「王よこれは報いなのですか?」
彼は嘆く
「任務を遂行するでもなく王についていくでもなく逃げ出した私への」
彼は嘆く
横でスヤスヤ寝る娘の手を見ながら
「小人の身には無理だが神族の一人である私ならば」
彼は、娘の手と己の手を合わせる。
すると、彼の手にダークサインが現れた。
「所詮は一時しのぎにしかならないとは思うが、それでもまだ幼いこの子には不死の旅はきつかろう」
彼はそう言いながら机に向かう。
「愛する妻と娘への最後の言葉だ私の思いをつづらせてもらおうか」
彼は二通の手紙をしたため我が家を出た。
二度と帰ることのできない家に後ろ髪をひかれながら彼は進む。
「王よ、今から終わらせに行きます。」
彼の言葉に偽りはないだが、隠し事がある。
彼は王のために行くのではなく、娘のために火継ぎに行くのだ。
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彼は昔ダークソウルをプレイする一人のplayerだった。
そんな彼は転生した。
理由など誰も覚えていない、轢かれたのかもしれないし刺されたのかもしれない。
そんな理由はさておき彼は転生したダークソウルの世界に神族として。
この神族の中で彼だけが例外でもとより人の形をしていた。
彼が転生したのちグウィンが王のソウルを見出し銀騎士の兵団を作ると彼は喜んで参加した。
だが彼は弱かった。当然である転生特典などなく体力も根性も現代の一般人とさほど変わらない彼が強いわけがなかった。
そこで彼は己のみが持つ知識を利用した。元の世界で考察班が調べた奇跡とは、魔術とは、呪術とは。
狩人の動きも参考にした。
それほどまでに努力をしたのは自分があの物語に立ち会っているという高揚感と死にたくないとゆう生存本能からだった。
それをして数ヶ月がたったころ彼は一般人から忠義を捧げる銀騎士となっていた。
そして銀騎士の中での四大巨頭の一人となっていた。
素早さと指揮のオーンスタイン、力のアルトリウス、鷹の眼のゴー、そして手数の彼。
そこから更に数ヶ月、古龍との戦争が始まった。
オーンスタイン、ゴー、アルトリウスが20、30と古龍を倒していく中彼はやっと10を超えたところであった。
このままでは彼らに置いていかれると危機感を抱き一層努力した。
とある古龍の尻尾を切り落としその武器を使ってみた。魔術において結晶を闇を再現した。呪術の火を強化してみた。それでもあの三人には届かなかった。
文字通り彼らは天才だったのだ。いくら秀才が努力しても努力する天才には届かない。ある意味では当然だったのだ。
それでも彼が努力をやめなかったのは彼が三人と親友で居たかったからなのだ。努力を止めたら対等な関係ではなくなってしまう。対等な親友ではなく守る側と守られる側。そんな関係になるのが彼はものすごく嫌だったのだ。
古龍との戦争が終わり祝勝式典が始まった。
この祝勝式典で今回の戦争で特に功績が大きかった4名に四騎士という名の称号を与えるとの噂だった。
銀騎士たちは口々に自分たちの予想を話しただが最終的に四大巨頭のメンバー全員が四騎士になるのだろうと予想だった。
そして王よりとうとう4騎士が発表された。
竜刈りの名が与えられたオーンスタイン、無双の二つ名が与えられたアルトリウス、鷹の眼の二つ名が与えられたゴー、ここまでは予想道理だった。
最後の四騎士の名が呼ばれたとき辺りが静まり返った。
その最後の四騎士は王の刃キアラン、女のアサシンだった。
多くの騎士たちはその決定に不満を持った。ここで呼ばれると考えられていた彼は、オーンスタイン、アルトリウスに次ぐ討伐数第三位、呼ばれない理由がなかったのだ。
だが彼は不満を持つ騎士たちを止めた。そんなことを言っても意味がないと。
その彼の表情は納得ではなくあきらめだった。
内心どこかで思っていた追いつけるはずがないと、私とはステージが違うということを王の口からはっきりと言われてような気分だった。
そのあと彼は努力を止めた。やめたといっても修練自体はしているだが、向上心がなくなってしまった。
そんな状態で5,6年たったころ彼は王からデーモン退治の遠征部隊を任された。
その後遠征を通して彼に向上心が戻ってきた。
そしてアノールロンドに戻った時に聞いた知らせはアルトリウスとゴーの訃報だった。
そして彼は打ちのめされた。二人の親友の死だ心に来るものがあったのだろう。その時王が火継ぎに行くと言っていたが彼にはついて行くだけのだけの勇気も気力も残っていなかった。
皆さんお久しぶりです。
今回はダークソウルの二次創作をつくってみました。