かっこいいだけじゃない狼谷さん   作:わたあめぷりん

19 / 19
お久しぶりです、更新が遅くなり申し訳ございません。




第17巻 実家

【実家】

 

あれからしばらく経ち、帰宅すると、父親も家に帰ってきていた。

 

「久しぶり〜元気してた?」

「うん、久しぶり、こっちが彼女の狼谷」

「はじめまして、狼谷藍と申します」

 

狼谷が挨拶すると、父親も挨拶する。

 

「はじめまして、いつも碧(鳶沢くんの名前)がお世話になってるね」

「いえ、こちらこそ、お世話になっております」

 

狼谷はまだ少し緊張しているようだ。

 

「そんな緊張せんでも気楽にしてな〜」

「は、はいありがとうございます。お母様」

 

狼谷と父親の挨拶が終了したところで、母にご飯を催促する。

 

「なぁ母さん、腹減った。そろそろ飯にせん?」

「あんたの食いしん坊なとこ変わらへんなぁ」

「当たり前やん」

「ほな、そろそろ飯にしよか」

「お手伝いします」

「ええよ、ええよ、ゆっくりしといて、でも碧は手伝って」

「おーけー」

 

そう返事をして、食事の準備に取り掛かる俺と母さん。

今日のご飯は・・・具材的にたこ焼きだな。

 

 

 

準備を済まし、たこ焼きを焼いている時、狼谷が興味深そうに見てくる。

 

「どうした?」

「たこ焼きを上手にひっくり返すんだなって」

「やってみる?」

「どうすればいいんだ?」

「ここをこうして、クルンって感じ」

「クルンか・・・あっ!」

 

 

失敗してしまったようだ。

 

「あんた教え方下手やねん、こうやって・・・」

 

どうやら俺の教え方は悪かったらしく母が教えると、すんなりとひっくり返すことに成功した。

 

「上手い、上手い!さすがだな」

「ありがとう、たこ焼きを焼くの楽しいね」

「ああ、そうだな。将来はたこ焼き絶対に買おう」

「将来!?お前ら結婚するんか!?」

 

将来って単語に父親がすごい勢いで食いついてきた。

 

「うん、結婚しよと思ってる」

「鳶沢!?このタイミングで言うのか!?」

「悪い、つい勢いで」

 

つい、勢いで言ってしまったが、事実だ。

 

「藍ちゃんがお嫁さんかぁ、こんな子やけどよろしくね!」

「はい!こちらこそよろしくお願いします」

 

「せやけど、あんた勢いでなんでも言うなぁ」

「そうですね、告白もかなりの勢いで受けました」

「あんた、そんな大事なこと勢いで言うなんて・・・」

「その、悪いな狼谷、こんな俺で良ければ、これからもよろしく頼む」

「ああ、もちろんだよ」

「めっちゃラブラブやん!ええ子やな碧!」

「ああ、俺自慢の彼女だよ」

 

 

 

 

 

【おやすみ】

 

夜ご飯を食べ、風呂も入り、現在は俺の部屋に移動している。

 

「どう?疲れてない?」

「大丈夫だよ」

「良かった、明日帰るまで時間あるし、神戸寄ってくか?」

「いいね」

 

神戸かあ、久しぶりに行くなぁ

 

「前に中華街の方に行きたいって言ってたけど、他に行きたい所はない?」

「そうだね、ハーバーランドって所によっていきたいかな」

「OK」

 

さて、明日が楽しみだ

 

「なら、明日に向けてそろそろ寝るか」

「そうだね、」

 

 

 

「君とこうして一緒に寝るのは2回目だな」

「そうだな、まだ少しドキドキするよ」

 

言われてみれば今回が2回目か・・・前回もドキドキしたが、やっぱりまだ少しドキドキする。

狼谷の方を見てみると顔が赤くなっている。

おそらく同じことを考えているのだろう。

 

「多分考えてること同じだな」

「ああ、私もすごくドキドキしてるよ」

「今回も手を繋いで寝ないか?」

「いいよ」

 

狼谷の手と重なり合う。

狼谷の手は暖かくて心地がよい。

 

「狼谷の手、暖かくて好きだなぁ」

「私も鳶沢の手は好きだよ」

 

お互い向かい合っていたため、恥ずかしいことを言って赤くなるのが分かった。

 

「なんだか、恥ずかしいね」

「そうだな、そろそろ寝るか?」

「そうだね。おやすみ鳶沢」

「おやすみ狼谷、大好きだよ」

「ああ、私も大好きだよ」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。