今回の話しは結構短めの内容になります!
次回も短め…かな?
それではどうぞ!
音ノ木坂学園、今風野とにこは教室で話し合う…いや、風野が説得させていた。
夕方になっていた。
電気がついていないため、夕日だけが二人を照らす光となり、オレンジ色の光が窓から入ってくる。
「ねぇ、なんであの子達、翔とμ'sを認めないの?」
「!さっきもいった通りね!あんなやつがアイドルを汚してるのよ!…ったく、これだから素人は!」
にこは苛立っているようだ。貧乏ゆすりをしているのも伺える。
「…別に、素人でも良いじゃない」
「はぁ!?」
そこに、風野は火薬をぶちこんでしまった。回りの空気は最悪とも言える状態となる。
「だってさ、誰でもはじめは素人じゃない。はじめからプロがいるかっつーの」
だが、風野にもしっかりした理由はあった。
確かに、風野のいう通り、誰だってはじめはド素人だろう。素人からファンになるってのが筋みたいなものだろう。
にこはその言葉を聞いて一瞬黙ってしまう。
だがすぐに…
「ば……バカじゃないの!?そんな話が通用するわけ…」
でも、正論だと感じたのか言い返す言葉が出てこないようだ。
「認めなさいよ…確かに、あの子達は素人よ、だから、スクールアイドルを知ってる貴方が教えてあげてほしいの!」
「…知らないわよ!」
にこは席を立ち、教室から出ようとドアのグリップを握る。そのとき、風野はこんなことを言った。
それは、にこの今の状態を表していて…!
「…貴方の心、泣いてるのよ。わからないの?」
「っ!」
にこはその言葉を聞き、胸が痛くなったのかわからないが、目から水滴が落ちてきた。
「…わかっているわよ、去年に転校してきたあんたよりかは!」
バンッ!
そして、勢い良くドアを閉めた。
教室には虚しく風野一人がポツンと残ってしまった。
「にこ…」
ため息をすると、その雰囲気を煽るかのようにカラスの鳴き声がする。
「…どうしたら良いのよ」
誰もいないことを確認し、悩んでいる風野はサイクロンメモリを取り出した。
メモリは風野を心配するかのような反応…点滅をしていた。
~OP 僕らは今のなかで~
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※にこ視点
みんなー!こーんにーちはー!
みんなの、にこに-だよ!
ごめん、ノリ変えるわ…
私は小さい頃からアイドルに憧れてた。
そんなある日、小学生の時に見たスクールアイドル…
私はそのとき小さい小学生ながらも高校生が踊る姿に感動した。だから、スクールアイドルが好きになったの。
…え?今も小さい?
ぶっとばすわよ!?
…まぁ、こんなところにしておくわ。
私には昔、大好きなパパがいた。
「ぱぱ!にこね!おっきくなったらスクールアイドルをやりたい!」
「そうか!良い夢だな!永遠に信じていれば絶対叶うぞ!」
私のパパ。
少し茶髪で母と同じ赤い目。背が小さいのもパパの遺伝なのかも…
実は、私のパパは仮面ライダーだった…。
だけど、帰ってこれるのは二週間に2日ぐらい…そもそもパパは一人で私が知らない土地で闘っていた。
確かに、パパとは思う存分遊べなかったけど楽しい日々だった。
だけど高校一年に上がったある日。
「パパ!目開けてよ!パパ!」
…パパは変身したまま死んでしまった。
白のボディに赤い炎のようなマークが入った腕。それがパパの変身するライダーだったらしい…が警察の話によれば、幹部クラスのドーパントと闘い、自分の血に染まってしまい、それは家族が見たら精神がおかしくなる状態らしい。
それに、パパが使用していたメモリはガイアメモリを開発している敵の組織に強奪されたらしい。
パパがいなくなった家…それはこの家にとって最悪の事態だった。
パパがいなくなることは一番嫌だ。だが、正直な話、矢澤家の家計を支えたのはパパであり、ママは一応会社で仕事をしているのだが、給料は安いため、一人じゃ私達を養うことは難しい。
さらに、その状況で起こってしまったこと
妊娠である。
ママは四人目となる子供を妊娠した。
私には双子の妹が二人いるのだが、それに加えてもう一人が生まれた。
私はがんばってスクールアイドル活動もしながら母の変わりに三人のご飯を作ったり、家事をしたりした。
その頃の私は日々のストレスもあり、ピリピリしていたのかもしれない。
そんなある日…
「もう、にことは着いていけない」
そう言われて机に出された四枚の紙。
退部届け
それでも私は諦めなかった。
スクールアイドルはやめたくないと!
私は何度もライブをした。
メンバーが私一人になっても!
でも…見に来る人はみるみる減っていき…
「…うそ」
ステージに響き渡るにこの虚しい声。
観客は誰もいなかった。
「…歌わないと!」
私は全力を出した。自分のなかでは一番のできだった。
けれども現実は非情なるもの…
私はその日からスクールアイドルをするという夢を諦めた。
失くなったパパとの約束を破ったのだ。
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2日後…
私はいつも通り部室に入る。
三年もすればただ一人の部活というのにも慣れてきた。
ガチャ
ただ一人虚しい部室ににこが入った。
「?」
しかし、何かの気配があった。
誰かに見られてる?
にこは一瞬怯みだすが、恐怖心もあるため電気を着けた。
パチッ
そこにいたのは…
「部長!おはようございます!」
「…は」
「はぁぁぁぁ!?」
μ'sだった…
次回、にこ 光落ち!
ということで第二章は次回とエピローグで終わりとなります!
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もしかしたらまどマギキャラがμ'sメンバー誰かと入れ替わる?的な小ネタを作るかもしれないけど、その時誰にするか 最終版
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鹿目まどか
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暁美ほむら