【帰宅】
「もうこんな時間かよ、はえーな」
「遊んだ遊んだ」
お泊まりの次の日俺達は商店街で遊んでいた。
「大丈夫か狼谷?疲れてない?」
「ああ、大丈夫だよ」
狼谷、和泉、八満は疲れてぐったりとしている。
「帰るか」
「帰りたくなーい」
「小学生かよ」
そんなやり取りをして電車に乗り込むが、なんと俺達しかいなかった。
「誰もいないよ!!座ろう〜!!」
「あついな」
「窓開けよっか」
ナイスだ和泉!
そうしてしばらくすると電車が発車し、皆で思い出話をする。
「見て!鮎食べてる犬と鳶の顔」
「束をつけろ」
「沢をつけろ、失礼だな。その呼び方していいのは束だけだ」
「あ、そっか。ごめんね鳶沢!束だけだね」
「お前ら!!犬をつけろ!!」
「ほら」
俺は犬束に、途中で貰えた犬のお面をつけてやる。
「そうじゃねーよ!!」
「あはは、そういえばかき氷もすごい行列だったね」
「そーだな」
そんな時・・・
「アレ?八満寝た?」
「息してるか?」
「死んでる」
八満だけでなく皆も眠そうだな。
「危なっ!今寝てた」
「・・・んが・・・俺も」
その後すぐに犬束と猫崎も眠ってしまった。
「みんな寝ちゃったな(ね)」
「そうえすね」
「そうらな」
「寝てていいよ式守さん」
「・・・うーんょむえあぅ〜」
「・・・なんて?」
「狼谷も良かったら肩使うか?」
「・・・んーあいがと」
狼谷と式守も寝てしまった。
やばい、俺の彼女すげー可愛い!!
なにか違うことを考えよう・・・
そうだ!和泉と話そう。
「昨日と今日は楽しかったな!」
「そうだね!皆に迷惑かけちゃったけど、すごく楽しかったよ!!」
「迷惑なんてかけてないよ。一緒に来てくれてありがとな。また皆でどっか行こ行こうぜ!」
「うん!またどこかへ行こうね」
その後和泉も寝てしまい1人で起きてしまっている。
「・・・んー」
「おはよう狼谷、まだもう少しあるし寝てて大丈夫だよ」
「いや、目が覚めてしまったよ。鳶沢は寝てないのか?」
「なんか寝られなくて」
「なら、なにか話をしてようか」
「そうだね」
俺は目が覚めてしまった狼谷と話をする。
「星綺麗だったな」
「ああ、あんなに綺麗な星は生まれて初めて見たよ」
「俺も初めてだな。確かに街中じゃ見られないよな」
本当に綺麗だったなぁ〜
「そういえば、溺れていた時助けてくれて本当にありがとう」
「あのことはもういいんだよ、狼谷が無事で良かったよ。それに狼谷のおかげであの子が助かったんだ、すごくカッコ良かったよ!」
「そうか、改めて本当にありがとう」
「おう!」
本当にカッコ良かったよ狼谷。
そんな狼谷がやっぱり俺は大好きだ。
「そろそろ着くな。みんなを起こそうか」
「そうだね」
解散時
「もう歩けない・・・」
「インドア組が死んでる!!」
「ほら、頑張れ!!和泉!八満!もうすぐだぞ!」
【お礼】
バイトから帰りご飯の支度をしていると、電話がなった。
「もしもし鳶沢です」
「今時間大丈夫かな?」
「うん、大丈夫!どうかしたのか狼谷?」
「ああ、ちょっと行きたい所が・・・明日とかはどうかな?」
「喜んで」
ちょうど明日は何もない日である。
何をしようかなと考えていたのでラッキーだ
翌日
「人混みすごいな」
「そうだね」
今日はなんだか人混みがすごいな。
「どこへ行きたいんだ」
「スイーツが美味しいって噂のカフェに行きたいん。この前の川の時のお礼も兼ねて」
「川のことなら気にしなくていいよ」
「それでも、助けて貰ったんだ。なにかお礼させてくれないか?」
川の時のことは本当に気にしてないんだけど・・・でもせっかくだし、ここはご馳走になろう。
「なら、ご馳走様になるよ」
「ああ、期待していてくれ」
「おまたせしましたクマ王子プレートです」
おー!!すごい可愛い!
「おいしそ〜!いただきます」
「そうだね」
味もめちゃくちゃ美味しい!
「見て隣の男の子・・・スイーツ食べててカワイ〜♡」
「ちょー喜んでるカワイー」
可愛いのですか・・・
ちょっと自信なくなるな、最近キモイとかもよく言われるし・・・
「なあ狼谷、やっぱ変かな?男がこんな可愛いの食べてるの?」
「変じゃないさ。好きな物に男も女も関係ないだろう」
「そっかありがとう」
「どういたしまして」
「今日はありがとう。ご馳走様」
「いや、こちらこそ楽しかったよ、あの時はありがとう」
「ああ、どういたしまして、じゃあ俺はこっちだから」
そろそろお別れかぁ・・・寂しいなぁ
狼谷と別れの挨拶をしようと思った時に母親電話がなる
「ごめん電話だ」
「ああ、どうぞ」
「悪い!もしもし、お母さん。急に何や?」
「なあ、あんた夏休みやろ?彼女連れて帰ってきーや!交通費出したるから」
「はぁ!?狼谷を!?えらい急やな!」
「また彼女に聞いといて」
ツー
切るのはえーよ、まだほとんど何も喋ってないって・・・
「私の名前が出ていたがどうかしたのか?」
「まずいことになった・・・」
本当にどうしよう・・・