本当に大変、誠に不本意だが見逃してやる運が良ければ助かるかもな」
これで復活して来たら寧ろ心置きなく殺せるのでそれはそれで良いと判断した、今殺すとその辺が蟠りになって気分が悪い
「俺の気分だ文句は言わせん」
『フォーゼ』
アナザーフォーゼになり手をかざすと真上に現れたダークネビュラがポットを吸引して異空間へと引き摺り込んだ
「んじゃな」
取り敢えずコレでよし、とアナザーオートバジンに乗り込んで遂に目的地に到達する
『ここだ!』
「よーし!これでエンドゲームだ!」
ノリノリでドアを開けると、そこには
何もないただの荒野が広がっていた
「………あれ?」
おかしい俺はあの部屋に着いたはずだと思っていると
「漸く来ましたか、魔王」
優雅に佇んでいた男を見てハルトは驚く
「ノエル!?嘘だろウォズ達負けたのか…こんなあからさまにフラグ回収してんじゃねぇよ馬鹿野郎!」
だがノエルは首を横に振り
「残念ですが彼処にいる彼は分身…まぁ同じモデルの躯体に記憶を渡してるので同一人物とも取れますがね」
「……ま、まぁ俺は気づいていたがな!」
『いや思い切り騙されていただろう?』
「っさい……んで?何よ降伏しに来た?」
「まさか此処であなたを倒しに来たのですよ!!」
ノエルが取り出したのはおなじみのダインスレイフである、魔王化した俺にもダメージが入った剣となれば倒せる根拠だろうがなと慢心してたのがダメだったのか
「出でよ!」
と合図するなり別空間から現れたのは大量の屑ヤミーにヤミー…見慣れた奴からそうでない奴まで多様である
「ここはクジョーが拵えてた対魔王結界!他の世界と断絶してましてね自慢のオーロラカーテンで逃げる事も叶いますまい」
「………」
『忌々しいが言う通りだオーロラカーテンを開けんぞ』
「そして控えるヤミー軍団2万に対して貴方1人!この状況で何が出来ましょうか!!」
だがハルトはヘラッとした顔で
「…………あれ?これってもしかしてピンチ?」
惚けたことを言うのであった
『お前、大物になるぞ』
「既に国王ですが何が?」
『ダメだった…既に大物だった…いやバカか』
「一言余計なんだよ…まさか俺が逃げるとしか考えてないのか」
アナザーディケイドはオーロラカーテンってだけじゃないのにな
「成る程…現実を直視できないのですな可哀想に」
「え?別にピンチじゃないよ……ほら」
そうハルトが目線を上げた先には以前彼が使った魔法で現れる
悪魔門が現れていたのだから
「あ、アレは!!」
「魔法は使ってないんだけど」
いや何処から現れたと首を傾げていると扉がギギギと開き始めた
ノエルに過ちがあるならば自らの逃げ場も失うような方法を取らなければ良かった
その過ちも対価は命で払うことになるだろう
中から現れたのは
「お待たせ致しました、ハルト様」
「ごめんねハル、悪魔門開く魔力貯めるのに時間かかっちゃった」
「だが良いタイミングであったな!」
原初の三人娘に加えて、その副官や末席に至るまで大量の眷属達が門から現れたのだ
「留守居を除いた魔王直轄親衛隊500が勢揃いだ!」
と嬉しそうにカレラが言うが
「あれ?俺って親衛隊とか作ったかな?……あ、てか逢魔に避難しろって俺言ったよな何で此処にー」
一応命令違反を咎めたが
「ですがウォズ達は勝手に動きましたし、ハルト様の危機を救うために手勢を連れましたわ」
「はぁ…OK、これは命令違反じゃない、でかしたテスタロッサ、カレラ、ウルティマ」
「お褒めに預かり光栄ですわ…まぁ理由は別に…」
「そーそー、ジョウゲンに煽られたからとかじゃないからね!」
「それが本音だろ……ったく悪魔門どうやって開いたのさ?俺の魔力ないと使えないよな?」
「そこは…ボク達の魔法の力でハルトの魔法をこう…チョチョイと」
「深くは聞かないけどさ…ありがとよ助かった」
さて数では負けてはいるが質は最強となったし
「大乱闘とか…心が躍るな、皆!!死ぬことは許さねぇ…死んだら俺が生き返らせてからもっかい殺す!」
「「「「「はっ!!」」」」」
まぁ問題ないと判断してるがな、さて
「な、何だこいつらは……っ!お前はあの時の!」
「あら貴方は…」
突然現れた手勢に慌てふためくノエルの目線に映り込むテスタロッサの姿は流石に予想外だったようで呼び出した黒騎士の背に隠れた
互いに戦闘開始までに準備運動をしている中テスタロッサの魔力量が爆発的に跳ね上がった配下の悪魔は怯えるがハルト達は理由を理解した
「やっと見つけましたわ…しかし外野が煩いですわね…それにアレはハルト様の敵…どうしたら」
テスタロッサからすれば取り逃した敵でありハルトの覚えを悪くさせたと思ってる犯人だどんな手を使ってでも自らの手で始末したいが主人の敵を奪うことになる、これ以上不興を買いたくない…主君はその意を汲んだのか知らないが
「倒したいならテスタロッサに任せるカレラとウルティマは?何か意見あるなら聞くけど?」
ヤミーは俺がやらないとなと首の骨を鳴らす
「我が君が決めたなら仕方ないなウルティマ」
「そうだね〜ボク達は雑魚を相手するからテスタロッサのリベンジの邪魔しないであげるから感謝してよね」
「ハルト様、ありがとうございます」
「んや、この間のリベンジしっかりな」
「えぇ必ずや」
「ちょっとボク達への感謝が抜けてるよ!」
「あら?ハルト様は別ですが貴女達では手に余るから私に投げたのではなくて?」
「「何(を)!!」」
何というか安心する遣り取りにハルトは疑問に思い目線をノエルに向ける
「何というか安心感スゲェ…」
いやカレラも言ってたが本当に良いタイミングだなぁと感心してると
「お前達にそんな余裕があると思っているのか!!」
その声に3人の歪み合いはピタリと止まり目をギロリと向けると三人娘と配下達は笑顔を浮かべている
「さて我が君から許しも得たところで始めようか」
「ねぇ誰から死にたい?」
「ノエル…でしたか?貴方は私が殺します」
「んじゃ………行くぞオラァ!」
『ジオウ』
それと同時に全速で走り出し方やメダルの怪人 かたや冥府で争いあう悪魔とそれを従える魔王との最終戦が始まろうとしていた