ついに77、ラッキーセブン!な回…ですが、なんと翔君が不在という……
まぁ今回もギャグ寄りな話となります!
それではどうぞ!
次の日…
「…んぅ……あっ、やばっ、もう朝!」
鳴海家の朝
といっても二日前から翔は行方不明…なので風野一人である。
目が覚めると翔がいないことに違和感を覚えたが、一瞬にして昨日のことを思い出して悲しそうな顔を浮かべて一人布団から出た。
「…早く飯食わないと」
風野は卵を出してフライパンに中身を敷き、料理を始めた。
恐らく作るのは目玉焼き…だがまぁ用意してある材料が当たり前かのようにおかしい。
煮卵 ピーナッツバター ツナマヨ お酢 プロテイン
「…できたわ、美味しそうじゃない!」
もちろんゲテモノ!モザイクかけてやる!!
一応どんな形かを大まかに…
白身部分は紫色で黄身が虹色 腐卵臭と牛乳雑巾の匂い 味としては風のは普通に食べるが恐らく人間が食ったら生きが途絶える
「……まぁまぁって出来かしら」
どこがだよ(迫真)
食べ終わって食器を台所に持ってきた風野、
しかし、どこか寂しそうな表情で窓ガラスを見つめている。
「…翔の料理が食べたい」
いつも食べてたから分からなかったけど、翔の料理ってこんない美味しかったのね…
{幸せとは失って築くことが多い}
そんな言葉を今実感し、ため息を吐いた。
ピンポーン
チャイムが鳴った。
「っ!翔!!」
風野は急いで玄関に向かってドアを開けた。
そこにいたのは…
「…翔じゃなくて悪い」
「っ、壮吉さん…おかえり…なさい……」
下にうつむいた風野、そにお様子を見て風野の状態を察した壮吉はそっと風野の頭に手を置いた。
「辛かっただろう、一人でいて…安心しろ、翔は俺が見つけて見せる……全くあいつは血縁の姉を心配させやがって…」
壮吉は家に上がって洗面所に向かった後、自室に戻った。
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風野は自室に戻り、μ'sの仲間とのグループメールを見ている。
何か翔の手がかりになりそうな情報を聞くも誰もしらないと言う。
そんな時、凛から一本の電話が…
prprprpr…!
「凛ちゃん?……『もしもし』」
「もしもし風野ちゃん!?翔くんは!?」
「…見つからないの」
凛は「…そっか……」と落ち込んだような声である。
電話越しの凛の声のバックからは車の音が聞こえている。
「今ね!凛だけ早く家に帰ってきて翔くんを探しに来てるの!かよちんも明日には早めに帰ってくるみたいで!だから私も探すの手伝うから今から二時間後に音ノ木坂前に集まれる?」
「え…わざわざ早めに帰ってきたの!?しかも花陽ちゃんまで……本当にありがとう…帰ったら翔に怒ってやるわよ!」
電話はここで終わり、風野は先に探そうと準備をして家を出た。
しかし
「…いないわよ………」
やはりいない、
神隠しにでもあったのか…そう考えている内に神田明神にやってきた。
「…希もいないもの、どうするべきかしら………」
(翔は…どこに………?)
一方その頃、翔はというと…
「…ぃよっしゃぁぁぁ!喰らえ青甲羅!」
「あぁっ!一位だったのに…」
何故か監禁場所でマリ◯カートをしていたぁぁぁ!
一体何があったのか…
真姫の家 地下
「…暇だぁぁぁ」
拘束されてから二日目、いまだベッドに拘束されているため、暇な状態である翔。
あくびをしながら天井にあるシミを数えている。
「暇?アラ、私がいるじゃない♡♡」
真姫は当たり前のごとく翔と同じ布団に入っていて、24時間顔の頬が高揚している。
「…というか、お腹空いた」
「?さっき食べたじゃない」
「いや、食べたよ…!でもさ、なんなの?なんで真姫ちゃんの口からご飯を食べなきゃならないの?普通のご飯を食べたいんだけど!」
「…へぇ………」
真姫の目が濁り始めた。
不味いと危険予知をしたのか、翔は「ご、ごめん!」とすぐに謝った。
「いや、全然不味いとかじゃないよ!むしろ美味しい!でも、自分で料理したものを食べたいなって…!」
「…そう」
なんとか切り抜けたようで、翔は一安心した。
「…そういえばさ、真姫ちゃんは何かゲームとかしてるの?」
「ゲーム?……あまりやらないけど、昔パパからWi◯ Uをもらったことがあるわ」
「本当!?じゃあさ…
マリ◯カートしたい!」
何言ってるんだこいつぅぅぅぅ!
何故監禁をした張本人とマリ◯カートするんだ!?
まるで意味がわからんぞ!?
「…いいわよ、まぁ翔の頼みなら……ね♡」
は?真姫?
そして今に至る…
ピュ~ッ!(ゴール音)
「勝ったぁぁぁ!」
「…二位ね」
結果、翔が一位で勝利した。
これは監禁なのだろうか、というか、ゲームするために手枷は外れているし…
そんなこんな、ゲームを一時間半程…
カオスな状況にも、つかの間の休息…
「はい、お菓子持ってきたわよ」
お皿に積まれた様々なお菓子、そこにはもちろん金平糖まであり、飲み物はお茶と牛乳だ。
「…薬入ってないよね?」
「安心して、翔ぎ反抗的なことをしない限りは使わないから」
(…安心できないよ)
翔は心の中でため息をした。
「あら、でも今の態度なら使わないわ」
「ありがたいけど人の心読むのやめてくれない!?」
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風野視点
「いたにゃ~!」
風野は音ノ木坂前で待っていると、凛が走ってやってきた。時刻は昼の一時前、暑くなってきており、二人友半袖を着用している。
「ごめん…!翔見つけたら絶対謝らせるから!」
「違うよ、私は謝られたくないし、こうやって風野ちゃんと会えるのが楽しいからだにゃ!それに、翔くんだって大切なμ'sの仲間だし…」
「…ありがと、さぁ、まずは駅とかで聞き込みするわよ!」
二人はまず、駅に向かった。
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「…そうか、感謝する」
一方の壮吉は御茶ノ水駅内におり、翔を探しながら電話をしていた。
電話を切り帽子を深く被ると、幼なじみである夕夏梨に話を聞こうと病院に向けてまた歩き出した。
「…?あれは」
壮吉が見かけたのは白髪頭で黒い丸サングラスを着けた老人のような人
「…まさか……!待て!」
走ってその男に走るが、人混みの中…
死角に行かれ、死角まで追い付くとすでにその姿はなかった。
「…くそっ………逃げられたか」
しかし、さらに追いかけはしなかった。
冷静になった壮吉
(…だめだ、今追って戦闘になったら駅内にいる人が危険だ…それに先に翔だ……)
視線をずらすために違う方を向き、小さく悔しそうにシワが出たところ…
「あれ?壮吉さん?」
左を見ると、そこには四人…
「…秀保、凰蓮…と二人は?」
「初瀬亮二!超常課犯罪の警察官です!」
駅内に大声で響いた声、何人かの人がヒソヒソと初瀬に笑い声を立てはじめ、城ノ内は「音量考えろ馬鹿」と軽く小突き、「馬鹿ってなんだよ!馬鹿って言った方が馬鹿なんだよ!」と怒りだし、凰蓮は完全にあきれた様子で頭を抱えて息を吐いた。
「…そ、そうか…それで、この子は…」
壮吉の視線は小さいピンク髪の少女に…
彼女は、翔の大切な人の一人でもある人物…翔の義妹的存在…
「…て………天王寺………璃奈…………」
近くの壁の後ろにそっぽを向いて話した。
実は昨日、風野と別れた後に璃奈はシャルモンに行き、この前ゲーム大会の前に知り合った城ノ内からシャルモンにいることを聞いていたため、そこに向かって翔の捜索を手伝って貰っていたのだ。
昨日ね内に城ノ内が初瀬に連絡し、警察内部に極秘で手伝い、今日からシャルモンは三日間のお盆休みとなるため今日からは凰蓮も仲間に加わったのだ。
「天王寺…そうか、翔から話は聞いていた。まさかこんな大がかりで捜索とは…」
翔に呆れを感じつつ、壮吉はビートルフォンを触り、時間を確認する。
時間は三時頃
「…凰蓮、翔についての情報でわかったことはないか?」
「分かったこと…一昨日、いなくなる前?にシャルモンにいたくらいしか…」
「シャルモンにいたのか?…それ以外はなさそうだな」
今回の過酷さをこの情報から悟り、何か嫌な胸騒ぎが心の奥深くで始まった。
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翔視点
「…!よっしゃ!撃破!」
ガ◯ンドロフのスマッシュ!
マリ◯カートの次はス◯ブラを始めた翔と真姫。
翔が押している状況で真姫は防戦一方…
いや、何で解説してるんだよ
まぁそんなこんなで決着がつき、翔が勝利した。
「疲れた~けど面白かった!」
翔はコントローラーを目の前の机に奥と、ベッドに寝転がり、あくびをした。
「案外ゲームも悪くないわね、でも一回休みましょうか」
翔は真姫が注いできた安全な紅茶を飲んで、「熱っ!」と舌をやけどしてしまい、それを見た真姫は「かわいい…♡」と萌えを感じながら黒い顔で見ていた。
「…ね、真姫ちゃんはさぁ、なんで始めてあったばかりの僕とμ'sの曲を作ってくれたの?」
「…そうね、まぁ私も作曲を頼まれてたってこともあるけど、貴方を見たから…ね」
「…僕を?」
翔はきょとんとした顔で真姫を見た。
真姫はそんな翔の頭を撫でながら微笑みを浮かべて話を続ける。
「小学の時から、私は孤独だったの」
「…そうだったんだ」
「小さいときから私はピアノでの入賞に加えて、勉学もテストで毎回一位…だからか、誰からも話されなくて…どこか……その………寂しいって感じてた」
「………」
真姫は思い出すよう話し、一部恥ずかしかったのか数秒の間だけ頬を赤らめた。
「…そんな時…いやあの日、貴方は話しかけてくれた」
「私…それが嬉しかったの……!初めて私と同じ、曲を一緒に演奏できて…優しくしてくれて……」
「真姫ちゃん……」
翔は何か思う顔をしながら真剣な瞳で真姫を見つめ続ける。
「だから…私、大切なの……貴方のことが…!翔…!」
「…好きよ、こんなことをするまで…♡」
「………」
翔は黙ったまま…拳を握った。
「…ごめん、僕は…どうしたら……なんて言えば……」
悔しそうな顔でさらに強く拳を握りしめた。
ファサッ…
拳に暖かい感触…
真姫の手が翔の手を包み込んだ。
「…大丈夫よ、ここにいるからには、私に夢中になっちゃうはず♡だから…もう考えなくていいのよ♡」
「真姫ちゃん…」
真姫ちゃんのことが少し分かった気がする。
第七十七話でした!
はい、今回もカオスぅ…ですかね
監禁した犯人と翔がマリ◯カートをするというカオス…
実は監禁するに当たって何をするか…にて最初に決めていた展開で、ゲームをするというものだったんで、実現できてまぁ…よかったです(笑)
そして中盤のおやっさんの意味深な行動…あれは誰なのか……
そこで今後、本編とは別に、おやっさんの過去の話を書こうと考えています!
もちろんゼロな二人ともリンクしてる予定です!
ちなみに次回はおやっさん回です!
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もし、ペルソナシリーズ(3~5)のように、コープ、タロットの種類があるとしたら…
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