ラブライブ!~ゼロな二人~   作:ぷよでっせMARK Ⅱ

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過去編第八話です!

ついに仮面ライダー誕生!←やっとか

それはそうと、先日ラブライブスーパースターの一番くじを引いてきました。

やったぜラストワン!しかも推しメンの唐可可のクッションも!
大勝利!

そして、スーパースター一期見終わったぜ!

…誰得な話しすみません(ハイパー土下座)


それではどうぞ!


止まらないKの夢~道はすぐそこに~

???

 

翔が目覚めると、そこは白い霧がかかった空間だった。

もちろん霧がかかっているので見えにくく、何より、どこからかあま~い臭いがする。

 

「…どこ?ここ」

 

立ち上がる。前が見えない。しかし、霧の先で誰かに見られている気配がある。

 

「….お姉ちゃん?お姉ちゃん!?いる!?」

 

翔が呼びかけるが反応がなく、その声はトンネルにいるかのようにむなしく声が響く。

 

「…いないの?」

 

不安そうな顔になり、今にも泣きそうだ。

 

 

すると

 

 

 

「翔くん!」

 

 

 

背後に千歌がいた。

千歌だけではない、曜に果南もいる。

 

千歌はリンゴがらのTシャツにスカート、曜は船がらの半袖にショートパンツ、果南は魚がプリントされた半袖に長ズボンである。

 

「…みんな!?どうして…」

 

「おはよう!翔くん!」

 

千歌のテンションは変わらないが、曜は手を振っていて、果南はじっと笑っている。

 

 

(何でだ?違和感がある…)

 

 

いつもとは違う感じがあり、少し警戒する。

 

「…ねぇ質問!」

 

「え?な、何?」

 

「翔君は仮面ライダーになって何をしたいの?」

 

千歌の質問に翔は戸惑う。

 

「なにって…お姉ちゃんを守る!それだけだよ」

 

自信をもって答える。これだけは分かっていた。

 

だが…

 

「それは本当なの?」

 

果南はいつの間にか翔の左に来ており囁く。

 

「本当は仮面ライダーになってちやほやされたい…」

 

曜もいつの間にか右に来ている。

 

「はたまた、風野さんに着いていきたいだけじゃないの?」

 

千歌も翔の真後ろにいた。

 

そんなことを言われて翔は思い出した。

何故仮面ライダーになると決めたのか…

 

それは鳴海華子、彼女の壮吉さんを救ってとの頼みであった。壮吉さんを過去という囚われから解放して欲しいとの頼み。

だが、仮にライダーになったとして、目標を達成できるのだろうか…姉を守るという目標、それは簡単そうに見えて極めて難しいかもしれない。

翔は迷ってしまう。

 

「ふふ…やっぱり、仮面ライダーなんか無理だよ?ねぇ、内浦に帰ってきて四人で暮らそう?」

 

(…ああ、悪魔の囁きが聞こえてきたよ、お姉ちゃんだったらどうするのかな?)

 

途端に過呼吸になっていく。

 

 

というかここはどこだ?

新たな疑問も生まれてきた。

 

(たしか僕は…テストされてt、そうだよ)

 

翔はある仮説をたてる。

 

そうだ、ここは夢なんだと。

だとするとあの三人は…!

 

「わかったよ、君たちの正体が」

 

「え?なに言ってるの?頭おかしくなった?一回休んだ方が…」

 

千歌は心配そうな目で見る。

 

「三人とも、偽物でしょ?」

 

「「「えぇ!?」」」

 

三人は口に手を当てて驚く。

 

「まず千歌、何でミカンじゃなくてリンゴの服を着ているの?」

 

「それは…」

 

「次に曜、であってもいつものヨーソロー!ってしてないの?」

 

「そんな日もあるよ?」

 

「ないよ、僕が長く見てた中でおはようとは言ってなかったもん。最後に果南」

 

すると、翔は両手を左右に伸ばした。

 

「…何してるの?」

かなんは混乱していた。

 

「やっぱり偽者さんか、果南ならこのポーズしたらハグしてくるし、むしろハグを忘れるなんて果南じゃないよ」

 

「……」

 

 

 

「あとさ」

 

自分の手首を見せる。そこには黒色のブレスレットが、

 

「あの約束忘れたでしょ?」

 

三人は何のことか分かっていない。

 

「また四人で会うときにブレスレットをするって約束だよ?やっぱりそうだよね?偽者さん?

 

三人は黙ってしまう。

 

「早く目覚めさせてよ?お姉ちゃんが待ってるんだ」

 

翔は目を強くして言う。

 

 

すると…

 

ガバッ!

 

「な、何!?」

 

いつの間にか倒され、三人に体を抑えられていた。

 

足、腕、肩を抑えられて身動きが取れない。

 

「行っちゃダメだヨ?」

 

「ここで一緒に暮らソ?」

 

曜と果南の悪魔の誘惑が囁かれる。

 

「い、一緒に?」

 

「そうだヨ?もうなにも心配はないヨ?」

 

千歌にまで言われ、完全に堕ちる手前まで来た。

 

 

もう考えるのは止めようか?現実には親がいない、そんな世界はいやダ…

 

「…わかったよ帰ら…」

 

『ない』といいかけたその時、

 

ピカッ

 

と翔のポケットが光った。

黒く光っている。まるで闇のオーラみたいだ。

その光りはどんどん大きくなっていき、一瞬で千歌、曜、果南の視界を奪った。

 

「ひゃぁ!」

 

三人は地面に転がってしまった。

 

 

「…これは?」

 

ポケットに手を突っ込むと何か長方形のものが入っていた。それは、地球の記憶が入っているUSBメモリに酷似した物…

 

 

 

ガイアメモリだった。

 

 

 

 

「ガイアメモリ?…じょおかあ?」

 

そのメモリとはジョーカー、切り札の記憶だった。

翔はメモリを起動させる。

 

『ジョーカー』

 

すると…

 

 

「お姉ちゃん…」

 

と翔は思い出したかのように呟いた。

そうだよ、戻らなければお姉ちゃんは孤独になってしまう。何て僕はバカなんだろう…

 

「…行かなきゃ」

 

翔は起き上がり服をはたくと進み出した。

 

「翔!?どこ行くの!?」

 

かなんはすぐに起き上がり止めようとバックハグをした。

 

 

「ごめんね?果南の偽者さん、僕は進まないと行けないんだ」

 

「そ、そんな…」

 

偽者さん三人は絶句する。すると、霧が一瞬深くなり、見えるようになると、三人は消えていた。

 

「…今度こそ行かないと」

 

翔は走り出す。

 

 

 

「待ってください!翔さん」

 

 

 

また、翔を呼ぶ声がした。

その声は聞いたことがある。

 

 

「…ダイヤさん、止めてください」

 

翔は姿を見なくてもわかった。だから振り向かない。

 

「翔さんこそ何でその道を選ぶんですか?」

 

「…僕はこの道が正解だと思うんだ」

 

「僕はお姉ちゃんを守りたい、孤独なのはいやなんだ」

 

先ほどよりもしっかりとまとまっていた。

 

「…ですが?貴方がもし亡くなってしまったら、風野さんはどう思うのでしょう?」

 

…そんなの決まってる、悲しむの一言だ。

 

「悲しむ、だろうね?」

 

「だったら「でも!」?」

 

「僕は死なないよ?お姉ちゃんがいる限り」

 

翔は風野のこと考えながら話す。

 

「それに、僕とお姉ちゃんは一心同体!お姉ちゃんが亡くなったら僕も亡くなるよ?」

 

ダイヤは考え込む。ついに…

 

 

「…さすがですわね?翔さん」

 

納得したようだ。

 

「風野さんを守る気持ち、わかりました。応援させてもらいます」

 

するとダイヤは翔をバックバグした。

 

「ダイヤさん…」

 

振り返る、しかしだった。

 

「あれ?」

 

ダイヤは翔が知っている姿ではなかった。

いまのダイヤは目と髪色髪型は変わらないが、印象、何より背が違う。大体高校生くらいだろう。そして…

 

 

「頑張るのですよ?翔さん」

 

 

そう言われると、意識がフェードアウトしていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

現実

 

 

 

ザァザァザァ

 

雨粒が頭に落ちてくる。体温が奪われるなか、目を覚ました。

 

「!行かないと!」

 

翔は起き上がり、自分の体に重いムチを叩くように進み出す。体は痛い、しかしそんなことは感じない。

ゴールするとの一心で走り出せる!

 

「僕は、もう惑わされない!だから!前に進むんだ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゴール地点

 

雨が降るなか、ゴール地点の自宅の玄関の屋根に雨宿りしながら翔を待っている。ザァザァと鳴り響く雨、それと比例するように時間は過ぎていく。

残りは1分、

 

「ダメなようだな」

 

壮吉は呆れた顔をしている。

その一方でゴールした風野は諦めていなかった。

 

(大丈夫よ、焦らなくてもいいわ…まだ一分があるわ。帰ってきて)

 

絶対翔はゴールする。

 

 

 

 

 

願いは叶った

 

 

 

 

 

 

ハァハァハァハァ

 

 

 

「…嘘だろ?」

 

「き、来た!」

 

翔は前方に現れた。見える位置にいる。

 

「翔!もう少しよ!頑張って!」

 

風野はまだ残っていた力を使い、大きな声で応援する。

 

 

そして、

 

 

 

「やったぁ!やったぞ!」

 

ついにゴールした。

 

「タ、タイムは59分54秒」

 

しかも、ギリギリだがクリアだ!

 

 

「翔!」

 

風野は翔に走って抱き締める。その力はかなり強く、疲れた体に響く。

 

「痛!ちょ!痛いからやめて!」

 

「え!?痛いの?ごめんね?」

 

風野はすぐに離し、頭をよしよしと撫でた。

 

「お姉ちゃん…!」

翔は顔を赤くしながら喜んでいる。

 

 

 

 

「…なぁ、どうして諦めなかったんだ?」

 

「え?」

 

壮吉はこの状況を信じられないのか驚いた顔で聞く。

 

「諦めなかったからじゃないの?」

 

風野は翔の言うことがわかっている。長い間家族が二人だけだからだ。

 

「…そうなのか?」

 

「そうだよ。…でも、一回だけ諦めかけちゃったけどね?」

 

「…質問だ、仮面ライダーになって、世界を守るのか?」

 

翔の反応は…

 

 

「守らないかな?」

 

「は?」

 

まさかの回答に口をあんぐりさせた。

 

 

「あっ、訂正!お姉ちゃんがいないなら…だね」

 

「僕は一人じゃあ世界を守れないよ、でも!お姉ちゃんとなら!守れる!僕はお姉ちゃんを守るために戦う!」

 

「私だって!翔を守るため!翔も戦うなら!私も戦う!それで死ぬなら本望よ」

 

二人は見つめあって答えた。

 

 

「俺の敗けだな…完敗だよ」

 

壮吉は思い出す、あの日自分を信じて、ただ一人で財団Xの幹部に挑み死んでしまった友、ユニコーンのガイアメモリを使う友を…

 

回想ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「おれは壮吉が戦うなら戦ってやる、だろ?」

 

「ああ!俺も同じだ、相棒」

 

 

これは俺が仮面ライダーになったとき、あいつ…、なつかしいな…

 

回想終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「一突(いつき)…」

 

「…誰?もしかして、亡くなった…」

 

「そうだ。あいつはすごいやつだ」

 

 

 

「お前らと同じくらいな」

 

 

 

「私達と同じくらい…」

 

「でも、お前らは良くやった。ありがとな、思い出させてもらって」

 

「ってことは!」

 

 

二人は息を飲む。

 

 

 

「認めよう、仮面ライダーとして」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数日後…

 

「ついにだね…」

 

「そうだね、お姉ちゃん、緊張してる?」

 

今日、二人は正式に仮面ライダーとなる日だ。

壮吉さんが国からロストドライバーとたくさんのガイアメモリを持ってきてその中から自分がこれだ!と言うメモリを取るらしい。

 

「ま、まさかぁ!楽しみよ!」ガクガクブルブル

 

「あ、足が、震えてるよ?」

 

「寒いのよ!」

 

談笑していると、

 

 

「帰ったぞ」

 

 

壮吉が帰ってきた。

 

「壮吉さん!」

 

 

 

 

~ED 少年よ~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「まず、これだ」

 

壮吉はロストドライバーを二人分出して、二人はそれを受けとる。

 

「うおぉぉ!これがドライバー!」

 

翔は興奮している。

 

「はしゃぎすぎよ?…やったぁ!ついた!」

 

おいおい風野、あんたもはしゃぎすぎたろ?

 

「….いいか?次だ」コホン ガチャ

 

壮吉が咳き込むと、静かになり、銀色のアタッシュケース

を開封した。

そこには沢山のガイアメモリがあった。

しかし、所々メモリのアルファベット順だが消えていた。

 

「まず風野、自分と惹かれたメモリを選べ」

 

風野はメモリを一通り見る。選んだのは、

 

「これね、私だけの相棒」

 

サイクロン、風の記憶。明るい蛍光の緑色で風野が取るとメモリは強く緑に光り出した。

 

「適正してるな、そのメモリで決定でいいな?」

 

「もちろん!」

 

 

まず、風野はサイクロンメモリを選んだ。

 

「次だ、翔。選べ」

 

翔も、メモリを見る。

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

「あれ?どれもいまいち…」

 

「何だと?」

 

予想外の結果に壮吉は驚く。

 

 

しかし、翔にはどこかメモリと繋がっているのか少しずつ心臓の音が強くなっていくのがわかった。

 

 

「まぁ、とりあえず適当に持ってみろ」

 

「えぇー…じゃあこれ?」

 

手に取ったのは狼の記憶が入ったメモリ『ウルフ』だ。

 

だが、

 

 

それは白に光ってはいるが、風野と、比べると断然弱い、

 

「適正してないな?…これならどうだ?」

 

その後色々とメモリを見たが、どれも適正はしていなかった。

 

「何故だよ…何で反応しない?」

沢山メモリを持ったが、どれも適正しない。

 

そのとき、

 

「…裏?」ピクッ!

 

翔の脳内に声が響き渡り声を出してしまう。響いたのは女性の声だ。

 

翔はアタッシュケースを裏にして振りだした。

 

「おい?何してる!?」

 

壮吉はすぐに止めようとするしかし、

 

ガコン!メモリのケースが落ちた。

だが、新たな発見があった。

 

 

「やめ………こ、これは?」

 

アタッシュケースの裏にもう一本ガイアメモリがあった。

 

それはあの夢の中で出会った切札の記憶を持つメモリ…

 

 

ジョーカーだった。

 

 

「これだよ…これだ!」

 

翔はジョーカーを選ぶ。するとメモリは紫色に光り輝く。だが、その光りは風野とサイクロンメモリの比にならず、壮吉と風野のは目をつぶってしまった。

 

 

「こ、これは…過剰適合?」

 

壮吉は驚いた。

 

そして、メモリ選びも終わり、二人は正式に仮面ライダーとなった。




ということで第八話でした!

何か長くてすみません。


まず次回はμ'sメンバーが一人新登場します!

…え?ヒント?

ヒントは….『Bird』

良ければ、感想、好評価、お気に入り登録お願いします!

質問も待っています!

もしかしたらまどマギキャラがμ'sメンバー誰かと入れ替わる?的な小ネタを作るかもしれないけど、その時誰にするか 最終版

  • 鹿目まどか
  • 暁美ほむら
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