王が火継ぎに行ってからしばらくして彼はやっと心に折り合いをつけることができた。
そのあと彼は久しぶりにオーンスタインと飲み明かした。訓練をしていた時のこと、古龍との戦争でのこと、デーモン退治、そしてウーラシールでのアルトリウスとゴーのこと。
そのことを話していたら時間が過ぎるのが早くきずいたら朝日が上っていた。
次の日から彼はオーンスタインと共に女王の間を守っていた。
それから4、5年たったころアノールロンドに侵入者がやってきた。不死者の小人らしい。彼は、それを聞くと三名の銀騎士に討伐を命じた。侵入者は討伐できたが一人が物言わぬ人形になってしまった。
彼は、これを聞いたとき嗤った。そんなはずはないだろうと、だが事実だった。
話を聞くと小人に殺されたと思った者がむっくりと起き上がった。話しかけても何の反応もなくただその場にいるのだと言う。意味が分からない。彼は混乱していた。ここに追い打ちをかけるようにまた侵入者が現れた。今度も何名かの銀騎士に討伐を命じた。...
彼はそんなことを何十年も繰り返した。もう残っている神もグウィネヴィアとグウィンドリンのみ。彼とオーンスタインはいくつかのことを学んだ。一つ不死者に殺されると自我がなくなってしまうこと。二つ時がたつにつれ弱いものから意思がなくなっていく。この二つだ。
もう意思が残っている銀騎士は彼とオーンスタイン、スモウの三名のみ。彼はこのことを知ってから怖くなっていた。次に意思がなくなるのは己ではないのかと。死ぬだけならまだいいだが生ける屍になるのは嫌だと。そこで彼は、アノールロンドから逃げ出した。銀騎士の鎧を脱ぎ捨て黒騎士の鎧を着て。
彼は、ロードランの大地をから離れ小人の国を旅し一人の女と出会った。
彼はその女と結婚し娘を儲けた。
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さて、これがかの火継ぎの黒騎士の過去だ。駆け足になってしまったが話さなければならないところは概話した。
何?この話の続きが聞きたいと言うのかローレンス?今回は話疲れたのだが...。分かった結末だけは軽く話そう。結局彼には火は継げなかったのさ。いや正確には継げしたか。継ぐと時は戻り継いだという事実は
無くなり火継ぎの祭儀場に戻される。この事実に絶望した彼は心が折れた者の隣でその人生を終えたそうだ。結末としてはこんなところだ。........まだ何かあるのかねローレンス。狩人ってなにかって?それは君たちがよく知るはずだよ。