ラブライブ!~ゼロな二人~   作:ぷよでっせMARK Ⅱ

100 / 126
第九十話です!


最近、pixivの方でウマ娘の小説を執筆しています。
まだまだ完成までは遠いかもしれませんが、息抜き程度にやっていって投稿するつもりです。

それではどうぞ!


最後のH〜ミッション・風野〜

それぞれの日常

 

きっとそれはもう一つの幸せ。

 

しかし、何かが違う。

 

一人の少女が抗い、手に入れた可能性、いや

 

 

 

 

修復の絆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

質素な部屋の一室。

キタノエールの部屋だ。

彼女はベッドに身を包みながら天井を見上げた。

 

 

「…一番ってなんだろう、お父さん」

 

話しかけているのは天国へといなくなった父親。

 

涙ぐんだ目をしており、毛布に一滴の水滴が染みる。

 

 

私は一体どうすればいいの。

 

あいつらにまた負けた。

そしてグレネードの過去…

あいつは正直嫌なやつだと思ってたけど、実際は本当にいいやつだった。

けど、私はそれ以上に負けたことが悔しい。

もい一度、次は真剣勝負であのガキライダーらと戦って潰す。

けど、もし負けたりしたらあいつが悲しむ。

 

 

「…一番……てっぺん、頂上……あれ?」

 

 

なんで私、あいつが悲しむだなんて…そっか。

 

 

 

 

惚れたみたい、あいつに。

 

 

 

 

「…だったら、あいつの邪魔者は絶対に排除してやる」

そう決心し、キタノエールはシャドウメモリを手にとって家を出た。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「風野っ!!」

 

 

 

生徒会室に絵里の怒号が響く。

風野は反省していない様子を見せており、あくびをしながら胡座をかいている。

 

 

 

「なんでっ!!

 

 

 

 

 

学校に出前呼んでるのよ!!」

 

 

「別にいいじゃない、腹減ったんだし」

 

風野の横に机に置かれているのは、出〇館にて注文したカツ丼とピザ。

ホクホクとした湯気を出しており、風野はそれを横目で見ながらよだれを垂らしている。

 

「…何してんの風野ちゃんw」

その様子を、他の生徒会メンバーが話しかけてきた。

 

「いつものことやで、かっちゃんは想像の斜め上のことをするんだ」

「ハ〇ケリスト?」

「…まぁ、そういうもんやな、だって作者曰く、風野のモチーフはゴー〇ドシップ、ボ〇ボボ、ア〇ア(こ〇すば)らしいから」

「希は希でメタ発言しないでくれる!?もう一人じゃ収束付かないのよ!この状況!」

 

風野のカオスさに振り回される仲間たち。

そんないつもの光景の中、一人の生徒会会計がこんなことを…

 

 

「…そういえば、」μ'sの方はどうなんですか?私、結構応援してて」

「「……」」

絵里と希は少し顔を落として黙り込んだ。

 

「それ言っちゃだめでしょ!まさか知らないの!?」

 

「…え、うん」

 

キョトンとした顔で周りを見る会計。

 

「…ごめん、ちょっと私トイレ行ってくる」

「あっ…」

 

風野と同じ役割の書記が声を上げたが、そのまま風野は生徒会室から退出した。

 

 

 

 

 

放課後、

 

 

生徒会室から抜け出し、向かった先は屋上。

屋上の出入り口の屋根に登り、仰向けになって空を見上げた。

 

もう8月も後半。

セミのうるさい声は相変わらずだが、風の冷たさを一筋ながら感じる。

 

そんな時間を前に、風野の表情は若干曇っていた。

 

 

 

「…後悔ねぇ……」

一人寂しく、ポツリと呟く。

先日、翔と風野の違和感に気づいた荘吉が風野に言った言葉であった。

 

 

後悔なんて、昔からしてる。なんで私があのとき無事だったのか。

もし、炎人姉だったら、父も母も、私無全員救えたんじゃないかって。

 

それに、私は翔の姉だけど姉らしいことは何もできていない。

ふざけて笑わせたりするけど、本当は何もできないから構ってほしくてやってるだけ。

 

 

「…せめて守らないと、翔の大事な居場所、μ'sを」

 

風野は体を伸ばして立ち上がった。

 

それに、μ'sは私の居場所でもあるもの、居場所はたまたそれは、親友をも上回る…っ

 

 

日差しが強くなり、スタッと屋根から屋上のタイルに移る。

「…そうと決まれば、行動あるのみ!まずは…!まずは……どうしよ」

 

ノープランだった。

ひとまず、静かな図書室に行って何かを考えることにした。

 

 

 


 

 

空白のノートに何かを書き詰める。

そこには〇日目、〇〇などと、作戦案を書いている。

 

しかし、

 

 

「……威勢よくは言ったものの、やっぱり難しいわね」

少しづつ頭が詰まってきた。

かなりの難件であり、一人で考えるにはかなりの創造力を有する。

やはり、絵里がμ'sに加入したときのときのように、希と凛のような協力者が必要なのだろうか。

 

(一回、だれか協力してくれそうな人を思い当たる縁で探してみましょうか…)

 

まず、μ's以外だと璃奈ちゃんとメンバーの親御さん。私が知る限りなのは凛と穂乃果とことりのお母さん、他は…あ、メイドカフェのティルルさん、だけど今彼女はメイドカフェを辞めて別のところに働いている。他だと…生徒会メンバー?けど仕事忙しそうだものね…それに、私は璃奈ちゃんがよくいる場所とか家がわからないからコンタクトを取れない。…誰もいないわね…

 

 

ため息をして図書室のドアの窓から廊下を見つめる。

 

 

「ミカ〜今日クレープ行くよね?」

「賛成!フミコも行くよね?」

「行く行く!」

 

何処かで見たことのある三人の姿があった。

 

 

(…あっ、確か穂乃果のクラスメイトだったっけ?そういえば翔の手伝いもしてたような……ちょっと手伝ってもらいますか!)

 

 

風野はバッグに物を背負って図書室を静かに出ると、ドアを締めた途端に足を加速させて二人の背後に回る。

 

 

今だ!

 

 

壁をキックして三人の前に立ち、三人は唐突なことにビビった様子で風野を見た。

 

そして、目と目が合うのである。

 

 

「目と目が合ったらチンチロバトル!」

チンチロバトル、開始!!(カイジ風ナレーター)

 

 

てってっ、てれてってっててっててれてってって!(ポ〇モンXYのトレーナー戦闘BGM)

 

賭博高校生 風野が勝負を仕掛けてきた!

 

 

風野のはサイコロを振った。

 

カランカラン

 

 

 

 

 

ヒフミだ!

 

風野は自爆した!

 

 

ヒフミトリオは勝負に勝った!

 

「いや、なになになになに!?」

バトルが終わった途端、困惑した形相のヒデコが風野にツッコんだ。

 

 

「っと、冗談はここまでにして、ちょっとお願い!クレープでもなんでも奢るから!」

「「「?」」」

 

 


 

 

原宿 竹下通り クレープ屋

 

 

「チョコバナナクレープとバニラアイスクレープ、キャラメルチョコクレープと…トンカツクレープを一つずつ!」

「はい、合計3800円です!」

風野が財布から軽々と万札を出した。

その光景にヒフミトリオは驚いていた。

 

「…あの、風野さんってバイトしてるんですか?」

「敬語なんて使わなくていいわよ。…まぁそういうとこかしらね。あんまりおすすめはしないけど」

 

(仮面ライダーっては言えないし、かと言ってバイトというわけでもないものね)

 

この女、高校生にして仮面ライダー!

 

(今思えば、小学生で仮面ライダーの翔もなかなかおかしいと思うけど)

 

そう考えながらクレープとお釣りを受け取り、四人は竹下通りを進みながらクレープを食べる。

 

 

パクっ!

「ん〜!美味しい!」

フミコはあまりの美味しさに目をキラキラさせてクレープを食べながら足を進める。

三人が可愛らしい擬音でクレープを食べるが、風野は…

 

 

サクッ!

 

 

トンカツクレープ!

 

 

サクッとした肉厚に、ジュージーな衣。

そしてトンカツだけでなく、キャベツも包まれているというシャキシャキ食感。

味付けにソース、そしてキャベツ部分にマヨネーズ。

クレープ要素どこいった?と疑問になる。

だが、まだ終わらない!風野のトッピング!生クリーム!

甘いクリームにしょっぱいソースとサクサクな肉!

さて、風野の感想は…!?

 

 

 

「旨い!」

美味しかったらしい。

 

 

*注:風野の舌は馬鹿舌です。

 

 

 

「…さて、お話、いいかしら」

原宿駅にたどり着き、駅の自販機の横の壁に背中を置く。

 

三人はクレープを食べながら話を聞きながら頷く。

 

 

「お願いがあるの、μ'sを復活させるために」

 

 

なかなか穂乃果との接触が取れない。

別に穂乃果の家に行けばいいわけだが、少々圧迫させているようでプレッシャーを与えかねない。

そこで、私がいくというより、ことり、海未の次に仲が良いヒフミトリオに任せるという作戦だ。

 

「それで、どう?手伝ってくれないかしら」

「もちろん!手伝わせて!」

 

よし!

風野が心のなかでガッツポーズを決めたその時…

 

 

「あの…」

 

とある人物が四人に声をかけた。

 

「え?なんでここに!?」


 

 

 

次の日、

 

 

 

今日は生徒会休み!

早速取り掛かるわよ!

 

 

空は青く澄み渡っている。

今日が作戦日より、期限まではあと3日。

 

海未とことりから聞いた際、期限は来週まで。

来週と言っても来週の3日後ということで、あと2日。

 

今日までに色々なことをしないと跡がない。

とりあえず穂乃果は三人と、あいつに任せている。

まずはバイク使ってあそこに向かわないと。

 

 

音ノ木坂を出て、近くからすぐにバイクを使う。

なるべく急ぎで向かい、制服姿でたどり着いた先は…

 

 

 

 

 

神田明神 階段前

 

 

「…いた」

 

風野はバックから、自販機で買ってきたスポーツドリンク四本をバックから取り出し、とある人物等の前に顔を出した。

 

 

 

 

黒い布を目に巻き、白いカツラを装着して

 

 

 

 

「おつかれサマンサー!」

「いや五〇先生やないかい!」

「ぶんしんフ〇イント!」

「そっちはイ〇ズマイ〇ブンの五〇!」

 

キレキレのツッコミ。

それを行えるのは彼女しかいない。

 

 

「…んで、何しに来たのよ」

「あっ、風野ちゃん!」

「あ、ど、どうも…」

 

にこりんぱなだった。

 

 

 

 

 

 

「…はぁぁ!?穂乃果とライブしろって!?」

にこの大声が神田明神全体に響いた。

三人は休憩していて、風野が差し入れとして持ってきたスポーツドリンクを飲みながら話ている。

 

「えぇ、お願い、凛ちゃんと花陽ちゃんにも協力してほしいの!」

「…いいよ」

「わ、わたしもです」

「本当!?」

風野の言葉にまず、凛と花陽が賛成意見を出した。

しかし、にこは…

 

 

 

「…少し、時間をくれないかしら」

賛成とはいかないみたいだ。。

 

「それは…難しいわね、悪いけど、あまり時間は割けないの。今、決めてほしいわ」

「……」

しかし、にこは黙る一方。

 

にこだって、中途半端にμ'sをやめた穂乃果に苛立っているはずだ。

それに三年のにこはラストチャンス。

もう、スクールアイドルとしての祭典、ラブライブには参加できない。

 

 

「…しょうがない、ちょっとにこ借りるわね」

 

「え?ちょっ!どこ連れて行くのよ!っいや〜ん!こんなかわいいにこに〜をどこに連れていくの〜!?みんなのアイドルにこに〜困っちゃう〜!」

「…フッw(乾いた笑い声+馬鹿にする顔)」

「あんた今笑ったわね!?」

 

風野はにこを連れていき、バイクの乗車させた。

 

 

「行ってらっしゃいにゃ〜!」

 

「あんたたち助けなs「アクセル全開!」ニコォォォッ!?」

 

 

エンジン全開!150km!法定速度?ナニソレオイシイノ?

 


 

 

 

 

 

 

 

 

2時間後

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと…ここどこ……?」

 

 

「ここ?そうね、強いて言うなら…私が生まれ育った場所…

 

 

 

 

 

 

 

内浦…ね」

 

 

 

 

 

「生まれ育ったって…!?え!?じゃあここって!!」

 

 

 

 

 

「静岡」

 

 

何食わぬ顔で話した風野。

そんな風野ににこは思いっきり!

 

「あんた!なぁに考えてんおよぉぉぉ!!!」

バキッ!

 

 

 

ドロップキィィック!

 

 

「あばっ!」

内浦の海に沈んだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「…それで、何しに連れてきたのよ」

「まぁ、いろいろとね、昔の話」

すると、風野はとある場所の前で泊まった。

 

 

 

そこは、左家跡地。

何もなく、更地となったそこに風野は立ち、夕暮れの空を見上げた。

 

 

「…ここ、私の家だったの」

 

「……え」

 

「翔からも聞いてるでしょ?私達の家は火事で焼けてなくなったって」

「それは…そうだけど」

「…今となっては、懐かしいけど……思い出すわ、家族で暮らした日常。まぁ、翔はあまりこの家にはいなかったけど……」

 

「…」

「けど、それは、あの日に失われた。

 

 

財団Xによって」

 

 

 

 

 

「財団X…!?」

にこの顔が一層険しくなった。

 

 

「…最近知った事実なの、翔には絶対言わないでね。私の親は財団Xの表職員だったの。だけど、裏側を知って、恐怖を感じて色々あった両親は、財団Xから逃げてきたの」

 

「風野…あんた」

「わかってるわよ…もう、これ以上家族を失わせたくない」

 

 

「翔も…それにね私思うのよ」

「……?」

 

 

 

「家族の定義ってなんだろうって」

「そっか、風野の今の親は血が繋がっていないものね」

風野は小さくうなづき、海の砂浜に座り、にこと夕日を眺める

 

 

 

「…私と翔からしたら、μ'sは家族なの」

「家族ってのは、ともに笑いあえて、苦楽をともにして、ともに生きる存在。μ'sこそ、紛れもないそんな存在なの」

 

 

 

「家族…」

 

 

にこはなにか感じるものがあったのか、考えるような瞳をして、水面に石を投げた。

 

そしてしばらくして、再度にこが口を開く

「ねぇ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も風野の…家族なの?」

 

 

恐る恐る、少し怖い何かを見るよう風野に問う。

風野は微笑を浮かべた後、立ち上がって答えた。

 

 

 

 

「当たり前じゃない!私からしたら、双子の妹のような存在よ!!」

 

「…!」

 

風野が差し伸べた手を、にこが掴んで立ち上がる。

 

 

 

「…さぁ、帰りましょうか。今から帰ったら…20時すぎね」

 

 

「おっそ!…まぁ、今日くらいは許してあげるわ。さ、飛ばして飛ばして!!」

「OK!…あっ、ちょっと待って」

 

風野はバイクを出すと、後ろを見つめた。

その視線の先にあったのは、十千万。

風野の旧友である、「高海美渡」が勉強している姿が窓越しに見え、風野は小さく手を振って美渡に気づかれないうちにバイクを発進させた。

 

 

次に帰るのは、翔と一緒に。

願わくば、μ'sと一緒に沼津や内浦で生活したいわね…

 

 

少し悲しい表情をして、走り去るハードボイルダー。

風野のそんな顔を見たにこは、風野のポケットにこっそりハンカチを入れ、後ろに座りながら風野を抱きしめた。




第九十話
でした!

恐らく、一期終了まであと3話+エピローグの3.5話くらいです。
なので、もうすぐ二期編が始まるのですが…少し重大?なお知らせです!


二期からは、文章を台本形式にして、題名は、ダブル原作のようにアルファベットを入れる方針を外して、普通な題名にして進めようと思います。

なので、キャラクターの様子を表す文章が少し減るかと思います。

そして二期は全体的に一期の「数倍」展開が重くなることが予想されるので、注意です(語彙力)
それに、一度原作から離れてしまうストーリーも作ることになるので…



それとなのですが、来週の投稿で、アンケートを締め切ります。
正確には来週の投稿から次の日の夜21時頃になると思います。

ということでこちらのコーナー!


ゼロな二人小ネタ集



風野から見た矢澤にこ

・いじりやすい
・サッカーしようぜ!お前ボールな!!
・上記のことを言っているけど、本当は妹のような存在でもある。

もしかしたらまどマギキャラがμ'sメンバー誰かと入れ替わる?的な小ネタを作るかもしれないけど、その時誰にするか 最終版

  • 鹿目まどか
  • 暁美ほむら
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。