ラブライブ!~ゼロな二人~   作:ぷよでっせMARK Ⅱ

28 / 126
過去編第二十六話です!

約二ヶ月前から部活で腰がいたくなり、病院に行ったところ、分離症らしいです…
治りにくいみたいなので上手く付き合います!

それではどうぞ!


Lが降る~アンチが来たのだ~

悪魔の風野カレー事件から約二週間…

 

二人はメモリロイドの完成品を貰った。

風野は前のスマホケースにひびが入っていたため交換をして、翔はカメラをマネージャーの仕事として使用するためいつも携帯するようにしている。

 

そんなある日……

 

「おはよー!」

穂乃果は朝練のためにいつもの神田神宮に来て、そこには既に翔とことりがいた。

 

「おはよ!」

「おはよう!穂乃果ちゃん!」

すると穂乃果はあれ?とした顔で回りを見始めた。

「ねぇ、海未ちゃんは?」

「由里ちゃんは弓道部の方の朝練に行ったよ!」

「そうなんだ!…ってか名前間違えるの好きだよね」

「何だろう…すいちゃんっていじりたくなるんだよね…」

二人はその言葉を聞き笑いだした。

 

「いじりたくなるってw」

「まぁ、早く始めちゃお?もうすぐ一年も来ると思うし…」

そのときだった。

 

 

「………」

どこからか視線を感じる。もちろん三人は気づいてしまった。

 

 

「…誰かいるの?」

「まさか…じゃあ私階段の方に行ってくる!」

穂乃果は階段に向かった。

 

 

「じゃあ私はダンスをするから指摘とかおねが「うわっ!」!?穂乃果ちゃん!?」

急に穂乃果が悲鳴を上げた。多分ここの左だ。

 

「大丈…夫?」

穂乃果はデコを赤くして倒れていた。

そこには赤い縁のサングラスの不審者らしき女性がいた。

 

「…穂乃果ちゃんに何したの?」

翔は詰め寄りだした。

不審者らしき人は一瞬怯んだが、すぐに我に返ると…

 

 

 

 

「あんた達、とっとと解散しなさい!」

 

 

 

と、言うと走って逃げていった。

 

その早さは今のμ'sに匹敵するぐらいだろう。

そして、ヒューと風が吹く音がなると…

 

「…今の、誰?」

呆然としたことりが穂乃果を膝枕させながら呟いた。

 

 

(今の人…どこかで)

 

 

そんな中、翔は難しい顔で考えていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

音ノ木坂 放課後

 

「じゃあ全員揃ったね!」

μ's六人と翔は二年教室前の三階に来た。

 

「じゃあ今日も練習頑張るにゃ!」

凛は気合いが入っている。

 

「だね。にしてもことりから聞いた、今日の朝の人は一体誰なんでしょうか」

花嫁は困った顔をしている。

 

真姫と翔は二人で話していた。

「今日は大丈夫そう?昨日はミスが多かったけど…」

 

「そ、それは…この前やったステップが格好悪くてあまりにも酷かったからで…!」

 

するとその話を聞いてしまった海未は突如として顔が暗くなり、髪をさわり始めた。

 

「あの…そのステップ考えたの…私なんですが……」

「ヴェ゛ェ゛?す、すみません…」

真姫は頭を下げた。

 

その様子にみんなは笑っていた。

 

「そうだ、今日もやろうよ!点呼!」

穂乃果が手を前に出した。

「何回目ですか?毎回やってますよね」

海未は少しあきれた表情をしながら渋々手を伸ばした。

「だってせっかく人数が増えたんだし…」

そして、

「1」

「2」

「3」

「4」

「5」

「6」

と次々メンバーが言う。

「……」

だが、翔だけは手を伸ばさず、黙ってみていた。

 

「…翔はやらないの?」

 

真姫はやってほしそうな顔……いや、この場にいる六人全員がそんな顔だった。

「ぼくも?…僕はマネージャーであって本当のμ'sではないよ」

翔は首を振った。悪魔でマネージャーだからμ'sではないと思っているらしい。

「どっ、どうして…私たちからみたら翔君は大切な仲間なんだよ?」

花陽は涙目になっていた。

「仲間…」

翔はそんな言葉を呟いた。

そして、他の教室や廊下から聞こえてくる他生徒の声が強く聞こえるようになった。

 

「…わかった、でも裏切っても知らないよ?」

 

と翔は少し冗談も要り混ぜて言った。た

「裏切るなんて…私たちがそんなことさせないよ!」

穂乃果は元気そうだ。

翔はそんな様子を見て微笑んだ。

「…じゃあ、7!」

みんなと同じく翔も手を出したことで、新生μ's全員の円陣が完成した!

 

のだが……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

屋上

 

「なんで雨が降ってるの…」

翔は残念そうな顔で空を見上げている。

練習のため、屋上を使おうとしたが結構雨が降っていた。さらに、水溜まりも所々大きいのや小さいのがあり、練習をするのは厳しい状況だろう。

 

「天気予報だったら晴れだったのにね」

「…残念だね、じゃあ今日は終わりかな?」

とことりと花陽も同じ表情をした。

だが、諦めない人が二人……

 

「大丈夫だよ!」

凛は走って外に出た。

「凛ちゃんの言うとおりだよ!ほら!」

穂乃果も凛と同じように外に出た。

「ふ、二人とも!風邪引きますよ!」

海未は連れ戻そうと呼び戻すが帰ってこない。

 

 

「んーっ!テンション上がるにゃ~!」

 

すると凛は、驚異の身体能力を発揮した。

 

そう、凛は二連続のバク転を決め、そのうえ、着地すると同時に回転をして水溜まりから水しぶきを上げた。

 

「おおっ!」

 

翔はすかさず拍手をしたのだが……

 

ドザーッ!

 

雨はさらに強くなってしまった。

「二人とも、今日は中止にしましょう、帰りますよ」

 

「えー!?帰っちゃうんですか!?」

「私たちバカみたいじゃん!」

二人はそんなことを言い、

「バカなんです」

と、海未は言った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秋葉原 ファストフード店

 

その後、七人はこれからの練習場所をどうするか考え始めた。

ファストフード店ではそれぞれがハンバーガーのセットなどを買った。翔は、毎月四千円までの小遣いがあるのでそのお金で買ったようだ。

 

雨はなりやむことなく降っている。

そんな中…

 

「パクパク」ムスッ

その怒りを食にぶつけていた穂乃果。

 

「穂乃果!イライラを食にぶつけたら太っちゃいますよ!」

 

海未は注意したが、穂乃果は聞いていないようだ…

「だって!これから雨の日が多くなるんでしょ!?練習できないじゃん!」

その場にいた翔、真姫、花陽は「まぁ…」という顔で考えていた。

 

その時だった…

 

 

ヒュッ!

 

 

と隣の机から手が出てきた。

 

……?

翔は見逃さなかったのだが、気のせいだと思った次の瞬間…!

 

「……?」

穂乃果はポテトの空箱を動かした。

すると

 

「海未ちゃん!私の食べたでしょ!?」

と唐突に海未にキレ出した。当の本人は呆れた顔で見ていた。

「なんでですか!?自分が食べたことも忘れたのですか!?全く…って、穂乃果も私の食べましたね!」

と次は海未のポテトもなくなった。当然、これは穂乃果だと思うだろう。

 

そんなとき…

 

「ん?何かあったの?」

とことりと凛が注文されたものを持ってきて座った。

 

「実は…」

と翔は訳を話すとことりは興味深そうに聞いた。

 

「…そんなに食べたいならさ、僕の上げるよ、はい!」

と説明を終えると翔は穂乃果にポテトをあげた。

 

「翔、さすがにそこまでは良いですよ!穂乃果も食べませ「うん、美味しい!」穂乃果!」

海未はついにキレたのか翔ぎあげたポテトを奪い取り、翔に返した。

「あのですね!ポテトが足りないからって小さい翔から貰ったポテトを食べるのですか!?」

「だって、翔君が良いっていったもん!」

二人はいつの間にか口論をしていた。

 

「…喧嘩するほど仲が良いんだね」

翔はことりに話した。ことりも「そうだよ」と小さい声で話し、二人は微笑んだ。

 

その時

 

 

「あっ!う◯ちだ!う◯ち!」

「静かにしなさい!」

と隣から聞こえたが、しっかりとは聞き取れなかった。

 

 

するとだ、真姫が…

「翔」

 

真姫が翔を呼んだ。しかしその気配は何か怖い、簡単に表したら…なんかドロッとしてるような…

 

「……な、なに?」

翔は怖じ気づき、恐る恐る右を見た。

 

 

「ナンデ、私以外の人にワラッタノ?」

「わ、笑った?」

真姫の目には輝きがなく、紫色のいつもは眩しい目が毒々しくなっていた。

穂乃果と海未も困惑にとられたかおで振り向いた。

「アナタはね…私だけに笑顔を見せればイイノ……わかった?」

翔はプレッシャーに圧され、頷いてしまった。

 

すると、真姫は翔を持ち上げて自分の膝の上に乗せると翔を座りながらバックハグをするようにして、ギュッと抱き締めた。

その異常行動に凛に花陽、ことりは勿論のこと、先程まで騒いでいた穂乃果と海未も泣く子も黙るほど黙っていた。

 

「…にしても、練習場所はどうするんですか?」

花陽は脱線した話を上手く戻し、その話となった。

 

 

「練習場所…誰か良いところを知っている人は…」

 

やはり、誰も心当たりがないようだ。辺りが静みかえるなか、他の人の話し声が聞こえてくる。

 

「はぁ…部の申請が出来れば練習出来るのになぁ…」

 

「まだ部は作れないの?」

翔は聞いた。

 

「うん、五人以上いないと申請できないらしくて…」

 

 

………五人?

 

違和感を感じた七人。

 

「え、だって私にことりちゃんに海未ちゃん…それに、真姫ちゃんに花陽ちゃんに凛ちゃん、あと翔くん」

「いや、僕高校生じゃないよ?…ってか」

 

 

 

「六人いるよね…」

 

 

 

ことりの言葉で少しの間、沈黙が生まれる。

そして…

 

 

「あっー!部の申請できるじゃん!」

 

穂乃果は叫ぶ。

 

 

 

「忘れてたんかーい!」

 

 

 

え、

 

 

今、ドア越しに穂乃果がツッコまれた。

 

そして、壁越しにいた人はやべっ、と思ったのか隠れた。

 

 

「…あの、五人で申請できるんですよね?」

 

「そうだよ!明日にでもやらないと!」

穂乃果はやる気に満ちていたが、真姫は呆れた顔をしていた。

 

「ほんとにこの人達大丈夫なの…?ねぇ翔」

翔はさぁ?と思い、首をかしげた。

 

「そうと決まれば早く食べな…?」

穂乃果がハンバーガーをとろうとすると…

 

スーッ…

 

 

壁の隙間から穂乃果のハンバーガーをとろうとしている腕が見えた。

やはり、翔が見えていた通りだった。

 

 

「……」スッ

 

気配に気づいたのかその腕はハンバーガーを戻し、ゆっくりと手を引っ込めていく……

 

「まてーい!」

穂乃果は立ち上がり、逃げていくハンバーガー泥棒を捕まえた。

 

「くっ!離しなさい!」

 

ハンバーガー泥棒は暴れるがなかなか穂乃果は離さない。

 

「あんた達!早く解散しなさい!」

 

…あれ?この人、朝の……

 

「解散って!まさかこの人が!?」

花陽はハンバーガー泥棒をみていた。

穂乃果は…

 

「そんなことより私のポテト返してよ!」

「そんなこと!?」

花陽は穂乃果にツッコミを入れた。

 

「はい、あーん!」

ハンバーガー泥棒は穂乃果を煽るように口を開けて見せた。

 

二人の喧嘩が続くなか、翔は思った。

 

(多分、この人は僕たちに足りない何かを知っているのかな…)

 

 

「ねぇ、ひとつ聞きたいけどさ…君は僕たちの足りないことを知ってるんだよね?」

 

「…そうよ!あんた達早く解「だったら教えてくれない!」は?」

 

「教えてよ!僕たち、治してみるからさ!」

翔は頭を下げ、六人の視線はハンバーガー泥棒に集まる。

 

 

「…うるさい!」

しかし、うるさいと翔は怒鳴られた。そして怒った顔で穂乃果を振りほどこうとしていた。

 

 

 

もし…このときに返答をしていたらこんなことにはなかったのに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ドンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろから机が叩かれた。

真姫だ…

 

 

「貴方、今翔にナンテイッタノ?」

 

「え?」

混乱をしているハンバーガー泥棒。

 

 

 

「今翔にナンテイッタカ聞いてるのよ!」

 

 

 

「ヒイッ!」

真姫は大声で叫び首を掴んでいた。他のメンバーでさえ驚いている。

 

「もう一度イッテミナサイ…うるさいって言ったのは私の聞こえ間違いカシラ!?」

首を掴む力がかなり強くなっていき、睨み付けている。

 

まずいよ!

 

 

「やめてよ真姫ちゃん!」

「どうして!?こいつは貴方を侮辱したのよ!これぐらいしてやらないと!」

右手だけ掴んでいたが、左腕も掴むようになり、ハンバーガー泥棒の人の顔が徐々に青くなる。

 

 

「僕は気にしてないよ、だから、早く離してあげてよ!」

「…翔」

 

 

真姫は手を離し、ハンバーガー泥地面に膝をつき、激しい呼吸をする。

 

 

「ハァッ…ハァッ…なんなのよあんた達!」

ハンバーガー泥棒は走って逃げていった。




ということで第二十六話でした!
真姫ちゃんのヤンデレが進む…
いいぞもっとやれ←



そして前回までに、μ'sメンバーをどちら派にするか、ここに書くのを忘れていました!すみません!
一応こんな感じです!

翔派 真姫 ことり 希 海未 花陽

風野派 絵里 にこ 凛 穂乃果

になる予定です!
A-RISEは全員翔派です!
もし、誰々を◯◯派にしてほしいなどの要望があれば感想までお願いします!真姫と絵里、希、A-RISEは変えれませんが他のメンバーは取っ替えたりします!

よければ、感想や、好評価などお願いします!

もしかしたらまどマギキャラがμ'sメンバー誰かと入れ替わる?的な小ネタを作るかもしれないけど、その時誰にするか 最終版

  • 鹿目まどか
  • 暁美ほむら
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。