かっこいいだけじゃない狼谷さん   作:わたあめぷりん

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第14巻 楽しかった!

【帰宅】

 

「もうこんな時間かよ、はえーな」

「遊んだ遊んだ」

 

お泊まりの次の日俺達は商店街で遊んでいた。

 

「大丈夫か狼谷?疲れてない?」

「ああ、大丈夫だよ」

 

狼谷、和泉、八満は疲れてぐったりとしている。

 

「帰るか」

「帰りたくなーい」

「小学生かよ」

 

そんなやり取りをして電車に乗り込むが、なんと俺達しかいなかった。

 

「誰もいないよ!!座ろう〜!!」

「あついな」

「窓開けよっか」

 

ナイスだ和泉!

そうしてしばらくすると電車が発車し、皆で思い出話をする。

 

「見て!鮎食べてる犬と鳶の顔」

「束をつけろ」

「沢をつけろ、失礼だな。その呼び方していいのは束だけだ」

「あ、そっか。ごめんね鳶沢!束だけだね」

「お前ら!!犬をつけろ!!」

「ほら」

 

俺は犬束に、途中で貰えた犬のお面をつけてやる。

 

「そうじゃねーよ!!」

「あはは、そういえばかき氷もすごい行列だったね」

「そーだな」

 

そんな時・・・

 

「アレ?八満寝た?」

「息してるか?」

「死んでる」

 

八満だけでなく皆も眠そうだな。

 

「危なっ!今寝てた」

「・・・んが・・・俺も」

 

その後すぐに犬束と猫崎も眠ってしまった。

 

「みんな寝ちゃったな(ね)」

「そうえすね」

「そうらな」

「寝てていいよ式守さん」

「・・・うーんょむえあぅ〜」

「・・・なんて?」

「狼谷も良かったら肩使うか?」

「・・・んーあいがと」

 

狼谷と式守も寝てしまった。

やばい、俺の彼女すげー可愛い!!

なにか違うことを考えよう・・・

 

そうだ!和泉と話そう。

 

「昨日と今日は楽しかったな!」

「そうだね!皆に迷惑かけちゃったけど、すごく楽しかったよ!!」

「迷惑なんてかけてないよ。一緒に来てくれてありがとな。また皆でどっか行こ行こうぜ!」

「うん!またどこかへ行こうね」

 

 

その後和泉も寝てしまい1人で起きてしまっている。

 

「・・・んー」

「おはよう狼谷、まだもう少しあるし寝てて大丈夫だよ」

「いや、目が覚めてしまったよ。鳶沢は寝てないのか?」

「なんか寝られなくて」

「なら、なにか話をしてようか」

「そうだね」

 

俺は目が覚めてしまった狼谷と話をする。

 

「星綺麗だったな」

「ああ、あんなに綺麗な星は生まれて初めて見たよ」

「俺も初めてだな。確かに街中じゃ見られないよな」

 

本当に綺麗だったなぁ〜

 

「そういえば、溺れていた時助けてくれて本当にありがとう」

「あのことはもういいんだよ、狼谷が無事で良かったよ。それに狼谷のおかげであの子が助かったんだ、すごくカッコ良かったよ!」

「そうか、改めて本当にありがとう」

「おう!」

 

本当にカッコ良かったよ狼谷。

そんな狼谷がやっぱり俺は大好きだ。

 

「そろそろ着くな。みんなを起こそうか」

「そうだね」

 

 

 

解散時

 

「もう歩けない・・・」

「インドア組が死んでる!!」

「ほら、頑張れ!!和泉!八満!もうすぐだぞ!」

 

 

 

 

 

【お礼】

 

バイトから帰りご飯の支度をしていると、電話がなった。

 

「もしもし鳶沢です」

「今時間大丈夫かな?」

「うん、大丈夫!どうかしたのか狼谷?」

「ああ、ちょっと行きたい所が・・・明日とかはどうかな?」

「喜んで」

 

ちょうど明日は何もない日である。

何をしようかなと考えていたのでラッキーだ

 

 

 

翌日

 

「人混みすごいな」

「そうだね」

 

 

今日はなんだか人混みがすごいな。

 

「どこへ行きたいんだ」

「スイーツが美味しいって噂のカフェに行きたいん。この前の川の時のお礼も兼ねて」

「川のことなら気にしなくていいよ」

「それでも、助けて貰ったんだ。なにかお礼させてくれないか?」

 

川の時のことは本当に気にしてないんだけど・・・でもせっかくだし、ここはご馳走になろう。

 

「なら、ご馳走様になるよ」

「ああ、期待していてくれ」

 

「おまたせしましたクマ王子プレートです」

 

おー!!すごい可愛い!

 

「おいしそ〜!いただきます」

「そうだね」

 

味もめちゃくちゃ美味しい!

 

「見て隣の男の子・・・スイーツ食べててカワイ〜♡」

「ちょー喜んでるカワイー」

 

可愛いのですか・・・

ちょっと自信なくなるな、最近キモイとかもよく言われるし・・・

 

「なあ狼谷、やっぱ変かな?男がこんな可愛いの食べてるの?」

「変じゃないさ。好きな物に男も女も関係ないだろう」

「そっかありがとう」

「どういたしまして」

 

 

 

 

「今日はありがとう。ご馳走様」

「いや、こちらこそ楽しかったよ、あの時はありがとう」

「ああ、どういたしまして、じゃあ俺はこっちだから」

 

そろそろお別れかぁ・・・寂しいなぁ

 

狼谷と別れの挨拶をしようと思った時に母親電話がなる

 

「ごめん電話だ」

「ああ、どうぞ」

「悪い!もしもし、お母さん。急に何や?」

「なあ、あんた夏休みやろ?彼女連れて帰ってきーや!交通費出したるから」

「はぁ!?狼谷を!?えらい急やな!」

「また彼女に聞いといて」

 

ツー

 

切るのはえーよ、まだほとんど何も喋ってないって・・・

 

「私の名前が出ていたがどうかしたのか?」

「まずいことになった・・・」

 

本当にどうしよう・・・

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