先日、腰椎と腰の経過検査に行き、着実と回復していることがわかりました。
でも修学旅行には間に合わなそう…
大阪京都や某ネズミの国、ラブライブ縁の場所お台場、秋葉原に今行く予定なので楽しみですがおそらく腰が…
そんな話はさておき今回の話に移ります。
衝撃の仮面ライダーゲストキャラクター第二弾!
平成ライダーのとある方が登場!
おそらく題名で察する方も多いと思います。
それではどうぞ!
「…もうそろそろかしらね」
μ'sと翔は修業から帰ってくる風野を待っている。
今日からは翔が交代で修行に行く。
予定では九時くらいに風野が来るはずなのだがまだ来ない…
「…ねぇ、ちょっとやばい気がしてきたんだけど」
「風野…」
にこも少し不安そうな表情で待っている。
「うぇぇぇぇぇぇい!」
森の奥から声がする。
「…!何か来てる!」
翔はとっさに構え、バットショットを起動する。
「アーアーアアアー!」(ターザンの雄叫び)
木の蔦を伝って接近してくる!それはもちろん風野であった。
「お姉ちゃん!?」
「帰ってきたわよ!」
風野はうまく着地し、全員が風野のそばに近寄る。
「風野ちゃん!どうだったにゃ!?」
「ぼちぼちって感じ!新技もいろ磯取得できたし!」
Vサインをしてぜんいんはおおおお!と声を挙げた。
「せっかく出し、見せますか!」
Cyclon
風野は仮面ライダーサイクロンに変身し、風の刃を作り出した。
サイクロンはみんなを背に木の前に立ち、剣を特殊な構えで構える。
風野が当たららしく習得した技…
それは!
「スターバーストストリーム!」
SA〇の桐〇谷〇人のソードスキル、スターバーストストリームであった!
「「「「「ファッ!?」」」」」
全員が腰を抜かしたような表情で剣筋を見つめる。
綺麗な切り裂きで連激を入れる!
そして16連激目でストップ。
同時にサイクロンはメモリを抜き、変身を解除した。
ドサッ!
木が倒れた。
かなりの威力だったのか、木の幹が十六等分になっている。
「す、すごいわ…」
絵里は驚きながら風野の作った剣を触る…
ここで翔は違和感を覚えた。
「…あれ?変身解除したから剣は消えるはずじゃ…」
「あぁ…風と一体化したことによって通常状態でも多少なら軽い武器を作ったり変身解除してからも維持が可能になったのよ!」
風の剣を絵里から取り、取っ手を掴んでブーメランのようにして投げる。
先ほどと違う木に当たり、切りながら貫通し、またもや木が倒れた。
新たな技を覚え、サイクロンメモリの適正力を上げた風野。
次は翔の番!
だが
「真姫ちゃん離して!」
「ダメよ!危ないわ!それに…翔がいないト…!」
真姫が中々翔を離してくれない。
「大丈夫だよ真姫ちゃん!翔くんは強いんだもん!きっと無事に帰ってくるって!」
「そうだよ…!凛ちゃんの言う通り、翔くんを信じてあげようよ!」
凛、花陽が呼び掛けるが中々手を離さない。
「マーキノッ!」
風野が某芸能人のような芸をする。
そしてマキノならぬ真姫にコブラツイストをする。
「アダダダダッ!か、翔~!」
「翔、行きなさい!こいつは私に任せて!あ、あと成功祈願としてこのヘアゴムのリボン持っていきなさい!」
「お姉ちゃん……!ありがとう、絶対に戻ってくるから!」
「翔~!!!」
翔がリボンをポケットに入れ、真姫が叫びを挙げるなか翔は走って森の中に入っていった。ことりや希は「頑張って~!」と応援の声を残す。
翔、彼はどこへ向かうのか…?
「…ねぇこれ最終回とかじゃないわよね!?」
にこはこの場の空気にツッコンだ。
〜OP 輝(今回だけ変更)〜
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翔視点
翔は森の深くまでやってきた。
軽く体操をして所持品を確認する。
ロストドライバーにジョーカーメモリ、バットショットに使い捨ての紙皿、簡単な低用量調理具、ごみ袋、釣竿、飲み水、ライター、様々な工具、動物を見たときのスケッチセット、そして外せない金平糖。
「…よっし!まずは」
まず僕に足りていない力、それは持久力。
現状、僕が使うジョーカーメモリでのパワーアップとして扱えるのはガイアリミットのみ。
ジョーカーは使用者の感情や気持ちによって能力が横に動くのだけど、僕の場合、まだ小学生ということもあって体の期間がまだまだ発達していないことからかなり弱い。だからこそ、ガイアリミットでカバーをしていきたいんだけどガイアリミットは使用するのにかなりの体力を要するし、一回きりの使用で持ち時間は今の体力だと以前使用したときよりは鍛えれているからだいたい三分弱。それでもドーパントを倒すために気軽に使用できるようにするにはま今のまま鍛えていてもかなりの時間がかかると思う。
そしてジョーカーメモリの感情や気持ちによって能力が大幅に上がることもうまく使えるようになりたい。そこで集中力を高めようと考えている。
なのでやることは特訓をしながら学校の宿題である自由研究、何かをものづくりしようという形でやっていこうと思う。
「行くぞ!走り込みから!」
勢いよく走り出した!
「…」
そんな翔をじっと苦しそうに見ている黒い影、草むらには黒い体毛の動物が…
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μ's視点
「……」
九時半から始まっているμ'sの練習
十一時頃になると休憩時間になるのだ。
だが真姫の様子がおかしい
いや、おかしいというのは愚問なのかもしれない。
「カケル…カケル…」
先程から虚ろな目をして翔の名前を読んでいる。
「…真姫、いい加減に諦めなさい。昨日翔が今日の私達の晩ごはん作ってくれたんでしょ、それがあるから我慢我慢!」
「無理に決まってるじゃないですか!!貴方は…!貴方は翔の何なのでスカ!?」
情緒が完全に消し飛んでいるように見える。
真姫は風野の首を掴み、脅しているようにも見えるがそれに一向に動じない風野。
「翔の何?そんなのたった一人の家族に決まってるじゃない」
慌てたメンバーが二人の仲裁に入る。
「真姫、落ち着いてください、たしかに翔の不安な気持ちも、練習を見ててほしい気もわかりますが翔のためでもあるのです。だから、考えてあげてください」
「…」
真姫は風野に睨みを効かせた。
「…さて、問題の昼ごはんね、買い出し行ってくるから」
「「「「えっ…?」」」」
真姫以外全員が声を出した。
「ま、まって、風野ちゃんがりょ、料理をするの…?」
「はい?いや、そうに決まってるじゃない」
ことりの質問に対しての風野の返答に全員の血の気が引き、顔面が青白くなる。
「風野!料理だけはやめて!いや、頼むから調理の仕事には一切触れないで!!」
にこは風野の腕を掴みなんとか辞めさせようにするが、不満そうである。
「別にいいじゃない!今日なんて料理日和じゃない!」
「まず料理日和って何!?」
絵里も欠かさずツッコむ。
とりあえず、風野の料理を食った暁には以前耐えたにこ以外の命はほぼないものと考えて間違いない。
なんとか阻止しなくてはならない。
そんな使命感に駆られ、幾度となく全メンバーが説得に走る。
結果的に昼は各コンビニ飯となった。
「蓮はわたしと同時に街の方に帰っちゃったし翔は一人での修行。たしかに真姫の言うとおり不安なのはわかるけど……あれ?なにか忘れているような」
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翔視点
翔は岩の上に座って何かを作って…
いや改造をしている。
様々な鉄の部品などを加工してはめていく。
それは合宿初日に壊れたグルメスパ〇ザーであった。
「壊れたグルメスパ〇ザーマーク2を更に改造して作って…」
かなり集中しており時間がコツコツと経過…ついに完成した。
見た目の色が完全に変わり、金属使っているからか、ネズミ色に変わっている。
翔は達成感のあまり新型グルメスパ◯ザー(命名グルメスパ◯ザーⅨ)を様々な角度で見つめる。
ガサゴソ…
足音がした。
「?なんだろう」
岩から立ち上がり足音の方向を向く。
ゴソッ!
草むらから出てきた。
「お?何だ、少年か?」
その男、赤いジャンバーを着用しており白黒のリュックサックを持っている。
年齢的には30歳前半くらいだろう。
ガタイの良さが服の上からにじみ出ている。
「ん?あなたは」
両者とも、こんな森に人などいないと思っていたのか少し驚いた表情だ。
「俺か?名乗るものじゃねぇ。…なんだこれ」
その男は翔が改造しているグルメスパ〇ザーを手に取ると感心したように何度も頷いた。
「へぇ〜、なかなかいい腕じゃん。少年の将来は設計士か?」
「設計士?い、いや夢なんてまだ決めてなくて…」
その男は翔の顔を見ながらグルメスパ〇ザーを返す。
「そうだよね、少年は見た感じまだ小学生みたいだし、あっ、迷子だったりするのか?」
「いや、僕は修行しに来たんだ!」
「おぉ!まだ小さくて若いのに関心だ。オレと同じだったとは。吉見で教えてあげよう、ここらへんの森一体は熊がいるから気をつけろよじゃあな!シュッ!」
忠告とともに、特徴的なポーズをしてさろうと背中を見せた男。
「…!!待って!お願い!」
翔は何を思ったのか、その男を呼び止めた。
「僕も、修行に突き合わせてくれませんか!?」
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「まさか危ないのを承知で一緒に同行させてくれなんて、ほんとに尊敬しちゃうよ、少年」
「少年じゃなくて、翔!」
「…翔というのか、いい名前だな。俺は…ヒビキ」
「ヒビキさん!お願いします!」
ヒビキは翔の先頭に立ちながら振り返ってほほえむ。
まずたどり着いたのは草が生い茂る湿気の多い地帯。
「じゃ、ちょっと簡単なことから行くか。腕立て伏せ100回」
翔は頷き、すぐさまヒビキのカウントと共に腕立てを行う。
いつも100回を家で行っている翔。
だが、いつもよりおかしい。
息切れがいつもより強い気がする。
修行があるのかもしれない…
腕立ては下を向いて行うため、手が目線に入る。その手には泥が付いていた。
翔はその泥から察してしまった。
「翔、君が腕立てやらをするとき、家で行っているだろ?」
「そう。だけど、ここは湿気が多く…地面が少し泥っぽい」
「よくわかってるじゃないか。つまり、滑りやすい泥でバランスが取りにくいため、余計に体力を消費するんだ」
翔は肩の筋肉の悲鳴に耐えながらなんとかやりきり、尻餅をつくように座り込み息を上げる。
「君、なかなかいい体力じゃないか」
「はぁ…はぁ…アハハ、ありがとう…ございます…」
空を見上げると、青空が広立っており、雲がちょこちょこと小さく三箇所ある。
その蜘蛛は風に寄って合体したような形になり、三つ巴のマークに変わる。
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その後二人は食材を探しに海にでかけた。
翔が釣り竿を持っていたため釣りを行って魚を釣った。
昼間の時間帯はなかなか魚は釣れないのだが豪運を発揮したのか、五匹ものアジを釣り上げ、ヒビキがいるベースキャンプで魚を焼こうと戻っている最中。
「おっ、この木の実味付けの使えそう!」
しっかり軽いパッチテストをし確認したことで袋に入れる。
ガサゴソ…
また草むらから音がした。
「……!」
二人の考えることは同じだった。
((……まさか、熊……!?))
とっさにファイティングポーズを構える。
いつ出てくるかわからないなか、先頭体制を取る…!
ガバッ!
「グオォォォ!」
やはり、正体は熊であった。
気だるそうな目で二人に襲い掛かる…!
が
ドサッ!
熊は二人の目の前で倒れてしまった。
「「…ゑ?」」
顔を見合わせた二人はすぐさま熊に駆け寄り、状態を確かめる。
「…!手裏剣!?」
首元に手裏剣が刺さっていた。
急いでヒビキが抜き、翔が熊の体を揺する。
「ねぇ!大丈夫!?」
「…麻酔か……それに、この熊はかなり歳をとっている…もうこの熊は長くは……」
言いずらそうにヒビキが険しい表情でそう話す。
そんな様子に翔は顔を少し絶望しながら怯えたような、かつ悲しそうに指一本分の口を開けた。
「…そんな」
熊の頭にゆっくりとかわいそうに手を当てる。
すると熊は弱々しく目を開け、回りを確認するとうつ伏せから立ち上がり、のそのそと四足歩行になりながらゆっくりと歩いていく。
翔はどこか悲壮感を覚え、着いていこうとする。
ガシッ
「だめだ」
ヒビキに腕を捕まれた。
「なんで!?この熊さん、倒れそうだよ!」
「…いいか、人間と熊は違うんだ。人間は人間、熊は熊。それぞれ必要以上に関わったらいけない」
翔は追おうとするが、ヒビキは許さないように手を強くつかむ。
「…しょうがない、バット!」
つかまれていない左手で疑似メモリ、バットを起動し、ポケットにあるバットショットに装填する。
バット
バットショットが飛び出し、ヒビキにフラッシュを炊き、怯んだすきに翔は手を引き抜き、熊を追いかける。
「おい!危ない!」
ヒビキもすかさず追いかけた!
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あれから数分、ヒビキは何度も追い付くが七転び八起きでバットショットが幾度とヒビキの注意を引き、ついに諦めた様子で着いていく。
「…あれ」
熊は洞窟の中に入っていった。
「……」
ヒビキを見つめ、ヒビキふ呆れた様子で共に暗闇を確認しに行く。
「くぅ…ん」
置くの方から先ほどの熊とは違う熊の泣き声がした。
「……しょうがない」
ヒビキは翔に太鼓のバチを渡した。
「自分の身は自分で守ってくれ」
「うん…!」
ヒビキはランプを付け、洞窟の中に歩んでいく。
そこで見たもの…!
「…!子供!?」
熊の子供であった。
生まれたばかりか、毛は生えているが横長で表すと30センチもないようで大体25センチくらい。
少し痩せ細っており、急いでヒビキは白黒のバッグからなにかを探すが先に動いたのは翔。
袋からアジを一匹出し、二頭の熊の前に出した。
「ヒビキさん!熊にアジは…!」
「大丈夫だ、ほら食べるんだ」
ヒビキがさらに前にアジを出し、小熊は親熊に確認し、熊が首を縦に振り、食べ始めた。
「…かわいい……!」
小熊をかわいいと思っていると、翔は何を考えたのか、外に向かう。
「ヒビキさん!ちょっと木の枝集めてくる!」
「お、おう、気を付けてな」
外に出た翔は付近で少し大きめの木の枝を集め、バットショットと共に運ぶ。
洞窟内にもってくると直ぐ様木の枝を焚き火のようにし、四本を残しておく。
「…あとは」
ライターに火をつけ、焚き火の枝を着火させる。
弱火から中火の暖かさに変わり、余らせておいた四本の枝を魚の口から刺し、日で炙るように焼く。
「…美味しそうな匂いだな」
ヒビキと熊二頭が匂いに釣られてやってくる。
翔は気にせずに次の行程に移る。
次は簡単な味付け、先ほど採ってきた木の実、そして金平糖、最後に…
「テッテレーグルメスパ◯ザーⅨ」
ド◯えもんの効果音を口にしながら先程改造し終えたグルメスパ◯ザーⅨも出した。
翔はさまざまな機能をグルメスパ◯ザーに入れたのだ。
一部を説明しながら料理の様子を見ていこう。
「まずは…木の実を軽く砕く」
木の実を全て、大体10個程入れ、ピストンでCRASH!
5回ほどで止め、次はピストンの持ち手のグリップを回し、液状にさせる。
これが改造して得た力その1、液体生成
そして次に使う機能、力その2、便利味見機能
味見として液体、または物体を小皿の底がギリギリ見えなくなる量、また一口サイズだけだし、量を丁度よく、調整!
翔はその機能で軽く味見をする。
「…金平糖追加!」
金平糖を四つほど砕き、さらに追加、そして液体に混ぜ合わせる。
金平糖は砂糖。つまり代用が出来るのだ。
…ベストタイミングで魚も焼けてきた。
紙皿を出して、魚を枝がついたまま乗せ、配分をピッタリにしながらグルメスパ◯ザーⅨにある特性ドレッシングをかける。
「……!これは!」
ヒビキは目を見開いて完成した料理を見ており、小熊はよだれが垂れていた。
「完成!アジの木の実ドレッシング焼き~海と山~」
どこかのおフランスな料理店にありそうな名前…(笑)
肝心の味は……!
「…!旨いぞこれ!」
ヒビキが感激しながら魚を食べていく。
熊二頭も美味しそうに平らげていく。
「よかった…木の実が合うか不安だったけどこれなら…!」
翔はスケッチセットで木の実のデザインを思い出しながら書き、同時にご飯を食べる。
「…修行に戻ろう、次は懸垂だ。そうだな……この木で良いだろう」
ヒビキはジャンプで木の太い枝を掴み、懸垂の礼を見せた。
翔はジャンプで届かないため、少し木に登ってから枝に飛び移る。
仲良くなったのか、熊が見つめている。
「…!掴みづらい」
湿っていたのか、これもまた握力が入りずらいと同時にパワーバランスを操るのが容易でない。
だがヒビキはそれを黙々とこなしていき、「負けてられない…!」と翔も努力で追いかける!
「……!」
一瞬親熊がふらついたように見えた小熊。
だが心配するな。と言うように首を振り、二人を指差した。
この日は様々な特訓をした。
途中から小熊と一緒に山菜を取りに行ったり共に走ったりして楽しく翔は修行を行った。
そして夜ご飯…
ヒビキがベースキャンプから油や調味料を持ってきて一同は山菜を天ぷらにして食べ始めた。
「…!山菜もいける!」
「だろ?よくキャンプで作る飯さ」
ヒビキが器用に焼きながら話している。
多少のおかわりの分を作り終わるとヒビキも食べ始めた。
「…うんうん、これこれ!」
美味しそうに天ぷらを食べていく。
ちなみに小熊は翔に人懐っこいかつかなり翔に懐いたのか分からないが、翔の膝の上で食べている。
「…翔、君は将来料理人になった方が言いと思うぞ」
「料理人?…まぁ面白そうだけど趣味でしかやってないから…」
「……それ、自分の料理の味を知っていってるのか?君の料理、今の段階でも店に並んでいておかしくないぞ」
翔は誉められたのが嬉しかったのか、微笑んで少しだけ頬を赤らめる。
数時間後…完全に修行が終わり、寝泊まりはキャンプでなく洞窟ですることにした。
日付が変わろうとしており、全員が眠りに就いたなか…親熊が動き、よろめく足で洞窟を出ていく…
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翌朝
「…?」
一番最初に目が覚めたのは小熊。
翔と抱き合いながら眠るなか、自分の親を探す。
……いない。
おかしいと思った熊は翔から離れて探しに出ようと歩き出した。
「…?どうしたの」
最近はμ'sの料理も作るため、翔は早起きになっており、小熊の足音で目が覚めた。
小熊は右前足で親熊が眠っていた所を指差す。
「…あれ?いない……ヒビキさん………」
翔はヒビキを揺すり、起こさせた。
「なんだ…?翔……まだ早くないか……?」
目を擦りながらヒビキは上半身を上げて翔を見る。
「朝起きたら熊の親がいないの…」
「親熊がいない……?………………まさか」
ヒビキの眠気が一気に覚め、ジャンバーを取って翔と小熊を連れ出す。
「…もしかしたら………親熊は小熊を悲しませないために……!」
翔は昨日、親熊が老化していることをその言葉で思い出した。
「…そんな……じゃあ…!」
すると熊の足跡を見つけた。
「…遠い…か」
走り、数歩したその時……
「…………嘘」
黒いものが倒れていた。
ヒビキは首元を確認する。
怪我の跡があった。
「…間に合わなかったか………もう…この熊は…………」
小熊は脱け殻の親熊に歩み、右手で揺する………動くはずはない………
「(小熊の泣き声)」
「…ヒビキさん」
「翔……これは、この小熊の問題だ……」
小熊は天に向かって泣いていた。
その光景を翔とヒビキは見ていることしか出来なかった。
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「…これで良かったんだよね」
あの後、ヒビキが先程の洞窟の前に熊の亡骸を担いで持ってきて、翔、小熊と共に埋葬をした。
埋葬中も小熊は泣いていた。
翔はそんな小熊を抱き抱えながら優しく撫でることしか出来なかった…
「…あぁ、本来は野生動物に手出しはしちゃいけないがこれくらいは…」
ヒビキは翔を見ることなく大きめの岩を埋葬した場所に起き、手を合わせた。
翔も小熊を降ろし、手を合わせる。
小熊は二人が何をしているのか分からず、涙を流しながら墓石の上に立った。
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「…お別れだな」
ヒビキが持っていた缶詰めで朝ご飯を食べ、ついに別れの時間…
ベースキャンプに戻っている二人、小熊からそっと離れ今に至る。
「…翔、君はなんで修行をしているんだ?」
「…お姉ちゃんを守れる男、戦士になるため!」
「そうか、理由が決まってるのならこれだけ、人を助けることに俺は一生懸命になれる。人を助けてまた一生懸命生きる。俺はこうして生きていきたい。少年はきっと、守れる男になれる。約束だ」
ヒビキは小指を出して、翔はその小指を結びつけた。
「「指切りげんまん嘘就いたら針千本飲ます!」」
翔は笑顔になりながら歩み出そうとしたとき、足が少しくすぐったく感じた。
「…あ、小熊ちゃん………」
小熊だった、
離れてほしくないのか足にすり寄っている。
「…ヒビキさん」
「判断はお前に任せる…」
翔は困ってように子熊を抱きかかえ、閃いたかのようにポケットに入っている風野からもらったリボンを取り出した。
「…ごめんね、こんなことしかできないや」
子熊の左前腕にリボンのヘアゴムを付け、そっと子熊を降ろした。
「…君が生きる世界は僕と違う…この森だ。だから……ごめんね」
翔は急いで走ってその場から離れ、子熊は追おうとするが小さい体だと見えないのか、草むらの前で止まってしまった。
(ごめん…ごめん…)
心で泣きながら不安定な足場を駆けていく。
「翔…」
同情心を湧きながら、ヒビキは切ない気持ちに襲われながらキャンプを片付ける。
〜ED 少年よ〜
ということで第六十七話でした!
少し重めの話になりました…
この熊はいずれ再登場するのでしょうか…?
そして衝撃のゲスト第二弾!
仮面ライダー響鬼から主人公ヒビキこと日高仁志が参戦!
最近は仮面ライダー響鬼を視聴しているということと、修行といえばこの人だな!という勝手な理由から登場させました!
まだまだ仮面ライダーのゲストは登場するのでご期待ください!
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もしかしたらまどマギキャラがμ'sメンバー誰かと入れ替わる?的な小ネタを作るかもしれないけど、その時誰にするか 最終版
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鹿目まどか
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暁美ほむら