【球技大会】
今日は球技大会だ!
狼谷のカッコかわいいところは見れるだろうか?
「女バレは11時35分からだが、男子ソフトは何時からだ?」
「いや、見てないから分からん」
「なら、そこに貼っているよ」
ソフトソフトっと·····うわっ11時20分からかよ、これじゃ丸かぶりじゃねーか
「11時20分からだ、応援は無理そうだな、残念」
「そうか、そんなに落ち込むな、見ていなくても応援してるよ」
「ありがとう狼谷、俺も応援してるよ」
さて、頑張るとしますか
頑張りましたが、俺達は瞬殺されました。
「終わった···俺たちの夏が···」
「終わった、終わっちまったな、犬束·····俺たちはよく頑張ったよ」
「まだ始まってすらないよ、春だよ」
そうか、始まってすらなかったのか。
「犬束よ、俺たちに夏は来ないらしいぜ」
「だな、あァ俺たちの夏が·····」
「いや来るよ!来るからそんなに落ち込まないで!!そうだ!女バレまだやってるかな!」
そう言って走りだす和泉、狼谷はまだ試合中かな?俺も行こう!
「待ってくれ和泉!俺も行く!!」
「お前らコケんなよ」
『やべー熱すぎる』
『ファイト!』
『すげー1回戦からこれかよ!!』
体育館に入ってみるとすごい盛り上がっていた。
男子の試合とは大違いである。
「すごい盛り上がってるね」
「まだ試合続いてたのか」
「いや、俺達が瞬殺されただけじゃね?」
『いった!あの子達すげ〜』
ふふん·····凄いだろ、凄いだろ!あの二人は俺と和泉の彼女達なんだぜ。
「なんでお前が自慢気な顔してんだよ」
「いいだろう犬束、あの子俺の彼女なんだぜ」
「2人とも!応援しなきゃ!!」
そうだった、見とれてしまっていた。
よし、とびきりの声で応援してやる!
「「頑張れ!!!」」
「アイツらもう負けてんの、ウチらこんなに頑張ってるのに。ほら、カレピ達オーエン来てくれたよ」
「「負けてられないね」」
「何あのイケメン」
「落ち着け和泉、あれは俺達の彼女だ、あぁ可愛い」
「可愛いと言うよりカッコイイじゃね?」
結果女子バレーは優勝した!
「おつかれ狼谷、かっこよかったよ」
「ありがとう」
「狼谷!それと鳶沢も打ち上げ行こ!!」
「ああ、いいよ」
「狼谷が行くなら俺も」
狼谷は最近こう言った事にも参加するようになっていた。
あまり騒がしいのは好きじゃないと言っていたが大丈夫なのだろうか?
「打ち上げかなり騒がしくなるだろうけど、大丈夫か?」
「たまにはね。それに最近はこう言った事も楽しいよ」
「そっか、なら楽しみに行くとしますか」
狼谷と教室から出ようとしたその時!
「あの!写真いいですか!?」
「今日の試合すごくカッコよかったです狼谷センパイ!!」
俺の彼女は学校のヒーローになってしまっていた。
【彼女奪還大作戦1日目!】
球技大会大会1週間後
「式守センパイ、狼谷センパイ!一緒にお昼食べませんか」「「いや、あの」」
「お前達の彼女球技大会効果で人気者になったな。お前らにとっちゃいい迷惑だろうけど」
「「どうしよう狼谷(式守さん)に全然近づけない···!」」
「追っかけ一人一人にあんな丁寧に対応してたらな···」
「みんなの式守さんだから仕方ないよね···」
「愛が重いファンみたいだな和泉、よし!見てろ奪還方法を教えてやる!」
「え!?どうやるの!?」
フフフ、まあ見ていろ和泉、そしてお前も上手いことやるんだ!行くぜぇい!!!
「済まないねお嬢様方達、そちらの麗しき女性をこちらに差し出してはくれないだろうか?」
どうだ!俺のこの紳士的な態度は!これできっと狼谷は俺のところに来られるハズだ!!!
「何?この人?気持ち悪い」
「へっ?」
「あの、邪魔なんでどいてもらってもいいですか?後、気持ち悪いです」
俺って気持ち悪いの·····?
もうやだ
「お、おつかれ鳶沢、そのドンマイ·····」
「ぶわぁぁぁぁぁん!!!!!」
「と、鳶沢く!?大丈夫!!気持ち悪くないよ!鳶沢くんはかっこいいよ!!」
「いや、今のは気持ち悪いだろ」
やっぱり俺、気持ち悪いんだ!
「うわぁぁぁぁん!!!おぅぢぃがぇるぅぅぅ!!!」
「犬束くん!!ダメだよ本当の事言うなんて!!」
やっぱり気持ち悪いんだぁぁぁ!!!
1日目撃沈
【毎日気持ち悪い変態男のストーカー作戦2日目!】
「スタートからタイトルが凄いことになってるよ!」
「うきゃきゃきゃきゃきゃ!今日こそは狼谷を奪還してやるぜ!!!」
「めげないな!!あととんでもなくキャラが崩壊してるぞ!!」
「では、行ってくりゅ!犬束!和泉!幸運を祈っててくれ!!」
そう言って女子軍団の場所に向かう俺
「やぁ、可愛い子猫ちゃん達、狼谷がかっこいいのは分かるが、俺のもとに返してくれないかい?」
「また来たんですか!?本っ当に気持ち悪いです」
「何この人?ヘンタイ?」
「ストーカーですか?」
ストーカーじゃないもん!
「ヘンタイじゃないもん·····ストーカーじゃないもん」
「いや、タイトルに思いっ切り!変態男のストーカー作戦って書いてんだろ!?」
「そこ!!メタ発言禁止!!!」
2日目撃沈
【赤いヘルメットに角をつけて3倍の性能なら何とでもなる作戦3日目!】
「もう、どこから突っ込んでいいか分からないよ」
「いや、ここまで来たらアホだろ!」
「今の私は赤い〇星だ、それ以上でもそれ以下でもない」
「シ〇アじゃあるまいし、赤くて角つけてもなんの意味もないぞ·····」
「えっ!?そうなの?」
「いや、やっぱアホだろ!!」
「ええい!うるさい!昨日までの奴だとバレなきゃどうということはない!」
3倍になった俺の力見るがいい!
「また来たんですか?」
やばい!バレた!!逃げろ!!
「撃ちどころが悪いとこんなものか·····」
「いや、ガン〇ムネタ分からない人多いと思うからそろそろやめようよ·····」
「まだだ!まだ終わらんよ!」
「もう終わりだよ!!」
くそぅ
「で、なんでそんな物持ってんだ?」
「これなら行けると思って、昨日赤のヘルメット買ってきて頑張って作った」
「とんでもなくアホだろ」
くそぅ!!小惑星を落としてやる!!
3日目撃沈
【あぁ·····4日目】
「もうタイトルにすらなってないね」
「そんで鳶沢は抜け殻になってるな」
「あぁ·····」
狼谷と接する事無く4日が経過した。
今日こそは狼谷とご飯を食べたいが、もうダメだ·····女子の軍団が手強すぎる·····
「和泉、犬束、俺今日また行ってくるよ」
「お、おう·····が、がんばれ·····」
「頑張ってね、鳶沢くん·····」
「イッテキマス」
キョウコソハカミヤトゴハンクウ
「ゴメンナサイ、ミナサマ、カミヤト、ゴハン、ゴハン、ゴハン」
「なんなの?この人?気持ち悪いを通り越してやばいんだけど·····」
「ゴハン、ゴハン、ソシテ、オレ、キモチワルクナイヨ」
アァ、ゴハン、ゴハン
「少しいいかな?彼は私の、その彼氏なんだ。きっと寂しくて、ずっと変になってしまっているだけなんだ。だから、気持ち悪いって言うのをやめてもらってもいいかな?」
「へっ?」
狼谷!ありがとうございます!でも変なんですね俺、
「そうだったんですか!?すみません知らなくて」
「ごめんなさい!ヘンタイとか酷いこと言ってしまって!お二人の邪魔をしていたとは知らずに!!」
「私の方こそすみません!!ストーカーだなんて·····」
そう言って謝る女子軍団
なんだ、いい子達じゃないか。
「いや、いいよ俺こそ変なことしちゃってごめんね。でも、そろそろ狼谷とご飯食べたいし、一緒にご飯食べに行ってもいいかな?」
「はい!では、ごゆっくり!その、この何日か本っ当にすみませんでした。」
『すみませんでした。』
その頃犬束達
「鳶沢の奴!狼谷の奪還に成功したぞ!!」
「凄い!鳶沢くんほんとに!狼谷さんと一緒にお昼ご飯を食べに行ってるよ!」
そんな時
「和泉下がれ!」
ボカン!
どこからか飛んできた野球ボールから和泉を守り犬束が撃沈した。
狼谷を奪還した俺は中庭で一緒にお昼を食べている。
「いい子達だったな」
「そうだね。ちょっと強引なとこもあったけど皆いい子達だよ」
「なんかこうして一緒にご飯食べるのすっごく懐かしい気がするよ」
「なら、今日は楽しまないとね」
あぁ久しぶりの狼谷·····かわいい!
「そういえば狼谷」
「なんだ?」
「俺って気持ち悪い?」
「そんな事ないよ、私と一緒にご飯を食べたくて必死の鳶沢は可愛かったよ」
「かわいいかったのですか·····」
かっこよくはないのか·····でも気持ち悪くなくて良かったと思う俺であった。
どうもわたあめぷりんです。
寂し過ぎるとぶっ飛んでしまう鳶沢くんでした。
あとガンダムネタは古すぎて伝わらないのでしょうか?