無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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皆さま、カグ槌です!

アンケートの協力ありがとうございます!…何といいますか接戦してるのもありますので 100回前の短編で出してみるのも良いなぁと思ってたりしてます…良ければですがねw







戦い終わりて

 

 

 

 

 

老ハルトがジャマトライダーとドンパチしてるなど全く知らないハルトが意識を取り戻して見ていたのは

 

 

「見覚えのある天井だ」

 

 

逢魔の自室かとボーッとした頭で気絶する前後の事を思い出す

 

 

「そういやぁ……チフォージュ・シャトーや皆はどうなったんだ?」

 

 

『そこは俺が話してやるぜ!』

 

 

「検索エンジン!」

 

 

『寝起き早々それか!…まぁ良い簡単に話すぞ』

 

 

どうやら俺は3日近く寝ていたらしい、まぁ最強フォームに変身したり新しい力を使ったりと色々あったからな

 

 

んで、あの後チフォージュ・シャトーは世界を滅ぼす装置を積んでた部分は爆破解体して海に捨てたという……えと取り敢えずキャロルには環境問題で話す事がありそうだが、まぁサルベージして使うやつもいないだろうな滅びの歌を奏でる為のダインスレイフもへし折れてるし……あ、無銘剣直さないと

 

 

そのチフォージュ・シャトーなのだが…

 

 

『必要な部分以外は切り離して捨てたぞ』

 

「は?」

 

主に俺達の生活空間やポータル、そして自身の研究室などはそのままにそれ以外を投棄したとのこと何故と聴くと結社の人間が買い取ったらしいがプレラーティさんがシャトーの変わり果てた現状を見て発狂していたらしい

 

 

「キャロルは?」

 

『今現在、SONGs連中と司法取引中だ』

 

「それを先に言えよ!!」

 

『あ、おい話は最後まで聞け!』

 

ハルトは体を強引に起こすと扉を開けて部屋から出ようとしたが

 

「起きて早々何処へ行こうと言うのだ?ハルト」

 

まさかのサタンサーベルを構え仁王立ちし千冬が待ち構えていた…正直ゴーダよりも怖いが

 

 

「千冬!キャロルが大変なんだ司法取引とか何とか……向こうに捕まってるなら助けないと!!きっと何か色々されてるかも知れない!もしそうだったら…今度こそあの世界なんか滅ぼしてやる!!」

 

 

「落ち着け馬鹿者!!司法取引は主にエルフナインやナツキ達のものだ間接、直接的に問わず2人は我々側だったからな関係の精算をせねばとならんしキャロルには説明責任もあるのだ!」

 

 

「実際、キャロりんのホムンクルスな訳だしね自作自演とかマッチポンプとか向こうの政府の人に言われてたよ〜」

 

 

「は?誰だ、そんなふざけた事言った奴等を教えろ束、俺達が前にアレだけやったのに理解してねぇバカがいるなら今すぐ締め上げてやる…おいカリュブディス」

 

 

「は!」

 

 

「ゴオマとかバヅーとか暇してる奴全員呼んで来い…ガルルでも良いやライフエナジー食い放題の祭りに案内してやる」

 

そう言うと金切り音と共に鏡の向こうで咆哮を上げる契約モンスター達を見てハルトは言う

 

『!!!!!』

 

「お、テメェ等も来るかぁ?」

 

『!!!!!』

 

 

当然だぁ!と賛同してるので

 

 

「んじゃ行くぞ野郎共!」

 

 

1人ムービー大戦じゃあ!!

 

 

「止さんか怪我人は大人しく寝ていろ!!」

 

 

「そんな事を言う奴等は逆鱗に触れたテスタロッサ達から相応のお仕置きされたからさそれより、おはようハルト」

 

 

「錫音…それってどんな感じ?」

 

 

「まぁモス君が影でプチっとして変わりに擬態したワームを滑り込ませたってさ今後はあの世界の連中を良い感じで動かせるようになったよ…いやぁ早すぎる手並み、私じゃなきゃ見逃しちゃうね」

 

 

「そりゃ良い…つか流石だなテスタロッサ達…」

 

 

あとモスには特別な褒美を考えよう…うん

 

 

「あ、おはようハルくん!いやぁ久しぶりの逢魔の朝は爽やかだねぇ!ここにハルくんのモーニングセットがあれば最高だよ!」

 

 

「おはよう…作れるけど病み上がりだからね俺っ……って今はそんな事より!」

 

 

「帰ったか束、錫音」

 

 

「うん、キャロりんの話し合いも終わったよコレで護衛完了!」

 

 

「護衛?」

 

 

「束と錫音、それとテスタロッサ達に頼んでおいたのだ…私達が敵陣にキャロル単身で向かわせるなどそんな抜けた事をすると思ったのかハルト?まぁキャロルの腕は心配していないし…寝てるお前の代理として色々やらかしたのは謝罪するがな…束、首尾は?」

 

 

「勿論上々だよ!政府のお偉方のスキャンダルや逢魔の武力を背景に脅…こほん、あとは世界中の軍事基地をハッキングしてミサイルを此処に向けて撃っちゃうよ〜って紳士的な会話で2人をSONGの所属させる事で恩赦させたんだ!」

 

 

「何か物騒なワードが聞こえた気がしたが…気のせいか!ありがとう束!」

 

 

「どういたしましてぇ!」

 

 

……やはり俺と会って丸くなってても束ってやろうと思ったら白騎士事件起こせるじゃんと思った

 

 

『あの棍棒外交は完全にお前の影響だぞハルト』

 

 

「まぁな!」

 

『褒めてないのだ馬鹿者!!』

 

 

「それにキャロルの事もOKだSONGにカンドロイドやライドベンダー技術のレンタルくらいかな、向こうさん思ったより条件緩かったなぁ…今までの件で多少はこっちの力を把握してるから強気に出れなかったのかな?」

 

 

「まぁその辺の匙加減は任せていたが正直言ってハルトが暴れ回った影響の大きさに呆れるな」

 

 

「いやぁそれほどでもぉ〜」

 

 

「褒めとらんわ馬鹿者」

 

 

「けど一つ面倒な条件が…」

 

 

「何だ?」

 

 

「これ、ハルト絡み何だけど内容が内容だから本人に話して貰おうか」

 

 

「ん?」

 

 

「戻ったぞ…何だ起きてたのかハルト」

 

 

「キャロル!」

 

 

ヨロヨロだが慌てて駆け寄り抱き締めると

 

 

「離せ!…寝起きなのに力強いな苦しいぞ!」

 

 

「離すかよ…心配したんだぞ!」

 

 

「ハルト……すまなかった…」

 

 

「ん……また起きていなくなったらと思うと悪夢見そう」

 

 

具体的にはDRAGON KNIGHTのキッドがオニキス(リュウガ)になって仲間を手にかけるくらいの悪夢である

 

 

 

「それは此方の台詞だ目を話した隙に気絶してる馬鹿を見た気持ちになれ!肝が冷えたわ!」

 

 

 

「何だと!色々心配させておいてその言い方は無いんじゃないかな!心労重なってんだぞ!」

 

 

 

「黙れ!お前が倒れた場面だけ見て怒れるウォズやテスタロッサ達を止める身にもなれ!フィーニスなど『魔王の弔い合戦だ!』と言ってアナザータイムマジーンを壊しかけたのだからな!」

 

 

 

「それはごめん!!」

 

 

本気で世界の危機だったと冷や汗を掻いている……流石に笑えない冗談だろう

 

 

 

「だが悪くはないな…おいもう少し強くしろ」

 

 

「わーった」

 

 

「ふふ……」

 

 

と強く抱き締められご満悦のようだが

 

 

「キャロル、ハルトは病み上がりなのだそろそろ離れたらどうだ?」

 

 

「断る、これはハルトがやりたい事なのだろう?ならば…やらせてやるだけだろう?違うか千冬?」

 

 

ドヤ顔だったのが琴線に触れたのか知らないが

 

 

「ほぉ……キャロル、お前が起こした一連の件での私達の苦労も知らずによく言えたな!」

 

『カチドキ!』

 

 

「ねぇキャロりん…久しぶりだけど束さん達とお話ししようか?」

 

 

『HEDEN METALs ABILITY!』

 

 

「そうだね…一体君を取り戻すのに十何話かけたのかな?メイン回が私達よりも多いんだよ?」

 

『ドライバーオン…ナウ…』

 

 

「錫音その辺はメタいから辞めてくれ…」

 

 

「何だお前達、羨ましいのか?」

 

 

「「「そりゃそうだ(よ)!!」」」

 

 

「おいハルト、後でハグしてやれ」

 

 

「何で命令されにゃならんのか…いやまぁ皆には別でお礼とご褒美はと思ってたけど…何かして欲しい事ある?」

 

 

「それなら束さんはハルくんとの子供が欲しいな!」

 

 

「慎みを持とうか束は…まぁ私も…」

 

 

「まったくだ…って錫音もか、そう言うのは式を挙げてからだな…そう言えばキャロルはまだだったのだな付き合いが長いと自慢していたが?まだか可哀想に」

 

 

千冬、ドヤ顔しないでくれ…アレ?何か雲行きが怪しくなってきたな、よし離れよう

 

 

『残念だな相棒、もう手遅れだ』

 

 

「え?それ「ハルト」はい」

 

 

そうみたいだキャロルが俺を万力のような力で抱きしめている…いや鯖降りされている骨がミシミシとなっている音が聞こえる…

 

 

「そう言えば貴様、俺がいないのを良いことに束達とヤルことヤッてたのだろう?」

 

 

「な、何のことでしょうか?」

 

 

「惚けても無駄だバレてる」

 

 

「……………おい」

 

 

目線を千冬達に向けると全員素知らぬ顔でいるが

 

 

「お前たち…まさか」

 

 

 

「あはは〜べ、別にハルくんとユナイトベントした話なんてしてな「してんじゃねぇか!!」」

 

 

 

「それよりもだ早くコッチを見ろ」

 

 

「……………」

 

 

恐る恐る目線を下に向けると、それはもう良い笑顔のキャロルが俺を見ていたが…俺を見る目に光が篭ってなかった……離れようとしたが

 

 

「おっとオレを離さないんじゃないのかハルト?」

 

 

「この状況に危険を感じんだよキャロル!」

 

 

「何を怯える必要がある、これはお前のやりたい事だろ?…何天井のシミでも数えてたら終わる…」

 

 

「この展開は前に束がしたから天丼なんだよ!」

 

 

 

不味い…この圧力は色々とまずい、あ!押し倒された!

 

 

「さてと…では始めるか」

 

 

「い、いや…ちょっ!辞めて!皆の見てる前でとか羞恥心で死ねるから!」

 

「ならベットに…いや近くのホテルでどうだ?」

 

「近くにホテルとかあるかぁ!あるのは旅客用の宿泊施設だったりVIP用の迎賓館しかないわぁ!」

 

 

「ハルト…お前……以外と真面目にその辺の設備を整えていたのだな」

 

 

「いや整えるわ!我、王ぞ!…つか離せ!」

 

 

「断る!ふははは…悪いがこのまま…」

 

 

と危うしな所に

 

 

「あ、ハル起きた?」

 

 

「我が君!快復喜ばしいな!」

 

 

「ただいま戻りました」

 

 

現れたのは後頭部で腕を組んだウルティマと仁王立ちしたカレラ、そしてあらあらと困った顔をしたテスタロッサだった

 

 

「3人とも丁度良い所に来た…助けてくれ!!」

 

 

慌てて助けを求めたが少し見て状況を把握するなり

 

 

「ん〜やだ!」

 

 

「同じく!」

 

 

「え……テスタロッサは!?」

 

 

「申し訳ありませんわハルト様…だって」

 

 

「「「そんなに弱ってるハルト様(ハル)(我が君)なんて滅多に見れないから(な)(ね)」」」

 

 

「この悪魔め!!」

 

 

 

「悪魔だよ、ボク達はハルの事が大好きなんだ…勿論ハルの困って泣きそうな顔もね」

 

 

 

「人の絶望などを好むのは悪魔の性だ許せ我が君」

 

 

「私は…面白そうなので様子見ですわね」

 

 

「薄情者!」

 

『お前は他人のこと言えた義理かよ』

 

 

「…………アレ!ウォズ達は!」

 

『おい無視したぞ』

 

 

「あぁあいつ等なら少し野暮用とかであの世界に残っているぞ」

 

 

「そっか無事なら大丈夫だろう」

 

 

正直さ、アイツ等だけでも奏者倒せるだろうから大丈夫と思ってる

 

 

「まぁ夜の事は置いといて…さっき錫音が話してた条件についてだ…そのお前に迷惑をかけるかも知れないが」

 

 

「水臭いぜキャロル!まぁ今の俺は君が帰ってきてくれて最高に上機嫌だから迷惑な頼みの一つや二つくらいドンとこい!」

 

 

「押し倒されてる状況じゃなければカッコイイのだがな」

 

 

「バッと見は襲われてるからね」

 

 

「王の威厳などあったものではない」

 

 

今なら何でも出来そうと自信に満ちた声で言うと

 

 

「そうか…ならSONGsが改めてお前との対談を要求してきた、あの世界に言ってお偉方と話してきてくれ」

 

 

「ゴホゴホ……わ、悪いゲーム病に感染したから療養するので会えませんと伝えておいてくれ」

 

 

「いや君、バグスターでもあるから普通は感染させる側だよね?それにあのウイルスって人から人へは感染しない筈だけど」

 

 

「これはゲムデウスウイルスなんだよ」

 

 

「私達に近寄るな病原菌め」

 

 

「錫音は取り敢えず全バグスターに謝れ!」

 

 

特にポッピーピポパポやバガモンには謝ってもらいたい!良い子なんだぞ!

 

 

「スーちゃんの恐ろしい毒舌、束さんじゃなきゃ見逃しちゃうね」

 

 

「それより錫音の暴言で俺のゲーム病悪化してるから…よし、あの世界でパンデミックを起こそう」

 

 

「何、近くのコンビニ寄るノリで世界規模のバイオハザードを起こそうとしてるのさ!」

 

 

「けど、あの世界なら耐えられそうな奴が多そうだな…辞めておこう」

 

 

そんなパンデミックが起ころうものならナツキがまた死に戻るのは言うまでもないので止めておく、前にアナザーアギトを使ってわかったがアギトの因子持ってる奴がいる以上は変な覚醒など避けたいものである

 

 

「懸命な判断だ、さてそろそろ対談に向かうぞ」

 

 

「えー!まだ俺病み上がりなんだけど!」

 

 

「黙れ、さっさと行くぞ」

 

 

「いやだー!まだ逢魔でゆっくりしたい!久しぶりのベットでもう少し寝たい!よ

し!……千冬も一緒寝よ?」

 

 

「っ!そ、そそそそそ…そんな甘い言葉に私が惑わされると思ったか!!」

 

 

「いやチーちゃん、凄い惑わされてるよ」

 

 

「うん…いやまぁハルトに言われたらそうなるか」

 

 

「ダメ?」

 

 

上目遣いで攻めてみたが

 

 

「だ、ダメなものはダメだ!」

 

 

「あ、堪えた」

 

 

「そっかぁ……ちっ…」

 

 

やっぱり野郎の上目遣いとか需要はないか

 

『そっちの問題ではない』

 

 

「ま、まだ駄々を捏ねるようなら…」

 

 

と千冬は腰に収めているサタンサーベルの鯉口を鳴らしているのを見たハルトは顔面蒼白のまま

 

 

「腕の二、三本は覚悟しろ」

 

 

「壊した両腕治させて、また壊す気だよ〜あの目はやる気だよ〜ハルくんどうする?」

 

 

「はい!是非向かわせていただきます!」

 

 

「よろしい、では行け!」

 

 

「はい!……よし行くぞ!!」

 

 

『ギャハハハハハ!相変わらずシマラネェな!』

 

 

『ま、相棒らしいな』

 

「っせぇ…さっさと話打ち切って帰るだけ…面倒くさい事はさっさと終わらせるに限る」

 

 

「前までのカッコよさはどこ行ったのだ…」

 

 

「知らん、やる時しかやらない男だからな」

 

 

「いやぁ!実家のような安心感だねぇ〜」

 

 

「やっと平常運転に戻ったよ皆…本当に大変だったんだからねキャロル、君がいなくなったからハルト病んでたし」

 

 

「それは……悪いと思ってる…しかし病んでたハルトか見てみたいものだ」

 

 

「いや見てたでしょ最初の喧嘩の時にさ」

 

 

「あ〜ハルくんが大胆になった時のだね」

 

 

「いやその…オレが見たいのは、もっと精神的に病んでるハルトなんだ具体的には…そう!闇落ち5秒前くらいの!」

 

 

「何て歪んだ趣味を持ってるんだい?」

 

 

「そう言うと思って、キャロりんが不在時の情緒不安定のハルくんをバッドショットに記録させておいたのだぁ!皆で見よう〜」

 

 

「でかしたぞ束!」

 

 

「辞めないか!!そんなのよりメンタルがボロボロになって幼児退行したハルトの映像をガルーダに記憶させてるからそれを見よう!」

 

 

「一番錫音が痛めつけてないか?」

 

 

「てか何で俺、知らない所でタコ殴りされてんの?」

 

『エグゼイド 』

 

アナザーエグゼイドの力で回復したハルトだが

 

「おかしいな心は治ってない?」

 

『いや治るかよ』

 

 

どうやら俺のメンタルまで化け物ではないみたいだ

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

久しぶりのポータルを使って転移したハルトは近くのライドベンダーを使い待ち合わせ場所に向かっていた…途中アナザーオートバジンやサイドバッシャーが浮気か!と問いつめられたが…まぁその話は置いといて

 

 

「いやぁ!やっぱりポータルの移動は楽だな」

 

 

『オーロラカーテンの移動は連続して使えないからな』

 

 

「そう考えると理不尽だな士さん…ディケイドの力って…同じディケイドなのに何で差があるの?」

 

『それは向こうの経験値的な部分で勝るからだろうな』

 

「そう言うもんか」

 

 

『そう言うものだ』

 

 

逢魔に拠点を構えて頂いている破壊者の事をそんな感じで話していると、着信が入ったのでバイクを止めて誰か見る

 

 

「…………ナツキ?何?」

 

電話に出ると大声で叫び始める

 

【ハルト!!】

 

耳がキーンとなったので思わず叫び返した

 

「っせぇなぁ!」

 

『お互い様だろ?』

 

【そ、そんな事より!!大変なんだよ!】

 

「何が?」

 

【エルフナインが倒れた!!助けてくれ!】

 

 

「あ?」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

そう言われたので指定された病院に向かうと

昏睡しているエルフナイン、それを見守るナツキと奏者達がいた

 

「よぉ…ナツキ、テメェは病み上がりの人間に労働させるのが好きなのか?本当に性格悪いな」

 

 

嫌味の一つでも言わねば気が済まんとばかりに毒を吐く

 

 

「ハルト!」

 

「アナザーライダー!何故貴様が」

 

 

「ナツキに呼ばれたんだよ、テメェらとのチャンバラごっこなら用が終わったら相手してやる……んでエルフナインの容態は?」

 

「ずっと寝てるよ時期的にノエルが倒れた後からだ…何で……」

 

 

「俺は医者じゃねぇから専門的な事は言えねぇ…キャロル呼べよ」

 

「呼んだら大変な事になるからお前を呼んだんだよ」

 

「結果は変わんねぇだろうよ」

 

『ハルト、アナザーエグゼイド達の知識があれば真似事は出来るぞ』

 

「え?そうだったの?」

 

 

そう言われたのでアナザーエグゼイドの力を解放、付与された医療知識をフル活用したが

 

 

「異常無しか…コレ、ただ寝てるだけだな」

 

 

「けどおかしい……何で」

 

 

「昼夜問わず働いて疲れたとか?それならそれで問題なんだけど」

 

 

「いやそんなにブラックじゃないよ此処」

 

「本当か?」

 

 

「ハルト、ほら…その…そう!眠りとか夢に関したライダーや怪人の力を使えないかな」

 

 

「お前…人を猫型ロボットか何かだと勘違いしてる?まぁ、あるけど」

 

 

「あるんかい!」

 

 

だが夢や眠りに関連した力を持った怪人なんて…ナイトメアドーパントかアリエスゾディアーツくらいしか思いつかないけど…アリエスゾディアーツは本編でも昏睡していた人を起こせたから大丈夫だろう……一応幹部怪人なんだけどこんな緩い感じで使って良いのか?とか考えていると

 

 

 

「テメェがエルフナインに何かしたんじゃあねぇのか?」

 

 

クリスの発言に

 

 

「ばっ!クリスちゃん!!」

 

 

「は?」

 

 

少しカチンときた、

 

 

逢魔王国は基本的にテスタロッサ達と相談しながら法令を決めたがハルトが自ら定めた唯一絶対のルールが存在する

 

 

仲間殺しをする、また計画は重罪である

 

 

このルールがあるからこそ三人娘とて喧嘩はするが命懸けのバトルなどはないし、グロンギ連中も国民を対象にゲゲルを行うのは禁忌と定めている これはあのゴオマさえも守っているであるし、これが俺自身に化したルールであるからだ

 

 

絶対に仲間は見捨てない、傷つけない事

 

 

それは逢魔に与するものも対象となっておりエルフナイン達に危害を加える事はないのだが何故地雷を踏み抜きたがるのか…

 

 

 

 

 

「エルフナインの奴もキャロルに何かされたんじ「黙れ」がぁ!」

 

 

念動力の力で首を絞め、そのまま宙に浮かばせると

 

 

「あ……ご………」

 

 

「クリスちゃん!ハルトさん辞めてください!!」

 

 

「寝起きかつ病み上がりで動いてんのに、いきなり交渉に呼び出されるは暴言も吐かれたらイラつくよね…ノエルもいないから非常事態の協力関係もないし………ここで逢魔と全面戦争に行っても良いんだよ?」

 

 

「この人数を相手に勝てる気か!それに其方とて戦力を消耗しているだろう…それで勝てると思われるのは心外だな」

 

 

「俺1人でも問題ないし、あれが逢魔全軍とも言ってねぇけどな」

 

 

ハルトがドヤ顔してると同時に待ってました!と鏡の中から現れたのは

 

「!!!」

 

デストワイルダーであった、前回の失態を返上せんと我先にと駆け付けたのである

 

「よしよし良い子だな」

 

「アレはドクターの言ってた!」

 

マリアが驚いているが、そう言えばあのドクターどうなったんだドアの前で放置してたよな?

 

『あのドクターなら伸びてた所をマリアに保護されたぞ、んで今は麻酔撃たれて隣の部屋で寝てる、レックは知らん』

 

「ふーん………あぁまさかお前…」

 

「!!!」

 

『気づいたか流石は魔王様!ってさ』

 

 

「いやまぁ気づくだろうよ」

 

 

ミラーモンスターの習性を思い出して辟易した顔になる…多分ドクター食べようとしたんだなと納得した

 

 

ミラーモンスターには色々な習性があり、その一つが一度狙った獲物は必ず仕留める事

 

 

それは仮面ライダーナイトの彼女を彼の契約モンスターであるダークウイングが狙ってたりする事からもよく分かる、逃げるにはモンスターが倒されるまでSEALのカードで身を守るしかないと言う鬼畜仕様だが

 

 

「食べても良いけど腹壊すなよ?…つか食べない方が良いと思う」

 

「!!!」

 

 

「あれ…虎?」「クマさんみたいデス」

 

 

「白虎だよ以外と思うだろうけど……さ」

 

 

初見で誰が白虎って解るんだよ俺も熊にしか見えなかったってね

 

 

「俺が護衛の1人も連れてこないで敵陣ど真ん中に来たと思ってる?」

 

 

と言うなりミラーワールドから聞こえる金切り音とミラーモンスターの咆哮である

 

 

「残念、お前達は負けてんだよ兵力差で…分かったら少し黙ってろ」

 

 

「ごほごほ…」

 

「クリスちゃん!」

 

と能力を解除してクリスを落とすと咳き込む彼女に駆け寄る奏者、ナツキはやれやれと言った顔で

 

「程々にしなよお前は敵を作り過ぎだ」

 

 

「忠告どうも…どうせ、この世界に来るのも最後だろうし今更だ」

 

「え?」

 

「俺達はこの世界に来ない、元々キャロルを取り戻す為に来ただけだしこれ以上残ってたらまた何されるか分かったものじゃない…まぁ代理で誰かは送るかもだけど…それにお前としても最高だろ、この世界を

戦場にならなくて恩人が死なずに済むしな…喜べよ」

 

 

「……けど」

 

良い雰囲気を出してるハルトであるがナツキは知っている

 

 

数週間後にサンジェルマン達、パヴァリア結社の面々が武装蜂起することを、その際にメダル関連の技術で大暴れすることを、そして…

 

 

「取り敢えずだがエルフナインとお前にはホットラインは残したままにする…念の為に」

 

 

「どうしたよ珍しく優しいな」

 

 

「そりゃ未来の義妹と義弟の為ならな」

 

 

「……………………え!?」

 

 

「何でもない、さて早く終わらせるぞー」

 

 

「いや待て!お前今なんて言った!!」

 

 

『フォーゼ』

 

 

ハルトがアナザーフォーゼへと変身しホロスコープススイッチを懐から取り出した

 

 

「ポチッと」

 

そしてアリエスゾディアーツに変身して杖をエルフナインの額に当ててみるが

 

 

「あれ?」

 

何の反応もない……おかしい

 

「ほいっと起きろーエルフナイン〜」

 

もう一度試したがやはり反応しないな…よし

 

「ナツキ…ラリ○ー」

 

ナツキに杖を向けて能力を発動すると

 

「え!?どうし…zzz…」

 

 

即オチと言わんばかりに倒れ眠ったのを確認すると

 

 

「……ザ○ハ!」

 

 

「zzz…はっ!おいハルト!俺で実験すんなよ!」

 

「ふむ…やっぱり俺が使えない訳ではないのか…後、お前の意見は求めん」

 

 

『それ俺のセリフだ!』

 

「お前のものは俺のもの」

 

『俺のだ!』

 

おかしいな普通の眠りなら、こんな感じでアリエスゾディアーツの力で起こせる筈なんだけど…ならナイトメアドーパントの力で見ても恐らく同じだろう…多分これは夢の世界に囚われてるとかそんなのではないな…よし

 

 

「待ってろ……おいキャロルこっち来れるか?」

 

 

そもそも専門家を呼べと言う話であった

 

 

数分後、キャロルが来てエルフナインを見るなりとんでもない爆弾発言をした

 

 

「あぁ、こいつの寿命だ…確か設定した自滅因子(アポトーシス)でそろそろ死ぬ頃だったからな」

 

 

淡々とした発言に周りは驚いて固まる

 

「へ!?何で!」

 

ハルトも含めてだ

 

「オレは世界を滅ぼした後のことなど考えてなかった…だからオレの転生用素体になれない失敗作には万一敵に囚われた際、秘密漏洩防止のためにある程度短命に設定していたのだ、それと一定期間以上はそもそも生きられないようにもなエルフナインも元々の頭脳面が良かったからオレの助手にしてただけの廃棄躯体の一つに過ぎない」

 

 

「お前の方が魔王じゃね?」

 

やり方的に

 

「お前に言われたくはない!オレとて…何も対策を講じなかった訳ではない…コイツには色々借りがあるからなソレを返さないのはオレの本意じゃない」

 

 

「キャロルちゃん…」

 

 

響は何か感動しているが

 

 

「一応言っておくが勘違いするな!貴様等の為ではない!この馬鹿者がハルトの所に行かなければ…その…こんなことには…ならなかったのだからな!」

 

照れながらのキャロルに思わず抱きしめたくなる衝動を堪えたハルトは

 

 

「んで対策は?」

 

 

「シャトーに残してた転生用に残してたオレの予備躯体とコイツを融合させる……のだが」

 

 

「だが?」

 

 

「正直に言えばオレ以外にこの転生方法を試したことないから成功するかの保証がない……でだ」

 

 

「俺に手伝えと」

 

 

「そう言うことだ理解が早くて助かる」

 

 

「まぁな…エルフナインはキャロルと同じ遺伝子を持ってる…言うならばクローンみたいなものだ……つまり融合させるには……うおぉ!出来るじゃん俺!」

 

 

「なぁ…お前マジで猫型ロボットじゃね?」

 

 

「俺は彼処まで万能ではないさ…けどこれなら助けられるぞ!」

 

 

ハルトは合点が行き指を鳴らした、いるじゃん!こう言う事に適した奴が!

 

 

『私達の出番ね…そう融合態ロイミュードの技術を使うのよ!』

 

『バーロー!違うな此処はカリュブディスの技術を応用した人と融合するメギドの力を使うんだな!』

 

『いいや違う、ここは…エルフナインをバグスターにするのだぁ!ヴェハハハハハハハハ!』

 

『いやそれは俺のセリフだアナザーオーズ!』

 

 

どれも違う確かに平成や令和ライダーは人と融合する怪人も多く存在するが此奴は一味違う

 

 

「キャロル、その予備ボディを」

 

 

「安心しろ既に持って来ている」

 

 

「ナイスだ……んじゃ始めますか」

 

 

アレは歴代最弱怪人と言われているが、彼の能力程応用が効く奴は他にいないだろう…何なら使い手の性格が良かったから穏便に済んだ訳で悪い奴が使ったなら作中最強のメモリとしても数えられたかも知れないメモリの力な

 

 

『エターナル』

 

 

アナザーエターナルになるとスロットに二本のドーパントメモリを装填する

 

 

『GENE XTREME!MAXIMUM DRIVE』

 

 

「そぉい!」

 

 

そんな掛け声で両手に予備躯体とエルフナインを掴むと緑色の光が強く輝く

 

 

俺が選んだジーンメモリの力は自他問わずに遺伝子組み換えを行う……はっ!

 

「……このメモリで野菜とか果物の品種改良できるじゃん」

 

 

やはりこのメモリの可能性は無限大だな!

 

 

『今思いついたの!?』

 

ー帰ったら試してみよう果物や米とか色々と!ー

 

 

念の為 エクストリームで力を増幅させ細かい制御はアナザーWに丸投げしたが…

 

 

光が消えると予備躯体は消えキャロルに似たエルフナインがいたのである

 

 

 

「ハルト…お前…彼処にあったキャロルの体とエルフナインは何処にやった!」

 

「……君のような勘の良い奴は嫌いだよ」

 

「ネタは止せ」

 

 

「…………ん……あれ?」

 

 

「お、目覚めたかキャロルナイン」

 

 

「おい謎のキメラを作るな馬鹿ハルト!」

 

 

「あの…何してるんですかハルトさん、キャロル?」

 

 

「エルフナイン!大丈夫か何処か痛い所とかないか!」

 

 

「はい大丈夫ですよナツキさん…っ少し苦しいです」

 

 

「あ、ごめん…」

 

 

「い、いえ…その……嫌じゃないので…」

 

「え?」

 

まぁ側から見れば金髪幼女に抱きつく青年など側から見たら事案でしかないので

 

「通報しました」

 

「っ!ハルト!!」

 

「冗談…キャロルも言ってたけどさコレで貸し借りはチャラで良いな」

 

「あぁ…」「はいありがとうございます」

 

 

「エルフナイン」

 

 

「はいキャロル」

 

 

何か言いたそうな顔をしているのだが

 

 

「……………その体にある機能をつけた好きに使え」

 

 

「え?」

 

 

「帰るぞハルト」

 

 

「おーいキャロルさん、俺はこれから話し合いに向かうのですがぁ?」

 

 

「………そうだったな」

 

 

「お前が言った話だろう!」

 

 

「すまないな、お前の寝ている間にオートスコアラー達の復元をしていてな」

 

 

「「「「「「っ!!!」」」」」

 

 

自分達を苦しめる強者の復活!?と奏者達は身構えたが

 

 

「だが肝心の素材がない…わかっているすぐにボディを用意してやるから騒ぐな!」

 

 

「もしかしてガリィ達はキャロルの中にいるんですか?」

 

 

「俺と同じ…いやキャロルの場合は融合してんのか」

 

「あぁ…だから黙っていろ!…やれやれ4人でもうるさくて耐えられんのにハルトは倍以上いるのだろう、疲れないのか?」

 

 

「慣れたし何なら今も増えてるから…今はえーと…」

 

 

と話してると

 

『ヒャッハー!』x2万

 

『ハルト!アナザーライトトルーパー達がバイクに乗って暴れてるぞ!』

 

『ヒャッハー!』

 

『おい!あの馬鹿共を何とかしろ!!』

 

『い、イカれてやがる!』

 

「取り敢えずエンドオブワールドかマキシマムハイパーサイクロンしておけ、後で説教するから」

 

もはや慣れたものと答えたらだ

 

『了解だ!…アナザーカブト!』

 

『分かっている…地獄に堕ちろ!』

 

『MAXIMUM HYPER CYCLONE!』

 

『あぎゃあああああああ!』

 

 

『あぁ!アナザーライオトルーパーが宙を舞ってる!』

 

 

『ふぅ……暴動を鎮圧したぞハルト!』

 

 

「おーう…ったくライオット(暴動)が名前の由来で暴れてるなら、もうちょいなぁ…次暴動起こしたらアナザーライオトルーパーの体に仕込んでる毒使うって言っとけ」

 

 

『ひ、ひぃ!』x2万

 

 

本当に変な奴も来ちゃったよなぁ…まぁ拒まないんだけどな

 

 

「万人単位だな…」

 

 

「は、ハルト!?なんか遠い目をしてんだけど!」

 

「ナツキさん、アレはきっと僕達ではわからない世界なんですよ」

 

「エルフナイン!?だけどさぁ…」

 

 

「ナツキ、お前に心配される程まで弱い覚えはない」

 

 

『倒れてるアナザーライオトルーパー達!元気出せよ……んで俺の歌を聞けてけええ!』

 

 

『序でにポッピーの歌も聞けえい!』

 

 

『イエエエエエイ!!』x2万

 

『ハルト大変だ!アナザーパンクジャックとアナザーポッピーがアナザーキバやアナザーダークキバ、アナザー響鬼、威吹鬼、轟鬼…他のアナザー鬼ライダー達を楽器隊にして音楽フェスを始めたぞ!何!倒れたアナザーライオトルーパー達がライオブレイガンをペンライト変わりに応援しているだとぉ!』

 

 

「あぁ分かってる頭の中でガンガンするけどすんごい上手い音楽が聞こえるからさ…曲リクエストさせてよ、ほらあの…無音って奴!」

 

 

『あぁ!アナザーエターナルやアナザースカルが歌い始めた!お前達!いつからマイクを用意していた!!え?こんな事もあろうかだと!ハルトどうすれば…』

 

 

「それは全力で盛り上げろ、もっと音量を上げろおおお!」

 

 

その2人の生歌はご褒美でしかないぞ!

 

『いよっしゃあ!このフロアのバイブスを上げてくぜぇ!!』

 

 

「しまった…カボチャ頭を増長させただけだった…」

 

 

『ニャア!』

 

『METAL Thunder!』

 

『あれ?知らない奴がギターを鳴らしているぞ!!』

 

「もうしーらない」

 

 

 

億単位の金が動くダークキバこと音也さんのバイオリン演奏会とか松○さんや○川さんの生歌ライブとか凄いが

 

『お前達!』

 

お、アナザーディケイド!止めてくれるの?

 

『花火や酒を用意しろ!!!今日は無礼講だぁ!もっと盛り上げろおおお!』

 

 

『『『イエエエエエイ!!』』』

 

 

 

「…………………」

 

 

 

 

「どうしたハルト?」

 

 

「いや…アイツらが俺の中で音楽フェスしてる…」

 

 

「本当によく耐えられるな!!!!」

 

 

「五月蝿いけど上手い演奏だから怒れないし…まぁ頼れる奴らだから今回の件では色々と世話になったからな…好きにして良いよ」

 

 

『よし!ハルトの許可も出たし好きなだけ暴れ…』

 

 

「流石にやり過ぎないから大丈夫だよ、俺が寝たら辞めろよ……でないと爆ぜさせる」

 

 

『野郎ども節度は守れ!!』

 

 

『おう!!』

 

 

「よし」

 

 

「な、慣れてる…」

 

 

「キャロルも慣れると大丈夫、俺も最初は大変だったけど今は楽しいよ」

 

 

と達観した顔にキャロルは頬を引き攣りながら

 

「す…すぐにオートスコアラーのボディを治さねば音楽フェスなどあのバカ共はやりかねん…っ!お前達!良い事聞いたみたいな顔するな!設営準備だと…おいガリィ!!」

 

 

「大変そうだなアイツら」

 

「そうですね……これ…ふふふ…キャロル」

 

「何だ?」

 

「助けてくれてありがとう!」

 

「あぁ話は終わりだ、おいハルト行くぞ」

 

 

「え?ちょっ、おい!!手引っ張るなよ!後何で顔が赤いんだ!?うおおおい!」

 

 

「うるさい!黙ってオレをバイクの後ろに乗せろ!」

 

 

「え?そんなのよりオーロラカーテンで転移した方が、あいてててて!分かった分かったから!叩くの辞めてよ!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「んでエルフナイン、何を搭載されたんだ?」

 

「はい、それは…お楽しみにですナツキさん」

 

「そ、そうか…」

 

 

「これでナツキに……っ」

 

 

「え、エルフナインさーん」

 

 

「大丈夫ですナツキさんと既成「キャロルとナツキの奴、無垢なエルフナインに何吹き込んだ!!」ち、違いますよ!2人は悪くありませんから!」

 

 

「寧ろ心配だわ!あの2人から絶対悪い影響受けてるよな!」

 

 

「そんな事ありません!キャロルは僕に教えてくれました!」

 

「一応聞くけど何を?」

 

 

「押してもダメなら押し倒せと!」

 

 

「それだよ心配なのは!!つかキャロルの情操教育ってどうなってんだ!!ハルトすら押し倒せてないのに!」

 

 

「いや何でハルトさんが押し倒される前提なんです?……あ…そ、そう言えばキャロルちゃん達、話し合いがどうこうって言ってたよね?」

 

 

「あぁSONGsとの対談が恩赦の条件にって」

 

 

「そんな話叔父様からは聞いていないが…」

 

 

「秘密裏だったからじゃないか?」

 

 

「何か嫌な予感がする…」

 

 

「えぇ確か前に特殊部隊が投入されたのよね?」

 

 

「はい、んでハルトがブチ切れしてからと言うもの…」

 

 

「まぁソレに関しては…ナツキ済まなかった元はと言えば私が…」

 

 

「いやいや翼だけの所為じゃないって!」

 

「そ、そうだって先輩だけの所為じゃねぇよアタシだってさっきやられたし!」

 

 

「そうか……そうだな今は仲間の回復を喜ぼうではないか」

 

と盛り上がる中 ナツキだけは

 

「大丈夫かなぁ…」

 

そう心配しながら空を見ていたのである

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

同時刻、漸く到着したハルトは不機嫌なまま案内された場所に着いた

 

 

「はぁ……面倒くさい」

 

まだ連中は音楽フェスしてる…何?今から仮面ライダー主題歌メドレーだと…あ、フロッグポットで録音しといて

 

 

「つか、また倉庫跡地かよ芸のない奴等だな」

 

「仕方ないだろう?オレ達は言うなれば世界規模のお尋ね者だ、そんな奴を料亭に呼ぶ奴はいないさ」

 

「まぁな…しっかしこうなってくると暇だなぁ…精神世界に入って俺もフェスに出るか?」

 

もっかいアナザーバイスとLIVE DEVIL歌うかな?とか考えていると

 

「それはつまらん…オレが暇になる……その…だから…」

 

 

「分かったよ、んじゃ2人で待つか…ほらキャロル来いよ」

 

 

「うむ…では失礼する」

 

 

そう言うなりキャロルは定位置である膝上に座る

 

『おい貴様等!何か…こう……そうだ!…なんか良い感じの音楽をかけろ!このムードを盛り上げるのだ!』

 

『凄い雑な指示だな!』

 

余計なお世話だと言っておこうか、そしてアナザー響鬼達よ…その上手い演奏技術は俺ではなく魔化魍に向けての力だろう?使い方を間違えているぞ

 

 

ま、まぁ良い感じの音楽は助かるな…気も紛れる…しかしまぁ

 

 

「俺も変わったな」

 

最初は自分がいるべき場所へ帰る為の旅だった

 

 

気づけば仲間が増えて…相棒達の名誉回復も目的になったりやりたい事も多くなっていく内に

 

 

 

「帰る場所が増えちまった…はは俺って思ってるより欲張りさんなんだな」

 

 

好きな女の子達の為に世界に喧嘩ふっかけたり仲間の為に国を作り、繋がりが生まれ居場所が出来て、背負うものも出来た…何なら義娘の出来たと来た

 

全てはこんな俺を王様と呼び慕う者の為に未来を示す為に、俺が憧れる背中に手を伸ばし肩を並べる為に

 

 

「そうだな以前の貴様ならオレが暴れた所で無視していただろうな……それに知らんのか?貴様は欲張りを越した強欲だ捨てる事を知らずに見つけ、拾い、受け入れる…絶対に懐に入れたものを見捨てはしない…」

 

 

「かもな嫌なんだよ捨てるのが手放すのが…それは束や千冬、錫音…テスタロッサ、カレラ、ウルティマ……それと…」

 

「………………」

 

 

彼女を見ると頬が赤くなり瞳も潤んでるキャロルと目が合う

 

 

良い感じの音楽も最高潮になったその瞬間

 

 

 

「クロエだな…愛娘には勝たん」

 

 

キャロルは真顔になり頬色も戻ると静寂が周りを支配した、そして滑稽なBGMへと様変わりするなり

 

 

「そ・の・あ・た・りの空気読まなさは昔からまっっったく変わらないな!そこは【キャロル】って言う場面だろう!」

 

「っせぇ!今更過ぎて恥ずかしいんだよ!」

 

「焦らされたオレの身にもなれ!」

 

「んなのいちいち言わないとダメなのかよ!」

 

「それを言ってくれると期待していたからな!それと言わねば後悔すると学ばないのか!!」

 

 

「あ、あの「「黙れ(っせぇ!)」」…」

 

 

誰かいたがそんなの後だ、今は

 

 

「ほら言わねば、また貴様を忘れて世界を滅ぼすぞ!」

 

「この世界は別にどうでもよいけど……俺を忘れるのは困るんだよ!」

 

 

「ん?……っ!」

 

 

ハルトはキャロルを自分と向き合わせると

 

 

「絶対に俺の事を忘れられなくしてやる」

 

 

「っ////」

 

 

『こ、これがハルトなのか!』

 

 

『あのヘタレが自分から口説きに!ハルトが成長して俺…凄い嬉しい!』

 

 

『何で親目線なんだよアナザーバイス…』

 

 

『だがぱっと見、幼女を口説いているロリコンの絵だな…もしもしポリスライダーズ!』

 

『はいアナザードライブよ…さて犯人はここかしら?』

 

『同じくアナザーシザーズ…ふふふ任せておきなさい』

 

「同じくアナザーアクセル…お前を逮捕する!」

 

 

取り敢えずこの馬鹿共には後でお仕置きだな

 

 

「……………………」

 

 

「……………………」

 

 

互いに見つめ合い距離が少しずつ近くなっていく中

 

 

『おいハルト』『マスター』

 

「何だよ相棒」「何だガリィ…空気読め」

 

『いやキスとかしても問題ないが』

 

『周りを見た方が良いですよ?』

 

 

「あ?」「は?」

 

 

2人が目線を向けると少し気まずそうな顔をしている風鳴弦十郎と緒川慎二がいた

 

 

「そ、そのすまなかった……」

 

 

その一言がキッカケで2人は顔面がクローズマグマになったのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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