原作最新刊の狼谷さんのフルネームのネタバレがあります。
第6巻 進級!
【2年生】
「もう1年経つのか、あの日を思い出すな」
「ああ、鳶沢が鍵を無くしていた時のことか」
狼谷と出会ってから約1年が経過した。
時が過ぎるのは早いものだなと感じた。
「あの時は本当にありがとう、一緒に探してくれて助かったよ」
「いや、大したことはしてないよ、それにあの時声をかけたおかげで今があるんだ」
昔の事を思い出しながら歩いていると学校に到着した。
今年は狼谷と一緒のクラスになれるといいのだが·····
「今年こそは同じクラスになれますように」
「大丈夫さ、クラスが離れても会いに行くよ」
離れてても会えると分かっていてもやっぱり同じクラスにはなりたい。
さて、俺は4組か、狼谷の名前は·····
「あった!あったぞ!狼谷!!同じクラスだ、ひゃっっほ〜い」
「本当だやったな鳶沢!」
俺達が喜んでるところにみんながやってくる
「おーす!鳶沢!!今年も同じクラスだな!!」
「おはよう鳶沢くん、今年もよろしくね」
「あ、狼谷〜写真撮ろ!ウチらも同クラ」
「ああ、いいよ」
いつものメンツと今年も同じクラスなのか、楽しい1年になるだろうなぁ
「おはよう皆、なら男女別で教室に行くか、また後でな狼谷」
「ああ、また後で」
そうして男達で教室向かおうとした時に和泉がふと思い出して式守に声をかける。
「そうだ式守さん今日の帰りだけど·····」
「よっっしゃあー」
それはそれはさぞお喜びの式守がいた。
気持ちは分かるが、式守ってあんな感じで喜ぶんだな。
「取り乱すには早かったな式守」
「なっ///そう言う鳶沢くんだって、さっきはとっても喜んでたじゃないですか!!」
「だって嬉しかったから、なぁ狼谷?」
「ああ、気持ちは分かるよ式守さん 」
「っ〜///」
真っ赤になっている式守、今年は楽しそうだが、騒がしい1年になるなと思った。
【ご挨拶!】
現在狼谷のご自宅にお邪魔しております。
「ど、どうも、ここ、こんばんは、藍さんとお付き合いをさせていております。鳶沢と申します。」
「あら、そんなに緊張しなくてもいいのよ。さ、座って座って」
「では、失礼します」
「いつも藍がお世話になっているね」
「そんな、こちらこそいつもお世話になっております」
時は遡ること数日前
「どうしよう鳶沢·····」
「どうした?そんなにかしこまって」
「私の両親が君に会ってみたいにそうだ·····」
「なんだそんなこと·····って、ええーーー!!!」
そうして今に至る。
やばい、凄く緊張する。
何を話したらいいんだろう?あぁ分からん、どうしよう!?
「夕飯できたわよ」
そう思っていた時にお母様が夕食を運んでくる。
「わぁ〜凄く美味しそうです!」
「今日はすごいじゃないか」
「鳶沢くんが来るから張り切っちゃった、どうぞ召し上がれ〜」
「いただきます!」
狼谷のお母様のご飯はとても美味しい。
「美味しいです!これ全部お母様が作られたのですか!?」
「あら、やだお母様だなんて、お口にあって何よりだわ、これもどうぞ」
「鳶沢くんこれも美味しいよ!」
「ありがとうございます」
お母様とお父様によって俺のプレートには沢山料理が盛り付けられた。
「すまないね、張り切っちゃってて」
「ううん、楽しいよ!食卓を囲んで皆で食事するのは久しぶりだからね」
そう言うと食卓が、しーんと静まる。
ハッしまった!そんなに深い意味で言った訳ではないのだが·····
「い、いえ、そんなに深い意味とかはなくて·····えーとそのぉぉ」
「いつでも来てもいいんだよ、一人暮らしなのだろう?」
「そうよ、鳶沢くんが来てくれると私達も嬉しいわ」
狼谷のご家族らいいご家族だな、ありがたい。
俺は満面の笑みで答える。
「はいっ!」
夕食を食べ終えゆっくりしていた時、お母様が席を立ちこう言った。
「デザート用意するわ」
「手伝うよ」
そう言って席を立つご両親、その時狼谷に声をかけられた。
「今日は来てくれてありがとう、急な誘いですまない」
「いや、俺も呼んでくれてありがとう。凄く楽しいよ」
「そういえば、こんなに緊張している鳶沢を見るのは初めてだよ」
何を言っているのだろうか?緊張しない訳がないだろう。
「好きな人の家に来てるんだ·····そりゃ緊張するさ·····」
「あらぁ?私達の前でいちゃつくとは、可愛いわねぇ」
「「いた(んですか)の!?」」
デザートを頂いてから数分後、狼谷は疲れたのか眠ってしまっていた。
寝顔が可愛い!しかし、風邪をひいては大変だと思い、自分の着ていたパーカーを狼谷にかけてやる。
「お手伝いしますよ」
「いいのよ、藍と喋ってても」
「藍さん眠ってしまって」
「せっかく鳶沢くんが来てるのにあんな所で寝て·····ごめんね鳶沢くん」
「可愛いじゃないですか」
「ノロケ?」
待ってくださいお母様!そんなつもりではございません!
「い、いえそんなつもりでは·····」
「今日は本当にありがとうね」
「こちらこそ、お料理美味しかったです」
「あの子、家に友達なんて呼んだ事がなくて、そしたらまさか初めては彼氏さんになるだなんて、今日は私達にとっても特別な日になったわ、そうだ!今のうちに聞きたいこととかない?昔のアルバムとか」
狼谷の昔の写真だと!?気になる·····気になるが、本人の了承も得ずに見るのは如何なものだろうと悩んでいると
「1つお願いなのだけれども、これからもずっと仲良くしてあげてね。」
「えっ?」
「昔から、誰かと遊びに行ったりとか全然しなくて、周りからは、クールだけど何考えてるか分からないとか思われてるみたいで、あんなに楽しそうにするあの子を見るのは初めてなの。きっと貴方が傍にいてくれるから今、あの子はあんなに幸せそうにしてるだと思うの。だからずっと仲良くしてあげてね」
「·····」
「何考えてるか分からない時とかで貴方を困らせたり、辛い時もあるかもしれないけど·····」
「大丈夫ですよお母様!藍さんはいつもクールだけど、とっても優しい子です。何考えてるか分からなくなんてないですよ。僕はそんな藍さんがかっこよくて大好きなんです。だから僕はずっと藍さんの傍にいるつもりです。それに藍さんと一緒にいて辛かった事なんてないですよ!」
俺が狼谷と一緒にいて辛い訳がない、むしろ助けられている。
俺は今後ともずっと狼谷と過ごして行く気だ
「貴方が彼氏でよかったわ。ちゃんとあの子の中身を見ていてくれて、これからもよろしくね鳶沢くん」
「はいっ!こちらこそ不束者ですがよろしくお願いします!」
「藍ー!起きなさい!鳶沢くんもうすぐ帰るわよー」
「ハッ!今何時だ?」
「おはよう、20時だ。そろそろお暇さして貰うよ」
「す、すまない寝てしまっていた。そこまで送るよ!それとこのパーカーありがとう」
そう言って身支度をしだす狼谷、そこまで送ってくれるのは凄くありがたい。
「お邪魔しました」
「鳶沢くん、また来たい時はいつでも来てね」
「僕からもお願いするよ。君が来てくれると凄く楽しかったよ」
「はい、ありがとうございます。お母様、お父様、またお邪魔させていただきます。それと今日は本当にありがとうございました」
「じゃあ私はそこまで送って来るよ」
「「行ってらっしゃい」」
狼谷の家を後にした俺達、暗い夜道なので狼谷がついてきてくれて嬉しい。
「今日はありがとう。それとすまないね、眠ってしまって」
「いいよ、俺も楽しかったよ。それに藍さんの可愛い寝顔も見れたし」
「ええ!?そ、そそ、それに藍さんって」
「さっきまで狼谷の家にいて、ご両親の前では藍さんと読んでいたからついうっかり、でも藍って名前可愛いよ」
「そ、そうか、ありがとう。でも鳶沢に下の名前で呼ばれるのはなんというか恥ずかしい///」
うーんせっかくいい名前なのにここまで恥ずかしがるとは、下の名前で呼び合うのはもう少し先になりそうだ。
それに、狼谷って呼ぶのに慣れてるし、もう少しこのままでいよう。
「おやすみ狼谷、またね、大好きだよ。いつか下の名前で呼び合おうね」
そう言って俺は狼谷のおでこにキスをする。
「きゅ〜///、あ、ああまたね、うん、いつかね」
(照れている狼谷も超可愛い)
「攻めすぎた·····」
狼谷と別れ1人になった頃そう呟いたのであった。
どうもわたあめぷりんです。
狼谷さんのご両親はこんな感じで大丈夫かな?
お母様?と思わしき人物は登場していましたが、文面だけであんまり特徴を掴無ことができず、和泉くんのお母さんと混ざってしまい、上手に書けた自信がありません。
大丈夫でしたでしょうか?
それと原作より大きく改変したポイントとして、狼谷さんと鳶沢くんを和泉くん達と同じクラスにしました。