スクフェス2、リンクラキターっ!
スクフェスの最初のキャラは真姫ちゃんにしました!
今度、自身のスクフェス2プロフィールをTwitterで流す予定てす!
それではどうぞ!
「ただいま…」
風野が帰宅した。
「おかえり…もしかして」
風野は落ち込んでいるようだ。
ため息を付いた風野。
「ドーパントは逃しちゃったわ。まぁ、絵里とか周りの人は無事だったけど」
「…」
翔は何かを言いたさそうに口に力が入っている。
拳を握りしめると、疲れた風野が横切った。
「あ、そういや今日の晩御飯は?久しぶりにカレー食べたいな!」
「え…!?あっ、今日はカレーうどんだって」
「カレーうどんね…!了解!風呂先入らせてもらうわよ」
そして風野は洗面所に向かい、鼻歌を歌いながらドアを開ける。
「…僕だって守りたいのに……」
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ご飯を食べ終わった二人。
翔は勉強机に座っている。
(力があれば…僕も守れるのかな……)
手を見つめる。
その手は小学生なだけあって風野より小さい。
「…どしたの」
風野は翔を後ろから抱き締めた。
「んっ、お姉ちゃん…」
言葉がでない、
翔は怖いのかもしれない。
唯一の家族である風野から否定されることを考えるだけで武者震いする。
「…場所、変えましょうか」
風野は部屋のドアを開けた。
「どこいくの…?」
風野はいたずららしく笑う。
「ちょっとお散歩行きましょ?」
「お散歩?…わかった」
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二人はおやっさんから許可を取り、散歩している。
二人が持つメモリガジェット、バットショット、スタックフォン、マンティスギアは人がいないことを良いことに後ろに連れ歩きしている。
「…なんなの?言いたいことって」
「…怖い」
翔は服の裾をつかんでいる。体も小刻みに震えている。
「こんなこと聞いて、何て返ってくるか……怖いんだ」
「怖い?こんなことで怖がってたらこの先もっと怖いことに出くわしちゃったらどうするの?」
「そ、それは…」
少し涙目になっている翔。
そこに風野は翔の頭にそっと触れた。
「ごめんね、ちょっといい方がきつかったわね」
「そ、そんなことないよ…」
少し沈黙が続く。
…風野は星を見上げた。
夏が近づいているため、ベガ、デネブ、アルタイルの正座の集まり、夏の大三角が見える。
それは雲一つ無いため明るさが際立っている。
「翔、上を見てみなさい」
翔がその言葉を聞き入れ、空を見ると風野は翔を抱き抱えて一緒に上を見る。
「綺麗…」
「そうね、もうすぐ翔も星に関して習うんじゃないかしら」
「そうなんだ…」
ただひたすらに見つめ続けている。
だが心は落ち着いた。
安らかな気持ちになった翔。
きっとこれも風野の作戦だったのだろう。
「辛いこととか、悩みがあれば何時でも上を見なさい。私だってこの空の下に生きているから、心は同じ、繋がっているわ」
翔は強く頷いた。
少し間があいてから、悩みを口にしようと決心をした。
「…お姉ちゃん」
「大丈夫よ」
「僕って弱いのかな…」
「よ、弱い…?なんで急にそんなこと」
まだ翔を抱きかかえている風野と目が合う。
「だってさ…よく特訓としてお姉ちゃんと戦ってるけど勝てないし、ドーパントとではガイアリミットを使わないと苦戦するし、怪我をしてお姉ちゃんに迷惑かけるし」
翔は言えなかった思いをぶつけることに成功はした。
「…そういうことだったのね、その、今日の戦いの前に翔を置いていったからそう感じたのよね」
「……」
正解であっても言いづらいことだ。
風野は自分自身に呆れたように軽く額を叩く。
「私のせいね…それに、思ったのよ、今日戦ったドーパント、翔もいたら勝てたって」
「翔、あなたは決して弱くわないわ。たしかに、特訓ではいつも私に負けているかもしれないけど、いざとなった時、心が強いのはあなた。紛れもなく強いのよ」
「…そうなのかな、ぼくはさ、お姉ちゃんがいなかったら戦えないよ…」
風野の服の肩を左手で掴んだ。
その手に風野は同じ左手で重ねた。
「大丈夫よ、だって翔は私の弟でしょ?それに、ジョーカーメモリだって過剰なほどの力であなたを選んだ。今なら加えてμ’sのみんなだっている。私も同じよ、あの日、私達は誓ったわよね、仮面ライダーになって何を守るのか」
あの日、今から約一年ほど前の話、大雨の中二人は試練に臨み、ハプニングこそあったが晴れて二人は仮面ライダーとなった。
二人の誓い、目標は「風野(翔)を守るため」
である。
「私ね、μ’sと出会ってから考え方が変わったの。翔はもちろん守るけど、μ’sっていう大切な仲間も守りたいって!」
風野もμ’sのことが好きなのだ。だからこそ、彼女たちを守りたいのだろう。
一度風野はスタックフォンを呼び、スマホの待ち受け画面を見せた。
そこにはμ’sと翔、十一人の姿があった。
「…そうだね、決めた!僕も目標を変える」
「僕も、お姉ちゃんだけじゃなくてμ’sのみんなも守ってみせる!」
二人の目標が再び一つになった。
風野との強い絆を感じた。
「なんかこう…今日のカレーうどんみたいね」
「へ?か、カレーうどん?」
何を言っているのかわからず、声が裏返る。
「えっとさ、カレーうどんってカレーとうどんが合わさってできた一つのものじゃない。カレーとうどんは一つで成り立っているし、二人で一人とも話は合うでしょ?」
「…なるほど!」
理解できたようだ。
グ-ッ
風野の腹の音がなった。
「…腹減っちゃったわ、コンビニ行きましょ?翔もなんか買いなさい?」
「やった!ありがとう!」
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帰り道
「……いろいろありがとう。悩み聞いてくれたり物買ってくれたりさ」
「その悩みの原因の一つが私だからこそ聞けて正解だったわ」
二人は手を繋いで星空を見上げた。
先程の夏の大三角が更に輝いている。
風野と翔の体温が混ざり合い、肌寒い夜でもずっといれそうな暖かさになる。
「…暖かいね」
「そうね、もうちょっと散歩しよう?行きたい場所があるの」
「行きたい場所か…わかった」
向かった先は…
神田明神
夜なこともあり、人は全くいない
「…願い事しよう?」
「わかった」
風野が十円を投げ、二人がお願いする。
風野(翔とμ'sが一緒にいれますように)
翔(お姉ちゃん含めたμ'sが一緒にいれますように)
神社のマナーとしてニ礼二拍手一例をしたのち、先に翔が鈴をならし、風野もそれに続いた。
「あ、風野」
「翔くんまでいるやん」
声がした。
神社の神とかではなさそうだ。
絵里と希だった。
「…絵里?」
「希ちゃんだよね?」
夜であり、離れているため顔が見れないことから声で予測した。
「正解や♡」
希は翔を抱き締めた。
「うわちょっ…!」
急なことだったため動揺してしまう。
「よし希、お金発生するわよ」
「へ?いや待って、今現金の持ち合わせは…」
風野は目を金にしており、満面の笑みを浮かべながら指の関節をポキポキと鳴らす。
「問答無用!逆ワシワシMAX!」
「ひいやぁぁ!」
本来、希が繰り出す技、ワシワシ攻撃を逆に風野が繰り出した。
顔が赤く染まっている希。
だが翔が見ることはなかった。
「え?なになに?何が起こってるの?」
「いい!?純粋な翔は見たらだめよ!」
絵里は急いで翔の目を手で隠した。
「…わかった、なんか見ちゃいけない気がしてきた」
そして数十秒、解放された希、ぐったりとして風野は勝ち誇ったような顔を浮かべた。
それと同時に絵里は翔の目を隠していた手を取り、風野の元に向かう。
「風野!あなたね!小学生いる前でこんなことするのはやめなさいよ!」
「え?もしかして絵里も食らいたいの?」
一瞬絵里の背筋が凍ったが首を横に降りすぐさま否定する。
「…わしわしまっくすだっけ?何したの?」
「ちょっ、翔!?いい!?そんな話しやめなさ「希、やりなさい」へ?」
いつの間にか希は起き上がっていた!
「ついに翔くんをわしわし出きる日が…!」
「まずい!逃げて!」
絵里は叫んだ。
「ふぁっ!?…よっと!」
なんとかスライディングして希のわしわしを交わした。
「逃がさへんで!」
希は追いかけるが釣り合うように二人のいたちごっこが始まる。
追い付かれそうになれば翔が全力で走って感覚を開け、希は逆に感覚を積めようと全力だ。
「…お姉ちゃん助けてよ!なんかいやな予感がするんだ!」
助けを求めてみる…が
「あー聞こえない」
と目の形ををアニメ風の直線にし、耳を抑えている風野。
「おねえちゃん!」
焦りながら風野の足を揺らした!だが風野はそんなこと気にせずにコンビニで買ったおにぎりを食べている。
「いい加減にしなさい!」
ついに絵里が怒った!
絵里の拳が風野、希を襲う!
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「…痛いんだけど」
風野は頭のたんこぶの痛みを和らげようと両手で抑えている。
先述の通り、風野は希と共に絵里の拳の餌食となった。
「自業自得じゃない、あんなこと翔の前でやる方がどうかと思うわ。ね?希?」
かつてにないほど絵里は希に激しく闇のような怖いオーラを醸し出している。
「そ、そう思います…申し訳ございませんでした」
希は頭を下げた。反省しているようだ。
その反応から絵里は「よろしい」と声を出した。
翔の姉は絵里なのではないかと思われる始末だ。
ちなみに翔は絵里から守られるように背後にいる。
「もうここらへんにしておこうよ、僕はあまり気にしてないし」
「翔くん、本当にいいの?」
「さすが私の弟ね!」
二人はほっと安堵しているが…
「あっ、お姉ちゃんは土下座で待機ね」
と悪魔の笑顔をした翔。風野の背中に魔王のような風が吹く。
「いや、風野だけ冷たくない?」
絵里は即座にツッコむが風野は間髪なんてものを入れずに綺麗なDOGEZAをした。
流石は最強のブラコン
プライドなんてどこに置いてきたのだろうと思う←
「…そういや、うちらはランニングしに来たんやけど翔くんらは何かあったん?」
「ちょっとね、悩みって言うか相談」
「翔も悩むことってあるのね…」
絵里は翔に対してどんなイメージを抱いているのか気になる。
「当たり前でしょ?生きてる人間なんだし悩みくらいあるよ」
「…そうよね、というか風野はいつ解放してあげるの?」
三人の視点がDOGEZAをしている風野に集中する。
そうだな…と翔は考え、出した結論…!
「家にいるとうるさかったりするからずっとこのままでいいや」
「ちょっっ!!!???」
聞いたこともない風野の甲高い声が聞こえた。
顔を上げてあたふたしながら絵里に助けを求める顔をした。
「…もうなんなのこの姉弟」
絵里と希はこの出来事に苦笑いを浮かべながら楽しそうにしていた。
辺りに暖かな風が吹いた。
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そして数日後…
ついにライブ当日となった。
土曜日であるため、翔も行くことができた。
衣装もダンスの振り付けも完成した。
あとは予定通りに始まるだけだ。
「来たよ!」
ライブをする会場のグラウンドに集合したμ'sと翔。
「…じゃあこの前言った通りやってみようよ!あれ!」
穂乃果が言う「あれ」…
「あれね!やりましょうか!」
風野も乗り気だ。
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「10!」
風野が10番目に掛け声をした…が
「………」
と翔はなにも言わない。
「…翔くん?出番だよ?」
右隣にいた花陽が呼ぶ。
「えっ…?僕もやるの?」
「当たり前じゃない!翔だってμ'sの一員でしょ!?なんで今更こんなこと言わなきゃ…」
にこが呆れたかのようにため息をした。
翔は申し訳ない…と思いすぐに次で最後の数字を言う。
「…11!」
そして最後の掛け声はリーダーの穂乃果が…!
「μ's…ミュージックスター『いやぁぁぁぁぁ!』!?」
突如として大きな声がした。
学校の外だ。
「…なんだろう」
全員はライブ衣装のまま走り出して外に出る。
「…嘘!?」
音ノ木坂の途中の通学路にいた…
ドーパント
「逃げて!」
翔と風野はμ'sを守るようにして構え、メンバーは音ノ木坂に戻った。
「…お姉ちゃん、やるよ」
「わかったわ、無理はしないで。あとあのドーパントは恐らく私が倒し損ねたやつよ。物をすごいスピードで投げたり動かしたりするわ」
ドーパントの特徴として、壊れたキャリーカーのような物を彷彿とさせるデザインで、足にはローラースケートがついている。
「了解!…二人で戦うの、初じゃない?」
「確かにそうね…でも話している暇はないわ」
ドーパントからキャリーカーが生成され、100キロを越える速さで射出されるか二人は華麗に回避しながらドライバーを装置し、ガイアメモリを起動した。
Cyclone
Joker
それぞれ顔を見合わせてドライバーに装填し、変身した。
「翔…行くわよ!」
「突撃…!」
戦いに火花が切られた…!
ということ第四十七話でした!
次回、ついに仮面ライダーサイクロンと仮面ライダージョーカーの共闘です!
実は二人の共闘は、μ'sが完成してから!と、当初から決めており、ついにここまでこれました!
これからはダブルな二人でも仮面ライダーサイクロンと仮面ライダージョーカーの単体二人の共闘もいずれかあります!
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もしかしたらまどマギキャラがμ'sメンバー誰かと入れ替わる?的な小ネタを作るかもしれないけど、その時誰にするか 最終版
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