赤飯軍曹です。 久しぶりに書けたので投稿しました。
拙い作品ですがよかったらどうぞ。
「久しぶりだなこのロードランの地も」
男は自らの足でこのロードランの大地に戻ってきた。
己の娘の将来のために。
「さて現在地は、…火継ぎの祭儀場か、なら城下不死教区を通りセンの古城に行くか」
男は進む、彼の前には小人の亡者など障害にすらならない。
だが、彼の前に立ちはだかったのは小人ではなく黒き鎧をまとったナニカであった。
「誰だ、そこにいるのは」
ガシャ
彼の前に出てきたのは黒騎士であった。だが彼のように黒い金属光沢を纏った美しい鎧ではなく煤けたような黒であった。だがその鎧の作りは彼の鎧と同じでありもとは,同種の鎧であったことをうかがわせる。
「ウィリアムか?」
彼はその鎧に覚えがあった。自分が共に遠征した部下の一人がつけていた鎧にそっくりだったのだ。
「なっ!?」
そのナニカは呼びかけには答えず持っていた剣を振り下ろしてきた。
彼はその剣を弾き持っていた斧槍で貫いた。
「すまない、ウィリアム」
彼がそんな簡単には死なないと知っていたからこその反応であった。冷静に斧槍を背負い治癒の奇跡をしようとタリスマンを取り出す。
シュワン
「え?」
眼前で部下が塵のように消えたのだ。驚くのも無理はない。
だが本来神族が死んだときは遺体が残る。
残らないときは不死人に殺されたとき位だ。ここでやっと彼は気づいた。
「ウィリアムじゃない、だと…」
そこで彼は疑問を持った。
「ウィリアムではないならこいつは何だ?」
数分その場で立ち止まり考えていたが考えても仕方がないと考えたのかやがてまた歩き出した。
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次にかれを止めたのは塔より飛び出したデーモンだった。
「デーモンか」
そういい彼は斧槍を再び握りしめる。
「GUGAAAAAAAA」
雄たけびを上げデーモンは大斧を振り上げ振り下ろす。
だがその程度弾くことができなければ多くのデーモンは狩れず、古き竜なぞもってのほかだ。
カン
大斧を盾が弾きデーモンに致命的な隙が生まれる。
そこを見逃す彼ではなく斧槍で貫く。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAA」
デーモンは悲鳴を上げ倒れこむ。
彼は素早く斧槍を抜き追撃を叩き込む。
二撃、三撃と続けてるうちにデーモンは事切れた。
「これで、終わりか?」
あまりにもあっけなく終わり拍子抜けではあったがすぐに気を取り直し先へ進む。
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「あれは、ヘルカイトか」
次に彼が見つけたのは城壁にしがみつく赤き亜竜の姿だった。
「しかし困った。今は竜刈りの大矢は品切れなんだが........久しぶりにあれを使うか」
彼は杖を取り出し何かを唱える。すると彼の周りに黒く小さな何かが出来上がる。
それは追う者たちと呼ばれている魔術であった。
元より闇の魔術はマヌスではなく彼が作り上げたものである。ならば彼が使うのもおかしくはない。
だが、その数は異常だった。
その追う者達は20を超え30近くにものぼる。
「これぐらいでいいか」
追う者たちが放たれる。30近くにも上る追う者たち、その全てがヘルカイトの頭を寸分の狂いもなく貫き、その頭を吹き飛ばした。
「流石に過剰火力だったか。」
「さて邪魔者はいなくなった。」
彼は先に進む。