久しぶりのサンシャインストーリー…まさかの3、4ヶ月ほど間が開くとは…
そういえば先日、進撃の巨人を完結編前編までを見ました。
早く後編見たくてしかたありませぬ。
ハンジさんの勇姿にもう涙腺が崩壊、さらに次の話での立体起動を使うライナーにもう感動しかありませんでした。
とりあえずライナー、君はもう休みなさい。
…え?ガ◯山先生?あっ…
というわけでどうぞ!
夜
「…」
翔は考えている。
深夜…というわけではないが夜も遅くなってきている時間。
海に浮かんでいる船にいるからか、肌寒い。
軽く体が震えたが問題ない。
少しの間だけ布団に入ろうと体を動かした。
ふかぁっ…
さすがは船上パーティーをする大企業。
ふかふかだ。
もうずっとこの場にいたいと思えるほどの心地よさ。
リラックスをしていると、肩に違和感を覚えた。
誰かに掴まれているようだ。
捕まれ…いや違う、なんとなく抱きつかれているようだ。
その掴んでいる手は右に伸びている。
手の方をすかさず見てみる。
いたのはやはり真姫であった。
「疲れちゃったの?」
「い、いや、ちょっとな」
顔の距離が近い、それは目と鼻の先、吐息が当たる約一センチ。
「…離れろ、近い」
「だめよ♡それにベットが一つしかないし」
真姫が夕夏梨の部屋に移れば済む話だ。
もしくは少しの物理的な距離を取るだけの話。
翔はため息をしてベッドから上半身を起こした。
「…犯行予告が来たんだ」
「!?」
沈黙が続く。
「…犯行予告って、よくドラマであるあの?」
「ああ、ただ届いたのは俺じゃない、油島さんだ」
「油島さんって、たしか油島食品会社社長の…」
「ああ、風呂で知り合ったんだ。犯行予定時刻はわからない、だから一応、スタッグフォンのギアだけ渡して起動しておいた。何かあったら守ってくれるはずだ」
だがあくまで撃退が臨めるだけであり、もしかしたら…と言うこともあり得る。だから過信は出来ない。
顔が難しくなっていく。
…やっぱり部屋の前に立っておくべきだったか?
それなら確実だったかもしれない…いやでも犯人が現れるとは限らない…
あぁもう!正解がわからねえ!
「…くそっ!」
普段なら壁を思いっきり叩くのだが、今いるのは豪華な船。
弁償での金額は恐らく開いた口が塞がらない額であることが予想できる。
なので拳を思いっきり握りしめる。そのせいか、手が赤く染まってきた。
「…ほんと、これが翔の悪い癖よね」
そんな翔に対し、真姫は一言。真姫も起き上がり、そっと翔の右肩に触れる。
「いつも一人で悩んで、押し込めて、それで何か怪我をする。翔の昔からの悪い癖」
たしかにそうだ。翔はいつも迷惑をかけまい…と一人で行動し、そのせいで何かを失ったり大変なことが起きたり…
「…当たり前だろ、危険な目に合わせたくないからな」
「…相変わらず頑固ね、まぁそれが翔なりの優しさなのは私は理解しているけど…でも」
真姫はベッドから立ち上がり、どこへ向かうのかと思うと翔の目の前に立った。
次の瞬間…!
ぎゅっ…
真姫が抱擁をした。
そのまま押し倒される。
「ま、真姫…?」
「頼りなさいよ…もう、あんなことにはなってほしくないのよ…あんなこと………」
真姫の目が虚ろになっており、額に水滴も落ちてきた。
それほど嫌な記憶だ。
翔自身、もうあんなことは二度とごめんだ。
だが、守るためならしょうがなかったのかもしれないという気持ちも反面…
だが、悲しませてしまっては元も子もないかもしれない。
「…わかった、信じるぞ。でも危なくなったり身に危険が迫ったら関わるのはやめろ」
真姫は声を出しながら「うん」と頷いた。
心底翔は心配もあったが少し心が軽くなった。
頼れる人が増えることは正直嬉しいばかりだ。
「…でも、今はスタッグを信じましょう?もし襲われるにしても、この時間帯には来ないはずよ」
「………そうか」
この船内には夜中に危険なもの察知したら船内の設備を介して警察に即通報が行くようになっている。
そういうことを考えると犯人は昼間に行動する可能性が高い。決めつけは良くないがそう思っている。
とりあえず、今日はしっかりと休み、明日は主に油島さんの警護に回ってみよう。
「…なぁこの体制、いつまでやってるんだ?その…なに、するんだ?さっきから俺の背筋が怖いって悲鳴を上げてるんだが…」
「フフ…♡さぁ?何をするのかしらね〜」
…頑張れ、翔
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次の日…
朝食を済まし、売店で新聞を購入した翔。
そこにはドーパントの事件やスポーツニュースなど、様々な分野が画かれている。
「…ほぇ~、いや、日◯ムのユニフォームの主張強すぎだろ」
わからんでもない
日本◯ムファ◯ターズの黒、赤のユニフォーム、絶対あれは野球をする格好じゃない。
そんなことを考えながら次のページに。
次ページはドーパント事件だった。
「…先週、浅草でドーパントが出現して、通行人一人が…」
許せない。
そんな気持ちが翔を包み込む。
遺体には様々な切り傷があったらしく、刃物を使うドーパントなのだろう。
「…こんな日でもドーパント事件に夢中」
その時、着替えた真姫が隣にくっついてきた。
「構って…くれないのね」
真姫は腕に抱きつく。
「…夜構ってやる。だから放してくれ、」
なんとか振り切った。
今日からは油島を守るために警備しなければならない。
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「ではよろしく頼む」
ついに始まった警護。
やることは探偵のように尾行…ではなく
「な、なぁ、こういうのって尾行したほうがいいんじゃ」
横に並んで平行しながら移動している。
「…だって………恥ずかしいだろう」
油島さんは顔を赤面させた。
「おい、お前がそんな発言しても心に来るものはないぞ」
辛辣な発言ながら的確すぎる。
このじいさん、もしかしたら風野と同類なのだろうか。
いや、風野の方が上か。
そんなこんなで二人は歩きながら船のバルコニーのベンチに座る。
「…一応失礼ながら聞いておきたい。最近変なことは?」
「変なこと…ですか……」
考え始めたようだ。
「…最近、何者かに会社の通帳から何百万の資金が盗まれたことが……通帳の資産を開けるには会社の上層部と私と秘書の妻しか知らないはずなのですが…」
なるほど…と声を出しながら考え込む。
ここから考えられること…
犯人は油島の遺産を狙っていること…
あくまで一つだが、まだまだ謎があるはずだ。
今はその捜索をしなければ。
顔が難しくなる。
油島は信頼の眼差しで見ている…そんな時、
「油島か」
と声がした。
そこにいたのは青い髪で目付きが悪い猫背の男。
「…あぁ、三鷹か」
三鷹と言う男性。
誰なのだろうか。
「…この人は?」
「三鷹
ニヤッと笑う三鷹。
性格が悪そう…という第一印象。
「おいおい、その話はやめてくれよ?
おちこぼれさんよぉ?」
「っ!このガキ!」
油島は拳をなんとか抑え、睨みつける。
第二印象、生意気
「…おい」
我慢の限界か、翔は声を出した。
「誰だか知らねえが、お前が犯人として見ていいのか?」
勝負に出た。
油島はハッとして強く視線をギロリとする。
「…犯人?さあな、なんのことだかさっぱり」
わからなかった。まぁ、俺が犯人だ!というやつなんてただのバカ、こんなとこにはいないだろう。
だが、一応容疑者Aは浮かんだ。
まずまずだ。
「…というか君、油島の息子ではないだろう」
「ああ、俺は左翔、とある企業の代理できているただの平民だ」
「ほう…ははっw」
翔の姿を見て急に笑いだした。
「んだよ、なにかおかしいか?」
「いやいやとんでもないwただ…
油島もここまで落ちたか…ってなw」
「!!それはお主が企業秘密を盗んだからであろう!!」
険悪なムードだ。
一応ここからの話を説明しておこう。
油島の会社で働いていた三鷹は企業の秘密を盗み、会社を設立、そして盗んだ技術で会社を飛躍させてここまで来たらしい。
実際、呼ばれた業種は油島と同じ「食品」ではなく、「レストラン」みたいだが…
似ている業種として蹴落としたいという動機にも繋がってくる。
そうなると、今一番怪しいと思われるのは三鷹、まぁまだ三鷹としか話していないが、それでも一人固まってはきた。
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昼食
昼食の時間になった、
油島は食事に毒なんて盛られたら無理だ!
と言い、自室にて売店で購入した乾パンを食べるらしい。
だから、一人での昼食となる。
真姫を呼ぼうとしたのだがスマホが繋がらないため断念。
「…ぼっち飯か」
昼食は大勢がいるなか、ダイニングでのフランス料理と翔には全く無縁かつ、よっぽどの機会がないと食べない料理だ。
一口ずつ味わって食べ進める。
テーブルマナーなどは真姫から教わってマスターしているため心配はない…が
(美味いのかさっぱりわっかんねぇ…)
庶民の味しか食べてこなかった翔には別世界の味。
微妙な表情で食べ進める。
「…あら?真姫はいないの?」
カウンター席はないため、三人がけのテーブル席に座っていた、が一人が座った。
夕夏梨だった。
「…あぁ電話が繋がらなくて」
夕夏梨は「そう…」と呟き、一口ずつ食べ始める。
衝撃の一言が翔を襲う!
「そういえば貴方、真姫と一緒の部屋にしたけど娘の味はどうだった?」
「ガハッ!…は、はぁ!?」
むせてしまった。
というかこの親、なに考えてんだ!?
娘を譲るとか正気かよ!?
「おまっ!こんなとこで変な発言すんな!」
周りに聞かれてはなかったようだが普通に問題発言だった。
「あら…真姫ったらまだためらってるのね…」
「あの?まず俺、中学生ですよ?この前小学校卒業したばっかの中学一年ですよ?」
調子狂うな…なんかもう船降りたくなってきた。
…え?作者?お前が降りたらもうすぐ起こる事件が解決できないって?メタ発言やめーや、降りねえから
風野がいなくても狂い始めているのはなぜだろうか
まぁそんな事はさておき、少し恥じらいを感じながら翔は再度食べ始める。
だがこの時間、なかなか飯を食べさせてくれないようだ。
「翔〜!」
後ろからの柔らかい感触、希にも負けない…ゲフンゲフン!
「鞠莉か、ご飯中は静かにしてくれないか」
「Heyコック!ここまでお願いシマ〜ス!」
「おい、話聞け」
やばいって、なんか姉ちゃんみたいなやつだな!?絶対まぜるな危険だこいつ…
そしていつの間にかコックが料理を持ってきて三人がけのテーブルに座った。
「イタダキマース!」
鞠莉もご飯を食べ始めた。
マナーがしっかりしていてやはり船上パーティーを仕切る会社の令嬢と言える。
「…そういや、マリーは中学生か?」
「yes!まだピチピチ中学二年!」
ピチピチの使い方が間違っているような…
あっ、夕夏梨さんの顔に怒筋マークが…
「…てことは一個先輩か」
先程翔が述べたように、翔は中一である。
だが、鞠莉は驚いたように目をぱちくりさせた。
「えぇ!?大人っぽいから歳上だと思ってたわ!…言われてみれば…ベリーCute♡」
「あ、あはは…」
テンション狂う…
風野とは違う狂いかただ…
だが案外休息にはなる…のだが休息はあまり与えられなかった。
「ひぃぃゃぁぁぁぁっ!!!!」
叫び声がした。
宿泊棟からだ。
その声はダイニングにいる大半に届いた。
「…まさか!」
嫌な予感がした。
寒気が背筋を走る。
気がつけば風のように走っていた。
そこに待ち受けていた光景…
派手な衣装をきた女性が尻餅をついて、青い顔をしながら「あわわわ…」と部屋の外に倒れている。
目線を追うと、そこには乾パンを散らかして倒れている男の姿が…
「…嘘……だろ………?」
それは先程まで警護していた男、
油島だった。
サンシャインコラボストーリー第四話でした!
ということで次回から推理と共にドーパントも出現します!
最近、虹にてDiverDivaのEternal Lightを再生していくうちに、愛さんの歌声にもときめきました!
あれ…?虹って最強なんじゃ←今更
まぁSaint snow は殿堂入りなんですが
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もしかしたらまどマギキャラがμ'sメンバー誰かと入れ替わる?的な小ネタを作るかもしれないけど、その時誰にするか 最終版
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